Catalyst 2950/2955 スイッチ システム メッセージ ガイド Cisco IOS Release 12.1(22)EA5
システム メッセージの概要
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発行日;2012/02/02 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 772KB) | フィードバック

目次

システム メッセージの概要

システム メッセージの読み方

エラー メッセージのトレースバック レポート

Output Interpreter

Bug Toolkit

TACへのお問い合わせ

システム メッセージの概要

このマニュアルでは、Catalyst 2950およびCatalyst 2955固有のシステム メッセージについて説明します。システム ソフトウェアは動作中に、これらのメッセージをコンソール(およびオプションとして、別のシステム上のロギング サーバ)に送信します。すべてのシステム メッセージがシステムに問題があることを意味するわけではありません。情報を通知するだけのメッセージもありますが、通信回線、内部ハードウェア、またはシステム ソフトウェアに関する問題点の診断に役立つメッセージもあります。このマニュアルでは、システムに障害が発生したときに表示されるエラー メッセージについても説明します。

この章の内容は次のとおりです。

「システム メッセージの読み方」

「エラー メッセージのトレースバック レポート」

システム メッセージの読み方

システム メッセージはパーセント記号(%)で始まり、次のような構成になっています。

%ファシリティ-重大度-ニーモニック:メッセージ テキスト

ファシリティは2つ以上の大文字からなり、メッセージが関連するファシリティを示すコードです。ファシリティには、ハードウェア デバイス、プロトコル、またはシステム ソフトウェアのモジュールがあります。 表1-1 に、システム ファシリティ コードを示します。

 

表1-1 ファシリティ コード

ファシリティ コード
説明
参照箇所

AUTOQOS

Automatic Quality of Service(auto-QoS;自動QoS)

「AUTOQOSメッセージ」

CMP

Cluster Membership Protocol(CMP)

「CMPメッセージ」

DHCP_SNOOPING

DHCPスヌーピング

「DHCP_SNOOPINGメッセージ」

DOT1X

IEEE 802.1x

「DOT1Xメッセージ」

DTP

Dynamic Trunking Protocol(DTP;ダイナミック トランキング プロトコル)

「DTPメッセージ」

EC

EtherChannel

「ECメッセージ」

ENVIRONMENT

環境

「ENVIRONMENTメッセージ」

ETHCNTR

イーサネット コントローラ

「ETHCNTRメッセージ」

EXPRESS_SETUP

Express Setup

「EXPRESS_SETUPメッセージ」

GBIC

GBIC(ギガビット インターフェイス コンバータ)モジュールの識別および検証

「GBICメッセージ」

GBIC_SECURITY

GBICモジュールのセキュリティ

「GBIC_SECURITYメッセージ」

GBIC_SECURITY_CRYPT

GBICモジュールのセキュリティ

「GBIC_SECURITY_CRYPTメッセージ」

GBIC_SECURITY_UNIQUE

GBICモジュールのセキュリティ

「GBIC_SECURITY_UNIQUEメッセージ」

GIGASTACK

GigaStack GBICモジュール

「GIGASTACKメッセージ」

HWMATM_MOD

ハードウェアMACアドレス テーブル マネージャ

「HWMATM_MODメッセージ」

LINK

Catalyst 2955スイッチのファスト イーサネット リンク

「LINKメッセージ」

LRE_CPE

Catalyst 2950 LREスイッチ用のLong Reach Ethernet(LRE;長距離イーサネット)
Customer Premises Equipment(CPE;顧客宅内機器)

「LRE_CPEメッセージ」

LRE_LINK

Catalyst 2950 LREスイッチのLREリンク

「LRE_LINKメッセージ」

LRE_UPGRADE

Catalyst 2950 LREスイッチのLREアップグレード

「LRE_UPGRADEメッセージ」

PHY

PHY(物理サブレイヤ)

「PHYメッセージ」

PLATFORM_CAT2950

スイッチのApplication Specific Integrated Circuit(ASIC;特定用途向けIC)

「PLATFORM_CAT2950メッセージ」

PLATFORM_CATALYST2950

下位レベル プラットフォーム メッセージ

「PLATFORM_CATALYST2950メッセージ」

PLATFORM_CATALYST2955

Catalyst 2955スイッチのASIC

「PLATFORM_CATALYST2955メッセージ」

PM

ポート マネージャ

「PMメッセージ」

PORT_SECURITY

ポート セキュリティ

「PORT_SECURITYメッセージ」

SPAN

Switched Port Analyzer(SPAN;スイッチド ポート アナライザ)

「SPANメッセージ」

SPANTREE

スパニング ツリー

「+SPANTREEメッセージ」

SPANTREE_FAST

スパニングツリー高速コンバージェンス

「SPANTREE_FASTメッセージ」

SPANTREE_VLAN_SWITCH

スパニングツリーVLAN(仮想LAN)スイッチ

「SPANTREE_VLAN_SWITCHメッセージ」

STORM_CONTROL

ストーム制御

「STORM_CONTROLメッセージ」

SW_VLAN

VLANマネージャ

「SW_VLANメッセージ」

UDLD

Unidirectional Link Detection(UDLD;単一方向リンク検出)

「UDLDメッセージ」

UFAST_MCAST_SW

UplinkFastマルチキャスト ソフトウェア

「UFAST_MCAST_SWメッセージ」

重大度は、状況の重大度を示す0~7の1桁のコードです。この値が小さいほど、重大な状況を意味します。 表1-2 に、メッセージの重大度を示します。

ニーモニックは、各メッセージを特定するコードです。

 

表1-2 メッセージの重大度

重大度
説明

0 ― 緊急

システムは使用不能です。

1 ― アラート

ただちに処置が必要です。

2 ― クリティカル

クリティカルな状態です。

3 ― エラー

エラー状態です。

4 ― 警告

警告状態です。

5 ― 通告

正常ですが注意を要する状態です。

6 ― 通知

通知メッセージです。

7 ― デバッグ

デバッグ時に限り表示されるメッセージです。

メッセージ テキストは、システムの状態を表す文字列です。メッセージのこの部分には、発生したイベントに関する詳細情報(端末ポート番号、ネットワーク アドレス、またはシステム メモリのアドレス領域内の記憶位置を示すアドレスなど)が含まれる場合があります。このような変数のフィールドに含まれる情報は、メッセージごとに異なるので、このマニュアルでは、該当する短いストリングを角カッコ([ ])で囲んで示しています。たとえば、10進数は[dec]で表します。 表1-3 に、メッセージ内の変数フィールドを示します。

 

表1-3 メッセージ内の変数フィールドの表記法

表記法
情報のタイプ

[dec]

10進整数

[char]

単一の文字

[chars]

文字列

[enet]

イーサネット アドレス(例:0000.FEED.00C0)

[hex]

16進整数

[inet]

インターネット アドレス

This is a sample system message:
 
%EC-5-UNBUNDLE:Interface Gi0/1 left the port-channel Po2
 

「メッセージおよび回復手順」では、ファシリティ コードのアルファベット順に、重大度の高い(数字が小さい)エラーから先に、各メッセージについて説明します。

エラー メッセージのトレースバック レポート

内部エラーを表すメッセージには、トレースバック情報が含まれる場合があります。この情報は非常に重要です。テクニカル サポートの担当者に問題を報告するときには、必ずこの内容を伝えてください。

次に、トレースバック情報のあるメッセージの例を示します。

-Process= "Exec", level= 0, pid= 17
-Traceback= 1A82 1AB4 6378 A072 1054 1860
 

システム エラーによっては、エラー メッセージをコピーし、さらに処置が必要な場合があります。以下のオンライン ツールを利用すると、システム エラー メッセージについて詳しい情報を得ることができます。

Output Interpreter

Output Interpreterは、 show tech-support イネーブルEXECコマンドなど、さまざまなCLIコマンドの出力に基づいて詳細情報や修正方法を提示します。Output Interpreterには、次のURLからアクセスしてください。

https://www.cisco.com/cgi-bin/Support/OutputInterpreter/home.pl

Bug Toolkit

Bug Toolkitを使用すると、未解決および解決済みの不具合について調べたり、特定のCisco IOSリリースに関する既知のバグすべてを検索したりすることができます。Bug Toolkitには、次のURLからアクセスしてください。

http://www.cisco.com/cgi-bin/Support/Bugtool/home.pl

TACへのお問い合わせ

どのようなエラーなのか判断できない場合は、「テクニカル サポート」を参照してください。