Catalyst 4000 ファミリー スイッチ Cisco IOS ソフトウェア コンフィギュレーション ガイド,Cisco IOS Release 12.1(13)EW
インターフェイスの設定
インターフェイスの設定
発行日;2012/02/04 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

インターフェイスの設定

インターフェイス設定の概要

interfaceコマンドの使用

インターフェイスの範囲設定

インターフェイスレンジ マクロの定義および使用

オプションのインターフェイス機能の設定

イーサネット インターフェイス速度およびデュプレックス モードの設定

速度およびデュプレックス モード設定時の注意事項

インターフェイス速度の設定

インターフェイスのデュプレックス モードの設定

インターフェイス速度およびデュプレックス モードの設定の表示

インターフェイスに関する記述の追加

ジャンボ フレーム サポートの設定

ジャンボ フレームをサポートするポートおよびモジュール

ジャンボ フレーム サポートの概要

MTUサイズの設定

ベビー ジャイアント機能との対話

OIRの概要

インターフェイスのモニタおよびメンテナンス

インターフェイスとコントローラのステータスのモニタ

インターフェイスのクリアとリセット

インターフェイスのシャットダウンおよび再起動

インターフェイスの設定

この章では、Catalyst 4000ファミリー スイッチにインターフェイスを設定する手順について説明します。設定上の注意事項、設定手順、および設定例も示します。

この章の主な内容は、次のとおりです。

「インターフェイス設定の概要」

「interfaceコマンドの使用」

「インターフェイスの範囲設定」

「インターフェイスレンジ マクロの定義および使用」

「オプションのインターフェイス機能の設定」

「OIRの概要」

「インターフェイスのモニタおよびメンテナンス」


) この章で使用しているスイッチ コマンドの構文および使用方法の詳細については、『Cisco IOS Command Reference for the Catalyst 4000 Family Switch』および次のURLにある関連マニュアルを参照してください。
http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/software/ios121/121cgcr/index.htm.


インターフェイス設定の概要

デフォルトでは、すべてのインターフェイスがイネーブルになっています。インターフェイス10/100 Mbps Ethernetは、接続速度とデュプレックスを自動ネゴシエーションします。インターフェイス10/100/1000 Mbps Ethernetは、速度、デュプレックス、フロー制御をネゴシエーションします。インターフェイス1000 Mbps Ethernetは、フロー制御のみをネゴシエーションします。自動ネゴシエーションでは、所定の2ポートで最速の速度が自動的に選択されます。インターフェイスに速度が明示的に指定されている場合、そのインターフェイスが明示的に全二重に設定されている場合を除き、デフォルトで半二重に設定されます。

多くの機能は、インターフェイス単位で有効になります。 interface コマンドを入力するとき、次の事項を指定する必要があります。

インターフェイス タイプ

ファスト イーサネット( fastEthernet キーワードを使用)

ギガビット イーサネット( gigabitEthernet キーワードを使用)

スロット番号 ― インターフェイス モジュールの搭載先スロットです。スロットには、上から下へ、1から始まる通し番号が付けられています。

インターフェイス番号 モジュールのインターフェイス番号です。インターフェイス番号は、常に1から始まります。スイッチの正面に向かって左から右に、インターフェイスに番号が付けられます。

スイッチ上のスロット/インターフェイスの物理的位置を確認して、インターフェイスを特定することができます。また、Cisco IOSの show コマンドを使用して、特定のインターフェイスまたはすべてのインターフェイスに関する情報を表示することもできます。

interfaceコマンドの使用

次に示す一般的な手順は、すべてのインターフェイスの設定作業に適用できます。


ステップ 1 イネーブルEXECプロンプトに、 configure terminal コマンドを入力して、グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

Switch# configure terminal
Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z.
Switch(config)#
 

ステップ 2 グローバル コンフィギュレーション モードで、 interfaces コマンドを入力します。インターフェイス タイプおよびインターフェイス カード上のコネクタの番号を指定します。次の例では、ファスト イーサネット、スロット5、インターフェイス1を選択しています。

Switch(config)# interface fastethernet 5/1
Switch(config-if)#
 

ステップ 3 インターフェイスの番号は、インストレーション時に、またはシステムにモジュールが追加されたときに工場で割り当てられます。スイッチに搭載されているインターフェイスの全リストを表示するには、 show interfaces EXECコマンドを使用します。次の出力例のように、スイッチがサポートするインターフェイスごとにレポートが作成されます。

Switch(config-if)#Ctrl-Z
Switch#show interfaces
Vlan1 is up, line protocol is down
Hardware is Ethernet SVI, address is 0004.dd46.7aff (bia 0004.dd46.7aff)
MTU 1500 bytes, BW 1000000 Kbit, DLY 10 usec,
reliability 255/255, txload 1/255, rxload 1/255
Encapsulation ARPA, loopback not set
ARP type: ARPA, ARP Timeout 04:00:00
Last input never, output never, output hang never
Last clearing of "show interface" counters never
Input queue: 0/75/0/0 (size/max/drops/flushes); Total output drops: 0
Queueing strategy: fifo
Output queue: 0/40 (size/max)
5 minute input rate 0 bits/sec, 0 packets/sec
5 minute output rate 0 bits/sec, 0 packets/sec
0 packets input, 0 bytes, 0 no buffer
Received 0 broadcasts, 0 runts, 0 giants, 0 throttles
0 input errors, 0 CRC, 0 frame, 0 overrun, 0 ignored
0 packets output, 0 bytes, 0 underruns
0 output errors, 0 interface resets
0 output buffer failures, 0 output buffers swapped out
GigabitEthernet1/1 is up, line protocol is down
Hardware is Gigabit Ethernet Port, address is 0004.dd46.7700 (bia 0004.dd46.7700)
MTU 1500 bytes, BW 1000000 Kbit, DLY 10 usec,
reliability 255/255, txload 1/255, rxload 1/255
Encapsulation ARPA, loopback not set
Keepalive set (10 sec)
Auto-duplex, Auto-speed
ARP type: ARPA, ARP Timeout 04:00:00
Last input never, output never, output hang never
Last clearing of "show interface" counters never
Input queue: 0/2000/0/0 (size/max/drops/flushes); Total output drops: 0
Queueing strategy: fifo
Output queue: 0/40 (size/max)
5 minute input rate 0 bits/sec, 0 packets/sec
5 minute output rate 0 bits/sec, 0 packets/sec
0 packets input, 0 bytes, 0 no buffer
Received 0 broadcasts, 0 runts, 0 giants, 0 throttles
0 input errors, 0 CRC, 0 frame, 0 overrun, 0 ignored
0 input packets with dribble condition detected
0 packets output, 0 bytes, 0 underruns
0 output errors, 0 collisions, 0 interface resets
0 babbles, 0 late collision, 0 deferred
0 lost carrier, 0 no carrier
0 output buffer failures, 0 output buffers swapped out
GigabitEthernet1/2 is up, line protocol is down
Hardware is Gigabit Ethernet Port, address is 0004.dd46.7701 (bia 0004.dd46.7701)
MTU 1500 bytes, BW 1000000 Kbit, DLY 10 usec,
reliability 255/255, txload 1/255, rxload 1/255
Encapsulation ARPA, loopback not set
Keepalive set (10 sec)
Auto-duplex, Auto-speed
ARP type: ARPA, ARP Timeout 04:00:00
Last input never, output never, output hang never
Last clearing of "show interface" counters never
Input queue: 0/2000/0/0 (size/max/drops/flushes); Total output drops: 0
Queueing strategy: fifo
Output queue: 0/40 (size/max)
5 minute input rate 0 bits/sec, 0 packets/sec
5 minute output rate 0 bits/sec, 0 packets/sec
0 packets input, 0 bytes, 0 no buffer
Received 0 broadcasts, 0 runts, 0 giants, 0 throttles
0 input errors, 0 CRC, 0 frame, 0 overrun, 0 ignored
0 input packets with dribble condition detected
0 packets output, 0 bytes, 0 underruns
0 output errors, 0 collisions, 0 interface resets
0 babbles, 0 late collision, 0 deferred
0 lost carrier, 0 no carrier
0 output buffer failures, 0 output buffers swapped out
--More--
(テキスト出力は省略)
 

ステップ 4 次の例に示すように、インターフェイスFast Ethernet 5/5の設定を開始するには、グローバル コンフィギュレーション モードで interface キーワード、インターフェイス タイプ、スロット番号、インターフェイス番号を入力します。

Switch# configure terminal
Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z.
Switch(config)# interface fastethernet 5/5
Switch(config-if)#

) インターフェイス タイプとインターフェイス番号の間にスペースは不要です。たとえば、上記の例では、fastEthernet 5/5またはfastEthernet 5/5のどちらを入力してもかまいません。


ステップ 5 interface コマンドに続いて、個々のインターフェイスに必要なインターフェイス コンフィギュレーション コマンドを入力します。入力するコマンドによって、そのインターフェイス上で実行されるプロトコルおよびアプリケーションが決まります。別の interface コマンドを入力するか、または Ctrl-Z を押してインターフェイス コンフィギュレーション モードを終了し、イネーブルEXECモードに戻るまで、入力したコマンドが収集され、対応する interface コマンドに適用されます。

ステップ 6 インターフェイスを設定した後で、「インターフェイスのモニタおよびメンテナンス」に記載されている show EXECコマンドを使用して、インターフェイスのステータスを確認します。


 

インターフェイスの範囲設定

インターフェイスレンジ コンフィギュレーション モードを使用して、同じコンフィギュレーション パラメータを持つ複数のインターフェイスを設定できます。インターフェイスレンジ コンフィギュレーション モードを開始すると、このモードを終了するまで、入力したすべてのコマンド パラメータが、その範囲内の全インターフェイスに適用されます。

同じ設定を持つインターフェイスの範囲を設定するには、次の作業を行います。

 

コマンド
説明
Switch(config)# interface range { vlan vlan_ID - vlan_ID } | {{ fastethernet | gigabitethernet | macro macro_name} slot/interface - interface} [ , { vlan vlan_ID - vlan_ID } {{ fastethernet | gigabitethernet | macro macro_name} slot/interface - interface}]

設定するインターフェイスの範囲を選択します。次の点に注意してください。

ダッシュの前にスペースを入れます。

カンマで区切って、範囲を5つまで入力できます。

カンマの前後にスペースは必要ありません。


) interface rangeコマンドを使用する場合、vlan、fastethernet、gigabitethernet、またはmacroキーワードとダッシュの間にスペースを入れます。たとえば、コマンドinterface range fastethernet 5/1 - 5は有効な範囲を指定していますが、コマンドinterface range fastethernet 1-5には有効なrangeコマンドが含まれていません。



interface rangeコマンドは、interface vlanコマンドを使用して設定されているVLAN(仮想LAN)インターフェイスについてのみ有効です(設定済みのVLANインターフェイスを表示するには、show running-configurationコマンドを使用します)。show running-configurationコマンドで表示されないVLANインターフェイスに、interface rangeコマンドを使用することはできません。


次に、インターフェイスFast Ethernet 5/1~5/5すべてを再びイネーブルにする例を示します。

Switch(config)# interface range fastethernet 5/1 - 5
Switch(config-if-range)# no shutdown
Switch(config-if-range)#
*Oct 6 08:24:35: %LINK-3-UPDOWN: Interface FastEthernet5/1, changed state to up
*Oct 6 08:24:35: %LINK-3-UPDOWN: Interface FastEthernet5/2, changed state to up
*Oct 6 08:24:35: %LINK-3-UPDOWN: Interface FastEthernet5/3, changed state to up
*Oct 6 08:24:35: %LINK-3-UPDOWN: Interface FastEthernet5/4, changed state to up
*Oct 6 08:24:35: %LINK-3-UPDOWN: Interface FastEthernet5/5, changed state to up
*Oct 6 08:24:36: %LINEPROTO-5-UPDOWN: Line protocol on Interface FastEthernet5/
5, changed state to up
*Oct 6 08:24:36: %LINEPROTO-5-UPDOWN: Line protocol on Interface FastEthernet5/
3, changed state to up
*Oct 6 08:24:36: %LINEPROTO-5-UPDOWN: Line protocol on Interface FastEthernet5/
4, changed state to up
Switch(config-if)#
 

次に、カンマを使用して、タイプの異なるインターフェイス ストリングを追加して範囲を指定し、インターフェイスFast Ethernet 5/1~5/5と、Gigabit Ethernet 1/1および1/2を再びイネーブルにする例を示します。

Switch(config-if)# interface range fastethernet 5/1 - 5, gigabitethernet 1/1 - 2
Switch(config-if)# no shutdown
Switch(config-if)#
*Oct 6 08:29:28: %LINK-3-UPDOWN: Interface FastEthernet5/1, changed state to up
*Oct 6 08:29:28: %LINK-3-UPDOWN: Interface FastEthernet5/2, changed state to up
*Oct 6 08:29:28: %LINK-3-UPDOWN: Interface FastEthernet5/3, changed state to up
*Oct 6 08:29:28: %LINK-3-UPDOWN: Interface FastEthernet5/4, changed state to up
*Oct 6 08:29:28: %LINK-3-UPDOWN: Interface FastEthernet5/5, changed state to up
*Oct 6 08:29:28: %LINK-3-UPDOWN: Interface GigabitEthernet1/1, changed state to
up
*Oct 6 08:29:28: %LINK-3-UPDOWN: Interface GigabitEthernet1/2, changed state to
up
*Oct 6 08:29:29: %LINEPROTO-5-UPDOWN: Line protocol on Interface FastEthernet5/
5, changed state to up
*Oct 6 08:29:29: %LINEPROTO-5-UPDOWN: Line protocol on Interface FastEthernet5/
3, changed state to up
*Oct 6 08:29:29: %LINEPROTO-5-UPDOWN: Line protocol on Interface FastEthernet5/
4, changed state to up
Switch(config-if)#
 

インターフェイスレンジ コンフィギュレーション モードで複数のコンフィギュレーション コマンドを入力するとき、各コマンドは入力するたびに実行されます(インターフェイスレンジ コンフィギュレーション モードの終了後にまとめて実行されるわけではありません)。コマンドの実行中にインターフェイスレンジ コンフィギュレーション モードを終了すると、一部のコマンドが範囲内の全インターフェイスで実行されない場合もあります。コマンド プロンプトが表示されたのを確認してから、インターフェイスレンジ コンフィギュレーション モードを終了してください。

インターフェイスレンジ マクロの定義および使用

インターフェイスレンジ マクロを定義して、設定するインターフェイスの範囲を自動的に選択できます。interface range macroコマンドでmacroキーワードを使用するには、事前にマクロを定義しておく必要があります。

インターフェイスレンジ マクロを定義するには、次の作業を行います。

 

コマンド
説明
Switch(config)# define interface-range macro_name { vlan vlan_ID - vlan_ID } | {{ fastethernet | gigabitethernet } slot/interface - interface}
[ , { vlan vlan_ID - vlan_ID } {{ fastethernet | gigabitethernet } slot/interface - interface}]

インターフェイスレンジ マクロを定義して、実行中のコンフィギュレーション ファイルに保存します。

次に、インターフェイスFast Ethernet 5/1~5/4を選択するように、インターフェイスレンジ マクロenet_listを定義する例を示します。

Switch(config)# define interface-range enet_list fastethernet 5/1 - 4
 

定義済みのインターフェイスレンジ マクロの設定を表示するには、次の作業を行います。

 

コマンド
説明
Switch# show running-config

定義済みのインターフェイスレンジ マクロの設定を表示します。

次に、定義済みのインターフェイスレンジ マクロ enet_list を表示する例を示します。

Switch# show running-config | include define
define interface-range enet_list FastEthernet5/1 - 4
Switch#
 

interface rangeコマンドでインターフェイスレンジ マクロを使用するには、次の作業を行います。

 

コマンド
説明
Switch(config)# interface range macro name

指定するインターフェイスレンジ マクロに保存された値を使用して、設定するインターフェイスの範囲を選択します。

次に、インターフェイスレンジ マクロ enet_list を使用して、インターフェイスレンジ コンフィギュレーション モードに切り替える例を示します。

Switch(config)# interface range macro enet_list
Switch(config-if)#
 

オプションのインターフェイス機能の設定

ここでは、オプション手順について説明します。

「イーサネット インターフェイス速度およびデュプレックス モードの設定」

「ジャンボ フレーム サポートの設定」

「ベビー ジャイアント機能との対話」

速度およびデュプレックス モード設定時の注意事項

通常の場合、インターフェイス速度およびデュプレックス モード パラメータは auto に設定し、Catalyst 4000ファミリー スイッチがインターフェイス間でインターフェイス速度およびデュプレックス モードを自動的にネゴシエーションできるようにします。インターフェイスのspeedコマンドおよびduplexコマンドを手動で設定する場合には、次の点を考慮してください。

インターフェイスの speed をautoに設定すると、スイッチは自動的にduplex モードをautoに設定します。

no speed コマンドを入力すると、スイッチは自動的にインターフェイスのspeedおよびduplexの両方をautoに設定します。

インターフェイス速度を1000 Mbpsに設定すると、デュプレックス モードが全二重になります。デュプレックス モードは変更できません。

インターフェイス速度が10 Mbpsまたは100 Mbpsに設定された場合、デュプレックス モードは明示的に設定する場合を除き、デフォルトで半二重に設定されます。


注意 インターフェイス速度およびデュプレックス モードの設定を変更すると、インターフェイスがシャットダウンされてから再起動する場合があります。

インターフェイス速度の設定

インターフェイス10/100 Mbps Ethernetでインターフェイス速度をautoに設定すると、速度とデュプレックスは自動ネゴシエーションされます。

インターフェイス10/100 Mbps Ethernetのポート速度を設定するには、次の作業を行います。

 

コマンド
説明

ステップ 1

Switch(config)# interface fastethernet slot/interface

設定するインターフェイスを指定します。

ステップ 2

Switch(config-if)# speed [ 10 | 100 | auto ]

インターフェイスのインターフェイス速度を設定します。

次に、インターフェイスFastEthernet 5/4のインターフェイス速度を100 Mbpsに設定する例を示します。

Switch(config)# interface fastethernet 5/4
Switch(config-if)# speed 100
 

ギガビット イーサネット インターフェイスの自動ネゴシエーションをオフにすると、ポートが強制的に1000 Mbpsおよび全二重モードになります。インターフェイスGigabit Ethernet 1/1のポート速度の自動ネゴシエーションをオフにするには、次の作業を行います。

 

コマンド
説明

ステップ 1

Switch(config)# interface gigabitethernet1/1

設定するインターフェイスを指定します。

ステップ 2

Switch(config-if)# speed nonegotiate

インターフェイスの自動ネゴシエーションをディセーブルにします。

自動ネゴシエーションを元に戻すには、インターフェイス コンフィギュレーション モードで no speed nonegotiate コマンドを入力します。


) WS-X4416モジュールのブロッキング ポートについては、速度をautonegotiateに設定しないでください。


インターフェイスのデュプレックス モードの設定


) インターフェイスが1000 Mbpsに設定されている場合、デュプレックス モードを全二重から半二重に変更できません。



) インターフェイス10/100 Mbps Ethernetでポート速度をautoに設定すると、速度とデュプレックス モードはいずれも自動ネゴシエーションされます。設定されたデュプレックス モードは、自動ネゴシエーション インターフェイスに適用されません。


ファスト イーサネット インターフェイスのデュプレックス モードを設定するには、次の作業を行います。

 

コマンド
説明

ステップ 1

Switch(config)# interface fastethernet slot/interface

設定するインターフェイスを指定します。

ステップ 2

Switch(config-if)# duplex [ auto | full | half ]

インターフェイスのデュプレックス モードを設定します。

次に、インターフェイスFast Ethernet 5/4のインターフェイスのデュプレックス モードをfullに設定する例を示します。

Switch(config)# interface fastethernet 5/4
Switch(config-if)# duplex full

インターフェイス速度およびデュプレックス モードの設定の表示

インターフェイスのインターフェイス速度とデュプレックス モード設定を表示するには、次のコマンドを入力します。

 

コマンド
説明
Switch# show interfaces [ fastethernet | gigabitethernet ] slot/interface

インターフェイス速度およびデュプレックス モードの設定を表示します。

次に、インターフェイスFast Ethernet 6/1のインターフェイス速度およびデュプレックス モードを表示する例を示します。

Switch# show interface fastethernet 6/1
FastEthernet6/1 is up, line protocol is up
Hardware is Fast Ethernet Port, address is 0050.547a.dee0 (bia 0050.547a.dee0)
MTU 1500 bytes, BW 100000 Kbit, DLY 100 usec,
reliability 255/255, txload 1/255, rxload 1/255
Encapsulation ARPA, loopback not set
Keepalive set (10 sec)
Full-duplex, 100Mb/s
ARP type: ARPA, ARP Timeout 04:00:00
Last input 00:00:54, output never, output hang never
Last clearing of "show interface" counters never
Input queue: 50/2000/0/0 (size/max/drops/flushes); Total output drops: 0
Queueing strategy: fifo
Output queue: 0/40 (size/max)
5 minute input rate 0 bits/sec, 0 packets/sec
5 minute output rate 0 bits/sec, 0 packets/sec
50 packets input, 11300 bytes, 0 no buffer
Received 50 broadcasts, 0 runts, 0 giants, 0 throttles
0 input errors, 0 CRC, 0 frame, 0 overrun, 0 ignored
0 input packets with dribble condition detected
1456 packets output, 111609 bytes, 0 underruns
0 output errors, 0 collisions, 0 interface resets
0 babbles, 0 late collision, 0 deferred
1 lost carrier, 0 no carrier
0 output buffer failures, 0 output buffers swapped out
Switch#
 

インターフェイスに関する記述の追加

インターフェイスの機能をわかりやすくするため、インターフェイスに関する記述を追加することができます。記述は次のコマンド出力に含まれます。 show configuration show running-config 、および show interfaces コマンドです。

インターフェイスに記述を追加するには、次のコマンドを入力します。

 

コマンド
説明
Switch(config-if)# description string

インターフェイスの記述を追加します。

次に、インターフェイスFast Ethernet 5/5に関する記述を追加する例を示します。

Switch(config)# interface fastethernet 5/5
Switch(config-if)# description Channel-group to "Marketing"
 

ジャンボ フレーム サポートの設定

ここでは、ジャンボ フレーム サポートについて説明します。

「ジャンボ フレームをサポートするポートおよびモジュール」

「ジャンボ フレーム サポートの概要」

「MTUサイズの設定」

ジャンボ フレームをサポートするポートおよびモジュール

次のポートおよびモジュールはジャンボ フレームをサポートしています。

スーパバイザ アップリンク ポート

WS-X4306-GB:全ポート

WS-X4232-GB-RJ:ポート1~2

WS-X4418-GB:ポート1~2

WS-X4412-2GB-TX:ポート13~14

最後の3つのモジュールには、それぞれ2つのノンブロッキング ポートがあり、ジャンボ フレームをサポートしています。他のポートはオーバーサブスクライブ ポートでジャンボ フレームをサポートしません。

ジャンボ フレーム サポートの概要

ここでは、ジャンボ フレーム サポートについて説明します。

「ジャンボ フレーム サポートの概要」

「イーサネット ポート」

「VLANインターフェイス」

ジャンボ フレーム サポートの概要

ジャンボ フレームとは、デフォルトのイーサネット サイズより大きなフレームのことです。ポートやインターフェイスのMaximum Transmission Unit(MTU;最大伝送ユニット)サイズをデフォルトより大きく設定することで、ジャンボ フレーム サポートをイネーブルにします。

デフォルト以外のMTUサイズに設定されたCatalyst 4000ファミリー スイッチのイーサネットLANポートは、1500~9198バイトのサイズのパケットで構成されたフレームを受信できます。デフォルト以外のMTUサイズに設定した場合、入力フレームのパケット サイズがチェックされます。パケットが設定MTUより大きい場合は廃棄されます。

ルーティングする必要のあるトラフィックでは、出力ポートのMTUがチェックされます。MTUがパケット サイズより小さい場合、パケットはCPUに転送されます。「do not fragment bit」が設定されていない場合、パケットは分割されます。設定されている場合、パケットは廃棄されます。


) ジャンボ フレーム サポートでは、レイヤ2スイッチド パケットは分割されません。


Catalyst 4000ファミリー スイッチは、出力ポートでパケット サイズとMTUを比較しませんが、ジャンボ フレームは未サポートのポートで廃棄されます。MTUがジャンボ サイズに設定されていなくても、ジャンボ フレームをサポートしているポートへフレームを伝送できます。


) ジャンボ フレーム サポートはインターフェイス単位でのみ設定されます。ジャンボ フレーム サポートをグローバルに設定することはできません。


イーサネット ポート

ここでは、イーサネット ポートでデフォルト以外のMTUサイズを設定することについて説明します。

「イーサネット ポートの概要」

「レイヤ3およびレイヤ2 EtherChannel」

イーサネット ポートの概要

Cisco IOS Release 12.1(11)EWでは、特定のイーサネット ポートにデフォルト以外のMTUサイズを設定すると、入力パケットのサイズが制限されます。出力パケットにMTUは影響しません。

Cisco IOS Release 12.1(13)EWより前のリリースでは、ギガビット イーサネットおよび10ギガビット イーサネット ポートでのみMTUサイズを設定できます。

レイヤ3およびレイヤ2 EtherChannel

Cisco IOS Release 12.1(11)EW以降のリリースでは、EtherChannelのすべてのインターフェイスが同じMTUになるように設定できます。EtherChannelのMTUを変更すると、すべてのメンバー ポートのMTUも変更されます。メンバー ポートのMTUを新しい値に変更できない場合、そのポートは中断されます(管理上シャット ダウンされます)。MTUが異なるポートはEtherChannelに加入できません。EtherChannelのメンバー ポートがMTUを変更すると、メンバー ポートは中断されます。

VLANインターフェイス

スイッチ ポートが同じVLANに存在する場合、すべてのスイッチ ポートでジャンボ フレームが扱え、同じMTUサイズをサポートするようにするか、またはいずれも設定しないようにします。ただし、このような同一VLANでのMTUサイズの統一は必須のものではありません。

VLANに異なるMTUサイズのスイッチ ポートがあると、MTUサイズが大きいポートから受信したパケットは、MTUサイズが小さいポートへ転送される際に廃棄される可能性があります。

VLAN内のスイッチ ポートでジャンボ フレームをイネーブルにしている場合、対応するSVIでもジャンボ フレームがイネーブルです。SVIのMTUは、VLAN内のすべてのスイッチ ポートで最小のMTUサイズのものよりも常に小さくなるはずですが、この条件は必須ではありません。

パケットのMTUは、SVIの入力側でチェックされませんが、SVIの出力側でチェックされます。パケットのMTUが出力SVIのMTUより大きい場合、パケットはCPUに送られて分割処理されます。「do not fragment bit」が設定されていない場合、パケットは分割されます。設定されている場合、パケットは廃棄されます。

MTUサイズの設定

MTUサイズを設定するには、次の作業を行います。

 

コマンド
説明

ステップ 1

Router(config)# interface {{ vlan vlan_ID } | {{ type 1 slot/port } | { port-channel port_channel_number } slot/port }}

設定するインターフェイスを選択します。

ステップ 2

Router(config-if)# mtu mtu_size

MTUサイズを設定します。

Router(config-if)# no mtu

デフォルトのMTUサイズ(1500バイト)に戻します。

ステップ 3

Router(config-if)# end

コンフィギュレーション モードを終了します。

ステップ 4

Router# show running-config interface [{ fastethernet | gigabitethernet } slot/port ]

実行コンフィギュレーションを表示します。

1.type = fastethernetまたはgigabitethernet


) VLANインターフェイスと、レイヤ2およびレイヤ3イーサネット ポートのMTUサイズを設定する場合、サポートされるMTU値は1500~9198バイトであることに注意してください。


次に、ギガビット イーサネット ポート1/2にMTUサイズを設定する例を示します。

switch# conf t
switch(config)# int gi1/1
switch(config-if)# mtu 9198
switch(config-if)# end
 

次に、設定を確認する例を示します。

switch# show interface gigabitethernet 1/2
GigabitEthernet1/2 is administratively down, line protocol is down
Hardware is C6k 1000Mb 802.3, address is 0030.9629.9f88 (bia 0030.9629.9f88)
MTU 9216 bytes, BW 1000000 Kbit, DLY 10 usec,
(テキスト出力は省略)
switch#
 

ベビー ジャイアント機能との対話

ベビー ジャイアント機能は、Cisco IOS Release 12.1(12c)EWで導入されたもので、グローバル コマンドsystem mtu <size>を使用してグローバル ベビー ジャイアントMTUを設定します。また、この機能により、特定のインターフェイスでイーサネット ペイロード サイズが最大1552バイトまでサポートできるようになります。

system mtuコマンドおよびインターフェイス単位のmtu コマンドは、ジャンボ フレームをサポートできるインターフェイスで動作しますが、インターフェイス単位のmtuコマンドが優先されます。

たとえば、インターフェイスgi1/1にインターフェイス単位でMTUを設定する前に、system mtu 1550コマンドを発行してgi1/1のMTUを1550バイトに変更したとします。次に、インターフェイス単位のmtuコマンドを発行してgi1/1のMTUを9198バイトに変更します。ここで、コマンドsystem mtu 1540でベビー ジャイアントのMTUを1540バイトに変更しても、gi1/1のMTUは9198バイトのままで変更されません。

OIRの概要

Catalyst 4000ファミリー スイッチではOnline Insertion and Removal(OIR;ホットスワップ)機能がサポートされているので、システムをオンラインにしたままモジュールの取り外しおよび交換を行うことができます。モジュールをシャットダウンしてから取り外しおよび交換を行い、その後で再起動しても他のソフトウェアまたはインターフェイスはシャットダウンされません。

モジュールの取り外しまたは取り付けを行うとき、事前にソフトウェアに通知するコマンドを入力する必要はありません。モジュールの取り外しまたは取り付けはシステムからスーパバイザ エンジンに通知され、システムが設定変更を走査します。新しく取り付けられたモジュールは初期化され、システム設定について各インターフェイス タイプが確認されてから、新しいインターフェイスで診断が実行されます。モジュールの取り外しまたは取り付け中に、通常の動作が中断されることはありません。

モジュールを取り外してから交換する場合、または同じタイプの別のモジュールを同じスロットに装着する場合、システム設定への変更は必要ありません。それまで設定されていたタイプのインターフェイスは、すぐにオンラインで有効になります。モジュールを取り外し、別のタイプのモジュールを装着する場合、そのモジュールのインターフェイスはそのモジュールのデフォルト設定で管理上のアップになります。

インターフェイスのモニタおよびメンテナンス

ここではインターフェイスのモニタとメンテナンスの方法について説明します。

「インターフェイスとコントローラのステータスのモニタ」

「インターフェイスのクリアとリセット」

「インターフェイスのシャットダウンおよび再起動」

インターフェイスとコントローラのステータスのモニタ

Catalyst 4000ファミリー スイッチのCisco IOSソフトウェアには、インターフェイスに関する情報(ソフトウェアおよびハードウェアのバージョン、コントローラのステータス、インターフェイス統計情報など)を表示するためのコマンドが準備されています。これらのコマンドは、EXECプロンプトで入力します。次の表に、インターフェイスをモニタするためのコマンドをいくつか紹介します( show コマンドの全リストを表示するには、EXECプロンプトで show ? コマンドを入力します)。これらのコマンドについての詳細は、『 Interface Command Reference 』を参照してください。

インターフェイスに関する情報を表示するには、次の作業を行います。

 

コマンド
説明

ステップ 1

Switch# show interfaces [ type slot/interface ]

すべてのインターフェイスまたは特定のインターフェイスについて、ステータスおよび設定を表示します。

ステップ 2

Switch# show running-config

RAMで現在実行中のコンフィギュレーションを表示します。

ステップ 3

Switch# show protocols [ type slot/interface ]

設定されている任意のプロトコルについて、グローバル(システム全体)およびインターフェイス固有のステータスを表示します。

ステップ 4

Switch# show version

ハードウェア構成、ソフトウェア バージョン、コンフィギュレーション ファイルの名前とソース、およびブート イメージを表示します。

次に、インターフェイスFast Ethernet 5/5のステータスを表示する例を示します。

Switch# show protocols fastethernet 5/5
FastEthernet5/5 is up, line protocol is up
Switch#
 

インターフェイスのクリアとリセット

show interfaces コマンドで表示されるインターフェイス カウンタをクリアするには、次のコマンドを入力します。

 

コマンド
説明
Switch# clear counters { type slot/interface }

インターフェイス カウンタをクリアします。

次に、インターフェイスFast Ethernet 5/5のカウンタをクリアしてリセットする例を示します。

Switch# clear counters fastethernet 5/5
Clear "show interface" counters on this interface [confirm] y
Switch#
*Sep 30 08:42:55: %CLEAR-5-COUNTERS: Clear counter on interface FastEthernet5/5
by vty1 (171.69.115.10)
Switch#
 

clear counters コマンド(引数なし)は、すべてのインターフェイスの現在のインターフェイス カウンタをすべてクリアします。


clear counters コマンドは、SNMP(簡易ネットワーク管理プロトコル)で取得されたカウンタをクリアしません。show interfaces EXECコマンドで表示されたカウントのみをクリアします。


インターフェイスのシャットダウンおよび再起動

インターフェイスをディセーブルにすると、指定したインターフェイス上の全機能がディセーブルになり、そのインターフェイスはすべてのモニタ コマンド出力で使用不能として表示されます。この情報は、すべてのダイナミック ルーティング プロトコルを通じて他のネットワーク サーバに通知されます。このインターフェイスは、ルーティング アップデートに含まれなくなります。

インターフェイスをシャットダウンした後で再起動するには、次の作業を行います。

 

コマンド
説明

ステップ 1

Switch(config)# interface { vlan vlan_ID } | {{ fastethernet | gigabitethernet } slot / port } | { port-channel port_channel_number }

設定するインターフェイスを指定します。

ステップ 2

Switch(config-if)# shutdown

インターフェイスをシャットダウンします。

ステップ 3

Switch(config-if)# no shutdown

インターフェイスを再びイネーブルにします。

次に、インターフェイスFast Ethernet 5/5をシャットダウンする例を示します。

Switch(config)# interface fastethernet 5/5
Switch(config-if)# shutdown
Switch(config-if)#
*Sep 30 08:33:47: %LINK-5-CHANGED: Interface FastEthernet5/5, changed state to a administratively down
Switch(config-if)#
 

次に、インターフェイスFast Ethernet 5/5を再びイネーブルにする例を示します。

Switch(config-if)# no shutdown
Switch(config-if)#
*Sep 30 08:36:00: %LINK-3-UPDOWN: Interface FastEthernet5/5, changed state to up
Switch(config-if)#
 

インターフェイスがディセーブルになったかどうかを確認するには、 show interfaces EXECコマンドを入力します。シャットダウンされたインターフェイスは、 show interfaces コマンドの出力で管理上ダウンと表示されます。