Cisco Catalyst Blade Switch 3130 for Dell システム メッセージ ガイド
システム メッセージの概要
システム メッセージの概要
発行日;2012/02/01 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 1MB) | フィードバック

目次

システム メッセージの概要

システム メッセージの読み方

エラー メッセージのトレースバック レポート

アウトプットインタープリタ

Bug Toolkit

TAC への連絡

システム メッセージの概要

このマニュアルでは、スイッチのシステム メッセージについて説明します。システム ソフトウェアは稼働中、これらのメッセージをコンソール(およびオプションとして、他のシステムのロギング サーバ)に出力します。システム メッセージは必ずしもシステムの問題を示すわけではありません。通知目的のメッセージもあれば、通信回線、内蔵ハードウェア、またはシステム ソフトウェアの問題を診断するうえで役立つメッセージもあります。このマニュアルでは、システムで障害が発生したときに表示されるエラー メッセージも示します。

このスイッチ固有ではない Cisco IOS システム メッセージについては、Cisco.com の『 Cisco IOS Software System Messages for Cisco IOS Release 12.2 』を参照してください。

この章の内容は次のとおりです。

「システム メッセージの読み方」

「エラー メッセージのトレースバック レポート」

システム メッセージの読み方

システム ログ メッセージには最大 80 文字およびパーセント記号(%)が含まれ、オプションとしてその後ろにシーケンス番号またはタイム スタンプ情報(設定した場合)が続きます。メッセージは次の形式で出力されます。

デフォルトでは、スイッチはシステム メッセージの出力をロギング プロセスに送信します。 スイッチ スタックで、スタック メンバーがホスト名をシステム メッセージの出力に追加し、そのスタック マスターのロギング プロセスに出力をリダイレクトします。

各システム メッセージはパーセント記号(%)で始まり、次の構造になっています。

%FACILITY-SEVERITY-MNEMONIC:Message-text

FACILITY は、メッセージが言及しているファシリティを示す、2 文字以上の大文字で構成されるコードです。ファシリティは、ハードウェア デバイス、プロトコル、またはシステム ソフトウェアのモジュールです。 表1-1 に、スイッチのファシリティ コードを示します。これらのメッセージについては、「メッセージおよび回復手順」でファシリティ コードのアルファベット順に、重大度の高い(番号の小さい)エラーから説明します。

 

表1-1 ファシリティ コード

ファシリティ コード
説明
記載箇所

ACLMGR

ACL マネージャ

「ACLMGR メッセージ」

BACKUP_INTERFACE

Flex Link

「BACKUP_INTERFACE メッセージ」

BADTRANSCEIVER

障害のあるトランシーバに関するメッセージ(スタッキング可能スイッチのみ)

「BADTRANSCEIVER メッセージ」

BSPATCH

ブート ローダ パッチ

「BSPATCH メッセージ」

CFGMGR

設定マネージャ(スタッキング可能スイッチのみ)

「CFGMGR メッセージ」

DHCP_SNOOPING

DHCP スヌーピング

「DHCP_SNOOPING メッセージ」

DOT1X

IEEE 802.1x

「DOT1X メッセージ」

DOT1X_SWITCH

スイッチの IEEE 802.1x

「DOT1X_SWITCH メッセージ」

DTP

Dynamic Trunking Protocol(ダイナミック トランキング プロトコル)

「DTP メッセージ」

DWL

Down-when-looped

「DWL メッセージ」

EC

EtherChannel

「EC メッセージ」

ETHCNTR

イーサネット コントローラ

「ETHCNTR メッセージ」

EXPRESS_SETUP

Express Setup

「EXPRESS_SETUP メッセージ」

FRNTEND_CTRLR

フロントエンド コントローラ(スタッキング可能スイッチのみ)

「FRNTEND_CTRLR メッセージ」

GBIC_SECURITY

ギガビット インターフェイス コンバータ(GBIC) モジュールおよび
Small Form-Factor Pluggable(SFP)モジュール セキュリティ

「GBIC_SECURITY メッセージ」

GBIC_SECURITY_CRYPT

GBIC および SFP モジュール セキュリティ

「GBIC_SECURITY_CRYPT メッセージ」

GBIC_SECURITY_UNIQUE

GBIC および SFP モジュール セキュリティ

「GBIC_SECURITY_UNIQUE メッセージ」

HARDWARE

ハードウェア

「HARDWARE メッセージ」

HLFM

ローカル フォワーディング マネージャ

「HLFM メッセージ」

HPSECURE

ポート セキュリティ( スタッキング可能スイッチのみ)

「HPSECURE メッセージ」

IGMP_QUERIER

Internet Group Management Protocol(IGMP)クエリア

「IGMP_QUERIER メッセージ」

IMAGEMGR

イメージ マネージャ(スタッキング可能スイッチのみ)

「IMAGEMGR メッセージ」

IP_DEVICE_TRACKING

IP デバイス トラッキング

「IP_DEVICE_TRACKING メッセージ」

MAC_MOVE

ホスト アクティビティ

「MAC_MOVE メッセージ」

PHY

PHY

「PHY メッセージ」

PIMSN

Protocol Independent Multicast(PIM)スヌーピング

「PIMSN メッセージ」

PLATFORM

低レベル プラットフォーム固有

「PLATFORM メッセージ」

PLATFORM_ENV

プラットフォーム環境

「PLATFORM_ENV メッセージ」

PLATFORM_FBM

プラットフォーム フォールバック ブリッジング マネージャ

「PLATFORM_FBM メッセージ」

PLATFORM_HPLM

プラットフォーム疑似ラベル マネージャ

「PLATFORM_HPLM メッセージ」

PLATFORM_IPC

プラットフォーム プロセス間通信プロトコル(スタッキング可能スイッチのみ)

「PLATFORM _IPC メッセージ」

PLATFORM_PBR

プラットフォーム ポリシーベース ルーティング

「PLATFORM_PBR メッセージ」

PLATFORM_PM

プラットフォーム ポート マネージャ

「PLATFORM_PM メッセージ」

PLATFORM_RPC

プラットフォーム リモート プロシージャ コール(スタッキング可能スイッチのみ)

「PLATFORM_RPC メッセージ」

PLATFORM_SPAN

プラットフォーム スイッチド ポート アナライザ

「PLATFORM_SPAN メッセージ」

PLATFORM_UCAST

プラットフォーム ユニキャスト ルーティング

「PLATFORM_UCAST メッセージ」

PLATFORM_VLAN

プラットフォーム VLAN

「PLATFORM_VLAN メッセージ」

PLATFORM_WCCP

プラットフォーム WCCP

「PLATFORM_WCCP メッセージ」

PM

ポート マネージャ

「PM メッセージ」

PORT_SECURITY

ポート セキュリティ

「PORT_SECURITY メッセージ」

QOSMGR

QoS マネージャ

「QOSMGR メッセージ」

RMON

リモート ネットワーク モニタリング(RMON)

「RMON メッセージ」

SDM

スイッチ データベース マネージャ(スタッキング可能スイッチのみ)

「SDM メッセージ」

SPAN

スイッチド ポート アナライザ

「SPAN メッセージ」

SPANTREE

スパニング ツリー

「SPANTREE メッセージ」

SPANTREE_FAST

スパニングツリー高速コンバージェンス

「SPANTREE_FAST メッセージ」

SPANTREE_VLAN_SW

スパニングツリー VLAN スイッチ

「SPANTREE_VLAN_SW メッセージ」

STACKMGR

スタック マネージャ(スタッキング可能スイッチのみ)

「STACKMGR メッセージ」

STORM_CONTROL

ストーム制御

「STORM_CONTROL メッセージ」

SUPERVISOR

スーパーバイザ ASIC

「SUPERVISOR メッセージ」

SUPQ

スーパーバイザ キュー

「SUPQ メッセージ」

SW_DAI

ダイナミック ARP インスペクション

「SW_DAI メッセージ」

SW_MACAUTH

MAC アドレス認証

「SW_MACAUTH メッセージ」

SW_QOS_TB

QoS 信頼境界

「SWITCH_QOS_TB メッセージ」

SW_VLAN

VLAN マネージャ

「SW_VLAN メッセージ」

TCAMMGR

TCAM マネージャ

「TCAMMGR メッセージ」

UDLD

UniDirectional Link Detection(単方向リンク検出)

「UDLD メッセージ」

UFAST_MCAST_SW

UplinkFast パケット送信

「UFAST_MCAST_SW メッセージ」

VQPCLIENT

VLAN Query Protocol クライアント

「VQPCLIENT メッセージ」

WCCP

Web Cache Communication Protocol(WCCP)

SEVERITY は、状況の重大度を反映する 1 桁の数字(範囲は 0 ~ 7)です。この値が小さいほど、重大な状況を意味します。 表1-2 に、メッセージの重大度を示します。

 

表1-2 メッセージの重大度

重大度
説明

0 ― 緊急

システムは使用不能

1 ― アラート

即時対応が必要

2 ― クリティカル

クリティカル状態

3 ― エラー

エラー状態

4 ― 警告

警告状態

5 ― 通知

正常だが注意を要する状態

6 ― 情報

通知目的のみのメッセージ

7 ― デバッグ

デバッグ中にのみ表示されるメッセージ

MNEMONIC は、メッセージを一意に識別するコードです。

Message-text は、状況を説明するテキスト文字列です。メッセージのこの部分には、発生したイベントに関する詳細情報(端末ポート番号、ネットワーク アドレス、またはシステム メモリのアドレス スペース内の特定ロケーションに対応するアドレスなど)が含まれる場合があります。これらの変数フィールドに含まれる情報は、メッセージごとに異なるので、このマニュアルでは、該当する短い文字列を角カッコ([ ])で囲んで示しています。たとえば、10 進数は [dec] で表します。 表1-3 に、メッセージ内の変数フィールドを示します。

 

表1-3 メッセージ内の変数フィールドの表記

表記
情報のタイプ

[dec]

10 進整数

[char]

単一の文字

[chars]

文字列

[enet]

イーサネット アドレス(例:0000.FEED.00C0)

[hex]

16 進整数

[inet]

インターネット アドレス

マスター スイッチ以外のスタッキング可能スイッチによって生成された Syslog メッセージでは、最後に ( Switch-x ) が出力されます。 Switch-x はメッセージの生成元のスタック メンバーの番号です。マスター スイッチによって生成された Syslog メッセージの場合は、ホスト名の文字列は出力されません。

次の例は、スイッチ スタック内のスタック マスターおよびスタック メンバー スイッチ(ホスト名 Switch-2 )によるスイッチ システム メッセージの抜粋です。

00:00:46: %LINK-3-UPDOWN: Interface Port-channel1, changed state to up
00:00:47: %LINK-3-UPDOWN: Interface GigabitEthernet1/0/1, changed state to up
00:00:47: %LINK-3-UPDOWN: Interface GigabitEthernet1/0/2, changed state to up
00:00:48: %LINEPROTO-5-UPDOWN: Line protocol on Interface Vlan1, changed state to down
00:00:48: %LINEPROTO-5-UPDOWN: Line protocol on Interface GigabitEthernet1/0/1, changed state to down 2
*Mar 1 18:46:11: %SYS-5-CONFIG_I: Configured from console by vty2 (10.34.195.36)
18:47:02: %SYS-5-CONFIG_I: Configured from console by vty2 (10.34.195.36)
*Mar 1 18:48:50.483 UTC: %SYS-5-CONFIG_I: Configured from console by vty2 (10.34.195.36)
 
00:00:46: %LINK-3-UPDOWN: Interface Port-channel1, changed state to up (Switch-2)
00:00:47: %LINK-3-UPDOWN: Interface GigabitEthernet1/0/1, changed state to up (Switch-2)
00:00:47: %LINK-3-UPDOWN: Interface GigabitEthernet1/0/2, changed state to up (Switch-2)
00:00:48: %LINEPROTO-5-UPDOWN: Line protocol on Interface Vlan1, changed state to down (Switch-2)
00:00:48: %LINEPROTO-5-UPDOWN: Line protocol on Interface GigabitEthernet1/0/1, changed state to down 2 (Switch-2)

エラー メッセージのトレースバック レポート

メッセージの中には、内部エラーを表し、トレースバック情報を含むものがあります。この情報は非常に重要であり、テクニカル サポートに連絡する際に提示する必要があります。

トレースバック情報を含むメッセージの例を次に示します。

-Process= "Exec", level= 0, pid= 17
-Traceback= 1A82 1AB4 6378 A072 1054 1860
 

システム メッセージによっては、エラー メッセージをコピーしたうえで措置を行うように指示される場合があります。これらのオンライン ツールでは、システム エラー メッセージに関する詳しい情報も提供されます。

アウトプットインタープリタ

アウトプットインタープリタは、 show tech-support イネーブル EXEC コマンドなど、多くの CLI コマンドの出力に基づいて、追加情報と推奨される措置を提供します。アウトプットインタープリタには次の URL からアクセスできます。

https://www.cisco.com/cgi-bin/Support/OutputInterpreter/home.pl

Bug Toolkit

Bug Toolkit では、公開および未公開の警告に関する情報が提供され、特定 Cisco IOS Release に含まれる既知のバグをすべて検索できます。Bug Toolkit には次の URL からアクセスできます。

http://www.cisco.com/cgi-bin/Support/Bugtool/home.pl

TAC への連絡

エラーの性質が判別できない場合は、「マニュアルの入手方法とサービスの依頼方法」で詳細を参照してください。