Catalyst 3750-E/3560-E スイッチ ハードウェア イ ンストレーション ガイド
スイッチの設置
スイッチの設置
発行日;2012/02/07 | 英語版ドキュメント(2010/11/27 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 6MB) | フィードバック

目次

スイッチの設置

設置の準備

安全上の警告

設置に関する注意事項

梱包内容

工具および部品

スイッチのスタック構成のプランニング(Catalyst 3750-E スイッチ)

スイッチをスタック構成にする場合の注意事項

スタックのケーブル接続方法

スタックの帯域幅およびスタックの区分の例

スイッチ スタックの電源投入シーケンス

スイッチの設置

ラックへの設置

ラックマウント ブラケットの取り付け

ラックへのスイッチの取り付け

壁面への設置

壁面へ設置する場合のスイッチへのブラケットの取り付け

Catalyst 3560E-12D スイッチの壁面への設置

卓上または棚への設置

スイッチを設置したあとの作業

StackWise ポートへの接続(Catalyst 3750-E スイッチ)

10 ギガビット イーサネット スロットへの装置の取り付け

X2 トランシーバ モジュールおよびコンバータ モジュールの取り付け

X2 トランシーバ モジュールまたはコンバータ モジュールの取り外し

SFP モジュールの取り付け

SFP モジュールの取り付け

SFP モジュールの取り外し

イーサネット ポートへの装置の接続

10/100/1000 イーサネット ポートの接続

PoE ポートの接続

次の作業

スイッチの設置

この章では、Catalyst 3750-E または Catalyst 3560-E スイッチの設置方法とスイッチへの接続方法について説明します。また、スイッチをスタック構成にしたケーブルを接続する際の考慮事項についても説明します(Catalyst 3750-E のみ)。この章の内容は次のとおりです。次の順番で手順を進めてください。

「設置の準備」

「スイッチのスタック構成のプランニング(Catalyst 3750-E スイッチ)」

「スイッチの設置」

「StackWise ポートへの接続(Catalyst 3750-E スイッチ)」

「10 ギガビット イーサネット スロットへの装置の取り付け」

「SFP モジュールの取り付け」

「イーサネット ポートへの装置の接続」

「次の作業」

スイッチの初期設定をする場合は、スイッチに IP アドレスを割り当てる方法および電源関係の情報について、Cisco.com で提供されているスイッチのスタートアップ ガイドを参照してください。

設置の準備

ここで説明する内容は、次のとおりです。

「安全上の警告」

「設置に関する注意事項」

「梱包内容」

「工具および部品」

安全上の警告

ここでは、基本的な設置の注意事項と警告事項について説明します。警告の各国語版は、スイッチに付属の『 Regulatory Compliance and Safety Information for the Catalyst 3750-E and Catalyst 3560-E Switch 』に記載されています。また、Cisco.com からオンラインで入手できます。設置手順を開始する前に、この説明を参照してください。


警告 スイッチの過熱を防止するために、室温が 113 °F (45 ℃)を超える環境では使用しないでください。また、通気を妨げないように、通気口の周囲に 3 インチ(7.6 cm)以上のスペースを確保してください。ステートメント 17B



警告 電源に接続されている装置を扱う場合は、事前に指輪、ネックレス、腕時計などの装身具を外しておいてください。これらの金属が電源やアースに接触すると、金属が過熱して重度のやけどを負ったり、金属類が端子に焼き付くことがあります。ステートメント 43



警告 他の装置の上にシャーシを積み重ねないでください。シャーシが落下すると、大けがをしたり、装置が損傷したりすることがあります。ステートメント 48



警告 DC 入力電源に接続された導線の被覆が取れていると、感電する危険性があります。DC 入力電源導線の露出部分が端子ブロック プラグからはみ出していないことを確認してください。ステートメント 122



警告 セントラル オフィス環境で使用するイーサネット ケーブルにはシールドが必要です。ステートメント 171



警告 電源モジュールやファン モジュールの取り付けまたは取り外し中は、空いているスロットやシャーシに手を入れないでください。回路の露出部分に触れると、感電の恐れがあります。ステートメント 206



警告 スイッチに Redundant Power System(RPS; 冗長電源システム)を接続しない場合は、スイッチ背面に RPS コネクタ カバーを取り付けてください。ステートメント 265



警告 電源の障害が発生した場合または停電時は、Voice over IP(VoIP)および緊急電話サービスを利用できません。電源の復旧後に VoIP および緊急電話サービスを利用できるようにするには、機器のリセットまたは再設定が必要になる場合があります。米国での緊急電話番号は 911 です。それぞれの国の緊急電話番号を確認しておいてください。ステートメント 361



警告 RPS レセプタクルに接続できるのは RPS 2300 だけです。ステートメント 370



警告 壁面への設置手順をよく読んでから、設置作業を開始してください。適切なハードウェアを使用しなかったり、正しい手順に従わなかったりすると、人身事故やシステムの損傷を引き起す原因となります。ステートメント 378



警告 雷が発生しているときには、システムに手を加えたり、ケーブルの接続や取り外しを行わないでください。ステートメント 1001



警告 以降の作業を行う前に、DC 回路に電気が流れていないことを確認してください。ステートメント 1003



警告 設置手順を読んでから、システムを電源に接続してください。ステートメント 1004


 


警告



ラックに装置を取り付けたり、ラック内の装置のメンテナンス作業を行ったりする場合は、事故を防ぐため、装置が安定した状態で置かれていることを十分に確認してください。安全を確保するために、次の注意事項に従ってください。

ラックに設置する装置が 1 台だけの場合は、ラックの一番下に取り付けます。

ラックに複数の装置を設置する場合は、最も重い装置を一番下にして、下から順番に取り付けます。

ラックにスタビライザが付いている場合は、装置の設置またはメンテナンス作業を行う前にスタビライザを取り付けてください。ステートメント 1006


警告 クラス 1 レーザー製品です。ステートメント 1008



警告 この装置は、立ち入り制限区域内の設置を想定しています。立ち入り制限区域とは、特殊な工具、錠前、鍵、その他の保安手段を使用しないと立ち入ることのできない場所です。ステートメント 1017



警告 いつでも装置の電源を切断できるように、プラグおよびソケットにすぐに手が届く状態にしておいてください。ステートメント 1019



警告 この装置はアースする必要があります。絶対にアース導体を破損させたり、アース線が正しく取り付けられていない装置を稼動させたりしないでください。アースが適切かどうかがはっきりしない場合には、電気検査機関または電気技術者に確認してください。ステートメント 1024



警告 この装置には複数の電源装置が接続されている場合があります。装置の電源を切るには、すべての接続を取り外す必要があります。ステートメント 1028



警告 この装置の設置、交換、または保守は、訓練を受けた相応の資格のある人が行ってください。ステートメント 1030



警告 この製品を廃棄処分する際には、各国の法律または規制に従って取り扱ってください。ステートメント 1040



警告 装置が設置されている建物の外部と接続する場合は、10/100/1000 イーサネット ポートを回路保護機能を備えた承認済みのネットワーク終端装置を使用して接続する必要があります。ステートメント 1044



警告 装置を設置または交換するときには、必ずアースを最初に接続し、最後に取り外します。ステートメント 1046



警告 絶縁されていない金属接点、導体、または端子を Power over Ethernet(PoE; パワー オーバー イーサネット)回路の相互接続に使用すると、電圧によって感電事故が発生することがあります。絶縁されていない金属部品が立ち入り制限区域内にある場合や、立ち入り制限区域への出入りを許可された危険性を認識しているユーザまたは保守担当者以外は、このような相互接続方式を使用しないでください。立ち入り制限区域とは、特殊な工具、錠前、鍵、その他の保安手段を使用しないと立ち入ることのできない場所です。ステートメント 1072



警告 装置は地域および各国の電気規格に従って設置する必要があります。ステートメント 1074


ステートメント 371 -- 電源コードおよび AC アダプタ

 


注意 電磁適合性および安全性のための Telcordia GR-1089 Network Equipment Building Systems(NEBS)規格に準拠するため、イーサネットケーブルは、建物内または屋内の配線またはケーブルだけに接続するようにしてください。


注意 Telcordia GR-1089 NEBS 規格に従うには、スイッチの左右いずれかの側にある PoE または非 PoE の 10/100/1000 イーサネット ポート ケーブルを、最も近い金属ラック ハードウェアにルーティングして固定します。


) この製品のアース アーキテクチャは DC 絶縁(DC-I)方式です。


設置に関する注意事項

スイッチを設置する前に、次の注意事項が守られていることを確認してください。

前面パネルと背面パネルの周囲には、次の条件を満たすようにスペースをとります。

前面パネルのインジケータを容易に確認できる。

ポートに無理なくケーブルを接続できる。

AC 電源コードが AC 電源コンセントからスイッチの背面パネル上のコネクタに届く。

X2-10GB-CX4 トランシーバ モジュールの最小曲げ半径およびコネクタ長の制限を満たしている。詳細は、X2 トランシーバ モジュールのマニュアルを参照してください。

RPS 2300 をサポートするスイッチの場合は、RPS 2300 を接続する際にスイッチの背面パネルに手が届くようにします。背面パネルに手が届かない場合は、スイッチをラックに搭載する前にスイッチどうしを接続してください。

オプションの 1150 W 電源モジュール(C3K-PWR-1150WAC=)を使用する場合は、最初にスイッチをラックに搭載してから電源モジュールを取り付けます。

スイッチを移動する場合は、その前に電源モジュールおよびファン モジュールの非脱落型ネジを締めてください。

1150 W 電源モジュールを搭載したスイッチの上または下のスイッチで、スイッチの電源コードを抜き差しする場合は、スイッチから電源モジュールを取り外さないと電源コードに手が届かない場合あります。

ケーブルはラジオ、電線、蛍光灯などの電気ノイズ源から遠ざけて配線します。また、ケーブルを損傷する可能性のある他の装置から離して安全に配線してください。

イーサネット ポートの銅線接続の場合、スイッチから接続先装置までのケーブル長は 328フィート(100 m) 以内です。

X2 モジュールの接続のケーブル要件については、「ケーブルおよびアダプタの仕様」を参照してください。各ポートはケーブルの接続先の波長仕様と一致させる必要があります。また、ケーブル長は制限値を超えないものとします。

動作環境が、 付録 A「技術仕様」 に記載されている範囲内に収まるようにします。

スイッチの周囲および通気口を通過するエアーフローが妨げられないようにします。

装置周辺の温度が113 °F(45 ℃)を超えないようにします。密閉式ラックまたはマルチラック アセンブリにスイッチを設置すると、スイッチ周辺の温度が通常の室温より高くなることがあります。

Cisco イーサネット スイッチには、ファンやブロワーなどの冷却機構が搭載されています。ただし、これらのファンやブロワーは、埃やその他の粒子を吸い込んでシャーシ内に汚れが蓄積し、システムの故障の原因となることがあります。この装置は、できるだけ埃や導電性の異物(建設作業などによる金属薄片など)のない環境に設置する必要があります。

次の規格では、許容される動作環境および浮遊する粒子状物質の許容レベルについて規定されています。

Network Equipment Building Systems(NEBS)GR-63-CORE

National Electrical Manufacturers Association(NEMA)Type 1

International Electrotechnical Commission(IEC)IP-20

梱包内容

梱包内容はスイッチのスタートアップ ガイドに記載されています。足りないものや損傷しているものがある場合は、製品を購入された代理店に連絡してください。

工具および部品

スイッチをラックに搭載する場合は、No. 2 プラス ドライバが必要になります。StackWise ケーブルを接続する場合は、5 lbf-in(80 ozf-in)のトルクが使えるラチェット式ドライバが必要になります。

スイッチのスタック構成のプランニング(Catalyst 3750-E スイッチ)

スイッチをスタック構成にする場合は、次の内容を参照してください。

「スイッチをスタック構成にする場合の注意事項」

「スタックのケーブル接続方法」

「スタックの帯域幅およびスタックの区分の例」

「スイッチ スタックの電源投入シーケンス」

スイッチをスタック構成にする場合の注意事項

スイッチ スタックを管理するための一般的な概念と手順については、Cisco.com で提供されているソフトウェア コンフィギュレーション ガイドを参照してください。既存の 3750 スイッチ スタックに Catalyst 3750-E を追加する場合は、Cisco.com で提供されている『 Catalyst 3750-E Switch Stack Compatibility Guide 』を参照し、ス混合スタック構成に関する情報を確認します。

スタック内のスイッチどうしを接続する前に、スタック構成に関する次の注意事項を確認してください。

スイッチおよびオプションの電源モジュールのサイズ。1150 W 電源モジュールは他のモジュールよりも長さがあります。同じ電源モジュールを搭載したスイッチでスタックを構成すると、スイッチどうしの接続が簡単になります。スイッチの寸法については、 付録 A「技術仕様」 を参照してください。

ケーブルの長さ。スタックの構成方法によって、必要なケーブルの長さは異なります。発注時に StackWise ケーブルの長さを指定していない場合、付属するケーブルは 0.5 m となります。1 m または 3 m のケーブルが必要な場合は、シスコの代理店にご注文ください。ケーブルの Part Number については、「StackWise ポート」を参照してください。また、「スタックのケーブル接続方法」の推奨例も参照してください。

スイッチの背面パネルおよびラック背面での作業(スイッチをスタック構成にする場合)。背面パネルに手が届かない場合は、スイッチをラックに搭載する前にスイッチどうしを接続することになります。

ラックに搭載するスイッチ スタック構成の場合は、次の推奨手順を確認してください。

RPS 2300 を使用する場合は、RPS を最初にスタックの最下段に設置します。必要に応じて RPS とその真上のスイッチとの間に 1 RU 分の空間を確保し、ケーブル配線が容易になるようにします。

必要に応じて RPS 2300 にすべての 22 ピン RPS ケーブルを接続します。

スイッチをラックに搭載します。オプションの 1150 W 電源モジュールを使用する場合は、最初にスイッチをラックに搭載してから電源モジュールを取り付けます。

RPS ケーブルを RPS 2300 の上の最初のスイッチに接続します。スタック ケーブルを RPS の上の最初のスイッチに接続します。

RPS ケーブルを RPS 2300 の上の次のスイッチに接続します。スタック ケーブルを RPS の上の次のスイッチに接続します。

すべての装置を接続するまで、この手順を繰り返します。

スタックのケーブル接続方法

ここでは、スイッチをスタック構成にする場合のケーブル接続方法の推奨例について説明します。

図 2-1 は、付属の 0.5 m の StackWise ケーブルを使用した接続の推奨例です。この例では、スタック内のスイッチは垂直ラックまたは卓上に設置されています。このようなスタック構成にすると、接続の冗長性が確保されます。

図 2-1 0.5 m の StackWise ケーブルを使用した、垂直ラックまたは卓上でのスイッチのスタック

 

図 2-2 の例では、付属の 0.5 m の StackWise ケーブルに加えて、3 m の StackWise ケーブルも使用しています。このようなスタック構成でも、接続の冗長性が確保されます。

図 2-2 0.5 m および 3 m の StackWise ケーブルを使用した、垂直ラックまたは卓上での Catalyst 3750-E スイッチのスタック

 

図 2-3 および図 2-4 は、スイッチをラックまたは壁面で並列接続する場合の推奨例です。1 m および 3 m の StackWise ケーブルを使用してスイッチを接続します。このようなスタック構成にすると、接続の冗長性が確保されます。

図 2-3 最大 8 台のスイッチの並列接続構成によるスタック

 

図 2-4 最大 9 台のスイッチの並列接続構成によるスタック

 

スタックの帯域幅およびスタックの区分の例

ここでは、スタックの帯域幅とスタックの区分について図示しながら説明します。

の例のように Catalyst 3750-E スイッチを接続すると、StackWise ケーブル接続の全帯域幅と冗長性が確保されます。

図 2-5 全帯域幅を使用できるスタックの例

 

は、Catalyst 3750-E スイッチの StackWise ケーブル接続が不完全な例です。このスタック構成では、帯域幅を半分しか使用できず、接続の冗長性も確保されません。

図 2-6 使用できる帯域幅が半分になるスタックの例

 

図 2-7 および図 2-8 は、フェールオーバー条件の Catalyst 3750-E スイッチのスタック例です。図 2-7 では、リンク B の StackWise ケーブルが不良であるため、帯域幅を半分しか利用できず、接続の冗長性もありません。図 2-8 では、リンク B が不良であるため、2 つのスタックに区分され、スイッチ 1 とスイッチ 3 がスタック マスターになります。

図 2-7 フェールオーバー条件のスタックの例

 

図 2-8 フェールオーバー条件でスタックが区分される例

 

スイッチ スタックの電源投入シーケンス

スタック内のスイッチに電源を投入する前に、次の注意事項を確認してください。

スイッチに最初に電源を投入するシーケンスは、スタック マスターになるスイッチに影響を及ぼします。

特定のスイッチをスタック マスターにしたい場合は、最初にそのスイッチに電源を投入します。このようにすると、そのスイッチがスタック マスターになり、マスターの再選択が必要になるまで、そのままスタック マスターとして機能します。その後 1 分経過してから、スタック内のその他のスイッチに電源を投入します。

スタック マスターにしたいスイッチが特にない場合は、1 分以内にスタック内のすべてのスイッチに電源を投入します。これらのスイッチは、スタック マスターの候補となります。1 分経過してから電源が投入されたスイッチは、スタック マスターの選択対象から外されます。

既存のスイッチ スタックに対してスイッチの追加や取り外しを行う場合は、その前に対象スイッチの電源をオフにします。

スタック マスターの再選択が生じる条件、または手動でスタック マスターを選ぶ方法については、Cisco.com で提供されているスイッチのソフトウェア コンフィギュレーション ガイドの「Managing Switch Stacks」の章を参照してください。

スイッチの設置

ここでは、次の設置手順について説明します。

「ラックへの設置」

「壁面への設置」

「卓上または棚への設置」

「スイッチを設置したあとの作業」

ここでは、例として Catalyst 3750E-48 PoE スイッチの図を示します。Catalyst 3750-E および Catalyst 3560-E スイッチは、壁面への設置を除いてすべて同じ手順で設置できます。

ラックへの設置

19 インチ ラックにスイッチを設置するには、ここで説明する手順に従ってください。

 


警告



ラックに装置を取り付けたり、ラック内の装置のメンテナンス作業を行ったりする場合は、事故を防ぐため、装置が安定した状態で置かれていることを十分に確認してください。安全を確保するために、次の注意事項に従ってください。

ラックに設置する装置が 1 台だけの場合は、ラックの一番下に取り付けます。

ラックに複数の装置を設置する場合は、最も重い装置を一番下にして、下から順番に取り付けます。

ラックにスタビライザが付いている場合は、装置の設置またはメンテナンス作業を行う前にスタビライザを取り付けてください。ステートメント 1006

他の種類のラックにスイッチを設置する場合は、スイッチの付属品ではないオプションのブラケット キットが必要になります。図 2-9 に、標準の 19 インチ用ブラケット、オプションのマウントブラケット、および Part Number を示します。

図 2-9 ラックマウント ブラケット

 

 

1

19 インチ用ブラケット、Part Number:RCKMNT-E-1RU=

2

23 インチ用ブラケット、Part Number:RCKMNT-E-MISC=

3

23/24 インチ用ブラケット、Part Number:RCKMNT-E-MISC=

4

ETSI 用ブラケット、Part Number:RCKMNT-E-MISC=

5

Catalyst 3560E-12D スイッチ壁面マウント用ブラケット、
Part Number:700-25427-XX=

ラックマウント ブラケットの取り付け

スイッチをラックに設置するには、マウント ブラケットが取り付けられるように、最初にスイッチのシャーシのネジを取り外す必要があります。フロントマウントの位置に取り付ける場合は、スイッチの側面パネルから 2 本のトラスヘッド ネジを外します(図 2-10)。スイッチ モデルによっては、側面パネルからネジを 1 本だけ外すものもあります。ミッドマウントの位置に取り付ける場合は、1 本のネジを外します。リアマウントの位置に取り付ける場合は、スイッチ モデルに応じて 1 本または 2 本のネジを外します。

図 2-10 スイッチからのネジの取り外し

 

フロントマウントまたはリアマウントの位置の場合は、4 本のフラットヘッド ネジでブラケットの長い方をスイッチに取り付けます(図 2-11)。ミッドマウントの位置の場合は、3 本のネジでブラケットを取り付けます。

図 2-11 19 インチ ラック用ブラケットの取り付け

 

 

1

フロントマウントの位置

3

ミッドマウントの位置

2

No. 8 フラットヘッド ネジ

4

リアマウントの位置

ラックへのスイッチの取り付け

スイッチにブラケットを取り付けてから、4 本の付属の小ネジでブラケットをラックに取り付けます(図 2-12)。ブラックの小ネジを使用して、左右いずれかのブラケットにケーブル ガイドを取り付けます。

スイッチの設置が完了したら、スイッチの設定の詳細について 「スイッチを設置したあとの作業」を参照してください。

図 2-12 ラックへのスイッチの取り付け

 

 

1

小ネジ、ブラック

4

No. 12 小ネジ

2

ケーブル ガイド

5

ミッドマウントの位置

3

フロントマウントの位置

6

リアマウントの位置

壁面への設置

Catalyst 3560E-12D スイッチを壁面に設置するには、次の手順に従います。

「壁面へ設置する場合のスイッチへのブラケットの取り付け」

「Catalyst 3560E-12D スイッチの壁面への設置」


警告 壁面への設置手順をよく読んでから、設置作業を開始してください。適切なハードウェアを使用しなかったり、正しい手順に従わなかったりすると、人身事故やシステムの損傷を引き起す原因となります。ステートメント 378



注意 Catalyst 3560E-12D スイッチは壁面だけに設置できます。24 ポートおよび 48 ポート スイッチ、または Catalyst 3560E-12SD スイッチは、壁面に設置できません。

壁面へ設置する場合のスイッチへのブラケットの取り付け

スイッチにブラケットを取り付ける前に、スイッチの側面パネルから 11 本のトラスヘッド ネジを外します。図 2-13 に、スイッチの片側にブラケットを取り付ける方法を示します。同じ手順に従って、反対側に 2 つ目のブラケットを取り付けます。


注意 スイッチを壁面に取り付ける場合は、19 インチ用ブラケットを使用しないでください。このブラケットは壁面への取り付けに適していません。

図 2-13 壁面マウント用ブラケットの取り付け(Catalyst 3560E-12D スイッチのみ)

 

 

1

トラスヘッド ネジ

Catalyst 3560E-12D スイッチの壁面への設置

Catalyst 3560E-12D スイッチの場合、図 2-14 に示すように 左面パネルを上に向けて スイッチを設置します。スイッチおよびケーブルを確実に支えるために、スイッチを壁の突起に確実に取り付けます。

図 2-14 左面パネルを上に向けた Catalyst 3560E-12D スイッチの壁面への設置

 

 

1

ユーザ側で用意したネジ

スイッチの設置が完了したら、スイッチの設定の詳細について 「スイッチを設置したあとの作業」を参照してください。

卓上または棚への設置

スイッチを卓上または棚に設置する場合は、マウントキットの中から粘着シール付きのゴム製の脚を取り出します。シャーシ底面のくぼみにゴム製の脚を 4 つ取り付けます。

スイッチの側面パネルから 2 本のトラスヘッド ネジを外し、そのネジでブラケットをスイッチに取り付けます(図 2-15)。適切な金具を使用してブラケットを卓上または棚に固定します。


注意 スイッチを壁面に取り付ける場合は、19 インチ用ブラケットを使用しないでください。このブラケットは壁面への取り付けに適していません。

図 2-15 卓上または棚に設置する場合の 19 インチ用ブラケットの取り付け

 

 

1

ユーザ側で用意したネジ

2

トラスヘッド ネジ

スイッチの設置が完了したら、スイッチの設定の詳細について 「スイッチを設置したあとの作業」を参照してください。

スイッチを設置したあとの作業

スイッチを設置したあと、次の作業が必要になります。

Express Setup を実行してスイッチの初期設定を開始し、スイッチの設定を行います。手順については、スイッチに付属のスタートアップ ガイドを参照してください。Cisco.com からも入手できます。

Command-line Interface(CLI; コマンドライン インターフェイス) セットアップ プログラムを使用して、スイッチの初期設定を開始します。 付録 C「CLI ベースのセットアップ プログラムによるスイッチの設定」 を参照してください。

前面パネルのポートに接続します。「10 ギガビット イーサネット スロットへの装置の取り付け」および 「イーサネット ポートへの装置の接続」を参照してください。

StackWise ポートへの接続(Catalyst 3750-E スイッチ)

StackWise ケーブルを接続する前に、「スイッチのスタック構成のプランニング(Catalyst 3750-E スイッチ)」を確認します。スイッチの相互接続には必ずシスコ認定の StackWise ケーブルを使用してください。

次の手順で、StackWise ポートに StackWise ケーブルを接続します。


ステップ 1 StackWise ケーブルと StackWise ポートからダスト カバーを取り外し、再使用できるように保管しておきます。

ステップ 2 StackWise ケーブルのウィンドウを使用して、コネクタを正しい位置に合わせます。スイッチ背面の StackWise ポートにケーブルを差し込みます(図 2-16)。ラチェット式ドライバを使用し、止めネジを 5 lbf-in(80 ozf-in)のトルクで締めます。

ステップ 3 ケーブルのもう一端を他のスイッチのコネクタに差し込み、止めネジを 5 lbf-in(80 ozf-in)のトルクで締めます。締めすぎないように注意してください。

図 2-16 StackWise ポートへの StackWise ケーブルの取り付け

 


 


注意 StackWise ケーブルの取り外しや取り付けを行うと、ケーブルの耐用期間が短くなる可能性があります。ケーブルの取り外しや取り付けは必要最低限にしてください。

コネクタから StackWise ケーブルを取り外す必要がある場合は、コネクタを取り外す前に接続しているネジを完全に外します。コネクタを使用しない場合は、ダスト カバーを取り付けて、コネクタを埃から保護してください。

10 ギガビット イーサネット スロットへの装置の取り付け

ここでは、X2 トランシーバ モジュールと Cisco TwinGig コンバータ モジュール( コンバータ モジュール とも呼ばれます)の取り付けおよび取り外し手順について説明します。

スイッチには、シスコ製の X2 トランシーバ モジュール、コンバータ モジュール、および SFP モジュールだけを使用してください。シスコ製の各モジュールには、セキュリティ情報をコード化したシリアル EEPROM(電気的消去再書き込み可能 ROM)が内蔵されています。このコード化によって、モジュールがスイッチの要件を満たしているかどうかを識別し確認する手段が提供されます。

X2 トランシーバ モジュールの取り付け、取り外し、ケーブル接続、およびトラブルシューティングの詳細については、装置に付属しているモジュールのマニュアルを参照してください。モジュールのケーブル仕様については、 付録 B「コネクタおよびケーブルの仕様」 を参照してください。

X2 トランシーバ モジュールおよびコンバータ モジュールの取り付け

X2 トランシーバ モジュールおよびコンバータ モジュールを取り付けるには、次の注意事項に従ってください。

スイッチは、コンバータ モジュールを取り付けると 10 ギガビット イーサネットからギガビット イーサネットのモードになり、コンバータ モジュールを取り外すとその逆のモードになります。このモードの変更中に相手側のスイッチのアップリンク ポート(X2 トランシーバまたは SFP モジュールのポート)のデータ トラフィックが一時的に停止する場合があります。X2 トランシーバ モジュールまたは SFP モジュールの取り付けと取り外し時には、トラフィックの遅延は発生しません。

X2 トランシーバ モジュールまたはコンバータ モジュールを取り付ける準備が整うまで、10 ギガビット イーサネット スロットから EMC プラグを取り外さないでください。このスロットには、モジュールまたは EMC プラグのいずれかが常に取り付けられている必要があります。

ケーブル接続の準備が整うまで、光ファイバ X2 トランシーバ モジュールのダスト プラグや光ファイバ ケーブルのゴム製キャップを外さないでください。このプラグとキャップは、モジュール ポートとケーブルを汚れや周辺光から保護しています。

X2 モジュールの取り外しや取り付けを行うと、耐用期間が短くなる可能性があります。X2 モジュールの取り外しや取り付けは、必要最低限にしてください。

静電破壊を防ぐため、ケーブルをスイッチや他の装置に接続する場合は、ボードおよびコンポーネントを正しい手順で取り扱うようにしてください。

X2 トランシーバ モジュールまたはコンバータ モジュールを取り付ける手順は、次のとおりです。


ステップ 1 静電気防止用リスト ストラップを手首に巻き、ストラップの機器側を塗装されていない金属面に取り付けます。

ステップ 2 保護用パッケージから、モジュールを取り出します。

ステップ 3 10 ギガビット イーサネット モジュール スロットの EMC プラグを取り外し、保管します。


注意 モジュールをスロットに差し込む前に、モジュールの向きが正しいかどうかを確認します。向きを間違えると、モジュールを破損することがあります。

ステップ 4 24 ポートおよび 48 ポート スイッチの場合、上側のモジュール スロット(スロット 1)にはモジュールの面を上に向けて設置します。下側のモジュール スロット(スロット 2)に設置する場合は、モジュールの面を下に向けます。図 2-17 および図 2-19 を参照してください。モジュールを開口部に差し込み、モジュールの前面プレートの背面とスイッチの前面プレートがぴったり重なるまで押します。

Catalyst 3560E-12D スイッチの場合は、モジュールの上面を右側に向けてモジュール スロットに取り付けます。図 2-18 および図 2-20 を参照してください。モジュールを開口部に差し込み、モジュールの前面プレートの背面とスイッチの前面プレートがぴったり重なるまで押します。

Catalyst 3560E-12SD スイッチの場合、上側のモジュール スロット(スロット 1)にはモジュールの面を上に向けて設置します。下側のモジュール スロット(スロット 2)に設置する場合は、モジュールの面を下に向けます。図 2-17 および図 2-19 を参照してください。モジュールを開口部に差し込み、モジュールの前面プレートの背面とスイッチの前面プレートがぴったり重なるまで押します。


注意 光ファイバ ケーブルを接続した状態で X2 トランシーバ モジュールの挿入/引き抜きは行わないでください。光ファイバ ケーブルをモジュールに接続したまま X2 トランシーバ モジュールを挿入したり、引き抜いたりすると、X2 モジュールのインターフェイスが error-disabled の状態になることがあります。インターフェイスが error-disabled 状態になった場合は、shutdown および no shutdown のインターフェイス コンフィギュレーション コマンドを使用すれば、インターフェイスを再びイネーブルの状態にできます。

図 2-17 24 ポート/48 ポート スイッチおよび Catalyst 3560E-12SD スイッチへの X2 トランシーバ モジュールの取り付け

 

 

1

モジュールは上向きで取り付け

2

モジュールは下向きで取り付け

図 2-18 Catalyst 3560E-12D スイッチへの X2 トランシーバ モジュールの取り付け

 

 

1

モジュールは右向きで取り付け


注意 SFP モジュールやケーブルを接続したままでコンバータ モジュールを取り付けないでください。必ずケーブルおよびモジュールを外してから、コンバータ モジュールをスロットに取り付けてください。

図 2-19 24 ポート/48 ポート スイッチおよび
Catalyst 3560E-12SD スイッチへのコンバータ モジュールの取り付け

 

 

1

モジュールは上向きで取り付け

2

モジュールは下向きで取り付け

図 2-20 Catalyst 3560E-12D スイッチへのコンバータ モジュールの取り付け

 

 

1

モジュールは右向きで取り付け


 

X2 トランシーバ モジュールまたはコンバータ モジュールの取り外し

X2 トランシーバ モジュールまたはコンバータ モジュールを取り外す手順は、次のとおりです。


ステップ 1 静電気防止用リスト ストラップを手首に巻き、ストラップの機器側を塗装されていない金属面に取り付けます。


注意 光ファイバ ケーブルを接続した状態で X2 トランシーバ モジュールの挿入/引き抜きは行わないでください。光ファイバ ケーブルをモジュールに接続したまま X2 トランシーバ モジュールを挿入したり、引き抜いたりすると、X2 モジュールのインターフェイスが error-disabled の状態になることがあります。イン ^ーフェイスが error-disabled 状態になった場合は、shutdown および no shutdown のインターフェイス コンフィギュレーション コマンドを使用すれば、インターフェイスを再びイネーブルの状態にできます。

ステップ 2 X2 トランシーバ モジュールの場合、ケーブルをモジュールから外します。光ファイバ モジュールには、光ファイバ ケーブルの穴用ダスト プラグを取り付けます。


注意 SFP モジュールやケーブルが付いたままでコンバータ モジュールを取り外さないでください。必ずケーブルおよびモジュールを外してから、コンバータ モジュールをスロットから取り外してください。

ステップ 3 コンバータ モジュールの場合、ケーブルを SFP モジュールから外します。SFP モジュールをコンバータ モジュールから外します。

ステップ 4 X2 モジュールのスリーブ、またはコンバータ モジュールの 2 つのタブを注意して持ち、スロットから外します。モジュールの端をつかみ、スロットから慎重に引き出します。

ステップ 5 10 ギガビット イーサネット スロットに交換するモジュールまたは EMC プラグを取り付けます。

ステップ 6 取り外したモジュールは、静電気防止用袋に収めるか、その他の保管場所に置いてください。


 

SFP モジュールの取り付け

ここでは、3560E-12SD スイッチ スロットおよび Cisco TwinGig コンバータ モジュール スロットに SFP モジュールを取り付ける手順およびスロットから取り外す手順について説明します。24 ポート/48 ポート スイッチおよび Catalyst 3560E-12D スイッチの場合、SFP モジュールを使用するには 10 ギガビット イーサネット スロットにコンバータ モジュールを取り付ける必要があります。

スイッチでサポートされる SFP モジュールの一覧については、「SFP モジュール」および Cisco.com で提供されているスイッチのリリース ノートを参照してください。スイッチには、必ずシスコ製 SFP モジュールを使用してください。シスコ製の各モジュールには、セキュリティ情報をコード化したシリアル EEPROM(電気的消去再書き込み可能 ROM)が内蔵されています。このコード化によって、モジュールがスイッチの要件を満たしているかどうかを識別し確認する手段が提供されます。

SFP モジュールの取り付け、取り外し、ケーブル接続、およびおよびトラブルシューティングの詳細については、装置に付属しているモジュールのマニュアルを参照してください。モジュールのケーブル仕様については、 付録 B「コネクタおよびケーブルの仕様」 を参照してください。

SFP モジュールの取り付け

SFP モジュールを取り付けるには、次の注意事項に従ってください。

ケーブル接続の準備が整うまで、SFP モジュールのダスト プラグや光ファイバ ケーブルのゴム製キャップを外さないでください。このプラグとキャップは、モジュール ポートとケーブルを汚れや周辺光から保護しています。

SFP モジュールの取り外しや取り付けを行うと、耐用期間が短くなる可能性があります。SFP モジュールの取り外しや取り付けは、必要最低限にしてください。

静電破壊を防ぐため、ケーブルをスイッチや他の装置に接続する場合は、ボードおよびコンポーネントを正しい手順で取り扱うようにしてください。

SFP モジュールを取り付ける手順は、次のとおりです。


ステップ 1 静電気防止用リスト ストラップを手首に巻き、ストラップの機器側を塗装されていない金属面に取り付けます。


注意 コンバータ モジュールの破損を防ぐため、スイッチの 10 ギガビット イーサネット スロットに最初にコンバータ モジュールを取り付けてから、SFP モジュールを取り付けてください。

ステップ 2 SFP モジュール スロットのないスイッチの場合、「X2 トランシーバ モジュールおよびコンバータ モジュールの取り付け」の説明に従い、10 ギガビット イーサネット モジュール スロットにコンバータ モジュールを取り付けます。

ステップ 3 SFP モジュールは、送信側(TX)および受信側(RX)の印があるほうが上面です。

SFP モジュールによっては、送信と受信(TX と RX)の印の代わりに、接続の方向(TX か RX か)を示す矢印が付いている場合もあります。

ステップ 4 SFP モジュールにベール クラスプ ラッチが付いている場合は、ラッチを開いてロック解除の位置にします。

ステップ 5 24 ポートおよび 48 ポート スイッチの場合、上側のコンバータ モジュール スロット(スロット 1)には SFP モジュールの面を上に向けて設置します。下側のコンバータ モジュール スロット(スロット 2)に設置する場合は、モジュールの面を下に向けます。図 2-21を参照してください。

Catalyst 3560E-12D スイッチの場合は、SFP モジュールの上面を右側に向けてコンバータ モジュール スロットに取り付けます。図 2-22 を参照してください。

Catalyst 3560E-12SD スイッチの場合は、SFP モジュールの面を上に向けてモジュール スロットに取り付けます。図 2-23 を参照してください。コンバータ モジュールに SFP を取り付ける例については、図 2-21 を参照してください。

ステップ 6 モジュールにベール クラスプ ラッチが付いている場合は、ラッチを閉じて SFP モジュールを固定します。

ステップ 7 SFP のダスト プラグを取り外して保管します。

ステップ 8 SFP ケーブルを接続します。

 

図 2-21 24 ポート/48 ポート スイッチおよび Catalyst 3560E-12SD スイッチに SPF モジュールを設置したコンバータ モジュール

 

 

1

コンバータ モジュール

3

送信(TX)光ファイバ ケーブル用の穴

2

SFP モジュール1

4

受信(RX)光ファイバ ケーブル用の穴

1.24 ポートおよび 48 ポート スイッチの場合、下側の SFP モジュールは上下逆にして取り付けます。

図 2-22 Catalyst 3560E-12D スイッチに SFP モジュールを設置したコンバータ モジュール

 

 

1

コンバータ モジュール

3

送信(TX)光ファイバ ケーブル用の穴

2

SFP モジュール

4

受信(RX)光ファイバ ケーブル用の穴

図 2-23 Catalyst 3560E-12SD スイッチへの SFP モジュールの取り付け

 


 

SFP モジュールの取り外し

SFP モジュール スロットから SFP モジュールを取り外す手順は、次のとおりです。


ステップ 1 静電気防止用リスト ストラップを手首に巻き、ストラップの機器側を塗装されていない金属面に取り付けます。

ステップ 2 SFP モジュールからケーブルを外します。ケーブル コネクタ プラグを再び取り付ける際には、送信(TX)と受信(RX)を間違えないように注意してください。

ステップ 3 光インターフェイスが汚れないように、SFP モジュールの光ポートにダスト プラグを取り付けます。

ステップ 4 モジュールにベール クラスプ ラッチが付いている場合は、ベールを外側に引き下げるとモジュールが外れます。ベールクラスプ ラッチが手の届きにくい場所にあり、人差し指でラッチを解除できない場合には、小型マイナス ドライバなどの細長い工具を使用してラッチを解除します。

ステップ 5 SFP モジュールをつかんで、モジュール スロットから慎重に取り外します。

ステップ 6 取り外した SFP モジュールは、静電気防止用袋に収めるか、その他の保管状態に置いてください。


 

イーサネット ポートへの装置の接続

ここで説明する内容は、次のとおりです。

「10/100/1000 イーサネット ポートの接続」

「PoE ポートの接続」


注意 カテゴリ 5e およびカテゴリ 6 のケーブルには、高レベルの静電気が蓄積されることがあります。必ずケーブルを適切かつ安全な方法でアースしてから、スイッチや他の装置に接続してください。

10/100/1000 イーサネット ポートの接続

10/100/1000 イーサネット ポートは、標準の RJ-45 コネクタとイーサネット ピン割り当てを使用します。ケーブルの最大長は、328 フィート(100 m)です。100BASE-TX と 1000BASE-T のトラフィックでは、カテゴリ 5、カテゴリ 5e、またはカテゴリ 6 のシールドなしツイストペア ケーブルが必要です。10BASE-T トラフィックには、カテゴリ 3 またはカテゴリ 4 のケーブルを使用できます。

スイッチの自動ネゴシエーション機能は、デフォルトでイネーブルになっています。この機能がイネーブルになっていると、スイッチ ポートは接続先の速度で動作するように自動的に設定されます。接続先の装置が自動ネゴシエーションをサポートしていない場合は、ポートの速度およびデュプレックスのパラメータを明示的に設定できます。パフォーマンスを最大限に引き出すには、速度とデュプレックスについてポートに自動ネゴシエーションを実行させるか、接続の両側でポートの速度とデュプレックス パラメータを設定します。

ケーブル接続を容易にするため、スイッチの Auto-MDIX 機能がデフォルトでイネーブルになっています。Auto-MDIX 機能がイネーブルの場合、スイッチで銅線イーサネット接続に必要なケーブル タイプが検出され、それに応じてインターフェイスが設定されます。したがって、スイッチの 10/100/1000 イーサネット ポートへの接続には、接続先装置のタイプに関係なく、クロスケーブルとストレート ケーブルのいずれも使用できます。

自動ネゴシエーションおよび Auto-MDIX をイネーブルまたはディセーブルにする方法の詳細については、Cisco.com で提供されているソフトウェア コンフィギュレーション ガイドまたはスイッチのコマンド リファレンスを参照してください。

Auto-MDIX がディセーブルの場合は、 表 2-1 に従って正しいケーブルを選択し、スイッチの 10/100/1000 イーサネット ポートを他の装置に接続します。ケーブルのピン割り当てについては、「ケーブルおよびアダプタの仕様」を参照してください。

 

表 2-1 推奨イーサネット ケーブル(Auto-MDIX がディセーブルの場合)

装置
クロス ケーブル2
ストレート ケーブル1

スイッチとスイッチ

不可

スイッチとハブ

不可

スイッチとコンピュータまたはサーバ

不可

スイッチとルータ

不可

スイッチとIP Phone

不可

2.100BASE-TX および 1000BASE-T トラフィックには、カテゴリ 5、カテゴリ 5e、またはカテゴリ 6 の 4 ツイスト ペア ケーブルが必要です。10BASE-T トラフィックには、カテゴリ 3 またはカテゴリ 4 のケーブルを使用できます。

PoE ポートの接続

10/100/1000 PoE ポートには、「10/100/1000 イーサネット ポートの接続」の説明と同じ自動ネゴシエーション設定およびケーブル要件があります。

PoE ポートは、IEEE 802.3af 準拠の装置への PoE サポート、および Cisco IP Phone と Cisco Aironet アクセス ポイントへのシスコ独自規格 PoE サポートを提供します。

各ポートは最大 15.4 W の PoE 電力を供給できます。1150 W 電源モジュールを搭載した Catalyst 3750E-48PS および Catalyst 3560E-48PS スイッチは、48 ポートすべてで 15.4 W の電力を供給できます。750 W 電源モジュールを搭載したスイッチは、48 ポートのうち任意の 24 ポートで 15.4 W の PoE 電力を供給することができ、また、任意のポートの組み合わせの場合、平均 7.7 W の PoE 電力の同時供給を、最大でスイッチの最大出力電力の 370 W まで可能です。IP Phone またはアクセス ポイントを接続する場合は、PoE ポートの電力供給を自動的に行うかどうかをポート単位で制御できます。


) 48 ポート PoE スイッチの場合、48 ポートすべてで 15.4 W の最大電力を供給するには、1150 W 電源モジュールが必要です。


最新の PoE プランニング ツールにアクセスするには、Cisco.com の次の URL から入手できる Cisco Power Calculator を利用してください。

http://tools.cisco.com/cpc/launch.jsp

このアプリケーションを利用することで、特定の PoE 構成の電源要件を計算することができます。計算結果には、出力電流、出力電力、およびシステムの熱放散が表示されます。

Cisco Power Calculator にアクセスするには、Cisco.com に登録する必要があります。ログイン ID またはパスワードを取得されていない場合は、次の URL で登録手続きをしてください。

http://tools.cisco.com/RPF/register/register.do

必要な電源モジュールおよび PoE 仕様の詳細については、「電源モジュール」および 付録 A「技術仕様」 を参照してください。


) IEEE 802.3af を完全にはサポートしていない Cisco IP Phone やアクセス ポイントなど、レガシー装置の多くは、クロスケーブルでスイッチに接続すると PoE をサポートしない場合があります。



注意 PoE 障害は、不適合なケーブルや装置が PoE ポートに接続された場合に発生します。シスコ独自規格の IP Phone およびワイヤレス アクセス ポイント、または IEEE 802.3af に準拠した装置を PoE ポートに接続する場合は、必ず規格に適合したケーブル配線を使用してください。PoE 障害の原因になるケーブルまたは装置はネットワークから取り外す必要があります。


警告 電源の障害が発生した場合または停電時は、Voice over IP(VoIP)および緊急電話サービスを利用できません。電源の復旧後に VoIP および緊急電話サービスを利用できるようにするには、機器のリセットまたは再設定が必要になる場合があります。米国での緊急電話番号は 911 です。それぞれの国の緊急電話番号を確認しておいてください。ステートメント 361



警告 絶縁されていない金属接点、導体、または端子を PoE 回路の相互接続に使用すると、電圧によって感電事故が発生することがあります。絶縁されていない金属部品が立ち入り制限区域内にある場合や、立ち入り制限区域への出入りを許可された危険性を認識しているユーザまたは保守担当者以外は、このような相互接続方式を使用しないでください。立ち入り制限区域とは、特殊な工具、錠前、鍵、その他の保安手段を使用しないと立ち入ることのできない場所です。ステートメント 1072


次の作業

スイッチに対する設定がデフォルト設定で十分な場合には、追加の設定を行う必要はありません。デフォルト設定を変更する場合には、次のいずれかの管理オプションを使用します。

スイッチのメモリ内にあるデバイス マネージャを起動して、個々のスタンドアロン スイッチを管理します。デバイス マネージャは設定とモニタを迅速に行うことができる Webインターフェイスです。デバイス マネージャには、Web ブラウザを使用してネットワークの任意の場所からアクセスできます。詳細については、スイッチのスタートアップ ガイドおよびデバイス マネージャのオンライン ヘルプを参照してください。

Getting Started with Cisco Network Assistant 』を参照し、Network Assistant アプリケーションを起動します。この GUI により、スイッチ クラスタまたは個別のスイッチの設定とモニタを実行できます。

CLI を使って、コンソールからクラスタのメンバーまたは個別のスイッチとしてスイッチを設定します。スイッチで CLI を使用する方法については、Cisco.com で提供されているスイッチのコマンド リファレンスを参照してください。

CiscoView アプリケーションなどの Simple Network Management Protocol(SNMP; 簡易ネットワーク管理プロトコル)アプリケーションを起動します。