Cisco Catalyst Blade スイッチ 3030 ハードウェア インストレーション ガイド
CLI ベースのセットアップ プログラム によるスイッチの設定
CLI ベースのセットアップ プログラムによるスイッチの設定
発行日;2012/02/02 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 1,008KB) | フィードバック

目次

CLI ベースのセットアップ プログラムによるスイッチの設定

コンソール ポート経由での CLI のアクセス

必要なものの準備

コンソール ポートへの接続

初期設定の完了

CLI ベースのセットアップ プログラムによるスイッチの設定

ここでは、スイッチの基本的なインストレーションおよびセットアップ手順について説明します。


) インストレーション手順の詳細は、「スイッチの設置」を参照してください。製品概要については「製品概要」を参照してください。


簡単なインストレーション方法を次の手順で説明します。

1. 「コンソール ポート経由での CLI のアクセス」

2. 「必要なものの準備」

3. 「コンソール ポートへの接続」

4. 「初期設定の完了」

コンソール ポート経由での CLI のアクセス

設定済みまたは未設定のスイッチで CLI を利用するには、スイッチのコンソール ポートを PC またはワークステーションのシリアル ポートに接続するか、Telnet セッションを通じてスイッチにアクセスします。

必要なものの準備

次の製品がスイッチ モジュールに同梱されています。

コンソール ケーブル

Cisco Catalyst Blade Switch 3030 Getting Started Guide

Regulatory Compliance and Safety Information for the Cisco Catalyst Blade Switch 3030

製品登録カード

具体的な手順は次の通りです。

1. 梱包用の箱からスイッチ モジュールとアクセサリ キットを取り出します。

2. 梱包材は梱包用の箱に戻し、将来使用できるよう保管しておいてください。


) スイッチ モジュールがサーバ シャーシとともに注文されている場合、スイッチ モジュールはすでにインストールされているため、開梱の必要はありません。開梱手順は、スイッチ モジュールが別途注文されている場合に限り適用されます。



) スイッチ ポートを他のイーサネット装置に接続するには、カテゴリ 5 のストレート ケーブルが別途必要です。



) CLI でmdix auto インターフェイス コンフィギュレーション コマンドを使用すると、Automatic Medium-Dependent Interface crossover(Auto-MDIX)機能をイネーブルにできます。Auto-MDIX 機能がイネーブルになっている場合、スイッチで銅線イーサネット接続に必要なケーブル タイプが検出され、それに応じてインターフェイスが設定されます。したがって、スイッチ上の 10/100/1000、または 1000BASE-T の銅線 SFP モジュール ポートには、接続先装置のタイプに関係なく、クロス ケーブルとストレート ケーブルのどちらでも使用できます。

Cisco IOS Release 12.2(18)SE 以上が稼働するスイッチでは、デフォルトで Auto-MDIX 機能がイネーブルに設定されます。Cisco IOS Release 12.1(14)EA1 ~ 12.2(18)SE のリリースでは、Auto-MDIX 機能がデフォルトの設定でディセーブルになります。この機能の設定については、スイッチのソフトウェア コンフィギュレーション ガイドまたはスイッチのコマンド リファレンスを参照してください。


コンソール ポートへの接続

スイッチ モジュールの設置を開始する前にネットワーク管理者からこの情報を入手してメモを取ってください。

スイッチの IP アドレス

サブネット マスク(IP ネットマスク)

デフォルト ゲートウェイ(ルータ)

イネーブル シークレット パスワード(暗号化済み)

イネーブル パスワード(未暗号化)

Telnet パスワード

簡易ネットワーク管理プロトコル コミュニティ ストリング(任意)


ステップ 1 コンソール ケーブルの一方の端をスイッチ モジュールのコンソール ポートに接続します。ケーブルのもう一方の端は、端末エミュレーション アプリケーションを実行しているコンピュータのシリアル ポートに接続します(図C-1を参照)。

図C-1 スイッチ モジュールのコンソール ポート経由の接続

 

ステップ 2 Power-on Self-Test(POST; 電源投入時セルフテスト)の出力表示を見ることができるように、端末エミュレーション セッションを開始します。端末エミュレーション ソフトウェア(通常、HyperTerminal または Procomm Plus などの PC アプリケーション)によって、スイッチと PC または端末との通信が可能になります。

コンソール ポートのデフォルト特性に合わせて、PC または端末のボーレートおよびキャラクタ フォーマットを次のように設定します。

9600 ボー

8 データ ビット

1 ストップ ビット

パリティなし

フロー制御なし

ステップ 3 スイッチが POST を完了するまで待ちます。スイッチが POST を完了するまでに数分かかることがあります。

ステップ 4 システム ステータス/ID LED がオフで、コンソール LED がグリーンまたはオレンジに点灯していることを確認することにより、POST の完了を確認します。誤設定やエラーが原因でスイッチが POST に失敗した場合、システム ステータス/ID LED はグリーンに点滅し、コンソール LED はオフになります。

障害モードの詳細を調べるには、DRAC/MC コンソールにログインします。

POST エラーは通常、修復不能です。スイッチが POST に失敗した場合は、シスコ カスタマー サポートまですぐにお電話ください。

システム ステータス/ID LED とコンソール LED の位置については、図1-1で第 4 項を参照してください。

ステップ 5 スイッチがフラッシュの初期化を完了するまで待ちます。 Press Return to Get Started! というプロンプトが表示されたら、 Return または Enter を押します。

ステップ 6 スイッチ モジュールのシステム ステータス/ID LED がオフで、コンソール LED がグリーンまたはオレンジに点灯していることを確認します。これは、スイッチ モジュールが正常に動作していることを示します。

ステップ 7 スイッチ モジュールのセットアップと初期設定の手順については、「初期設定の完了」を参照してください。


 

初期設定の完了

次の手順でセットアップ プログラムを完了し、スイッチの初期設定を作成してください。


) スイッチの自動設定については、スイッチ コンフィギュレーション ガイドの「Assigning the Switch IP Address and Default Gateway」の章を参照してください。



ステップ 1 初期設定のセットアップ プログラムの開始を促すプロンプトで Enter または Return を押したあと、次のプロンプトで yes と入力します。

Would you like to terminate autoinstall? [yes]: yes
--- System Configuration Dialog ---
Continue with configuration dialog? [yes/no]: yes
 
At any point you may enter a question mark '?' for help.
Use ctrl-c to abort configuration dialog at any prompt.
Default settings are in square brackets '[]'.
 
Basic management setup configures only enough connectivity
for management of the system, extended setup will ask you
to configure each interface on the system
 
Would you like to enter basic management setup? [yes/no]: yes
Configuring global parameters:
 

ステップ 2 プロンプトが表示されたらスイッチのホスト名を入力し、Return を押します。

ホスト名には最大 20 文字まで使用できます。どのスイッチも、ホスト名の最後の文字として -n (n は数字)を使用することはできません。

ステップ 3 イネーブル シークレット パスワードを入力し、Return キーを押します。

このパスワードは 1 ~ 25 文字の英数字で指定できます。先頭の文字を数字にしてもかまいません。大文字と小文字が区別されます。スペースも使えますが、先頭のスペースは無視されます。シークレット パスワードは暗号化されますが、イネーブル パスワードはプレーン テキストです。

ステップ 4 イネーブル パスワードを入力し、Return キーを押します。

ステップ 5 仮想端末(Telnet)パスワードを入力し、Return キーを押します。

このパスワードは 1 ~ 25 文字の英数字で指定できます。大文字と小文字が区別されます。スペースも使えますが、先頭のスペースは無視されます。

ステップ 6 (任意)プロンプトに従って、SNMP(簡易ネットワーク管理プロトコル)を設定します。

1. SNMP の設定をあとで行う場合は、 Return を押します(この場合、デフォルトの no が適用されます)。デフォルトを選択した場合は、あとで CLI を使用して SNMP を設定できます。

Configure SNMP Network Management? [no]:
 

2. すぐに SNMP を設定する場合は、 yes と入力します。

Configure SNMP Network Management? [no]: yes
Community string [public]: public
 

ステップ 7 管理ネットワークに接続するインターフェイスのインターフェイス名(物理的なインターフェイスまたは VLAN[仮想 LAN]の名前)を入力して、 Return キーを押します。

このプロンプトで、インターフェイス名として vlan1 と入力します。

ステップ 8 インターフェイスを設定するには、プロンプトで Yes と入力し、スイッチの IP アドレスとサブネットマスクを入力します。 Return を押します。

以下の IP アドレスとサブネット マスクは一例です。

Configuring interface Vlan1:
Configure IP on this interface? [yes]:
IP address for this interface [10.0.0.1]:
Subnet mask for this interface [255.255.255.0] : 255.255.255.0
Class A network is 10.0.0.1, 21 subnet bits; mask is /21
 

ステップ 9 スイッチをクラスタ コマンド スイッチとしてイネーブルにするかどうかを確認するプロンプトが表示されたら、no と入力します。このスイッチはスタンドアロン スイッチになります。

Would you like to enable as a cluster command switch? [yes/no]: no
 

) Cisco Catalyst Blade Switch 3030 では、クラスタリングはサポートされません。


これで、スイッチの初期設定は完了しました。初期設定が表示されます。出力例を以下に示します。

The following configuration command script was created:
hostname switch1
enable secret 5 $1$cagJ$e4LP91PNazfdADoNAZm6y0
enable password enable_password
line vty 0 15
password terminal-password
snmp-server community public
!
!
interface Vlan1
no shutdown
ip address 10.0.0.1 255.255.255.0
!
interface GigabitEthernet0/1
!
interface GigabitEthernet0/2
 
. . . (テキスト出力は省略)
 
 
 
interface GigabitEthernet0/16
!
end
 

ステップ 10 以下の選択肢が表示されます。

[0] Go to the IOS command prompt without saving this config.
 
[1] Return back to the setup without saving this config.
 
[2] Save this configuration to nvram and exit.
 
If you want to save the configuration and use it the next time the switch reboots, save it in NVRAM by selecting option 2.
 
Enter your selection [2]:2
 

いずれかを選択して、 Return キーを押します。

ステップ 11 サーバ シャーシのシリアル ポートまたはスイッチのコンソール ポートと PC の接続を接断します。スイッチの管理の詳細は、「管理オプション」を参照してください。