Catalyst 2975 スイッチ ハードウェア インストレーション ガイド
スイッチのインストレーション
スイッチのインストレーション
発行日;2012/02/02 | 英語版ドキュメント(2009/02/14 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 4MB) | フィードバック

目次

スイッチのインストレーション

準備

安全上の警告

インストレーションに関する注意事項

梱包内容

工具および機器

スイッチ スタックのプランニング

スタックに関する注意事項

スタックのケーブル接続

スタックの帯域幅およびスタックの区分の例

スイッチ スタックの電源投入シーケンス

スイッチの設置

ラックへの設置

ラックマウント ブラケットの取り付け

ラックへの取り付け

壁面への設置

壁面マウント用ブラケットの取り付け

RPS コネクタ カバーの取り付け

壁面への設置

卓上または棚へのスイッチの設置

スイッチのインストレーション後の作業

スタック ポートへの接続

SFP モジュールの取り付け

SFP モジュールの取り付け

SFP モジュールの取り外し

10/100/1000 PoE ポートの接続

次の作業

スイッチのインストレーション

この章の内容は次のとおりです。次の順番で手順を進めてください。

「準備」

「スイッチ スタックのプランニング」

「スイッチの設置」

「スタック ポートへの接続」

「SFP モジュールの取り付け」

「10/100/1000 PoE ポートの接続」

「次の作業」

スイッチの初期設定、スイッチの IP アドレスの割り当て方法、および電源情報については、Cisco.com にあるスイッチのクイック スタート ガイドを参照してください。

準備

「安全上の警告」

「インストレーションに関する注意事項」

「梱包内容」

「工具および機器」

安全上の警告

ここでは、基本的なインストレーションの注意事項と警告事項について説明します。インストレーション手順を開始する前に、ここに記載されている内容をお読みください。警告の各国語版は、ドキュメンテーション CD の『 Regulatory Compliance and Safety Information for the Catalyst 2975 Switch 』に記載されています。また、Cisco.com からオンラインで入手できます。


警告 スイッチの過熱を防止するために、室温が 113 °F(45 ℃)を超える環境では使用しないでください。また、通気を妨げないように、通気口の周囲に 3 インチ(7.6 cm)以上のスペースを確保してください。ステートメント 17B



警告 電源に接続されている装置を扱う場合は、事前に指輪、ネックレス、腕時計などの装身具を外しておいてください。これらの金属が電源やアースに接触すると、金属が過熱して大やけどをしたり、金属類が端子に焼き付くことがあります。ステートメント 43



警告 他の装置の上にシャーシを積み重ねないでください。シャーシが落下すると、大けがをしたり、装置が損傷したりすることがあります。ステートメント 48



警告 冗長電源システム(RPS)がスイッチに接続されていない場合は、スイッチの裏側に RPS コネクタ カバーを取り付けてください。ステートメント 265



警告 安全上の規定を満たすには、前面パネルを壁面に垂直にしてスイッチを取り付けます。
ステートメント 266



警告 RPS レセプタクルに接続できるのは、Cisco RPS モデル(
PWR-RPS2300、PWR675-AC-RPS-N1=)だけです。ステートメント 370



警告 壁面への設置手順をよく読んでから、インストレーションを開始してください。ハードウェアを正しく使用しなかった場合、または正しい手順に従わなかった場合には、大けがをしたり、システムが損傷したりすることがあります。ステートメント 378



警告 雷が発生しているときには、システムに手を加えたり、ケーブルの接続や取り外しを行わないでください。ステートメント 1001



警告 インストレーション手順を読んでから、システムを電源に接続してください。ステートメント 1004


 


警告



ラックに装置を取り付けたり、ラック内の装置のメンテナンス作業を行ったりする場合は、事故を防ぐため、装置が安定した状態で置かれていることを十分に確認してください。安全のため、次の注意事項に従ってください。

ラックに設置する装置が 1 台だけの場合は、ラックの一番下に取り付けます。

ラックに複数の装置を設置する場合は、最も重い装置を一番下にして、下から順番に取り付けます。

ラックに安定用のスタビライザが付いている場合は、装置の設置またはメンテナンス作業を行う前にスタビライザを取り付けてください。ステートメント 1006


警告 クラス 1 レーザー製品です。ステートメント 1008



警告 この装置は、立ち入り制限区域内に設置することが前提となっています。立ち入り制限区域とは、錠前、鍵などの特殊な保安手段を使用しないと立ち入ることのできない場所です。ステートメント 1017



警告 いつでも装置の電源を切断できるように、プラグおよびソケットにすぐに手が届く状態にしておいてください。ステートメント 1019



警告 この装置はアースする必要があります。絶対にアース導体を破損させたり、アース線が正しく取り付けられていない装置を稼動させたりしないでください。アースが適切かどうかがはっきりしない場合には、電気検査機関または電気技師に確認してください。ステートメント 1024



警告 この装置には複数の電源装置が接続されている場合があります。装置の電源を切るには、すべての接続を取り外す必要があります。ステートメント 1028



警告 この装置の設置、交換、または保守は、訓練を受けた相応の資格のある人が行ってください。ステートメント 1030



警告 この製品を廃棄処分する際には、各国の法律または規制に従って取り扱ってください。ステートメント 1040



警告 装置が設置されている建物の外部と接続する場合は、10/100/1000 イーサネット ポートを回路保護機能を備えた承認済みのネットワーク終端装置を使用して接続する必要があります。ステートメント 1044



警告 装置を設置または交換するときには、必ずアースを最初に接続し、最後に取り外します。ステートメント 1046



警告 「危険」の意味です。人身事故を予防するための注意事項が記述されています。機器の取り扱い作業を行うときは、電気回路の危険性に注意し、一般的な事故防止対策に留意してください。各警告の末尾に示されたステートメント番号に基づいて、装置に付属している各国語で記述された安全上の警告を参照してください。ステートメント 1071



警告 絶縁されていない金属接点、導体、または端子を Power over Ethernet(PoE; パワー オーバー イーサネット)回路の相互接続に使用すると、電圧によって感電事故が発生することがあります。絶縁されていない金属部品がアクセス制限区域内にある場合や、アクセス制限区域への出入りを許可された危険性を認識しているユーザまたは保守担当者以外は、このような相互接続方式を使用しないでください。立ち入り制限区域とは、錠前、鍵などの特殊な保安手段を使用しないと立ち入ることのできない場所です。ステートメント 1072



警告 スイッチ内部にはユーザが保守できる部品はありません。カバーを開かないでください。ステートメント 1073



警告 装置は地域および各国の電気規格に従って設置する必要があります。ステートメント 1074



注意 電磁適合性および安全性に関する Telcordia GR-1089 Network Equipment Building Systems(NEBS)規格に準拠するため、イーサネット ケーブルは、建物内または屋内の配線またはケーブルにのみ接続するようにしてください。


注意 Telcordia GR-1089 NEBS 規格に従うには、スイッチの左右いずれかの側にある PoE または非 PoE の 10/100/1000 イーサネット ポート ケーブルを、最も近い金属ラック ハードウェアにルーティングして固定します。


) この製品のアース アーキテクチャは DC 絶縁(DC-I)方式です。


インストレーションに関する注意事項

スイッチを設置する前に、次の注意事項が守られていることを確認してください。

前面パネルの LED がよく見える。また、ポートの周囲にゆとりがあり、ケーブルの着脱や配線が無理なくできる。

電源コンセントから背面パネルのコネクタまで、AC 電源コードが届く。

RPS 2300 または RPS 675 に接続するとき、スイッチの背面パネルに手が届く。手が届かない場合は、ラックへ設置する前にスイッチ同士をケーブル接続します。

ケーブルがラジオ、電線、蛍光灯などの電気ノイズ源から離れている。ケーブルは、損傷を与える可能性がある他の装置と十分な間隔を取ってください。

イーサネット ポートの銅線接続の場合、スイッチから接続先装置までのケーブル長は 328フィート(100 m)以内である。

SFP モジュールの接続のケーブル要件については、「ケーブルおよびアダプタ」を参照してください。

動作環境が 付録 A「技術仕様」 に記載されている範囲内に該当している。

スイッチの周囲や通気口のエアフローが妨げられない。

装置周辺の温度が113 °F(45 ℃)を超えない。密閉式ラックまたはマルチラック アセンブリにスイッチを設置すると、周辺温度が通常の室温より高くなることがあります。

ファンやブロワーなどの冷却機構は、埃やその他の粒子が吸い込まれ、シャーシ内に汚れが蓄積し、システムの故障の原因となることがあります。この装置は、できるだけ埃や導電性の異物(建設作業などによる金属薄片など)のない環境に設置する必要があります。

次の規格では、許容される動作環境および浮遊する粒子状物質の許容レベルについて規定されています。

Network Equipment Building Systems(NEBS)GR-63-CORE

National Electrical Manufacturers Association(NEMA)Type 1

International Electrotechnical Commission(IEC; 国際電気標準会議)IP-20

梱包内容

梱包内容は、スイッチのクイック スタート ガイドに記載されています。足りないものや損傷しているものがある場合は、製品を購入された代理店に連絡してください。

工具および機器

スイッチをラックへ設置するには、No.2 プラス ドライバを用意する必要があります。

スイッチ スタックのプランニング

スイッチをスタックする場合は、次の内容を参照してください。

「スタックに関する注意事項」

「スタックのケーブル接続」

「スタックの帯域幅およびスタックの区分の例」

「スイッチ スタックの電源投入シーケンス」

スタックに関する注意事項

一般的な概念と手順については、Cisco.com にあるスイッチのソフトウェア コンフィギュレーション ガイドを参照してください。

スタック内のスイッチ同士を接続する前に、次の注意事項を確認してください。

スイッチ スタック内には Catalyst 2975 スイッチのみを接続します。Catalyst 2975 スイッチは混合スタック構成をサポートしていないため、Catalyst 2975 スイッチを Catalyst 3750 スイッチや Catalyst 3750-E スイッチとスタックすることはできません。

インストレーション環境によって、異なるサイズのケーブルが必要な場合があります。スタック ケーブルの長さを指定しない場合は、0.5 m のケーブルが付属します。1 m または 3 m のケーブルが必要な場合は、シスコの代理店に発注できます。ケーブルの部品番号については、「スタック ポート」を参照してください。

スイッチの背面パネルとラックの背面に手が届くようにします。手が届かない場合は、ラックへ設置する前にスイッチ同士をケーブル接続します。

スタックのケーブル接続

図 2-1 では、スタック内のスイッチは垂直ラックまたは卓上に設置されています。この方法では、接続の冗長性が確保されています。

図 2-1 0.5 m のスタック ケーブルを使用したスイッチのスタック

 

図 2-2 では、スタック内のスイッチは垂直ラックまたは卓上に設置されています。この方法では、接続の冗長性が確保されています。

図 2-2 0.5 m および 3 m のスタック ケーブルを使用したスイッチのスタック

 

図 2-3 および図 2-4 では、0.5 m のケーブルに加えて、3 m のケーブルも使用しています。この方法では、接続の冗長性が確保されています。

図 2-3 最大 8 台のスイッチの並列接続構成によるスタック

 

図 2-4 9 台のスイッチの並列接続構成によるスタック

 

スタックの帯域幅およびスタックの区分の例

に、接続の冗長性が確保された全帯域幅を使用できるスタックを示します。

図 2-5 全帯域幅の接続を使用できるスタック

 

に、ケーブル接続が不完全なスタックを示します。このようなスタックでは、帯域幅を半分しか使用できません。また、接続の冗長性も確保されません。

図 2-6 使用できる帯域幅が半分になるスタック

 

図 2-7 では、リンク B のスタック ケーブルが不良であるため、帯域幅を半分しか利用できません。また、接続の冗長性もありません。図 2-8 では、リンク B が不良であるため、2 つのスタックに区分され、スイッチ 1 とスイッチ 3 がスタック マスターになります。

図 2-7 フェールオーバー条件のスタックの例

 

図 2-8 フェールオーバー条件でスタックが区分される例

 

スイッチ スタックの電源投入シーケンス

スタック内のスイッチに電源を投入する前に、次の注意事項を確認してください。

スイッチに最初に電源を投入するシーケンスは、スタック マスターになるスイッチに影響を及ぼします。

特定のスイッチをスタック マスターにしたい場合は、最初にそのスイッチに電源を投入します。これにより、そのスイッチがスタック マスターになり、マスターの再選択が必要になるまで、そのままスタック マスターとして機能します。その後 1 分経過してから、スタック内のその他のスイッチに電源を投入します。

スタック マスターにしたいスイッチが特にない場合は、1 分以内にスタック内のすべてのスイッチに電源を投入します。これらのスイッチは、スタック マスターの候補となります。1 分経過してから電源が投入されたスイッチは、スタック マスターの選択対象から外されます。

既存のスイッチ スタックに対してスイッチの追加や取り外しを行う場合は、その前に対象スイッチの電源をオフにします。

スタック マスターの再選択が生じる条件、または手動でスタック マスターを選ぶ方法については、Cisco.com にあるスイッチのソフトウェア コンフィギュレーション ガイドの「Managing Switch Stacks」の章を参照してください。

スイッチの設置

ここでは、次の設置手順について説明します。

「ラックへの設置」

「壁面への設置」

「卓上または棚へのスイッチの設置」

「スイッチのインストレーション後の作業」

ラックへの設置

19 インチ ラック以外にスイッチを設置する場合は、スイッチの付属品ではないオプションのブラケット キットが必要です。図 2-9 に、標準の 19 インチ用ブラケットとオプションのマウント ブラケットを示します。

23/24 インチ用ブラケット、部品番号 700-12398-XX

ETSI 用ブラケット、部品番号 700-19781XX

 


警告



ラックに装置を取り付けたり、ラック内の装置のメンテナンス作業を行ったりする場合は、事故を防ぐため、装置が安定した状態で置かれていることを十分に確認してください。安全のため、次の注意事項に従ってください。

ラックに設置する装置が 1 台だけの場合は、ラックの一番下に取り付けます。

ラックに複数の装置を設置する場合は、最も重い装置を一番下にして、下から順番に取り付けます。

ラックに安定用のスタビライザが付いている場合は、装置の設置またはメンテナンス作業を行う前にスタビライザを取り付けてください。ステートメント 1006

図 2-9 ラックマウント ブラケット

 

ラックマウント ブラケットの取り付け

マウント ブラケットが取り付けられるように、最初にスイッチのシャーシのネジを取り外す必要があります(図 2-10)。ブラケットを取り付けるには、取り付け位置に応じて 1 本または 2 本のネジを外します。

図 2-10 スイッチからのネジの取り外し

 

3 本のフラットヘッド ネジを使用して、ブラケットの長い面をスイッチの両側にそれぞれ取り付けます(図 2-11)。

図 2-11 19 インチ ラック用ブラケットの取り付け

 

 

1

フロントマウントの位置

3

ミッドマウントの位置

2

No.8 フラットヘッド ネジ

4

リアマウントの位置

ラックへの取り付け

ブラケットを取り付けたら、4 本の付属の小ネジを使用して、ブラケットをラックに取り付けます(図 2-12)。ブラックの小ネジを使用して、左右いずれかのブラケットにケーブル ガイドを取り付けます。

スイッチのインストレーションが完了したら、スイッチの設定の詳細について「スイッチのインストレーション後の作業」を参照してください。

図 2-12 ラックへのスイッチの取り付け

 

 

1

小ネジ、ブラック

4

No.12 小ネジ

2

ケーブル ガイド

5

ミッドマウントの位置

3

フロントマウントの位置

6

リアマウントの位置

壁面への設置

「壁面マウント用ブラケットの取り付け」

「RPS コネクタ カバーの取り付け」

「壁面への設置」


警告 壁面への設置手順をよく読んでから、インストレーションを開始してください。ハードウェアを正しく使用しなかった場合、または正しい手順に従わなかった場合には、大けがをしたり、システムが損傷したりすることがあります。ステートメント 378


壁面マウント用ブラケットの取り付け

図 2-13 は、スイッチの片側に 19 インチ ブラケットを取り付ける方法を示しています。同じ手順で、反対側にもブラケットを取り付けます。

図 2-13 壁面に設置する場合の 19 インチ ブラケットの取り付け

 

1

トラスヘッド ネジ

RPS コネクタ カバーの取り付け

スイッチに RPS を使用していない場合は、2 本のなべネジを使用して、RPS コネクタ カバーをスイッチの裏側に取り付けます(図 2-14)。


警告 RPS がスイッチに接続されていない場合は、スイッチの裏側に RPS コネクタ カバーを取り付けてください。ステートメント 265


図 2-14 RPS コネクタ カバーの取り付け

 

1

なべネジ

3

RPS コネクタ

2

RPS コネクタ カバー

壁面への設置

スイッチおよびケーブルを確実に支えるために、スイッチを壁面の間柱、または固定した合板の背板にしっかりと取り付けてください。前面パネルが上向きになるようにしてスイッチを取り付けます(図 2-15)。


警告 安全上の規定を満たすために、前面パネルを壁面に対して垂直にしてスイッチを取り付けます。ステートメント 266


図 2-15 壁面への設置

 

1

ユーザ側で用意したネジ

スイッチのインストレーションが完了したら、スイッチの設定の詳細について「スイッチのインストレーション後の作業」を参照してください。

卓上または棚へのスイッチの設置

スイッチを卓上または棚に設置する場合は、マウントキットの中からゴム製の脚が付いた粘着ストリップを取り出します。シャーシ底面のくぼみにゴム製の脚を 4 つ取り付けます。AC 電源近くの卓上または棚にスイッチを置きます。

スイッチのインストレーションが完了したら、スイッチの設定の詳細について「スイッチのインストレーション後の作業」を参照してください。

スイッチのインストレーション後の作業

Express Setup を実行してスイッチの初期設定を開始し、スイッチの設定を行います。スイッチのクイック スタート ガイドの「関連資料」を参照して参照してください。

CLI セットアップ プログラムを使用して、スイッチの初期設定を開始します。 付録 C「CLI ベースのセットアップ プログラムによるスイッチの設定」 を参照してください。

スタック ポートに接続します。「スタック ポートへの接続」を参照してください。

前面パネルのポートに接続します。「SFP モジュールの取り付け」および「10/100/1000 PoE ポートの接続」を参照してください。

スタック ポートへの接続

スタック ケーブルを接続する前に、「スイッチ スタックのプランニング」を確認します。スイッチの相互接続には必ずシスコが認定するスタック ケーブルを使用してください。


ステップ 1 スタック ケーブルとスタック ポートからダスト カバーを取り外し、再使用できるように保管しておきます。

ステップ 2 スタック ケーブルのウィンドウを使用して、コネクタを正しい位置に合わせます。スイッチの背面パネルにあるスタック ポートにケーブルを差し込み(図 2-16)、止めネジを締めます。

ステップ 3 ケーブルのもう一端を他のスイッチのコネクタに差し込み、 止めネジを締めます。

図 2-16 スタック ポートへのケーブルの取り付け

 


 


注意 スタック ケーブルを着脱すると、ケーブルの耐用期間が短くなる可能性があります。必要な場合以外には、SFP モジュールの着脱を行わないようにしてください。

コネクタからスタック ケーブルを取り外す必要がある場合は、コネクタを取り外す前に接続しているネジを完全に外します。コネクタを使用しない場合は、ダスト カバーを取り付けて、コネクタを埃から保護してください。

SFP モジュールの取り付け

サポートする SFP モジュールの一覧は、「SFP モジュール スロット」および Cisco.com にあるスイッチのリリース ノートを参照してください。スイッチには、シスコ製 SFP モジュールだけを使用してください。シスコ製の各モジュールには、セキュリティ情報をコード化したシリアル EEPROM(電気的消去再書き込み可能 ROM)が内蔵されています。このコード化によって、モジュールがスイッチの要件を満たしているかどうかを識別し確認する手段が提供されます。

SFP モジュールの取り付け、取り外し、ケーブル接続、およびトラブルシューティングの詳細については、装置に付属しているモジュールのマニュアルを参照してください。モジュールのケーブル仕様については、 付録 B「コネクタおよびケーブルの仕様」 を参照してください。

SFP モジュールの取り付け

SFP モジュールを取り付けるには、次の注意事項に従ってください。

SFPモジュール ポートの埃よけプラグ、または光ファイバ ケーブルのゴム製キャップは、ケーブルを接続する準備が整うまでは取り外さないでください。これらのプラグおよびキャップは、モジュール ポートやケーブルを汚れや周辺光から保護する役割を果たします。

SFP モジュールを着脱すると、モジュールの耐用期間が短くなる可能性があります。必要な場合以外には、SFP モジュールの着脱を行わないようにしてください。

静電破壊を防ぐため、ケーブルをスイッチや他の装置に接続する場合は、ボードおよびコンポーネントを正しい手順で取り扱うようにしてください。


ステップ 1 静電気防止用リスト ストラップを手首に巻き、ストラップの機器側を塗装されていない金属面に取り付けます。

ステップ 2 SFP モジュールは、送信側(TX)および受信側(RX)の印があるほうが上面です。

SFP モジュールによっては、TX および RX の代わりに、接続の方向を表す矢印が使用されている場合があります。

ステップ 3 ベールクラスプ ラッチ付きの SFP モジュールの場合は、ロック解除の位置までラッチを開きます。

ステップ 4 SFP モジュールをスロットの開口部に合わせて、モジュールのコネクタをスロットの奥にはめ込みます。

ステップ 5 ベールクラスプ ラッチ付きのモジュールの場合は、ラッチを閉じます。

ステップ 6 光ファイバ SFP モジュールの場合は、SFP 埃よけプラグを取り外して保管しておきます。

ステップ 7 SFP ケーブルを接続します。

図 2-17 SFP モジュールの取り付け

 


 

SFP モジュールの取り外し


ステップ 1 静電気防止用リスト ストラップを手首に巻き、ストラップの機器側を塗装されていない金属面に取り付けます。

ステップ 2 SFP モジュールからケーブルを取り外します。再接続する場合に備えて、各ケーブル コネクタ プラグについて送信側(TX)および受信側(RX)の区別を書き留めておきます。

ステップ 3 光インターフェイスを清潔に保つために、SFP モジュールの光ポートに埃よけプラグを取り付けます。

ステップ 4 ベールクラスプ ラッチ付きのモジュールの場合は、ベールを下げて、モジュールを取り外します。ベールクラスプ ラッチが手の届きにくい場所にあり、指でラッチを解除できない場合には、小型マイナス ドライバなどの細長い工具を使用してラッチを解除します。

ステップ 5 SFP モジュールを持ち、モジュール スロットからゆっくりと引き出します。

ステップ 6 取り外した SFP モジュールは、静電気防止用袋などの保護容器に保管します。


 

10/100/1000 PoE ポートの接続

10/100/1000 PoE ポートは、標準の RJ-45 コネクタとイーサネット ピン割り当てを使用します。最大ケーブル長は 328 フィート(100 m)です。100BASE-TX と 1000BASE-T のトラフィックでは、カテゴリ 5、カテゴリ 5e、またはカテゴリ 6 のシールドなしツイストペア ケーブルが必要です。10BASE-T トラフィックでは、カテゴリ 3 またはカテゴリ 4 のケーブルを使用できます。推奨イーサネット ケーブルについては、 表 2-1 を参照してください。

各ポートは、IEEE 802.3af に準拠した装置をサポートする PoE 機能を備えており、Cisco IP Phone や Cisco Aironet アクセス ポイントをサポートするシスコ独自規格の PoE 機能も備えています。

このスイッチでは、48 個のポートのうち任意の 24 個で PoE に 15.4 W を供給するか、任意のポートの組み合わせで同時に平均 7.7 W を PoE に供給します。スイッチの最大出力は 370 W です。IP Phone またはアクセス ポイントを接続するとき、各ポートが自動的に電力を供給するかどうかを個別に制御することができます。

最新の PoE プランニング ツールにアクセスするには、Cisco.com の次の URL から入手できる Cisco Power Calculator を利用してください。

http://tools.cisco.com/cpc/launch.jsp

このアプリケーションを利用することで、特定の PoE 構成の電源要件を計算することができます。計算結果には、出力電流、出力電力、およびシステムの熱放散が表示されます。


警告 絶縁されていない金属接点、導体、または端子を Power over Ethernet(PoE; パワー オーバー イーサネット)回路の相互接続に使用すると、電圧によって感電事故が発生することがあります。絶縁されていない金属部品がアクセス制限区域内にある場合や、アクセス制限区域への出入りを許可された危険性を認識しているユーザまたは保守担当者以外は、このような相互接続方式を使用しないでください。立ち入り制限区域とは、錠前、鍵などの特殊な保安手段を使用しないと立ち入ることのできない場所です。ステートメント 1072



注意 カテゴリ 5e およびカテゴリ 6 のケーブルには、高レベルの静電気が蓄積されることがあります。必ずケーブルを適切かつ安全な方法でアースしてから、スイッチや他の装置に接続してください。


ステップ 1 ケーブル( 表 2-1 )の一端をスイッチの PoE ポートに接続します。

ステップ 2 ケーブルのもう一端は接続先装置の RJ-45 コネクタに接続します。両方の装置間でリンクが確立されると、ポート LED が点灯します。

Spanning Tree Protocol(STP; スパニングツリー プロトコル)がトポロジーを検出し、ループの有無を確認している間、LED はオレンジに点灯します。このプロセスには 30 秒ほどかかり、その後ポート LED はグリーンに点灯します。ポート LED が点灯しない場合は、接続先装置の電源がオンになっていないか、ケーブルまたは接続先装置に取り付けられているアダプタに障害がある可能性があります。ケーブル問題の解決方法については、第 3 章「トラブルシューティング」を参照してください。


注意 不適合なケーブル配線または装置が原因で、PoE ポートに障害が発生している可能性があります。必ず規格に適合したケーブル配線で、シスコ独自規格の IP Phone およびワイヤレス アクセス ポイント、または IEEE 802.3af に準拠した装置に接続してください。PoE 障害の原因となっているケーブルや装置は取り外す必要があります。

ステップ 3 必要に応じて、接続先装置を再設定してから再起動します。

ステップ 4 接続する各装置に対して手順 1 ~ 3 を実行します。


 


) IEEE 802.3af をフル サポートしていない Cisco IP Phone やアクセス ポイントなど、レガシー装置の多くは、クロスケーブルでスイッチに接続すると PoE をサポートしない場合があります。


スイッチの自動ネゴシエーション機能と Automatic Medium-Dependent Interface crossover(Auto-MDIX)機能は、デフォルトでイネーブルになっています。

自動ネゴシエーション機能を利用すると、スイッチ ポートは接続先装置の速度で動作するように設定されます。接続先の装置が自動ネゴシエーションをサポートしていない場合は、ポートの速度とデュプレックスのパラメータを設定できます。

Auto-MDIX 機能を利用するとスイッチで銅線イーサネット接続に必要なケーブル タイプが検出され、それに応じてインターフェイスが設定されます。Auto-MDIX 機能がディセーブルになっている場合は、 表 2-1 に従って適切なケーブルを選択してください。

ケーブルのピン割り当てについては、「ケーブルおよびアダプタ」を参照してください。

 

表 2-1 推奨イーサネット ケーブル(Auto-MDIX がディセーブルの場合)

装置
クロス ケーブル1
ストレート ケーブル 1

スイッチとスイッチ

不可

スイッチとハブ

不可

スイッチとコンピュータまたはサーバ

不可

スイッチとルータ

不可

スイッチと IP Phone

不可

1.100BASE-TX と 1000BASE-T のトラフィックでは、カテゴリ 5、カテゴリ 5e、またはカテゴリ 6 の 4 ツイスト ペア ケーブルが必要です。10BASE-T トラフィックでは、カテゴリ 3 またはカテゴリ 4 のケーブルを使用できます。

次の作業

スイッチのデフォルト設定を利用するか、「管理オプション」に記載されているいずれかの管理オプションを使用してスイッチの設定を変更することができます。