Catalyst 3550 マルチレイヤ スイッチ ハードウェア インストレーション ガイド
トラブルシューティング
トラブルシューティング
発行日;2012/01/10 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

トラブルシューティング

POST結果の概要

問題の診断

トラブルシューティング

前面パネルにあるLEDから、スイッチのトラブルシューティングに役立つ情報が得られます。これらのLEDは、Power-on Self-Test(POST;電源投入時セルフテスト)のエラー、ポート接続に関する問題、スイッチ全体のパフォーマンスを示します。スイッチのLEDの詳細については、「LED」を参照してください。

ブラウザ インターフェイス、CLI(コマンドライン インターフェイス)、またはSNMP(簡易ネットワーク管理プロトコル)ワークステーションから統計情報を入手することもできます。詳細は、Cisco.comに提供されている『 Catalyst 3550 Multilayer Switch Software Configuration Guide 』および『 Catalyst 3550 Multilayer Switch Command Reference 』、またはSNMPアプリケーションに付属のマニュアルを参照してください。

この章では、トラブルシューティングに関する次の内容について説明します。

「POST結果の概要」

「問題の診断」

POST結果の概要

表 3-1 に、8種類のPOSTテストと、それに対応するLEDを示します。

POSTテストは、スイッチの電源を入れるごとに自動的に実行されます。スイッチのPOSTが開始されると、ポートLEDがグリーンに点灯します。SYSTEM LEDはグリーンに点滅し、RPS LEDは消灯した状態です。テストが1つ実行されると、ポートLEDの1番が消灯します。以降、システムがテストを1つ完了するごとに、残りのポートLEDが順番に消灯します。

POSTが正常に完了すると、ポートLEDがSTATUS モード表示に変わり、スイッチが正常に動作することを示します。テストが失敗した場合、そのテストに対応するポートLEDがオレンジに点灯し、SYSTEM LEDもオレンジに点灯します。


) POSTエラーは通常、修復不能です。スイッチがPOSTに失敗した場合には、購入された代理店にご連絡ください。


 

表 3-1 POSTテスト

スイッチのLED
テスト対象のコンポーネント

LED 1

DRAM

LED 2

フラッシュ メモリ

LED 3

CPUインターフェイス バッファ

LED 4

CPUインターフェイスASIC

LED 5

スイッチ コアASIC

LED 6

TCAM

LED 7

イーサネット コントローラASIC

LED 8

イーサネット インターフェイス

問題の診断

スイッチの問題は一般に、次のカテゴリに分けられます。

パフォーマンスの低下

接続エラー

ソフトウェア不良

表 3-2 に、これらの問題を検出し、解決する方法を示します。

 

表 3-2 一般的な問題および解決方法

現象
考えられる原因
解決方法
パフォーマンスの低下またはエラーの大量発生

デュプレックス自動ネゴシエーションの不一致

自動ネゴシエーションの不一致を識別する方法については、『 Catalyst 3550 Multilayer Switch Software Configuration Guide 』を参照してください。

ケーブル長の超過

ポートの統計情報に、過度のFrame Check Sequence(FCS)、レイト コリジョン、またはアライメント エラーが表示されている

 

10/100および10/100/1000BASE-T接続に関して:

ポートと接続先装置との距離が328フィート(100 m)を超えている

スイッチをリピータに接続している場合、2台のエンド ステーション間の合計距離がケーブル配線の制限を超えている

GBICポート接続に関して:

GBICポートと接続先装置との距離がGBICケーブル配線の制限を越えている

 

ポート統計情報の表示について、『 Catalyst 3550 Multilayer Switch Software Configuration Guide 』を参照してください。


ケーブル長を推奨距離の範囲内に収めてください。

リピータのマニュアルでケーブル配線の制限を確認してください。

 

GBICのマニュアルでケーブル配線の制限を確認してください。

接続先装置のアダプタ不良

ポートの統計情報に過度のエラーが表示されている

STPがループ チェックを実行中

 

アダプタ カードの診断ユーティリティを実行してください。

ポートLEDがグリーンに点灯するまで、30秒間待ってください。

接続エラー
不適切なケーブルまたはケーブル不良

接続の両側でリンクが確立されない場合:

ストレート ケーブルを使用すべきところにクロス ケーブルが使用されている。または、クロス ケーブルを使用すべきところにストレート ケーブルが使用されている

ケーブルが正しく配線されていない

クロス ケーブルまたはストレート ケーブルが正しく配線されていない

STPがループ チェックを実行中

 


 

「2ツイストペア ケーブルのピン割り当て」を参照し、クロス ケーブルとストレート ケーブルのピン割り当ておよび正しい使用方法を確認してください。

正常であることが確認済みのケーブルと交換してください。

1000BASE-T接続の場合は、必ずカテゴリ5のツイスト4ペア ケーブルを使用してください。

ポートLEDがグリーンに点灯するまで、30秒間待ってください。

スイッチがGBICモジュールを検出していない

詳細は、GBICのマニュアルを参照してください。

管理コンソールに判読不能な文字が表示される

ボーレートが無効

エミュレーション ソフトウェアを9600ボーに再設定してください。

SYSTEM LEDがオレンジに点灯

致命的または致命的でないPOSTエラーが検出されている

表 3-1 に示すポートLEDの説明を参照し、どのPOSTテストに失敗したのか確認してください。

GBICの取り付け後、スイッチがerrdisableステートになる

GBICが不良であるか、シスコが承認していないGBICを使用している

スイッチからGBICモジュールを取り外し、シスコ承認済みのモジュールに交換してください。ポートのステータスを確認するには、errdisable
recovery cause gbic-invalid グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用し、errdisableステートから回復するタイム インターバルを入力します。

errdisable recovery コマンドの詳細については、『 Catalyst 3550 Multilayer Switch Command Reference 』を参照してください。