Catalyst 2960 スイッチ コマンド リファレンス Cisco IOS Release 12.2(25)SED
CLI の使用方法
CLI の使用方法
発行日;2012/01/08 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 3MB) | フィードバック

目次

CLI の使用方法

CLI コマンド モード

ユーザ EXEC モード

イネーブル EXEC モード

グローバル コンフィギュレーション モード

インターフェイス コンフィギュレーション モード

config-vlan モード

VLAN コンフィギュレーション モード

ライン コンフィギュレーション モード

CLI の使用方法

Catalyst 2960 スイッチは、Cisco IOS ソフトウェアでサポートされています。ここでは、ソフトウェア機能を設定するためのスイッチ CLI(コマンドライン インターフェイス)の使用方法について説明します。

これらの機能をサポートするコマンドの完全な説明については、 第 2 章「Catalyst 2960 スイッチ Cisco IOS コマンド」 を参照してください。ブート ローダの詳細については、 付録 A「Catalyst 2960 スイッチ ブート ローダ コマンド」 を参照してください。また、 debug コマンドの詳細については 付録 B「Catalyst 2960 スイッチ デバッグ コマンド」 を、 show platform コマンドの詳細については 付録 C「Catalyst 2960 スイッチ show platform コマンド」 を参照してください。Cisco IOS Release 12.2 のさらに詳しい情報については、『 Cisco IOS Release 12.2 Command Summary 』を参照してください。

タスク別の構成手順については、このリリースに対応するソフトウェア コンフィギュレーション ガイドを参照してください。

このマニュアルでは、IP は IP version 4(IPv4; IP バージョン 4)について言及しています。

CLI コマンド モード

ここでは、CLI コマンド モードの構造について説明します。コマンド モードは、特定の Cisco IOS コマンドをサポートします。たとえば、 interface interface-id コマンドは、グローバル コンフィギュレーション モードで入力されたときだけ機能します。

以下は、スイッチの主なコマンド モードです。

ユーザ EXEC

イネーブル EXEC

グローバル コンフィギュレーション

インターフェイス コンフィギュレーション

config-vlan

VLAN コンフィギュレーション

ライン コンフィギュレーション

表1-1 に、主なコマンド モード、各モードへのアクセス方法、各モードで表示されるプロンプト、およびモードの終了方法を示します。表示されているプロンプトは、デフォルト名として Switch を使用しています。

 

表1-1 コマンド モードの概要

コマンド モード
アクセス方法
プロンプト
終了または次のモードのアクセス

ユーザ EXEC

これが最初のアクセス レベルです。

(スイッチについては)ターミナル設定を変更し、基本タスクを実行し、システム情報を一覧表示します。

Switch>

logout コマンドを入力します。

イネーブル EXEC モードを開始するには、 enable コマンドを入力します。

イネーブル EXEC

ユーザ EXEC モードから、
enable コマンドを入力します。

Switch#

ユーザ EXEC モードに戻る場合は、 disable コマンドを入力します。

グローバル コンフィギュレーション モードを開始するには、 configure コマンドを入力します。

グローバル コンフィギュレーション

イネーブル EXEC モードから、 configure コマンドを入力します。

Switch(config)#

イネーブル EXEC モードに戻る場合は、 exit または end コマンドを入力するか、 Ctrl-Z を押します。

インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始するには、 interface コンフィギュレーション コマンドを入力します。

インターフェイス コンフィギュレーション

グローバル コンフィギュレーション モードで、 interface コマンドに続けてインターフェイス ID を入力し、インターフェイスを指定します。

Switch(config-if)#

イネーブル EXEC モードに戻る場合は、 end コマンドを入力するか、 Ctrl-Z を押します。

グローバル コンフィギュレーション モードに戻る場合は、 exit コマンドを入力します。

config-vlan

グローバル コンフィギュレーション モードから、 vlan
vlan-id コマンドを入力します。

Switch(config-vlan)#

グローバル コンフィギュレーション モードに戻る場合は、 exit コマンドを入力します。

イネーブル EXEC モードに戻る場合は、 end コマンドを入力するか、 Ctrl-Z を押します。

VLAN コンフィギュレーション

イネーブル EXEC モードから、 vlan database コマンドを入力します。

Switch(vlan)#

イネーブル EXEC モードに戻る場合は、 exit コマンドを入力します。

ライン コンフィギュレーション

グローバル コンフィギュレーション モードから、 line コマンドを入力することにより、ラインを指定します。

Switch(config-line)#

グローバル コンフィギュレーション モードに戻る場合は、 exit コマンドを入力します。

イネーブル EXEC モードに戻る場合は、 end コマンドを入力するか、 Ctrl-Z を押します。

ユーザ EXEC モード

装置にアクセスすると、自動的にユーザ EXEC コマンド モードに入ります。ユーザ レベルで使用可能な EXEC コマンドは、イネーブル レベルで使用可能な EXEC コマンドのサブセットです。一般に、ユーザ EXEC コマンドは、端末設定の一時的変更、基本テストの実行、システム情報の一覧表示などに使用します。

サポートされているコマンドは、ご使用のソフトウェアのバージョンによって異なります。コマンドの包括的なリストを表示するには、プロンプトで疑問符(?)を入力します。

Switch> ?

イネーブル EXEC モード

イネーブル コマンドの多くは動作パラメータの設定に関係しているので、無許可の使用を防ぐため、イネーブル コマンドへのアクセスはパスワードで保護する必要があります。イネーブル コマンド セットには、ユーザ EXEC モードのコマンドと、それ以外のコマンド モードへアクセスするための configure イネーブル EXEC コマンドが含まれます。

システム管理者がパスワードを設定した場合は、イネーブル EXEC モードへのアクセスが許可される前にパスワードの入力を要求するプロンプトが表示されます。パスワードは画面には表示されません。また大文字と小文字が区別されます。

イネーブル EXEC モードのプロンプトは、装置名のあとにポンド記号( # )が付きます。

Switch#

イネーブル EXEC モードにアクセスするには、 enable コマンドを入力します。

Switch> enable
Switch#
 

サポートされているコマンドは、ご使用のソフトウェアのバージョンによって異なります。コマンドの包括的なリストを表示するには、プロンプトで疑問符(?)を入力します。

Switch# ?
 

ユーザ EXEC モードに戻る場合は、 disable イネーブル EXEC コマンドを入力します。

グローバル コンフィギュレーション モード

グローバル コンフィギュレーション モードは、装置全体に作用する機能に適用されます。グローバル コンフィギュレーション モードを開始するには、 configure イネーブル EXEC コマンドを使用します。デフォルトでは、管理コンソールからコマンドを入力します。

configure コマンドを入力すると、コンフィギュレーション コマンドの送信元の入力を要求するメッセージが表示されます。

Switch# configure
Configuring from terminal, memory, or network [terminal]?
 

コンフィギュレーション コマンドの送信元として、端末または NVRAM(不揮発性 RAM)のいずれかを指定することができます。

次の例では、グローバル コンフィギュレーション モードにアクセスする方法を示します。

Switch# configure terminal
Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z.
 

サポートされているコマンドは、ご使用のソフトウェアのバージョンによって異なります。コマンドの包括的なリストを表示するには、プロンプトで疑問符(?)を入力します。

Switch(config)# ?
 

グローバル コンフィギュレーション コマンド モードを終了してイネーブル EXEC モードに戻る場合は、 end コマンドまたは exit コマンドを入力するか、または Ctrl-Z を押します。

インターフェイス コンフィギュレーション モード

インターフェイス コンフィギュレーション コマンドは、インターフェイスの動作を変更します。インターフェイス コンフィギュレーション コマンドは、常にインターフェイス タイプを定義するグローバル コンフィギュレーション コマンドのあとに続きます。

インターフェイス コンフィギュレーション モードにアクセスするには、 interface interface-id コマンドを使用します。新しいプロンプトはインターフェイス コンフィギュレーション モードを示しています。

Switch(config-if)#
 

サポートされているコマンドは、ご使用のソフトウェアのバージョンによって異なります。コマンドの包括的なリストを表示するには、プロンプトで疑問符(?)を入力します。

Switch(config-if)# ?
 

インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了してグローバル コンフィギュレーション モードに戻る場合は、 exit コマンドを入力します。インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了してイネーブル EXEC モードに戻る場合は、 end コマンドを入力するか、 Ctrl-Z を押します。

config-vlan モード

標準範囲 VLAN(VLAN ID 1 ~ 1005)を設定したり、VTP モードがトランスペアレントで拡張範囲 VLAN(VLAN ID 1006 ~ 4094)を設定したりする場合は、このモードを使用します。VTP モードがトランスペアレントである場合は、VLAN 設定および VTP 設定は実行コンフィギュレーション ファイルに保存されるので、 copy running-config startup-config イネーブル EXEC コマンドを実行して、これをスイッチのスタートアップ コンフィギュレーション ファイルに保存できます。VTP がトランスペアレント モードまたはサーバ モードの場合、VLAN ID が 1 ~ 1005 の VLAN の設定は、VLAN データベースに保存されます。拡張範囲 VLAN 設定は、VLAN データベースには保存されません。

config-vlan モードを開始するには、 vlan vlan-id グローバル コンフィギュレーション コマンドを入力します。

Switch(config)# vlan 2000
Switch(config-vlan)#
 

サポートされるキーワードは様々ですが VLAN コンフィギュレーション モードで利用できるコマンドと似ています。コマンドの包括的なリストを表示するには、プロンプトで疑問符(?)を入力します。

Switch(config-vlan)# ?
 

拡張範囲 VLAN については、MTU サイズ以外のすべての特性はデフォルト設定のままにしておいてください。

グローバル コンフィギュレーション モードに戻る場合は、 exit を入力します。イネーブル EXEC モードに戻る場合は、 end を入力します。 shutdown 以外のすべてのコマンドは、config-vlan モードを終了したときに有効になります。

VLAN コンフィギュレーション モード

VLAN コンフィギュレーション コマンドを使用して、VLAN ID 1 ~ 1005 に対応する VLAN パラメータを作成または変更できます。

vlan database イネーブル EXEC コマンドは、VLAN コンフィギュレーション モードを開始します。

Switch# vlan database
Switch(vlan)#
 

サポートされているコマンドは、ご使用のソフトウェアのバージョンによって異なります。コマンドの包括的なリストを表示するには、プロンプトで疑問符(?)を入力します。

Switch(vlan)# ?
 

イネーブル EXEC モードに戻る場合は、 abort VLAN コンフィギュレーション コマンドを入力して、設定しようとしたデータベースを放棄します。または、 exit を入力して、設定しようとする新しい VLAN データベースを実装し、イネーブル EXEC モードに戻ります。exit または apply を入力すると、コンフィギュレーションが VLAN データベースに保存されます。VLAN コンフィギュレーション モードで、コンフィギュレーションをスイッチ コンフィギュレーション ファイルに保存することはできません。

ライン コンフィギュレーション モード

ライン コンフィギュレーション コマンドは、端末ラインの動作を変更します。ライン コンフィギュレーション コマンドは、常にライン番号を定義するライン コマンドのあとに続きます。端末パラメータ設定をラインごとに、または特定の範囲のライン全体で変更するには、このコマンドを使用します。

ライン コンフィギュレーション モードを開始するには、 line vty line_number [ ending_line_number ] コマンドを使用します。次の新しいプロンプトはライン コンフィギュレーション モードを示しています。次の例では、仮想端末ライン 7 でライン コンフィギュレーション モードを開始する方法を示します。

Switch(config)# line vty 0 7
 

サポートされているコマンドは、ご使用のソフトウェアのバージョンによって異なります。コマンドの包括的なリストを表示するには、プロンプトで疑問符(?)を入力します。

Switch(config-line)# ?
 

ライン コンフィギュレーション モードを終了してグローバル コンフィギュレーション モードに戻る場合は、 exit コマンドを使用します。ライン コンフィギュレーション モードを終了してイネーブル EXEC モードに戻る場合は、 end コマンドを入力するか、 Ctrl- Z を押します。