Catalyst 2970 スイッチ ハードウェア インストレーション ガイド
スイッチのインストレーション
スイッチのインストレーション
発行日;2012/01/07 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

スイッチのインストレーション

インストレーションの準備

警告

EMCに関する規制事項

米国

VCCIクラスAに関する注意事項(日本)

インストレーションに関する注意事項

パッケージ内容の確認

スイッチ動作の確認

スイッチの設置

ラックへの設置

スイッチからのネジの取り外し

Catalyst 2970スイッチへのブラケットの取り付け

ラックへのスイッチの取り付け

ケーブル ガイドの取り付け

壁面への設置

壁面へ設置する場合のスイッチへのブラケットの取り付け

RPSコネクタ カバーの取り付け

壁面へのスイッチの取り付け

卓上または棚へのスイッチの設置

SFPモジュールの取り付けおよび取り外し

SFPモジュール スロットへのSFPモジュールの取り付け

SFPモジュール スロットからのSFPモジュールの取り外し

10/100/1000ポートの接続

SFPモジュールへの接続

光ファイバSFPモジュールへの接続

1000BASE-T SFPモジュールへの接続

次の作業

スイッチのインストレーション

この章では、スイッチの起動方法と、正常な動作を保証するPower-on Self-Test(POST;電源投入時セルフテスト)の意味について説明します。また、スイッチの設置方法、接続方法についても説明します。この章の内容は次のとおりです。次の順番で手順を進めてください。

「インストレーションの準備」

「スイッチ動作の確認」

「スイッチの設置」

「SFPモジュールの取り付けおよび取り外し」

「10/100/1000ポートの接続」

「SFPモジュールへの接続」

「次の作業」

インストレーションの準備

ここでは、次の内容について説明します。

「警告」

「EMCに関する規制事項」

「インストレーションに関する注意事項」

「パッケージ内容の確認」

「スイッチ動作の確認」

警告


警告 RPSレセプタクルに接続できるのはCisco RPS(モデルPWR675-AC-RPS-N1)だけです。



警告 この装置の設置、交換、または保守は、訓練を受けた相応の資格のある人が行ってください



警告 インストレーション手順を読んでから、システムを電源に接続してください。



警告 電源に接続されている装置を扱う場合は、事前に指輪、ネックレス、腕時計などの装身具を外しておいてください。これらの金属が電源やアースに接触すると、金属が過熱して大やけどをしたり、金属類が端子に焼き付くことがあります。



警告 他の装置の上にシャーシを積み重ねないでください。シャーシが落下すると、大けがをしたり、装置が損傷したりすることがあります。



警告 いつでも装置の電源を切断できるように、プラグおよびソケットにすぐに手が届く状態にしておいてください。



警告 この装置は、アースされていることが前提になっています。通常の使用時には必ず装置がアースされているようにしてください。



警告 装置を設置または交換するときには、必ずアースを最初に接続し、最後に取り外します。



警告 スイッチの過熱を防止するために、室温が113°F(45°C)を超える環境では使用しないでください。また、通気を妨げないように、通気口の周囲に3インチ(7.6 cm)以上のスペースを確保してください。



警告 雷が発生しているときには、システムに手を加えたり、ケーブルの接続や取り外しを行わないでください。



警告 この製品を廃棄処分する際には、各国の法律または規制に従って取り扱ってください。



警告 ラックに装置を取り付けたり、ラック内の装置のメンテナンス作業を行ったりする場合は、事故を防ぐため、装置が安定した状態で置かれていることを十分に確認してください。安全のため、次の注意事項に従ってください。

ラックに設置する装置が1台だけの場合は、ラックの一番下に取り付けます。

ラックに複数の装置を設置する場合は、最も重い装置を一番下にして、下から順番に取り付けます。

ラックに安定用のスタビライザが付いている場合は、装置の設置またはメンテナンス作業を行う前にスタビライザを取り付けてください。


 


警告 冗長電源システム(RPS)がスイッチに接続されていない場合、スイッチの裏側にRPSコネクタ カバーを取り付けてください。



警告 安全上の規定を満たすには、前面パネルを壁面に垂直にしてスイッチを取り付けます。



警告 この装置は、立ち入り制限区域内に設置することが前提となっています。立ち入り制限区域とは、錠前、鍵などの特殊な保安手段を使用しないと立ち入ることのできない場所です。



警告 セントラル オフィス環境で使用する場合、イーサネット ケーブルをシールドする必要があります。



警告 レーザー光にあたらないように注意してください。



警告 接続されていない光ファイバ ケーブルやコネクタからは目に見えないレーザー光が放射されている可能性があります。レーザー光を直視したり、光学機器を使用して直接見たりしないでください。



警告 クラス1レーザー製品です。


EMCに関する規制事項

Catalyst 2970ファミリー スイッチに適用される規制は、次のとおりです。

米国

この製品に関する米国の規制情報は、このマニュアルの前付けに記載されています。

VCCIクラスAに関する注意事項(日本)


警告 この装置は、情報処理装置等電波障害自主規制協議会(VCCI)の基準に基づくクラスA情報技術装置です。この装置を家庭環境で使用すると、電波妨害を引き起こすことがあります。この場合には、使用者が適切な対策を取るように要求されることがあります。


インストレーションに関する注意事項

スイッチの設置場所を決める際には、必ず次の要件を守ってください。

10/100/1000ポート(1000BASE-T Small Form-factor Pluggable[SFP]モジュール ポートを含む)の場合、スイッチから接続先装置までのケーブル長は328フィート(100 m)以内であること。

表 3-1 に、1000BASE-SX、1000BASE-LX、および1000BASE-ZX光ファイバSFPモジュール接続のケーブル仕様を示します。各ポートはケーブルの反対側の波長仕様と一致させる必要があります。また、接続の信頼性を確保するため、ケーブルは規定のケーブル長を超えないものとします。

 

表 3-1 光ファイバSFPモジュール ポートのケーブル仕様

SFPモジュール
波長(nm)
ファイバ
タイプ
コア サイズ
(ミクロン)
モード帯域幅
(MHz/km)
ケーブル距離

1000BASE-SX

850

MMF

62.5
62.5
50
50

160
200
400
500

722フィート(220 m)
902フィート(275 m)
1640フィート(500 m)
1804フィート(550 m)

1000BASE-LX/LH

1300

MMF1

SMF

62.5
50
50
9/10

500
400
500
--

1804フィート(550 m)
1804フィート(550 m)
1804フィート(550 m)
32,810フィート(10 km)

1000BASE-ZX

1550

SMF

9/10

--

43.4~62マイル
(70~100 km)2

100BASE-FX

最小:1270
通常:1300
最大: 1380

MMF

50/125
62.5/125

500

6,562フィート(2 km)

CWDM

1470、1490、1510、1530、1550、1570、1590、1610

SMF

9/125

--

62マイル(100 km)

1.モード調整パッチ コードが必要です。MMF(マルチモード 光ファイバ)、1000BASE-LX/LH SFPモジュールとともに通常のパッチ コードを使用し、なおかつリンク距離が短い場合、トランシーバが飽和状態になり、BER(ビット エラー レート)の上昇を引き起こすことがあります。直径62.5ミクロンのMMFを備えたLX/LH SFPモジュールを使用する場合はさらに、リンクの送信側および受信側の両方で、SFPモジュールとMMFケーブルの間にモード調整パッチ コードを取り付ける必要があります。モード調整パッチ コードは、リンク距離が984フィート(300 m)を超える場合に必要になります。

2.1000BASE-ZX SFPモジュールは、分散シフト型SMF(シングルモード光ファイバ)または低減衰SMFを使用することによって、最大62マイル(100 km)の到達距離を達成できます。この到達距離はファイバ品質、スプライス数、およびコネクタに依存します。


) SMF ケーブルの長さが短い場合、レシーバーの過負荷を防ぐために、リンクへのインライン光減衰器の取り付けが必要なこともあります。

光ファイバ ケーブルの長さが15.43マイル(25 km)未満の場合は、リンクの両側で、光ファイバ ケーブル プラントと1000BASE-ZX SFPモジュールの受信ポートの間に、5 dBまたは10 dBのインライン光減衰器を取り付ける必要があります。


動作環境が 付録A「製品仕様」 に記載されている範囲内に該当していること。

前面パネルと背面パネルの隙間が次の条件を満たすこと。

前面パネルのLEDがよく見えること。

ポートの周囲にゆとりがあり、ケーブルの着脱や配線が無理なくできること。

背面パネルのAC電源コネクタがAC電源レセプタクルに接続できる位置にあること。

ケーブルがラジオ、電線、蛍光灯などの電気ノイズ源から離れていること。ケーブルは、損傷を与える可能性のある装置とは必ず十分な間隔を取ってください。

スイッチの周囲や通気口のエアフローが妨げられないこと。

装置周辺の温度が113°F(45°C)を超えないこと。


) 閉じたラックまたはマルチラックにスイッチを設置する場合は、周辺温度が室温より高くなることがあります。


パッケージ内容の確認


) 梱包箱から慎重に中身を取り出して、損傷しているものがないかどうか1つずつ調べます。足りないものや損傷しているものがある場合は、製品を購入された代理店に連絡してください。梱包材はすべて、捨てずに梱包箱に戻してください。


スイッチには、次の付属品が付いています。

Catalyst 2970 スイッチ ハードウェア インストレーション ガイド 』(このマニュアル)

Where to Find the Catalyst 2970 Documentation 』のリーフレット

AC電源コード(AC電源スイッチ)

RJ-45/DB-9アダプタ ケーブル×1

次のもので構成されるマウント キット

ゴム製脚×4(卓上設置用)

19インチ用ラックマウント ブラケット×2(壁面設置にも使用)

フラットヘッド ネジ×6(ブラケットをスイッチに取り付けるときに使用)

機械ネジ×4(ブラケットをラックに取り付けるときに使用)

ケーブル ガイド×1、ブラックの機械ネジ×1(マウント ブラケットのいずれかにケーブル ガイドを取り付けるときに使用)

Redundant Power System(RPS)コネクタ カバー×1(壁面設置用)

なべネジ×2(RPSカバー取り付け用)

トラスヘッド ネジ×4(壁面取り付けブラケット用)

スイッチ動作の確認

ラック、壁面、卓上、または棚にスイッチを設置する前に、スイッチに電源を投入し、スイッチがPOSTを正常に実行するかを確認します。

RPSが設定されている場合は、スイッチとRPSを同じAC電源に接続してください。詳細については、「電源コネクタ」およびCisco RPS関連マニュアルを参照してください。


) RPSに装置を接続するときはRPSを常にスタンバイ モードにし、通常の動作の間はアクティブ モードにします。


スイッチに電源を投入するには、AC電源コードの一端をスイッチのAC電源コネクタに接続し、電源コードのもう一端をAC電源コンセントに接続します。


警告 RPSレセプタクルに接続できるのは、Cisco RPS 675(モデルPWR675-AC-RPS-N1=)だけです。


スイッチに電源を投入すると、スイッチはPOSTを開始します。POSTは自動的に実行される一連のテストで、スイッチが正常に機能していることを確認します。POSTは約1分で終了します。スイッチがPOSTを開始すると、システム、RPS、ステータス、デュプレックス、および速度の各LEDがグリーンに点灯します。システムLEDはグリーンに点滅し、その他のLEDはグリーンに点灯したままです。

POSTが正常に終了すると、システムLEDはグリーンに点灯したままです。RPS LEDはしばらくの間グリーンに点灯したままで、やがてスイッチの動作状態を反映します。その他のLEDは、いったん消灯してからスイッチの動作状態を表します。スイッチがPOSTに失敗すると、システムLEDはオレンジに点灯します。


) POSTのエラーはほとんどの場合、回復不可能な障害です。POSTでエラーが発生した場合は、ただちに製品を購入した代理店に連絡してください。


POSTが正常に完了したら、スイッチから電源コードを取り外します。スイッチをラック、壁面、卓上、または棚に設置します(スイッチの設置の説明を参照)。

スイッチの設置

ここでは、次の設置手順について説明します。

「ラックへの設置」

「壁面への設置」

「卓上または棚へのスイッチの設置」

ラックへの設置


警告 ラックに装置を取り付けたり、ラック内の装置のメンテナンス作業を行ったりする場合は、事故を防ぐため、装置が安定した状態で置かれていることを十分に確認してください。安全のため、次の注意事項に従ってください。

ラックに設置する装置が1台だけの場合は、ラックの一番下に取り付けます。

ラックに複数の装置を設置する場合は、最も重い装置を一番下にして、下から順番に取り付けます。

ラックに安定用のスタビライザが付いている場合は、装置の設置またはメンテナンス作業を行う前にスタビライザを取り付けてください。


 

19インチまたは24インチ ラック(24インチ ラックでは、オプションのマウント ハードウェアが必要)に設置する場合は、次に記載されている手順に従います。

「スイッチからのネジの取り外し」

「Catalyst 2970スイッチへのブラケットの取り付け」

「ラックへのスイッチの取り付け」

「ケーブル ガイドの取り付け」


) 24インチ ラックにスイッチを設置するには、オプションのブラケット キット(別売品)が必要です。24インチ ラックのマウント ブラケットおよびハードウェアが入ったキットをご注文ください。キットの部品番号はRCKMNT-1RU=です。


スイッチからのネジの取り外し

ラックにスイッチを設置する場合は、まず、スイッチ シャーシのネジを外し、マウント ブラケットを取り付けられるようにする必要があります。図 3-1に、Catalyst 2970G-24Tスイッチのネジをシャーシから取り外す手順を示します。

図 3-1 Catalyst 2970G-24Tスイッチからのネジの取り外し

 

図 3-2に、Catalyst 2970G-24TSスイッチのネジをシャーシから取り外す手順を示します。

図 3-2 Catalyst 2970G-24TSスイッチからのネジの取り外し

 

Catalyst 2970スイッチへのブラケットの取り付け

19インチまたは24インチのいずれのラックにブラケットを取り付けるかによって、ブラケットを取り付ける方向と使用するブラケットが異なります。使用するブラケットの部品番号は、19インチ ラック用は700-8209-01で、24インチ ラック用は700-13248-01です。図 3-3から図 3-14に、スイッチの片側に各タイプのブラケットを取り付ける手順を示します。同じ手順で、反対側にもブラケットを取り付けます。

図 3-3 Catalyst 2970G-24Tスイッチへの19インチ ラック用ブラケットの取り付け(前面パネルが手前側)

 

 

1

フラットヘッド ネジ

図 3-4 Catalyst 2970G-24TSスイッチへの19インチ ラック用ブラケットの取り付け(前面パネルが手前側)

 

 

1

フラットヘッド ネジ

図 3-5 Catalyst 2970G-24Tスイッチへの24インチ ラック用ブラケットの取り付け(前面パネルが手前側)

 

 

1

フラットヘッド ネジ

図 3-6 Catalyst 2970G-24TSスイッチへの24インチ ラック用ブラケットの取り付け(前面パネルが手前側)

 

 

1

フラットヘッド ネジ

図 3-7 Catalyst 2970G-24Tスイッチへの19インチ ラック用ブラケットの取り付け(背面パネルが手前側)

 

 

1

フラットヘッド ネジ

図 3-8 Catalyst 2970G-24TSスイッチへの19インチ ラック用ブラケットの取り付け(背面パネルが手前側)

 

 

1

フラットヘッド ネジ

図 3-9 Catalyst 2970G-24Tスイッチへの24インチ ラック用ブラケットの取り付け(背面パネルが手前側)

 

 

1

フラットヘッド ネジ

図 3-10 Catalyst 2970G-24TSスイッチへの24インチ ラック用ブラケットの取り付け(背面パネルが手前側)

 

 

1

フラットヘッド ネジ

図 3-11 Catalyst 2970G-24Tスイッチへの19インチTelcoラック用ブラケットの取り付け

 

 

1

フラットヘッド ネジ

図 3-12 Catalyst 2970G-24TSスイッチへの19インチTelcoラック用ブラケットの取り付け

 

 

1

フラットヘッド ネジ

図 3-13 Catalyst 2970G-24Tスイッチへの24インチTelcoラック用ブラケットの取り付け

 

 

1

フラットヘッド ネジ

図 3-14 Catalyst 2970G-24TSスイッチへの24インチTelcoラック用ブラケットの取り付け

 

 

1

フラットヘッド ネジ

ラックへのスイッチの取り付け

スイッチにブラケットを取り付けてから、付属のNo. 12機械ネジを4本使用して、ブラケットをラックに固定します(図 3-15を参照)。

図 3-15 ラックへのCatalyst 2970スイッチの取り付け

 

 

1

機械ネジ

ラックにスイッチを取り付けてから、次の作業を行って設置を完了する必要があります。

スイッチの電源を入れます。「スイッチ動作の確認」を参照してください。

10/100または10/100/1000ポートに接続し、Express Setupを実行します。 第1章「Express Setupの使用」 を参照してください。

前面パネルのポートに接続します。「10/100/1000ポートの接続」および「SFPモジュールへの接続」を参照し、設置を完了します。

CLI(コマンドライン インターフェイス)セットアップ プログラムを使用する設定手順については、 付録C「CLIベースのセットアップ プログラムによるスイッチの設定」 を参照してください。

ケーブル ガイドの取り付け

ケーブルがスイッチの前面パネルやラック内のその他の装置の操作を妨げないようにするため、ケーブル ガイドの使用を推奨します。付属のブラックのネジ(図 3-16を参照)を使用して、左右いずれかのブラケットにケーブル ガイドを取り付けます。

図 3-16 Catalyst 2970スイッチへのケーブル ガイドの取り付け

 

 

1

ケーブル ガイドのネジ

壁面へ設置する場合のスイッチへのブラケットの取り付け

図 3-17は、スイッチの片側に19インチ ブラケットを取り付ける手順を示しています。同じ手順で、反対側にもブラケットを取り付けます。

図 3-17 壁面に設置する場合の19インチ ブラケットの取り付け

 

 

1

トラスヘッド ネジ

RPSコネクタ カバーの取り付け

スイッチにRPSを使用していない場合は、2本のなべネジを使用してRPSコネクタ カバーをスイッチの裏側に取り付けます(図 3-18を参照)。


警告 RPSがスイッチに接続されていない場合、スイッチの裏側にRPSコネクタ カバーを取り付けてください。


図 3-18 Catalyst 2970スイッチへのRPSコネクタ カバーの取り付け

 

 

1

なべネジ

3

RPSコネクタ

2

RPSコネクタ カバー

壁面へのスイッチの取り付け

スイッチおよびケーブルを確実に支えるために、スイッチを壁面の間柱、または固定した合板の背板にしっかりと取り付けてください。前面パネルが上向きになるようにしてスイッチを取り付けます(図 3-19を参照)。


警告 安全上の規定を満たすために、前面パネルを壁面に対して垂直にしてスイッチを取り付けます。


図 3-19 壁面へのスイッチの取り付け

 

 

1

ユーザ側で用意したネジ

壁面にスイッチを取り付けてから、次の作業を行って設置を完了する必要があります。

スイッチの電源を入れます。「スイッチ動作の確認」を参照してください。

10/100または10/100/1000ポートに接続し、Express Setupを実行します。 第1章「Express Setupの使用」 を参照してください。

前面パネルのポートに接続します。「10/100/1000ポートの接続」および「SFPモジュールへの接続」を参照し、設置を完了します。

CLIセットアップ プログラムを使用する設定手順については、 付録C「CLIベースのセットアップ プログラムによるスイッチの設定」 を参照してください。

卓上または棚へのスイッチの設置

卓上または棚にスイッチを設置する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 マウント キットの中でゴム製脚が付いている粘着ストリップを用意します。4つのゴム製脚をスイッチ底面のくぼみに取り付けます。

ステップ 2 AC電源近くの卓上または棚にスイッチを置きます。

卓上にスイッチを取り付けてから、次の作業を行って設置を完了する必要があります。

スイッチの電源を入れます。「スイッチ動作の確認」を参照してください。

10/100または10/100/1000ポートに接続し、Express Setupを実行します。 第1章「Express Setupの使用」 を参照してください。

前面パネルのポートに接続します。「10/100/1000ポートの接続」および「SFPモジュールへの接続」を参照し、設置を完了します。

CLIセットアップ プログラムを使用する設定手順については、 付録C「CLIベースのセットアップ プログラムによるスイッチの設定」 を参照してください。


 

SFPモジュールの取り付けおよび取り外し

ここでは、SFPモジュールの取り付けおよび取り外し手順について説明します。これらのモジュールは、Catalyst 2970G-24TSスイッチの前面にあるSFPモジュール スロットに取り付けます。これらのモジュールはフィールドで交換可能であり、アップリンク インターフェイスを提供します。

SFPモジュールは、任意の組み合わせで使用できます。Catalyst 2970G-24TSスイッチがサポートするSFPモジュールの一覧は、Catalyst 2970のリリース ノートを参照してください。各ポートはケーブルの反対側の波長仕様と一致させる必要があります。また、接続の信頼性を確保するため、ケーブルは規定のケーブル長を超えないものとします。SFP接続のケーブルに関する規定は、「インストレーションに関する注意事項」を参照してください。

Catalyst 2970スイッチには、シスコ製SFPモジュールだけを使用してください。各SFPモジュールには、セキュリティ情報をコード化したシリアルEEPROM(電気的消去再書き込み可能ROM)が内蔵されています。このコード化によって、SFPモジュールがスイッチの要件を満たしているかどうかを識別し確認する手段が提供されます。

SFPモジュールの取り付け、取り外し、およびケーブル接続についての詳細は、使用するSFPモジュールのマニュアルを参照してください。

SFPモジュール スロットへのSFPモジュールの取り付け

図 3-20に、ベールクラスプ ラッチ付きのSFPモジュールを示します。


注意 ケーブル、ケーブル コネクタ、またはSFPモジュール内の光インターフェイスの損傷を防ぐため、光ファイバSFPモジュールの着脱は、ケーブルを接続した状態では行わないことを強く推奨します。ケーブルをすべて取り外してから、SFPモジュールの着脱を行ってください。

SFPモジュールの着脱によって、モジュールの耐用年数が短くなる可能性があります。必要な場合以外には、SFPモジュールの着脱を行わないようにしてください。

図 3-20 ベールクラスプ ラッチ付きのSFPモジュール

 

モジュール スロットにSFPモジュールを取り付ける手順は、次のとおりです。


ステップ 1 静電気防止用リスト ストラップを手首に巻き、ストラップの機器側をシャーシの塗装されていない金属面に取り付けます。

ステップ 2 SFPモジュールは、送信側(TX)および受信側(RX)の印があるほうが上面です。


) SFPモジュールによっては、TXおよびRXの代わりに、接続の方向を表す矢印が使用されている場合があります。


ステップ 3 SFPモジュールをスロットの開口部に合わせます。

ステップ 4 SFPモジュールをスロットに差し込み、モジュールのコネクタをスロットの奥にはめ込みます。

図 3-21 SFPモジュール スロットへのSFPモジュールの取り付け

 

ステップ 5 光ファイバSFPモジュールの場合は、光ポートから埃よけプラグを取り外し、あとで使用できるように保管しておきます。


注意 光ファイバSFPモジュール ポートの埃よけプラグ、または光ファイバ ケーブルのゴム製キャップは、ケーブルを接続する準備が整うまでは取り外さないでください。これらのプラグおよびキャップは、SFPモジュール ポートおよびケーブルを汚れや周辺光から保護する役割を果たします。

ステップ 6 ケーブル コネクタをSFPモジュールに取り付けます。

光ファイバSFPモジュールの場合は、LCまたはMT-RJケーブル コネクタをSFPモジュールに取り付けます。

銅線SFPモジュールの場合は、RJ-45ケーブル コネクタをSFPモジュールに取り付けます。


) 1000BASE-T SFPモジュールに接続する場合は、必ずカテゴリ5の4ツイスト ペア ケーブルを使用してください。



 

SFPモジュール スロットからのSFPモジュールの取り外し

モジュール レセプタクルからSFPモジュールを取り外す手順は、次のとおりです。


ステップ 1 静電気防止用リスト ストラップを手首に巻き、ストラップの機器側をシャーシの塗装されていない金属面に取り付けます。

ステップ 2 SFPモジュールからケーブルを取り外します。


ヒント 再接続する場合に備えて、各ケーブル コネクタ プラグについて送信側(TX)および受信側(RX)の区別を書き留めておきます。


ステップ 3 SFPモジュールのロックを解除して、モジュールを取り外します(図 3-22を参照)。

ベールクラスプ ラッチ付きのモジュールの場合、ベールを下げて、モジュールを取り外します。ベールクラスプ ラッチが手の届きにくい場所にあり、人差し指でラッチを解除できない場合には、小型マイナス ドライバなどの細長い工具を使用してラッチを解除します。

図 3-22 マイナス ドライバを使用してベールクラスプ ラッチ式のSFPモジュールを取り外す場合

 

 

1

ベールクラスプ

ステップ 4 親指と人差し指でSFPモジュールを持ち、モジュール スロットからゆっくりと引き出します。

ステップ 5 光ファイバSFPモジュールの場合は、光インターフェイスを清潔に保つために、SFPモジュールの光ポートに埃よけプラグを取り付けます。

ステップ 6 取り外したSFPモジュールは、静電気防止用袋などの保護容器に保管します。


 

10/100/1000ポートの接続

スイッチの10/100/1000ポートは、接続先装置の速度で動作するように自身を設定します。接続先ポートが自動ネゴシエーションをサポートしていない場合は、明示的に速度とデュプレックスのパラメータを設定することもできます。自動ネゴシエーション機能のない接続装置または手動で速度とデュプレックスのパラメータを設定されている装置に接続すると、パフォーマンスの低下やリンク障害が発生することがあります。

最大限のパフォーマンスを実現するためには、次のいずれかの方法でイーサネット ポートを設定してください。

速度とデュプレックスについてポートに自動ネゴシエーションが実行されるようにする。

接続の両側でポート速度とデュプレックスのパラメータを設定する。

10BASE-T、100BASE-TX、または1000BASE-T装置に接続する手順は、次のとおりです。


注意 ESD(静電気放電)による損傷を防ぐため、ボードおよびコンポーネントは正しい手順で取り扱うようにしてください。


ステップ 1 ワークステーション、サーバ、ルータ、およびCisco IP Phoneに接続する場合は、前面パネルのRJ-45コネクタにストレート ケーブルを取り付けます(図 3-23を参照)。スイッチまたはリピータに接続する場合は、クロス ケーブルを使用してください(ケーブルのピン割り当てについては、「ケーブルおよびアダプタの仕様」を参照してください)。


) 1000BASE-T対応装置に接続する場合は、必ずカテゴリ5の4ツイストペア ケーブルを使用してください。



) CLIでmdix autoインターフェイス コンフィギュレーション コマンドを使用して、Automatic Media-Dependent Interface crossover(Auto-MDIX;自動メディア依存型インターフェイス クロスオーバー)機能をイネーブルにできます。Auto-MDIX機能をイネーブルにすると、スイッチは銅線イーサネット接続に必要なケーブル タイプを検知し、それに応じてインターフェイスを設定します。したがって、接続先の装置のタイプに関わらず、スイッチの銅線10/100/1000または1000BASE-T SFPモジュール ポートには、クロス ケーブルまたはストレート ケーブルのどちらでも使用することができます。

Auto-MDIX機能は、Cisco IOS Release 12.2(18)SE以降が稼働しているスイッチでは、デフォルトでイネーブルになっています。Cisco IOS Release 12.1(14)EA1から12.2(18)SEの場合、Auto-MDIX機能は、デフォルトではディセーブルになっています。この機能の設定については、スイッチのソフトウェア コンフィギュレーション ガイドまたはスイッチのコマンド リファレンスを参照してください。


ステップ 2 ケーブルのもう一端は接続先装置のRJ-45コネクタに接続します。スイッチと接続先装置の間でリンクが確立されると、ポートLEDが点灯します。

Spanning Tree Protocol(STP;スパニングツリー プロトコル)がトポロジーを検出し、ループの有無を確認している間、LEDはオレンジに点灯します。これには30秒ほどかかり、その後ポートLEDはグリーンに点灯します。ポートLEDが点灯しない場合は、接続先装置の電源がオンになっていないか、ケーブルまたは接続先装置に取り付けられているアダプタに障害がある可能性があります。ケーブル問題の解決方法については、 第4章「トラブルシューティング」 を参照してください。

ステップ 3 必要に応じて、接続先装置を再設定してから再起動します。

ステップ 4 接続する各装置に対してステップ1~3を実行します。


 

図 3-23 イーサネット ポートの接続

 


 

SFPモジュールへの接続

ここでは、SFPモジュールへの接続方法について説明します。光ファイバSFPモジュールへの接続方法については、「光ファイバSFPモジュールへの接続」を参照してください。銅線1000BASE-T SFPモジュールへの接続方法については、「1000BASE-T SFPモジュールへの接続」を参照してください。

SFPモジュールの取り付けおよび取り外し手順については、「SFPモジュールの取り付けおよび取り外し」を参照してください。

光ファイバSFPモジュールへの接続

SFPモジュールに光ファイバ ケーブルを接続する手順は、次のとおりです。


警告 クラス1レーザー製品です。



注意 SFPモジュール ポートのゴム製プラグ、または光ファイバ ケーブルのゴム製キャップは、ケーブルを接続する準備が整うまでは取り外さないでください。これらのプラグおよびキャップは、SFPモジュールのポートおよびケーブルを汚れや周辺光から保護する役割を果たします。

SFPモジュールへの接続を行う前に、
「インストレーションに関する注意事項」および「SFPモジュール スロット」を参照し、ポートおよびケーブル接続に関する規定を確認してください。SFPモジュールのLCについては、付録B「コネクタおよびケーブルの仕様」を参照してください。


ステップ 1 モジュール ポートおよび光ファイバ ケーブルからゴム製プラグを取り外し、あとで使用できるように保管しておきます。

ステップ 2 光ファイバ ケーブルの一端を、SFPモジュール ポートに取り付けます(図 3-24を参照)。

ステップ 3 ケーブルの反対側の端を、接続先装置の光ファイバ レセプタクルに取り付けます。

ステップ 4 ポート ステータスLEDを確認します。

スイッチと接続先装置がリンクを確立すると、LEDはグリーンに点灯します。

STPがネットワーク トポロジーを検出し、ループの有無を確認している間、LEDはオレンジに点灯します。このプロセスには30秒ほどかかり、その後ポートLEDはグリーンに点灯します。

LEDが消灯している場合は、接続先装置がオンになっていない、ケーブルに問題がある、または接続先装置に取り付けられたアダプタに問題がある可能性があります。ケーブル問題の解決方法については、 第4章「トラブルシューティング」 を参照してください。

図 3-24 光ファイバSFPモジュール ポートへの接続

 

 

1

LCコネクタ

ステップ 5 必要に応じて、スイッチまたは接続先装置を再設定してから再起動します。


 

1000BASE-T SFPモジュールへの接続

1000BASE-T SFPモジュールにカテゴリ5ケーブルを接続する手順は、次のとおりです。


注意 ESDによる損傷を防ぐため、ボードおよびコンポーネントは正しい手順で取り扱うようにしてください。


ステップ 1 サーバ、ワークステーション、およびルータに接続する場合は、ストレートの4ツイストペア ケーブルをRJ-45コネクタに取り付けます。スイッチまたはリピータに接続する場合は、クロスの4ツイストペア ケーブルを使用します。


) 1000BASE-T装置に接続する場合は、必ずカテゴリ5の4ツイストペア ケーブルを使用してください。



) CLIでmdix autoインターフェイス コンフィギュレーション コマンドを使用して、Auto-MDIX機能をイネーブルにできます。Auto-MDIX機能をイネーブルにすると、スイッチは銅線イーサネット接続に必要なケーブル タイプを検知し、それに応じてインターフェイスを設定します。したがって、接続先の装置のタイプに関わらず、スイッチの銅線10/100/1000または1000BASE-T SFPモジュール ポートには、クロス ケーブルまたはストレート ケーブルのどちらでも使用することができます。

Auto-MDIX機能は、Cisco IOS Release 12.2(18)SE以降が稼働しているスイッチでは、デフォルトでイネーブルになっています。Cisco IOS Release 12.1(14)EA1から12.2(18)SEの場合、Auto-MDIX機能は、デフォルトではディセーブルになっています。この機能の設定については、スイッチのソフトウェア コンフィギュレーション ガイドまたはスイッチのコマンド リファレンスを参照してください。


図 3-25 1000BASE-T SFPモジュールへの接続

 

 

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RJ-45コネクタ

ステップ 2 ケーブルの反対側の端を、接続先装置のRJ-45コネクタに取り付けます。

ステップ 3 ポート ステータスLEDを確認します。

スイッチと接続先装置がリンクを確立すると、LEDはグリーンに点灯します。

STPがネットワーク トポロジーを検出し、ループの有無を確認している間、LEDはオレンジに点灯します。このプロセスには30秒ほどかかり、その後ポートLEDはグリーンに点灯します。

LEDが消灯している場合は、接続先装置がオンになっていない、ケーブルに問題がある、または接続先装置に取り付けられたアダプタに問題がある可能性があります。ケーブル問題の解決方法については、 第4章「トラブルシューティング」 を参照してください。

ステップ 4 必要に応じて、スイッチまたは接続先装置を再設定してから再起動します。


 

次の作業

デフォルト設定で十分な場合は、これ以上のスイッチの設定作業は必要ありません。デフォルト設定は、次のいずれかの管理オプションを使用して変更できます。

スイッチのメモリ内にあるデバイス マネージャを起動して、個々のスタンドアロン スイッチを管理します。デバイス マネージャは使いやすいWebインターフェイスであり、簡単な設定およびモニタ機能を提供します。デバイス マネージャには、Webブラウザを介して、ネットワーク上のどこからでもアクセスできます。詳細については、デバイス マネージャのオンライン ヘルプを参照してください。

Network Assistantアプリケーションを起動します(詳細については『 Getting Started with Cisco Network Assistant 』ガイドを参照)。このGUIでは、スイッチ クラスタまたは個々のスイッチの設定とモニタを行えます。

コンソールからCLIを使用して、クラスタのメンバーまたは個別のスイッチとしてスイッチを設定します。Catalyst 2970スイッチでのCLIの使用方法については、Cisco.comにある『 Catalyst 2970 Switch Software Configuration Guide』および『 Catalyst 2970 Switch Command Reference 』を参照してください。

CiscoViewアプリケーションなどのSNMPアプリケーションを起動します。