Cisco EnergyWise コンフィギュレーション ガイド Phase 1
複数のエンティティの管理
複数のエンティティの管理
発行日;2012/02/04 | 英語版ドキュメント(2010/01/07 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 1MB) | フィードバック

目次

複数のエンティティの管理

複数の PoE スイッチのシナリオ

EnergyWise クエリー

クエリーを使用したドメイン内の電力の管理

Name 属性を使用したクエリー

キーワードを使用したクエリー

電力レベルを設定するためのクエリー

複数のエンティティの管理

「複数の PoE スイッチのシナリオ」

「EnergyWise クエリー」

「クエリーを使用したドメイン内の電力の管理」

「例」


) このマニュアルの例は、Catalyst 3750-E または 3750 スイッチ(gigabitethernet 1/0/5 など)が対象となります。ネットワーク デバイスでインターフェイスを指定するには、お使いのデバイスのソフトウェア マニュアルを参照してください。


複数の PoE スイッチのシナリオ

図 2-1 複数の PoE スイッチの例

 

 

1

電力消費量を管理するエンティティ

3

エンティティ

2

ドメイン

EnergyWise クエリー

電力消費量情報を収集する。

エンティティからの電力情報を要約する。

パラメータを設定する。実行コンフィギュレーションの設定だけが変更されます。

次の属性を使用して、結果をフィルタリングします。

重要度

エンティティ名

ポートまたはポート グループに関する 1 つ以上のキーワード

EnergyWise の重要度の値を使用して、クエリーでエンティティを選択します。たとえば、オフィスの電話機は、スリープ モードにしてはならない緊急用の電話機よりも重要度が低くなります。

クエリーの結果には、Pover over Ethernet(PoE)ポートなど、重要度の値がクエリーに指定された値以下であるエンティティが表示されます。

すべてのドメイン エンティティにクエリーを送信するエンティティが、結果を受信します。

クエリーを使用したドメイン内の電力の管理

 

コマンド
目的

ステップ 1

特権 EXEC モードに入ります。

ステップ 2

energywise query importance importance { keywords word,word, ... | name name } collect { delta | usage }

または

energywise query importance importance { keywords word,word, ... | name name } sum { delta | usage }

(任意)ドメイン エンティティおよび PoE ポートの電力情報を表示するクエリーを実行します。

importance importance :重要度の値に基づいて結果をフィルタリングします。値が指定の値以下のエンティティだけが表示されます。 importance の範囲は 1 ~ 100 です。

(任意) keywords word,word, ... 1 つまたは複数の指定したキーワードに基づいて結果をフィルタリングします。

(任意) name name: 名前に基づいて結果をフィルタリングします。ワイルドカードを使用する場合は、* を使用するか、または name * というように名前のフレーズの末尾にアスタリスクを指定します。

collect { delta | usage } :エンティティおよび PoE ポートのデルタ値または消費量値を表示します。

delta :仮定(what-if)計算用に電力レベルごとの実際の電力消費量と最大電力消費量の と一緒に、 デルタ ベクトル を表示します。

usage :実際の電力消費量を表示します。

collect { delta | usage } :エンティティおよび PoE ポートのデルタ値または消費量値の合計を表示します。

delta :デルタ ベクトルを表示します。

usage :実際の電力消費量を表示します。

合計は正確でありません。Queried の合計は正確な値であり、クエリーに応答するエンティティの総数となります。

別のクエリーを実行するには、この手順を繰り返します。

ステップ 3

energywise query importance importance { keywords word,word, ... | name name } set level level

(任意)ドメイン エンティティまたは PoE ポートを電源投入または電源切断するクエリーを実行します。


注意 このクエリーはコマンドの入力対象のエンティティおよびクエリー条件に一致する他のドメイン エンティティに影響を及ぼすため、使用する際には十分に注意してください。

importance importance :重要度の値に基づいて結果をフィルタリングします。値が指定の値以下のエンティティだけが表示されます。 importance の範囲は 1 ~ 100 です。

(任意) keywords word,word, ... 1 つまたは複数の指定したキーワードに基づいて結果をフィルタリングします。

(任意) name name: 名前に基づいて結果をフィルタリングします。ワイルドカードを使用する場合は、* を使用するか、または name * というように名前のフレーズの末尾にアスタリスクを指定します。

set level level :エンティティまたは PoE ポートの電力レベルを設定します。指定できる範囲は 0 ~ 10 です。

別のクエリーを実行するには、この手順を繰り返します。

「Name 属性を使用したクエリー」

「キーワードを使用したクエリー」

「電力レベルを設定するためのクエリー」

次の例では、スイッチ 1 とスイッチ 2 が同じドメイン内に存在します。 shipping.1 と呼ばれるエンティティがスイッチ 1 の PoE ポートであり、 shipping.2 と呼ばれるエンティティがスイッチ 2 の PoE ポートです。

Name 属性を使用したクエリー

名前が shipping から始まり、重要度の値が 80 以下であるドメイン エンティティの電力消費量を表示するには、スイッチ 1 に対して次のクエリーを実行します。

Switch# energywise query importance 80 name shipping.* collect usage
EnergyWise query, timeout is 3 seconds:
 
Host Name Usage
---- ---- -----
192.168.20.1 shipping.1 6.3 (W)
192.168.20.2 shipping.2 8.5 (W)
 
Queried: 2 Responded: 2 Time: 0.4 seconds
 

最初の行( shipping.1 )はスイッチ 1 の結果です。2 番目の行( shipping.2 )は、スイッチ 1 のネイバーであるスイッチ 2 の結果です。

キーワードを使用したクエリー

名前と役割が異なり、重要度の値が 80 以下であり、さらに Admin キーワードを持つ IP Phone の電力消費量を表示するには、スイッチ 1 に対して次のクエリーを実行します。

Switch# energywise query importance 80 keyword Admin collect usage
EnergyWise query, timeout is 3 seconds:
 
Host Name Usage
---- ---- -----
192.168.40.2 shipping.1 6.3 (W)
192.168.50.2 orders.1 10.3 (W)
 
Queried: 2 Responded: 2 Time: 0.5 seconds
 

スイッチ 1 は、スイッチ 1 のネイバーであるスイッチ 2 に接続する 2 台の電話機を報告します。

電力レベルを設定するためのクエリー

スイッチ 1 に対して、次のようにクエリーを実行します。

shipping.2 エンティティの電力レベルを 0 に設定する。

Switch# energywise query importance 80 name shipping.2 set level 0
 

shipping.1 エンティティおよび shipping.2 エンティティの電力レベルを手動で 0 に設定する。

Switch# energywise query importance 90 name shipping.* set level 0
 

キーワード Admin を持つエンティティの電力レベルを 10 に設定する。

Switch# energywise query importance 60 keyword Admin set level 10
EnergyWise query, timeout is 3 seconds:
!!!!
Success rate is (2/2) setting entities
 
Queried: 2 Responded: 2 Time: 0.15 seconds
 

次のように、電力レベルを確認します。

Switch# energywise query importance 85 keyword Admin collect usage
EnergyWise query, timeout is 3 seconds:
 
Host Name Usage
---- ---- -----
192.168.40.2 shipping.1 0.0 (W)
192.168.50.2 orders.1 0.0 (W)
 
Queried: 2 Responded: 2 Time: 0.9 seconds
 

また、スイッチ 1 とスイッチ 2 に対して show energywise usage 特権 EXEC コマンドを使用して、電力レベルを確認することもできます。