スイッチ : Cisco Catalyst 2960 シリーズ スイッチ

Catalyst 2960 スイッチ スタートアップ ガイド(8 ポート スイッチ)(ライセンスおよび保証規定を含む)

スタートアップ ガイド
発行日;2013/07/16 | 英語版ドキュメント(2010/11/10 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

Catalyst 2960 スイッチ スタートアップ ガイド(8 ポート スイッチ)

このマニュアルについて

必要なコンポーネントの準備

Express Setup の実行に必要な機器(ユーザ側で用意するもの)

梱包内容

Express Setup の実行

PC の IP アドレスのリフレッシュ

スイッチの管理

デバイス マネージャの使用

Cisco Network Assistant のダウンロード

コマンドライン インターフェイス

その他の管理オプション

スイッチの設置

準備する工具

はじめる前に

設置に関する警告事項

デスクまたはシェルフへのスイッチの固定

マグネット パネルを使用したスイッチの取り付け

スイッチ ポートへの接続

10/100 および 10/100/1000 ポートへの接続

SFP モジュールの取り付けおよびポートへの接続

デュアルパーパス ポートへの接続

ポート接続の確認

問題が発生した場合

Express Setup のトラブルシューティング

スイッチのリセット

ヘルプへのオンライン アクセス

詳細情報

マニュアルの入手方法およびテクニカル サポート

シスコ製品(ハードウェア)に関する限定条件

スタートアップ ガイド

Catalyst 2960 スイッチ スタートアップ ガイド(8 ポート スイッチ)

(ライセンスおよび保証規定を含む)

 

このマニュアルについて

このマニュアルでは、Catalyst 2960-8TC、Catalyst 2960G-8TC、および Catalyst 2960PD-8TT-L スイッチ固有の情報について説明します。その他の Catalyst 2960 スイッチに関する情報については、Cisco.com で提供されている『 Catalyst 2960 Switch Hardware Installation Guide 』を参照してください。

このマニュアルでは、Express Setup を使用して Catalyst スイッチを設定する方法について説明します。また、スイッチ管理オプション、基本的な設置手順、ポートおよびモジュールの接続手順、電源接続手順、トラブルシューティング ヘルプも記載されています。

Catalyst 2960 スイッチの設置および設定情報の詳細については、Cisco.com で提供されている Catalyst 2960 のマニュアルを参照してください。また、システム要件、重要な注意事項、制限事項、未修正および修正済みのバグ、最終更新に含まれていない更新などについては、Cisco.com で提供されているリリース ノートを参照してください。

オンラインの資料を使用する場合は、スイッチで実行する Cisco IOS ソフトウェアのバージョンに対応するものを参照してください。ソフトウェアのバージョン情報を表示するには、 show version コマンドを使用します。

このマニュアルに記載されている警告の各国語版は、このマニュアルに付属している『 Regulatory Compliance and Safety Information for the Catalyst 2960 Switch 』に記載されています。

必要なコンポーネントの準備

手順は次のとおりです。

1. 出荷ボックスを開梱し、スイッチとアクセサリ キットを取り出します。

2. 梱包材を出荷用ボックスに戻し、後で使用する場合に備えて保管しておきます。

3. 「梱包内容」セクションに記載されている部品が揃っていることを確認します。欠品または損傷品が見つかった場合は、製品の購入代理店まで問い合わせてください。一部のスイッチ モデルには、記載されていない部品も含まれています。ご使用のスイッチが、次の図に示すモデルとは異なるモデルの場合もあります。

Express Setup の実行に必要な機器(ユーザ側で用意するもの)

お客様は、Express Setup を実行するために次の機器を用意する必要があります。

PC

イーサネット(カテゴリ 5)ストレート型ケーブル(下図)

 

梱包内容

 

1

Catalyst 2960 スイッチ

5

ゴム製の脚× 4

2

取り付けマグネット

6

マニュアル

3

ネジ用テンプレート

7

AC 電源コード(AC 電源スイッチのみ)

4

No.8 プラスなべネジ× 3

8

コンソール ケーブル

Express Setup の実行

スイッチの初回設定時は、Express Setup を使用して初期 IP 情報を入力します。これによって、スイッチをローカル ルータおよびインターネットに接続できるようになります。その後、その IP アドレスでスイッチにアクセスし、その他の設定を実行できるようになります。

Express Setup を実行する方法

 

ステップ 1

スイッチに何も接続されていないことを確認します。

Express Setup の実行中、スイッチは DHCP サーバとして動作します。PC に固定 IP アドレスが設定されている場合は、あらかじめ PC の設定を変更し、一時的に DHCP を使用する設定にしておきます。

ステップ 2

次の手順でスイッチに電源を投入します。

Catalyst 2960-8TC および 2960G-8TC スイッチ:スイッチの電源コネクタとアース付き AC 電源コンセントに AC 電源コードを接続します。

Catalyst 2960PD-8TT-L スイッチ:電源アダプタを使用するか、または Catalyst 3560 PoE スイッチなどの Power-over-Ethernet(PoE)スイッチから 10/100 または 10/100/1000 ポートに接続します。

ステップ 3

スイッチに電源を投入すると、スイッチは電源投入時自己診断テスト(POST)を開始します。POST ではスイッチが正常に機能していることを確認するテストが実行され、その間 LED が点滅します。

POST が完了するまで待機します。これには数分かかることがあります。

ステップ 4

POST が完了したことを確認します。POST が完了すると、SYST LED はグリーンに点灯したままになります。POST に失敗すると、SYST LED はオレンジに点灯します。

POST エラーは通常、修復不可能です。スイッチが POST にパスしなかった場合は、シスコのテクニカル サポート担当者までお問い合わせください。

ステップ 5

MODE ボタンを 3 秒間押し続けます。MODE ボタンの左にあるすべての LED がグリーンに点灯したら、MODE ボタンを放します。

ボタンを押すと MODE ボタンの左にある LED が点滅し始める場合は、MODE ボタンを放します。LED の点滅は、スイッチがすでに設定されていて、Express Setup モードにすることができないことを意味します。詳細については、「スイッチのリセット」を参照してください。

 

ステップ 6

スイッチが Express Setup モードになったことを確認します。この場合、MODE ボタンの左にあるすべての LED がグリーンに点灯します

ステップ 7

カテゴリ 5 のイーサネット ケーブルを、スイッチ前面パネルの 10/100 または 10/100/1000 イーサネット ポートに接続します。

ケーブルのもう一端を PC のイーサネット ポートに接続します。

 

ステップ 8

両方のイーサネット ポートの LED がグリーンに点灯していることを確認します。30 秒間待機します。

ステップ 9

PC で Web ブラウザを起動します。Web ブラウザで IP アドレス 10.0.0.1 を入力し、 Enter キーを押します。

 

Express Setup ページが表示されます。このページが表示されない場合は、「問題が発生した場合」を参照してください。エントリは、英語で表示されます。

 

ステップ 10

[Network Settings] のフィールドに、次の情報を入力します。

[Management Interface (VLAN ID)] フィールドのデフォルトは [1] です。スイッチを管理する管理インターフェイスを変更する場合に限り、新しい VLAN ID を入力します。VLAN ID の範囲は 1 ~ 1001 です。

[IP Address] フィールドにスイッチの IP アドレスを入力します。IP アドレスは、管理 VLAN にも割り当てられます。[IP Subnet Mask] フィールドでは、下向きの矢印をクリックして [IP Subnet Mask] を選択します。

[Default Gateway] フィールドに、デフォルト ゲートウェイ(ルータ)の IP アドレスを入力します。

[Switch Password] フィールドにパスワードを入力します。パスワードは、1 ~ 25 文字の英数字から成り、先頭文字を数字にすることもできます。ここでは大文字と小文字が識別されます。スペースを使用することもできますが、先頭と末尾には適用できません。[Confirm Switch Password] フィールドにもう一度パスワードを入力します。

ステップ 11

(任意)[Optional Settings] の情報は、この時点で入力することも、デバイス マネージャ インターフェイスを使用してあとから入力することもできます。

[Host Name] フィールドにスイッチの名前を入力します。ホスト名は 31 文字までです。スペースは使用できません。

[System Contact] フィールドにスイッチの担当者名を入力します。 [System Location] フィールドに、スイッチが設置されている配線クローゼット、階、またはビルを入力します。

コマンドライン インターフェイス(CLI)を使ってスイッチを管理するために Telnet を使用する場合は、[Telnet Access] フィールドで [Enable] をクリックします。Telnet アクセスをイネーブルにしたら、Telnet パスワードを入力する必要があります。

[Telnet Password] フィールドにパスワードを入力します。Telnet パスワードは、1 ~ 25 文字の英数字から成り、大文字と小文字が識別されます。スペースを使用することもできますが、先頭と末尾には適用できません。[Confirm Telnet Password] フィールドに Telnet パスワードを再入力します。

[SNMP] フィールドで [Enable] をクリックすると、簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP)がイネーブルになります。SNMP をイネーブルにするのは、CiscoWorks 2000 またはその他の SNMP ベースのネットワーク管理システムを使用してスイッチを管理する場合に限ります。

SNMP をイネーブルにする場合は、[SNMP Read Community] フィールドと [SNMP Write Community] フィールドの両方またはどちらか一方にコミュニティ ストリングを入力する必要があります。SNMP コミュニティ ストリングにより、MIB オブジェクトへのアクセスが認証されます。SNMP コミュニティ ストリングでは、スペースを使用できません。SNMP 読み取りコミュニティを設定すると、SNMP 情報にアクセスできるようになりますが、変更はできません。SNMP 書き込みコミュニティを設定すると、SNMP 情報にアクセスして変更できるようになります。

ステップ 12

[Submit] をクリックすると設定が保存されます。[Cancel] をクリックすると設定が解除されます。

[Submit] をクリックすると、スイッチが設定され、Express Setup モードは終了します。PC に警告メッセージが表示されて、スイッチの新しい IP アドレスによる接続が試行されます。PC と異なるサブネットの IP アドレスでスイッチを設定した場合は、PC とスイッチの間で接続ができなくなります。

ステップ 13

スイッチを PC から切り離して、スイッチをネットワークに設置します。スイッチの設定と管理については、「スイッチの管理」を参照してください。

Express Setup の再実行が必要な場合は、「スイッチのリセット」を参照してください。

PC の IP アドレスのリフレッシュ

Express Setup が完了したら、PC の IP アドレスをリフレッシュします。

動的に割り当てられる IP アドレスの場合は、PC をスイッチから切り離し、ネットワークに再接続します。ネットワークの DHCP サーバにより、新しい IP アドレスが PC に割り当てられます。

固定 IP アドレスが割り当てられている場合は、以前設定されていた IP アドレスに変更します。

スイッチの管理

Express Setup を完了してネットワークにスイッチを設置したら、ここで説明するデバイス マネージャ、Cisco Network Assistant、またはその他の管理オプションを使用してその他の設定を実行できます。

デバイス マネージャの使用

スイッチ メモリに組み込まれているデバイス マネージャを使ってスイッチを管理できます。これは、設定とモニタを迅速に行うことができる Web インターフェイスです。デバイス マネージャには、Web ブラウザを介して、ネットワーク上のどこからでもアクセスできます。

手順は次のとおりです。

1. PC またはワークステーションで Web ブラウザを起動します。

2. スイッチの IP アドレスを Web ブラウザに入力し、 Enter キーを押します。デバイス マネージャのページが表示されます。

3. デバイス マネージャを使用して、スイッチの基本的な設定とモニタリングを実行します。詳細については、デバイス マネージャのオンライン ヘルプを参照してください。

4. さらに詳細な設定をする場合は、次のセクションで説明する Cisco Network Assistant をインストールします。

Cisco Network Assistant のダウンロード

Cisco Network Assistant は、ユーザが Cisco.com からダウンロードして自分の PC で使用できる無料のソフトウェアです。Network Assistant では、スイッチ、スイッチ クラスタ、スイッチ スタック、ルータ、アクセス ポイントなど、複数のデバイスの設定とモニタリングを行う詳細オプションが提供されます。Network Assistant は無料であり、ダウンロード、インストール、使用にいっさい料金は発生しません。

手順は次のとおりです。

1. Web アドレス http://www.cisco.com/go/NetworkAssistant にアクセスします。

これには Cisco.com への登録が必要です(これ以外に必要なアクセス権限はありません)。

2. Network Assistant のインストーラを指定します。

3. Network Assistant のインストーラをダウンロードし、実行します (Web から直接実行するオプションがブラウザにある場合は、これを選択できます)。

4. 画面の指示に従ってインストーラを実行します。最終画面で [Finish] をクリックし、Network Assistant のインストールを完了します。

詳細については、Network Assistant のオンライン ヘルプおよび『Getting Started Guide』を参照してください。

コマンドライン インターフェイス

Cisco IOS コマンドおよびパラメータは CLI によって入力できます。CLI にアクセスするには、PC をスイッチのコンソール ポートに直接接続するか、リモート PC またはワークステーションからの Telnet セッションを経由します。

手順は次のとおりです。

1. 付属の RJ-45/DB-9 アダプタ ケーブルを、PC の 9 ピン シリアル ポートに接続します。ケーブルのもう一端をスイッチのコンソール ポートに接続します。

a. PC で端末エミュレーション プログラムを起動します。

a. PC の端末エミュレーション ソフトウェアを、9600 ボー、8 データ ビット、パリティなし、1 ストップ ビット、フロー制御なしに設定します。

a. CLI を使用してコマンドを入力し、スイッチを設定します。詳細については、ソフトウェア コンフィギュレーション ガイドおよびコマンド リファレンスを参照してください。

その他の管理オプション

CiscoWorks LAN Management Solution(LMS)や HP OpenView などの SNMP 管理アプリケーションを使用してスイッチを設定および管理できます。また、HP OpenView や SunNet Manager などのプラットフォームが稼働している SNMP 対応のワークステーションからスイッチを管理することもできます。

Cisco Configuration Engine は、スイッチのソフトウェアに組み込まれた CNS エージェントと連携するネットワーク管理デバイスです。Cisco Configuration Engine を使用して、スイッチの初期設定および設定更新を自動化できます。

サポート ドキュメンテーションのリストについては、「ヘルプへのオンライン アクセス」を参照してください。

スイッチの設置

ここでは、Catalyst 2960-8TC、Catalyst 2960G-8TC、および Catalyst 2960PD-8TT-L スイッチ固有の設置情報について説明します。その他の Catalyst 2960 スイッチに関する情報については、Cisco.com で提供されている『 Catalyst 2960 Switch Hardware Installation Guide 』を参照してください。このマニュアルには、すべての Catalyst 2960 スイッチ モデルの設置方法が記載されています。

このセクションでは、デスクマウント、シェルフマウント、およびマグネットマウントについて説明します。例として使用する図はすべて Catalyst 2960-8TC スイッチのものです。ラックや壁面へのスイッチの設置など、他の設置手順については、Cisco.com で提供されている『 Catalyst 2960 Switch Hardware Installation Guide 』を参照してください。

準備する工具

このスイッチを設置するには、次の工具が必要です。

No. 2 プラス ネジ用ドライバ

#27 のドリル用ビット(0.144 インチ(3.7 mm))のドリル

はじめる前に

スイッチの設置場所を決める場合は、次の注意事項に適合していることを確認してださい。

 

スイッチの周囲や通気口のエアーフローが妨げられないこと。


) 通気口の周囲に 3 インチ(7.6 cm)以上のスペースを確保することを強く推奨します。


スイッチ周辺の温度が 113 °F(45 °C)を超えないこと。

スイッチの周辺湿度が 85% を超えないこと。

設置場所の標高が 10,000 フィート(3,049 m)を超えないこと。

スイッチの上には何も置かないでください。

スイッチが最高温度 113 °F(45 °C)で稼働している場合や、スイッチを標準室温を超える環境(クローゼット、キャビネット、あるいは閉鎖型アセンブリまたはマルチラック アセンブリ内など)で使用している場合、スイッチの底部が熱くなる可能性があること。

スイッチをラックに設置する場合は、各スイッチ上に 1.75 インチ(4 cm)以上のスペースを確保すること。

スイッチをマグネットなしで平らな水平面に設置する場合は、スイッチにゴム製の脚を付けることを強く推奨します。取り付けることにより、通気が妨げられて過熱するのを防止できます。

スイッチを積み重ねたり、並べて設置する場合は、各スイッチの前面および背面、上面および底面、両側面にそれぞれ 3 インチ(7.6 cm)以上のスペースを確保してください。

スイッチは、前面パネルを上向きまたは横向きにして壁面マウントしないでください。エアーフローを妨げず、ケーブルを容易に扱えるように、前面パネルを下向きにして壁面マウントすることを推奨します。

スイッチの前面パネルおよび背面パネルに対しては、次の条件を満たすようにスペースを確保すること。

前面パネルの LED が見やすいこと。

ポートに無理なくケーブルを接続できること。

AC 電源コードが AC 電源コンセントからスイッチの背面パネル上のコネクタに届くこと。

ケーブルがラジオ、電源コード、蛍光灯などの電気ノイズ源から離れていること。

10/100 および 10/100/1000 ポートの場合、スイッチから接続先装置までのケーブル長が 328 フィート(100 m)を超えないこと。

Small Form-Factor Pluggable(SFP)モジュールのケーブル長については、モジュールに付属のマニュアルを参照してください。

設置に関する警告事項

ここでは、基本的な設置に関する警告事項について説明します。警告の各国語版は、スイッチに付属の『 Regulatory Compliance and Safety Information for the Catalyst 2960 Switch 』に記載されています。


警告 過熱防止のため、周囲温度が 113 °F(45 °C)を超える環境ではスイッチを使用しないでください。また、通気を妨げないように、通気口の周囲に 3 インチ(7.6 cm)以上のスペースを確保してください。ステートメント 17B



警告 この機器は接地されることを前提にしています。通常の使用時にホストが接地されていることを確認してください。ステートメント 39



警告 クラス 1 レーザー製品です。ステートメント 1008


デスクまたはシェルフへのスイッチの固定

ここでは、Catalyst 2960-8TC および Catalyst 2960G-8TC スイッチ固有の設置情報について説明します。その他の Catalyst 2960 スイッチに関する情報については、Cisco.com で提供されている『 Catalyst 2960 Switch Hardware Installation Guide 』を参照してください。

取り付けネジを使用せずにスイッチをデスクに設置する場合は、スイッチの底面に 4 本のゴム製の脚を取り付けます。

スイッチをデスクやシェルフの上または下、もしくは壁面に固定するには、取り付けテンプレートと 3 本の取り付けネジを使用します。手順は次のとおりです。

1. 2 つの隣り合うスロットを手前にしてネジの型板を取り付け面の上に置きます。底面の粘着ストリップを剥がし、テンプレートを取り付けます(図 1 を参照)。

2. 0.144 インチ(3.7 mm)または #27 のドリル ビットを使用して、テンプレートの 3 つのネジ スロット位置に 1/2 インチ(12.7 mm)の穴を開けます。

3. 型板のスロットにネジを差し込み、型板に触れるまで締めます。テンプレートを取り付け面から外します(図 1 を参照)。

図 1 テンプレートの位置合わせとネジの取り付け

 

4. スイッチを取り付けネジの上に置き、所定の位置に固定されるまで前方にスライドさせます(図 2 を参照)。

図 2 取り付けネジの上へのスイッチの配置

 

マグネット パネルを使用したスイッチの取り付け

手順は次のとおりです。

1. 取り付け面上で取り付けマグネットの位置を合わせます(図 3 を参照)。

2. 取り付けマグネットとスイッチの底面が向かい合うように取り付けます(図 3 を参照)。

図 3 マグネット パネルを使用したスイッチの取り付け

 

スイッチ ポートへの接続

ここでは、スイッチ ポート、SFP モジュール ポート、およびデュアルパーパス ポートに接続する方法について説明します。その他のケーブル接続情報については、Cisco.com で提供されている『 Catalyst 2960 Switch Hardware Installation Guide 』を参照してください。

10/100 および 10/100/1000 ポートへの接続

手順は次のとおりです。

 

ステップ 1

サーバ、ワークステーション、IP Phone、ワイヤレス アクセス ポイント、ルータに接続する場合は、スイッチの 10/100 または 10/100/1000 ポートにカテゴリ 5 の 4 ツイストペア ストレート ケーブルを差し込みます。また、別のスイッチ、ハブ、リピータに接続する場合は、カテゴリ 5 の 4 ツイストペア クロス ケーブルを使用します。

 

ステップ 2

別のデバイスの RJ-45 コネクタにケーブルのもう一端を差し込みます。

簡易接続の場合、スイッチの Automatic Medium-Dependent Interface crossover(auto-MDIX)機能はデフォルトでイネーブルに設定されています。auto-MDIX 機能がイネーブルになっている場合は、スイッチで銅線イーサネット接続に必要なケーブル タイプが検出され、それに応じてインターフェイスが設定されます。したがって、スイッチの 10/100 または 10/100/1000 イーサネット ポートには、接続先装置のタイプに関係なく、クロス ケーブルとストレート ケーブルのどちらも使用できます。

SFP モジュールの取り付けおよびポートへの接続

手順は次のとおりです。

 

ステップ 1

モジュールの両端を持ってスイッチのスロットに差し込み、コネクタを適切にはめ込みます。

 

ステップ 2

適切なケーブルをモジュールのポートに差し込みます。

 

ステップ 3

ケーブルのもう一端を別のデバイスに差し込みます。

サポートされるモジュールのリストについては、Cisco.com で提供されているリリース ノートを参照してください。SFP モジュールの取り付け、取り外し、接続の詳細な手順については、SFP モジュールに付属のマニュアルを参照してください。


注意 SFP モジュールの取り外しや取り付けを行うと、モジュールの耐用期間が短くなる可能性があります。必要な場合以外には、SFP モジュールの着脱を行わないようにしてください。

デュアルパーパス ポートへの接続

手順は次のとおりです。

 

ステップ 1

RJ-45 コネクタを 10/100/1000 ポートに挿入するか、SFP モジュール スロットに SFP モジュールを取り付け、ケーブルを SFP モジュール ポートに接続します。

一度に 1 つのポートだけを有効にできます。両方のポートに接続されている場合は、SFP モジュール ポートが優先になります。優先順位の設定は変更できません。

 

ステップ 2

ケーブルのもう一端を別のデバイスに差し込みます。

ポート接続の確認

スイッチ ポートと別のデバイスを接続すると、スイッチがリンクを確立する間、ポート LED はオレンジに点灯します。約 30 秒でこのプロセスが完了すると、ポート LED はグリーンに変わり、スイッチと接続先デバイスの間にリンクが確立されます。ポート LED が点灯しない場合、接続先装置が起動していない、ケーブルに問題がある、接続先装置のアダプタに問題があるといった理由が考えられます。オンライン サポートについては、「問題が発生した場合」を参照してください。

問題が発生した場合

何らかの問題が発生した場合は、本セクションおよび Cisco.com のヘルプを参照してください。ここでは、Express Setup のトラブルシューティング、スイッチのリセット方法、ヘルプにオンラインでアクセスする方法、詳細情報の検索方法について説明します。

Express Setup のトラブルシューティング

Express Setup を実行できない場合、または Express Setup のページがブラウザに表示されない場合は、次の指示に従ってください。

 

Express Setup の起動前に POST が正常に実行されたことを確認しましたか。

確認していない場合は、SYST LED と STAT LED だけがグリーンに点灯していることを確認してから、MODE ボタンを押して Express Setup モードを開始してください。

スイッチが POST を実行している間に MODE ボタンを押しましたか。

その場合は、POST が完了するまで待機します。スイッチの電源を再投入します。POST が完了するまで待機します。SYST LED と STAT LED がグリーンに点灯していることを確認してから、 MODE ボタンを押して Express Setup モードを開始します。

スイッチが Express Setup モードになったことを確認せずに作業を続けようとしましたか。

MODE ボタンの左側の LED がすべてグリーンであることを確認します。必要に応じて MODE ボタンを押すと Express Setup モードになります。

PC に固定 IP アドレスがありますか。

PC に固定 IP アドレスが設定されている場合、PC を一時的に DHCP を使用する設定に変更してからスイッチに接続します。

スイッチのポートと PC のイーサネット ポートの間で、ストレート イーサネット ケーブルの代わりにクロス ケーブルを接続しましたか。

クロス ケーブルを接続した場合は、スイッチと PC のイーサネット ポートにストレート ケーブルを接続します。30 秒待ってから、ブラウザに 10.0.0.1 と入力します。

イーサネット ケーブルを、スイッチの 10/100 または 10/100/1000 イーサネット ポートではなく、コンソール ポートに接続しましたか。

その場合は、コンソール ポートからケーブルを取り外し、 スイッチと PC のイーサネット ポートに接続します。30 秒待ってから、ブラウザに 10.0.0.1 と入力します。

スイッチと PC を接続したあと 30 秒待ってからブラウザに IP アドレスを入力しましたか。

そうでない場合は 30 秒待機し、ブラウザに 10.0.0.1 と再入力して Enter キーを押します。

誤ったアドレスをブラウザに入力したか、エラー メッセージが表示されますか。

その場合は、ブラウザに 10.0.0.1 と再入力して Enter キーを押します。

スイッチのリセット

ここでは、Express Setup を再実行してスイッチをリセットする方法について説明します。次のような理由から、スイッチをリセットする場合があります。

スイッチをネットワークに設置したが、誤った IP アドレスを割り当てたため、スイッチに接続できない。

すべての設定をスイッチからクリアし、新しい IP アドレスを割り当てる必要がある。

Express Setup モードの起動時に MODE ボタンを押すと、スイッチの LED が点滅する(この場合、スイッチには IP 情報が設定されている)。


注意 スイッチをリセットすると、設定が削除されてスイッチが再起動されます。

スイッチをリセットするには、MODE ボタンを押し続けます。約 3 秒後にスイッチの LED が点滅し始めます。そのまま MODE ボタンを押し続けます。7 秒経過すると LED の点滅が停止し、スイッチが再起動されます。

これで、このスイッチは未設定のスイッチと同様に動作します。「Express Setup の実行」で説明したように、Express Setup を使用してスイッチの IP 情報を入力できます。

ヘルプへのオンライン アクセス

最初に、Cisco.com で提供されている『 Catalyst 2960 Switch Hardware Installation Guide 』または『 Catalyst 2960 Switch Software Configuration Guide 』のトラブルシューティング セクションで、問題の解決方法を探します。シスコの Technical Support and Documentation Web サイトには、ハードウェアの既知の問題や、次のようなトラブルシューティングに関するさまざまなドキュメンテーションのリストがあります。

出荷時のデフォルト設定およびパスワードの復旧

不良および行方不明のソフトウェアの復旧

スイッチ ポートの問題

ネットワーク インターフェイス カード

トラブルシューティング ツール

現場での注意事項とセキュリティ勧告

手順は次のとおりです。

1. ブラウザを開き、http://www.cisco.com/ に移動します。

2. [Technical Support and Documentation] をクリックします。

3. [Documentation] セクションの下で、[Switches] をクリックします。

4. [LAN Switches] セクションの下で、[Cisco Catalyst 2960 Series Switches] をクリックします。

詳細情報

スイッチの詳細については、Cisco.com で提供されている次のドキュメントを参照してください。

Release Notes for the Catalyst 3750, 3560, 2970, and 2960 Switches 』。スイッチの設置、設定、またはアップグレードを行う前に、Cisco.com で提供されているリリース ノートを参照して最新情報を確認してください。

Catalyst 2960 Switch Hardware Installation Guide 』。ハードウェアの説明および詳細な設置手順が記載されています。

Regulatory Compliance and Safety Information for the Catalyst 2960 Switch 』(製品に付属)。適合規格、準拠性に関する情報、および各国語版の警告が記載されています。

Catalyst 2960 Switch Software Configuration Guide 』。製品の概要、およびスイッチ ソフトウェア機能の詳細な説明と手順が記載されています。

Catalyst 2960 Switch Command Reference 』。特にスイッチに関連して作成または変更された Cisco IOS コマンドの詳細な説明が記載されています。

Catalyst 3750, 3560, 3550, 2970, and 2960 Switch System Message Guide 』。特にスイッチに関して作成または変更されたシステム メッセージについて説明されています。

デバイス マネージャのオンライン ヘルプ(スイッチで利用可能)

Cisco Network Assistant のオンライン ヘルプ(スイッチから閲覧可能)

マニュアルの入手方法およびテクニカル サポート

マニュアルの入手方法、サービス要求の送信方法、およびその他の有用な情報の収集については、次の URL で、毎月更新される『 What's New in Cisco Product Documentation 』を参照してください。シスコの新規および改訂版の技術マニュアルの一覧も示されています。

http://www.cisco.com/en/US/docs/general/whatsnew/whatsnew.html

What's New in Cisco Product Documentation 』は RSS フィードとして購読できます。また、リーダー アプリケーションを使用してコンテンツがデスクトップに直接配信されるように設定することもできます。RSS フィードは無料のサービスです。シスコは現在、RSS バージョン 2.0 をサポートしています。

シスコ製品(ハードウェア)に関する限定条件

保証期間内にお客様が受けられるハードウェアの保証およびサービスに関して適用される特別な条件があります。シスコのソフトウェアに適用される保証を含む正式な保証書は、Cisco.com から入手できます。次の手順を実行して、Cisco.com から Cisco Information Packet および保証書にアクセスし、これらをダウンロードしてください。

1. ブラウザを起動し、次の URL に進みます。

http://www.cisco.com/en/US/products/prod_warranties_listing.html

Warranties and License Agreements ページが表示されます。

2. Cisco Information Packet を表示するには、次の手順を実行します。

a. [Information Packet Number] フィールドをクリックし、製品番号 78-5235-03C0 が強調表示されていることを確認します。

b. 文書を表示する言語を選択します。

c. [Go] をクリックします。

Information Packet の Cisco Limited Warranty and Software License ページが表示されます。

d. このページから文書をオンラインで見ることも、PDF アイコンをクリックして、文書を PDF(Adobe Portable Document Format)形式でダウンロードし、印刷することもできます。


) PDF ファイルを表示し、印刷するには、Adobe Acrobat Reader が必要です。これは、Adobe の Web サイト http://www.adobe.com からダウンロードできます。


3. お手持ちの製品について、翻訳またはローカライズされた保証情報を表示するには、次の手順を実行します。

a. [Warranty Document Number] フィールドに、次の製品番号を入力します。

78-6310-02C0

b. 文書を表示する言語を選択します。

c. [Go] をクリックします。

Cisco warranty ページが表示されます。

d. このページから文書をオンラインで見ることも、PDF アイコンをクリックして、文書を PDF(Adobe Portable Document Format)形式でダウンロードし、印刷することもできます。

また、Cisco Service and Support の Web サイトにアクセスして、サポートを受けることもできます。

http://www.cisco.com/cisco/web/support/index.html

ハードウェア保証期間

シスコ製ハードウェアは購入したエンドユーザが製品を所有または使用している限り、ファンおよび電源装置は 5 年間保証されます。製品の製造が中止された場合は、シスコでは製造中止の通知から 5 年間保証します。

ハードウェアに関する交換、修理、払い戻しの手順

シスコ、またはその代理店では、Return Materials Authorization(RMA)要求を受領してから、10 営業日以内に交換部品を出荷するように商業上合理的な努力を致します。お届け先により、実際の配達所要日数は異なります。

シスコは購入代金を払い戻すことにより一切の保証責任とさせて頂く権利を留保します。

Return Materials Authorization(RMA)番号の入手

製品を購入されたシスコの代理店にお問い合わせください。製品を直接シスコから購入された場合は、シスコの営業担当者にお問い合わせください。

次の項目を記入して、参照用に保管してください。

 

製品の購入先:

購入先の電話番号:

製品モデル番号:

製品シリアル番号:

メンテナンス契約番号: