Catalyst 2960 スイッチ ソフトウェア コンフィギュ レーション ガイド リリース12.2(52)SE
SDM テンプレートの設定
SDM テンプレートの設定
発行日;2012/02/02 | 英語版ドキュメント(2011/07/25 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 15MB) | フィードバック

目次

SDM テンプレートの設定

SDM テンプレートの概要

スイッチ SDM テンプレートの設定

デフォルトの SDM テンプレート

SDM テンプレートの設定時の注意事項

SDM テンプレートの設定

SDM テンプレートの表示

SDM テンプレートの設定

『Catalyst 2960 Switch Command Reference』には、コマンド構文および使用方法が記載されています。

「SDM テンプレートの概要」

「スイッチ SDM テンプレートの設定」

「SDM テンプレートの表示」

SDM テンプレートの概要

ネットワークでのスイッチの使用状況に応じて、SDM テンプレートを使用して、特定の機能に対するサポートを最適化するようにスイッチのシステム リソースを設定できます。一部の機能にシステムを最大限に利用させるようにテンプレートを選択したり、デフォルト テンプレートを使用してリソースを均衡化することができます。

Ternary CAM(TCAM)リソースをさまざまな用途に割り当てるために、スイッチ SDM テンプレートはシステム リソースにプライオリティを設定して、特定の機能のサポートを最適化します。SDM テンプレートを選択することにより、これらの機能を最適化できます。

デフォルト:デフォルト テンプレートは、すべての機能に均等にリソースを割り当てます。

デュアル:デュアル IPv4/IPv6 テンプレートを使用することにより、(IPv4 と IPv6 の両方をサポートする)デュアル スタック環境でスイッチを使用できるようになります。デュアル スタック テンプレートを使用すると、各リソースの TCAM の許容容量が少なくなります。IPv4 トラフィックだけを転送する場合は、デュアル スタック テンプレートを使用しないでください。

QoS:QoS テンプレートは、QoS(Quality of Service) Access Control Entry(ACE; アクセス制御エントリ)のためのシステム リソースを最大にします。

 

表 7-1 各テンプレートが許容する機能リソースの概数

リソース
デフォルト
QoS
デュアル

ユニキャスト MAC アドレス

8 K

8 K

8 K

IPv4 IGMP グループ

256

256

256

IPv4 ユニキャスト ルート

0

0

0

IPv6 マルチキャスト グループ

0

0

0

直接接続された IPv6 アドレス

0

0

0

間接的な IPv6 ユニキャスト ルート

0

0

0

IPv4 ポリシーベース ルーティング ACE

0

0

0

IPv4 MAC QoS ACE

128

384

0

IPv4 MAC セキュリティ ACE

384

128

256

IPv6 ポリシーベース ルーティング

0

0

0

IPv4 MAC QoS ACE

0

0

0

IPv4 MAC セキュリティ ACE

0

0

0

テーブル内の各行は、1 つのテンプレートを選択した場合の、ハードウェアの境界値セットの概数です。ハードウェア リソースのある部分が一杯の場合は、処理のオーバーフローはすべて CPU に送られ、スイッチのパフォーマンスに重大な影響が出ます。

スイッチ SDM テンプレートの設定

ここでは、次の設定情報について説明します。

「デフォルトの SDM テンプレート」

「SDM テンプレートの設定時の注意事項」

「SDM テンプレートの設定」

デフォルトの SDM テンプレート

デフォルト テンプレートがデフォルトです。

SDM テンプレートの設定時の注意事項

SDM テンプレートの選択と設定をおこなう場合は、次の注意事項に従ってください。

SDM テンプレートの選択と設定を行う際、設定を有効にするため、スイッチをリロードする必要があります。

デュアル IPv4/IPv6 テンプレートを最初に選択しないで IPv6 の機能を設定しようとすると、警告メッセージが生成されます。

デュアル スタック テンプレートを使用すると各リソースの TCAM の許容容量が少なくなるため、IPv4 トラフィックだけを転送する場合はデュアル スタック テンプレートを使用しないでください。

SDM テンプレートの設定

SDM テンプレートを使用して機能動作を最適にサポートするには、特権 EXEC モードで次の手順を実行します

 

コマンド
目的

ステップ 1

configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

sdm prefer { default | dual-ipv4-and-ipv6 default | qos }

スイッチで使用する SDM テンプレートを指定します。

キーワードの意味は次のとおりです。

default :すべての機能に均等にリソースを割り当てます。

dual-ipv4-and-ipv6 default :スイッチがデュアル スタック環境で使用できます(IPv4 および IPv6 がサポートされます)。

qos :QoS ACE 用のシステム リソースを最大にします。

スイッチをデフォルト テンプレートに設定するには、 no sdm prefer コマンドを使用します。デフォルト テンプレートは、システム リソースを均等に割り当てます。

ステップ 3

end

特権 EXEC モードに戻ります。

ステップ 4

reload

OS(オペレーティング システム)をリロードします。

システムの再起動後、 show sdm prefer 特権 EXEC コマンドを使用して、新しいテンプレート設定を確認できます。 reload 特権 EXEC コマンドの前に show sdm prefer コマンドを入力すると、 show sdm prefer コマンドによって、現在使用しているテンプレートと、再起動後にアクティブになるテンプレートが表示されます。

SDM テンプレートの表示

アクティブ テンプレートを表示するには、パラメータを指定せずに show sdm prefer 特権 EXEC コマンドを使用します。

特定のテンプレートでサポートされるリソース数を表示するには、 show sdm prefer [ default | dual-ipv4-and-ipv6 default | qos ] 特権 EXEC コマンドを使用します。