Catalyst 4000 シリーズ インストレーション ガイド
製品概要
製品概要
発行日;2012/01/07 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

製品概要

スイッチの機能

Catalyst 4003スイッチの機能

Catalyst 4006スイッチの機能

スイッチのコンポーネント

ファン アセンブリ

電源装置

電源装置のLED

電源装置のファン

負荷分散機能

環境モニタ機能

PEM(Catalyst 4006スイッチのみ)

外部電源シェルフ(Catalyst 4006スイッチのみ)

製品概要

この章では、Catalyst 4000シリーズ スイッチの機能およびコンポーネントの概要について説明します。この章の内容は、次のとおりです。

「スイッチの機能」

「スイッチのコンポーネント」

スイッチの機能

ここでは、Catalyst 4000シリーズ スイッチの機能について説明します。

「Catalyst 4003スイッチの機能」

「Catalyst 4006スイッチの機能」

Catalyst 4003スイッチの機能

Catalyst 4003スイッチ(図 1-1を参照)は、高性能、高密度の配線クローゼットで使用するために設計された3スロット スイッチです。

図 1-1 Catalyst 4003スイッチ(前面図)

 

Catalyst 4003スイッチは、スーパバイザ エンジンとスイッチング モジュールを接続する12 Gbps(ギガビット/秒)ノンブロッキング全二重スイッチング ファブリック、およびギガビット イーサネット ポート1つで構成されています。Catalyst 4003スイッチはSupervisor Engine Iをサポートしています。Supervisor Engine Iには、10BASE-Tイーサネット管理ポート(RJ-45コネクタ)およびコンソール ポート(DCE DB-25コネクタ)が付いています。

Catalyst 4003シャーシには、ホットスワップ可能なモジュールを搭載できる3つのスロットがあります。スロット1は、スーパバイザ エンジン専用のスロットです。スーパバイザ エンジンはスイッチング、ローカル/リモート管理、およびスイッチ ステータス モニタ機能を提供します。スロット2およびスロット3には、スイッチング モジュールを搭載できます。

表 1-1に、Catalyst 4003スイッチの機能を示します。

 

表 1-1 Catalyst 4003スイッチの機能

機能
説明

イーサネット速度

イーサネット(10BASE-T)インターフェイス:ワークステーションおよびリピータに接続

ファスト イーサネット(100BASE-T)インターフェイス:ワークステーション、サーバ、スイッチ、およびルータに接続


) 各10/100ポート上でリンク速度の自動ネゴシエーションが行われるので、既存の10BASE-T環境から100BASE-Tに移行できます。


 

標準機器

3スロットのモジュール型シャーシ:スーパバイザ エンジン用スロット×1、スイッチング モジュール用スロット×2

2つの電源装置ベイ:必須電源装置用×1、任意のAC入力冗長電源装置用×1

ホットスワップ可能なファン アセンブリ×1

標準管理とサポート

レイヤ2転送をサポート。合計転送レートは1,780万pps(パケット/秒)以上

1つのシステムにつき、16,000のMACアドレスをサポート

全ポート上でのIEEE 802.1Q VLANタギングにより最大1,024のVLANに対応し、VTP1をサポート

PAgP2による100 Mbps(メガビット/秒)および1000 Mbps EtherChannelのポート集束をサポート

ソフトウェア管理

Catalyst 5000ファミリー スイッチと共通のCLI3およびSNMPインターフェイス

スーパバイザ エンジン上の10BASE-T管理ポートによる帯域外管理(SNMP、Telnetクライアント、TFTP)

RMON4(RMON 1)

標準レイヤ2機能

802.1Dスパニングツリー プロトコル

CDP5

VTPバージョン2、プルーニング拡張機能

CGMP6クライアント

統合型管理

SNMP機能の完全サポート(エンティティMIB、すべての関連標準MIB、およびすべての関連Cisco MIBを含む)

ポート ベースで最初の4つのRMONグループ(イーサネット統計、アラーム、イベント、履歴)をサポート。オプションのRMONプロセッシング モジュールは不要

SPAN(任意のポートまたはVLANからSPAN宛先ポートへトラフィックのリダイレクションが可能)

パフォーマンス管理情報の提供

電源装置

標準出力400W、12Vのホットスワップ可能な負荷分散型冗長電源装置(AC力率補正機能付き)×1

400W、12V出力DC電源装置(オプション)

650W、12V出力DC電源装置(オプション)

スーパバイザ エンジン

Supervisor Engine I(WS-X4012)をサポート

イーサネット管理ポートおよびコンソール ポートにより、全ネットワーク インターフェイスにデータ パスおよび制御を提供

インターフェイス モニタ、環境ステータス、SNMP、およびコンソール/Telnetインターフェイス


) スーパバイザ エンジンが取り外されている間は、パケットは転送されません。スーパバイザ エンジンを再搭載すると、システムが再起動します。


ギガビット イーサネット(1000BASE-X)インターフェイス:高性能スイッチおよびルータのバックボーン相互接続

スイッチング モジュールのサポート

24ポート100BASE-FXファスト イーサネット スイッチング モジュール(WS-X4124-FX-MT)

48ポート100BASE-FXファスト イーサネット スイッチング モジュール(WS-X4148-FX-MT)

48ポート10/100 Mbpsファスト イーサネット スイッチング モジュール(WS-X4148-RJ)

48ポート10/100 Mbpsファスト イーサネット スイッチング モジュール(WS-X4148-RJ21)32ポート10/100 Mbpsファスト イーサネットおよび2ポート ギガビット イーサネット スイッチング モジュール
(WS-X4232-GB-RJ)

32ポート10/100 Mbpsおよび2ポート1000BASE-Xレイヤ3イーサネット ルーティング モジュール(WS-X4232-L3)

32ポート10/100 Mbpsファスト イーサネット スイッチング モジュール(モジュラ アップリンク サポート付き)(WS-X4232-RJ-XX)

4ポート100BASE-FX MT-RJアップリンク モジュール(WS-X4504-FX-MT)(オプション)

6ポート1000BASE-Xギガビット イーサネット スイッチング モジュール(WS-X4306-GB)

スイッチング モジュールのサポート(続き)

12ポート1000BASE-TXおよび2ポート1000BASE-Xギガビット イーサネット スイッチング モジュール(WS-X4412-2GB-T)

18ポート ギガビット イーサネット スイッチング モジュール(WS-X4418-GB)

24ポート10/100/1000BASE-Tギガビット イーサネット スイッチング モジュール(WS-X4424-GB-RJ45)

48ポート ギガビット イーサネット スイッチング モジュール(WS-X4448-GB-LX)

48ポート10/100/1000BASE-TXギガビット イーサネット スイッチング モジュール(WS-X4448-GB-RJ45)

アクセス ゲートウェイ モジュール(WS-X4604-GWY)

1.VTP = VLANトランク プロトコル

2.PAgP = Port Aggregation Protocol

3.CLI = コマンドライン インターフェイス

4.RMON = Remote Monitoring

5.CDP = Cisco Discovery Protocol

6.CGMP = Cisco Group Management Protocol

Catalyst 4006スイッチの機能

Catalyst 4006スイッチ(図 1-2を参照)は、高性能、高密度の配線クローゼットで使用するために設計された6スロット スイッチです。

図 1-2 Catalyst 4006スイッチ(前面図)

 

Catalyst 4006スイッチは、スーパバイザ エンジンとスイッチング モジュールを接続する、32 Gbpsのノンブロッキング全二重スイッチング ファブリック、およびギガビット イーサネット ポート2つで構成されています。ギガビット イーサネット ポートには、SX(短波)、LX/LH(長波/長距離)、およびZX(超長距離)の各GBIC(ギガビット インターフェイス コンバータ)を任意に組み合わせて搭載できます。GBICについては、『 Catalyst 4000 Family Module Installation Guide 』を参照してください。

Catalyst 4006シャーシには、ホットスワップ可能なモジュールを搭載できる6つのスロットがあります。スロット1は、スーパバイザ エンジン専用のスロットです。スーパバイザ エンジンはスイッチング、ローカル/リモート管理、およびスイッチ ステータス モニタ機能を提供します。Catalyst 4006スイッチは
Supervisor Engine II、III、またはIVをサポートします。スロット2~6には、スイッチング モジュールを搭載できます。

表 1-2に、Catalyst 4006スイッチの機能を示します。

 

表 1-2 Catalyst 4006スイッチの機能

機能
説明

イーサネット速度

イーサネット(10BASE-T)インターフェイス:ワークステーションおよびリピータに接続

ファスト イーサネット(100BASE-T)インターフェイス:ワークステーション、サーバ、スイッチ、およびルータに接続


) 各10/100ポート上でリンク速度の自動ネゴシエーションが行われるので、既存の10BASE-T環境から100BASE-Tに移行できます。


 

標準機器

6スロットのモジュール型シャーシ:スーパバイザ エンジン用スロット×1、スイッチング モジュール用スロット×5

3つの電源装置ベイ:必須電源装置用×2、任意のAC入力冗長電源装置用×1

ホットスワップ可能なファン アセンブリ×1

標準管理とサポート

レイヤ2転送をサポート。合計転送レートは1,800万pps以上

1つのシステムにつき、16,000のMACアドレスをサポート

全ポート上でのIEEE 802.1Q VLANタギングにより最大1,024のVLANに対応し、VTP7をサポート

PAgP8による100 Mbpsおよび1000 Mbps EtherChannelのポート集束をサポート

ソフトウェア管理

Catalyst 5000ファミリー スイッチと共通のCLI9およびSNMPインターフェイス

スーパバイザ エンジン上の10/100BASE-T管理ポートによる帯域外管理(SNMP、Telnetクライアント、TFTP)

RMON10(RMON 1)

標準レイヤ2機能

802.1Dスパニングツリー プロトコル

CDP11

VTPバージョン2、プルーニング拡張機能

CGMP12クライアント

統合型管理

SNMP機能の完全サポート(エンティティMIB、すべての関連標準MIB、およびすべての関連Cisco MIBを含む)

ポート ベースで最初の4つのRMONグループ(イーサネット統計、アラーム、イベント、履歴)をサポート。オプションのRMONプロセッシング モジュールは不要

SPAN(任意のポートまたはVLANからSPAN宛先ポートへトラフィックのリダイレクションが可能)

パフォーマンス管理情報の提供

電源装置

出力400W、12Vのホットスワップ可能な負荷分散型電源装置(AC力率補正機能付き)×3

PEM(パワー エントリ モジュール):-48 VDC(直流電圧)の外部電源装置の使用が可能

400W、12V出力DC電源装置(オプション)

650W、12V出力DC電源装置(オプション)

スーパバイザ エンジン

Supervisor Engine II(WS-X4013)、Supervisor Engine III(WS-X4014)、Supervisor Engine IV(WS-X4515)をサポート。

イーサネット管理ポートおよびコンソール ポートにより、全ネットワーク インターフェイスにデータ パスおよび制御を提供

インターフェイス モニタ、環境ステータス、SNMP、およびコンソール/Telnetインターフェイス


) スーパバイザ エンジンが取り外されている間は、パケットは転送されません。スーパバイザ エンジンを再搭載すると、システムが再起動します。


32ポート全二重ギガビット イーサネット スイッチング エンジン

ギガビット イーサネット(1000BASE-X)インターフェイス×2:高性能スイッチおよびルータのバックボーン相互接続

スイッチング モジュールのサポート

バックプレーン チャネル モジュール(WS-X4019)

24ポート100BASE-FXファスト イーサネット スイッチング モジュール(WS-X4124-FX-MT)

48ポート100BASE-FXファスト イーサネット スイッチング モジュール(WS-X4148-FX-MT)

48ポート10/100 Mbpsファスト イーサネット スイッチング モジュール(WS-X4148-RJ)

48ポート10/100 Mbpsファスト イーサネット スイッチング モジュール(WS-X4148-RJ21)

48ポートインライン パワー10/100BASE-TXスイッチング モジュール(WS-X4148-RJ45V)

32ポート10/100 Mbpsファスト イーサネットおよび2ポート ギガビット イーサネット スイッチング モジュール(WS-X4232-GB-RJ)

32ポート10/100 Mbpsおよび2ポート1000BASE-Xレイヤ3イーサネット ルーティング モジュール(WS-X4232-L3)

32ポート10/100 Mbpsファスト イーサネット スイッチング モジュール(モジュラ アップリンク サポート付き)(WS-X4232-RJ-XX)

スイッチング モジュールのサポート(続き)

4ポート100BASE-FX MT-RJアップリンク モジュール(WS-X4504-FX-MT)(オプション)

6ポート1000BASE-Xギガビット イーサネット スイッチング モジュール(WS-X4306-GB)

12ポート1000BASE-TXおよび2ポート1000BASE-Xギガビット イーサネット スイッチング モジュール(WS-X4412-2GB-T)

18ポート ギガビット イーサネット スイッチング モジュール(WS-X4418-GB)

24ポート10/100/1000BASE-Tギガビット イーサネット スイッチング モジュール(WS-X4424-GB-RJ45)

48ポート ギガビット イーサネット スイッチング モジュール(WS-X4448-GB-LX)

48ポート10/100/1000BASE-TXギガビット イーサネット スイッチング モジュール(WS-X4448-GB-RJ45)

アクセス ゲートウェイ モジュール(WS-X4604-GWY)

7.VTP = VLANトランク プロトコル

8.PAgP = Port Aggregation Protocol

9.CLI = コマンドライン インターフェイス

10.RMON = Remote Monitoring

11.CDP = Cisco Discovery Protocol

12.CGMP = Cisco Group Management Protocol

スイッチのコンポーネント

Catalyst 4003スイッチの標準コンポーネントは、次のとおりです。

ファン アセンブリ:ファン×2およびファン トレイ

Supervisor Engine I×1

AC入力電源装置×1

Catalyst 4003スイッチには、次のコンポーネントをオプションで搭載できます。

冗長用のAC入力電源装置×1

スイッチング モジュール(最大2つ)

冗長用のDC入力電源装置(1台または複数台)

Catalyst 4006スイッチの標準コンポーネントは、次のとおりです。

ファン アセンブリ:ファン×4およびファン トレイ

Supervisor Engine II×1

AC入力電源装置×2

Catalyst 4006スイッチには、次のコンポーネントをオプションで搭載できます。

冗長用のAC入力電源装置×1

スイッチング モジュール(最大5つ)

冗長用のDC入力電源装置(1台または複数台)

-48Vの外部電源装置に接続するPEM×1

ファン アセンブリ


) 通気要件などの環境仕様の詳細については、付録A「仕様」を参照してください。


システムのファン アセンブリは、シャーシ コンポーネントの内部に冷気を送り込みます。ファン トレイは、システムの電源を入れたまま、シャーシに取り付けたり取り外したりすることができます。Catalyst 4003スイッチのファン アセンブリには2つのファン、Catalyst 4006スイッチのファン アセンブリには4つのファンが付いています。ファンは、片側から新しい空気を吸引し、もう一方の側から排出しています。図 1-3にCatalyst 4003スイッチの通気を示します。また、図 1-4にCatalyst 4006スイッチ の通気を示します。


注意 適切な通気を保つためには、未使用のスイッチング モジュール スロットにモジュール フィラー プレートを取り付けておく必要があります。

図 1-3 Catalyst 4003の通気

 

図 1-4 Catalyst 4006の通気

 

トレイ上のファンの1つが故障しても、他のファンは引き続き作動します。スーパバイザ エンジン上のセンサが内部の温度をモニタします。温度が指定のスレッシュホールドを超えると、環境モニタが警告メッセージを出します。スレッシュホールドおよびステータス レベルの詳細については、「電源装置」を参照してください。

ファン アセンブリの交換手順については、第4章「FRUの取り外しおよび取り付け」を参照してください。


電源仕様の詳細については、付録A「仕様」を参照してください。


電源装置

Catalyst 4000シリーズ スイッチには、400W AC入力電源装置(図 1-5を参照)、400W DC入力電源装置(図 1-6を参照)、または650W DC入力電源装置(図 1-7を参照)のいずれかを使用します。AC入力電源装置には、各電源装置を設置場所の電源コンセントに接続するための6フィート(1.83 m)の電源コードが付いています。DC入力電源装置には、設置場所の電源配線に直接接続する圧着式の入力端子ブロックが付いています。

電源装置には電源スイッチは付いていません。装置がシステム シャーシに正しく装着され、電源コードとワイヤを取り付けて電源コンセントに差し込むと、電力が供給されます。

図 1-5 400W AC入力電源装置

 

図 1-6 400W DC入力電源装置

 

図 1-7 650W DC入力電源装置

 

Catalyst 4000シリーズ スイッチには冗長電源装置を使用できます。各電源装置には、電源コードとステータスLEDが付いています。Catalyst 4003スイッチには、電源装置1台の他に、オプションとしてもう1台の冗長電源装置を搭載できます。Catalyst 4006スイッチには、電源装置2台の他に、オプションとしてもう1台の冗長電源装置を搭載できます。Catalyst 4006スイッチを稼働させるには、標準電源装置が2台必要です。電源装置を3台搭載したシステムでは、全負荷の約3分の1ずつが、各装置に分散されます。

電源装置を2台搭載したCatalyst 4003スイッチで、1台の電源装置が動作しなくなると、冗長電源機能によって2台目の電源装置が全電力を供給します。

電源装置を3台搭載したCatalyst 4006スイッチで、1台の電源装置が動作しなくなると、他の2台の電源装置が全電力を供給します。3台の電源装置すべてが稼働すれば、再び負荷分散機能が働きます。

電源装置の交換手順については、「電源装置の取り外しおよび取り付け」を参照してください。

電源装置のLED

AC電源装置の前面パネルには、次に示す2つのLEDがあります。

GOOD LED ― 電源装置が接続され、正常に稼働している場合、グリーンが点灯します。

FAIL LED ― 電源装置に異常が発生した場合、レッドが点灯します。

電源装置のファン

各電源装置には、ファンが内蔵されています。吸気は電源装置の前面(電源入力側)から入り、排気は背面から排出されます。電源装置の通気は、エアダムによって、シャーシの他の部分の通気と隔てられています。シャーシ内の通気は、システム ファン アセンブリによって冷却されます。

負荷分散機能

Catalyst 4003スイッチに2台目の電源装置を取り付けて稼働させると、システムに必要な電力の約半分が供給されます。1台の電源装置が故障すると、もう1台の電源装置がすぐに全電力を供給し、システム動作が維持されます。

Catalyst 4006スイッチに3台目の電源装置を取り付けて稼働させると、システムに必要な電力の約3分の1が、この電源装置から供給されます。1台の電源装置が故障すると、他の2台の電源装置がすぐに全電力を供給し、システム動作が維持されます。

冗長電源装置を取り付けると、負荷分散およびフォールトトレランスの機能が自動的にイネーブルになります。ソフトウェアの設定は不要です。

環境モニタ機能

環境モニタおよびリポート機能を利用して、システム動作が中断される前に異常な値の環境状態を検出して解決すれば、システムの正常な動作を維持することができます。電源装置の内部温度と電圧は、電源装置によってモニタされます。内部温度が過度に上昇すると、機器の損傷を防ぐため、電源装置はシャットダウンします。安全な動作温度に戻ると、電源装置は動作を再開します。電源装置の出力電圧に異常がある場合、OUTPUT FAIL LEDが点灯します。また、入力過電圧の状態が発生すると、電源装置はシャットダウンします。

スーパバイザ エンジンは、各電源装置のステータスをモニタし、スイッチ ソフトウェアを通じてステータス レポートを生成します。スーパバイザ エンジンによる電源装置のモニタ方法については、『 Catalyst 4000 Family Module Installation Guide 』を参照してください。

PEM(Catalyst 4006スイッチのみ)

Catalyst 4006スイッチのPEMを使用すると、-48 VDCの外部電源装置から電力を供給できます。PEMの最大負荷は最小損失で30Aです。-48 VDCの電源装置が搭載されていると、PEMがその存在を検出します。PEMの搭載手順については、「PEM」を参照してください。

外部電源シェルフ(Catalyst 4006スイッチのみ)

Catalyst 4006の外部電源シェルフには、単相、AC-DC、1050W、-52V出力の電源装置を3台まで搭載できます。これにより、音声電源対応のスイッチング モジュールにテレフォニー用電力を供給することができます。