スイッチ : Cisco Catalyst 2960 シリーズ スイッチ

Catalyst 2960 スイッチ スタートアップ ガイド (8 ポート スイッチ)

Catalyst 2960 スイッチ スタートアップ ガイド(8 ポート スイッチ)
発行日;2012/01/21 | 英語版ドキュメント(2010/11/10 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

Catalyst 2960 スイッチ スタートアップ ガイド

このマニュアルについて

梱包内容の確認

Express Setup の実行に必要な機器(ユーザ側で用意するもの)

梱包内容

Express Setup の実行

PC の IP アドレスの更新

スイッチの管理

デバイス マネージャの使用

Cisco Network Assistant のダウンロード

CLI

その他の管理オプション

スイッチの設置

ユーザ側で用意する工具

作業を開始する前に

設置に関する警告

デスクまたはシェルフへのスイッチの固定

マグネット パネルを使用したスイッチの取り付け

スイッチ ポートへの接続

10/100 および 10/100/1000 ポートへの接続

SFP モジュールの取り付けとポートへの接続

デュアルパーパス ポートへの接続

ポートの接続の確認

問題が発生した場合

Express Setup のトラブルシューティング

スイッチのリセット

オンライン ヘルプの利用

Japan TAC Web サイト

その他の情報について

マニュアルの入手方法および Service Request の使用

シスコ製品(ハードウェア)に関する限定保証規定

Catalyst 2960 スイッチ スタートアップ ガイド
(8 ポート スイッチ)

ライセンスおよび保証を含む

 

【注意】シスコ製品をご使用になる前に、安全上の注意
www.cisco.com/jp/go/safety_warning/ )をご確認ください。
 
本書は、米国シスコシステムズ発行ドキュメントの参考和訳です。
米国サイト掲載ドキュメントとの差異が生じる場合があるため、正式な内容については
米国サイトのドキュメントを参照ください。
また、契約等の記述については、弊社販売パートナー、または、弊社担当者にご確認ください。

このマニュアルについて

このマニュアルには、Catalyst 2960-8TC、Catalyst 2960G-8TC、および Catalyst 2960PD-8TT-L スイッチに固有の情報が記載されています。その他の Catalyst 2960 スイッチに関する情報については、Cisco.com の『 Catalyst 2960 Switch Hardware Installation Guide 』を参照してください。

このスタート ガイドでは、Express Setup を使って Catalyst スイッチを設定する方法について説明します。また、スイッチの管理オプション、基本的な設置手順、ポートおよびモジュールの接続、電源の接続手順、トラブルシューティング ヘルプについても解説されています。

Catalyst 2960 スイッチのその他のインストレーションおよびコンフィギュレーションについては、Cisco.com で Catalyst 2960 のマニュアルを参照してください。システム要件、重要な注意事項、制限事項、未解決および解決済みのバグ、最新のマニュアル更新状況については、Cisco.com のリリース ノートを参照してください。

オンラインの資料を使用する場合は、スイッチで実行する Cisco IOS ソフトウェアのバージョンに対応するものを参照してください。ソフトウェア バージョン情報を表示するには、 show version コマンドを使用できます。

このガイドに記載されている保証の各国語版については、付属の『 Regulatory Compliance and Safety Information for the Catalyst 2960 Switch 』を参照してください。

梱包内容の確認

次の手順を実行します。

1. 梱包用の箱を開き、スイッチとアクセサリ キットを取り出します。

2. 梱包材は梱包用の箱に戻し、保管しておいてください。

3. 「梱包内容」に記載されている部品が揃っていることを確認します。欠落または破損している部品がある場合は、製品を購入された代理店またはリセラーにご連絡ください。一部のスイッチ モデルには、記載されていない部品も含まれています。ご使用のスイッチが、次の図に示すモデルとは異なるモデルの場合もあります。

Express Setup の実行に必要な機器(ユーザ側で用意するもの)

Express Setup を実行するには、次の機器が必要です。

PC

カテゴリ 5 のストレート イーサネット ケーブル(下図を参照)

 

梱包内容

 

1

Catalyst 2960 スイッチ

5

設置用ゴム製の脚× 4

2

取り付けマグネット

6

マニュアル

3

ネジ テンプレート

7

AC 電源コード(AC 電源を使用するスイッチのみ)

4

No. 8 なべネジ× 3

8

コンソール ケーブル

Express Setup の実行

初めてスイッチをセットアップする場合、Express Setup を使って初期 IP 情報を入力する必要があります。IP 情報を入力すると、スイッチをローカル ルータとインターネットに接続できます。その結果 IP アドレスを使ってスイッチにアクセスし、詳細な設定ができるようになります。

Express Setup を実行する手順は次のとおりです。

 

ステップ1

スイッチに接続されている装置がないことを確認します。

Express Setup の実行中には、スイッチは DHCP サーバとして動作します。PC に静的な IP アドレスが設定されている場合は、あらかじめ PC の設定を変更し、一時的に DHCP を使用します。

ステップ2

次の手順でスイッチに電源を投入します。

Catalyst 2960-8TC および 2960G-8TC スイッチ:AC 電源コードをスイッチの電源コネクタとアース付き AC コンセントに接続します。

Catalyst 2960PD-8TT-L スイッチ:電源アダプタを使用するか、または Catalyst 3560 PoE スイッチなどの Power-over-Ethernet(PoE)スイッチから 10/100 ポートまたは 10/100/1000 ポートに接続します。

ステップ3

スイッチに電源を投入すると、Power-on Self-Test(POST; 電源投入時自己診断テスト)が開始されます。POST 実行中、テストによりスイッチが正常に動作していることが確認されている間は LED が点滅します。

スイッチの POST が完了するまで待ちます。POST が完了するまで数分かかることがあります。

ステップ4

POST が完了すると、SYST LED がグリーンに点灯します。POST に失敗すると、SYST LED がオレンジに変わります。

POST エラーは通常、修復不能です。スイッチが POST に失敗した場合は、シスコのテクニカル サポート担当者にご連絡ください。

ステップ5

Mode ボタンを押したまま 3 秒待ちます。MODE ボタンの左側の LED がすべてグリーンに変わったら、MODE ボタンを離します。

MODE ボタンを押したらボタン左側の LED が点滅する場合は、ボタンから手を離します。LED が点滅する場合はスイッチが設定済みとなっており、Express Setup モードが利用できません。詳細については、「スイッチのリセット」を参照してください。

 

ステップ6

MODE ボタンの左側の LED がすべてグリーンになっていることを確かめて、スイッチが Express Setup モードであることを確認します。

ステップ7

カテゴリ 5 のイーサネット ケーブルをスイッチの前面の 10/100 または 10/100/1000 イーサネット ポートに接続します。

ケーブルの反対側を PC のイーサネット ポートに接続します。

 

ステップ8

両方のイーサネット ポートの LED がグリーンになっていることを確認します。30 秒間待ちます。

ステップ9

PC の Web ブラウザを起動します。ブラウザに IP アドレス 10.0.0.1 を入力し、 Enter を押します。

 

Express Setup ページが表示されます。表示されない場合は、「問題が発生した場合」を参照してください。エントリは、英語で表示されます。

 

ステップ10

Network Settings フィールドに、次の情報を入力します。

Management Interface (VLAN ID) フィールドのデフォルトは 1 です。スイッチを管理するための管理インターフェイスを変更する場合にだけ、新しい VLAN ID を入力します。VLAN ID の範囲は 1 ~ 1001 です。

IP Address フィールドにスイッチの IP アドレスを入力します。IP アドレスは、管理 VLAN にも割り当てられます。 IP Subnet Mask フィールドでは、下向きの矢印をクリックして IP Subnet Mask を指定します。

Default Gateway フィールドに、デフォルト ゲートウェイ(ルータ)の IP アドレスを入力します。

Switch Password フィールドにパスワードを入力します。パスワードは 1 ~ 25 文字の英数字で指定できます。先頭の文字を数字にしてもかまいません。大文字と小文字は区別されます。途中にスペースを使用することはできますが、先頭または末尾にはスペースを使用できません。 Confirm Switch Password フィールドにもう一度パスワードを入力します。

ステップ11

(オプション) Optional Settings の情報をこの時点で入力することも、デバイス マネージャのインターフェイスを使用してあとから入力することもできます。

Host Name フィールドにスイッチの名前を入力します。ホスト名は、31 文字に制限されています。途中にスペースを含めることはできません。

System Contact フィールドにスイッチの担当者名を入力します。 System Location フィールドに、スイッチが設置されている配線クローゼット、階、またはビルを入力します。

CLI(コマンドライン インターフェイス)を使ってスイッチを管理するために Telnet を使用する場合は、 Telnet Access フィールドで、 Enable をクリックします。Telnet によるアクセスを有効にするには、Telnet のパスワードを入力する必要があります。

Telnet Password フィールドにパスワードを入力します。Telnet のパスワードは 1 ~ 25 文字の英数字で指定でき、大文字と小文字は区別されます。途中にスペースを使用することはできますが、先頭または末尾にはスペースを使用できません。 Confirm Telnet Password フィールドに、もう一度 Telnet パスワードを入力します。

SNMP フィールドで Enable をクリックすると、SNMP(簡易ネットワーク管理プロトコル)が有効になります。SNMP は、CiscoWorks 2000 またはその他の SNMP ベースのネットワーク管理システムを使ってスイッチを管理する場合にのみ有効にします。

SNMP を有効にする場合、 SNMP Read Community フィールドと SNMP Write Community フィールドの両方またはどちらか一方にコミュニティ ストリングを入力する必要があります。SNMP コミュニティ ストリングにより、MIB オブジェクトへのアクセスが認証されます。SNMP コミュニティ ストリングの途中にスペースを使用することはできません。SNMP read コミュニティを設定した場合、SNMP 情報にアクセスはできますが、SNMP 情報の変更はできません。SNMP write コミュニティを設定した場合、SNMP 情報にアクセスすることも SNMP 情報を変更することもできます。

ステップ12

Submit をクリックすると設定が保存されます。 Cancel をクリックすると設定が解除されます。

Submit をクリックすると、スイッチが設定され、Express Setup モードを終了します。PC に警告メッセージが表示され、新しいスイッチ IP アドレスに接続しようとします。スイッチに PC とは異なるサブネットの IP アドレスを設定した場合、PC とスイッチの接続ができなくなります。

ステップ13

スイッチを PC から切り離し、ネットワーク内に設置します。スイッチの設定および管理については、「スイッチの管理」を参照してください。

Express Setup を再実行する必要がある場合は、「スイッチのリセット」を参照してください。

PC の IP アドレスの更新

Express Setup を完了したら、PC の IP アドレスを更新します。

動的に割り当てられた IP アドレスの場合、スイッチから PC を切り離し、ネットワークに再接続します。ネットワーク DHCP サーバにより、PC に新しい IP アドレスが割り当てられます。

静的に割り当てた IP アドレスの場合は、前回設定した IP アドレスに戻します。

スイッチの管理

Express Setup を完了し、スイッチをネットワークに設置したら、このセクションで説明されているデバイス マネージャ、Cisco Network Assistant、または他の管理オプションを使って詳細設定を行います。

デバイス マネージャの使用

スイッチ メモリにあるデバイス マネージャを使用して、スイッチを管理できます。デバイス マネージャは Web インターフェイスで、スイッチの設定やモニタが簡単に行えます。デバイス マネージャには、Web ブラウザがあれば、ネットワークのどこからでもアクセスできます。

次の手順を実行します。

1. PC またはワークステーションの Web ブラウザを起動します。

2. Web ブラウザからスイッチの IP アドレスを入力し、 Enter を押します。デバイス マネージャが表示されます。

3. デバイス マネージャを使用して、スイッチの基本的な設定やモニタを行います。デバイス マネージャについての詳細は、オンライン ヘルプを参照してください。

4. さらに複雑な設定を行うには、次に説明する Cisco Network Assistant をインストールします。

Cisco Network Assistant のダウンロード

Cisco Network Assistant は、Cisco.com からダウンロードして自分の PC で使用できる無料のソフトウェアです。Network Assistant には、スイッチ、スイッチ クラスタ、スイッチ スタック、ルータ、アクセス ポイントなどの複数の装置を設定してモニタするための詳細なオプションが用意されています。Network Assistant は、無料でダウンロード、インストール、または使用できるソフトウェアです。

次の手順を実行します。

1. 次の Web アドレスにアクセスします。 http://www.cisco.com/go/NetworkAssistant

Cisco.com にユーザ登録されている必要がありますが、アクセス権限以外は必要ありません。

2. Network Assistant インストーラを検索します。

3. Network Assistant インストーラをダウンロードして、実行します(ブラウザに Web から直接実行する選択肢が表示された場合には、Web から直接実行できます)。

4. インストーラを実行したら、表示された指示に従います。最後のパネルで Finish をクリックして、Network Assistant のインストールを完了します。

詳細は、Network Assistant のオンライン ヘルプおよび『 Getting Started Guide 』を参照してください。

CLI

CLI 経由で Cisco IOS コマンドとパラメータを入力できます。CLI には PC から直接スイッチ コンソール ポートに接続するか、リモート PC またはワークステーションから Telnet セッションを通じて接続します。

次の手順を実行します。

1. 付属の RJ-45/DB-9 アダプタ ケーブルを、PC の 9 ピンのシリアル ポートに接続します。ケーブルの反対側をスイッチのコンソール ポートに接続します。

a. PC で、ターミナル エミュレーション プログラムを起動します。

b. PC ターミナル エミュレーション ソフトウェアを、9600 ボー、8 データ ビット、パリティなし、1 ストップ ビット、フロー制御なしに設定します。

c. CLI を使って、スイッチを設定するコマンドを入力します。詳細については、『 Software Configuration Guide 』および『 Command Reference 』を参照してください。

その他の管理オプション

CiscoWorks LAN Management Solution(LMS)や HP OpenView といった SNMP 管理アプリケーションを使用して、スイッチの設定や管理を行うことができます。HP OpenView や SunNet Manager などのプラットフォームを実行している、SNMP 互換ワークステーションからスイッチを管理することもできます。

Cisco Configuration Engine は、スイッチ ソフトウェア内蔵の CNS エージェントとともに動作するネットワーク管理装置です。Cisco Configuration Engine を使用すると、スイッチの初期設定と設定更新を自動化できます。

対応するマニュアルの一覧については、「オンライン ヘルプの利用」を参照してください。

スイッチの設置

ここでは、Catalyst 2960-8TC、Catalyst 2960G-8TC、および Catalyst 2960PD-8TT-L スイッチに固有の設置情報を取り上げます。その他の Catalyst 2960 スイッチに関する設置情報については、Cisco.com の『 Catalyst 2960 Switch Hardware Installation Guide 』を参照してください。このガイドには、すべての Catalyst 2960 スイッチ モデルの設置方法が記載されています。

このセクションでは、デスクマウント、シェルフマウント、およびマグネットマウントについて説明します。例として使用する図はすべて Catalyst 2960-8TC スイッチのものです。ラックや壁面へのスイッチの設置など、他の設置手順については、Cisco.com の『 Catalyst 2960 Switch Hardware Installation Guide 』を参照してください。

ユーザ側で用意する工具

スイッチを設置するには次の工具が必要です。

No.2 プラス ドライバ

No.27 ドリルビット付きドリル(3.7 mm[0.144 インチ])

作業を開始する前に

スイッチの設置場所を決める場合は、次の注意事項に適合していることを確認してださい。

 

スイッチの周囲および通気口を通過するエアフローが妨げられないようにします。


) 通気口の周囲に 7.6 cm(3 インチ)以上のスペースを確保することを強く推奨します。


スイッチ周辺の温度が 45°C(113°F)を超えないようにします。

スイッチ周辺の湿度が 85% を超えないようにします。

設置場所の標高 が 3,049 m(10,000 フィート)を超えないようにします。

スイッチの上には何も置かないでください。

スイッチが最高温度(45°C [113°F])で動作しており、通常の室温を上回る環境(クローゼット内、キャビネット内、閉鎖型アセンブリ内、マルチラック アセンブリ内など)にある場合は、スイッチの下部が手で触れるには熱すぎる状態になることがあります。

ラック内の各スイッチの上部には 4 cm(1.75 インチ)以上のスペースを確保してください。

スイッチをマグネットなしで平らな水平面に設置する場合は、スイッチにゴム製の脚を付けることを強く推奨します。ゴム製の脚を付けることで、エアフローが妨げられたり、過熱したりするのを防ぐことができます。

スイッチ同士の間に 7.6 cm(3 インチ)以上のスペースを確保できない場合は、スイッチを重ねたり、隣り合わせに配置したりしないでください。

スイッチは、前面パネルを上向きまたは横向きにして壁面マウントしないでください。エアフローを妨げず、ケーブルを容易に扱えるように、前面パネルを下向きにして壁面マウントしてください。

スイッチの前面および背面パネルの周囲のスペースが、次の条件を満たしていることを確認します。

前面パネルの LED を容易に確認できる

ポートに無理なくケーブルを接続できる

AC 電源コードが AC コンセントからスイッチの背面パネルのコネクタに届く

ケーブルはラジオ、電力線、蛍光灯などの電気ノイズの発生源から遠ざけて配線します。

10/100 ポートおよび 10/100/1000 ポートの場合、スイッチから接続先装置までのケーブル長が 100 m(328 フィート)を超えないようにします。

Small Form-Factor Pluggable(SFP)モジュールのケーブル長については、モジュールに付属のマニュアルを参照してください。

設置に関する警告

ここでは、設置に関する基本的な警告を説明します。各国語版の警告は、スイッチに付属の『 Regulatory Compliance and Safety Information for the Catalyst 2960 Switch 』に記載されています。


警告 スイッチの過熱を防止するために、室温が 45°C(113°F)を超える環境では使用しないでください。また、通気を妨げないように、通気口の周囲に 7.6 cm(3 インチ)以上のスペースを確保してください。



警告 この装置は、アースされていることが前提になっています。通常の使用時には必ず装置がアースされているようにしてください。



警告 クラス 1 レーザー製品です。


デスクまたはシェルフへのスイッチの固定

ここでは、Catalyst 2960-8TC および Catalyst 2960G-8TC スイッチに固有の設置情報を取り上げます。その他の Catalyst 2960 スイッチに関する情報については、Cisco.com の『 Catalyst 2960 Switch Hardware Installation Guide 』を参照してください。

取り付けネジを使用せずにスイッチをデスクに設置するには、スイッチの底面に 4 本のゴム製の脚を取り付けます。

スイッチをデスクやシェルフの上または下、もしくは壁面に固定するには、取り付けテンプレートと 3 本の取り付けネジを使用します。次の手順を実行します。

1. 取り付け面で、ネジ テンプレートの 2 つの隣り合うスロットが前方にくるように位置を合わせます。底面の粘着ストリップを剥がし、テンプレートを取り付けます(図1 を参照)。

2. 3.7 mm(0.144 インチ)または No.27 のドリルビットを使用して、テンプレートの 3 つのネジ スロット位置に 12.7 mm(1/2 インチ)の穴を開けます。

3. テンプレートのスロットにネジを挿入し、テンプレートに触れるまでネジを締めます。テンプレートを取り付け面から外します(図1 を参照)。

図1 テンプレートの位置合わせとネジの取り付け

 

4. スイッチを取り付けネジの上に置き、所定の位置に固定されるまで前方にスライドさせます(図2 を参照)。

図2 取り付けネジの上へのスイッチの配置

 

マグネット パネルを使用したスイッチの取り付け

次の手順を実行します。

1. 取り付け面上で取り付けマグネットの位置を合わせます(図3 を参照)。

2. 取り付けマグネットとスイッチの底面が向かい合うように取り付けます(図3 を参照)。

図3 マグネット パネルを使用したスイッチの取り付け

 

スイッチ ポートへの接続

ここでは、スイッチ ポート、SFP モジュール ポート、およびデュアルパーパス ポートに接続する方法について説明します。配線の詳細については、Cisco.com の『 Catalyst 2960 Switch Hardware Installation Guide 』を参照してください。

10/100 および 10/100/1000 ポートへの接続

次の手順を実行します。

 

ステップ1

サーバ、ワークステーション、IP Phone、ワイヤレス アクセス ポイント、ルータに接続する場合は、スイッチの 10/100 または 10/100/1000 ポートにカテゴリ 5 の 4 ツイストペア ストレート ケーブルを挿入します。他のスイッチ、ハブ、リピータに接続する場合は、カテゴリ 5 の 4 ツイストペア クロス ケーブルを使用します。

 

ステップ2

接続先装置の RJ-45 コネクタにケーブルの反対側を差し込みます。

簡単に配線できるように、スイッチではデフォルトで Automatic Medium-Dependent Interface Crossover(Auto-MDIX)機能がイネーブルになっています。Auto-MDIX がイネーブルの場合は、スイッチで銅線イーサネット接続に必要なケーブル タイプが検出され、それに応じてインターフェイスが設定されます。したがって、スイッチの 10/100 または 10/100/1000 イーサネット ポートには、接続先装置の種類にかかわらず、クロス ケーブルとストレート ケーブルのどちらも使用できます。

SFP モジュールの取り付けとポートへの接続

次の手順を実行します。

 

ステップ1

モジュールの両側をつかみ、スイッチ スロットの奥にカチッとはまるまでモジュールを押します。

 

ステップ2

モジュール ポートに対応するケーブルを差し込みます。

 

ステップ3

ケーブルの反対側を接続先装置に差し込みます。

サポート対象のモジュールのリストは、Cisco.com の『 Release Note 』を参照してください。SFP モジュールの取り付け、取り外し、接続方法の詳細は、SFP モジュールに付属のマニュアルを参照してください。


注意 SFP モジュールは、着脱によって製品寿命が短くなることがあります。SFP モジュールの取り付けや取り外しは必要最低限にしてください。

デュアルパーパス ポートへの接続

次の手順を実行します。

 

ステップ1

RJ-45 コネクタを 10/100/1000 ポートに挿入するか、または SFP モジュールを SFP モジュール スロットに装着し、ケーブルを SFP モジュール ポートに接続します。

一度にアクティブにできるポートは 1 つだけです。両方のポートが接続されている場合は、SFP モジュール ポートが優先されます。優先度は設定できません。

 

ステップ2

ケーブルの反対側を接続先装置に差し込みます。

ポートの接続の確認

スイッチ ポートと接続先装置を接続したあと、スイッチがリンクを確立している間、ポート LED はオレンジになります。約 30 秒でこのプロセスが完了すると、ポート LED はグリーンに変わり、スイッチと接続先装置の間にリンクが確立されます。ポート LED が点灯しない場合、接続先装置が起動していない、ケーブルに問題がある、接続先装置のアダプタに問題があるといった理由が考えられます。オンライン サポートについては「問題が発生した場合」を参照してください。

問題が発生した場合

問題が発生した場合は、このセクションまたは Cisco.com のヘルプを参照してください。ここでは Express Setup のトラブルシューティング、スイッチのリセット、オンライン ヘルプへのアクセス方法、その他の情報の参照先について説明します。

Express Setup のトラブルシューティング

Express Setup が実行されない、または Express Setup のページがブラウザに表示されない場合:

 

Express Setup を起動する前に、POST が正常に動作するのを確認しましたか。

POST の動作を確認していない場合、SYST および STAT LED だけがグリーンになっていることを確認してから MODE ボタンを押すと、Express Setup モードになります。

スイッチが POST を実行しているときに MODE ボタンを押しましたか。

POST 実行中にボタンを押した場合、POST が完了するまでお待ちください。スイッチの電源を切って再投入し、POST が完了するまで待ちます。SYST および STAT LED がグリーンであることを確認します。MODE ボタンを押すと Express Setup モードになります。

スイッチが Express Setup モードであることを確認せずに操作を続けようとしましたか。

MODE ボタンの左側の LED がすべてグリーンであることを確認します。必要に応じて MODE ボタンを押すと Express Setup モードになります。

PC に静的な IP アドレスが設定されていますか。

PC に静的な IP アドレスが設定されている場合、PC を一時的に DHCP を使用する設定に変更してからスイッチに接続します。

スイッチ ポートと PC のイーサネット ポートをストレート イーサネット ケーブルではなくクロス ケーブルで接続しましたか。

クロス ケーブルで接続されている場合、スイッチと PC のイーサネット ポートはストレート ケーブルで接続します。30 秒待ってから、ブラウザに 10.0.0.1 と入力します。

イーサネット ケーブルを、スイッチの 10/100 または 10/100/1000 イーサネット ポートではなく、コンソール ポートに接続しましたか。

コンソール ポートに接続した場合は接続を解除し、スイッチと PC のイーサネット ポートに接続します。30 秒待ってから、ブラウザに 10.0.0.1 と入力します。

スイッチと PC を接続したあと 30 秒待ってからブラウザに IP アドレスを入力しましたか。

30 秒待っていない場合は、ブラウザに 10.0.0.1 と再入力してから Enter を押します。

ブラウザに間違ったアドレスを入力したりエラー メッセージが表示されたりしていますか。

アドレスを間違えたりエラー メッセージが表示されたりしている場合は、ブラウザに 10.0.0.1 と再入力してから Enter を押します。

スイッチのリセット

ここでは、Express Setup を再実行してスイッチをリセットする方法について説明します。スイッチのリセットが必要なのは次のような場合です。

ネットワークにスイッチを設置したが、割り当てた IP アドレスが間違っていたために接続できない。

スイッチの設定をすべて解除し、新しい IP アドレスを割り当てたい。

Express Setup モードの起動時に MODE ボタンを押すと、スイッチの LED が点滅する。この場合、スイッチには IP 情報が設定されていることを示しています。


注意 スイッチをリセットすると、設定が削除されスイッチが再起動します。

スイッチをリセットするには、MODE ボタンを押し続けます。約 3 秒後にスイッチの LED が点滅し始めます。MODE ボタンを押し続けます。7 秒後に LED の点滅が止まり、スイッチが再起動します。

スイッチは未設定の状態になります。「Express Setup の実行」で説明されている方法で Express Setup を使用して、スイッチの IP 情報を入力します。

オンライン ヘルプの利用

最初に Cisco.com の『 Catalyst 2960 Switch Hardware Installation Guide 』または『 Catalyst 2960 Switch Software Configuration Guide 』の「Troubleshooting」で問題の解決法を探します。Cisco Technical Support and Documentation Web サイトで、次のような既知のハードウェアの問題とさまざまなトラブルシューティング マニュアルを利用することもできます。

出荷時のデフォルト設定およびパスワードの復旧

不良および行方不明のソフトウェアの復旧

スイッチ ポートの問題

ネットワーク インターフェイス カード

トラブルシューティング ツール

現場での注意事項とセキュリティ勧告

次の手順を実行します。

1. ブラウザを開き、http://www.cisco.com/ に移動します。

2. Technical Support and Documentation をクリックします。

3. Documentation の下にある Switches をクリックします。

4. LAN Switches の下にある Cisco Catalyst 2960 Series Switches をクリックします。

Japan TAC Web サイト

Japan TAC Web サイトでは、利用頻度の高い TAC Web サイト( http://www.cisco.com/tac )のドキュメントを日本語で提供しています。Japan TAC Web サイトには、次の URL からアクセスしてください。

http://www.cisco.com/jp/go/tac

サポート契約を結んでいない方は、「ゲスト」としてご登録いただくだけで、Japan TAC Web サイトのドキュメントにアクセスできます。

Japan TAC Web サイトにアクセスするには、Cisco.com のログイン ID とパスワードが必要です。ログイン ID とパスワードを取得していない場合は、次の URL にアクセスして登録手続きを行ってください。

http://www.cisco.com/jp/register/

その他の情報について

スイッチの詳細については、Cisco.com で次のマニュアルを参照してください。

Release Notes for the Catalyst 3750, 3560, 2970, and 2960 Switches 』。スイッチを設置、設定、またはアップグレードする前に、Cisco.com の『 Release Notes 』を参照して最新の情報を確認してください。

Catalyst 2960 Switch Hardware Installation Guide 』。ハードウェアの説明および詳細な設置手順が記載されています。

Regulatory Compliance and Safety Information for the Catalyst 2960 Switch 』(製品に付属)。適合規格、準拠性に関する情報、および各国語版の警告が記載されています。

Catalyst 2960 Switch Software Configuration Guide 』。製品の概要、およびスイッチ ソフトウェア機能の詳細な説明と手順が記載されています。

Catalyst 2960 Switch Command Reference 』。特にスイッチに関連して作成または変更された Cisco IOS コマンドの詳細な説明が記載されています。

Catalyst 3750, 3560, 3550, 2970, and 2960 Switch System Message Guide 』。特にスイッチに関して作成または変更されたシステム メッセージについて説明されています。

デバイス マネージャのオンライン ヘルプ(スイッチ上で使用可能)

Cisco Network Assistant のオンライン ヘルプ(スイッチ上で使用可能)

マニュアルの入手方法および Service Request の使用

マニュアルの入手方法、Service Request の使用方法、および追加情報の収集方法については、次の URL で、毎月更新される『 What's New in Cisco Product Documentation 』を参照してください。この資料には、シスコの新規および改訂版の技術マニュアルの一覧が示されています。

http://www.cisco.com/en/US/docs/general/whatsnew/whatsnew.html

What's New in Cisco Product Documentation 』に Really Simple Syndication(RSS)フィードとして加入すると、リーダー アプリケーションを使用して、お使いのデスクトップに直接コンテンツが配信されるように設定できます。RSS フィードは無料サービスで、シスコは現在 RSS バージョン 2.0 をサポートしています。

シスコ製品(ハードウェア)に関する限定保証規定

保証期間内にお客様が受けられるハードウェアの保証およびサービスに関して適用される特別な条件があります。シスコのソフトウェアに適用される保証を含む正式な保証書は、Cisco.com で提供しています。次の手順を実行して、Cisco.com から Cisco Information Packet 、および保証とライセンス契約書にアクセスし、これらをダウンロードしてください。

1. ブラウザを起動し、次の URL に進みます。

http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/es_inpck/cetrans.htm

Warranties and License Agreements ページが表示されます。

2. Cisco Information Packet を表示するには、次の手順を実行します。

a. Information Packet Number フィールドをクリックし、製品番号 78-5235-03C0 が選択されていることを確認します。

b. 文書を表示する言語を選択します。

c. Go をクリックします。

Information Packet の Cisco Limited Warranty and Software License ページが表示されます。

d. このページから文書をオンラインで見ることも、 PDF アイコンをクリックして、文書を PDF 形式でダウンロードし、印刷することもできます。


) PDF ファイルを表示し、印刷するには、Adobe Acrobat Reader が必要です。これは、Adobe の Web サイトhttp://www.adobe.com からダウンロードできます。


3. お手持ちの製品について、翻訳またはローカライズされた保証情報を表示するには、次の手順を実行します。

a. Warranty Document Number フィールドに、次の製品番号を入力します。

78-6310-02C0

b. 文書を表示する言語を選択します。

c. Go をクリックします。

Cisco warranty ページが表示されます。

d. このページから文書をオンラインで見ることも、 PDF アイコンをクリックして、文書を PDF 形式でダウンロードし、印刷することもできます。

また、Cisco Service and Support の Web サイトにアクセスして、サポートを受けることもできます。

http://www.cisco.com/public/Support_root.shtml

ハードウェア保証期間

シスコ製ハードウェアは購入したエンドユーザが製品を所有または使用している限り、ファンおよび電源装置は 5 年間保証されます。製品の製造が中止された場合は、シスコでは製造中止の通知から 5 年間保証します。

ハードウェアに関する交換、修理、払い戻しの手順

シスコ、またはその代理店では、Return Materials Authorization(RMA; 返品許可)要求を受領してから、10 営業日以内に交換部品を出荷するように商業上合理的な努力を致します。お届け先により、実際の配達所要日数は異なります。

シスコは購入代金を払い戻すことにより一切の保証責任とさせて頂く権利を留保します。

RMA 番号の入手

製品を購入されたシスコの代理店にお問い合わせください。製品を直接シスコから購入された場合は、シスコの営業担当者にお問い合わせください。

次の項目を記入して、参照用に保管してください。

 

製品の購入先:

購入先の電話番号:

製品モデル番号:

製品シリアル番号:

メンテナンス契約番号: