Catalyst 3750/3560/3550/2975/2970/2960/2960-S スイッチ システム メッセージ ガイド Cisco IOS Release 15.0(2)SE
システム メッセージの概要
システム メッセージの概要
発行日;2012/10/15 | 英語版ドキュメント(2012/08/07 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 2MB) | フィードバック

目次

システム メッセージの概要

システム メッセージの読み方

エラー メッセージのトレースバック レポート

アウトプット インタープリタ

Bug Toolkit

TAC への連絡

システム メッセージの概要

このマニュアルでは、Catalyst 3750、3560、3550、2975、2970、2960、および 2960-S 固有のシステム メッセージについて説明します。これらのメッセージは稼働中、システム ソフトウェアからコンソール(および任意で別のシステムのロギング サーバ)に送信されます。すべてのシステム メッセージがシステムの問題を示すわけではありません。通知目的のメッセージもあれば、通信回線、内蔵ハードウェア、またはシステム ソフトウェアの問題を診断するうえで役立つメッセージもあります。


) Catalyst 3750、3560、3550、2975、2970、2960、または 2960-S プラットフォーム固有ではないシステム メッセージについては、www.cisco.com で、Cisco IOS Release 12.2S に対応する『Cisco IOS Software System Messages』を参照してください。


「システム メッセージの読み方」

「エラー メッセージのトレースバック レポート」

システム メッセージの読み方

システム ログ メッセージは最大 80 文字と 1 つのパーセント記号(%)で構成され、設定されている場合にはその前に、オプションとしてシーケンス番号またはタイムスタンプ情報が付加されます。メッセージは、次のフォーマットで表示されます。

シーケンス番号:タイムスタンプ: %ファシリティ-重大度-ニーモニック:記述 (ホスト名-n) (Catalyst 3750、2975、および 2960-S スイッチのみ)

シーケンス番号:タイムスタンプ: %ファシリティ-重大度-ニーモニック:記述 (Catalyst 3750、2975、および 2960-S 以外のスイッチ)

システム メッセージ出力はデフォルトで、ロギング プロセスに送信されます。スイッチ スタックでは、スタック メンバがシステム メッセージ出力に各自のホスト名を追加し、スタック マスター上のロギング プロセスに出力を転送します。

各システム メッセージはパーセント記号(%)から始まります。構成は次のとおりです。

%FACILITY-SEVERITY-MNEMONIC: Message-text

FACILITY は、メッセージが参照するファシリティを示す 2 文字以上の大文字です。ファシリティは、ハードウェア デバイス、プロトコル、またはシステム ソフトウェアのモジュールなどです。 表 1-1 に、Catalyst 3750、3560、3550、2975、2970、2960、および 2960-S 固有のファシリティ コードを示します。

で、ファシリティ コードのアルファベット順、重大度の高い(数字が小さい)エラーから先に、各メッセージについて説明します。

 

表 1-1 ファシリティ コード

ファシリティ コード
説明
参照先

ACLMGRR

ACL マネージャ

AUTHMGR

認証マネージャ

AUTOQOS

Automatic Quality of Service(auto-QoS)(Catalyst 3550 スイッチのみ)

BACKUP_INTERFACE

Flex Link

 

BADTRANSCEIVER

障害トランシーバ メッセージ(3750、2975、2960-S スイッチのみ)

 

BSPATCH

ブートローダ パッチ

 

CFGMGR

コンフィギュレーション マネージャ(Catalyst 3750、2975、および 2960-S スイッチのみ)

CMP

クラスタ メンバーシップ プロトコル

DHCP_SNOOPING

DHCP スヌーピング

DHCP_SNOOPING_CAT3550

DHCP スヌーピング(Catalyst 3550 スイッチのみ)

DOT1Q_TUNNELLING

802.1Q トンネリング(Catalyst 3550 スイッチのみ)

DOT1X

802.1x

DOT1X_SWITCH

スイッチ用 802.1x

DTP

ダイナミック トランキング プロトコル

DWL

Down-When-Looped

EC

EtherChannel

ENVIRONMENT

環境(Catalyst 3550 スイッチのみ)

EPM

ポリシー施行モジュール

ETHCNTR

イーサネット コントローラ

EXPRESS_SETUP

エクスプレス セットアップ

EOU

EAP over UDP

FM

機能マネージャ(Catalyst 3550 スイッチのみ)

FRNTEND_CTRLR

フロントエンド コントローラ(Catalyst 3750、2975、2960-S スイッチのみ)

GBIC

ギガビット インターフェイス コンバータ(GBIC)モジュールの識別および有効性チェック(Catalyst 3550 スイッチのみ)

GBIC_SECURITY

GBIC モジュールおよび Small Form-Factor Pluggable(SFP)モジュール セキュリティ

GBIC_SECURITY_CRYPT

GBIC および SFP モジュール セキュリティ

GBIC_SECURITY_UNIQUE

GBIC および SFP モジュール セキュリティ

GIGASTACK

GigaStack GBIC モジュール(Catalyst 3550 スイッチのみ)

HARDWARE

ハードウェア

HLFM

ローカル フォワーディング マネージャ

HPSECURE

HP セキュア

HULC

HULC

IDBMAN

インターフェイス記述ブロック マネージャ

IFMGR

インターフェイス マネージャ

ILET

IOS ライセンス強制テスト

IGMP_QUERIER

Internet Group Management Protocol(IGMP)クエリア

ILPOWER

Power over Ethernet(PoE)

IMAGEMGR

イメージ マネージャ(Catalyst 3750、2975、および 2960-S スイッチのみ)

IP

インターネット プロトコル

IP_DEVICE_TRACKING_HA

ハイ アベイラビリティのための IP デバイス トラッキング

KEYMAN

KEYMAN

L2TM

レイヤ 2 フォワーディング マネージャ(Catalyst 3550 スイッチのみ)

L3TCAM

レイヤ 3 ユニキャスト ルーティング マネージャ(Catalyst 3550 スイッチのみ)

MAB

MAC 認証バイパス

MAC_LIMIT

MAC アドレス テーブル エントリ

MAC_MOVE

ホスト アクティビティ

NETWORK_PORT_
SATELLITE

ネットワーク ポート サテライト(Catalyst 3550 スイッチのみ)

PAGP_DUAL_ACTIVE

Port Aggregation Protocol(PAgP)デュアルアクティブ検出

PBR

ポリシーベース ルーティング(PBR)(Catalyst 3550 スイッチのみ)

PHY

PHY

PIMSN

Protocol Independent Multicast(PIM)スヌーピング

PLATFORM

下位レベル プラットフォーム固有

PLATFORM_ENV

プラットフォーム環境

PLATFORM_FBM

フォールバック ブリッジング マネージャ

PLATFORM FRULink

10G サービス モジュール メッセージ

PLATFORM_HCEF

Cisco Express Forwarding(CEF)(Catalyst 3750 および 3560 スイッチのみ)

PLATFORM_HPLM

プラットフォームの疑似ラベル マネージャ

PLATFORM_IPC

プラットフォームのプロセス間通信プロトコル(Catalyst 3750、2975、2960-S スイッチのみ)

PLATFORM_IPv6

IP Version 6

PLATFORM_PBR

プラットフォームのポリシーベース ルーティング

PLATFORM_PM

プラットフォームのポート マネージャ

PLATFORM_RPC

プラットフォームのリモート プロシージャ コール(Catalyst 3750、2975、2960-S スイッチのみ)

PLATFORM_SPAN

プラットフォームのスイッチド ポート アナライザ

PLATFORM_UCAST

プラットフォームのユニキャスト ルーティング

PLATFORM_VLAN

プラットフォームの VLAN(仮想 LAN)

PLATFORM_WCCP

プラットフォームの WCCP

PM

ポート マネージャ

PORT SECURITY

ポート セキュリティ

POWERNET

Powernet

QATM

QoS および ACL TCAM マネージャ(Catalyst 3550 スイッチのみ)

QM

QoS マネージャ(Catalyst 3550 スイッチのみ)

QOSMGR

QoS マネージャ

RMON

リモート ネットワーク モニタリング

SCHED

スケジュール

SDM

スイッチング データベース マネージャ(Catalyst 3750 スイッチのみ)

SESA

SESA

SPAN

スイッチド ポート アナライザ

SPANTREE

スパニングツリー

SPANTREE_FAST

スパニングツリー高速コンバージェンス

SPANTREE_VLAN_SW

スパニングツリー VLAN スイッチ

STACKMGR

スタック マネージャ(Catalyst 3750、2975、2960-S スイッチのみ)

STORM_CONTROL

ストーム制御

SUPERVISOR

スーパーバイザ ASIC

SUPQ

スーパーバイザ キュー

SW_DAI

ダイナミック ARP インスペクション

SW_MACAUTH

MAC アドレス認証(Catalyst 3750 および 3560 スイッチのみ)

SW_MATM

MAC アドレス テーブル マネージャ(Catalyst 3750 および 3560 スイッチのみ)

SW_VLAN

VLAN マネージャ

SWITCH_QOS_TB

QoS 信頼境界

TCAMMGR

Ternary Content Addressable Memory(TCAM)マネージャ

UDLD

単一方向リンク検出

UFAST_MCAST_SW

UplinkFast パケット転送

VQPCLIENT

VLAN Query Protocol(VQP)クライアント

VLMAPLOG

VLAN アクセス マップ ログ

WCCP

Web Cache Communication Protocol(WCCP)

WRLSCNTR

Catalyst 3750 Integrated Wireless LAN Controller スイッチ

重大度は 0 ~ 7 の 1 桁のコードで、状態の重大度を表します。この値が小さいほど、重大な状況を意味します。 表 1-2 に、メッセージの重大度を示します。

 

表 1-2 メッセージの重大度

重大度
説明

0:緊急

システムを使用できません。

1:アラート

ただちに対応が必要な状態。

2:クリティカル

危険な状態です。

3:エラー

エラー状態です。

4:警告

警告状態です。

5:通知

正常だが注意を要する状態です。

6:情報

情報メッセージ。

7:デバッグ

デバッグ時に限り表示されるメッセージ。

ニーモニックは、メッセージを一意に識別するコードです。

メッセージテキストは、状態を説明したテキスト文字列です。メッセージのこの部分には、端末ポート番号、ネットワーク アドレス、またはシステム メモリ アドレス スペースの位置に対応するアドレスなど、イベントの詳細情報が含まれることがあります。この可変フィールドの情報はメッセージごとに異なるので、ここでは角カッコ([ ])で囲んだ短い文字列で示します。たとえば 10 進数は [dec] で表します。 表 1-3 に、メッセージ内の変数フィールドを示します。

 

 

表 1-3 変数フィールド

表記
情報のタイプ

[dec]

10 進整数

[char]

1 文字

[chars]

文字列

[enet]

イーサネット アドレス(たとえば 0000.FEED.00C0)

[hex]

16 進整数

[inet]

インターネット アドレス

マスター スイッチ以外の Catalyst 3750、2975、および 2960-S スイッチが生成した Syslog メッセージは、必ず( Switch-x )で終わります。 Switch-x は、メッセージを生成したスタック メンバの番号です。マスター スイッチが生成した Syslog メッセージは、ホスト名の文字列なしで表示されます。

次の例は、Catalyst 3750、2975、および 2960-S 以外のスイッチのスイッチ システム メッセージの一部分です。

00:00:46: %LINK-3-UPDOWN: Interface Port-channel1, changed state to up
00:00:47: %LINK-3-UPDOWN: Interface GigabitEthernet0/1, changed state to up
00:00:47: %LINK-3-UPDOWN: Interface GigabitEthernet0/2, changed state to up
00:00:48: %LINEPROTO-5-UPDOWN: Line protocol on Interface Vlan1, changed state to down
00:00:48: %LINEPROTO-5-UPDOWN: Line protocol on Interface GigabitEthernet0/1, changed state to down 2 *Mar 1 18:46:11: %SYS-5-CONFIG_I: Configured from console by vty2 (10.34.195.36)
18:47:02: %SYS-5-CONFIG_I: Configured from console by vty2 (10.34.195.36)
*Mar 1 18:48:50.483 UTC: %SYS-5-CONFIG_I: Configured from console by vty2 (10.34.195.36)
 

次の例は、Catalyst 3750 スイッチ スタック、Catalyst 2975 スイッチ スタック、または Catalyst 2960-S スイッチ スタック内のスタック マスターおよびスタック メンバ スイッチ(ホスト名は Switch-2 )に対応するスイッチ システム メッセージの一部分です。

00:00:46: %LINK-3-UPDOWN: Interface Port-channel1, changed state to up
00:00:47: %LINK-3-UPDOWN: Interface GigabitEthernet1/0/1, changed state to up
00:00:47: %LINK-3-UPDOWN: Interface GigabitEthernet1/0/2, changed state to up
00:00:48: %LINEPROTO-5-UPDOWN: Line protocol on Interface Vlan1, changed state to down
00:00:48: %LINEPROTO-5-UPDOWN: Line protocol on Interface GigabitEthernet1/0/1, changed state to down 2
*Mar 1 18:46:11: %SYS-5-CONFIG_I: Configured from console by vty2 (10.34.195.36)
18:47:02: %SYS-5-CONFIG_I: Configured from console by vty2 (10.34.195.36)
*Mar 1 18:48:50.483 UTC: %SYS-5-CONFIG_I: Configured from console by vty2 (10.34.195.36)
 
00:00:46: %LINK-3-UPDOWN: Interface Port-channel1, changed state to up (Switch-2)
00:00:47: %LINK-3-UPDOWN: Interface GigabitEthernet1/0/1, changed state to up (Switch-2)
00:00:47: %LINK-3-UPDOWN: Interface GigabitEthernet1/0/2, changed state to up (Switch-2)
00:00:48: %LINEPROTO-5-UPDOWN: Line protocol on Interface Vlan1, changed state to down (Switch-2)
00:00:48: %LINEPROTO-5-UPDOWN: Line protocol on Interface GigabitEthernet1/0/1, changed state to down 2 (Switch-2)
 

エラー メッセージのトレースバック レポート

メッセージの中には、内部エラーが記述され、トレースバック情報が含まれているものがあります。テクニカルサポートの担当者に問題を報告するときは、この情報を提出してください。

次のメッセージ例にはトレースバック情報が含まれています。

-Process= "Exec", level= 0, pid= 17
-Traceback= 1A82 1AB4 6378 A072 1054 1860
 

システム メッセージによっては、エラー メッセージをコピーしたうえでさらに対応を要求される場合があります。次のオンライン ツールからシステム エラー メッセージの詳細を得ることもできます。

ウトプット インタープリタ

アウトプット インタープリタは、 show tech-support 特権 EXEC コマンドなど、さまざまな CLI コマンドの出力に基づいて、詳細情報および推奨する対応策を提供します。

https://www.cisco.com/pcgi-bin/Support/OutputInterpreter/home.pl

Bug Toolkit

Bug Toolkit は、解決済みまたは未解決の問題点に関する情報を提供します。特定の Cisco IOS Release で既知のバグをすべて検索できます。

http://tools.cisco.com/Support/BugToolKit/

TAC への連絡

エラーの種類を特定することができない場合は、を参照してください。