Catalyst 4000 ファミリー スイッチ Cisco IOS ソフトウェア コンフィギュレーション ガイド,Cisco IOS Release 12.1(13)EW
環境モニタおよび電源管理
環境モニタおよび電源管理
発行日;2012/02/04 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

環境モニタおよび電源管理

環境モニタの概要

CLIコマンドによる環境のモニタ

システム アラーム

電源管理

Catalyst 4500 シリーズ スイッチの電源管理

電源管理モード

電源管理モードの選択

Catalyst 4500ファミリー スイッチでの電源管理の制限事項

Catalyst 4500シリーズ スイッチの電源装置で利用できる電力

Catalyst 4006スイッチの電源管理

1+1冗長モードの制限事項

電源冗長モードの設定

シャーシ コンポーネントの電力消費量

インライン パワーの設定

環境モニタおよび電源管理

この章では、Catalyst 4000ファミリー スイッチの電源管理および環境モニタ機能について説明します。設定上の注意事項、設定手順、および設定例も示します。

この章の主な内容は、次のとおりです。

「環境モニタの概要」

「電源管理」

「インライン パワーの設定」


) この章で使用しているスイッチ コマンドの構文および使用方法の詳細については、『Cisco IOS Command Reference for the Catalyst 4000 Family Switch』および次のURLにある関連マニュアルを参照してください。
http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/software/ios121/121cgcr/index.htm


環境モニタの概要

システム アラームを理解し、わずかなコマンドを使用することで、システムをモニタできます。シャーシ コンポーネントの環境モニタは、コンポーネント障害の兆候を早期に警告します。この警告により、安全で信頼性の高いシステム運用を実現し、ネットワーク障害を防止できます。

ここでは、これらの重要なシステム コンポーネントをモニタする方法について説明します。これにより、システム内でハードウェア関連の問題点を特定し、すみやかに対応できます。

CLIコマンドによる環境のモニタ

システムをモニタするには、 show environment CLI(コマンドライン インターフェイス)コマンドを使用します。ここでは、使用する可能性の高いコマンドおよびキーワードの基本概要について説明します。

システム ステータス情報を表示するには、 show environment [ alarm | status | temperature ]コマンドを使用します。 表 30-1 にキーワードを示します。

 

表 30-1 show environmentコマンドのキーワード

キーワード
説明

alarm

システムの環境アラームを表示します。

status

Field-Replaceable Unit(FRU)の動作ステータスおよび電源と電源装置ファン センサの情報を表示します。

temperature

シャーシの温度を表示します。

次に、環境状態を表示する例を示します。この出力では、電源装置が異なっていることがわかります。スイッチは片方の電源装置だけを使用し、もう一方は使用不能になっています。

Switch# show environment
no alarm
 
Chassis Temperature = 35 degrees Celsius
Chassis Over Temperature Threshold = 75 degrees Celsius
Chassis Critical Temperature Threshold = 95 degrees Celsius
 
Power Fan Inline
Supply Model No Type Status Sensor Status
------ ---------------- --------- ----------- ------ ------
PS1 PWR-C45-2800AC AC 2800W good good good
PS2 PWR-C45-1000AC AC 1000W err-disable good n.a.
 
*** Power Supplies of different types have been detected***
Switch#
 

システム アラーム

システムは2種類のアラームを使用します。メジャーおよびマイナーです。メジャー アラームは、システムのシャットダウンにつながりかねない重大な問題を示します。マイナー アラームは単なる情報で、対処しないと重大な問題となりかねない問題点について通知します。

システムに(メジャーまたはマイナー)アラームが発生して過熱状態を示している場合、5分間は、アラームが取り消されず、モジュールのリセットやシャットダウンなどの措置も取られません。この間に温度がアラームのスレッシュホールドを5°C下回ると、アラームは取り消されます。

アラームに対応づけられているのがLEDです。LEDは、スーパバイザ エンジンおよびスイッチング モジュールに関する環境インジケータとして使用されます。詳細については、 表 30-2 を参照してください。


) スーパバイザ エンジンのSYSTEM LEDなど、LEDの詳細については、『Catalyst 4000 Family Module Installation Guide』を参照してください。


 

表 30-2 スーパバイザ エンジンおよびスイッチング モジュールのアラーム

イベント
アラームの種類
LEDの色
説明およびアクション

スーパバイザ エンジンの温度センサがメジャー スレッシュホールドを超過1

メジャー

STATUS2 LEDがレッド

Syslogメッセージ

過熱状況が解消されない場合、システムは5分後にシャットダウンします。

アラームのスレッシュホールド:

シャーシ温度 = 32°C

シャーシの過熱温度スレッシュホールド = 75°C

シャーシの臨界温度スレッシュホールド = 95°C

スーパバイザ エンジンの温度センサが、マイナー スレッシュホールドを超過

マイナー

STATUS LEDがオレンジ

Syslogメッセージ

状況をモニタします。

1.温度センサは、主要なスーパバイザ エンジン コンポーネント(ドータカードも含む)をモニタします。

2.STATUS LEDは、スーパバイザ エンジンの前面パネルおよびすべてのモジュールの前面パネルにあります。

電源管理

ここでは、Catalyst 4000ファミリー スイッチの電源管理機能について説明します。

主な内容は次のとおりです。

「Catalyst 4500 シリーズ スイッチの電源管理」

「Catalyst 4006スイッチの電源管理」

「シャーシ コンポーネントの電力消費量」

「インライン パワーの設定」

Catalyst 4500 シリーズ スイッチの電源管理

数種類の電源装置を選択して、スイッチに搭載したモジュールに十分な電力を確保できます。Catalyst 4500 シリーズ スイッチでは、次の電源装置を使用できます。

固定ワット数 ― この電源装置は、常に一定量のインラインおよびシステム電力を供給します。

1000 W AC

2800 W AC(インライン パワーをサポート)

可変ワット数 ― この電源装置は、インラインおよびシステム所要電力に対応するためにワット数を自動的に調整します。

1300 W AC(インライン パワーをサポート)

スイッチに電源装置を取り付ける場合は、同じワット数の電源装置を使用してください。ワット数の異なる電源装置を一緒に使用すると、スイッチは最初に認識した方を使用し、もう一方を無視します。show powerコマンドの出力では、電源装置の状況はerr-disableとして表示され、サマリーでは出力のワット数がすべて0として示されます。

次に、ワット数の異なる電源装置を一緒に使用した場合のshow powerコマンドの出力例を示します。

Switch# show power
Power Fan Inline
Supply Model No Type Status Sensor Status
------ ---------------- --------- ----------- ------ ------
PS1 PWR-C45-2800AC AC 2800W good good good
PS2 PWR-C45-1000AC AC 1000W err-disable good n.a.
 
*** Power Supplies of different type have been detected***
 
Power Supply Max Min Max Min Absolute
(Nos in Watts) Inline Inline System System Maximum
-------------- ------ ------ ------ ------ --------
PS1 1400 1400 1360 1360 2800
PS2 0 0 0 0 0
Switch#
 

電源管理モード

Catalyst 4500 シリーズ スイッチでは、次の2つの電源管理モードをサポートします。

冗長(Redundant)モード ― 冗長モードでは1つ目の電源装置を主電源装置、2つ目の電源装置をバックアップ電源装置として使用します。主電源装置に障害が発生すると、2つ目の電源装置がネットワークを中断させることなく、ただちにスイッチをサポートします。両方の電源装置が同じワット数でなければなりません。また電源装置は、単独でスイッチの構成をサポートできるだけの電力を備えている必要があります。

複合(Combined)モード ― 複合モードでは、搭載されたすべての電源装置からの電力を使用して、スイッチ構成に必要な電源をサポートします。ただし、複合モードでは電源の冗長性は設定されません。電源装置に障害が発生すると、1つまたは複数のモジュールがシャットダウンする可能性があります。

電源管理モードの選択

デフォルトでは、スイッチは冗長モードに設定されています。show power コマンドでは、power supplies needed by systemが1の場合、スイッチは冗長モードです。power supplies needed by systemが2の場合、スイッチは複合モードです。

使用する電源装置とその数は、使用するスイッチの構成によって決まります。たとえばスイッチ構成が、1つの電源装置で供給できる以上の電力を必要とする場合は、複合モードを使用します。ただし、複合モードではスイッチに電源の冗長性は設定されません。次の点に留意してください。

消費電力はそれぞれ、スーパバイザ エンジンで110 W、Catalyst 4503スイッチのファン ボックスで各30 W、Catalyst 4506およびCatalyst 4507スイッチのファン ボックスで各50 W、Catalyst 4503 およびCatalyst 4506スイッチのバックプレーンで10 W、Catalyst 4507スイッチのバックプレーンで40 Wです。

1000 Wでは、IP Phoneをサポートしないフル装備のCatalyst 4503スイッチをサポートします。

1300 Wでは、Cisco IP Phoneをサポートするフル装備のCatalyst 4503スイッチをサポートします。

1300 Wでは、冗長モードのCisco IP Phones搭載のフル装備のCatalyst 4507スイッチをサポートしません。

2800 Wでは、Cisco IP Phone搭載のフル装備のCatalyst 4503スイッチ、あるいは限られた数のCisco IP Phoneを搭載したフル装備のCatalyst 4506スイッチまたはCatalyst 4507スイッチをサポートします。

WS-X4148-RJ45Vモジュール上の各インライン パワー ポートでの必要電力は6.3 Wです。フル装備のWS-X4148-RJ45Vの5つのモジュールは240ポートを構成します。この構成では、インライン パワー1512 Wに加えてモジュール用に300 Wが必要です。

Catalyst 4000ファミリー モジュールに必要な電源については、 表 30-4 を参照してください。

Catalyst 4500ファミリー スイッチでの電源管理の制限事項

電源装置が供給する以上の電力を必要とするスイッチを構成してしまう可能性があります。給電能力を超えるスイッチを設定する状況として、次の2つが挙げられます。

搭載したモジュールの所要電力が、電源装置によって供給される電力を超える。

電源装置を1つ取り付け、スイッチを複合モードに設定すると、スイッチにより

Insufficient power supplies present for specified configuration というエラー メッセージが表示されます。

このエラー メッセージは、show power コマンドの出力にも表示されます。このエラー メッセージが表示されるのは、定義上複合モードで動作する電源装置が2つスイッチに搭載されている必要があるためです。

搭載されたモジュールの所要電力が、電源装置によって供給される電力を超える場合は、スイッチにより

Insufficient power available for the current chassis configuration というエラー メッセージが表示されます。

このエラー メッセージは、 show power コマンドの出力にも表示されます。

スイッチにモジュールを増設しようとして電源装置によって供給される電力を超える場合、スイッチはただちに増設分のモジュールをリセット モードにし、 Module has been inserted および Insufficient power supplies operating というエラー メッセージを表示します。

また、機能しているスイッチの電源を切り、モジュールを増設するか、モジュール構成を変更して所要電力が使用できる電力を超えるようになった場合、再度スイッチの電源を入れると、1つまたは複数のモジュールがリセット モードになります。

インライン パワーの所要電力が、電源装置によって供給されるインライン パワーを超える。

あまりにも多くのIP Phoneがシステムの電力を消費している場合、IP Phoneへの電力が削減され、電源装置に見合った所要電力に削減されるように、一部のIP Phoneへの電源が切られることもあります。

最初の状況(所要電力が給電量を超える)では、システムは5分間の評価カウントダウン タイマーを起動します。このタイマーが切れると、システムは搭載されているモジュールのタイプと数量を評価してこの電力使用上の制限を解消しようとします。

評価サイクルの間、モジュールは実質上取り外して再取り付けされるので、ネットワーク接続が中断されます。スイッチは、限られた電力でサポートできるモジュールだけを再びアクティブにして、残りのモジュールをリセット モードのままにします。スーパバイザ エンジンは常にイネーブルのままです。リセット モードのモジュールも電力を消費します。リセット状態のモジュールを含んだシャーシ モジュールの組み合わせが使用できる以上の電力を必要とする場合は、5分間の評価カウントダウン タイマーが新たな評価サイクルに向けて起動し、増設モジュールは電力使用状況が安定するまでリセット モードとなります。アクティブ モジュールとリセット状態のモジュールの所要電力が利用可能な電力を超えない場合、システムは安定し、何らかの原因で再度使用電力が不足するまで、評価サイクルは実行されません。システムの安定には複数のサイクルが必要なこともあります。シャーシの構成が正しければ、システムが評価サイクルに入ることはありません。

リセット状態のモジュールは、シャーシに取り付けられている限り、電力を消費し続けます。モジュールをオンライン状態にするときと、リセット状態で保持するときに必要な電力は、
show power module コマンドを使用するとわかります。

使用するシステムの所要電力を算出し、システムの電源が十分であるかどうかを確認するには、スーパバイザ エンジン モジュール、ファン ボックス、および搭載したモジュール(インライン パワーを含む)が消費する電力を合算します。インライン パワーについては、IP Phoneの数に6.3 Wを掛けます。使用するスイッチの各種コンポーネントの消費電力については、「シャーシ コンポーネントの電力消費量」を参照してください。

どのモジュールがアクティブで、どのモジュール(ある場合)がリセット状態かを確認するには、 show module コマンドを使用します。

次の例は、すべての搭載済みモジュールをサポートするには、電力が十分でないシステムに対する show module コマンドの出力です。このシステムではModule 5に対する電力が不十分です。Status 欄にPwrDenyとして表示されています。

Switch# show module
 
Mod Ports Card Type Model Serial No.
----+-----+--------------------------------------+-----------------+-----------
1 2 1000BaseX (GBIC) Supervisor(active) WS-X4014 JAB054109GH
2 6 1000BaseX (GBIC) WS-X4306 00000110
3 18 1000BaseX (GBIC) WS-X4418 JAB025104WK
5 0 Not enough power for module WS-X4148-FX-MT 00000000000
6 48 10/100BaseTX (RJ45) WS-X4148 JAB023402RP
 
M MAC addresses Hw Fw Sw Status
--+--------------------------------+---+------------+----------------+---------
1 005c.9d1a.f9d0 to 005c.9d1a.f9df 0.5 12.1(11br)EW 12.1(20020313:00 Ok
2 0010.7bab.9920 to 0010.7bab.9925 0.2 Ok
3 0050.7356.2b36 to 0050.7356.2b47 1.0 Ok
5 0001.64fe.a930 to 0001.64fe.a95f 0.0 PwrDeny
6 0050.0f10.28b0 to 0050.0f10.28df 1.0 Ok
Switch#
 

Catalyst 4500シリーズ スイッチでの冗長モードの設定

デフォルトでは、Catalyst 4500シリーズ スイッチの電源装置は冗長モードで動作するように設定されています。冗長モードを活用するには、次の注意事項に従ってください。

同じタイプの電源装置を2つ使用します。

電源管理モードを冗長モードに設定していて、電源装置が1つしか搭載されていない場合、スイッチはその設定を受け入れますが、冗長性なしで動作します。


注意 スイッチに搭載されている電源装置のタイプやワット数が異なる場合、スイッチは電源装置の一方を認識しません。したがって、スイッチに電源の冗長性は設定されません。

固定電源装置には、単独でスイッチ構成をサポートできるだけの電力を備えた電源装置を選択してください。

可変電源装置には、十分な電力を供給できる電源装置を選択し、シャーシおよびインライン所要電力がシャーシおよびインライン電力用に使用できる電源装置の最大電力を超えないようにします。可変電源装置は、システムの起動時にシャーシおよびインライン所要電力に対応するように、自動的に電源リソースを調整します。最初にモジュールが、続いてIP Phoneが立ち上がります。

シャーシおよびインライン パワーに使用できる各電源装置の最大電力については、表 30-3を参照してください。

Catalyst 4500シリーズ スイッチに冗長モードを設定するには、次の手順を実行します。

 

コマンド
説明

ステップ 1

Switch# configure terminal

コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

Switch(config)# power redundancy-mode redundant

電源管理モードを冗長モードに設定します。

ステップ 3

Switch(config)# end

コンフィギュレーション モードを終了します。

ステップ 4

Switch# show power supplies

スイッチの電源冗長モードを確認します。


) power redundancy-mode redundant コマンドは、Catalyst 4006スイッチではサポートされていません。


次に、電源管理モードを冗長モードに設定する例を示します。

Switch (config)# power redundancy-mode redundant
Switch (config)# end
Switch#
 

次に、現在の電源冗長モードを表示する例を示します。Power supplies needed by system: 1 は、スイッチが冗長モードであることを示します。

Switch# show power supplies
Power supplies needed by system :1
Switch#
 

Catalyst 4500シリーズ スイッチでの複合モードの設定

電源装置が単独で供給できる以上の電力がスイッチ構成により必要とされる場合は、電源管理モードを複合モードに設定します。複合モードは両方の電源装置の電力を使用します。ただし、スイッチに電源の冗長性は設定されません。

複合モードを活用するには、次の注意事項に従ってください。

同じタイプとワット数(固定または可変、ACまたはDC)の電源装置を使用します。

タイプの異なる、またはワット数の異なる電源装置を使用した場合、スイッチはいずれか一方の電源装置しか使用しません。

可変電源装置には、十分な電力を供給できる電源装置を選択し、シャーシおよびインライン所要電力がシャーシおよびインライン電力用に使用できる電源装置の最大電力を超えないようにします。可変電源装置は、シャーシおよびインライン所要電力に対応するように、自動的に電源リソースを調整します。

電源管理モードを複合モードに設定していて、電源装置が1つしか搭載されていない場合、スイッチはその設定を受け入れますが、電力は1つの電源装置からしか利用できません。

スイッチが複合モードに設定されている場合、供給される電力の合計は、個々の電力の数学的総和とはなりません。電源装置にはあらかじめ電流の共有比率が決められているためです。詳細については、表 30-3 を参照してください。

シャーシおよびインライン パワーに使用できる各電源装置の最大電力については、表 30-3を参照してください。

Catalyst 4500シリーズ スイッチに複合モードを設定するには、次の手順を実行します。

 

コマンド
説明

ステップ 1

Switch# configure terminal

コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

Switch(config)# power redundancy-mode combined

電源管理モードを複合モードに設定します。

ステップ 3

Switch(config)# end

コンフィギュレーション モードを終了します。

ステップ 4

Switch# show power supplies

スイッチの電源冗長モードを確認します。


) power redundancy-mode combined コマンドは、Catalyst 4006スイッチでは無効です。


次に、電源管理モードを複合モードに設定する例を示します。

Switch (config)# power redundancy-mode combined
Switch (config)# end
Switch#
 

次に、現在の電源冗長モードを表示する例を示します。Power supplies needed by system: 2 は、スイッチが複合モードであることを示します。

Switch# show power supplies
Power supplies needed by system :2
Switch#
 

Catalyst 4500シリーズ スイッチの電源装置で利用できる電力

表 30-3 に、さまざまなCatalyst 4500シリーズスイッチの電源装置で利用できる電力を示します。スイッチが複合モードに設定されている場合、供給される電力の合計は、個々の電力の数学的総和とはなりません。電源装置にはあらかじめ電流の共有比率が決められているためです。利用できる電力の合計はP +(P×比率)です。

 

表 30-3 利用できる電力

電源装置
冗長モード(W)
複合モード(W)
共有比率

1000 W AC

システム3 = 1000

インライン = 0

システム = 1666

インライン = 0

2/3

1300W AC

システム(最大) = 1000

インライン(最大) = 800

システム + インライン + バックプレーン = 1300

システム(最小) = 767

システム(最大) = 1667

インライン(最小) = 433

インライン(最大) = 1333

システム + インライン + バックプレーン = 2166

2/3

2800 W AC

システム = 1360

インライン = 1400

システム = 2472

インライン = 2333

システム ― 9/11

インライン ― 2/3

3.システム(シャーシ)電力は、スーパバイザ エンジン、すべてのライン カード、およびファン トレイの電力で構成されます。

Catalyst 4006スイッチの電源管理

Catalyst 4006スイッチの電源管理は、電源装置の数を減らして制限したモジュール構成となっているCatalyst 4006シャーシを、サポートして最適化する目的で設計されています。

Catalyst 4006シャーシは400 W AC、400 W DC、および650 W DC電源装置だけをサポートし、1つのシャーシでAC入力およびDC入力電源装置を一緒に使用できます。システムの電源装置を冗長構成にする場合は、両方の電源装置のワット数が同じでなければなりません。400 W電源装置と650 W電源装置を一緒に使用すると、スイッチは400 W電源装置が2台あるとみなして動作します。各シャーシでサポートされている電源装置の構成の詳細については、『 Catalyst 4000 Family Installation Guide 』を参照してください。

Catalyst 4000ファミリー モジュールはそれぞれ所要電力が異なります。したがって、一部のスイッチ構成では1+1冗長モード(電源装置が1台のみ)が供給できる以上の電力が必要です。 そのような構成では、冗長性の実現には電源装置が3つ必要です。ここでは、冗長および非冗長の電源構成について説明します。

Catalyst 4000ファミリーは、最高3つの電源装置を搭載できる保持ベイを備えています。 フル装備のCatalyst 4006シャーシを稼働させるには、2つの主電源装置が必要です。 電源の冗長構成は、2つの主電源装置プラス1つの冗長電源装置(2+1冗長モード)として、または1つの主電源装置プラス1つの冗長電源装置(1+1冗長モード)として設定できます。 1+1冗長モードは、フル装備のシャーシに必ずしも対応しません。

使用するスイッチが電源装置を2つしか塔載せず、2+1冗長モード(デフォルト モード)の場合、冗長性はありません。1+1冗長モード(1つの主電源装置プラス1つの冗長電源装置)で稼働するように電源の冗長構成を設定すれば、2つの電源装置だけで冗長構成が可能になります。 ただし、1+1冗長構成はすべての設定に対応するわけではありません。

1+1冗長モードは、次のハードウェア構成用に設計され、最適化されています。

400 W電源装置×2装備(1+1冗長モード)のWS-X4013スーパバイザ エンジン×1およびWS-X4148-RJまたはWS-X4148-RJ21モジュール×4を搭載したCatalyst 4006シャーシ×1

650 W電源装置×2装備(1+1冗長モード)のWS-X4013スーパバイザ エンジン×1およびWS-X4148-RJまたはWS-X4148-RJ21モジュール×5を搭載したCatalyst 4006シャーシ×1

上記以外の構成も可能ですが、システムの電力消費量を十分に考慮して使用してください。たとえば、消費電力が少ないモジュールを4つ使用し、モジュールの消費電力が合計でシステムの絶対最大電力使用量を超えない構成などであれば可能です。

スーパバイザ エンジンは110 W、ファン ボックスは25 Wを消費しますが、バックプレーンは電力を消費しません。 モジュール+スーパバイザ エンジン+ファンから成るシステムの総負荷が、電源装置によって供給される電力の合計を超えないようにしてください。 1+1冗長モードはフル装備のシャーシに対応しないことがあるので、シャーシ スロットの1つが空の場合もあります。 モジュールを5つ使用しようとすると、電力が不足することになります。

1+1冗長モードを使用する場合、サポートされるモジュールのタイプおよび個数は、1つの電源装置で供給できる電力量によって制限されます。 使用するシャーシの各モジュールの消費電力を調べるには、「シャーシ コンポーネントの電力消費量」を参照してください。

1+1冗長構成を選択するには、 power supplies required 1 コマンドを使用して、システム構成をデフォルトの2+1冗長モードから1+1冗長モードに変更する必要があります。 power supplies required 1 コマンドは、電源の冗長構成を1+1冗長モードに設定します。1+1冗長モードで、システムが使用できる非冗長電力は、電力が最も弱い電源装置1台分の電力です。スイッチに搭載されている第2の電源装置によって完全な冗長性が実現します。

1+1冗長モードの制限事項

システムが1+1冗長モードで稼働するように設定する場合、1つの電源装置で対応できる以上のモジュールがシャーシに搭載されていると、システムにより次のようなエラー メッセージが表示されます。

Insufficient power supplies for the specified configuration
 

このエラー メッセージは、 show power コマンドの出力にも表示されます。

有効なモジュール構成を使用してすでに1+1冗長モードでシステムを稼働させている場合、1つの電源装置で供給できる以上の電力を必要とするモジュールを新しく搭載すると、システムはそのモジュールをただちにリセット モードにして、次のエラー メッセージを表示します。

Module has been inserted
Insufficient power supplies operating
 

また、有効なモジュール構成を使用して1+1冗長モードで稼働しているシャーシの電源を切り、モジュールを搭載したり、モジュール構成を不適切に変更するなどして再びスイッチに電源を入れると、使用できる以上の電力を必要とする(起動中の)シャーシ内モジュールはリセット モードになります。

どちらの状況でも、5分間の評価カウントダウン タイマーが起動します。このタイマーが切れると、システムは搭載されているモジュールのタイプと数量を評価して、この電力使用上の制限を解消しようとします。シャーシの電力消費状況が安定するまでに、数サイクルの評価プロセスが必要な場合があります。

評価サイクルの間、モジュールは実質上取り外して再取り付けされるので、ネットワーク接続が中断されます。スイッチは、限られた電力でサポートできるモジュールだけを再びアクティブにして、残りのモジュールをリセット モードのままにします。スーパバイザ エンジンは常にイネーブルのままです。リセット モードのモジュールも電力を消費します。リセット状態のモジュールを含んだシャーシ モジュールの組み合わせが使用できる以上の電力を必要とする場合は、5分間の評価カウントダウン タイマーが新たな評価サイクルに向けて起動し、増設モジュールは電力使用状況が安定するまでリセット モードとなります。

アクティブ モジュールとリセット状態のモジュールの所要電力が利用可能な電力を超えない場合、システムは安定し、何らかの原因で再度使用電力が不足するまで、評価サイクルは実行されません。システムが安定するまでには、1サイクルまたは2サイクルが必要です。 シャーシの構成が正しければ、システムが評価サイクルに入ることはありません。


) 3つの電源装置をすべて搭載しながらも1+1冗長モードでシステムを稼働させ、後で新規にモジュールを増設したために電力が不足するようになった場合、5分間の評価タイマーが再起動されます。システムが安定するまでに、数回の評価サイクルが必要な場合があります。モジュールの増設によって引き起こされたこの状況を解決するには、余分なモジュールを取り外すか、または電源の冗長構成を2+1冗長モードに変更します。2+1冗長モードに戻すと、リセット モードになっていたモジュールが1つずつ起動し、動作可能な状態になります。


リセット モードのモジュールは、シャーシに搭載されている限り電力を消費します。ただし、show module コマンドの出力では、このモジュールに対する電力が不足していることが示されます。

電源装置1つで400 Wまたは650 Wが供給されます。400 Wの電源装置2つでは 750 Wが供給されます。650 Wの電源装置2つでも750 Wしか供給されませんが、これはCatalyst 4006スイッチの電源装置の冷却能力に関する制約です。

400 W電源装置と650 W電源装置を一緒に使用すると、スイッチは400 W電源装置が2台あるとみなして動作します。400 W電源装置1つと650 W電源装置1つを1+1冗長モードに設定していて、650 W電源装置をバックアップに設定している場合、システムはそれが400 W電源装置であるとみなして動作します。400 W電源装置に障害が発生した場合、バックアップの650 W電源装置が稼働します。ただし、スイッチで使用できるのは400 Wだけです。スイッチが650 Wを使用できるようにするには、障害の発生した400 W電源装置を取り外す必要があります。

使用するシステムの所要電力を算出し、システムの電源が十分かどうかを確認するには、スーパバイザ エンジン モジュール、ファン ボックス、および搭載したモジュールが消費する電力を合算します。使用するスイッチの各種コンポーネントの消費電力については、「シャーシ コンポーネントの電力消費量」を参照してください。1+1冗長モードの場合は、使用するスイッチに搭載された電源装置に応じて、合計消費電力が400 Wまたは650 W未満であることを確認してください。電源装置の使用について、次の例で詳しく説明します。

次の構成では最低限395 Wが必要です。

WS-X4013スーパバイザ エンジン ― 110 W

WS-X4148-RJモジュール×4 ― それぞれ65 W(合計260 W ― 最適化モジュール構成)

ファン ボックス ― 25 W

この構成で必要な電力は、1つの電源装置が1+1冗長モードで供給できる最大値未満です。

次の構成では400 W電源装置1つが供給できる以上の電力が必要です。

WS-X4013スーパバイザ エンジン ― 110 W

WS-X4148-RJモジュール×2(スロット2および3) ― 各65 W(合計130 W)

WS-X4448-GB-LXモジュール×2(スロット4および5) ― 各90 W(合計180 W)

ファン ボックス ― 25 W

この構成での所要電力は445 Wで、400 W電源装置用の1+1冗長モードでは使用できません。650 W電源装置の場合は、1台でもこの構成に対して1+1冗長モードに十分な電力を供給できます。

次の構成では400 Wまたは650 W電源装置が単独で供給できる以上の電力が必要です。

WS-X4013スーパバイザエンジン ― 110 W

48ポート100BASE-FXモジュール×5(スロット2~6) ― 各120 W(合計600 W)

ファン ボックス ― 25 W

この構成での所要電力は735 Wで、400 Wおよび650 W電源装置用のどちらの1+1冗長モードでも使用できません。

1+1冗長モードについて検討する場合、シャーシ モジュールの電力消費量の構成を慎重に計画する必要があります。構成が不適切であると、評価サイクル時に瞬間的にシステムが停止します。この停止を避けるには、慎重に構成を検討して電力の限度を超えないようにするか、またはスイッチに第3の電源装置を搭載してデフォルトの2+1冗長構成に戻し、電源の冗長構成を2+1冗長モードに設定します。

電源の冗長構成を2+1冗長モードに設定するには、 power supplies required 2 コマンドを使用します。

電源冗長モードの設定

Catalyst 4000ファミリー上で電源冗長モードを設定するには、次の手順を実行します。

 

コマンド
説明

ステップ 1

Switch# configure terminal

コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

Switch(config)# power supplies required { 1 | 2}

電源冗長モードを設定します。

ステップ 3

Switch(config)# end

コンフィギュレーション モードを終了します。

ステップ 4

Switch# show power

電源冗長モードとスイッチの現在の電力消費量を確認します。


) power supplies required コマンドは、Catalyst 4500シリーズスイッチには対応していません。


デフォルトの電源冗長モードは2(2+1冗長モード)です。

次に、電源冗長モードを1(1+1冗長モード)に設定する例を示します。

Switch (config)# power supplies required 1
Switch (config)# end
Switch#
 

次に、システム コンポーネントの現在の電力状況と電源冗長モードを表示する例を示します。Power supplies needed by system: 1 は、スイッチが1+1冗長モードであることを示します。

Switch# show power
Power Fan Inline
Supply Model No Type Status Sensor Status
------ ---------------- --------- ----------- ------ ------
PS1 WS-X4008 AC 400W good good n.a.
PS2 WS-X4008 AC 400W good good n.a.
PS3 none -- -- -- --
PEM none -- -- -- --
 
Power Supply Max Min Max Min Absolute
(Nos in Watts) Inline Inline System System Maximum
-------------- ------ ------ ------ ------ --------
PS1 0 0 400 400 400
PS2 0 0 400 400 400
PS3 -- -- -- -- --
 
Power Summary
(in Watts) Available Used Remaining
------------- --------- ------ ---------
System Power 400 260 140
Inline Power 0 0 0
Maximum Power 400 260 140
 
Power supplies needed by system :1
 
Power Used Power Used
Mod Model (online) (in Reset)
---- ----------------- ---------- ----------
1 WS-X4014 110 110
3 WS-X4306 35 30
6 WS-X4424-GB-RJ45 90 50
Switch#
 

次の例は、すべての搭載済みモジュールをサポートするには、電力が十分でないシステムに対する show module コマンドの出力です。このシステムではModule 5に対する電力が不十分です。Status 欄にPwrDenyとして表示されています。

Switch# show module
 
Mod Ports Card Type Model Serial No.
----+-----+--------------------------------------+-----------------+-----------
1 2 1000BaseX (GBIC) Supervisor(active) WS-X4014 JAB054109GH
2 6 1000BaseX (GBIC) WS-X4306 00000110
3 18 1000BaseX (GBIC) WS-X4418 JAB025104WK
5 0 Not enough power for module WS-X4148-FX-MT 00000000000
6 48 10/100BaseTX (RJ45) WS-X4148 JAB023402RP
 
M MAC addresses Hw Fw Sw Status
--+--------------------------------+---+------------+----------------+---------
1 005c.9d1a.f9d0 to 005c.9d1a.f9df 0.5 12.1(11br)EW 12.1(20020313:00 Ok
2 0010.7bab.9920 to 0010.7bab.9925 0.2 Ok
3 0050.7356.2b36 to 0050.7356.2b47 1.0 Ok
5 0001.64fe.a930 to 0001.64fe.a95f 0.0 PwrDeny
6 0050.0f10.28b0 to 0050.0f10.28df 1.0 Ok
Switch#
 

シャーシ コンポーネントの電力消費量

Catalyst 4000ファミリー モジュールの電力消費量については、 表 30-4 を参照してください。

現在の電力冗長構成およびシステム電力消費量を表示するには、 show power コマンドを使用します。

 

表 30-4 Catalyst 4000ファミリー コンポーネントの電力消費量

モジュール
稼働時の消費電力(W)
リセット モードでの消費電力(W)

Supervisor Engine III

110
110

Supervisor Engine IV

145
145

Catalyst 4006ファン ボックス

25
25

Catalyst 4503ファン ボックス

30
30

Catalyst 4506および4507ファン ボックス

50
50

Catalyst 4006スイッチ バックプレーン

0
0

Catalyst 4503スイッチ バックプレーン

10
10

Catalyst 4506スイッチ バックプレーン

10
10

Catalyst 4507スイッチ バックプレーン

40
40

6ポート1000BASE-X(GBIC)ギガビット イーサネット
WS-X4306-GB

35
30

32ポート10/100ファスト イーサネットRJ-45
WS-X4232-RJ-XX

50
35

24ポート100BASE-FXファスト イーサネット スイッチング モジュール
WS-X4124-FX-MT

90
75

32ポート10/100ファスト イーサネットRJ-45+2ポート1000BASE-X(GBIC)ギガビット イーサネット
WS-4232-GB-RJ

55
35

48ポート100BASE-FXファスト イーサネット スイッチング モジュール
WS-4148-FX-MT

120
10

18ポートサーバ スイッチング1000BASE-X(GBIC)ギガビット イーサネット
WS-4418-GB

80
50

Catalyst 4006バックプレーン チャネル モジュール
WS-X4019

10
10

48ポート10/100ファスト イーサネットRJ-45
WS-X4148-RJ

65
40

12ポート1000BASE-Tギガビット イーサネット+2ポート1000BASE-X(GBIC)ギガビット イーサネット
WS-X4416

110
70

24ポート1000BASE-Xギガビット イーサネット
WS-X4424-GB-RJ45

90
50

48ポート1000BASE-Xギガビット イーサネット
WS-X4448-GB-RJ45

120
72

48ポート1000BASE-Xギガビット イーサネット
WS-X4448-GB-LX

90
50

48ポートTelco 10/100BASE-TXスイッチング モジュール
WS-X4148-RJ21

65
40

48ポート インライン パワー10/100BASE-TXスイッチング モジュール
WS-X4148-RJ45V

60
50

4ポートMT-RJアップリンク モジュール
WS-U4504-FX-MT

10
10

インライン パワーの設定

エンド ステーションにインライン パワーを供給できるモジュールがスイッチに組み込まれている場合は、そのエンド ステーションが電力を必要とするときにインライン パワーを自動的に検出して適用するように、モジュール上の各インターフェイスを設定できます。

電力を必要とするエンド ステーションを自動的に検出し、インライン パワーを適用するようにインターフェイスを設定するには、次の手順を実行します。

 

コマンド
説明

ステップ 1

Switch(config)# interface { fastethernet | gigabitethernet } slot/port

設定するインターフェイスを選択します。

ステップ 2

Switch(config-if)# power inline { auto | never }
 

エンド デバイスに電力が必要かどうかを自動的に検出し、必要に応じてインライン パワーを適用するようにインターフェイスを設定します。

検出とインライン パワー対応インターフェイスへの電力をディセーブルにするには、 never キーワードを使用します。

ステップ 3

Switch(config-if)# end

コンフィギュレーション モードを終了します。

ステップ 4

Switch# show power inline { fastethernet | gigabitethernet } slot/port

スイッチのインライン パワーの状況を表示します。

インライン パワー未対応インターフェイスについて自動検出とパワーの適用を設定すると、エラー メッセージが表示され、設定が無効であることが示されます。

次に、インライン パワーを自動検出し、インターフェイスを通じて電力を送るようにインターフェイスFastEthernet 5/8を設定する例を示します。

Switch# configure terminal
Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z.
Switch(config)# interface fastethernet 5/8
Switch(config-if)# power inline auto
Switch(config-if)# end
 

次に、インターフェイスFastEthernet 5/8のインライン パワー設定を確認する例を示します。

Switch# show power inline fastethernet 5/8
 
Interface Admin Oper Power ( mWatt ) Device
-------------------- ----- ---------- --------------- -----------
FastEthernet5/8 auto on 400 cisco phone device
Switch#
 

Cisco IP Phoneが外部電源を使用してインターフェイスに接続されている場合、このIP Phoneはスイッチによって認識されません。show power inline コマンドの出力のDevice欄には、unknown(不明)として表示されます。

次に、インターフェイスを通じて電力を供給しないようにインターフェイスを設定する例を示します。

Switch# configure terminal
Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z.
Switch(config)# interface fastethernet 5/2
Switch(config-if)# power inline never
Switch(config-if)# end