Catalyst 2960 スイッチ ハードウェア インストレー ション ガイド
スイッチの設置(24 ポートおよび 48 ポート スイッチ)
スイッチの設置(24 ポートおよび 48 ポート スイッチ)
発行日;2013/09/30 | 英語版ドキュメント(2013/06/19 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 4MB) | フィードバック

目次

スイッチの設置(24 ポートおよび 48 ポート スイッチ)

設置の準備

警告

粒子状物質に関する注意事項

取り付けに関するガイドライン

梱包内容

工具および機器

スイッチ動作の確認

スイッチの設置

ラックへの設置

スイッチからのネジの取り外し

Catalyst 2960 スイッチへのブラケットの取り付け

ラックへのスイッチの取り付け

ケーブル ガイドの取り付け

壁面への設置

壁面へ設置する場合のスイッチへのブラケットの取り付け

RPS コネクタ カバーの取り付け

壁面へのスイッチの取り付け

卓上または棚へのスイッチの設置

10/100 および 10/100/1000 ポートへの接続

SFP モジュールの取り付けおよび取り外し

SFP モジュールの取り付け

SFP モジュールの取り外し

SFP モジュールへの接続

光ファイバ SFP モジュールへの接続

1000BASE-T SFP モジュールへの接続

デュアルパーパス ポートへの接続

次の作業

スイッチの設置(24 ポートおよび 48 ポート スイッチ)

この章では、スイッチの起動方法と、正常な動作を保証する電源投入時自己診断テスト(POST)の意味について説明します。また、スイッチの設置方法、接続方法についても説明します。

この章では、Catalyst 2960-8TC-S、2960-8TC-L、2960G-8T-LC、2960-48PST-L、および 2960PD-8TT-L スイッチを除く、すべての Catalyst 2960 スイッチの設置方法を説明します。これらのスイッチについては、「スイッチの設置(8 ポート スイッチ)」を参照してください。

この章に記載されている、スイッチ ポートへの接続、および Small Form-Factor Pluggable(SFP)モジュールの取り付けおよび接続に関する説明は、8 ポート スイッチを含めた、すべての Catalyst 2960 スイッチに該当します。

この章の内容は次のとおりです。次の順番で手順を進めてください。

「設置の準備」

「スイッチ動作の確認」

「スイッチの設置」

「10/100 および 10/100/1000 ポートへの接続」

「SFP モジュールの取り付けおよび取り外し」

「SFP モジュールへの接続」

「デュアルパーパス ポートへの接続」

「次の作業」

設置の準備

ここで説明する内容は次のとおりです。

「警告」

「粒子状物質に関する注意事項」

「取り付けに関するガイドライン」

「梱包内容」

「工具および機器」

警告

これらの警告は、『Regulatory Compliance and Safety Information for the Catalyst 2960 Switch』内で複数の言語に翻訳されています。


警告 スイッチの過熱を防止するために、周辺温度が推奨されている最高温度の 113 °F(45 °C)を超える環境では使用しないでください。また、通気を妨げないように、通気口の周囲に 3 インチ(7.6 cm)以上のスペースを確保してください。ステートメント 17B



警告 電源に接続されている装置を扱う場合は、事前に指輪、ネックレス、腕時計などの装身具を外しておいてください。これらの金属が電源やアースに接触すると、金属が過熱して重度のやけどを負ったり、金属類が端子に焼き付くことがあります。ステートメント 43



警告 他の装置の上にシャーシを積み重ねないでください。シャーシが落下すると、大けがをしたり、装置が損傷したりすることがあります。ステートメント 48



警告 セントラル オフィス環境で使用するイーサネット ケーブルにはシールドが必要です。ステートメント 171



警告 冗長電源システム(RPS)がスイッチに接続されていない場合、スイッチの裏側に RPS コネクタ カバーを取り付けてください。ステートメント 265



警告 次の Cisco RPS モデルのみを RPS レセプタクルに接続します。
PWR-RPS2300、PWR675-AC-RPS-N1=。ステートメント 370



警告 壁面への設置手順をよく読んでから、設置を開始してください。適切なハードウェアを使用しなかった場合、または、正しい手順に従わなかった場合は、人体に危険が及んだり、システムが破損したりする可能性があります。ステートメント 378


 


警告 雷が発生しているときには、システムに手を加えたり、ケーブルの接続や取り外しを行ったりしないでください。ステートメント 1001



警告 設置手順を読んでから、システムを電源に接続してください。ステートメント 1004



警告



ラックに装置を取り付けたり、ラック内の装置のメンテナンス作業を行ったりする場合は、事故を防ぐため、装置が安定した状態で置かれていることを十分に確認してください。安全を確保するために、次の注意事項を守ってください。

ラックに設置する装置が 1 台だけの場合は、ラックの一番下に取り付けます。

ラックに複数の装置を設置する場合は、最も重い装置を一番下に設置して、下から順番に取り付けます。

ラックにスタビライザが付いている場合は、スタビライザを取り付けてから、ラックに装置を設置したり、ラック内の装置を保守してください。ステートメント 1006


 


警告 クラス 1 レーザー製品です。ステートメント 1008



警告 この装置は、出入りが制限された場所に設置されることを想定しています。出入りが制限された場所とは、特殊なツール、ロックおよびキー、または他のセキュリティ手段を使用しないと入室できない場所を意味します。
ステートメント 1017



警告 いつでも装置の電源を切断できるように、プラグおよびソケットにすぐに手が届く状態にしておいてください。ステートメント 1019



警告 この装置は、アースさせる必要があります。絶対にアース導体を破損させたり、アース線が正しく取り付けられていない装置を稼働させたりしないでください。アースが適切かどうかはっきりしない場合には、電気検査機関または電気技術者に確認してください。ステートメント 1024



警告 この装置には、複数の電源が接続されている場合があります。装置の電源を完全にオフにするには、すべての電源接続を切断する必要があります。ステートメント 1028



警告 この装置の設置、交換、または保守は、訓練を受けた相応の資格のある人が行ってください。ステートメント 1030



警告 この製品を廃棄処分する際には、各国の法律または規制に従って取り扱ってください。ステートメント 1040



警告 この装置が設置された建物の外部の接続に関しては、集積回路保護が施された、認定されたネットワーク終端装置を通して、10/100/1000 イーサネット ポートに接続する必要があります。ステートメント 1044



警告 装置を設置または交換する際は、必ずアースを最初に接続し、最後に取り外します。ステートメント 1046



警告 絶縁されていない金属接点、導体、または端子を Power over Ethernet(PoE)回路の相互接続に使用すると、電圧によって感電事故が発生することがあります。危険性を認識しているユーザまたは保守担当者だけに立ち入りが制限された場所を除いて、このような相互接続方式を使用しないでください。立ち入りが制限された場所とは、特殊な工具、錠と鍵、またはその他のセキュリティ手段を使用しないと入れない場所を意味します。ステートメント 1072



警告 スイッチ内部にはユーザが保守できる部品はありません。筐体を開けないでください。ステートメント 1073



警告 装置は地域および国の電気規則に従って設置する必要があります。ステートメント 1074


粒子状物質に関する注意事項

シスコ製イーサネット スイッチは、ファンやブロワーなどの冷却機構を備えています。ただし、このようなファンや送風機は、埃やその他の粒子を引き込むことによって、シャーシ内部に汚染物質が蓄積し、システム異常を招く可能性があります。

この装置は、できるだけ埃や導電性の異物(工事作業などによる金属薄片など)のない環境に設置する必要があります。

次の規格では、許容される動作環境および浮遊する粒子状物質の許容レベルについて規定されています。

Network Equipment Building Systems(NEBS)GR-63-CORE

National Electrical Manufacturers Association(NEMA)Type 1

国際電気標準会議(IEC)IP-20

この注意事項は、Catalyst 2960-8TC-L、2960-8TC-S、2960G-8TC-L、および 2960PD-8TT-L スイッチを除く、すべての Catalyst 2960 スイッチに該当します。

取り付けに関するガイドライン

ここでの説明は、8 ポートの Catalyst 2960 スイッチには適用されません。このスイッチに関する情報は、「スイッチの設置(8 ポート スイッチ)」を参照してください。

スイッチの設置場所を決める際には、必ず次の要件を守ってください。

10/100/1000 ポートの場合、スイッチから接続先装置までのケーブル長は 328 フィート(100 m)以内であること。

ケーブルは表 B-1の仕様を満たしていること。この表には、Catalyst 2960 スイッチで使用できる 1000BASE-X および 100BASE-X SFP モジュールのケーブル仕様が記載されています。Catalyst 2960 スイッチ SFP ポートには、GLC-GE-100XX および GLC-FE-100XX SFP モジュールの両方を使用できます。

シングルモード ファイバ(SMF)ケーブルの長さが短い場合、レシーバの過負荷を防ぐために、リンクへのインライン光減衰器の取り付けが必要なことがあります。

光ファイバ ケーブルの長さが 15.43 マイル(25 km)未満の場合は、リンクの両側で、光ファイバ ケーブル プラントと 1000BASE-ZX SFP モジュールの受信ポートの間に、5 dB または 10 dB のインライン光減衰器を取り付ける必要があります。

動作環境は、 付録 A「技術仕様」 に記載される範囲内にする必要があります。

前面パネルおよび背面パネルに対しては、次の条件を満たすようにスペースを確保してください。

前面パネルの LED 表示が容易に読めること。

ポートの周囲にゆとりがあり、ケーブルの着脱や配線が無理なくできる。

背面パネルの AC 電源コネクタが AC 電源レセプタクルに接続できる位置にあること。

ケーブルがラジオ、電源コード、蛍光灯などの電気ノイズ源から離れていること。ケーブルは、損傷を与える可能性のある装置から必ず十分に離してください。

スイッチの周囲や通気口のエアーフローが妨げられないこと。

装置周辺の温度が 113 °F(45 °C)を超えないこと。

閉じたラックまたはマルチラックにスイッチを設置する場合は、周辺温度が室温より高くなることがあります。

梱包内容

Cisco.com にあるスイッチのスタートアップ ガイドには梱包内容が記載されています。欠落または破損している製品がある場合には、シスコの担当者か購入された代理店に連絡してください。

工具および機器

スイッチをラックに搭載する場合は、No. 2 プラス ドライバが必要になります。

スイッチ動作の確認

ラック、壁面、卓上、または棚にスイッチを設置する前に、スイッチに電源を投入し、スイッチが POST を正常に実行することを確認します。

RPS が設定されている場合は、スイッチと RPS を同じ AC 電源に接続してください。詳細については、「スイッチの設置(8 ポート スイッチ)」および Cisco RPS のマニュアルを参照してください。


) スイッチに RPS を接続する場合は、RPS をスタンバイ モードにします。正常動作時に RPS をアクティブ モードに設定します。


スイッチに電源を投入するには、AC 電源コードの一端をスイッチの AC 電源コネクタに接続し、電源コードのもう一端を AC 電源コンセントに接続します。


警告 次の Cisco RPS モデルのみを RPS レセプタクルに接続します。
PWR-RPS2300、PWR675-AC-RPS-N1=。ステートメント 370


スイッチの電源を入れると、POST が開始され、スイッチの正常動作を確認するためのテストが実行されます。テスト中に LED が点滅することがあります。POST は約 1 分で終了します。スイッチが POST を開始すると、システム、RPS、ステータス、デュプレックス、および速度の各 LED がグリーンに点灯します。システム LED はグリーンに点滅し、その他の LED はグリーンに点灯したままです。

POST が正常に終了すると、システム LED がグリーンに点灯したままになります。RPS LED はしばらくの間グリーンに点灯した後、やがてスイッチの動作状態を反映します。その他の LED は、いったん消灯してからスイッチの動作状態を表します。スイッチが POST に失敗すると、システム LED はオレンジに点灯します。

POST のエラーはほとんどの場合、回復不可能な障害です。スイッチが POST に失敗する場合は、シスコ テクニカル サポートに連絡してください。

POST が正常に完了したら、スイッチから電源コードを取り外します。スイッチをラック、壁面、卓上、または棚に設置します(「スイッチの設置」の説明を参照)。

スイッチの設置

ここでの説明は、8 ポートの Catalyst スイッチを除くすべてのスイッチに適用されます。このスイッチに関する情報は、「スイッチの設置(8 ポート スイッチ)」を参照してください。

ここでは、次の設置手順について説明します。

「ラックへの設置」

「壁面への設置」

「卓上または棚へのスイッチの設置」

ラックへの設置

ここでの説明は、8 ポートの Catalyst スイッチを除くすべてのスイッチに適用されます。これらのスイッチに該当する情報は、「スイッチの設置(8 ポート スイッチ)」を参照してください。特定のスイッチについては説明しないことがありますが、ここでの説明は 24 ポートおよび 48 ポートのすべてのスイッチに該当します。

 


警告



ラックに装置を取り付けたり、ラック内の装置のメンテナンス作業を行ったりする場合は、事故を防ぐため、装置が安定した状態で置かれていることを十分に確認してください。安全を確保するために、次のガイドラインを守ってください。

ラックに設置する装置が 1 台だけの場合は、ラックの一番下に取り付けます。

ラックに複数の装置を設置する場合は、最も重い装置を一番下に設置して、下から順番に取り付けます。

ラックにスタビライザが付いている場合は、スタビライザを取り付けてから、ラックに装置を設置したり、ラック内の装置を保守したりしてください。ステートメント 1006


 

19 インチまたは 24 インチ ラック(24 インチ ラックでは、オプションのマウント ハードウェアが必要)に設置する場合は、次に記載されている手順に従います。

「スイッチからのネジの取り外し」

「Catalyst 2960 スイッチへのブラケットの取り付け」

「ラックへのスイッチの取り付け」

「ケーブル ガイドの取り付け」

24 インチ ラックにスイッチを取り付ける際には、スイッチに付属していないオプションのブラケット キットが必要です。24 インチ ラックのマウント ブラケットおよびハードウェアが入ったキット(部品番号 RCKMNT-1RU=)をご注文ください。

スイッチからのネジの取り外し

ラックにスイッチを設置する場合は、まず、スイッチ シャーシのネジを外し、マウント ブラケットを取り付けられるようにする必要があります。図 2-1 に、Catalyst 2960 スイッチのネジをシャーシから取り外す手順を示します。

図 2-1 Catalyst 2960 スイッチからのネジの取り外し

 

Catalyst 2960 スイッチへのブラケットの取り付け

使用するブラケットとブラケットの向きは、ブラケットを取り付けるラック(19 インチまたは 24 インチ)によって決まります。図 2-2 から図 2-7 に、スイッチの片側にそれぞれのタイプのブラケットを取り付ける手順を示します。同じ手順で、スイッチの反対側にもブラケットを取り付けます。

図 2-2 Catalyst 2960 スイッチへの 19 インチ ラック用ブラケットの取り付け(前面パネルが手前側)

1

フラットヘッド ネジ

図 2-3 Catalyst 2960 スイッチへの 24 インチ ラック用ブラケットの取り付け(前面パネルが手前側)

1

フラットヘッド ネジ

図 2-4 Catalyst 2960 スイッチへの 19 インチ ラック用ブラケットの取り付け(背面パネルが手前側)

1

フラットヘッド ネジ

図 2-5 Catalyst 2960 スイッチへの 24 インチ ラック用ブラケットの取り付け(背面パネルが手前側)

1

フラットヘッド ネジ

図 2-6 Catalyst 2960 スイッチへの 19 インチ Telco ラック用ブラケットの取り付け

1

フラットヘッド ネジ

図 2-7 Catalyst 2960 スイッチへの 24 インチ Telco ラック用ブラケットの取り付け

1

フラットヘッド ネジ

ラックへのスイッチの取り付け

スイッチにブラケットを取り付けてから、付属の No. 12 小ネジを 4 本使用して、ブラケットをラックに固定します(図 2-8 を参照)。

図 2-8 ラックへの Catalyst 2960 スイッチの取り付け

1

プラス小ネジ

ラックにスイッチを取り付けてから、次の作業を行って設置を完了します。

スイッチの電源を入れます。「スイッチ動作の確認」を参照してください。

10/100 または 10/100/1000 ポートに接続し、Express Setup を実行します。手順については、『Catalyst 2960 Switch Getting Started Guide』を参照してください。

前面パネルのポートに接続します。設置を完了するには、「10/100 および 10/100/1000 ポートへの接続」「SFP モジュールへの接続」、および「デュアルパーパス ポートへの接続」を参照してください。

コマンドライン インターフェイス(CLI)セットアップ プログラムを使用する設定手順については、 付録 C「CLI ベースのセットアップ プログラムによるスイッチの設定」 を参照してください。

ケーブル ガイドの取り付け

ケーブルがスイッチの前面パネルやラック内の装置の操作の妨げにならないように、ケーブル ガイドの使用を推奨します。付属のブラックのネジ(図 2-9 を参照)を使用して、左右いずれかのブラケットにケーブル ガイドを取り付けます。

図 2-9 Catalyst 2960 スイッチへのケーブル ガイドの取り付け

1

ケーブル ガイドのネジ

壁面への設置

ここでの説明は、8 ポートの Catalyst 2960 スイッチには適用されません。このスイッチに関する情報は、「スイッチの設置(8 ポート スイッチ)」を参照してください。

壁面にスイッチを設置するには、次の手順に従います。

「壁面へ設置する場合のスイッチへのブラケットの取り付け」

「RPS コネクタ カバーの取り付け」

「壁面へのスイッチの取り付け」

壁面へ設置する場合のスイッチへのブラケットの取り付け

図 2-10 に、スイッチの片側に 19 インチ ブラケットを取り付ける手順を示します。同じ手順で、スイッチの反対側にもブラケットを取り付けます。

図 2-10 壁面に設置する場合の 19 インチ ブラケットの取り付け

1

プラス トラスヘッド ネジ

RPS コネクタ カバーの取り付け

RPS コネクタがスイッチにあり、スイッチで RPS を使用しない場合は、図 2-11 に示すように、2 本のなべネジを使用して RPS コネクタ カバーをスイッチの裏側に取り付けてください。


) 8 ポートの Catalyst 2960 スイッチと、Catalyst 2960-24-S、2960-24TC-S、2960-48TT-S、および 2960-48TC-S スイッチには、RPS コネクタがありません。



警告 RPS がスイッチに接続されていない場合は、スイッチの裏側に RPS コネクタ カバーを取り付けてください。ステートメント 265


図 2-11 Catalyst 2960 スイッチへの RPS コネクタ カバーの取り付け

1

プラスなべネジ

3

RPS コネクタ

2

RPS コネクタ カバー

 

 

壁面へのスイッチの取り付け

スイッチおよびケーブルを確実に支えるために、スイッチを壁面の間柱、または固定した合板の背板にしっかりと取り付けてください。前面パネルが上向きになるようにしてスイッチを取り付けます(図 2-12 を参照)。


警告 安全上の規定を満たすために、前面パネルを壁面に対して垂直にしてスイッチを取り付けます。ステートメント 266



警告 冗長電源システム(RPS)がスイッチに接続されていない場合、スイッチの裏側に RPS コネクタ カバーを取り付けてください。ステートメント 265


図 2-12 壁面へのスイッチの取り付け

1

ユーザ側で用意したネジ

壁面にスイッチを取り付けてから、次の作業を行って設置を完了します。

スイッチの電源を入れます。「スイッチ動作の確認」を参照してください。

10/100 または 10/100/1000 ポートに接続し、Express Setup を実行します。手順については、『Catalyst 2960 Switch Getting Started Guide』を参照してください。

前面パネルのポートに接続します。設置を完了するには、「10/100 および 10/100/1000 ポートへの接続」「SFP モジュールへの接続」、および「デュアルパーパス ポートへの接続」を参照してください。

CLI セットアップ プログラムを使用する設定手順については、 付録 C「CLI ベースのセットアップ プログラムによるスイッチの設定」 を参照してください。

卓上または棚へのスイッチの設置

ここで説明する情報は、Catalyst 2960-8TC-L、2960-8TC-S、2960G-8TC-L、および 2960PD-8TT-L スイッチを除く、すべてのスイッチに該当します。これらのスイッチに該当する情報は、「スイッチの設置(8 ポート スイッチ)」を参照してください。


ステップ 1 マウント キットの中でゴム製の脚が付いている粘着ストリップを用意します。4 つのゴム製の脚をスイッチ底面のくぼみに取り付けます。

ステップ 2 AC 電源近くの卓上または棚にスイッチを置きます。

卓上にスイッチを取り付けてから、次の作業を行って設置を完了します。

スイッチの電源を入れます。「スイッチ動作の確認」を参照してください。

10/100 または 10/100/1000 ポートに接続し、Express Setup を実行します。手順については、『Catalyst 2960 Switch Getting Started Guide』を参照してください。

前面パネルのポートに接続します。「10/100 および 10/100/1000 ポートへの接続」「SFP モジュールへの接続」、および「デュアルパーパス ポートへの接続」を参照し、設置を完了します。

CLI セットアップ プログラムを使用する設定手順については、 付録 C「CLI ベースのセットアップ プログラムによるスイッチの設定」 を参照してください。


) コネクタを使用しない場合は、ダスト カバーを取り付けてください。



 

10/100 および 10/100/1000 ポートへの

スイッチの 10/100/1000 ポートは、接続先装置の速度で動作するように自動的に設定されます。接続先のポートが自動ネゴシエーションをサポートしていない場合は、速度およびデュプレックスのパラメータを明示的に設定できます。自動ネゴシエーション機能のない装置または手動で速度とデュプレックスのパラメータが設定されている装置に接続すると、パフォーマンスの低下やリンク障害が発生することがあります。

最大限のパフォーマンスを実現するためには、次のいずれかの方法でイーサネット ポートを設定してください。

速度とデュプレックスの両方について、ポートに自動ネゴシエーションを実行させます。

接続の両側でポートの速度とデュプレックスに関するパラメータを設定します。


注意 静電破壊を防ぐために、基板およびコンポーネントの取り扱い手順を順守してください。


ステップ 1 ワークステーション、サーバ、ルータ、および Cisco IP Phone に接続する場合は、前面パネルの RJ-45 コネクタにストレート ケーブルを取り付けます (図 2-13 を参照)。スイッチまたはリピータに接続する場合は、クロス ケーブルを使用してください (ケーブルのピン割り当てについては、「ケーブルおよびアダプタの仕様」を参照してください)。

1000BASE-T 対応装置に接続する場合は、必ずカテゴリ 5 以上の 4 ツイストペア ケーブルを使用してください。

Auto-MDIX 機能は、デフォルトで有効になっています。この機能の設定については、スイッチのソフトウェア コンフィギュレーション ガイドまたはスイッチのコマンド リファレンスを参照してください。

図 2-13 イーサネット ポートへの接続

 

ステップ 2 接続先装置の RJ-45 コネクタに、ケーブルのもう一方の端を接続します。スイッチと接続先装置の両方でリンクが確立されると、ポート LED が点灯します。

スパニングツリー プロトコル(STP)がトポロジを検出し、ループの有無を確認している間、LED はオレンジに点灯します。このプロセスには 30 秒ほどかかり、その後ポート LED はグリーンに点灯します。ポート LED が点灯しない場合は、接続先装置の電源がオンになっていないか、ケーブルまたは接続先装置に取り付けられているアダプタに障害がある可能性があります。ケーブルに関する問題の解決方法については、「トラブルシューティング」を参照してください。

ステップ 3 必要に応じて、接続先装置を再設定してから再起動します。

ステップ 4 ステップ 1 ~ 3 を繰り返して、各装置を接続します。


 

SFP モジュールの取り付けおよび取り外し

SFP モジュールは、Catalyst 2960 スイッチの前面にある SFP モジュール スロットに取り付けます。これらのモジュールは現場交換可能であり、レーザー送信(TX)とレーザー受信(RX)のアップリンク光インターフェイスを提供します。

SFP モジュールは、任意の組み合わせで使用できます。Catalyst 2960 スイッチがサポートする SFP モジュールの一覧については、Catalyst 2960 スイッチのリリース ノートを参照してください。各 SFP モジュールはケーブルの反対側の SFP モジュールと同じタイプにする必要があります。また、接続の信頼性を確保するため、ケーブルは規定のケーブル長を超えないものとします。SFP モジュール接続のケーブルに関する規定は、「SFP モジュールのケーブル仕様」を参照してください。Catalyst 2960 スイッチには、シスコ製 SFP モジュールだけを使用してください。シスコ製 SFP モジュールと Catalyst 2960 スイッチは、品質認定機能をサポートしています。品質認定機能を持つ SFP モジュールだけをサポートします。

SFP モジュールの取り付け、取り外し、およびケーブル接続についての詳細は、使用する SFP モジュールのマニュアルを参照してください。

SFP モジュールの取り付け

図 2-14 に、ベールクラスプ ラッチ付きの SFP モジュールを示します。


注意 ケーブル、ケーブル コネクタ、または SFP モジュール内の光インターフェイスの損傷を防ぐため、SFP モジュールの着脱は、光ファイバ ケーブルを接続した状態では行わないことを強く推奨します。すべてのケーブルを取り外してから、SFP モジュールの取り外しまたは取り付けを行ってください。

SFP モジュールの取り外しや取り付けを行うと、モジュールの耐用期間が短くなる可能性があります。必要な場合以外には、SFP モジュールの着脱を行わないようにしてください。

図 2-14 ベールクラスプ ラッチ付きの SFP モジュール

 


ステップ 1 静電気防止用リスト ストラップを手首に巻き、ストラップの機器側をシャーシの塗装されていない金属面に取り付けます。

ステップ 2 SFP モジュールは、送信側(TX)および受信側(RX)の印があるほうが上面です。


) SFP モジュールによっては、送信と受信(TX と RX)の印の代わりに、接続の方向(TX か RX か)を示す矢印が付いている場合もあります。


ステップ 3 SFP モジュールをスロットの開口部前面に合わせます。

ステップ 4 SFP モジュールをスロットに差し込み、モジュールのコネクタがスロットの奥に装着された感触があるまで押します。図 2-15 を参照してください。

図 2-15 SFP モジュール スロットへの SFP モジュールの取り付け

 

1

SFP モジュール

ステップ 5 SFP モジュールの光ポートからダスト プラグを取り外し、あとで使用できるように保管しておきます。


注意 SFP モジュール ポートのダスト プラグ、または光ファイバ ケーブルのゴム製キャップは、ケーブルを接続する準備が整うまでは取り外さないでください。これらのプラグおよびキャップは、SFP モジュール ポートおよびケーブルを汚れや周辺光から保護する役割を果たします。

ステップ 6 LC ケーブル コネクタを SFP モジュールに取り付けます。


 

SFP モジュールの取り外し


ステップ 1 静電気防止用リスト ストラップを手首に巻き、ストラップの機器側をシャーシの塗装されていない金属面に取り付けます。

ステップ 2 SFP モジュールから LC コネクタを取り外します。


ヒント ケーブル コネクタ プラグを再び取り付ける際には、送信(TX)と受信(RX)を間違えないように注意してください。

ステップ 3 光インターフェイスを清潔に保つために、SFP モジュールの光ポートにダスト プラグを取り付けます。

ステップ 4 SFP モジュールのロックを解除して、取り外します(図 2-16 を参照)。

ベールクラスプ ラッチ付きのモジュールの場合は、ベールを下げて、モジュールを取り外します。ベールクラスプ ラッチが手の届きにくい場所にあり、人差し指でラッチを解除できない場合には、小型マイナス ドライバなどの細長い工具を使用してラッチを解除します。

図 2-16 マイナス ドライバを使用したベールクラスプ ラッチ SFP モジュールの取り外し

1

ベール クラスプ

ステップ 5 親指と人差し指で SFP モジュールを持ち、モジュール スロットからゆっくりと引き出します。

ステップ 6 取り外した SFP モジュールは、静電気防止用袋に収めるか、その他の保護環境下に置いてください。


 

SFP モジュールへの接続

ここでは、SFP モジュールへの接続方法について説明します。光ファイバ SFP モジュールへの接続方法については、「光ファイバ SFP モジュールへの接続」を参照してください。銅線 1000BASE-T SFP モジュールへの接続方法については、「1000BASE-T SFP モジュールへの接続」を参照してください。

SFP モジュールの取り付けおよび取り外し手順については、「SFP モジュールの取り付けおよび取り外し」を参照してください。

デュアルパーパス ポートへの接続方法については、「デュアルパーパス ポートへの接続」を参照してください。

光ファイバ SFP モジュールへの接続


警告 クラス 1 レーザー製品です。ステートメント 1008



注意 ケーブル接続の準備が整うまで、SFP モジュール ポートのゴム製プラグや光ファイバ ケーブルのゴム製キャップを外さないでください。これらのプラグおよびキャップは、SFP モジュール ポートおよびケーブルを汚れや周辺光から保護する役割を果たします。
SFP モジュールへの接続を行う前に、 「取り付けに関するガイドライン」 および 「SFP モジュール スロット」を参照し、ポートおよびケーブル接続に関する規定を確認してください。SFP モジュールの LC については、付録 B「コネクタおよびケーブルの仕様」を参照してください。


ステップ 1 モジュール ポートと光ファイバ ケーブルからゴム製プラグを取り外し、再使用できるように保管しておきます。

ステップ 2 光ファイバ ケーブルの一端を、SFP モジュール ポートに取り付けます(図 2-17 を参照)。

図 2-17 光ファイバ SFP モジュール ポートへの接続

1

LC コネクタ

ステップ 3 ケーブルのもう一端を、接続先装置の光ファイバ レセプタクルに取り付けます。

ステップ 4 ポート ステータス LED を確認します。

スイッチと接続先装置がリンクを確立すると、LED はグリーンに点灯します。

STP がネットワーク トポロジを検出し、ループの有無を確認している間、LED はオレンジに点灯します。このプロセスには 30 秒ほどかかり、その後、ポート LED はグリーンに点灯します。

ポート LED が点灯しない場合、接続先装置が起動していない、ケーブルに問題がある、接続先装置のアダプタに問題があるといった理由が考えられます。ケーブルに関する問題の解決方法については、「トラブルシューティング」を参照してください。

ステップ 5 必要に応じて、スイッチまたは接続先装置を再設定し、再起動します。


 

1000BASE-T SFP モジュールへの接続


注意 ESD による損傷を防ぐために、基板およびコンポーネントの取り扱い手順に従ってください。


ステップ 1 ケーブルの一端を SFP モジュール ポートに取り付けます(図 2-18 を参照)。サーバ、ワークステーション、およびルータに接続する場合は、ストレートの 4 ツイストペア ケーブルを RJ-45 コネクタに取り付けます。スイッチまたはリピータに接続する場合は、クロスの 4 ツイストペア ケーブルを使用します。


) 1000BASE-T 装置に接続する場合は、必ずカテゴリ 5 以上の 4 ツイストペア ケーブルを使用してください。



Auto-MDIX 機能は、デフォルトで有効になっています。この機能の設定については、スイッチのソフトウェア コンフィギュレーション ガイドまたはスイッチのコマンド リファレンスを参照してください。


図 2-18 1000BASE-T SFP モジュールへの接続

1

RJ-45 コネクタ

ステップ 2 接続先装置の RJ-45 コネクタにケーブルの反対側を差し込みます。

ステップ 3 ポート ステータス LED を確認します。

スイッチと接続先装置がリンクを確立すると、LED はグリーンに点灯します。

STP がネットワーク トポロジを検出し、ループの有無を確認している間、LED はオレンジに点灯します。このプロセスには 30 秒ほどかかり、その後、ポート LED はグリーンに点灯します。

ポート LED が点灯しない場合、接続先装置が起動していない、ケーブルに問題がある、接続先装置のアダプタに問題があるといった理由が考えられます。ケーブルに関する問題の解決方法については、「トラブルシューティング」を参照してください。

ステップ 4 必要に応じて、スイッチまたは接続先装置を再設定してから再起動します。


 

デュアルパーパス ポートへの接続

デュアルパーパス ポートは、10/100/1000 ポートまたは SFP モジュール ポートとして設定できます。このポートの詳細については、「デュアルパーパス ポート」を参照してください。


ステップ 1 RJ-45 コネクタを 10/100/1000 ポートに接続するか、SFP モジュール スロットに SFP モジュールを取り付け、ケーブルを SFP モジュール ポートに接続します(図 2-19 を参照)。

一度に 1 つのポートだけを有効にできます。両方のポートに接続されている場合は、SFP モジュール ポートが優先になります。この優先設定は、変更できません。

RJ-45 コネクタおよび SFP モジュールに関する詳細については、「10/100 および 10/100/1000 ポートへの接続」「SFP モジュールの取り付けおよび取り外し」、および「SFP モジュールへの接続」を参照してください。

図 2-19 デュアルパーパス ポートへの接続

1

RJ-45 コネクタ

2

LC コネクタ

ステップ 2 ケーブルのもう一端は接続先装置に接続します。スイッチは自動的に接続を検出して、ポートを設定します。

デフォルトでは、スイッチは最初にリンクを確立するインターフェイス タイプを自動的に選択します。それ以降のリンクは、 media-type インターフェイス コンフィギュレーション コマンドを使用して、手動で RJ-45 コネクタまたは SFP モジュール コネクタを設定する必要があります。詳細については、コマンド リファレンスを参照してください。


 

次の作業

デフォルト設定で十分な場合は、これ以上のスイッチの設定作業は必要ありません。デフォルト設定は、次のいずれかの管理オプションを使用して変更できます。

スイッチのメモリ内にあるデバイス マネージャを起動して、個々のスイッチを管理します。デバイス マネージャは使いやすい Web インターフェイスであり、簡単な設定およびモニタ機能を提供します。デバイス マネージャには、Web ブラウザを介して、ネットワーク上のどこからでもアクセスできます。詳細については、デバイス マネージャのオンライン ヘルプを参照してください。

Network Assistant アプリケーションを起動します(詳細については『 Getting Started with Cisco Network Assistant 』ガイドを参照してください)。この GUI により、スイッチ クラスタまたは個別のスイッチの設定とモニタができます。

コンソールから CLI を使用して、クラスタのメンバーまたは個別のスイッチとしてスイッチを設定します。Catalyst 2960 スイッチでの CLI の使用方法については、Cisco.com にある『 Catalyst 2960 Switch Software Configuration Guide』および『 Catalyst 2960 Switch Command Reference 』を参照してください。

Cisco View アプリケーションなどの SNMP(簡易ネットワーク管理プロトコル)アプリケーションを起動します。