Cisco Catalyst Blade スイッチ 3030 ハードウェア インストレーション ガイド
スイッチの設置
スイッチの設置
発行日;2012/02/02 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 1,008KB) | フィードバック

目次

スイッチの設置

インストレーションの準備

警告

取り付けに関する注意事項

梱包内容の確認

Dell Modular Server Chassis のアーキテクチャ

サーバ シャーシへのスイッチ モジュールの取り付け

スイッチ モジュールの設定

スイッチ モジュールのコンソール ポート経由の接続

DRAC/MC 経由での接続

POST の完了まで待機

初期設定の完了

SFP モジュールの取り付けおよび取り外し

SFP モジュール スロットへの SFP モジュールの取り付け

SFP モジュール スロットからの SFP モジュールの取り外し

10/100/1000 ポートへの接続

SFP モジュールへの接続

光ファイバ SFP モジュールへの接続

1000BASE-T SFP モジュールへの接続

次の作業

スイッチの設置

この章では、Cisco Catalyst Blade Switch 3030(以降 スイッチ モジュール という)を Dell Modular Server Chassis に設置し、スイッチ モジュールをセットアップして構成する方法について説明します。Dell Modular Server Chassis(以降 サーバ シャーシ という)は、最大 10 台のサーバ モジュールおよび最大 4 台のイーサネット スイッチ モジュールをサポートするシステムです。このスイッチ モジュールは、サーバ シャーシの背面パネル上のシャーシ I/O モジュール ベイの 1 つに設置されます。

この章では、Power-on Self-Test(POST; 電源投入時セルフテスト)でスイッチの正常な動作を確認する方法とスイッチを接続する方法についても説明します。

以下の各項の説明を読み、この順番で手順を進めてください。

「インストレーションの準備」

「Dell Modular Server Chassis のアーキテクチャ」

「サーバ シャーシへのスイッチ モジュールの取り付け」

「SFP モジュールの取り付けおよび取り外し」

「10/100/1000 ポートへの接続」

「SFP モジュールへの接続」

「次の作業」

インストレーションの準備

ここで説明する内容は、次のとおりです。

「警告」

「取り付けに関する注意事項」

「梱包内容の確認」

警告

警告の各国語版は、製品に付属している『 Regulatory Compliance and Safety Information for the Cisco Catalyst Blade Switch 3030 』に記載されています。EMC 規制事項もこのマニュアルに記載されています。


警告 スイッチの過熱を防止するために、室温が 113°F(45°C)を超える環境では使用しないでください。また、通気を妨げないように、通気口の周囲に 3 インチ(7.6 cm)以上のスペースを確保してください。



警告 電源に接続されている装置を扱う場合は、事前に指輪、ネックレス、腕時計などの装身具を外しておいてください。これらの金属が電源やアースに接触すると、金属が過熱して大やけどをしたり、金属類が端子に焼き付くことがあります。



警告 セントラル オフィス環境で使用するイーサネット ケーブルにはシールドが必要です。



警告 雷が発生しているときには、システムに手を加えたり、ケーブルの接続や取り外しを行わないでください。



警告 設置手順を読んでから、システムを電源に接続してください。



警告 クラス 1 レーザー製品です。



警告 この装置は、出入りが制限された場所に設置されることを想定しています。出入りが制限された場所とは、特殊なツール、ロックおよびキー、または他のセキュリティ手段を使用しないと入室できない場所を意味します。



警告 この装置にはアースが必要です。絶対にアース導体を破損させたり、アース線が正しく取り付けられていない装置を稼働させたりしないでください。アースが適切かどうかがはっきりしない場合には、電気検査機関または電気技師に確認してください。



警告 この装置の設置、交換、または保守は、訓練を受けた相応の資格のある人が行ってください。



警告 この製品を廃棄処分する際には、各国の法律または規制に従って取り扱ってください。



警告 装置が設置されている建物と外部とを接続するには、次のポートを、回路保護機能を備えた承認済みのネットワーク終端装置を使用して接続する必要があります。
10/100/1000 イーサネット



警告 接続されていない光ファイバ ケーブルやコネクタからは目に見えないレーザー光が放射されている可能性があります。レーザー光を直視したり、光学機器を使用して直接見たりしないでください。



警告 装置は、地域および各国の電気規格に従って設置する必要があります。


取り付けに関する注意事項

スイッチ モジュールをサーバ シャーシに取り付ける前に、次の注意事項を確認してください。

サーバ シャーシの『 Product Information Guide 』に記載されている安全と取り扱いに関するガイドラインを見直し、よく理解しておきます。

「警告」 およびこのマニュアルに付属の『 Regulatory Compliance and Safety Information for the Cisco Catalyst Blade Switch 3030 』を見直しておきます。

正しく冷却を行い、システムの信頼性を確保するために、次の点を考慮してください。

各サーバ シャーシ I/O モジュール ベイには、モジュールまたはエンド キャップ(ブランク プラグ)を取り付ける必要があります。

ホットスワップ モジュールを取り外した場合は、取り外し後 1 分以内に同一のモジュールまたはエンド キャップ(ブランク プラグ)を代わりに取り付ける必要があります。


注意 スイッチ モジュールを設置する際に ESD(静電気放電)による損傷を防ぐために、基板およびコンポーネントの取り扱い手順に従ってください。


) スイッチ モジュールの取り付け時には、サーバ モジュールやシャーシの電源を切る必要はありません。



) 初期設定では、スイッチ モジュールは未設定で、工場出荷時の状態のままであり、デフォルトのユーザ名とパスワードを使用して設定されていないことが前提とされています。


次の条件に従ってください。

10/100/1000 ポートおよび 1000BASE-T Small Form-factor Pluggable(SFP)モジュール ポートなど、銅線のイーサネット ポートの場合、スイッチから接続先装置までの最大ケーブル長は 328 フィート(100 m)です。

SFP モジュール接続のケーブル仕様についての詳細は、SFP モジュールのマニュアルを参照してください。各ポートの波長は、ケーブルの接続先の波長仕様と一致している必要があります。また、信頼性の高い通信を実現するためには、ケーブル長の制限値を超えないようにする必要があります。


) 短距離のシングルモード光ファイバ ケーブルを使用する際、レシーバーに負荷がかかり過ぎないようにするため、リンクに光減衰器を直列に挿入しなければならない場合があります。


動作環境が、 付録A「技術仕様」 に記載されている範囲内に収まるようにします。

ケーブルはラジオ、電力線、蛍光灯などの電気ノイズの発生源から遠ざけて配線します。また、ケーブルを損傷する可能性のある他の装置から離して安全に配線してください。

スイッチの周囲および通気口を通過する空気の流れが妨げられないようにします。

装置周辺の温度が 113°F(45°C)を超えないようにします。

梱包内容の確認


) 梱包用の箱から製品を慎重に取り出し、製品および付属品に損傷がないか確認してください。欠落または破損している製品がある場合には、購入された代理店に連絡してください。梱包材はすべて梱包用の箱に戻し、保管しておいてください。


次の製品がスイッチ モジュールに同梱されています。

コンソール ケーブル

Cisco Catalyst Blade Switch 3030 Getting Started Guide

Regulatory Compliance and Safety Information for the Cisco Catalyst Blade Switch 3030

製品登録カード


) スイッチ モジュールがサーバ シャーシとともに注文されている場合、スイッチ モジュールはすでにインストールされているため、開梱の必要はありません。開梱手順は、スイッチ モジュールが別途注文されている場合に限り適用されます。


Dell Modular Server Chassis のアーキテクチャ

4 つのシャーシ I/O モジュール ベイは、背面パネルにあります(図2-1を参照)。スイッチ モジュールは、シャーシ I/O モジュール ベイ 1 および 2 に挿入します。ベイ 3 と 4 は、サーバ モジュールにギガビット イーサネットのドータカードが取り付けられている場合にのみ、スイッチ モジュール用に使用します。

図2-1 Dell Modular Server Chassis

 

1

ベイ 1(スイッチ モジュールが装着済み)

5

サーバ シャーシの背面パネル

2

ベイ 2

6

DRAC/MC1 管理ボード

3

ベイ 3

7

イーサネット ポート

4

ベイ 4

8

RS-232 ポート

1.DRAC/MC:Dell Remote Access Controller/Modular Chassis 管理ボード

スイッチ モジュールを取り付ける前に、次の前提条件を考慮してください。

ベイ 1 とベイ 2 はペアです。ベイ 2 の前にベイ 1 にモジュールを取り付ける必要があります。ベイ 2 を使用する場合、ベイ 2 の I/O モジュールは ベイ 1 の I/O モジュールと同じタイプにする必要があります。

ベイ 3 とベイ 4 はペアです。ベイ 4 の前にベイ 3 にモジュールを取り付ける必要があります。ベイ 4 を使用する場合、ベイ 4 の I/O モジュールは ベイ 3 の I/O モジュールと同じタイプにする必要があります。

情報パネルのコンポーネントについての詳細は、『 Dell PowerEdge 1855 Systems User's Guide 』および『 Dell PowerEdge 1855 Systems Installation and Troubleshooting Guide 』を参照してください。

サーバ シャーシへのスイッチ モジュールの取り付け

スイッチ モジュールについての詳細は、「機能」を参照してください。

スイッチ モジュールをサーバ シャーシに取り付けるには、次の手順に従ってください。


ステップ 1 スイッチ モジュールの設置を開始する前にネットワーク管理者からこの情報を入手してメモを取ってください。

スイッチの IP アドレス

サブネット マスク(IP ネットマスク)

デフォルト ゲートウェイ(ルータ)

イネーブル シークレット パスワード(暗号化済み)

イネーブル パスワード(未暗号化)

Telnet パスワード

SNMP(簡易ネットワーク管理プロトコル)コミュニティ ストリング(任意)

ステップ 2 スイッチ モジュールを取り付けるシャーシ I/O モジュール ベイを選択します。「Dell Modular Server Chassis のアーキテクチャ」に示す前提条件に従ってください。

ステップ 3 選択したベイからエンド キャップ(ブランク プラグ)を取り外します。あとで使用できるようエンド キャップ(ブランク プラグ)は保管しておきます。

ステップ 4 スイッチ モジュールが入っている静電気防止パッケージをサーバ シャーシの金属部分に接触させていない場合は、2 秒以上接触させます。

ステップ 5 スイッチ モジュールを静電気防止パッケージから取り出します。

ステップ 6 スイッチ モジュールのリリース ラッチが開いた位置(モジュールに対して垂直)になっていることを確認します(図2-2を参照)。

図2-2 開いた位置のスイッチ モジュールのリリース ラッチ

 

ステップ 7 スイッチ モジュールを適切なベイに挿入し、止まるまで押し込みます。

ステップ 8 スイッチ モジュール正面のリリース ラッチを押して閉じた位置にします。図2-3は、サーバ シャーシに挿入中のスイッチ モジュールを示したものです。

図2-3 スイッチ モジュールのサーバ シャーシへの挿入

 

1

スイッチ モジュール

3

リリース ラッチ

2

サーバ シャーシ

 

 


 

スイッチ モジュールの設定

次の手順に従います。

スイッチ モジュールのコンソール ポート経由で端末エミュレーション プログラムを実行する場合は、「スイッチ モジュールのコンソール ポート経由の接続」に進みます。

DRAC/MC ポート経由で端末エミュレーション プログラムを実行する場合は、「DRAC/MC 経由での接続」に進みます。

スイッチ モジュールのコンソール ポート経由の接続

ここでは、スイッチ モジュールのコンソール ポート経由で PC を接続してスイッチをセットアップする手順を説明します。


) システム コンフィギュレーション ダイアログを実行するには、まずスイッチを PC に接続して端末エミュレーション プログラムを実行する必要があります。PC をスイッチに接続する方法には 2 種類あります。スイッチのコンソール ポートを使うか、または DRAC/MCのコンソール ポートを使う方法です。ここでは、これら 2 種類の手順について説明します。

DRAC/MC 経由でスイッチに接続した場合、スイッチのコンソール ポートはディセーブルになります。設定を終えたら、disconnect コマンドを使用してアクティブなコンソール ポートを閉じ、スイッチのコンソール ポートを再度イネーブルにする必要があります。logout と入力してスイッチからログアウトします。最後にチルダ(~)とピリオド(ドット)を入力して DRAC/MC をスイッチから切断します。


スイッチ モジュールのコンソール ポート経由で接続する場合は次の手順に従います。


ステップ 1 コンソール ケーブルの一方の端をスイッチ モジュールのコンソール ポートに接続します。ケーブルのもう一方の端は、端末エミュレーション アプリケーションを実行しているコンピュータのシリアル ポートに接続します(図2-4を参照)。

図2-4 スイッチ モジュールのコンソール ケーブル経由の接続

 

ステップ 2 Power-on Self-Test(POST; 電源投入時セルフテスト)の出力表示を見ることができるように、端末エミュレーション セッションを開始します。端末エミュレーション ソフトウェア(通常、HyperTerminal または Procomm Plus などの PC アプリケーション)によって、スイッチと PC または端末との通信が可能になります。

ステップ 3 コンソール ポートのデフォルト特性に合わせて、PC または端末のボーレートおよびキャラクタ フォーマットを次のように設定します。

9600 ボー

8 データ ビット

1 ストップ ビット

パリティなし

フロー制御なし

ステップ 4 スイッチ モジュールの設定を終了する場合は「POST の完了まで待機」に進みます。


 

DRAC/MC 経由での接続

DRAC/MC 経由で接続する場合は、次の手順に従います。


ステップ 1 DB9 ヌルモデム ケーブルまたはクロス ケーブルの一方の端を DRAC/MCの RS-232 コンソール シリアル ポートに接続します。ケーブルのもう一方の端をコンピュータの RS-232 コンソール シリアル ポートに接続します(図2-5を参照)。


) DRAC/MC コンソール シリアル ポートのデフォルトのデータ レートは、115200 ボーです。


図2-5 DRAC/MCのシリアル ポート経由での接続

 

ステップ 2 PC 端末エミュレーション プログラムで以下の設定を行います。

a. データ形式を、8 データ ビット、1 ストップ ビット、パリティなしに設定します。

b. 端末エミュレーション速度を 115200 ボーに設定します。

c. Flow Control をなしに設定します。

d. Properties で、Emulation モードに VT100 を選択します。

e. ファンクション、矢印、Ctrl キーの端末キーを選択します。設定が(Windows キーではなく)端末キーであることを確認します。


) Microsoft Windows 2000 で HyperTerminal を使用している場合は、Windows 2000 Service Pack 2 以降がインストールされていることを確認します。Windows 2000 Service Pack 2 があれば、矢印キーは HyperTerminal VT100 エミュレーションで正しく機能します。Windows 2000 Service Pack 2 についての詳細は、 www.microsoft.comにアクセスしてください。


ステップ 3 コンソール モニタでは、DRAC/MC アプリケーションによりログイン画面が表示されます。次のデフォルト値を使用してログインします。

ユーザ名 root
パスワード calvin

DRAC/MC CLI(コマンドライン インターフェイス)プロンプト DRAC/MC: が表示されます。

ステップ 4 サーバ シャーシの電源がオフの場合は、次のコマンドを使用して電源をオンにします。

racadm chassisaction -m chassis powerup
 

サーバ シャーシの電源がオンになると、シャーシの I/O ベイに挿入されているスイッチ モジュールの電源が自動的にオンになります。CLI を使用したサーバ シャーシの設定についての詳細は、『 Dell Remote Access Controller/Modular Chassis User's Guide 』を参照してください。

ステップ 5 DRAC/MC コンソール アプリケーション上で次のコマンドを使用してスイッチ モジュールの電源のオフ/オンを実行します。

racadm chassisaction -m switch-N powercycle
 

ここで、 N は、スイッチ モジュールが挿入されているシャーシ I/O モジュール ベイの番号です。

ステップ 6 DRAC/MC コンソールをスイッチ モジュールの内部シリアル コンソール インターフェイスにリダイレクトします。DRAC/MC のコマンド プロンプトで次のコマンドを入力します。

connect switch-N
 

ここで、 N は、スイッチ モジュールが挿入されているシャーシ I/O モジュール ベイの番号です。

コマンド プロンプトに戻るには、次のキー シーケンスを押します。
Enter ~.

最初に Enter を押し、チルダ ~ を押し(チルダ記号がキーボードの上段にある場合は、必ず先に <Shift> キーを押します)、次にピリオド.(ドット)を押します。

ステップ 7 スイッチ モジュールの設定を終了する場合は「POST の完了まで待機」に進みます。


 

POST の完了まで待機

具体的な手順は次の通りです。


ステップ 1 スイッチが POST を完了するまで待ちます。スイッチが POST を完了するまでに数分かかることがあります。

ステップ 2 システム ステータス/ID LED がオフで、コンソール LED がグリーンまたはオレンジに点灯していることを確認することにより、POST の完了を確認します。誤設定やエラーが原因でスイッチが POST に失敗した場合、システム ステータス/ID LED はグリーンに点滅し、コンソール LED はオフになります。

障害モードの詳細を調べるには、DRAC/MC コンソールにログインします。

POST エラーは通常、修復不能です。スイッチが POST に失敗した場合は、シスコ カスタマー サポートまですぐにお電話ください。

システム ステータス/ID LED とコンソール LED の位置については、図1-1で第 4 項を参照してください。

ステップ 3 スイッチがフラッシュの初期化を完了するまで待ちます。 Press Return to Get Started! というプロンプトが表示されたら、 Return または Enter を押します。

ステップ 4 スイッチ モジュールのシステム ステータス/ID LED がオフで、コンソール LED がグリーンまたはオレンジに点灯していることを確認します。これは、スイッチ モジュールが正常に動作していることを示します。

ステップ 5 スイッチ モジュールのセットアップと初期設定の手順については、「初期設定の完了」を参照してください。


 

初期設定の完了

次の手順でセットアップ プログラムを完了し、スイッチの初期設定を作成してください。


) スイッチの自動設定については、スイッチ コンフィギュレーション ガイドの「Assigning the Switch IP Address and Default Gateway」の章を参照してください。



ステップ 1 初期設定のセットアップ プログラムの開始を促すプロンプトで Enter または Return を押したあと、次のプロンプトで yes と入力します。

Would you like to terminate autoinstall? [yes]: yes
 
--- System Configuration Dialog ---
 
Continue with configuration dialog? [yes/no]: yes
 
At any point you may enter a question mark '?' for help.
Use ctrl-c to abort configuration dialog at any prompt.
Default settings are in square brackets '[]'.
 
Basic management setup configures only enough connectivity
for management of the system, extended setup will ask you
to configure each interface on the system
 
Would you like to enter basic management setup? [yes/no]: yes
Configuring global parameters:
 

ステップ 2 プロンプトが表示されたらスイッチのホスト名を入力し、Return を押します。

ホスト名には最大 20 文字まで使用できます。どのスイッチも、ホスト名の最後の文字として -n (n は数字)を使用することはできません。

ステップ 3 イネーブル シークレット パスワードを入力し、Return キーを押します。

このパスワードは 1 ~ 25 文字の英数字で指定できます。先頭の文字を数字にしてもかまいません。大文字と小文字が区別されます。スペースも使えますが、先頭のスペースは無視されます。シークレット パスワードは暗号化されますが、イネーブル パスワードはプレーン テキストです。

ステップ 4 イネーブル パスワードを入力し、Return キーを押します。

ステップ 5 仮想端末(Telnet)パスワードを入力し、Return キーを押します。

このパスワードは 1 ~ 25 文字の英数字で指定できます。大文字と小文字が区別されます。スペースも使えますが、先頭のスペースは無視されます。

ステップ 6 (任意)プロンプトに従って、SNMPを設定します。

1. SNMP の設定をあとで行う場合は、 Return を押します(この場合、デフォルトの no が適用されます)。デフォルトを選択した場合は、あとで CLI を使用して SNMP を設定できます。

Configure SNMP Network Management? [no]:
 

2. すぐに SNMP を設定する場合は、 yes と入力します。

Configure SNMP Network Management? [no]: yes
Community string [public]: public
 

ステップ 7 管理ネットワークに接続するインターフェイスのインターフェイス名(物理的なインターフェイスまたは VLAN[仮想 LAN]の名前)を入力して、 Return キーを押します。

このプロンプトで、インターフェイス名として vlan1 と入力します。

ステップ 8 インターフェイスを設定するには、プロンプトで Yes と入力し、スイッチの IP アドレスとサブネットマスクを入力します。 Return を押します。

以下の IP アドレスとサブネット マスクは一例です。

Configuring interface Vlan1:
Configure IP on this interface? [yes]:
IP address for this interface [10.0.0.1]:
Subnet mask for this interface [255.255.255.0] : 255.255.255.0
Class A network is 10.0.0.1, 21 subnet bits; mask is /21
 

ステップ 9 スイッチをクラスタ コマンド スイッチとしてイネーブルにするかどうかを確認するプロンプトが表示されたら、no と入力します。このスイッチはスタンドアロン スイッチになります。

Would you like to enable as a cluster command switch? [yes/no]: no

) Cisco Catalyst Blade Switch 3030 では、クラスタリングはサポートされません。


これで、スイッチの初期設定は完了しました。初期設定が表示されます。出力例を以下に示します。

The following configuration command script was created:
hostname switch1
enable secret 5 $1$cagJ$e4LP91PNazfdADoNAZm6y0
enable password enable_password
line vty 0 15
password terminal-password
snmp-server community public
!
!
interface Vlan1
no shutdown
ip address 10.0.0.1 255.255.255.0
!
interface GigabitEthernet0/1
!
interface GigabitEthernet0/2
 
. . . (テキスト出力は省略)
 
interface GigabitEthernet0/16
!
end
 

ステップ 10 以下の選択肢が表示されます。

[0] Go to the IOS command prompt without saving this config.
 
[1] Return back to the setup without saving this config.
 
[2] Save this configuration to nvram and exit.
 
If you want to save the configuration and use it the next time the switch reboots, save it in NVRAM by selecting option 2.
 
Enter your selection [2]:2
 

いずれかを選択して、 Return キーを押します。

ステップ 11 サーバ シャーシのシリアル ポートまたはスイッチのコンソール ポートと PC の接続を接断します。スイッチの管理の詳細は、「管理オプション」を参照してください。

初期設定ダイアログに戻る必要がある場合は、「スイッチ モジュールの設定」に進みます。

CLI を使用する場合は、端末プログラムによってコンソール ポート経由で、あるいは Telnet によるネットワーク経由で、 Switch >プロンプトにコマンドを入力します。設定情報については、スイッチのソフトウェア コンフィギュレーション ガイドまたはスイッチのコマンド リファレンスを参照してください。


 

SFP モジュールの取り付けおよび取り外し

ここでは、SFP モジュールの取り付けおよび取り外し方法を説明します。モジュールは、スイッチ モジュール前面の SFP モジュール スロットに取り付けます。このフィールド交換可能なモジュールでは、アップリンク インターフェイスが利用できます。

SFP モジュールは任意の組み合わせで使用できます。スイッチがサポートする SFP モジュールのリストについては、スイッチ モジュールのリリース ノートを参照してください。各ポートの波長は、ケーブルの接続先の波長仕様と一致している必要があります。また、信頼性の高い通信を実現するためには、ケーブル長の制限値を超えないようにする必要があります。SFP 接続用のケーブルの条件については、「取り付けに関する注意事項」を参照してください。

スイッチには、必ずシスコ製の SFP モジュールを使用してください。各 SFP モジュールには、セキュリティ情報がコード化されたシリアル EEPROM が組み込まれています。このコードによって、シスコは、その SFP モジュールがスイッチの要件を満たしているかどうかを識別し、検証します。

SFP モジュールの取り付け、取り外し、ケーブル接続についての詳細は、SFP モジュールのマニュアルを参照してください。

SFP モジュール スロットへの SFP モジュールの取り付け

図2-6に、ベール クラスプ ラッチ付きの SFP モジュールを示します。


注意 ケーブル、ケーブル コネクタ、または SFP モジュールの光インターフェイスが損傷する可能性があるので、光ファイバ ケーブルを取り付けたまま光ファイバ SFP モジュールを着脱しないでください。SFP モジュールを着脱する前にすべてのケーブルを外してください。

SFP モジュールは、着脱によって製品寿命が短くなることがあります。SFP モジュールの取り外しや取り付けは必要最低限にしてください。

図2-6 ベール クラスプ ラッチ付きの SFP モジュール

 

モジュール スロットに SFP モジュールを取り付ける手順は、次のとおりです。


ステップ 1 静電気防止用リスト ストラップの一端を手首に付け、反対側をシャーシの塗装されていない金属面に取り付けます。

ステップ 2 送信(TX)と受信(RX)の印を確認して、SFP モジュールの上側を識別します。


) SFP モジュールによっては、送信と受信(TX と RX)の印の代わりに、接続の方向(TX か RX か)を示す矢印が付いている場合もあります。


ステップ 3 スロットの開口部の前面に SFP モジュールを合わせます。

ステップ 4 SFP モジュールをスロットに差し込み、モジュールのコネクタがスロットの奥に装着された感触があるまで押します(図2-7を参照)。

図2-7 SFP モジュール スロットへの SFP モジュールの取り付け

 


 

SFP モジュール スロットからの SFP モジュールの取り外し

SFP モジュール レセプタクルから SFP モジュールを取り外す手順は、次のとおりです。


ステップ 1 静電気防止用リスト ストラップの一端を手首に付け、反対側をシャーシの塗装されていない金属面に取り付けます。

ステップ 2 ケーブルを SFP モジュールから取り外します。


ヒント ケーブル コネクタ プラグを再び取り付ける際には、送信(TX)と受信(RX)を間違えないように注意してください。


ステップ 3 光ファイバ SFP モジュールの場合、光インターフェイスが汚れないように、SFP モジュールの光ポートにダスト プラグを取り付けます。

ステップ 4 SFP モジュールのロックを解除して、取り外します(図2-8を参照)。

モジュールにベール クラスプ ラッチが付いている場合は、ベールを外側に引き下げるとモジュールが外れます。ベール クラスプ ラッチを人差し指で開くことができない場合は、マイナス ドライバのように細長い工具を使用して開いてください。

図2-8 マイナス ドライバによるベール クラスプ ラッチ付き SFP モジュールの取り外し

 

1

ベール クラスプ

ステップ 5 親指と人差し指で SFP モジュールをはさみ、モジュール スロットから慎重に外します。

ステップ 6 取り外した SFP モジュールは、静電気防止用袋に収めるか、またはその他の保護環境下に置いてください。


 

10/100/1000 ポートへの接続

スイッチの 10/100/1000 ポートは、接続先装置の速度で動作するように、自動的に設定されます。接続先のポートが自動ネゴシエーションをサポートしていない場合は、速度およびデュプレックスのパラメータを明示的に設定できます。自動ネゴシエーション機能のない装置、または速度およびデュプレックス パラメータが手動で設定された装置を接続すると、パフォーマンスが低下したり、リンクが確立されないことがあります。

最大限のパフォーマンスを引き出すには、次のいずれかの方法でイーサネット ポートを設定してください。

速度とデュプレックスの両方について、ポートに自動ネゴシエーションを実行させます。

接続の両側でポートの速度とデュプレックスに関するパラメータを設定します。

10BASE-T、100BASE-TX、または 1000BASE-T 装置への接続手順は、次のとおりです。


注意 ESD(静電気放電)による損傷を防ぐために、基板およびコンポーネントの取り扱い手順に従ってください。


ステップ 1 ワークステーション、サーバ、ルータ、および Cisco IP Phone を接続する場合は、前面パネルの RJ-45 コネクタにストレート ケーブルを接続します(図2-9を参照)。スイッチまたはリピータを接続する場合は、クロス ケーブルを使用します(ケーブルのピン割り当ては、 ケーブルおよびアダプタの仕様を参照)。

CLI でmdix auto インターフェイス コンフィギュレーション コマンドを使用すると、Automatic Medium-Dependent Interface crossover(Auto-MDIX)機能をイネーブルにできます。Auto-MDIX 機能がイネーブルになっている場合、スイッチで銅線イーサネット接続に必要なケーブル タイプが検出され、それに応じてインターフェイスが設定されます。したがって、スイッチ上の 10/100/1000、または 1000BASE-T の銅線 SFP モジュール ポートには、接続先装置のタイプに関係なく、クロス ケーブルとストレート ケーブルのどちらでも使用できます。Auto-MDIX 機能はデフォルトでイネーブルです。

図2-9 イーサネット ポートへの接続

 


) 1000BASE-T 対応装置を接続する場合は、必ずカテゴリ 5 の 4 対のツイストペア ケーブルを使用してください。


ステップ 2 接続先装置の RJ-45 コネクタに、ケーブルのもう一方の端を接続します。スイッチと接続先装置の両方でリンクが確立されると、ポート LED が点灯します。

Spanning-Tree Protocol(STP; スパニングツリー プロトコル)がトポロジーを検出し、ループの有無を調べている間、ポート LED はオレンジに点灯します。約 30 秒でこのプロセスが完了すると、ポート LED はグリーンに点灯します。ポート LED が点灯しない場合、接続先装置が起動していない、ケーブルに問題がある、接続先装置のアダプタに問題があるといった理由が考えられます。ケーブルに関する問題の解決方法については、「トラブルシューティング」を参照してください。

ステップ 3 必要に応じて接続先装置の設定を変更して再起動します。

ステップ 4 ステップ 1 ~ 3 を繰り返して、各装置を接続します。


 

SFP モジュールへの接続

ここでは、SFP モジュールの接続方法を説明します。光ファイバ SFP モジュールの接続手順については、「光ファイバ SFP モジュールへの接続」を参照してください。銅線の 1000BASE-T SFP モジュールの接続手順については、「1000BASE-T SFP モジュールへの接続」を参照してください。

SFP モジュールの取り付けまたは取り外しの手順は、「SFP モジュールの取り付けおよび取り外し」を参照してください。

光ファイバ SFP モジュールへの接続

SFP モジュールに光ファイバ ケーブルを接続する手順は、次のとおりです。


注意 ケーブル接続の準備が整うまで、SFP モジュール ポートのゴム製プラグや光ファイバ ケーブルのゴム製キャップを外さないでください。プラグとキャップは、SFP モジュール ポートとケーブルを汚れや周辺光から保護しています。

SFP モジュールを接続する前に、
「取り付けに関する注意事項」および「SFP モジュール スロット」で、ポートとケーブル接続の制限事項を確認してください。SFP モジュールの LC については、付録B「コネクタおよびケーブル仕様」 を参照してください。


ステップ 1 モジュール ポートと光ファイバ ケーブルからゴム製プラグを取り外し、再使用できるように保管しておきます。

ステップ 2 SFP モジュール ポートに光ファイバ ケーブルの一方の端を差し込みます(図2-10を参照)。

ステップ 3 接続先装置の光ファイバ レセプタクルにケーブルの反対側を差し込みます。

ステップ 4 ポートの ステータス LED を確認します。

この LED は、スイッチと接続先装置の間にリンクが確立されると、グリーンに点灯します。

STP がネットワーク トポロジーを検出し、ループの有無を調べている間、この LED はオレンジに点灯します。約 30 秒でこのプロセスが完了すると、ポート LED はグリーンに点灯します。

ポート LED が点灯しない場合、接続先装置が起動していない、ケーブルに問題がある、接続先装置のアダプタに問題があるといった理由が考えられます。ケーブルに関する問題の解決方法については、「トラブルシューティング」を参照してください。

図2-10 SFP モジュールの設置

 

ステップ 5 必要に応じて、スイッチまたは接続先装置を再設定し、再起動します。


 

1000BASE-T SFP モジュールへの接続


注意 ESD による損傷を防ぐために、基板およびコンポーネントの取り扱い手順に従ってください。


ステップ 1 サーバ、ワークステーション、ルータを接続する場合は、RJ-45 コネクタに 4 対のツイストペア ストレート ケーブルを取り付けます。スイッチまたはリピータを接続する場合は、4 対のツイストペア クロス ケーブルを使用します。


) 1000BASE-T 装置を接続する場合は、必ずカテゴリ 5 の 4 対のツイストペア ケーブルを使用してください(図2-7を参照)。



) CLI で mdix auto インターフェイス コンフィギュレーション コマンドを使用すると、Auto-MDIX 機能をイネーブルにできます。Auto-MDIX 機能がイネーブルになっている場合、スイッチで銅線イーサネット接続に必要なケーブル タイプが検出され、それに応じてインターフェイスが設定されます。したがって、スイッチ上の 10/100/1000 または 1000BASE-T の銅線 SFP モジュール ポートには、接続先装置のタイプに関係なく、クロス ケーブルとストレート ケーブルのどちらでも使用できます。

デフォルトで Auto-MDIX 機能がイネーブルに設定されます。


ステップ 2 接続先装置の RJ-45 コネクタにケーブルの反対側を差し込みます(図2-11を参照)。

図2-11 ケーブルの SFP モジュール ポートへの挿入

 

ステップ 3 ポートの ステータス LED を確認します。

この LED は、スイッチと接続先装置の間にリンクが確立されると、グリーンに点灯します。

STP がネットワーク トポロジーを検出し、ループの有無を調べている間、この LED はオレンジに点灯します。約 30 秒でこのプロセスが完了すると、ポート LED はグリーンに点灯します。

ポート LED が点灯しない場合、接続先装置が起動していない、ケーブルに問題がある、接続先装置のアダプタに問題があるといった理由が考えられます。ケーブルに関する問題の解決方法については、「トラブルシューティング」を参照してください。

ステップ 4 必要に応じて、スイッチまたは接続先装置を再設定し、再起動します。


 

次の作業

スイッチに対する設定がデフォルト設定で十分な場合には、追加の設定を行う必要はありません。デフォルト設定を変更する場合には、次のいずれかの管理オプションを使用します。

デバイス マネージャの使用方法

ネットワークのどこからでも Web ブラウザ経由でデバイス マネージャにアクセスできます。具体的な手順は次の通りです。

a. PC またはワークステーションで Web ブラウザを起動します。

b. Web ブラウザにスイッチの IP アドレスを入力し、 Enter を押します。デバイス マネージャのページが表示されます。

c. デバイス マネージャを使用して、基本的なスイッチの設定とモニタを行います。詳細は、デバイス マネージャのオンライン ヘルプを参照してください。

CLIの使用方法

スイッチの CLI は Cisco IOS ソフトウェアに基づいており、デスクトップ スイッチング機能をサポートするよう拡張されています。CLI を使用してスイッチを完全に設定しモニタすることができます。CLI にアクセスするには、管理ステーションをスイッチのコンソール ポートに直接接続するか、またはリモート管理ステーションから Telnet を利用します。詳細は、Cisco.com のスイッチ モジュールのコマンド リファレンスを参照してください。

SNMP の使用方法

CiscoWorks などの SNMP 管理アプリケーションを使用することができます。SunNet Manager などのプラットフォームを実行している SNMP 対応ワークステーションからスイッチを管理することもできます。