Catalyst 3750、3560、3550、2975、2970、2960、 および 2960-S スイッチ システム メッセージ ガイド, 12.2(53)SE1
システム メッセージの概要
システム メッセージの概要
発行日;2012/02/01 | 英語版ドキュメント(2010/03/26 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 3MB) | フィードバック

目次

システム メッセージの概要

システム メッセージの読み方

エラー メッセージ トレースバック レポート

アウトプット インタープリタ

Bug Toolkit

TAC への連絡

システム メッセージの概要

このマニュアルでは、Catalyst 3750、3560、3550、2975、2970、2960、および 2960-S 固有のシステム メッセージについて説明します。これらのメッセージは稼動中、システム ソフトウェアからコンソール(および任意で別のシステムのロギング サーバ)に送信されます。すべてのシステム メッセージがシステムの問題を示すわけではありません。通知目的のメッセージもあれば、通信回線、内蔵ハードウェア、またはシステム ソフトウェアの問題を診断するうえで役立つメッセージもあります。


) Catalyst 3750、3560、3550、2975、2970、2960、または 2960-S プラットフォーム固有ではないシステム メッセージについては、www.cisco.com で、Cisco IOS リリース 12.2S に対応する『Cisco IOS Software System Messages』を参照してください。


「システム メッセージの読み方」

「エラー メッセージ トレースバック レポート」

システム メッセージの読み方

システム ログ メッセージは最大 80 文字と 1 つのパーセント記号(%)で構成され、設定されている場合にはその前に、オプションとしてシーケンス番号またはタイムスタンプ情報が付加されます。メッセージは次の形式で表示されます。

シーケンス番号:タイムスタンプ: %ファシリティ-重大度-ニーモニック:記述 (ホスト名-n) (Catalyst 3750、2975、および 2960-S スイッチのみ)

シーケンス番号:タイムスタンプ: %ファシリティ-重大度-ニーモニック:記述 (Catalyst 3750、2975、および 2960-S 以外のスイッチ)

システム メッセージ出力はデフォルトで、ロギング プロセスに送信されます。スイッチ スタックでは、スタック メンバーがシステム メッセージ出力に各自のホスト名を追加し、スタック マスター上のロギング プロセスに出力を転送します。

各システム メッセージはパーセント記号(%)から始まります。構成は次のとおりです。

%ファシリティ-重大度-ニーモニック: メッセージテキスト

ファシリティは 2 文字以上の大文字のコードで、メッセージで言及するファシリティを示します。ファシリティはハードウェア デバイス、プロトコル、またはシステム ソフトウェア モジュールのいずれかを指します。 表 1-1 に、Catalyst 3750、3560、3550、2975、2970、2960、および 2960-S 固有のファシリティ コードを示します。

第 2 章「メッセージおよび回復手順」 で、ファシリティ コードのアルファベット順、重大度の高い(数字が小さい)エラーから先に、各メッセージについて説明します。

 

表 1-1 ファシリティ コード

ファシリティ コード
説明
参照先

ACLMGRR

Access Control List(ACL; アクセス コントロール リスト)マネージャ

「ACLMGR メッセージ」

AUTOQOS

Automatic Quality of Service(auto-QoS)(Catalyst 3550 スイッチのみ)

「AUTOQOS メッセージ」

BACKUP_INTERFACE

Flex Link

「BACKUP_INTERFACE メッセージ」

BADTRANSCEIVER

障害トランシーバ メッセージ(3750、2975、2960-S スイッチのみ)

「BADTRANSCEIVER メッセージ」

BSPATCH

ブート ローダ パッチ

「BSPATCH メッセージ」

CFGMGR

コンフィギュレーション マネージャ(Catalyst 3750、2975、および 2960-S スイッチのみ)

「CFGMGR メッセージ」

CMP

Cluster Membership Protocol

「CMP メッセージ」

DHCP_SNOOPING

DHCP スヌーピング

「DHCP_SNOOPING メッセージ」

DHCP_SNOOPING_CAT3550

DHCP スヌーピング(Catalyst 3550 スイッチのみ)

「DHCP_SNOOPING_CAT3550 メッセージ」

DOT1Q_TUNNELLING

IEEE 802.1Q トンネリング(Catalyst 3550 スイッチのみ)

「DOT1Q_TUNNELLING メッセージ」

DOT1X

IEEE 802.1x

「DOT1X メッセージ」

DOT1X_SWITCH

スイッチ用 IEEE 802.1x

「DOT1X_SWITCH メッセージ」

DTP

Dynamic Trunking Protocol(DTP; ダイナミック トランキング プロトコル)

「DTP メッセージ」

DWL

Down-When-Looped

「DWL メッセージ」

EC

EtherChannel

「EC メッセージ」

ENVIRONMENT

環境(Catalyst 3550 スイッチのみ)

「ENVIRONMENT メッセージ」

ETHCNTR

イーサネット コントローラ

「ETHCNTR メッセージ」

EXPRESS_SETUP

Express Setup

「EXPRESS_SETUP メッセージ」

FM

機能マネージャ(Catalyst 3550 スイッチのみ)

「FM メッセージ」

FRNTEND_CTRLR

フロントエンド コントローラ(Catalyst 3750、2975、2960-S スイッチのみ)

「FRNTEND_CTRLR メッセージ」

GBIC

Gigabit Interface Converter(GBIC; ギガビット インターフェイス コンバータ)モジュールの識別および有効性チェック(Catalyst 3550 スイッチのみ)

「GBIC メッセージ」

GBIC_SECURITY

GBIC モジュールおよび Small Form-Factor Pluggable(SFP)モジュール セキュリティ

「GBIC_SECURITY メッセージ」

GBIC_SECURITY_CRYPT

GBIC および SFP モジュール セキュリティ

「GBIC_SECURITY_CRYPT メッセージ」

GBIC_SECURITY_UNIQUE

GBIC および SFP モジュール セキュリティ

「GBIC_SECURITY_UNIQUE メッセージ」

GIGASTACK

GigaStack GBIC モジュール(Catalyst 3550 スイッチのみ)

「GIGASTACK メッセージ」

HARDWARE

ハードウェア

「HARDWARE メッセージ」

HLFM

ローカル フォワーディング マネージャ

「HLFM メッセージ」

HPSECURE

HP セキュア

「HPSECURE メッセージ」

IDBMAN

インターフェイス記述ブロック マネージャ

「IDBMAN メッセージ」

IGMP_QUERIER

Internet Group Management Protocol(IGMP)クエリア

「IGMP_QUERIER メッセージ」

ILPOWER

Power over Ethernet(PoE)

「ILPOWER メッセージ」

IMAGEMGR

イメージ マネージャ(Catalyst 3750、2975、および 2960-S スイッチのみ)

「IMAGEMGR メッセージ」

IP_DEVICE_TRACKING_HA

ハイ アベイラビリティのための IP デバイス トラッキング

「IP_DEVICE_TRACKING_HA メッセージ」

L2TM

レイヤ 2 フォワーディング マネージャ(Catalyst 3550 スイッチのみ)

「L2TM メッセージ」

L3TCAM

レイヤ 3 ユニキャスト ルーティング マネージャ(Catalyst 3550 スイッチのみ)

「L3TCAM メッセージ」

MAC_LIMIT

Media Access Control(MAC; メディア アクセス制御)アドレス テーブル エントリ

「MAC_LIMIT メッセージ」

MAC_MOVE

ホスト アクティビティ

「MAC_MOVE メッセージ」

NETWORK_PORT_
SATELLITE

ネットワーク ポート サテライト(Catalyst 3550 スイッチのみ)

「NETWORK_PORT_SATELLITE メッセージ」

PAGP_DUAL_ACTIVE

Port Aggregation Protocol(PAgP)デュアルアクティブ検出

「PAGP_DUAL_ACTIVE メッセージ」

PBR

Policy-Based Routing(PBR; ポリシーベース ルーティング)(Catalyst 3550 スイッチのみ)

「PBR メッセージ」

PHY

PHY

「PHY メッセージ」

PIMSN

Protocol Independent Multicast(PIM)スヌーピング

「PIMSN メッセージ」

PLATFORM

下位レベル プラットフォーム固有

「PLATFORM メッセージ」

PLATFORM_FBM

フォールバック ブリッジング マネージャ

「PLATFORM_FBM メッセージ」

PLATFORM_HCEF

Cisco Express Forwarding(CEF)(Catalyst 3750 および 3560 スイッチのみ)

「PLATFORM_HCEF メッセージ」

PLATFORM_HPLM

プラットフォームの疑似ラベル マネージャ

「PLATFORM_HPLM メッセージ」

PLATFORM_IPC

プラットフォームのプロセス間通信プロトコル(Catalyst 3750、2975、2960-S スイッチのみ)

「PLATFORM_IPC メッセージ」

PLATFORM_IPv6

IP Version 6

「PLATFORM_IPv6 メッセージ」

PLATFORM_PBR

プラットフォームのポリシーベース ルーティング

「PLATFORM_PBR メッセージ」

PLATFORM_PM

プラットフォームのポート マネージャ

「PLATFORM_PM メッセージ」

PLATFORM_RPC

プラットフォームのリモート プロシージャ コール(Catalyst 3750、2975、2960-S スイッチのみ)

「PLATFORM_RPC メッセージ」

PLATFORM_SPAN

プラットフォームの Switched Port Analyzer(SPAN; スイッチド ポート アナライザ)

「PLATFORM_SPAN メッセージ」

PLATFORM_UCAST

プラットフォームのユニキャスト ルーティング

「PLATFORM_UCAST メッセージ」

PLATFORM_VLAN

プラットフォームの VLAN(仮想 LAN)

「PLATFORM_VLAN メッセージ」

PLATFORM_WCCP

プラットフォームの WCCP

「PLATFORM_WCCP メッセージ」

PM

ポート マネージャ

「PM メッセージ」

PORT SECURITY

ポート セキュリティ

「PORT_SECURITY メッセージ」

QATM

QoS および ACL TCAM マネージャ(Catalyst 3550 スイッチのみ)

「QATM メッセージ」

QM

QoS マネージャ(Catalyst 3550 スイッチのみ)

「QM メッセージ」

QOSMGR

QoS マネージャ

「QOSMGR メッセージ」

RMON

Remote Network Monitoring(RMON; リモート ネットワーク モニタリング)

「RMON メッセージ」

SDM

Switch Database Manager(SDM; スイッチング データベース マネージャ)(Catalyst 3750 スイッチのみ)

「SDM メッセージ」

SPAN

Switched Port Analyzer(SPAN; スイッチド ポート アナライザ)

「SPAN メッセージ」

SPANTREE

スパニングツリー

「SPANTREE メッセージ」

SPANTREE_FAST

スパニングツリー高速コンバージェンス

「SPANTREE_FAST メッセージ」

SPANTREE_VLAN_SW

スパニングツリー VLAN スイッチ

「SPANTREE_VLAN_SW メッセージ」

STACKMGR

スタック マネージャ(Catalyst 3750、2975、2960-S スイッチのみ)

「STACKMGR メッセージ」

STORM_CONTROL

ストーム制御

「STORM_CONTROL メッセージ」

SUPERVISOR

スーパーバイザ Application-Specific Integrated Circuit(ASIC; 特定用途向け集積回路)

「SUPERVISOR メッセージ」

SUPQ

スーパーバイザ キュー

「SUPQ メッセージ」

SW_DAI

ダイナミック ARP インスペクション

「SW_DAI メッセージ」

SW_MACAUTH

MAC アドレス認証(Catalyst 3750 および 3560 スイッチのみ)

「SW_MACAUTH メッセージ」

SW_MATM

MAC アドレス テーブル マネージャ(Catalyst 3750 および 3560 スイッチのみ)

「SW_MATM メッセージ」

SW_VLAN

VLAN マネージャ

「SW_VLAN メッセージ」

SWITCH_QOS_TB

QoS 信頼境界

「SWITCH_QOS_TB メッセージ」

TCAMMGR

Ternary Content Addressable Memory(TCAM)マネージャ

「TCAMMGR メッセージ」

UDLD

UniDirectional Link Detection(UDLD; 単一方向リンク検出)

「UDLD メッセージ」

UFAST_MCAST_SW

UplinkFast パケット転送

「UFAST_MCAST_SW メッセージ」

VQPCLIENT

VLAN Query Protocol(VQP)クライアント

「VQPCLIENT メッセージ」

WCCP

Web Cache Communication Protocol(WCCP; Web キャッシュ通信プロトコル)

「WCCP メッセージ」

WRLSCNTR

Catalyst 3750 Integrated Wireless LAN Controller スイッチ

「WRLSCNTR メッセージ」

重大度は 0 ~ 7 の 1 桁のコードで、状態の重大度を表します。数字が小さいほど深刻な状況です。 表 1-2 に、メッセージの重大度を示します。

 

表 1-2 メッセージの重大度

重大度
説明

0:緊急

システムが使用不可能な状態

1:アラート

ただちに対応が必要な状態

2:クリティカル

クリティカルな状態

3:エラー

エラー状態

4:警告

警告状態

5:通知

正常だが注意を要する状態

6:情報

単なる情報メッセージ

7:デバッグ

デバッグ時に限り表示されるメッセージ

ニーモニックは、メッセージを一意に識別するコードです。

メッセージテキストは、状態を説明したテキスト文字列です。メッセージのこの部分には、端末ポート番号、ネットワーク アドレス、またはシステム メモリ アドレス スペースの位置に対応するアドレスなど、イベントの詳細情報が含まれることがあります。この可変フィールドの情報はメッセージごとに異なるので、ここでは角カッコ([ ])で囲んだ短い文字列で示します。たとえば 10 進数は [dec] で表します。 表 1-3 に、メッセージの可変フィールドを示します。

 

 

表 1-3 可変フィールド

表記
情報のタイプ

[dec]

10 進整数

[char]

1 文字

[chars]

文字列

[enet]

イーサネット アドレス(たとえば 0000.FEED.00C0)

[hex]

16 進整数

[inet]

インターネット アドレス

マスター スイッチ以外の Catalyst 3750、2975、および 2960-S スイッチが生成した Syslog メッセージは、必ず( Switch-x )で終わります。 Switch-x は、メッセージを生成したスタック メンバーの番号です。マスター スイッチが生成した Syslog メッセージは、ホスト名の文字列なしで表示されます。

次の例は、Catalyst 3750、2975、および 2960-S 以外のスイッチのスイッチ システム メッセージの一部分です。

00:00:46: %LINK-3-UPDOWN: Interface Port-channel1, changed state to up
00:00:47: %LINK-3-UPDOWN: Interface GigabitEthernet0/1, changed state to up
00:00:47: %LINK-3-UPDOWN: Interface GigabitEthernet0/2, changed state to up
00:00:48: %LINEPROTO-5-UPDOWN: Line protocol on Interface Vlan1, changed state to down
00:00:48: %LINEPROTO-5-UPDOWN: Line protocol on Interface GigabitEthernet0/1, changed state to down 2 *Mar 1 18:46:11: %SYS-5-CONFIG_I: Configured from console by vty2 (10.34.195.36)
18:47:02: %SYS-5-CONFIG_I: Configured from console by vty2 (10.34.195.36)
*Mar 1 18:48:50.483 UTC: %SYS-5-CONFIG_I: Configured from console by vty2 (10.34.195.36)
 

次の例は、Catalyst 3750 スイッチ スタック、Catalyst 2975 スイッチ スタック、または Catalyst 2960-S スイッチ スタック内のスタック マスターおよびスタック メンバー スイッチ(ホスト名は Switch-2 )に対応するスイッチ システム メッセージの一部分です。

00:00:46: %LINK-3-UPDOWN: Interface Port-channel1, changed state to up
00:00:47: %LINK-3-UPDOWN: Interface GigabitEthernet1/0/1, changed state to up
00:00:47: %LINK-3-UPDOWN: Interface GigabitEthernet1/0/2, changed state to up
00:00:48: %LINEPROTO-5-UPDOWN: Line protocol on Interface Vlan1, changed state to down
00:00:48: %LINEPROTO-5-UPDOWN: Line protocol on Interface GigabitEthernet1/0/1, changed state to down 2
*Mar 1 18:46:11: %SYS-5-CONFIG_I: Configured from console by vty2 (10.34.195.36)
18:47:02: %SYS-5-CONFIG_I: Configured from console by vty2 (10.34.195.36)
*Mar 1 18:48:50.483 UTC: %SYS-5-CONFIG_I: Configured from console by vty2 (10.34.195.36)
 
00:00:46: %LINK-3-UPDOWN: Interface Port-channel1, changed state to up (Switch-2)
00:00:47: %LINK-3-UPDOWN: Interface GigabitEthernet1/0/1, changed state to up (Switch-2)
00:00:47: %LINK-3-UPDOWN: Interface GigabitEthernet1/0/2, changed state to up (Switch-2)
00:00:48: %LINEPROTO-5-UPDOWN: Line protocol on Interface Vlan1, changed state to down (Switch-2)
00:00:48: %LINEPROTO-5-UPDOWN: Line protocol on Interface GigabitEthernet1/0/1, changed state to down 2 (Switch-2)
 

エラー メッセージ トレースバック レポート

メッセージの中には、内部エラーが記述され、トレースバック情報が含まれているものがあります。テクニカル サポートの担当者に問題を報告するときは、この情報を提出してください。

次のメッセージ例にはトレースバック情報が含まれています。

-Process= "Exec", level= 0, pid= 17
-Traceback= 1A82 1AB4 6378 A072 1054 1860
 

システム メッセージによっては、エラー メッセージをコピーしたうえでさらに対応を要求される場合があります。次のオンライン ツールからシステム エラー メッセージの詳細を得ることもできます。

ウトプット インタープリタ

アウトプット インタープリタは、 show tech-support イネーブル EXEC コマンドなど、さまざまな CLI(コマンドライン インターフェイス)コマンドの出力に基づいて、詳細情報および推奨する解決方法を提供します。

https://www.cisco.com/pcgi-bin/Support/OutputInterpreter/home.pl

Bug Toolkit

Bug Toolkit は、解決済みまたは未解決の問題点に関する情報を提供します。特定の Cisco IOS リリースで既知のバグをすべて検索できます。

http://tools.cisco.com/Support/BugToolKit/

TAC への連絡

エラーの種類を特定することができない場合は、「マニュアルの入手方法およびテクニカル サポート」を参照してください。