Catalyst 2955 スイッチ ハードウェア インストレーション ガイド
危険環境でのインストレーショ ン
危険環境でのインストレーション
発行日;2012/01/10 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 4MB) | フィードバック

目次

危険環境でのインストレーション

インストレーションの準備

警告

EMCに関する規制事項

米国

日本へのVCCIクラスAに関する注意事項

Zone 2に関する認定(欧州)

インストレーションに関する注意事項

梱包内容の確認

スイッチ保護ライナーの使用

スイッチ動作の確認

PCまたは端末をコンソール ポートに接続する手順

スイッチへの電源投入とPOSTの実行

スイッチのアース接続

DC電源の配線

電源およびリレー用コネクタの配線へのフェライトの取り付け

電源およびリレー用コネクタのスイッチへの取り付け

スイッチの電源投入

POSTの実行

外部アラーム装置リレーの接続

DINレールへのスイッチの取り付け

ラックへのスイッチの設置

DINレールまたはラックからのスイッチの取り外し

10/100ポートおよび10/100/1000ポートの接続

100BASE-FX MMポートの接続

100BASE-LX SMポートの接続

次の作業

危険環境でのインストレーション

この章では、危険環境でのスイッチの設置方法、Power-on Self-Test(POST;電源投入時セルフテスト)の説明、およびスイッチと他の装置の接続方法について説明します。この章の内容は次のとおりです。次の順序に従って手順を進めてください。

「インストレーションの準備」

「スイッチ保護ライナーの使用」

「スイッチ動作の確認」

「外部アラーム装置リレーの接続」

「DINレールへのスイッチの取り付け」

「ラックへのスイッチの設置」

「DINレールまたはラックからのスイッチの取り外し」

「10/100ポートおよび10/100/1000ポートの接続」

「100BASE-FX MMポートの接続」

「100BASE-LX SMポートの接続」

「次の作業」

インストレーションの準備

ここでは、次の内容について説明します。

「警告」

「EMCに関する規制事項」

「インストレーションに関する注意事項」

「梱包内容の確認」

警告


警告 この装置の取り付けおよび保守は、AS/NZS 3260 Clause 1.2.14.3 Service Personnelに定められているサービス担当者が行ってください。



警告 この装置の設置または交換は、訓練を受けた相応の資格のある人が行ってください。



警告 この装置は、出入りが制限された場所に設置してください。出入りが制限された場所とは、特別なツール、ロックおよび鍵、またはその他のセキュリティ手段を使用しないと入れない場所です。



警告 インストレーション手順を読んでから、システムを電源に接続してください。



警告 他の装置の上にシャーシを積み重ねないでください。シャーシが落下すると、大けがをしたり、装置が損傷したりすることがあります。



警告 事前に装置の電源が切断され、周囲に危険性がないことを確認してからこの装置の接続を切断してください。この装置への外部接続はいずれも、製品に付属のネジ、スライド式ラッチ、ネジ付きコネクタなどを使用して、必ず固定してください。

部品を代用すると、Class I、Division 2への適合性が損なわれることがあります。



警告 電源が入ったままの状態で電源およびリレー用コネクタの着脱を行うと、アーク放電を生じることがあります。その場合、危険場所でインストレーションを行うと爆発する危険性があります。必ず、スイッチおよびアラーム回路の電源が切断されていることを確認してください。作業を始める前に、偶発的に電源がオンになる可能性がないかどうか、周囲に危険がないかどうかを確認してください。

電源およびリレー用コネクタの非脱落型ネジがきちんと締まっていないと、コネクタが偶発的に外れた場合、アーク放電を生じることがあります。



警告 この装置は、IEC 60950に基づく安全基準に定められたSELV要件に適合するDC電源にのみ接続してください。



警告 この製品の公称電圧は24 Vです。危険場所にスイッチを設置する場合、安全な動作範囲である18~30 VDCを維持する必要があります。



警告 スイッチ リレーの定格は、限界電圧の30 VDCで1 A、限界電圧の125 VACで0.3 Aです。危険環境でこれらの限界値を超えると危険です。

フィールド側の電源を入れた状態でリレー線の着脱を行うと、アーク放電を生じることがあります。その場合、危険場所でインストレーションを行うと爆発する危険性があります。作業を始める前に、電源が切断されていて周囲に危険性がないことを確認してください。



警告 この装置は、汚染度2の産業環境、過電圧カテゴリIIアプリケーション(IEC 60664-1に規定)、および最大高度2000 m(ディレーティングなし)での使用を前提としています。



警告 この装置は「開放型」装置として提供されます。この装置を設置する格納ラックは、予測される固有の環境条件に適合し、かつ帯電部の取り扱いによる人身事故を防止するよう適切に設計されている必要があります。格納ラック内部の作業は、工具を使用しないと行えないようになっている必要があります。

格納ラックは、最低でもIP 54またはNEMA Type 4の格納ラック基準を満たしている必要があります。



警告 格納ラック外部の周囲温度より86°F(30°C)高い温度に適応するツイストペア導線を使用してください。



警告 DC入力電源に接続された導線の被覆が取れていると、感電する危険性があります。DC入力電源導線の露出部分が電源およびリレー用コネクタからはみ出していないことを確認してください。



警告 危険場所にスイッチを設置する場合、DC電源がスイッチの付近にない場合があります。作業を始める前に、電源が切断されていて偶発的にオンになる可能性がなく、周囲に危険性がないことを確認してください。



警告 スイッチまたはネットワーク上の装置に電源が入った状態で、コンソール ケーブルの着脱を行うと、アーク放電を生じることがあります。その場合、危険場所でインストレーションを行うと爆発する危険性があります。作業を始める前に、電源が切断されていて周囲に危険性がないことを確認してください。

スイッチの動作を確認するには、インストレーションに先立って、危険性のない場所でスイッチのPOSTを実行します。



警告 スイッチまたはネットワーク上の装置に電源が入った状態で、ポートに接続するケーブルの着脱を行うと、アーク放電を生じることがあります。その場合、危険場所でインストレーションを行うと爆発する危険性があります。作業を始める前に、スイッチの電源が切断され偶発的に電源がオンになる可能性がなく、周囲に危険性がないことを確認してください。



警告 スイッチの過熱を防止するために、室温が140°F(60°C)を超える環境では使用しないでください。また、通気を妨げないように、通気口の周囲に3インチ(7.6 cm)以上のスペースを確保してください。



警告 この装置をClass I、Division 2の危険区域で使用する場合、すべての電力線および入出力線について、電気に関する該当規則に準拠し、Class I、Division 2の設置場所を管轄する当局の指示に従った適切な配線方式が行われている格納ラックに装置を設置する必要があります。



警告 装置を設置するときには、必ずアースを最初に接続し、最後に取り外します。



警告 この装置は、アースされていることが前提になっています。通常の使用時には必ず装置がアースされているようにしてください。



警告 この装置は、放射およびイミュニティに関する要件に適合するようにアースされていることが前提になっています。通常の使用時には、必ずスイッチのアース端子がアースされているようにしてください。



警告 電源に接続されている装置を扱う場合は、事前に指輪、ネックレス、腕時計などの装身具を外しておいてください。これらの金属が電源やアースに接触すると、金属が過熱して大やけどをしたり、金属類が端子に焼き付くことがあります。



警告 ラックに装置を取り付けたり、ラック内の装置のメンテナンス作業を行ったりする場合は、事故を防ぐため、装置が安定した状態で置かれていることを十分に確認してください。安全を確保するために、次の注意事項を守ってください。


 


警告 以下の作業を行う前に、DC回路に電気が流れていないことを確認します。すべての電源を確実に切断するには、配電盤上でDC回路に対応している回路ブレーカーをOFFの位置に切り替え、回路ブレーカーのスイッチ ハンドルをOFFの位置のままテープで固定します。



警告 雷が発生しているときには、システムに手を加えたり、ケーブルの接続や取り外しを行わないでください。



警告 この製品を廃棄処分する際には、各国の法律または規制に従って取り扱ってください。



警告 クラス1レーザー製品です。



警告 クラス1 LED製品です。



警告 接続されていない光ファイバ ケーブルやコネクタからは目に見えないレーザー光が放射されている可能性があります。レーザー光を直視したり、光学機器を使用して直接見たりしないでください。



警告 分散ビームの場合、光学機器を使用して100 mm以内の距離からレーザー出力を見ると、目を痛める可能性があります。平行ビームの場合、一定の距離で使用するように設計された光学機器を使用してレーザー出力を見ると、目を痛める可能性があります。



警告 レーザー光に直接当たらないようにしてください。



注意 この装置は、Class I、Division 2、Group A、B、C、Dまたは危険性のない場所でのみの使用に対応しています。

EMCに関する規制事項

Catalyst 2955ファミリー スイッチに適用される規制は、次のとおりです。

米国

この製品に関する米国の規制情報は、このマニュアルの前付けに記載されています。

日本へのVCCIクラスAに関する注意事項


警告 この装置は、情報処理装置等電波障害自主規制協議会(VCCI)の基準に基づくクラスA情報技術装置です。この装置を家庭環境で使用すると、電波妨害を引き起こすことがあります。この場合には、使用者が適切な対策を取るように要求されることがあります。


Zone 2に関する認定(欧州)

この装置は、European Union Directive 94/9/ECに定められた爆発の可能性のある環境での使用を前提としています。Underwriters Laboratory(UL;保険会社研究所)International DEMKOは、この指針のAnnex IIに定められた爆発の可能性のある環境を前提とするカテゴリ3装置の設計および構造に関して、この装置が保健および安全性に関する基本要件を満たしていることを認定しています。保健および安全性に関する基本要件への適合は、EN 50021(1999)への適合によって保証されています。

インストレーションに関する注意事項

スイッチの設置場所を決める際には、次の事項を考慮してください。

スイッチを設置する前に、まずスイッチに電源を投入し、POSTを実行させてスイッチが動作可能な状態であることを確認します。「スイッチへの電源投入とPOSTの実行」の手順に従います。

10/100ポートおよび10/100/1000ポートを使用する場合、スイッチから接続装置までの最大ケーブル長は、328フィート(100 m)です。

100BASE-FXマルチモード(MM)光ファイバ ポートを使用する場合、スイッチから接続装置までの最大ケーブル長は、6,562フィート(2 km)です。

100BASE-LXシングルモード(SM)光ファイバ ポートを使用する場合、スイッチから接続装置までの最大ケーブル長は、9.375マイル(15 km)です。

動作環境は、 付録A「技術仕様」 に記載されている範囲内に該当していなければなりません。

前面パネルおよび背面パネルの周囲に十分なスペースが必要です。

前面パネルのLEDがよく見えること。

ポートに無理なくケーブルを接続できる

前面パネルのDC電源およびリレー用コネクタが、DC回路ブレーカーに接続可能な距離にあること。

スイッチの周囲や通気口のエアフローが妨げられないようにしてください。スイッチの過熱を防止するため、スイッチの上、下、側面と他の装置との間が、最低3インチ離れている必要があります。

装置の周囲の温度が140°F(60°C)を超えないようにしてください。


) スイッチを産業用ラックに設置すると、ラック内の温度はラック外の室温よりも高くなります。

ラック内の温度は、最大温度である140°F(60°C)を超えないようにする必要があります。


ケーブルは、ラジオ、電線、蛍光灯などの電気ノイズ源から離してください。

梱包内容の確認


) 梱包箱から慎重に中身を取り出して、損傷しているものがないかどうか1つずつ調べます。不足しているものや損傷しているものがある場合は、製品を購入された代理店に連絡してください。梱包材はすべて、捨てずに梱包箱に戻してください。


スイッチには、次の付属品が同梱されています。

『Catalyst 2955ハードウェア インストレーション ガイド』(Customer Order
Number DOC-J-7814944=)

電源およびリレー用コネクタ

スイッチ設置保護ライナー

フェライト×1

RJ-45/DB-9コンソール ポート アダプタ ケーブル×1


) スイッチをアース接続するには、リング端子(Thomas & Bett製、部品番号RC10-14または同等品など)が必要です。


スイッチのコンソール ポートに端末を接続する場合は、RJ-45/DB-25メスDTEアダプタが必要です。このアダプタが入ったキット(部品番号ACS-DSBUASYN=)をご注文ください。

MM接続では、表 B-1に記載されているMT-RJ光ファイバ パッチ ケーブルのいずれかを使用して、100BASE-FXポートを接続先装置のポートに接続することができます。 表 B-1 のシスコ部品番号を指定して、必要なパッチ ケーブルをご注文ください。

SM接続では、表 B-2に記載されているコネクタのいずれかを使用して、100BASE-LXポートを接続先装置のポートに接続することができます。 表 B-2 のシスコ部品番号を指定して、必要なパッチ ケーブルをご注文ください。

スイッチ保護ライナーの使用

スイッチの出荷時には、スイッチを設置する間、埃やごみがスイッチの通気口に入るのを防止する保護ライナーが同梱されています。スイッチをDINレールまたは19インチ ラックに設置したり、電源装置に接続したり、または外部アラーム装置リレーに接続したりする前に、まず保護ライナーをかぶせる必要があります。

保護ライナーはスイッチの通気口を覆うため、電源を入れる前にスイッチから取り外して、スイッチのシャーシからの適切な通気を確保する必要があります。

保護ライナーをかぶせる手順は、次のとおりです。


ステップ 1 裏当てから保護ライナーを外します。

ステップ 2 スイッチに保護ライナーをかぶせます。

スイッチを平行に設置する場合は、保護ライナーをスイッチの上部パネルにかぶせてください。

スイッチを下向きに設置する場合は、保護ライナーをスイッチの背面パネルにかぶせてください。


 


注意 保護ライナーを取り外してから、スイッチの電源を入れてください。

保護ライナーを取り外さないと、スイッチが熱により故障する場合があります。

スイッチ動作の確認


警告 スイッチまたはネットワーク上の装置に電源が入った状態で、コンソール ケーブルの着脱を行うと、アーク放電を生じることがあります。その場合、危険場所でインストレーションを行うと爆発する危険性があります。作業を始める前に、電源が切断されていて周囲に危険性がないことを確認してください。

スイッチの動作を確認するには、インストレーションに先立って、危険性のない場所でスイッチのPOSTを実行します。


スイッチをDINレールまたは19インチ ラックに取り付ける前に、スイッチの電源をオンにして、POSTが正常に終了するかどうかを確認してください。ここでは、PCをスイッチのコンソール ポートに接続し、スイッチに電源を入れ、POSTを観察する手順について説明します。

「PCまたは端末をコンソール ポートに接続する手順」

「スイッチへの電源投入とPOSTの実行」

PCまたは端末をコンソール ポートに接続する手順

コンソール ポートにPCを接続するには、付属のRJ-45/DB-9アダプタ ケーブルを使用します。コンソール ポートに端末を接続するには、RJ-45/DB-25メスDTEアダプタが必要です。このアダプタが入ったキット(部品番号ACS-DSBUASYN=)をご注文ください。コンソール ポートおよびアダプタのピン割り当てについては、「ケーブルおよびアダプタの仕様」を参照してください。

使用するPCまたは端末がVT100端末エミュレーションをサポートしている必要があります。端末エミュレーション ソフトウェア(通常、HyperTerminalまたはProcomm PlusなどのPCアプリケーション)は、セットアップ プログラム稼働中に、PCまたは端末とスイッチの間の通信を可能にします。

スイッチにPCまたは端末を接続する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 端末エミュレーション ソフトウェアがハードウェア フロー制御を使用してスイッチと通信できるように設定されていることを確認します。

ステップ 2 PCまたは端末のボーレートおよびデータ フォーマットを、以下に示すコンソール ポートのデフォルト特性に合わせて設定します。

9600ボー

8データ ビット

1ストップ ビット

パリティなし

スイッチにアクセスしたあと、ポートのボーレートを変更できます。手順については、スイッチのソフトウェア コンフィギュレーション ガイドを参照してください。

ステップ 3 図 4-1 のように、コンソール ポートにアダプタ ケーブルを取り付けます(ピン割り当てについては、 ケーブルおよびアダプタのピン割り当てを参照してください)。

図 4-1 コンソール ポートの接続

 

 

1

コンソール ケーブル

ステップ 4 必要な場合、端末に適切なアダプタを取り付けます。

ステップ 5 アダプタ ケーブルのもう一方の側を、PCまたは端末アダプタに取り付けます。

ステップ 6 端末エミュレーション ソフトウェアを起動します。


 

スイッチへの電源投入とPOSTの実行


警告 スイッチまたはネットワーク上の装置に電源が入った状態で、コンソール ケーブルの着脱を行うと、アーク放電を生じることがあります。その場合、危険場所でインストレーションを行うと爆発する危険性があります。作業を始める前に、電源が切断されていて周囲に危険性がないことを確認してください。

スイッチの動作を確認するには、インストレーションに先立って、危険性のない場所でスイッチのPOSTを実行します。



注意 AC/DC電源コンバータ(PWR-2955-AC=)を使用できるのは、危険性のない場所にスイッチを設置する場合に限られます。

ここでは、スイッチの電源をオンにしてPOSTを観察する手順について説明します。

「スイッチのアース接続」

「DC電源の配線」

「電源およびリレー用コネクタの配線へのフェライトの取り付け」

「電源およびリレー用コネクタのスイッチへの取り付け」

「スイッチの電源投入」

「POSTの実行」

スイッチ キットの電源およびリレー用コネクタ、フェライト、およびスイッチ設置保護ライナーの位置を確認します。


) 交換用の電源およびリレー用コネクタ(PWR-2955-CONNECT=)については、製品を購入された代理店にお問い合わせください。「テクニカル サポート」を参照してください。


必要な工具および部品を用意します。次のものが必要です。

最大15インチ ポンド(in-lb)の圧力を加えられるラチェット式トルク フラットヘッド ドライバ

リング端子(Thomas & Bett製、部品番号RC10-14または同等品など)

圧着工具(Thomas & Bett製、部品番号WT2000、ERG-2001または同等品など)

10~12ゲージの銅製アース線(Belden製、部品番号9912または同等品など)

DC電源接続には、UL/CSA定格、スタイル1007または1569のツイストペア銅製Appliance Wiring Material(AWM)導線(Belden製、部品番号9318など)を使用します。

10~12ゲージおよび18ゲージのアース線の被覆をはがすためのワイヤ ストリッパ

スイッチのアース接続


警告 この装置は、放射およびイミュニティに関する要件に適合するようにアースされていることが前提になっています。通常の使用時には、必ずスイッチのアース端子がアースされているようにしてください。



警告 装置を設置するときには、必ずアースを最初に接続し、最後に取り外します。



注意 装置を確実にアース接続するには、正しいアース接続手順に従い、10~12 AWG導線に対応するUL指定のリング端子(Thomas & Bett製、部品番号:RC10-14または同等品など)を使用してください。

アース ネジを使用してスイッチをアース接続する手順は、次のとおりです。必ず設置場所のアース要件に従って接続してください。


ステップ 1 標準のプラス ドライバまたはラチェット式トルク ドライバを使用して、アース ネジをスイッチの前面パネルから取り外します。あとで使用できるように、アース ネジを保管しておいてください。

ステップ 2 アース線が絶縁されている場合は、ワイヤ ストリッパを使用して、10~12ゲージのアース線の先端0.5インチ(12.7 mm、許容誤差 ± 0.02インチ[0.5 mm])の被覆をはがします(図 4-2を参照)。

図 4-2 アース線の被覆の取り除き方

 

 

1

0.5インチ(12.7 mm、許容誤差 ± 0.02インチ[0.5 mm])

3

導線

2

被覆

 

 

ステップ 3 アース線をリング端子に差し込み、圧着工具を使用してリング端子をアース線に圧着します。

図 4-3 リング端子の圧着

 

ステップ 4 リング端子を通してアース ネジをスライドします。

ステップ 5 アース ネジを前面パネル上のアース ネジ穴に差し込みます。

ステップ 6 ラチェット式トルク ドライバを使用して、スイッチの前面パネルに対してアース ネジおよびリング端子を最大15 in-lb(240 ounce-force inch [ozf-in])の力で締めます(図 4-4を参照)。

図 4-4 アース端子のネジの締め方

 

 

1

アース ケーブル

ステップ 7 アース線のもう一方の側を、アースの施された金属面(アース バス、アースされたDINレール、またはアースされたラックなど)に取り付けます。


 

DC電源の配線


警告 この装置の設置または交換は、訓練を受けた相応の資格のある人が行ってください。



警告 危険場所にスイッチを設置する場合、DC電源がスイッチの付近にない場合があります。作業を始める前に、電源が切断されていて偶発的にオンになる可能性がなく、周囲に危険性がないことを確認してください。



警告 スイッチに電源が入ったままの状態で電源およびリレー用コネクタの取り外しを行うと、アーク放電を生じることがあります。その場合、危険場所でインストレーションを行うと爆発する危険性があります。作業を始める前に、スイッチの電源が切断され偶発的に電源がオンになる可能性がなく、周囲に危険性がないことを確認してください。

電源およびリレー用コネクタの非脱落型ネジがきちんと締まっていないと、コネクタが偶発的に外れた場合、アーク放電を生じることがあります。



警告 この装置は、IEC 60950に基づく安全基準に定められたSELV要件に適合するDC電源にのみ接続してください。



注意 AC/DC電源コンバータ(PWR-2955-AC=)を使用できるのは、危険性のない場所にスイッチを設置する場合に限られます。


注意 Catalyst 2955スイッチは必ず、入力電圧が18~32 VDCのDC入力電源に接続してください。供給電圧がこの範囲外の場合、スイッチが正常に動作しなかったり、損傷したりすることがあります。


注意 このスイッチには、2 Aの分岐回路保護を使用する必要があります。


注意 このスイッチの電源接続は、適用されるすべての規則に従って行わなければなりません。


) 電源およびリレー用コネクタとの接続には、UL/CSA定格、スタイル1007または1569のツイストペア銅製AWM導線(Belden製、部品番号9318など)を使用します。

スイッチの出荷時に同梱されているフェライトも使用する必要があります。


スイッチをDC入力電源に接続する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 電源およびリレー用コネクタの位置を確認します(図 4-5を参照)。

図 4-5 電源およびリレー用コネクタ

 

ステップ 2 電源およびリレー用コネクタのプラスおよびリターンの位置を確認します。電源装置AのプラスDC電源接続はVAのラベルが付いていて、リターンは隣接する接続でRTのラベルが付いています。電源装置B(冗長用電源装置)のプラスDC電源接続はVBのラベルが付いていて、リターンは隣接する接続でRTのラベルが付いています。

ステップ 3 2本のツイストペア銅線(18~20 AWG)がDC電源に接続できるだけの長さであることを確認します。

ステップ 4 18ゲージ用のワイヤ ストリッパを使用して、各DC入力電源に接続されている2本の導線の先端から、被覆を0.25インチ(6.3 mm、許容誤差±0.02インチ[0.5 mm])だけはぎ取ります。被覆は0.27インチ(6.8 mm)以上はぎ取らないでください。はぎ取りすぎると、接続後に電源およびリレー用コネクタから導線の露出部分がはみ出します。

図 4-6 電源接続導線の被覆のはぎ取り方

 

 

1

0.25インチ(6.3 mm、許容誤差 ± 0.02インチ[0.5 mm])

ステップ 5 被覆をはぎ取ったDC入力電源導線の先端を、電源およびリレー用コネクタに差し込みます(図 4-7を参照)。被覆をはがした導線が完全に差し込まれていることを確認します。コネクタから出ている導線はすべて 絶縁用の被覆に おおわれていなければなりません。


警告 DC入力電源に接続された導線の被覆が取れていると、感電する危険性があります。DC入力電源導線の露出部分が電源およびリレー用コネクタからはみ出していないことを確認してください。


図 4-7 電源およびリレー用コネクタへの導線の差し込み方

 

 

1

電源装置Aのプラス接続

5

外部装置2、リレー線B接続

2

電源装置Aのリターン接続

6

外部装置1、リレー線B接続

3

外部装置1、リレー線A接続

7

電源装置Bのリターン接続

4

外部装置2、リレー線A接続

8

電源装置Bのプラス接続

ステップ 6 ラチェット式トルク フラットヘッド ドライバを使用して、電源およびリレー用コネクタの(取り付けた導線の上にある)非脱落型ネジを最大4.5 in-lb(72 ozf-in)のトルクで締めます(図 4-8を参照)。


注意 電源およびリレー用コネクタの非脱落型ネジを締めすぎないように注意してください。推奨する最大トルクは4.5 in-lbです。

図 4-8 電源およびリレー用コネクタの非脱落型ネジの締め方

 

 

1

電源およびリレー用コネクタの非脱落型ネジ

ステップ 7 VAに接続している導線の反対側を、DC電源装置のプラス極側に接続し、RTに接続している導線の反対側をDC電源装置のリターン極側に接続します。


) 第2電源装置を接続する場合は、電源装置BのDC入力(VB)およびリターン(RT)について、ステップ 4ステップ 7を繰り返します。


図 4-9に、第1電源装置およびオプションの第2電源装置用の電源およびリレー用コネクタのDC入力接続を完了した状態を示します。


 

図 4-9 電源およびリレー用コネクタへのDC電源接続

 

 

1

電源装置Aのプラス接続

5

外部装置2、リレー線B接続

2

電源装置Aのリターン接続

6

外部装置1、リレー線B接続

3

外部装置1、リレー線A接続

7

電源装置Bのリターン接続

4

外部装置2、リレー線A接続

8

電源装置Bのプラス接続


) アラーム リレーに外部アラーム装置を接続する場合は、「外部アラーム装置リレーの接続」に進みます。そうでない場合は、次の章に進みます。


電源およびリレー用コネクタの配線へのフェライトの取り付け

電源およびリレー用コネクタを前面パネルに取り付ける前に、次の手順で電源およびリレー用コネクタの配線にフェライトを取り付けます。


ステップ 1 開いたフェライトを、電源およびリレー用コネクタの3インチ以内のケーブル周囲に取り付けます。

ステップ 2 フェライトの周りにケーブルを通して環状にします(図 4-10を参照)。

図 4-10 フェライトの中央に通された環状のケーブル

 

ステップ 3 留め具スナップがきちんと閉まるまでフェライトを押して閉じた状態にします(図 4-11を参照)。

図 4-11 フェライトが閉じた状態

 


 

電源およびリレー用コネクタのスイッチへの取り付け

電源およびリレー用コネクタをスイッチの前面パネルに取り付ける手順は、次のとおりです。


警告 電源が入ったままの状態で電源およびリレー用コネクタの着脱を行うと、アーク放電を生じることがあります。その場合、危険場所でインストレーションを行うと爆発する危険性があります。必ず、スイッチおよびアラーム回路の電源が切断されていることを確認してください。作業を始める前に、偶発的に電源がオンになる可能性がないかどうか、周囲に危険がないかどうかを確認してください。

電源およびリレー用コネクタの非脱落型ネジがきちんと締まっていないと、コネクタが偶発的に外れた場合、アーク放電を生じることがあります。



ステップ 1 電源およびリレー用コネクタを、スイッチの前面パネル上にある電源およびリレー用コネクタ レセプタクルに差し込みます(図 4-11を参照)。

ステップ 2 マイナス ドライバを使用して、電源およびリレー用コネクタの両端にある非脱落型ネジを締めます。


 


注意 電源およびリレー用コネクタに取り付けた導線を固定し、誤って触れても導線が動かないようにしてください。タイ ラップを使用するなどして、ラックに導線を固定します。

図 4-12 電源およびリレー用コネクタのスイッチへの接続

 

 

1

電源およびリレー用コネクタ

スイッチの電源投入


注意 保護ライナーを取り外してから、スイッチの電源を入れてください。

保護ライナーを取り外さないと、スイッチが熱により故障する場合があります。

配電盤上でDC回路に対応する回路ブレーカーを確認し、回路ブレーカーをONの位置にします。

POSTの実行

電源に接続されると、スイッチは自動的にPOSTを開始します。POSTは、スイッチが正常に機能していることを確認する一連のテストです。


) アップリンク ポート ステータスLEDは、POST実行時のシステム情報およびステータス情報を示します。Catalyst 2955C-12および2955S-12では、アップリンク ポートには13および14というラベルが付いています。Catalyst 2955T-12では、アップリンク ポートには1および2というラベルが付いています。



警告 スイッチまたはネットワーク上の装置に電源が入った状態で、コンソール ケーブルの着脱を行うと、アーク放電を生じることがあります。その場合、危険場所でインストレーションを行うと爆発する危険性があります。作業を始める前に、電源が切断されていて周囲に危険性がないことを確認してください。

スイッチの動作を確認するには、インストレーションに先立って、危険性のない場所でスイッチのPOSTを実行します。


Catalyst 2955C-12および2955S-12がPOSTを開始すると、次の状態になります。

アップリンク ポート13のLEDはオレンジです。

アップリンク ポート14のLEDはグリーンに点滅します。

Catalyst 2955T-12がPOSTを開始すると、次の状態になります。

アップリンク ポート1のLEDはオレンジです。

アップリンク ポート2のLEDはグリーンに点滅します。

Catalyst 2955C-12および2955S-12でPOSTが正常に終了すると、次の状態になります。

アップリンク ポート13のLEDはグリーンに点灯します。

アップリンク ポート14のLEDは、フラッシュ ファイルシステムが初期化されている間、消灯します。

Catalyst 2955T-12でPOSTが正常に終了すると、次の状態になります。

アップリンク ポート1のLEDはグリーンに点灯します。

アップリンク ポート2のLEDは、フラッシュ ファイルシステムが初期化されている間、消灯します。

Catalyst 2955C-12および2955S-12のPOSTでエラーが発生すると、次の状態になります。

アップリンク ポート13のLEDはオレンジに点滅します。

アップリンク ポート14のLEDはグリーンに点灯します。

Catalyst 2955T-12のPOSTでエラーが発生すると、次の状態になります。

アップリンク ポート1のLEDはオレンジに点滅します。

アップリンク ポート2のLEDはグリーンに点灯します。

スイッチの電源がオンになっているとき、電源ステータスLEDは、電源装置の有無を反映してグリーンまたはレッドになります(詳細は 電源ステータスLEDを参照)。POSTの実行中、電源ステータスLEDはグリーンに点灯します。POSTが正常に終了すると、両方の電源装置が正常に動作していて、かつスイッチがデュアル電源モードで動作するように設定されている場合、電源ステータスLEDはグリーンに点灯します。

スイッチがシングル電源モードで、電源装置Aのみが存在して正常に動作している場合、電源装置BのLEDはグリーンに点灯し、電源装置AのLEDがステータスを示しています。スイッチがシングル電源モードで、電源装置Bのみが存在して正常に動作している場合、電源装置AのLEDはグリーンに点灯し、電源装置BのLEDがステータスを示しています。

シングル電源モードおよびデュアル電源モードの詳細については、スイッチのコンフィギュレーション ガイドを参照してください。

Catalyst 2950スイッチでは、MODEボタンを使用してスイッチのパスワードを回復することができます。Catalyst 2955スイッチにはMODEボタンがないので、ブート ローダがBreakキーの検出によって自動ブート シーケンスを停止し、パスワードを回復できるようになっています。

Catalyst 2955C-12および2955S-12スイッチでは、POSTの実行後、コンソールに最初のブート ローダ プロンプトが表示されている間、アップリンク ポート13のLEDはグリーンに点滅し、アップリンク ポート14のLEDは消灯しています。Catalyst 2955T-12スイッチでは、POSTの実行後、コンソールに最初のブート ローダ プロンプトが表示されている間、アップリンク ポート1のLEDはグリーンに点滅し、アップリンク ポート2のLEDは消灯しています。


) POSTのエラーはほとんどの場合、回復不可能な障害です。POSTでエラーが発生した場合は、ただちに製品を購入した代理店に連絡してください。「テクニカル サポート」を参照してください。



) Catalyst 2955スイッチにおけるパスワード回復プロセスの詳細については、スイッチのソフトウェア コンフィギュレーション ガイドを参照してください。


POSTが正常に終了したあと、次の手順に従います。


ステップ 1 スイッチの電源を切断します。

ステップ 2 ケーブルを取り外します。

ステップ 3 スイッチをどこに設置するかを決定します。


 

外部アラーム装置リレーの接続

Catalyst 2955スイッチのアラーム リレーは、Normally Open(NO)です。外部アラーム装置をリレーに接続するには、2本のリレー コンタクト線を接続して完全な電気回路にする必要があります。外部アラーム装置ごとにリレーへの接続が2つずつ必要なので、Catalyst 2955スイッチは最大2つの外部アラーム装置をサポートします。


警告 スイッチ リレーの定格は、限界電圧の30 VDCで1 A、限界電圧の125 VACで0.3 Aです。危険環境でこれらの限界値を超えると危険です。

フィールド側の電源を入れた状態でリレー線の着脱を行うと、アーク放電を生じることがあります。その場合、危険場所でインストレーションを行うと爆発する危険性があります。作業を始める前に、電源が切断されていて周囲に危険性がないことを確認してください。



) 電源およびリレー用コネクタとの接続には、UL/CSA定格、スタイル1007または1569のツイストペア銅製AWM導線(Belden製、部品番号9318など)を使用します。

スイッチの出荷時に同梱されているフェライトも使用する必要があります。


DC電源接続用の配線を行ったあと、次の手順でスイッチを外部アラーム装置に接続します。


) この手順は任意です。



ステップ 1 1組のツイストペア線(18~20 AWG)が外部アラーム装置に接続できるだけの長さであることを確認します。

ステップ 2 ワイヤ ストリッパを使用して、導線の両端から、被覆を0.25インチ(6.3 mm、許容誤差 ± 0.02インチ[0.5 mm])だけはぎ取ります。被覆は0.27インチ(6.8 mm)以上はぎ取らないでください。はぎ取りすぎると、接続後に電源およびリレー用コネクタから導線の露出部分がはみ出します。

ステップ 3 外部アラーム装置の被覆をはぎ取った銅線の先端を、A1のラベルが付いた2つの接続に差し込みます(図 4-13を参照)。

図 4-13 電源およびリレー用コネクタへのリレー線の差し込み

 

 

1

電源装置Aのプラス接続

5

外部装置2、リレー線B接続

2

電源装置Aのリターン接続

6

外部装置1、リレー線B接続

3

外部装置1、リレー線A接続

7

電源装置Bのリターン接続

4

外部装置2、リレー線A接続

8

電源装置Bのプラス接続

ステップ 4 ラチェット式トルク フラットヘッド ドライバを使用して、電源およびリレー用コネクタの(取り付けた導線の上にある)非脱落型ネジを最大4.5 in-lb(72 ozf-in)のトルクで締めます(図 4-14を参照)。


注意 電源およびリレー用コネクタの非脱落型ネジを締めすぎないように注意してください。推奨する最大トルクは4.5 in-lbです。

図 4-14 電源およびリレー用コネクタの非脱落型ネジの締め方

 

 

1

電源およびリレー用コネクタの非脱落型ネジ

ステップ 5 もう1つの外部アラーム装置の入力線および出力線についてもステップ 1ステップ 4を繰り返して、A2のラベルの付いた2つの接続に差し込みます。

図 4-15に、電源およびリレー用コネクタに2つの外部アラーム装置の接続を完了した状態を示します。

図 4-15 電源およびリレー用コネクタへの2つの外部アラーム装置の接続

 

 

1

電源装置Aのプラス接続

5

外部装置2、リレー線B接続

2

電源装置Aのリターン接続

6

外部装置1、リレー線B接続

3

外部装置1、リレー線A接続

7

電源装置Bのリターン接続

4

外部装置2、リレー線A接続

8

電源装置Bのプラス接続


) 電源およびリレー用コネクタの配線にフェライトを取り付ける手順については、「電源およびリレー用コネクタの配線へのフェライトの取り付け」を参照してください。

電源およびリレー用コネクタを前面パネルに取り付ける手順については、「電源およびリレー用コネクタのスイッチへの取り付け」を参照してください。



 

DINレールへのスイッチの取り付け

Catalyst 2955スイッチをDINレールに取り付けて、平行または下向きに設置することができます。


警告 この装置は「開放型」装置として提供されます。この装置を設置する格納ラックは、予測される固有の環境条件に適合し、かつ帯電部の取り扱いによる人身事故を防止するよう適切に設計されている必要があります。格納ラック内部の作業は、工具を使用しないと行えないようになっている必要があります。

格納ラックは、最低でもIP 54またはNEMA Type 4の格納ラック基準を満たしている必要があります。



警告 この装置をClass I、Division 2の危険区域で使用する場合、すべての電力線および入出力線について、電気に関する該当規則に準拠し、Class I、Division 2の設置場所を管轄する当局の指示に従った適切な配線方式が行われている格納ラックに装置を設置する必要があります。



注意 スイッチの過熱を防止するため、スイッチの上、下、側面と他の装置との間が、最低3インチ離れている必要があります。

スイッチの出荷時には、背面パネルにクリップ アセンブリが取り付けられた状態になっており、平行マウントに対応します(図 4-16を参照)。スイッチを下向きに設置するには、背面パネルからクリップ アセンブリを取り外し、スイッチの上面に取り付けてください(図 4-17を参照)。

図 4-16 Catalyst2955スイッチの背面パネルのクリップの取り付け

 

 

1

Catalyst 2955スイッチの背面パネル

3

DINレール クリップ取り付け用ネジ

2

DINレール クリップ アセンブリ

 

 

図 4-17 Catalyst2955スイッチの上部パネルのクリップの取り付け

 

 

1

Catalyst 2955スイッチの上部パネル

3

DINレール クリップ取り付け用ネジ

2

DINレール クリップ アセンブリ

 

 

スイッチをDINレールに取り付ける手順は、次のとおりです。


ステップ 1 スイッチの背面パネルをDINレールの正面に向け、DINレール クリップの上部をDINレールの上部に合わせます(図 4-18および図 4-19を参照)。

図 4-18 DINレールへのスイッチの取り付け(スイッチを平行に設置する場合)

 

 

1

DINレール クリップ

3

DINレール クリップ リリース タブ

2

DINレール

 

 

図 4-19 DINレールへのスイッチの取り付け(スイッチを下向きに設置する場合)

 

 

1

DINレール クリップ

3

DINレール クリップ リリース タブ

2

DINレール

 

 

ステップ 2 背面パネルのリリース タブがカチッと音がするまで、スイッチを下向きに回転させてDINレールにはめ込みます。

ステップ 3 スイッチの底部を軽く持ち上げて、スイッチが固定されたことを確認します。


 

スイッチをDINレールに取り付けたあと、「スイッチへの電源投入とPOSTの実行」の説明に従ってスイッチに電源を投入します。


) スイッチをDINレールから取り外す手順については、「DINレールまたはラックからのスイッチの取り外し」を参照してください。


ラックへのスイッチの設置

オプションのDINレール アダプタ キット(シスコ部品番号STK-RACKMNT-2955=)を使用して、Catalyst 2955スイッチを19インチ ラックに設置することができます。このラックマウント キットには、DINレール アダプタと、アダプタをラックに取り付けるネジが含まれています。詳細については代理店までお問い合わせください。


警告 ラックに装置を取り付けたり、ラック内の装置のメンテナンス作業を行ったりする場合は、事故を防ぐため、装置が安定した状態で置かれていることを十分に確認してください。安全を確保するために、次の注意事項を守ってください。


 


注意 スイッチの過熱を防止するため、スイッチの上、下、側面と他の装置との間が、最低3インチ離れている必要があります。

スイッチをラックに設置する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 4本の小ネジを使用して、ブラケットをラックに固定します(図 4-20を参照)。

図 4-20 DINレール アダプタの取り付け

 

ステップ 2 スイッチの背面パネルをDINレールの正面に向け、DINレール クリップの上部をDINレールの上部に合わせます(図 4-18および図 4-19を参照)。

ステップ 3 背面パネルのリリース タブがカチッと音がするまで、スイッチを下向きに回転させてDINレールにはめ込みます。

ステップ 4 スイッチの底部を軽く持ち上げて、スイッチが固定されたことを確認します。図 4-21を参照してください。


 

図 4-21 ラックへのスイッチの設置

 

ラックにスイッチを取り付けたあと、端末エミュレーション ソフトウェアを起動し、スイッチに電源を投入します。手順については、「スイッチへの電源投入とPOSTの実行」を参照してください。


) スイッチをラックから取り外す手順については、「DINレールまたはラックからのスイッチの取り外し」を参照してください。


DINレールまたはラックからのスイッチの取り外し

DINレールまたはラックからスイッチを取り外す手順は、次のとおりです。


ステップ 1 スイッチの電源が切断されていることを確認し、スイッチの前面パネルからすべてのケーブルおよびコネクタを取り外します。

ステップ 2 DINレール クリップ リリース タブの上部を指で押し下げます。クリップを開放しながら、電源コンバータの底部を持ち上げます(図 4-22および図 4-23を参照)。

図 4-22 平行に設置した場合のスイッチの取り外し

 

 

1

DINレール クリップ

3

DINレール クリップ リリース タブ

2

DINレール

 

 

図 4-23 下向きに設置した場合のスイッチの取り外し

 

 

1

DINレール クリップ

3

DINレール クリップ リリース タブ

2

DINレール

 

 


 

10/100ポートおよび10/100/1000ポートの接続

Catalyst 2955の10/100ポートは、接続先装置の速度およびデュプレックスの設定値で動作するように自動的に設定され、半二重または全二重モードの10 Mbpsまたは100 Mbpsで動作します。接続先装置が自動ネゴシエーションをサポートしていない場合は、速度とデュプレックスのパラメータを設定することもできます。

10/100/1000ポートは、接続先の速度で動作するように自動的に設定されます。Catalyst 2955T-12のこれらのポートは、半二重または全二重モードの10 Mbpsまたは100 Mbps、または全二重モードの1000 Mbpsで動作します。接続先装置が自動ネゴシエーションをサポートしていない場合は、速度パラメータを設定することもできます。

自動ネゴシエーション機能のない装置、または手動で速度とデュプレックスのパラメータが設定されている装置に接続すると、パフォーマンスの低下や、装置間のリンク障害が発生することがあります。最大限のパフォーマンスを実現するには、次のいずれかの方法でポートを設定してください。

10/100ポートの場合は速度およびデュプレックス、10/100/1000ポートの場合は速度について自動ネゴシエーションが実行されるようにする。

接続の両端で速度とデュプレックスのパラメータを設定する。


警告 スイッチまたはネットワーク上の装置に電源が入った状態で、ポートに接続するケーブルの着脱を行うと、アーク放電を生じることがあります。その場合、危険場所でインストレーションを行うと爆発する危険性があります。作業を始める前に、スイッチの電源が切断され偶発的に電源がオンになる可能性がなく、周囲に危険性がないことを確認してください。



注意 シスコ装置を取り扱うときは、常に適切な静電気防止対策が必要です。設置および保守作業の担当者は、必ず静電気防止用ストラップを正しく着用し、スイッチのESD(静電気放電)による損傷を防止してください。

基板上のコネクタまたはピンに触れないように注意してください。スイッチ内部の回路コンポーネントに触れないように注意してください。装置を使用しないときは、静電気防止策が講じられた適切な梱包で装置を保管してください。

10BASE-T、100BASE-TX、または1000BASE-T装置にスイッチを接続する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 サーバ、ワークステーション、およびルータに接続する場合は、前面パネルのRJ-45コネクタにツイストペア ストレート ケーブルを取り付けます(図 4-24および図 4-25を参照)。スイッチまたはリピータに接続する場合は、ツイストペア クロス ケーブルを使用します(ケーブルのピン割り当てについては、 ケーブルおよびアダプタの仕様を参照してください)。


) 1000BASE-T装置に接続する場合は、必ずカテゴリ5の4ツイストペア ケーブルを使用してください。


図 4-24 Catalyst 2955スイッチの10/100ポートの接続

 

 

1

イーサネット ケーブル

図 4-25 Catalyst 2955T-12スイッチの10/100/1000ポートの接続

 

 

1

10/100/1000イーサネット ケーブル

ステップ 2 ケーブルのもう一方の側を接続先装置のRJ-45コネクタに接続します。

ステップ 3 ポート ステータスLEDを確認します。

スイッチと接続先装置がリンクを確立すると、LEDはグリーンに点灯します。

Spanning-Tree Protocol(STP;スパニングツリー プロトコル)がネットワーク トポロジーを検出し、ループの有無を確認している間、このLEDはオレンジに点灯します。このプロセスに30秒ほどかかり、その後LEDはグリーンに点灯します。

このLEDが消灯している場合は、接続先装置の電源がオンになっていないか、ケーブルに問題があるか、または接続先装置に取り付けられているアダプタに問題があると考えられます。ケーブルに関する問題の解決方法については、 第5章「トラブルシューティング」 を参照してください。

ステップ 4 必要な場合は、接続先装置を再設定してから再起動します。

ステップ 5 接続する各ポートに対してステップ1~ステップ4を行います。


 

100BASE-FX MMポートの接続

100BASE-FX MM光ファイバ アップリンク ポートは、全二重モードで動作します。

表 B-1に記載されているMT-RJ光ファイバ パッチ ケーブルのいずれかを使用して、100BASE-FXポートを接続先装置のポートに接続することができます。 表 B-1 のシスコ部品番号を指定して、必要なパッチ ケーブルをご注文ください。


警告 スイッチまたはネットワーク上の装置に電源が入った状態で、ポートに接続するケーブルの着脱を行うと、アーク放電を生じることがあります。その場合、危険場所でインストレーションを行うと爆発する危険性があります。作業を始める前に、スイッチの電源が切断され偶発的に電源がオンになる可能性がなく、周囲に危険性がないことを確認してください。



警告 クラス1 LED製品です。



注意 光ファイバ ポートのダスト プラグや光ファイバ ケーブルのゴム製キャップは、ケーブルを接続する準備が整うまで外さないでください。これらのプラグおよびキャップは、埃や周囲の光から光ファイバ ポートとケーブルを保護します。

スイッチを100BASE-FX MM装置に接続する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 100BASE-FXポートからダスト プラグを取り外し(図 4-26を参照)、再使用できるように保管しておきます。MT-RJパッチ ケーブルからゴム製キャップを取り外します。再使用できるように、これらを保管しておきます。

図 4-26 100BASE-FXポートからのダスト プラグの取り外し

 

ステップ 2 100BASE-FXポートにケーブルを取り付けます( 図 4-27 を参照)。

図 4-27 100BASE-FX MMポートの接続

 

 

1

光ファイバ アップリンク ケーブル

ステップ 3 ケーブルのもう一方の側を接続先装置のMT-RJポートに接続します。

ステップ 4 ポート ステータスLEDを確認します。

スイッチと接続先装置がリンクを確立すると、LEDはグリーンに点灯します。

STPがネットワーク トポロジーを検出し、ループの有無を確認している間、このLEDはオレンジに点灯します。このプロセスに30秒ほどかかり、その後ポートのLEDはグリーンに点灯します。

このLEDが消灯している場合は、接続先装置の電源がオンになっていないか、ケーブルに問題があるか、または接続先装置に取り付けられているアダプタに問題があると考えられます。ケーブルに関する問題の解決方法については、 第5章「トラブルシューティング」 を参照してください。

ステップ 5 必要な場合は、接続先装置を再設定してから再起動します。

ステップ 6 接続する各ポートに対してステップ1~ステップ5を行います。


 

100BASE-LX SMポートの接続

表 B-2に記載されているLC光ファイバ パッチ ケーブルのいずれかを使用して、100BASE-LXポートを接続先装置のポートに接続することができます。 表 B-2 のシスコ部品番号を指定して、必要なパッチ ケーブルをご注文ください。

スイッチを100BASE-LX SM装置に接続する手順は、次のとおりです。


警告 スイッチまたはネットワーク上の装置に電源が入った状態で、ポートに接続するケーブルの着脱を行うと、アーク放電を生じることがあります。その場合、危険な場所でインストレーションを行うと爆発する危険性があります。作業を始める前に、スイッチの電源が切断され偶発的に電源がオンになる可能性がなく、周囲に危険性がないことを確認してください。



警告 接続されていない光ファイバ ケーブルやコネクタからは目に見えないレーザー光が放射されている可能性があります。レーザー光を直視したり、光学機器を使用して直接見たりしないでください。



警告 レーザー光に直接当たらないようにしてください。



注意 光ファイバ ポートのダスト プラグや光ファイバ ケーブルのゴム製キャップは、ケーブルを接続する準備が整うまで外さないでください。これらのプラグおよびキャップは、埃や周囲の光から光ファイバ ポートとケーブルを保護します。


ステップ 1 100BASE-LXポートからダスト プラグを取り外し(図 4-28を参照)、再使用できるように保管しておきます。光ファイバ ケーブルのLCからゴム製キャップを取り外します。再使用できるように、これらを保管しておきます。

図 4-28 100BASE-LXポートからのダスト プラグの取り外し

 

ステップ 2 100BASE-LXポートにケーブルを取り付けます( 図 4-29 を参照)。

図 4-29 100BASE-LX SMポートの接続

 

 

1

光ファイバ アップリンク ケーブル

ステップ 3 ケーブルのもう一方の側を接続先装置のLCポートに接続します。

ステップ 4 ポート ステータスLEDを確認します。

スイッチと接続先装置がリンクを確立すると、LEDはグリーンに点灯します。

STPがネットワーク トポロジーを検出し、ループの有無を確認している間、このLEDはオレンジに点灯します。このプロセスに30秒ほどかかり、その後ポートのLEDはグリーンに点灯します。

このLEDが消灯している場合は、接続先装置の電源がオンになっていないか、ケーブルに問題があるか、または接続先装置に取り付けられているアダプタに問題があると考えられます。ケーブルに関する問題の解決方法については、 第5章「トラブルシューティング」 を参照してください。

ステップ 5 必要な場合は、接続先装置を再設定してから再起動します。

ステップ 6 接続する各ポートに対してステップ1~ステップ5を行います。


 

次の作業

デフォルト設定で十分な場合は、これ以上のスイッチの設定作業は必要ありません。デフォルト設定は、次のいずれかの管理オプションを使用して変更できます。

スイッチ メモリにあるデバイス マネージャを起動し、単独およびスタンドアロンのスイッチを管理します。デバイス マネージャは使いやすいWebインターフェイスであり、設定が簡単で、モニタ機能を提供します。ネットワークのどこからでもWebブラウザを介して、デバイス マネージャにアクセスできます。詳細については、デバイス マネージャのオンライン ヘルプを参照してください。

Network Assistantアプリケーションを起動します(Cisco.comで提供されている『 Getting Started with Cisco Network Assistant 』を参照)。スイッチ クラスタまたは単独のスイッチの設定またはモニタをこのGUIから行うことができます。

コンソールからCLIを使用して、クラスタのメンバーまたは個別のスイッチとしてスイッチを設定します。Catalyst 2950スイッチでのCLIの使用方法については、Cisco.comで提供されている『 Catalyst 2950 and Catalyst 2955 Switch Software Configuration Guide』および『 Catalyst 2950 and Catalyst 2955 Switch
Command Reference
』を参照してください。

Cisco ViewアプリケーションなどのSNMPアプリケーションを起動します。