Catalyst 3750 スイッチ ソフトウェア コンフィギュレーション ガイド Cisco IOS Release 12.2(58)SE
TelePresence E911 IP Phone サポートの設定
TelePresence E911 IP Phone サポートの設定
発行日;2012/05/09 | 英語版ドキュメント(2011/04/22 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 58MB) | フィードバック

目次

TelePresence E911 IP Phone サポートの設定

TelePresence E911 IP Phone サポートの概要

TelePresence E911 IP Phone サポートの設定

設定時の注意事項

TelePresence E911 IP Phone サポートのイネーブル化

TelePresence E911 IP Phone サポートの設定

特に明記しない限り、スイッチという用語はスタンドアロン スイッチおよびスイッチ スタックを意味します。

Catalyst 3750 スイッチ コマンド リファレンスに、コマンドの構文と使用方法が説明されています。

「TelePresence E911 IP Phone サポートの概要」

「TelePresence E911 IP Phone サポートの設定」

TelePresence E911 IP Phone サポートの概要

Cisco IP Phone は、Cisco TelePresence システムにおけるユーザ インターフェイスとして使用できます。図 1 を参照してください。この構成では、IP Phone を常にオンにして、緊急通報に使用できるようにしておく必要があります。Cisco TelePresence システムのコーデックの電源に障害や中断が発生したり、コーデック自体に障害が発生したりすると、IP Phone を使用できなくなります。

図 37-1 電話機、コーデック、スイッチ間の接続

 

 

1

スイッチ

3

IP Phone

2

コーデックを搭載した Cisco TelePresence システム

IP Phone を常にオンにして、緊急通報に使用できるようにしておくためには、TelePresence E911 IP Phone サポート機能を使用します。CDP 対応 IP Phone がスイッチを介してコーデックに接続されている場合、CDP パケットを IP Phone から Cisco TelePresence システムのコーデックだけに転送するようにスイッチを設定できます。スイッチは、 入力ポートと出力ポートのペア を CDP フォワーディング テーブルに追加します。入力ポートと出力ポートのペアは、IP Phone に接続された入力スイッチ ポートとコーデックに接続された出力スイッチ ポートの間の 1 対 1 のマッピングです。

IP Phone とコーデックは、IP ネットワークを介して通信します。コーデックの電源に障害や中断が発生したり、コーデック自体に障害が発生したりしても、IP Phone は IP ネットワークに接続された状態で維持され、緊急通報に使用できます。

スイッチは、入力ポートで受信されたすべての CDP パケットを出力ポートに転送します。スイッチの単一のポートを介して複数の IP Phone がコーデックに接続されている場合は、1 台の電話機だけが IP ネットワークを介して通信できます。この電話機は、通常、コーデックによって受信された最初の CDP パケットを送信した電話機です。

図 37-2 電話機、スイッチ、コーデック間の接続

 

 

1

スイッチ

3

CDP 対応 IP Phone

2

コーデックを搭載した Cisco TelePresence システム

TelePresence E911 IP Phone サポートの設定

「設定時の注意事項」

「TelePresence E911 IP Phone サポートのイネーブル化」

「例」

設定時の注意事項

TelePresence E911 IP Phone がサポートされた、CDP 対応の電話機のみを使用してください。

Cisco TelePresence システムの IP Phone とコーデックは、スイッチ スタック内の任意の 2 ポートを介して接続できます。

TelePresence E911 IP Phone サポートのイネーブル化

特権 EXEC モードで実行します。

 

コマンド
目的

ステップ 1

configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

cdp forward ingress port-id egress port-id

入力ポートと出力ポートのペアを設定します。

ingress port -id :CDP 対応 IP Phone に接続されたポートを指定します。

egress port-id :Cisco TelePresence システムのコーデックに接続されたポートを 指定します

このステップを繰り返して、追加の入力ポートと出力ポートのペアを設定します。

ステップ 3

end

特権 EXEC モードに戻ります。

ステップ 4

show cdp forward

入力ポートと出力ポートのペアを確認します。コマンド出力では、 転送され、ドロップされたパケット数 も表示します。

ステップ 5

copy running-config startup config

(任意)コンフィギュレーション ファイルに設定を保存します。

Switch# configure terminal
Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z.
Switch(config)# cdp forward ingress gigabitethernet2/0/1 egress gigabitethernet2/0/12
Switch(config)# cdp forward ingress gigabitethernet2/0/1 egress gigabitethernet2/0/13
Ingress interface already configured
Switch(config)# cdp forward ingress gigabitethernet2/0/2 egress gigabitethernet2/0/12
Egress interface already configured
Switch(config)# cdp forward ingress gigabitethernet2/0/2 egress gigabitethernet2/0/13
Switch(config)# end
Switch#
*Mar 1 13:38:34.954: %SYS-5-CONFIG_I: Configured from console by console
Switch# show running-config | include cdp
cdp forward ingress GigabitEthernet2/0/1 egress GigabitEthernet2/0/12
cdp forward ingress GigabitEthernet2/0/2 egress GigabitEthernet2/0/13
Switch# show cdp forward
 
Ingress Egress # packets # packets
Port Port forwarded dropped
-------------------------------------------------------------
Gi2/0/1 Gi2/0/12 0 0
Gi2/0/2 Gi2/0/13 0 0
 
Switch# configure terminal
Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z.
Switch(config)# no cdp forward ingress gigabitethernet2/0/1
Switch(config)# end
Switch#
*Mar 1 13:39:14.120: %SYS-5-CONFIG_I: Configured from console by console
Switch# show running-config | include cdp
cdp forward ingress GigabitEthernet2/0/2 egress GigabitEthernet2/0/13
Switch# show cdp forward
Ingress Egress # packets # packets
Port Port forwarded dropped
-------------------------------------------------------------
Gi2/0/2 Gi2/0/13 0 0
 
Switch#