Catalyst 3560 スイッチ ハードウェア インストレー ション ガイド
CLI ベースのセットアップ プログラムによる スイッチの設定
CLI ベースのセットアップ プログラムによるスイッチの設定
発行日;2012/05/10 | 英語版ドキュメント(2011/09/28 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 5MB) | フィードバック

目次

CLI ベースのセットアップ プログラムによるスイッチの設定

セットアップの準備

セットアップ プログラムの完了

CLI ベースのセットアップ プログラムによるスイッチの設定

この付録では、スタンドアロン スイッチの Command-Line Interface(CLI; コマンドライン インターフェイス)ベースのセットアップ手順について説明します。「スイッチの設置(24 ポートおよび 48 ポート スイッチ)」「スイッチの設置(8 ポートおよび 12 ポート スイッチ)」で安全上の警告を確認してください。

Express Setup を使用したスイッチのセットアップ方法については、『Catalyst 3560 Switch Getting Started Guide』を参照してください。

セットアップの準備


ステップ 1 次の品目を梱包箱から取り出します。

図 D-1 Catalyst 3560 スイッチ、アダプタ ケーブル、および AC 電源コード

 

 

1

Catalyst 3560 スイッチ

3

AC 電源コード

2

RJ-45/DB-9 アダプタ ケーブル

ステップ 2 に示すように、付属の RJ-45/DB-9 アダプタ ケーブルを使用して、スイッチの背面パネルのコンソール ポートに RJ-45 コネクタを挿入します。

図 D-2 PC とスイッチの接続

 

ステップ 3 DB-9 メス DTE のアダプタ ケーブルを PC のシリアル ポートに取り付けるか、適切なアダプタを端末に取り付けます。

ステップ 4 スイッチの電源が入るまで待ちます。

 

1

Catalyst 3560 スイッチ

3

RJ-45/DB-9 アダプタ ケーブル

2

電源コード

ステップ 5 スイッチの電源を入れる前に、端末 エミュレーション セッションを開始して、Power-On Self-Test(POST; パワーオン セルフテスト)の出力を確認します。端末 エミュレーション ソフトウェア(その多くは、ハイパーターミナルや Procomm Plus などの PC アプリケーション)によって、スイッチと PC または端末間の通信が可能になります。

ステップ 6 PC または端末のボー レートおよびキャラクタ フォーマットを、次に示すコンソール ポートのデフォルト特性に合わせて設定します。

9600 ボー

8 データ ビット

1 ストップ ビット

パリティなし

なし(フロー制御)

ステップ 7 付属の AC 電源コードの一端をスイッチの背面パネルにある AC 電源コネクタに接続します。 を参照してください。

ステップ 8 電源コードの反対側を、アースした AC 電源コンセントに接続します。


 

スイッチの電源が入ると、Power-On Self-Test(POST; パワーオン セルフテスト)という一連のテストが自動的に実行され、スイッチが正常に機能しているかどうかが確認されます。スイッチが POST を開始すると、システム LED がグリーンにゆっくりと点滅します。POST が終了すると、システム LED はオレンジに点滅します。POST に失敗すると、システム LED はオレンジのままです。POST が正常に終了すると、システム LED はグリーンに速く点滅します。

POST のエラーはほとんどの場合、回復不可能な障害です。スイッチが POST に失敗する場合は、シスコ テクニカル サポートに連絡してください。

スイッチの電源を入れる前に端末エミュレーション プログラムを起動すると、PC または端末にはブートローダ シーケンスが表示されます。Enter を押してセットアップ プログラムのプロンプトを表示する必要があります。


) スイッチをシスコ製 Redundant Power System(RPS; 冗長電源システム)に接続している場合は、RPS に付属のマニュアルを参照してください。


セットアップ プログラムの完了

スイッチの電源を入れると、セットアップ プログラムが自動的に起動します。次の情報を確認してください。

スイッチの IP アドレス

サブネット マスク(IP ネットマスク)

デフォルト ゲートウェイ(ルータ)

イネーブル シークレット パスワード

イネーブル パスワード

Telnet パスワード


ステップ 1 最初の 2 つのプロンプトで Yes を入力します。

Would you like to enter the initial configuration dialog? [yes/no]: yes
 
At any point you may enter a question mark '?' for help.
Use ctrl-c to abort configuration dialog at any prompt.
Default settings are in square brackets '[]'.
 
Basic management setup configures only enough connectivity
for management of the system, extended setup will ask you
to configure each interface on the system.
 
Would you like to enter basic management setup? [yes/no]: yes
 

ステップ 2 スイッチのホスト名を入力し、Return を押します。

ホスト名は、コマンド スイッチでは 28 文字以内、メンバー スイッチでは 31 文字以内に制限されています。どのスイッチのホスト名でも、最後の文字には -n (n は数字)を使用しないでください。

Enter host name [Switch]: host_name
 

ステップ 3 イネーブル シークレット パスワードを入力し、Return を押します。

このパスワードは 1 ~ 25 文字の英数字で指定できます。先頭の文字を数字にしてもかまいません。大文字と小文字が区別されます。スペースも使えますが、先頭のスペースは無視されます。シークレット パスワードは暗号化され、イネーブル パスワードはプレーン テキストです。

Enter enable secret: secret_password

ステップ 4 イネーブル パスワードを入力し、Return を押します。

Enter enable password: enable_password
 

ステップ 5 仮想端末(Telnet)パスワードを入力し、Return を押します。

このパスワードは 1 ~ 25 文字の英数字で指定できます。大文字と小文字が区別されます。スペースも使えますが、先頭のスペースは無視されます。

Enter virtual terminal password: terminal-password
 

ステップ 6 (任意)プロンプトに従って、Simple Network Management Protocol(SNMP; 簡易ネットワーク管理プロトコル)を設定します。SNMP の設定は、CLI、CMS、Network Assistant インターフェイスを介してあとで行うこともできます。あとで SNMP を設定する場合は、 no と入力します。

Configure SNMP Network Management? [no]: no
 

ステップ 7 管理ネットワークに接続するインターフェイスのインターフェイス名(物理的なインターフェイスまたは VLAN(仮想 LAN)の名前)を入力して、Return を押します。このリリースでは、インターフェイス名には必ず vlan1 を使用してください。

Enter interface name used to connect to the
management network from the above interface summary: vlan1
 

ステップ 8 インターフェイスを設定するために、スイッチの IP アドレスとサブネット マスクを入力し、Return を押します。次に示されている IP アドレスとサブネット マスクは単なる例です。

Configuring interface vlan1:
Configure IP on this interface? [yes]: yes
IP address for this interface: 10.4.120.106
Subnet mask for this interface [255.0.0.0]: 255.0.0.0
 

ステップ 9 Y を入力して、スイッチをクラスタ コマンド スイッチとして設定します。N を入力すると、メンバ スイッチまたはスタンドアロン スイッチとして設定されます。

N と入力した場合、そのスイッチは CMS または Network Assistant に候補スイッチとして表示されます。コマンド スイッチとしてのスイッチの設定は、CLI、CMS、または Network Assistant インターフェイスを介してあとで行うこともできます。あとで設定する場合は、 no と入力します。

Would you like to enable as a cluster command switch? [yes/no]: no
 

以上でスイッチの初期設定が完了しました。スイッチに初期設定が表示されます。次に出力例を示します。

The following configuration command script was created:
hostname switch1
enable secret 5 $1$Ulq8$DlA/OiaEbl90WcBPd9cOn1
enable password enable_password
line vty 0 15
password terminal-password
no snmp-server
!
no ip routing
!
interface Vlan1
no shutdown
ip address 10.4.120.106 255.0.0.0
!
interface FastEthernet1/0/1
!
interface FastEthernet1/0/2
interface FastEthernet1/0/3
!
...<output abbreviated>
!
interface GigabitEthernet2/0/28
!
end
 

ステップ 10 次の選択肢が表示されます。

[0] Go to the IOS command prompt without saving this config.
 
[1] Return back to the setup without saving this config.
 
[2] Save this configuration to nvram and exit.
 
If you want to save the configuration and use it the next time the switch reboots, save it in NVRAM by selecting option 2.
 
Enter your selection [2]:2
 

いずれかを選択して Return を押します。


 

セットアップ プログラムが完了すると、スイッチは作成されたデフォルト設定を実行できます。この設定を変更するか、他の管理作業を実行する場合には、次のいずれかのツールを使用します。

Command-Line Interface(CLI; コマンドライン インターフェイス)

ブラウザの CMS

ブラウザの Network Assistant

CLI を使用するには、端末エミュレーション プログラムを使用してコンソール ポートから、または Telnet を使用してネットワークから、 Switch > プロンプトにコマンドを入力します。設定手順については、スイッチのソフトウェア コンフィギュレーション ガイドまたはスイッチのコマンド リファレンスを参照してください。

CMS の使用方法については、CMS のオンライン ヘルプを参照してください。Network Assistant の使用方法については、『 Getting Started with Cisco Network Assistant 』を参照してください。

スイッチを設置する手順、スイッチ ポートに接続する手順、または Small Form-factor Pluggable(SFP; 着脱可能小型フォーム ファクタ)モジュールに接続する手順については、「スイッチの設置(24 ポートおよび 48 ポート スイッチ)」および「スイッチの設置(8 ポートおよび 12 ポート スイッチ)」を参照してください。