Cisco Catalyst Blade Switch 3120 for HP ハードウェア インストレーション ガイド
CLI ベースのセットアップ プログラム によるスイッチの設定
CLI ベースのセットアップ プログラムによるスイッチの設定
発行日;2012/02/06 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 2MB) | フィードバック

目次

CLI ベースのセットアップ プログラムによるスイッチの設定

コンソール ポート経由での CLI のアクセス

コンソール ポートへの接続

初期設定の完了

CLI ベースのセットアップ プログラムによるスイッチの設定

この付録では、CLI(コマンドライン インターフェイス)を使用し、スイッチ モジュールを手早くインストールして設定する手順について説明します。


) インストレーション手順の詳細は、「スイッチの設置」を参照してください。製品概要については「製品概要」を参照してください。


CLI を使用するクイック インストレーションの主要な手順は、次のとおりです。

1. 「コンソール ポート経由での CLI のアクセス」

2. 「コンソール ポートへの接続」

3. 「初期設定の完了」

コンソール ポート経由での CLI のアクセス

設定済みまたは未設定のスイッチ モジュールで CLI を利用するには、スイッチ モジュールのコンソール ポートを PC またはワークステーションのシリアル ポートに接続するか、Telnet セッションを通じてスイッチ モジュールにアクセスします。

コンソール ポートへの接続

スイッチ モジュールの設置を開始する前にネットワーク管理者からこの情報を入手してメモを取ってください。

スイッチの IP アドレス

サブネット マスク(IP ネットマスク)

デフォルト ゲートウェイ(ルータ)

イネーブル シークレット パスワード(暗号化済み)

イネーブル パスワード(未暗号化)

Telnet パスワード

SNMP(簡易ネットワーク管理プロトコル)コミュニティ ストリング(任意)

具体的な手順は次の通りです。


ステップ 1 コンソール ケーブルの一方の端をスイッチ モジュールのコンソール ポートに接続します。ケーブルのもう一方の端は、端末エミュレーション アプリケーションを実行しているコンピュータのシリアル ポートに接続します(図C-1 を参照)。

CLI でmdix auto インターフェイス コンフィギュレーション コマンドを使用すると、Automatic Medium-Dependent Interface crossover(Auto-MDIX)機能をイネーブルにできます。Auto-MDIX 機能がイネーブルになっている場合、スイッチ モジュールで銅線イーサネット接続に必要なケーブル タイプが検出され、それに応じてインターフェイスが設定されます。したがって、スイッチ モジュール上の 10/100/1000 または 1000BASE-T の銅線 SFP モジュール ポートには、接続先装置のタイプに関係なく、クロス ケーブルとストレート ケーブルのどちらかを使用できます。

この機能の設定方法については、Cisco.com にあるスイッチ モジュールのソフトウェア コンフィギュレーション ガイドまたはスイッチ モジュールのコマンド リファレンスを参照してください。

図C-1 スイッチ モジュールのコンソール ポート経由の接続

 

ステップ 2 Power-on Self-Test(POST; 電源投入時自己診断テスト)の出力表示を見ることができるように、端末エミュレーション セッションを開始します。端末エミュレーション ソフトウェア(通常、Hyperterminal または Procomm Plus などの PC アプリケーション)によって、スイッチ モジュールと PC または端末との通信が可能になります。

コンソール ポートのデフォルト特性に合わせて、PC または端末のボーレートおよびキャラクタ フォーマットを次のように設定します。

9600 ボー

8 データ ビット

1 ストップ ビット

パリティなし

フロー制御なし

ステップ 3 スイッチ モジュールの POST が完了するまで待ちます。スイッチ モジュールの POST が完了するまでに数分かかることがあります。

ステップ 4 システム LED およびステータス LED が グリーンで点灯していることを確認し、POST が完了したことを確認します。

スイッチ モジュールが POST に失敗した場合は、システム LED がオレンジになります。POST エラーは通常、修復不能です。スイッチ モジュールが POST に失敗した場合は、シスコシステムズまでただちにお電話ください。

ステップ 5 スイッチの初期化が完了するまで待ちます。Press Return to Get Started! というプロンプトが表示されたら、 Return または Enter を押します。

ステップ 6 システム LED およびステータス LED がグリーンになっていることを確認します。これは、スイッチ モジュールが正常に動作していることを示します。

ステップ 7 スイッチ モジュールのセットアップと初期設定の手順については、「初期設定の完了」を参照してください。


 

初期設定の完了

次の手順でセットアップ プログラムを完了し、スイッチ モジュールの初期設定を作成してください。


) スイッチ モジュールの自動設定については、スイッチ モジュール コンフィギュレーション ガイドの「Assigning the Switch IP Address and Default Gateway」の章を参照してください。



ステップ 1 初期設定のセットアップ プログラムの開始を促すプロンプトで Enter または Return を押したあと、次のプロンプトで yes と入力します。

Would you like to terminate autoinstall? [yes]: yes
--- System Configuration Dialog ---
Continue with configuration dialog? [yes/no]: yes
 
At any point you may enter a question mark '?' for help.
Use ctrl-c to abort configuration dialog at any prompt.
Default settings are in square brackets '[]'.
 
Basic management setup configures only enough connectivity
for management of the system, extended setup will ask you
to configure each interface on the system
 
Would you like to enter basic management setup? [yes/no]: yes
Configuring global parameters:
 

ステップ 2 プロンプトが表示されたらスイッチ モジュールのホスト名を入力し、Return を押します。

ホスト名には最大 20 文字まで使用できます。どのスイッチ モジュールも、ホスト名の最後の文字として -n (n は数字)を使用することはできません。

ステップ 3 イネーブル シークレット パスワードを入力し、Return キーを押します。

このパスワードは 1 ~ 25 文字の英数字で指定できます。先頭の文字を数字にしてもかまいません。大文字と小文字が区別されます。スペースも使えますが、先頭のスペースは無視されます。シークレット パスワードは暗号化されますが、イネーブル パスワードはプレーン テキストです。

ステップ 4 イネーブル パスワードを入力し、Return キーを押します。

ステップ 5 仮想端末(Telnet)パスワードを入力し、Return キーを押します。

このパスワードは 1 ~ 25 文字の英数字で指定できます。大文字と小文字が区別されます。スペースも使えますが、先頭のスペースは無視されます。

ステップ 6 (任意)プロンプトに従って、SNMP を設定します。

1. SNMP の設定をあとで行う場合は、 Return を押します(この場合、デフォルトの no が適用されます)。デフォルトを選択した場合は、あとで CLI を使用して SNMP を設定できます。

Configure SNMP Network Management? [no]:
 

2. すぐに SNMP を設定する場合は、 yes と入力します。

Configure SNMP Network Management? [no]: yes
Community string [public]: public
 

ステップ 7 管理ネットワークに接続するインターフェイスのインターフェイス名(物理的なインターフェイスまたは VLAN [仮想 LAN] の名前)を入力して、 Return キーを押します。

このプロンプトで、インターフェイス名として vlan1 と入力します。

ステップ 8 インターフェイスを設定するには、プロンプトで Yes を入力し、スイッチ モジュールの IP アドレスとサブネットマスクを入力します。 Return を押します。

以下の IP アドレスとサブネット マスクは一例です。

Configuring interface Vlan1:
Configure IP on this interface? [yes]:
IP address for this interface [10.0.0.1]:
Subnet mask for this interface [255.255.255.0] : 255.255.255.0
Class A network is 10.0.0.1, 21 subnet bits; mask is /21
 

ステップ 9 スイッチ モジュールをクラスタ コマンド スイッチとしてイネーブルにするかどうかを確認するプロンプトが表示されたら、 no を入力します。このスイッチ モジュールはスタンドアロン スイッチになります。

Would you like to enable as a cluster command switch? [yes/no]: no
 

) Cisco Catalyst Blade Switch 3020 for HP は、クラスタリングをサポートしません。


これで、スイッチ モジュールの初期設定は完了しました。初期設定が表示されます。出力例を以下に示します。

The following configuration command script was created:
hostname switch1
enable secret 5 $1$cagJ$e4LP91PNazfdADoNAZm6y0
enable password enable_password
line vty 0 15
password terminal-password
snmp-server community public
!
!
interface Vlan1
no shutdown
ip address 10.0.0.1 255.255.255.0
!
interface GigabitEthernet0/1
!
interface GigabitEthernet0/2
 
. . . (テキスト出力は省略)
 
 
 
interface GigabitEthernet0/16
!
end
 

ステップ 10 以下の選択肢が表示されます。

[0] Go to the IOS command prompt without saving this config.
 
[1] Return back to the setup without saving this config.
 
[2] Save this configuration to nvram and exit.
 
If you want to save the configuration and use it the next time the switch reboots, save it in NVRAM by selecting option 2.
 
Enter your selection [2]:2
 

いずれかを選択して、 Return キーを押します。

ステップ 11 ブレード サーバのシリアル ポートまたはスイッチ モジュールのコンソール ポートと PC の接続を切断します。スイッチ モジュール管理の詳細は、「管理オプション」を参照してください。