Catalyst 2960-S スイッチ ハードウェア インストレーション ガイド
スイッチの設置
スイッチの設置
発行日;2013/04/04 | 英語版ドキュメント(2012/08/31 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 4MB) | フィードバック

目次

スイッチの設置

準備

安全上の警告

設置に関する注意事項

梱包内容

工具および機器

スイッチ動作の確認

スイッチ スタックのプランニング

スタックに関する注意事項

FlexStack モジュールの取り付け

スタックのケーブル接続

スタックの帯域幅およびスタックの区分の例

スイッチ スタックの電源投入シーケンス

スイッチの設置

ラックへの設置

ラックマウント ブラケットの取り付け

ラックへの取り付け

壁面への設置

壁面マウント用ブラケットの取り付け

RPS コネクタ カバーの取り付け

壁面への設置

卓上または棚へのスイッチの設置

スイッチのインストレーション後の作業

FlexStack ケーブルの接続

電源コード保持具の設置(任意)

SFP および SFP+ モジュールの取り付け

SFP または SFP+ モジュールの取り付け

SFP または SFP+ モジュールの取り外し

SFP および SFP+ モジュールへの接続

光ファイバ SFP および SFP+ モジュールへの接続

1000BASE-T SFP への接続

10/100 および 10/100/1000 PoE+ ポートの接続

10/100 および 10/100/1000 ポートの接続

次の作業

スイッチの設置

この章の内容は次のとおりです。次の順番で手順を進めてください。

「準備」

「スイッチ スタックのプランニング」

「スイッチの設置」

「FlexStack ケーブルの接続」

「電源コード保持具の設置(任意)」

「SFP および SFP+ モジュールの取り付け」

「SFP および SFP+ モジュールへの接続」

「10/100 および 10/100/1000 PoE+ ポートの接続」

「10/100 および 10/100/1000 ポートの接続」

スイッチの初期設定、スイッチの IP アドレスの割り当て、および電源情報については、Cisco.com にあるスイッチのクイック スタート ガイドを参照してください。

準備

「安全上の警告」

「設置に関する注意事項」

「梱包内容」

「工具および機器」

安全上の警告

ここでは、設置の基本的な注意事項と警告事項について説明します。インストレーション手順を開始する前に、ここに記載されている内容をお読みください。警告の各国語版は、Documentation CD-ROM に収録の『 Regulatory Compliance and Safety Information for the Catalyst 2960 and 2960-S Switches 』に記載されています。これは Cisco.com で参照することもできます。


警告 他の装置の上にシャーシを積み重ねないでください。シャーシが落下すると、大けがをしたり、装置が損傷したりすることがあります。ステートメント 48



警告 セントラル オフィス環境で使用するイーサネット ケーブルにはシールドが必要です。ステートメント 171



警告 冗長電源システム(RPS)がスイッチに接続されていない場合、スイッチの裏側に RPS コネクタ カバーを取り付けてください。ステートメント 265



警告 次の Cisco RPS モデルのみを RPS レセプタクルに接続します。
PWR-RPS2300 ステートメント 370



警告 壁面への設置手順をよく読んでから、設置を開始してください。適切なハードウェアを使用しなかった場合、または、正しい手順に従わなかった場合は、人体に危険が及んだり、システムが破損したりする可能性があります。ステートメント 378



警告 設置手順を読んでから、システムを電源に接続してください。ステートメント 1004



警告 ラックへのユニットの設置や、ラック内のユニットの保守作業を行う場合は、負傷事故を防ぐため、システムが安定した状態で置かれていることを十分に確認してください。安全を確保するために、次のガイドラインを守ってください。
- ラックに設置する装置が 1 台だけの場合は、ラックの一番下に取り付けます。
- ラックに複数の装置を設置する場合は、最も重い装置を一番下に設置して、下から順番に取り付けます。
- ラックにスタビライザが付いている場合は、スタビライザを取り付けてから、ラックにスイッチを設置したり、ラック内のスイッチを保守してください。ステートメント 1006



警告 クラス 1 レーザー製品です。ステートメント 1008



警告 この装置は、立ち入りが制限された場所への設置が想定されています。立ち入りが制限された場所とは、特殊なツール、ロックおよびキー、または他のセキュリティ手段を使用しないと入室できない場所を意味します。ステートメント 1017



警告 この装置は、アースさせる必要があります。絶対にアース導体を破損させたり、アース線が正しく取り付けられていない装置を稼働させたりしないでください。アースが適切かどうかがはっきりしない場合には、電気検査機関または電気技術者に確認してください。ステートメント 1024



警告 この装置には複数の電源装置接続が存在する場合があります。すべての接続を取り外し、装置の電源を遮断する必要があります。ステートメント 1028



警告 この装置の設置、交換、または保守は、訓練を受けた相応の資格のある人が行ってください。ステートメント 1030



警告 本製品の最終処分は、各国のすべての法律および規制に従って行ってください。ステートメント 1040



警告 この装置が設置された建物の外部の接続に関しては、集積回路保護が施された、認定されたネットワーク終端装置を通して、10/100/1000 イーサネット ポートに接続する必要があります。ステートメント 1044



警告 スイッチの過熱を防止するために、周囲温度が推奨されている最高温度の 113 °F(45 °C)を超える環境では使用しないでください。ステートメント 1047



警告 「危険」の意味です。人身事故を予防するための注意事項が記述されています。機器の取り扱い作業を行うときは、電気回路の危険性に注意し、一般的な事故防止対策に留意してください。警告の各国語版については、各警告文の末尾に提示されている番号をもとに、この機器に付属している各国語で記述された安全上の警告を参照してください。ステートメント 1071



警告 絶縁されていない金属接点、導体、または端子を Power over Ethernet(PoE)回路の相互接続に使用すると、電圧によって感電事故が発生することがあります。危険性を認識しているユーザまたは保守担当者だけに立ち入りが制限された場所を除いて、このような相互接続方式を使用しないでください。立ち入りが制限された場所とは、特殊な工具、錠と鍵、またはその他のセキュリティ手段を使用しないと入れない場所を意味します。ステートメント 1072



警告 スイッチ内部にはユーザが保守できる部品はありません。筐体を開けないでください。ステートメント 1073



警告 装置は地域および国の電気規則に従って設置する必要があります。ステートメント 1074



警告 通気の妨げにならないように、通気口の周囲に少なくとも次の隙間を確保してください。
3 インチ(7.6 cm) ステートメント 1076


設置に関する注意事項

スイッチの設置場所を決める場合は、次の注意事項が守られていることを確認してください。

スイッチの前面パネルおよび背面パネルに対しては、次の条件を満たすようにスペースを確保すること

前面パネルの LED が見やすいこと。

ポートに無理なくケーブルを接続できること。

AC 電源コードが AC 電源コンセントからスイッチの背面パネル上のコネクタに届く。

ラックの背面に、StackWise ケーブルをスタック構成のスイッチに接続したり、オプションの Cisco Redundant Power Supply(RPS)2300 を接続するための十分な余裕があること。

ケーブルがラジオ、電源コード、蛍光灯などの電気ノイズ源から離れていること。ケーブルは、損傷を与える可能性のある装置から必ず十分に離してください。

スイッチの周囲や通気口のエアーフローが妨げられないこと。

装置周辺の温度が 113 °F(45 °C)を超えないこと。閉じたラックまたはマルチラックにスイッチを設置する場合は、周辺温度が室温より高くなることがあります。動作環境が 付録 A「技術仕様」 に記載されている範囲内に該当していること。

スイッチの周辺湿度が 85% を超えないこと。

設置場所の標高が 10,000 フィート(3,049 m)を超えないこと。

10/100 および 10/100/1000 固定ポートの場合、スイッチから接続先装置までの最大ケーブル長は 328 フィート(100 m)です。

SFP モジュール接続のケーブル長については、「ケーブルおよびアダプタ」を参照してください。

ファンやブロワーなどの冷却機構は、埃やその他の粒子が吸い込まれ、シャーシ内に汚れが蓄積し、システムの故障の原因となることがあります。この装置は、できるだけ埃や導電性の異物(建設作業などによる金属薄片など)のない環境に設置する必要があります。

梱包内容

梱包内容は、スイッチのクイック スタート ガイドに記載されています。欠落または破損している製品がある場合には、シスコの担当者か購入された代理店に連絡してください。

工具および機器

次の工具と機器を用意します。

スイッチをラックに搭載する場合は、No. 2 プラス ドライバ。

スタック モジュール カバーを取り外すためのマイナス ドライバ(該当する場合)。

スイッチ動作の確認

ラック、壁面、卓上、または棚にスイッチを設置する前に、スイッチに電源を投入し、POST が正常に実行されることを確認します。

スイッチに電源を供給するには、AC 電源コードの一端をスイッチの AC 電源コネクタに接続し、もう一端を AC 電源コンセントに接続します。

スイッチの電源を入れると、POST が開始され、スイッチの正常動作を確認するためのテストが実行されます。テスト中に LED が点滅することがあります。POST は約 1 分で終了します。スイッチが POST を開始すると、システム、RPS、ステータス、デュプレックス、および速度の各 LED がグリーンに点灯します。システム LED はグリーンに点滅し、その他の LED はグリーンに点灯したままです。

スイッチで POST が正常に終了すると、システム LED がグリーンに点灯したままになります。RPS LED はしばらくの間グリーンに点灯した後、やがてスイッチの動作状態を反映します。その他の LED は、いったん消灯してからスイッチの動作状態を表します。スイッチが POST に失敗すると、システム LED はオレンジに点灯します。

POST のエラーはほとんどの場合、回復不可能な障害です。スイッチが POST に失敗する場合は、シスコ テクニカル サポートに連絡してください。

POST が正常に完了したら、スイッチから電源コードを取り外します。スイッチをラック、壁面、卓上、または棚に設置します(「スイッチの設置」の説明を参照)。

RPS が設定されている場合は、スイッチと RPS を別々の AC 電源に接続してください。詳細については、Cisco RPS のマニュアルを参照してください。


) スイッチに RPS を接続する場合は、RPS をスタンバイ モードにします。正常動作時に RPS をアクティブ モードに設定します。



警告 RPS レセプタクルには次の Cisco RPS モデルだけを接続してください。PWR-RPS2300 = ステートメント 370


スイッチ スタックのプランニング


) ここで説明する情報は、Catalyst 2960-S スタック対応スイッチだけに適用されます。


スタックに関する注意事項

スイッチ スタック内には Catalyst 2960-S スイッチだけを接続します。Catalyst 2960-S は、Catalyst 2975、3550、3560、または 3750 スイッチなどの他のスイッチと積み重ねて設置できません。

最大で 4 台のスイッチをスタックできます。

FlexStack モジュールおよび FlexStack ケーブルを取り付けます。これらは、シスコの営業担当者に C2960S-STACK= として発注できます。


) FlexStack モジュールはホットスワップ可能であり、スイッチの電源が入っているときに挿入できます。


適切なケーブルを、シスコの営業担当者に発注してください。FlexStack ケーブルの長さは、コンフィギュレーションによって異なります。以下に、使用可能な各サイズを示します。

CAB-STK-E-0.5M=(0.5 m ケーブル)

CAB-STK-E-1M=(1 m ケーブル)

CAB-STK-E-3M=(3 m ケーブル)

スイッチの背面パネルとラックの背面に手が届くようにします。

FlexStack モジュールの取り付け


ステップ 1 マイナス ドライバを使用して、スイッチ背面パネルにある FlexStack モジュールのブランク カバーを取り外します。

図 2-1 ブランク カバーの取り外し

 

ステップ 2 FlexStack モジュールの両端を持って、モジュール スロットに差し込みます。正しい位置にはめ込まれるまで、モジュールを完全に押し込みます。

図 2-2 FlexStack モジュールの挿入

 

ステップ 3 モジュールの両側のネジをしっかりと固定します。

図 2-3 FlexStack の固定

 


) ネジは指で締め付けて、締めすぎないように注意してください。



 

スタックのケーブル接続

図 2-5 および図 2-6 に、垂直ラックまたは卓上にスタックされたスイッチを示します。この方法では、接続の冗長性が確保されています。

図 2-4 0.5 m の FlexStack ケーブルを使用したスイッチのスタック

 

図 2-5 0.5 m および 3 m の FlexStack ケーブルを使用したスイッチのスタック

 

スタックの帯域幅およびスタックの区分の例

に、接続の冗長性が確保された全帯域幅を使用できるスタックを示します。

図 2-6 全帯域幅の接続を使用できるスタック

 

に、ケーブル接続が不完全なスタックを示します。このようなスタックでは、帯域幅を半分しか使用できません。また、接続の冗長性も確保されません。

図 2-7 使用できる帯域幅が半分になるスタック

 

図 2-8 に、リンク B で不良の FlexStack ケーブルを使用したスタックを示します。このようなスタックでは、帯域幅を半分しか使用できません。また、接続の冗長性も確保されません。

図 2-8 フェールオーバー条件のスタック

 

図 2-9 に、リンク B が不良のスタックを示します。このスタックは、2 つのスタックに区分され、スイッチ 1 とスイッチ 3 がスタック マスターになります。

図 2-9 フェールオーバー条件で区分されたスタック

 

スイッチ スタックの電源投入シーケンス

スタック内のスイッチに電源を投入する前に、次の注意事項を確認してください。

スイッチに最初に電源を投入するシーケンスは、スタック マスターになるスイッチに影響を及ぼします。

特定のスイッチをスタック マスターにしたい場合は、最初にそのスイッチに電源を投入します。これにより、そのスイッチがスタック マスターとして設定され、次回選択が行われるまでそのままスタック マスターとして機能します。その後 2 分経過してから、その他のスタック スイッチに電源を投入します。

スタック マスターにしたいスイッチが特にない場合は、1 分以内にスタック内のすべてのスイッチに電源を投入します。これらのスイッチは、スタック マスターの候補となります。1 分経過してから電源が投入されたスイッチは、スタック マスターの選択対象から外されます。

既存のスイッチ スタックに対してスイッチの追加や取り外しを行う場合は、その前に対象スイッチの電源をオフにします。

スタック マスターの再選択が生じる条件、または手動でスタック マスターを選ぶ方法については、Cisco.com にあるスイッチのソフトウェア コンフィギュレーション ガイドの「Managing Switch Stacks」の章を参照してください。

スイッチの設置

「ラックへの設置」

「壁面への設置」

「卓上または棚へのスイッチの設置」

「スイッチのインストレーション後の作業」

ラックへの設置

19 インチ ラック以外にスイッチを設置する場合は、スイッチの付属品ではないブラケット キットが必要です。図 2-10 に、標準の 19 インチ用ブラケットと ETSI マウント ブラケットを示します。ETSI ブラケットは、シスコの営業担当者に 700-19781XX として発注できます。


警告 ラックへのユニットの設置や、ラック内のユニットの保守作業を行う場合は、負傷事故を防ぐため、システムが安定した状態で置かれていることを十分に確認してください。安全を確保するために、次のガイドラインを守ってください。
- ラックに設置する装置が 1 台だけの場合は、ラックの一番下に取り付けます。
- ラックに複数の装置を設置する場合は、最も重い装置を一番下に設置して、下から順番に取り付けます。
- ラックにスタビライザが付いている場合は、スタビライザを取り付けてから、ラックにスイッチを設置したり、ラック内のスイッチを保守してください。ステートメント 1006


図 2-10 ラックマウント ブラケット

 

ラックマウント ブラケットの取り付け

スイッチをラックに設置する場合は、マウント ブラケットが取り付けられるように、最初にスイッチのシャーシのネジを取り外す必要があります。


) リアマウントの位置にブラケットを取り付ける場合は、ネジを取り外す必要はありません。


図 2-11 スイッチからのネジの取り外し

 

4 本のフラットヘッド ネジを使用して、ブラケットの長い面をスイッチの両側にそれぞれ取り付けます(図 2-12)。

図 2-12 19 インチ ラック用ブラケットの取り付け

 

 

1

フロントマウントの位置

3

ミッドマウントの位置

2

No.8 フラットヘッド ネジ(48-0655-01)

4

リアマウントの位置

ラックへの取り付け

ブラケットを取り付けたら、4 本の付属の小ネジを使用して、ブラケットをラックに取り付けます(図 2-13)。ブラックの小ネジを使用して、左右いずれかのブラケットにケーブル ガイドを取り付けます。

スイッチのインストレーションが完了したら、スイッチの設定の詳細について「スイッチのインストレーション後の作業」を参照してください。

図 2-13 ラックへの取り付け

 

 

1

ケーブル ガイド

4

No.12 なべネジ(48-0523-01)

2

小ネジ、黒(48-0654-01)

5

ミッドマウントの位置

3

フロントマウントの位置

6

リアマウントの位置

壁面への設置

「壁面マウント用ブラケットの取り付け」

「RPS コネクタ カバーの取り付け」

「壁面への設置」


警告 壁面への設置手順をよく読んでから、設置を開始してください。適切なハードウェアを使用しなかった場合、または、正しい手順に従わなかった場合は、人体に危険が及んだり、システムが破損したりする可能性があります。ステートメント 378


壁面マウント用ブラケットの取り付け

図 2-14 は、スイッチの片側に 19 インチ ブラケットを取り付ける方法を示しています。同じ手順で、スイッチの反対側にもブラケットを取り付けます。

図 2-14 壁面に設置する場合の 19 インチ ブラケットの取り付け

 

1

トラスヘッド ネジ(48-0656-01)

RPS コネクタ カバーの取り付け


) Catalyst 2960S-F48FPS-L、2960S-F48LPS-L、2960S-F24PS-L、2960S-F48TS-L、2960S-F24TS-L、2960S-F48TS-S および 2960S-F24TS-S スイッチには、RPS コネクタがなく、カバーは必要ではありません。これらのモデルは RPS をサポートしていません。


スイッチに RPS を使用していない場合は、2 本のなべネジを使用して、RPS コネクタ カバーをスイッチの裏側に取り付けます(図 2-15)。


警告 RPS がスイッチに接続されていない場合は、スイッチの裏側に RPS コネクタ カバーを取り付けてください。ステートメント 265


図 2-15 RPS コネクタ カバーの取り付け

 

1

なべネジ(48-0482-01)

3

RPS コネクタ

2

RPS コネクタ カバー

壁面への設置

スイッチおよびケーブルを確実に支えるために、スイッチを壁面の間柱、または固定した合板の背板にしっかりと取り付けてください。スイッチは、前面パネルが上向きまたは下向きになるよう取り付けます(図 2-16)。

図 2-16 壁面への設置

 

1

ユーザ側で用意したネジ

スイッチのインストレーションが完了したら、スイッチの設定の詳細について「スイッチのインストレーション後の作業」を参照してください。

卓上または棚へのスイッチの設置

スイッチを卓上または棚に設置する場合は、マウントキットの中からゴム製の脚が付いた粘着ストリップを取り出します。シャーシ底面のくぼみにゴム製の脚を 4 つ取り付けます。AC 電源近くの卓上または棚にスイッチを置きます。

スイッチのインストレーションが完了したら、スイッチの設定の詳細について「スイッチのインストレーション後の作業」を参照してください。

スイッチのインストレーション後の作業

Express Setup を実行してスイッチの初期設定を開始し、スイッチの設定を行います。スイッチのクイック スタート ガイドの「関連資料」を参照して参照してください。

CLI セットアップ プログラムを使用して、スイッチの初期設定を開始します。 付録 C「CLI ベースのセットアップ プログラムによるスイッチの設定」 を参照してください。

スタック ポートに接続します。「FlexStack ケーブルの接続」を参照してください。

電源コード保持具を設置します(任意)。「電源コード保持具の設置(任意)」を参照してください。

前面パネルのポートに接続します。「SFP および SFP+ モジュールの取り付け」「10/100 および 10/100/1000 PoE+ ポートの接続」、および「10/100 および 10/100/1000 ポートの接続」を参照してください。


 

FlexStack ケーブルの接続

スイッチの相互接続には、必ずシスコ認定の FlexStack ケーブルを使用してください。


) スイッチ スタック内には Catalyst 2960-S スイッチだけを接続します。



ステップ 1 FlexStack ケーブルからダスト カバーを取り外し、後で使用できるように保管しておきます。

図 2-17 FlexStack ケーブルの接続

 

 

ステップ 2 FlexStack ケーブルの一端を最初のスイッチのスタック ポートに差し込みます。ケーブルのもう一端を別のスイッチのスタック ポートに差し込みます。正しい位置にはめ込まれるまで、ケーブルを完全に差し込んでください。


) FlexStack ケーブルを STACK 1 ポートに接続する場合は、タブをコネクタの上に向けます。FlexStack ケーブルを STACK 2 ポートに接続する場合は、タブをコネクタの下に向けます。



 

FlexStack ケーブルを取り外すには、ケーブル コネクタのタブをつかんで、まっすぐにゆっくり引きだします。FlexStack ケーブルをコネクタから取り外したら、ダスト カバーを取り付けて、コネクタを埃から保護してください。


注意 FlexStack ケーブルの取り外しや取り付けを行うと、ケーブルの耐用期間が短くなる可能性があります。必要な場合以外には、ケーブルの取り外しや取り付けを行わないようにしてください。

電源コード保持具の設置(任意)

電源コード保持具(部品番号 PWR-CLP=)はオプションです。スイッチの注文時に同時にご注文いただくか、スイッチ購入後にシスコ代理店にご注文ください。


ステップ 1 電源コードの太さに基づいて電源コード保持具のスリーブ サイズを選択します。サイズが小さいほうのスリーブははめ込み式で、細いコードに使用します。図 2-21を参照してください。

ステップ 2 保持具に AC 電源コードを通し、スイッチ上のループに保持具の先端を通します。図 2-18を参照してください。

図 2-18 針状のループによる保持具の差し込み方

 

1

AC 電源コード

3

細い電源コード用のスリーブ

2

電源コード保持具

4

Loop

ステップ 3 保持具の先端を最初のラッチに通します。図 2-19 を参照してください。

図 2-19 ラッチへの保持具の通し方

 

1

AC 電源コード

3

ラッチ

2

細い電源コード用の小型スリーブ

ステップ 4 保持具の先端をもう 1 つのラッチに通して固定します。図 2-20 を参照してください。

図 2-20 保持具の固定

 

1

AC 電源コード

3

ラッチ

2

細い電源コード用のスリーブ

ステップ 5 (任意)細い電源コードには小型スリーブを使用します。細いコードに小型スリーブを使用すると、高い安定性が得られます。スリーブを取り出し、電源コードにはめ込みます。図 2-21 を参照してください。

図 2-21 電源コードにはめ込んだスリーブ

 

1

細い電源コード用のスリーブ

2

AC 電源コード

ステップ 6 保持具を押し込んで AC 電源コードを固定します。図 2-22 を参照してください。

図 2-22 保持具への電源コードの固定

 

SFP および SFP+ モジュールの取り付け

スイッチ モジュールによっては、SFP モジュール、SFP+ モジュール、またはその両方がサポートされています。 SFP スロットでは SFP モジュールだけがサポートされます。 SFP+ スロットとマークされたスロットでは、SFP モジュールと SFP+ モジュールの両方がサポートされます。

サポートする SFP モジュールの一覧は、「SFP および SFP+ モジュール スロット」および Cisco.com にあるスイッチのリリース ノートを参照してください。スイッチには、シスコ製 SFP モジュールだけを使用してください。各シスコ製モジュールには、セキュリティ情報が符号化されたシリアル EEPROM が組み込まれています。この符号化によって、シスコはそのモジュールがスイッチの要件を満たしているかどうかを識別し、検証できます。

SFP モジュールの取り付け、取り外し、ケーブル接続、およびトラブルシューティングについては、装置に付属しているモジュールのマニュアルを参照してください。モジュールのケーブル仕様については、 付録 B「コネクタおよびケーブルの仕様」 を参照してください。

SFP または SFP+ モジュールの取り付け

SFP モジュールまたは SFP+ モジュールを取り付けるには、次の注意事項に従ってください。

モジュール ポートの埃よけプラグ、または光ファイバ ケーブルのゴム製キャップは、ケーブルを接続する準備が整うまでは取り外さないでください。これらのプラグおよびキャップは、モジュール ポートやケーブルを汚れや周辺光から保護する役割を果たします。

SFP モジュールや SFP+ モジュールの取り外しや取り付けを行うと、モジュールの耐用期間が短くなる可能性があります。必要な場合以外は、SFP モジュールの着脱を行わないようにしてください。

静電破壊を防ぐため、ケーブルをスイッチや他の装置に接続する場合は、ボードおよびコンポーネントを正しい手順で取り扱うようにしてください。


ステップ 1 静電気防止用リスト ストラップを手首に巻き、ストラップの機器側を塗装されていない金属面に取り付けます。

ステップ 2 モジュール上部で送信(TX)および受信(RX)マークを探します。

SFP モジュールまたは SFP+ モジュールによっては、送信と受信(TX と RX)の印の代わりに、接続の方向(TX か RX か)を示す矢印が付いている場合もあります。

ステップ 3 ベールクラスプ ラッチ付きのモジュールの場合は、ロック解除の位置までラッチを開きます。

ステップ 4 モジュールをスロットの開口部に合わせて、コネクタをスロットの奥にはめ込みます。

ステップ 5 ベールクラスプ ラッチ付きのモジュールの場合は、ラッチを閉じます。

ステップ 6 光ファイバ SFP または SFP+ モジュールの場合は、埃よけプラグを取り外して保管しておきます。

ステップ 7 SFP ケーブルを接続します。

図 2-23 SFP モジュールの装着

 


 

SFP または SFP+ モジュールの取り外し


ステップ 1 静電気防止用リスト ストラップを手首に巻き、ストラップの機器側を塗装されていない金属面に取り付けます。

ステップ 2 SFP モジュールからケーブルを取り外します。ケーブル コネクタ プラグを再び取り付ける際には、送信(TX)と受信(RX)を間違えないように注意してください。

ステップ 3 光インターフェイスを清潔に保つために、SFP モジュールまたは SFP+ モジュールの光ポートにダスト プラグを取り付けます。

ステップ 4 ベールクラスプ ラッチ付きのモジュールの場合は、ベールを下げて、モジュールを取り外します。ラッチが手の届きにくい場所にあり、指でラッチを解除できない場合には、小型マイナス ドライバなどの細長い工具を使用してラッチを解除します。

ステップ 5 SFP または SFP+ モジュールを持ち、モジュール スロットからゆっくりと引き出します。

ステップ 6 モジュールは、静電気防止用袋などの保護容器に保管します。


 

SFP および SFP+ モジュールへの接続

光ファイバ SFP モジュールへの接続方法については、「光ファイバ SFP および SFP+ モジュールへの接続」を参照してください。銅線 1000BASE-T SFP モジュールへの接続方法については、「1000BASE-T SFP への接続」を参照してください。

SFP モジュールの取り付けおよび取り外し手順については、「SFP および SFP+ モジュールの取り付け」を参照してください。

光ファイバ SFP および SFP+ モジュールへの接続


警告 クラス 1 レーザー製品です。ステートメント 1008



注意 SFP モジュールまたは SFP+ モジュールのポートのゴム製プラグ、または光ファイバ ケーブルのゴム製キャップは、ケーブルを接続する準備が整うまでは取り外さないでください。これらのプラグおよびキャップは、SFP モジュール ポートおよびケーブルを汚れや周辺光から保護する役割を果たします。
SFP モジュールへの接続を行う前に、 「設置に関する注意事項」 および 「SFP および SFP+ モジュール スロット」を参照し、ポートおよびケーブル接続に関する規定を確認してください。SFP モジュールの LC については、付録 B「コネクタおよびケーブルの仕様」を参照してください。


ステップ 1 モジュール ポートと光ファイバ ケーブルからゴム製プラグを取り外し、再使用できるように保管しておきます。

ステップ 2 光ファイバ ケーブルの一端を、SFP または SFP+ モジュールのポートに取り付けます(図 2-24 を参照)。

図 2-24 光ファイバ SFP モジュール ポートへの接続

 

1

LC コネクタ

ステップ 3 ケーブルのもう一端を、接続先装置の光ファイバ レセプタクルに取り付けます。

ステップ 4 ポート ステータス LED を確認します。

スイッチと接続先装置がリンクを確立すると、LED はグリーンに点灯します。

STP がネットワーク トポロジを検出し、ループの有無を確認している間、LED はオレンジに点灯します。このプロセスには 30 秒ほどかかり、その後、ポート LED はグリーンに点灯します。

ポート LED が点灯しない場合、接続先装置が起動していない、ケーブルに問題がある、接続先装置のアダプタに問題があるといった理由が考えられます。ケーブルに関する問題の解決方法については、「トラブルシューティング」を参照してください。

ステップ 5 必要に応じて、スイッチまたは接続先装置を再設定し、再起動します。


 

1000BASE-T SFP への接続


注意 静電破壊を防ぐために、基板およびコンポーネントの取り扱い手順に従ってください。


ステップ 1 ケーブルの一端を SFP モジュール ポートに接続します(図 2-25 を参照)。サーバ、ワークステーション、およびルータに接続する場合は、ストレートの 4 ツイストペア ケーブルを使用します。スイッチまたはリピータに接続する場合は、クロスの 4 ツイストペア ケーブルを使用します。

1000BASE-T 装置に接続する場合は、必ずカテゴリ 5 以上の 4 ツイストペア ケーブルを使用してください。


Automatic Medium-Dependent Interface crossover(Auto-MDIX)機能はデフォルトでイネーブルになっています。この機能の設定については、Cisco.com にあるスイッチのソフトウェア コンフィギュレーション ガイドまたはスイッチのコマンド リファレンスを参照してください。


図 2-25 1000BASE-T SFP モジュールへの接続

1

RJ-45 コネクタ

ステップ 2 接続先装置の RJ-45 コネクタに、ケーブルのもう一方の端を接続します。

ステップ 3 ポート ステータス LED を確認します。

スイッチと他の装置がリンクを確立すると、LED はグリーンに点灯します。

STP がネットワーク トポロジを検出し、ループの有無を確認している間、LED はオレンジに点灯します。このプロセスには 30 秒ほどかかり、その後、ポート LED はグリーンに点灯します。

LED が消灯している場合は、他の装置がオンになっていないか、ケーブルに問題があるか、または他の装置のアダプタに問題がある可能性があります。ケーブルに関する問題の解決方法については、「トラブルシューティング」を参照してください。

ステップ 4 必要に応じて、スイッチまたは他方の装置を再設定し、再起動します。


 

10/100 および 10/100/1000 PoE+ ポートの接続

ケーブルとコネクタについては、「10/100 PoE+ ポート」および「10/100/1000 PoE+ ポート」を参照してください。

各ポートは、IEEE 802.3af に準拠した装置をサポートする PoE 機能を備えており、Cisco IP Phone や Cisco Aironet アクセス ポイントをサポートするシスコ独自規格の PoE 機能も備えています。

IP Phone またはアクセス ポイントを接続するとき、各ポートが自動的に電力を供給するかどうかを個別に制御することができます。

最新の PoE プランニング ツールにアクセスするには、Cisco.com の次の URL から入手できる Cisco Power Calculator を利用してください。

http://tools.cisco.com/cpc/launch.jsp

このアプリケーションを利用することで、特定の PoE 構成の電源要件を計算することができます。計算結果には、出力電流、出力電力、およびシステムの熱放散が表示されます。


警告 絶縁されていない金属接点、導体、または端子を Power over Ethernet(PoE)回路の相互接続に使用すると、電圧によって感電事故が発生することがあります。危険性を認識しているユーザまたは保守担当者だけに立ち入りが制限された場所を除いて、このような相互接続方式を使用しないでください。立ち入りが制限された場所とは、特殊な工具、錠と鍵、またはその他のセキュリティ手段を使用しないと入れない場所を意味します。ステートメント 1072



注意 カテゴリ 5e およびカテゴリ 6 のケーブルには、高レベルの静電気が蓄積されることがあります。必ずケーブルを適切かつ安全な方法でアースしてから、スイッチや他の装置に接続してください。


ステップ 1 ケーブル( 表 2-1 )の一端をスイッチの PoE ポートに接続します。

ステップ 2 接続先装置の RJ-45 コネクタに、ケーブルのもう一方の端を接続します。両方の装置間でリンクが確立されると、ポート LED が点灯します。

STP がトポロジを検出し、ループの有無を確認している間、ポート LED はオレンジに点灯します。このプロセスには 30 秒ほどかかり、その後、ポート LED はグリーンに点灯します。LED が消灯している場合は、他の装置がオンになっていないか、ケーブルに問題があるか、または他の装置のアダプタに問題がある可能性があります。ケーブルに関する問題の解決方法については、「トラブルシューティング」を参照してください。


注意 不適合なケーブル配線または装置が原因で、PoE ポートに障害が発生している可能性があります。必ず規格に適合したケーブル配線で、シスコ独自規格の IP Phone およびワイヤレス アクセス ポイント、または IEEE 802.3af に準拠した装置に接続してください。PoE 障害の原因となっているケーブルや装置は取り外す必要があります。

ステップ 3 必要に応じて、接続先装置を再設定してから再起動します。

ステップ 4 ステップ 1 ~ 3 を繰り返して、各装置を接続します。


 


) IEEE 802.3af をフル サポートしていない Cisco IP Phone やアクセス ポイントなど、レガシー装置の多くは、クロス ケーブルでスイッチに接続すると PoE をサポートしない場合があります。


スイッチの自動ネゴシエーション機能と Auto-MDIX 機能は、デフォルトでイネーブルになっています。

自動ネゴシエーション機能を利用すると、接続先装置の速度で動作するようにスイッチ ポートの設定が変化します。接続先の装置が自動ネゴシエーションをサポートしていない場合は、スイッチ インターフェイスの速度とデュプレックスのパラメータを手動で設定できます。

Auto-MDIX 機能を利用するとスイッチで銅線イーサネット接続に必要なケーブル タイプが検出され、それに応じてインターフェイスが設定されます。Auto-MDIX 機能がディセーブルになっている場合は、 表 2-1 に従って適切なケーブルを選択してください。

ピン割り当てについては、「ケーブルおよびアダプタ」を参照してください。

 

表 2-1 推奨イーサネット ケーブル(Auto-MDIX がディセーブルの場合)

デバイス
クロス ケーブル1
ストレート ケーブル 1

スイッチとスイッチ

Yes

No

スイッチとハブ

Yes

No

スイッチとコンピュータまたはサーバ

No

Yes

スイッチとルータ

No

Yes

スイッチと IP Phone

No

Yes

1.100BASE-TX と 1000BASE-T のトラフィックでは、カテゴリ 5、カテゴリ 5e、またはカテゴリ 6 の 4 ツイスト ペア ケーブルが必要です。10BASE-T トラフィックでは、カテゴリ 3 またはカテゴリ 4 のケーブルを使用できます。

10/100 および 10/100/1000 ポートの接続

スイッチの 10/100 および 10/100/1000 ポートの設定は、接続先装置の速度で動作するように変更されます。接続先のポートが自動ネゴシエーションをサポートしていない場合は、速度およびデュプレックスのパラメータを手動で設定できます。自動ネゴシエーション機能のない装置または手動で速度とデュプレックスのパラメータが設定されている装置に接続すると、パフォーマンスの低下やリンク障害が発生することがあります。

最大限のパフォーマンスを実現するためには、次のいずれかの方法でイーサネット ポートを設定してください。

速度とデュプレックスの両方について、ポートに自動ネゴシエーションを実行させます。

接続の両側でインターフェイスの速度とデュプレックスに関するパラメータを設定します。

スイッチ 10/100 および 10/100/1000 ポートを他の装置に接続する際に正しいケーブルを選択するには、 表 2-1 のガイドラインを参照してください。ケーブルのピン割り当てについては、「コネクタおよびケーブルの仕様」を参照してください。

次の作業

スイッチの設定を変更するには、スイッチのデフォルト設定を使用するか、「管理オプション」に記載されているいずれかの管理オプションを使用できます。