Catalyst 2955 スイッチ ハードウェア インストレーション ガイド
概要
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発行日;2012/01/10 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 4MB) | フィードバック

目次

概要

機能

前面パネル

警告ラベル

10/100ポート

10/100/1000ポート

100BASE-FXポート

100BASE-LXポート

電源およびリレー用コネクタ

コンソール ポート

LED

電源ステータスLED

10/100ポート ステータスLED

アップリンク ポート ステータスLED

アラーム リレーLED

背面パネル

Catalyst 2955スイッチの電源コンバータ

管理オプション

概要

この章では、Catalyst 2955スイッチ(以降、 スイッチ )に関する次の内容について説明します。

「機能」

「前面パネル」

「背面パネル」

「Catalyst 2955スイッチの電源コンバータ」

機能

Catalyst 2955スイッチは、Catalyst 2950スイッチ ファミリーに属しています。
Catalystスイッチはイーサネット スイッチ シリーズであり、あらゆるイーサネット対応装置との接続に使用できます。

Catalyst 2955スイッチは、標準的な19インチ ラックのほかに産業用ラックのDINレールに取り付けて使用するイーサネット スイッチです。このスイッチのコンポーネントは極端な温度、振動、および衝撃という苛酷な条件に耐え得る設計となっており、産業環境で使用できます。


) Catalyst 2955スイッチには冷却ファンは搭載されていません。


ネットワークへのスイッチ配置の具体例については、スイッチのソフトウェア コンフィギュレーション ガイドを参照してください。

図 2-1図 2-3に、各種のCatalyst 2955スイッチを示します。

スイッチの機能は、次のとおりです。

ハードウェア

Catalyst 2955T-12スイッチ ― 10/100ポート×12、10/100/1000BASE-Tポート×2

Catalyst 2955C-12スイッチ ― 10/100ポート×12、マルチモード(MM)100BASE-FXポート×2

Catalyst 2955S-12スイッチ ― 10/100ポート×12、シングルモード(SM)100BASE-LXポート×2

設定

10/100BASE-TXポートは、速度およびデュプレックスの設定値の自動ネゴシエーションが可能。

10/100/1000 BASE-Tアップリンク ポートは速度の自動ネゴシエーションが可能で、10/100 Mbpsで半二重および全二重モードの動作を、また1000 Mbpsで全二重の動作をサポート。

100BASE-FXマルチモード光ファイバMMアップリンク ポートは、100 Mbpsおよび全二重の設定のみをサポート。

100BASE-LXシングルモード光ファイバSMアップリンク ポートは、100 Mbpsおよび全二重の設定のみをサポート。

前面パネル

スイッチの前面パネルには、各種ポート、LED、および電源とリレー用のケーブル コネクタがあります。

図 2-1図 2-3に各スイッチの前面パネルを示します。

図 2-1 Catalyst 2955T-12スイッチ

 

 

1

10/100/1000アップリンク ポート

4

10/100ポート

2

アース ネジ

5

LED

3

電源およびリレー用コネクタ

図 2-2 Catalyst 2955C-12スイッチ

 

 

1

100BASE-FXアップリンク ポート

4

10/100ポート

2

アース ネジ

5

LED

3

電源およびリレー用コネクタ

図 2-3 Catalyst 2955S-12スイッチ

 

 

1

100BASE-LXアップリンク ポート

4

10/100ポート

2

アース端子

5

LED

3

電源およびリレー用コネクタ

警告ラベル

Catalyst 2955C-12スイッチおよび2955S-12スイッチの前面パネルには、レーザーに関する安全上の警告ラベルがあります(図 2-4を参照)。Catalyst 2955C-12上のMM光ファイバ ポートは、クラス1 LEDです。Catalyst 2955S-12上のSM光ファイバ アップリンク ポートは、クラス1レーザー製品です。

レーザーに関する安全上の警告ラベルは、光ファイバ ポートおよび光ファイバ ケーブルを取り扱うときに注意が必要であることを示しています。

図 2-4 レーザーに関する安全上の警告ラベル

 

Catalyst 2955C-12、2955S-12、および2955T-12スイッチの前面パネルには、ホット サーフェスに関する安全上の警告ラベルがあります(図 2-5を参照)。このラベルは、スイッチの表面が熱くなっていることを示しています。

図 2-5 ホット サーフェスに関する警告ラベル

 

10/100ポート

10/100ポートには、RJ-45コネクタとツイストペア ケーブルを使用します。このポートには、次の装置を接続できます。

ワークステーション、ハブなどの10BASE-T装置 ― 標準のRJ-45コネクタと2ツイストペア ケーブルを使用します。カテゴリ3、4、または5のケーブルを使用できます。

高速ワークステーション、サーバ、ハブ、ルータ、その他のスイッチなどの100BASE-TX装置 ― 標準のRJ-45コネクタとカテゴリ5の2ツイストペア ケーブルまたは4ツイストペア ケーブルを使用します。


) スイッチをワークステーション、サーバ、およびルータに接続する場合は、必ずストレートのツイストペア ケーブルを使用してください。ハブまたはその他のスイッチに接続する場合は、ツイストペア クロス ケーブルを使用する必要があります。ケーブルのピン割り当ては、付録B「コネクタおよびケーブル」を参照してください。


10/100ポートは、半二重、全二重、10 Mbps、または100 Mbpsを任意に組み合わせて設定することができます。また、IEEE 802.3uに準拠した速度およびデュプレックスの自動ネゴシエーションを設定することもできます。いずれの場合も、スイッチから接続装置までの最大ケーブル長は328フィート(100 m)です。

自動ネゴシエーションに設定した場合、ポートは接続先装置の速度とデュプレックスの設定値を検知し、ポート側の機能を接続先に通知します。接続先装置が自動ネゴシエーション機能をサポートしていれば、ポートは最良の接続(両側の装置がサポートしている最高回線速度、および接続先装置が全二重通信をサポートしている場合は全二重)になるようにネゴシエーションを実行し、その結果が自動的に設定されます。

10/100/1000ポート

Catalyst 2955T-12スイッチの10/100/1000アップリンク ポートには、RJ-45コネクタとツイストペア ケーブルを使用します。このポートには、次の装置を接続できます。

ワークステーション、ハブなどの10BASE-T装置 ― 標準のRJ-45コネクタとカテゴリ3、4、または5の2ツイストペア ケーブルまたは4ツイストペア ケーブルを使用します。

高速ワークステーション、サーバ、ハブ、ルータ、その他のスイッチなどの100BASE-TX装置 ― 標準のRJ-45コネクタとカテゴリ5の2ツイストペア ケーブルまたは4ツイストペア ケーブルを使用します。

高速ワークステーション、サーバ、ハブ、ルータ、その他のスイッチなどの1000BASE-T装置 ― 標準のRJ-45コネクタとカテゴリ5の4ツイストペア ケーブルを使用します。


) スイッチを1000BASE-T装置に接続する場合は、必ずカテゴリ5の4ツイストペア ケーブルを使用してください。



) スイッチをワークステーション、サーバ、およびルータに接続する場合は、必ずストレートのツイストペア ケーブルを使用してください。ハブまたはその他のスイッチに接続する場合は、ツイストペア クロス ケーブルを使用する必要があります。ケーブルのピン割り当ては、付録B「コネクタおよびケーブル」を参照してください。


Catalyst 2955T-12スイッチの10/100/1000ポートは、半二重または全二重モードの10 Mbps、100 Mbpsで、または全二重モードの1000 Mbpsで動作するように設定することができます。また、IEEE 802.3abに準拠した速度の自動ネゴシエーションを設定することもできます。いずれの場合も、スイッチから接続装置までの最大ケーブル長は328フィート(100 m)です。

100BASE-FXポート

Catalyst 2955C-12上の100BASE-FXポートには、50/125ミクロンまたは62.5/125ミクロンのMM光ファイバ ケーブルを使用します。全二重モードの場合、スイッチから接続装置までのMM光ファイバ ケーブルの最大長は、6,562フィート(2 km)です。

MM接続では、表 B-1に記載されているMT-RJ光ファイバ パッチ ケーブルのいずれかを使用すると、100BASE-FXポートを接続先装置のポートに接続することができます。 表 B-1 のシスコ部品番号を指定して、必要なパッチ ケーブルをご注文ください。

100BASE-LXポート

Catalyst 2955S-12上の100BASE-LXポートには、9/125ミクロンのSM光ファイバ ケーブルを使用します。スイッチから接続装置までの最大ケーブル長は9.375マイル(15 km)です。

SM接続では、表 B-2に記載されているコネクタのいずれかを使用します。 表 B-2 のシスコ部品番号を指定して、必要なコネクタをご注文ください。

電源およびリレー用コネクタ

電源およびリレー用コネクタは、DC電源および設定可能なアラームとの接続をスイッチに提供します(図 2-6を参照)。電源およびリレー用コネクタは、前面プレート上でアップリンク ポートの右側にあります。

図 2-6 電源およびリレー用コネクタ

 

このコネクタは、差し込み式のネジ端子ブロック コネクタであり、プライマリおよびセカンダリの両方の電源装置に電源接続およびリターン接続を提供します。電源装置AのプラスのDC電源接続はVAのラベルが付いていて、電源装置Aのリターンは隣接する接続でRTのラベルが付いています。電源装置B(冗長用電源装置)のプラスのDC電源接続はVBのラベルが付いていて、電源装置Bのリターンは隣接する接続でRTのラベルが付いています。

Catalyst 2955スイッチは、1台または2台の電源装置で動作できます。デュアル電源モードの場合、スイッチは電圧の高い方の電源装置から電力を供給されます。デュアル電源モードでプライマリ電源装置が故障した場合は、代替の電源装置がスイッチに電力を供給します。


警告 電源が入ったままの状態で電源およびリレー用コネクタの着脱を行うと、アーク放電を生じることがあります。その場合、危険場所でインストレーションを行うと爆発する危険性があります。必ず、スイッチおよびアラーム回路の電源が切断されていることを確認してください。作業を始める前に、偶発的に電源がオンになる可能性がないかどうか、周囲に危険がないかどうかを確認してください。

電源およびリレー用コネクタの非脱落型ネジがきちんと締まっていないと、コネクタが偶発的に外れた場合、アーク放電を生じることがあります。


電源およびリレー用コネクタは、2つの独立したNormally Open(NO)のアラーム リレー用のインターフェイスを提供します。これらのリレーは、環境、電源装置、およびポート ステータスの条件によるアラームでトリガーすることができます。各リレーは、外部のアラーム装置(ベルまたはライト インジケータなど)に障害信号を送信するように設定することができます。CLI(コマンド ライン インターフェイス)を使用して、一方のアラーム リレーまたは両方のアラーム リレーにアラーム条件を対応付けることができます。

外部アラーム装置をリレーに接続するには、2本のリレー コンタクト線を接続して完全な電気回路にする必要があります。外部アラーム装置ごとにリレーへの接続が2つずつ必要なので、Catalyst 2955スイッチは最大2つの外部アラーム装置をサポートします。


) アラーム リレーの設定方法については、スイッチのコンフィギュレーション ガイドを参照してください。


電源およびリレー用コネクタの詳細については、 付録B「コネクタおよびケーブル」 を参照してください。


) 交換用の電源およびリレー用コネクタ(PWR-2955-CONNECT=)については、製品を購入された代理店にお問い合わせください。「テクニカル サポート」を参照してください。


コンソール ポート

スイッチをPCに接続するには、スイッチのコンソール ポートに、付属品のRJ-45/DB-9アダプタ ケーブルを取り付けます。スイッチを端末に接続する場合は、RJ-45/DB-25メスDTEアダプタが必要です。このアダプタが入ったキット(部品番号ACS-DSBUASYN=)をご注文ください。コンソール ポートおよびアダプタのピン割り当てについては、「ケーブルおよびアダプタの仕様」を参照してください。


警告 スイッチまたはネットワーク上の装置に電源が入った状態で、コンソール ケーブルの着脱を行うと、アーク放電を生じることがあります。その場合、危険場所でインストレーションを行うと爆発する危険性があります。作業を始める前に、電源が切断されていて周囲に危険性がないことを確認してください。

スイッチの動作を確認するには、インストレーションに先立って、危険性のない場所でスイッチのPOSTを実行します。


LED

LEDを使用することによって、スイッチの動作やパフォーマンスをモニタすることができます。Catalyst 2955スイッチのLEDはいずれも、前面パネルの下端にあります。スイッチを上向きに設置しても、平行に設置してもLEDが見えるようになっています(図 2-7および図 2-8を参照)。


) 10/100ポート ステータスLEDは、ポート ステータスのみを表示します。


すべてのLEDは、GUI(グラフィカル ユーザ インターフェイス)管理アプリケーション(複数のスイッチに対してはNetwork Assistantアプリケーション、1台のスイッチに対してはデバイス マネージャGUI)で表示できます。CLIを使用して個々のスイッチおよびスイッチ クラスタを設定およびモニタする方法については、スイッチのソフトウェア コンフィギュレーション ガイドを参照してください。

図 2-7 Catalyst 2955T-12スイッチのLED

 

 

1

10/100ポート ステータスLED

3

アラーム リレーLED

2

アップリンク ポート ステータスLED

4

電源装置LED

図 2-8 Catalyst 2955C-12およびCatalyst 2955S-12スイッチのLED

 

 

1

10/100ポート ステータスLED

3

アラーム リレーLED

2

アップリンク ポート ステータスLED

4

電源装置LED

電源ステータスLED

Catalyst 2955スイッチは、1台または2台の電源装置で動作します。電源入力装置ごとに対応するLEDが装備されていて、電源装置ステータスを示しています。

スイッチがシングル電源モードで、電源装置Aのみが存在して正常に動作している場合、電源装置BのLEDはグリーンで、電源装置AのLEDがステータスを示しています。

スイッチがシングル電源モードで、電源装置Bのみが存在して正常に動作している場合、電源装置AのLEDはグリーンで、電源装置BのLEDがステータスを示しています。

デュアル電源モードの場合、スイッチは電圧の高い方の電源装置から電力を供給されます。デュアル電源モードでプライマリ電源装置が故障した場合は、代替の電源装置がスイッチに電力を供給します。

電源ステータスLEDは、各電源装置に電力が供給され正常に動作しているかどうかを示しています。

表 2-1 に、LEDのカラーおよび意味を示します。


) 電源入力が17 V未満になると、電源ステータスLEDにはスイッチに電力が存在しないことが示されます。電源ステータスLEDに電力の存在が表示されるのは、スイッチ入力の電圧が18.5 V以上の場合だけです。1.5 Vの差(ヒステリシス)により、電源ステータスLEDが18 V付近の値で変動しないようになっています。

デュアル電源モードの場合、電源ステータスLEDは、VAおよびVBの両方の電源入力についてステータスを表示します。


 

表 2-1 電源ステータスLED

カラー
システム ステータス

消灯

システムの電源がオンになっていません。

グリーン

該当するコンタクトに電力が存在します。

レッド

該当するコンタクトに電力が存在しません。

POST実行中の電源LEDのカラーについては、「スイッチへの電源投入とPOSTの実行」を参照してください。

10/100ポート ステータスLED

10/100ポートごとに、ポート ステータスLED(別名ポートLED)が装備されています(図 2-7および図 2-8を参照)。これらのLEDは、スイッチおよび各ポートに関する情報を示します( 表 2-2 を参照)。

 

表 2-2 10/100ポート ステータスLED

カラー
システム ステータス

消灯

リンクがありません。

グリーンに点灯

リンクが確立されています。

グリーンに点滅

動作中。ポートはデータを送受信中です。

グリーンとオレンジに交互に点滅

リンク障害が発生しています。エラー フレームが接続に影響を与えている可能性があります。過度のコリジョン、CRCエラー、アライメント/ジャバー エラーなどがモニタされ、リンク障害が表示されています。

オレンジに点灯

アップリンク ポート ステータスLED

Catalyst 2955スイッチでは、ポート ステータスLEDの右側に2つのアップリンク ポート ステータスLEDがあります。Catalyst 2955C-12および2955S-12スイッチでは、光ファイバ アップリンク ポート ステータスLEDに13および14というラベルが付いています(図 2-8を参照)。Catalyst 2955T-12では、
10/100/1000BASE-Tアップリンク ポートに1および2というラベルが付いています(図 2-7を参照)。

これらのLEDは、スイッチおよび各アップリンク ポートに関する情報を示します( 表 2-3 表 2-4 、および 表 2-5 を参照)。


) アップリンク ポート ステータスLEDは、POST実行時のシステム情報およびステータス情報を示します。POST実行時におけるアップリンク ポートLEDのカラーの詳細については、「スイッチへの電源投入とPOSTの実行」を参照してください。


 

表 2-3 10/100/1000BASE-Tアップリンク ポート ステータスLED

カラー
システム ステータス

消灯

リンクがありません。

グリーンに点灯

リンクが確立されています。

グリーンに点滅

動作中。ポートはデータを送受信中です。

グリーンとオレンジが交互に点滅

リンクに障害が発生しています。

オレンジに点灯

リンクがディセーブルになっています。

 

表 2-4 100BASE-FX MMアップリンク ポート ステータスLED

カラー
システム ステータス

消灯

リンクがありません。

グリーンに点灯

リンクが確立されています。

グリーンに点滅

動作中。ポートはデータを送受信中です。

グリーンとオレンジが交互に点滅

リンクに障害が発生しています。

オレンジに点灯

リンクがディセーブルになっています。

 

表 2-5 100BASE-LX SMアップリンク ポート ステータスLED

カラー
システム ステータス

消灯

リンクがありません。

グリーンに点灯

リンクが確立されています。

グリーンに点滅

動作中。ポートはデータを送受信中です。

グリーンとオレンジが交互に点滅

リンクに障害が発生しています。

オレンジに点灯

リンクがディセーブルになっています。

アラーム リレーLED

アップリンク ポート ステータスLEDの右側に、MAJおよびMINというラベルの付いた2つのアラーム リレーLEDがあります(図 2-7および図 2-8を参照)。これらのLEDは、メジャーおよびマイナーのシステム アラームの状態を示します。

Cisco IOSのCLIを使用して、メジャーおよびマイナーLEDを、リレー コンタクトを稼働し、接続先の外部アラーム装置の状態がメジャー(MAJ)またはマイナー(MIN)LEDのアラーム状態をミラーリングするように設定することができます。また、CLIを使用して、一方または両方のリレーにポート ステータス アラームおよびグローバル ステータス アラームを対応づけることもできます。詳細については、スイッチのソフトウェア コンフィギュレーション ガイドを参照してください。


警告 スイッチ リレーの定格は、限界電圧の30 VDCで1 A、限界電圧の125 VACで0.3 Aです。危険環境でこれらの限界値を超えると危険です。

フィールド側の電源を入れた状態でリレー線の着脱を行うと、アーク放電を生じることがあります。その場合、危険場所でインストレーションを行うと爆発する危険性があります。作業を始める前に、電源が切断されていて周囲に危険性がないことを確認してください。


表 2-6 に、LEDのカラーおよび意味を示します。

 

表 2-6 アラーム リレーLED

LED
カラー
意味

メジャー リレー
(MAJ)

消灯

環境温度は正常範囲内です。または、接続されたアラームに障害はありません。

レッド

環境温度が最大スレッシュホールドを超えています。または、接続されたアラームに障害があります。

マイナー リレー
(MIN)

消灯

接続されたアラームに障害はありません。

レッド

接続されたアラームに障害があります。


) マイナーLEDはデフォルトではディセーブルです。


背面パネル

Catalyst 2955スイッチの背面パネルには、DINレール取り付けクリップ アセンブリが装備されています(図 2-9を参照)。

スイッチの出荷時には、背面パネルにクリップ アセンブリが取り付けられた状態になっており、平行マウントに対応します。

図 2-9 Catalyst2955スイッチの背面パネル

 

 

1

Catalyst 2955スイッチの背面パネル

3

DINレール クリップ取り付け用ネジ

2

DINレール クリップ アセンブリ

Catalyst 2955スイッチの電源コンバータ

Catalyst 2955スイッチは、危険性のない環境でオプションのAC/DC電源コンバータを使用できます。電源コンバータ(PWR-2955-AC=)は、24 VDCの電源を1台または2台のCatalyst 2955スイッチに3つのモード(AC電圧[公称]110 V、AC電圧[公称]220 V、および最大375 VDC[ 表 3-2 を参照])で供給することができます。電源コンバータは、DINレールに取り付けられます。

電源コンバータの設置および接続手順については、「電源コンバータへのスイッチの接続」を参照してください。


注意 電源コンバータは、危険性のない場所で設置する場合にのみ使用してください。


) 電源コンバータ(PWR-2955-AC=)は、製品とは別売となります。


図 2-10に、電源コンバータを示します。

図 2-10 Catalyst 2955スイッチのAC/DC電源コンバータ

 

 

1

DCプラス接続

4

AC回線接続

2

DCリターン接続

5

AC中性接続

3

アース接続

管理オプション

Catalyst 2955スイッチには、次の管理オプションを使用できます。

Network Assistant

Cisco Network Assistantは、中小企業のLAN向けに最適化されたPCベースのネットワーク管理GUIアプリケーションです。Cisco Network Assistantは、Catalyst 2950スイッチからCatalyst 4506スイッチまでの範囲のシスコ製スイッチを集中管理する機能を提供します。ユーザはスイッチ クラスタまたはスタンドアロンのスイッチの設定および管理をユーザフレンドリなGUIから行うことができます。Cisco Network Assistantは、無料で利用することができ、次のURLからダウンロードできるようになっています。

http://www.cisco.com/go/networkassistant

Network Assistantアプリケーションの起動に関する詳細については、
Cisco.comで提供されている『 Getting Started with Cisco Network Assistant 』を参照してください。

デバイス マネージャ

スイッチ メモリにあるデバイス マネージャを使用して、単独およびスタンドアロンのスイッチを管理できます。デバイス マネージャは使いやすいWebインターフェイスであり、設定が簡単で、モニタ機能を提供します。ネットワークのどこからでもWebブラウザを介して、デバイス マネージャにアクセスできます。詳細については、デバイス マネージャのオンライン ヘルプを参照してください。

Cisco IOS CLI

コマンドラインに入力する方法でスイッチを管理できます。CLIにアクセスするには、スイッチのコンソール ポートに、PCまたは端末を直接接続します。スイッチがネットワークに接続されている場合は、Telnet接続を使用してリモートでスイッチを管理することもできます。詳細については、各スイッチ コマンド リファレンスを参照してください。

CiscoViewアプリケーション

CiscoView装置管理アプリケーションでは、コンフィギュレーション パラメータを設定したり、スイッチのステータスおよびパフォーマンスの情報を表示したりできます。このアプリケーションは、独立したアプリケーションとして、またはSNMP(簡易ネットワーク管理プロトコル)ネットワーク管理プラットフォームの一部として、スイッチとは別にご購入ください。詳細については、CiscoViewアプリケーションに付属のマニュアルを参照してください。

SNMPネットワーク管理

HP OpenViewやSunNet Managerなどのプラットフォームが稼働しているSNMP対応管理ステーションを使用してスイッチを管理することができます。このスイッチはMIBエクステンションとMIB IIのすべて、IEEE 802.1DブリッジMIB、および4つのRemote Monitoring(RMON)グループをサポートしています。詳細については、SNMPアプリケーションに付属のマニュアルを参照してください。

Cisco Intelligence Engine 2100(IE2100)

Cisco IE2100シリーズConfiguration Registrarは、スイッチ ソフトウェアに組み込まれたCisco Networking Services(CNS)エージェントと連携するネットワーク管理デバイスです。スイッチ固有のコンフィギュレーション変更を生成し、それらをスイッチに送信し、コンフィギュレーション変更を実行し、その結果をロギングすることにより、初期コンフィギュレーションおよびコンフィギュレーション アップデートを自動的に行うことができます。詳細については、スイッチのソフトウェア コンフィギュレーション ガイドおよびご使用のアプリケーションに付属のマニュアルを参照してください。