Catalyst 2950 デスクトップ・スイッチ ハードウェア・インストレーション・ガイド
インストレーション
インストレーション
発行日;2012/01/13 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

インストレーション

インストレーションの準備

警告

EMC規制

米国

日本

インストレーションに関する注意事項

パッケージ内容の確認

ラックへのスイッチの設置

スイッチにブラケットを取り付ける

ラックにスイッチを取り付ける

オプションのケーブル ガイドを取り付ける

卓上または棚へのスイッチの設置

スイッチへの電源投入

DC電源との接続

接続の準備

スイッチのアース接続

DC入力電源の配線

POSTの実行

10/100ポートおよび10/100/1000ポートの接続

100BASE-FXポートの接続

GBICモジュール ポートの接続

1000BASE-X GBICモジュール ポートの接続

GigaStack GBICモジュール ポートの接続

PCまたは端末をコンソール ポートに接続する手順

次の作業

インストレーション

この章では、Catalyst 2950 switchの設置方法、Power-on Self-Test(POST;電源投入時セルフテスト)の解釈、スイッチと他の装置の接続方法について説明します。この章の内容は次のとおりです。次の順番で手順を進めてください。

インストレーションの準備および注意事項

設置手順

電源投入手順

接続手順

次の作業

インストレーションの準備

ここでは、次の内容について説明します。

警告

EMC規制

インストレーションに関する注意事項

パッケージ内容の確認

警告


警告 この装置の設置または交換は、訓練を受けた相応の資格のある人が行ってください。



警告 システムを電源に接続する前に、必ずインストレーション手順をお読みください。



警告 オン/オフ スイッチのないシステムを扱う際には、事前に電源コードを取り外しておいてください。



警告 他の装置の上にシャーシを積み重ねないでください。シャーシが落下すると、大けがをしたり装置が損傷したりすることがあります。



警告 スイッチの過熱を防止するために、113°F(45°C)以下の環境で使用してください。また、空気の流れを妨げないためには、通気口の周囲に3インチ(7.6 cm)以上のスペースが必要です。



警告 この装置はTN電源システムで機能するように設計されています。



警告 装置を取り扱うときには、必ず最初にアースを接続し、最後に切断します。



警告 この製品は、設置する建物にショート(過電流)保護機構が備わっていることを前提に設計されています。このため、屋内配線には必ず、電気容量に適合したヒューズまたは保護回路ブレーカを使用してください。



警告 この装置は、アースされていることが前提になっています。必ず通常の使用時に装置がアースされているようにしてください。



警告 装置を電気回路に接続するときに、配線が過負荷にならないように注意してください。



警告 電圧の不適合は、装置の損傷や火災の原因になる可能性があります。ラベルに表示されている電圧が電源コンセントの電圧と異なる場合には、シャーシをコンセントに接続しないでください。



警告 電源コードが接続されているときは、電源装置に手を触れないでください。電源スイッチを備えたシステムの場合、電源スイッチがオフになっていても、電源コードが接続されていれば、電源装置内部に線間電圧がかかっています。電源スイッチのないシステムの場合、電源コードが接続されていれば、電源装置内部に線間電圧がかかっています。



警告 電源に接続されている装置を取り扱う際は、事前に指輪、ネックレス、腕時計などの装身具を外しておいてください。これらの金属が電源やアースに接触すると、金属が過熱して大やけどをしたり、金属類が端子に焼き付くことがあります。



警告 雷が発生しているときには、システムの作業を行ったり、ケーブルの接続や取り外しを行わないでください。



警告 この製品を廃棄処分する際には、各国の法律または規制に従って取り扱ってください。



警告 RPSレセプタクルに接続できるのは、Cisco RPS(モデル
PWR300-AC-RPS-N1)だけです。



警告 クラス1レーザ製品です。



警告 レーザ光をのぞきこまないでください。


EMC規制

ここでは、Catalyst 2950スイッチに関連した具体的な規制文を記載します。

米国

米国におけるこの製品の規制情報については、このマニュアルの前付を参照してください。

日本

この装置は、情報処理装置等電波障害自主規制協議会(VCCI)の基準に基づく、クラスA情報技術装置です。この装置を家庭環境で使用すると電波妨害を引き起こすことがあります。このような場合には、使用者が適切な対策を講ずるよう要求されることがあります。

インストレーションに関する注意事項

スイッチの設置場所を決める際には、次の事項を考慮してください( 付録A「製品仕様」 を参照)。

10/100ポートおよび10/100/1000ポートを使用する場合、スイッチから接続装置までの最大ケーブル長は、328フィート(100 m)です。

100BASE-FXポートを使用する場合、スイッチから接続装置までの最大ケーブル長は、全二重接続で6,562フィート(2 km)です。

GBICモジュール ポートは、次の注意事項に従って使用してください。

1000BASE-SX GBICから接続装置までの最大ケーブル長は1804フィート(550 m)です。

1000BASE-LX/LH GBICから接続装置までの最大ケーブル長は32,810フィート(10 km)です。

1000BASE-ZX GBICから接続装置までの最大ケーブル長は328,100フィート(100 km)です。

GigaStack GBICから接続装置までの最大ケーブル長は3フィート(1 m)です。

動作環境が 付録A「製品仕様」 に記載されている範囲内に該当していなければなりません。

前面パネルおよび背面パネルの周囲に十分な隙間が必要です。

前面パネルのLEDがよく見えること。

ポートの周囲にゆとりがあり、ケーブルの着脱や配線が無理なくできること。

背面パネルのAC電源コネクタがAC電源コンセントに接続できる位置にあること。

背面パネルのDC電源コネクタが回路ブレーカと接続できる位置にあること。

スイッチの周囲や通気口のエアフローが妨げられないこと。

装置の周囲の温度が113°F(45°C)を超えないこと。


) 閉じたラックまたはマルチラックにスイッチを設置する場合は、周囲温度が室温より高くなることがあります。


ケーブルがラジオ、電線、蛍光灯などの電気ノイズ源から離れていること。

パッケージ内容の確認


) 梱包箱から慎重に中身を取り出して、損傷しているものがないかどうか1つずつ調べます。足りないものや損傷しているものがある場合は、製品を購入された代理店に連絡してください。すべての梱包材を元どおり梱包箱に入れて保管します。


Catalyst 2950スイッチには、次の付属品が付いています。

Catalyst 2950デスクトップ スイッチ ハードウェア インストレーション ガイド 』(このマニュアル)

Where to Find the Catalyst 2950 Documentation

Cisco Documentation CD-ROM

AC電源ケーブル

次のものが入っているマウント キット

ゴム製脚×4(卓上、棚にスイッチを設置する場合に使用)

19インチまたは24インチのラックマウント ブラケット×2

No.8のフラットヘッド プラスネジ×6(ブラケットをスイッチに取り付けるときに使用)

No.8のトラスヘッド プラスネジ×4(ブラケットをスイッチに取り付けるときに使用)

No.12のプラス機械ネジ×4(ブラケットをラックに取り付けるときに使用)

ケーブル ガイド×1、ブラックのプラス機械ネジ×1(マウント ブラケットのいずれかにケーブル ガイドを取り付けるときに使用)

次のものが入っているDCスイッチ キット

DC端子ブロック プラグ(端子ブロック ヘッダ-)×1

アース端子×1

No.10-32のネジ×2(スイッチにアース端子を接続するときに使用)

23インチ用のラックマウント ブラケット×2(Telcoラック用に1インチのスペーサー付き)

No.8のトラスヘッド プラスネジ×4(ブラケットをスイッチに取り付けるときに使用)

No.12のプラスネジ×2(ブラケットをラックに取り付けるときに使用)


) DCスイッチ キットは、Catalyst 2950G-24-EI-DCスイッチにのみ付属しています。


RJ-45/RJ-45ロールオーバー ケーブル×1

RJ-45/DB-9メス アダプタ×1

Cisco Information Packet(保証、安全、サポートに関する情報)

スイッチのコンソール ポートに端末を接続する場合は、RJ-45/DB-25メスDTEアダプタが必要です。このアダプタが入ったキット(部品番号
ACS-DSBUASYN=)をご注文ください。

表 2-1 に記載されているMT-RJ光ファイバ パッチ ケーブルのいずれかを使用すれば、100BASE-FXポートを接続先装置のSCポートまたはSTポートに接続することができます。 表 2-1 のシスコ部品番号を指定して、必要なパッチ ケーブルをご注文ください。

 

表 2-1 100BASE-FX接続用のMT-RJパッチ ケーブル

タイプ
シスコ部品番号

MT-RJ/SCマルチモード ケーブル(1 m)

CAB-MTRJ-SC-MM-1M

MT-RJ/SCマルチモード ケーブル(3 m)

CAB-MTRJ-SC-MM-3M

MT-RJ/SCマルチモード ケーブル(5 m)

CAB-MTRJ-SC-MM-5M

MT-RJ/STマルチモード ケーブル(1 m)

CAB-MTRJ-ST-MM-1M

MT-RJ/STマルチモード ケーブル(3 m)

CAB-MTRJ-ST-MM-3M

MT-RJ/STマルチモード ケーブル(5 m)

CAB-MTRJ-ST-MM-5M

ラックへのスイッチの設置

 


警告 ラックに装置を取り付けたり、ラック内の装置のメンテナンス作業を行う場合は、事故を防ぐため、装置が安定した状態で置かれていることを十分に確認してください。安全のため、次の注意事項に従ってください。


 

ラックに設置する装置が1台だけの場合は、ラックの一番下に取り付けます。

ラックに複数の装置を設置する場合は、最も重い装置を一番下にして、下から順番に取り付けます。

ラックに安定用のスタビライザが付いている場合は、装置の設置またはメンテナンス作業を行う前にスタビライザを取り付けてください。


図 2-1から図 2-14 に、例としてCatalyst 2950-24、2950G-24-EI-DC、および2950G-48-EIスイッチの図を示します。他のCatalyst 2950スイッチもこれらの図に示されている方法でラックに設置することができます。


スイッチを19インチ、23インチ、または24インチ ラックに設置する手順は、次のとおりです。

スイッチにブラケットを取り付ける

ラックにスイッチを取り付ける

オプションのケーブル ガイドを取り付ける

スイッチにブラケットを取り付ける

19インチ、23インチ、24インチのいずれのラックにブラケットを取り付けるかによって、ブラケットを取り付ける方向と使用するネジが異なります。以下の説明に従って取り付けてください。

Catalyst 2950G-48-EI以外のスイッチを19インチ ラックに取り付ける場合は、2本のフラットヘッド プラスネジを使用して、19インチまたは24インチ用ブラケットの長い面をスイッチに取り付けます。 図 2-1図 2-2図 2-3を参照してください。

Catalyst 2950G-48-EIスイッチを19インチ ラックに取り付ける場合は、3本のフラットヘッド プラスネジを使用して、19インチまたは24インチ用ブラケットの長い面をスイッチに取り付けます。 図 2-4図 2-5図 2-6を参照してください。

Catalyst 2950G-24-EI-DCスイッチを23インチ ラックに取り付ける場合は、2本のトラスヘッド プラスネジを使用して、23インチ用ブラケットをスイッチに取り付けます。 図 2-7図 2-8図 2-9を参照してください。

スイッチを24インチ ラックに取り付ける場合は、2本のトラスヘッド プラスネジを使用して、19インチまたは24インチ用ブラケットをスイッチに取り付けます。 図 2-10図 2-11図 2-12を参照してください。

図 2-1図 2-12は、スイッチの片側にブラケットを取り付ける手順を示しています。同じ手順で、スイッチの反対側にもブラケットを取り付けます。

図 2-1 スイッチを19インチ ラックに設置する場合のブラケットの取り付け(前面パネルが手前)

 

図 2-2 スイッチを19インチ ラックに設置する場合のブラケットの取り付け(背面パネルが手前)

 

図 2-3 スイッチを19インチTelcoラックに設置する場合のブラケットの取り付け

 

図 2-4 Catalyst 2950G-48-EIスイッチを19インチ ラックに設置する場合のブラケットの取り付け(前面パネルが手前)

 

図 2-5 Catalyst 2950G-48-EIスイッチを19インチ ラックに設置する場合のブラケットの取り付け(背面パネルが手前)

 

図 2-6 Catalyst 2950G-48-EIスイッチを19インチTelcoラックに設置する場合のブラケットの取り付け

 

図 2-7 Catalyst 2950G-24-EI DCスイッチを23インチTelcoラックに設置する場合のブラケットの取り付け(前面パネルが手前)

 

図 2-8 Catalyst 2950G-24-EI DCスイッチを23インチTelcoラックに設置する場合のブラケットの取り付け(背面パネルが手前)

 

図 2-9 Catalyst 2950G-24-EI-DCスイッチを23インチTelcoラックに設置する場合のブラケットの取り付け

 

図 2-10 スイッチを24インチ ラックに設置する場合のブラケットの取り付け(前面パネルが手前)

 

図 2-11 スイッチを24インチ ラックに設置する場合のブラケットの取り付け(背面パネルが手前)

 

図 2-12 スイッチを24インチTelcoラックに設置する場合のブラケットの取り付け

 

ラックにスイッチを取り付ける

ブラケットを取り付けたら、4本のプラスネジを使用して、ブラケットをラックに取り付けて固定します。ラックへの取り付け方は、図 2-13を参照してください。

ケーブルが妨げとなってスイッチや、ラック内の他の装置の操作に支障が生じないようにするため、ケーブル ガイドを取り付けます(任意)。手順については、「オプションのケーブル ガイドを取り付ける」を参照してください。

図 2-13 ラックにスイッチを取り付ける

 

ラックにスイッチを取り付けたら、端末エミュレーション ソフトウェアを起動し、スイッチに電源を投入します。手順については、「スイッチへの電源投入」を参照してください。

オプションのケーブル ガイドを取り付ける

ケーブルがスイッチの前面パネルやラック内のその他の装置の操作を妨げないようにするため、ケーブル ガイドの使用を推奨します。付属のブラックのプラスネジを使用して、左右いずれかのブラケットにケーブル ガイドを取り付けます(図 2-14を参照)。

図 2-14 ケーブル ガイドの取り付け

 

卓上または棚へのスイッチの設置

卓上または棚にスイッチを置く前に、マウント キットの中からゴム製脚が付いている粘着ストリップを取り出し、4つのゴム製脚をスイッチ底面のくぼみに取り付けます。AC電源またはDC入力電源近くの卓上または棚にスイッチを置きます。

端末エミュレーション ソフトウェアを起動して、スイッチに電源を投入します。手順については、「スイッチへの電源投入」を参照してください。

スイッチへの電源投入

スイッチにAC電源ケーブル、DC電源、またはRPSを接続する前に、管理ステーションから端末エミュレーション ソフトウェア(ProComm、HyperTerminal、tip、またはminicomなど)を起動しておいてください。

AC電源ケーブルを使用する場合は、ケーブルをAC電源コネクタとAC電源コンセントに接続します。

DC入力電源を使用する場合の手順については、「DC電源との接続」を参照してください。

RPSを使用する場合の手順については、『 Cisco RPS 300 Redundant Power System Hardware Installation Guide 』を参照してください。


警告 RPSコンセントに接続できるのは、Cisco RPS 300(モデル
PWR300-AC-RPS-N1)だけです。


POSTについては、「POSTの実行」を参照してください。

DC電源との接続

Catalyst 2950G-24-EI-DCスイッチをDC入力電源に接続する手順は、次のとおりです。

接続の準備

スイッチのアース接続

DC入力電源の配線


警告 顧客の構内48V電源システムには、AC主電源と48 VDC出力の間に強化絶縁が必要です。



警告 Catalyst 2950G-24-EI-DCスイッチは、Local-Area Network(LAN;ローカルエリア ネットワーク)接続専用の製品です。公衆電話網と接続した場合の動作は保証されていません。



警告 Catalyst 2950G-24-EI-DCスイッチには、Field-Replaceable Unit(FRU)はありません。シャーシを開けたり、コンポーネントの取り外しや交換を行うことはできません。サービスの依頼については、製品を購入された代理店にお問い合わせください。



警告 この装置は、UL規格の認定を取得した電源に接続してください。



警告 この装置は、Single Extra-Low Voltage(SELV)電源に接続してください。



警告 この装置は、人の出入りが制限された場所に設置してください。



警告 セントラル オフィス環境で使用する場合、イーサネット ケーブルにシールドが必要です。


接続の準備

DCスイッチ キットにDC端子ブロック プラグ、アース端子、およびNo.10-32ネジ2本が入っていることを確認します。

必要な工具および部品を用意します。次のものが必要です。

最大圧力が15 lbf-in(pound-force inches)のラチェット機能付きプラス ドライバ

Panduit圧着工具(オプションで回転制御機能付き) ― モデルCT-700、CT-720、CT-920、CT-920CH、CT-930、またはCT-940CH

6ゲージの銅線アース ケーブル(絶縁または絶縁なし)

12ゲージまたは14ゲージの銅線4本

6ゲージ、12ゲージ、または14ゲージのケーブルの被覆をはがすことのできるワイヤ ストリッパ

スイッチのアース接続


警告 この装置は、アースされていることが前提になっています。必ず通常の使用時に装置がアースされているようにしてください。



警告 装置を取り扱うときには、必ず最初にアースを接続し、最後に切断します。


スイッチのアース接続は、次の手順で行います。必ず設置場所のアース要件に従って接続してください。


ステップ 1 No.10-32のネジ2本とアース端子を取り出します。

ステップ 2 アース線が絶縁されている場合は、ワイヤ ストリッパを使用して、6ゲージのアース線の先端0.5インチ(許容誤差±0.02インチ)の被覆をはぎます(図 2-15を参照)。

図 2-15 アース線の被覆を取り除く

 

ステップ 3 6ゲージのアース線の露出部分をアース端子の穴に差し込みます。

ステップ 4 Panduit製の圧着工具を使用して、6ゲージのアース線をアース端子に圧着します。

図 2-16 アース端子の圧着

 

ステップ 5 No.10-32のネジ2本を使用して、アース端子をケーブルごとスイッチの背面パネルに接続します。

ステップ 6 ラチェット機構付きドライバを使用して、アース端子の各ネジを15 1bf-in(240 ozf-in[ounce-force inch])のトルクで締めます。

図 2-17 アース端子のネジを締める

 


 

DC入力電源の配線


警告 この装置の設置または交換は、訓練を受けた相応の資格のある人が行ってください。



警告 次の手順を実行する前に、DC回路に電気が流れていないことを確認してください。 すべての電源を確実に切断するには、パネル ボード上でDC回路に対応している回路ブレーカをOFFの位置に切り替え、回路ブレーカのスイッチ ハンドルをOFFの位置にテープで固定します。



注意 Catalyst 2950G-24-EI-DCスイッチは、必ず、入力電圧が-36~-72VDCのDC入力電源に接続してください。供給電圧がこの範囲外であると、スイッチが正常に動作しなかったり、損傷したりすることがあります。


注意 このスイッチには、5Aの分岐回路保護を使用する必要があります。


) このスイッチの電源接続は、適用されるすべての規則に従って行わなければなりません。


スイッチをDC入力電源に接続する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 端子ブロック プラグの位置を確認します(図 2-18を参照)。

図 2-18 端子ブロック プラグ

 

ステップ 2 端子ブロック接続用フィードのプラス/マイナス位置を確認します。配線は、フィードAとフィードBのどちらのケーブルも、プラスとプラス、マイナスとマイナスの順番に行います。スイッチの背面パネルには、フィードAとフィードBのプラス/マイナス端子を識別できるように印が付いています。

図 2-19 スイッチ背面パネル上のプラスとマイナスの位置

 

ステップ 3 12ゲージまたは14ゲージ用のワイヤ ストリッパを使用して、DC入力電源に接続されているケーブルの先端の被覆を0.27インチ(許容誤差±0.02インチ)だけはぎ取ります。ケーブルの被覆を0.29インチ以上はぎ取らないでください。 ケーブルの被覆を大きくはぎ取ると、接続後に端子ブロック プラグからケーブルの露出部分がはみ出します。

図 2-20 DC入力電源ケーブルの被覆を取り除く

 

ステップ 4 4本のDC入力電源ケーブルの露出部分を端子ブロック プラグに差し込みます。ケーブルの導線が露出していないことを確かめます。端子ブロックから出ているケーブルはすべて 絶縁用の被覆に おおわれていなければなりません


警告 DC入力電源に接続されたケーブルの被覆が取れていると、感電する可能性があり、危険です。DC入力電源ケーブルの露出部分が端子ブロック プラグからはみ出していないことを確認してください。


図 2-21 端子ブロック プラグにケーブルを差し込む

 

ステップ 5 ラチェット機構付きドライバを使用して、端子ブロックの非脱落型ネジ(導線を差し込んだフィードの上部)を4.5 1bf-in(72 ozf-in)のトルクで締めます (図 2-22を参照)。


注意 端子ブロックの非脱落型ネジを無理に締めすぎないように注意してください。 最大推奨トルクは、4.5 lbf-inです。

図 2-22 端子ブロックの非脱落型ネジを締める

 

ステップ 6 残りの3本のDC入力電源ケーブルも、ステップ4と5の手順で接続します。配線が完了した端子ブロック プラグを図 2-23に示します。

図 2-23 配線が完了した端子ブロック プラグ

 

ステップ 7 スイッチの背面パネル上にある端子ブロック ヘッダーに端子ブロック プラグを差し込みます(図 2-24を参照)。


注意 端子ブロックに取り付けたケーブルを固定し、誤って触れてもケーブルが動かないようにしてください。たとえば、タイラップを使用して、ラックにケーブルを固定します。

図 2-24 ブロック ヘッダーに端子ブロックを差し込む

 

ステップ 8 回路ブレーカのハンドルからテープを外し、ハンドルをONの位置に切り替えます。


 

POSTの実行

電源に接続されると、スイッチは自動的にPOSTを開始します。POSTは、スイッチが正常に機能していることを確認する一連のテストです。スイッチがPOSTを開始すると、システムLEDが消灯します。POSTが正常に完了すると、システムLEDがグリーンに点灯します。POSTでエラーが発生すると、システムLEDがオレンジに点灯します。 第3章「トラブルシューティング」 を参照して、適切に対処してください。


) POSTのエラーはほとんどの場合、回復不可能な障害です。スイッチのPOSTでエラーが発生した場合は、ただちに製品を購入した代理店に連絡してください。


10/100ポートおよび10/100/1000ポートの接続

10/100ポートと10/100/1000ポートは、接続先装置の速度およびデュプレックスの設定値で動作するように自動的に設定されます。接続先装置が自動ネゴシエーションをサポートしていない場合は、明示的に速度とデュプレックスのパラメータを設定することもできます。

10/100ポートは、半二重または全二重モードの10 Mbpsまたは100 Mbpsで動作します。

Catalyst 2950T-24スイッチの10/100/1000ポートは、半二重または全二重モードの10 Mbpsまたは100 Mbps、あるいは全二重モードの1000 Mbpsで動作します。

自動ネゴシエーション機能のない装置または手動で速度とデュプレックスのパラメータが設定されている装置に接続すると、パフォーマンスの低下や、装置間のリンク障害が発生することがあります。最大限のパフォーマンスを実現するためには、次のいずれかの方法でポートを設定してください。

両側のポートで速度とデュプレックスの自動ネゴシエーションが実行されるようにする。

接続の両側で速度とデュプレックスのパラメータを設定する。

10BASE-T、100BASE-TX、または1000BASE-T装置にスイッチを接続する手順は、次のとおりです。


注意 静電気の放電(ESD)による損傷を防ぐため、ボードおよびコンポーネントは正しい手順で取り扱うようにしてください。


ステップ 1 サーバ、ワークステーション、およびルータに接続する場合は、前面パネルのRJ-45コネクタにストレート ケーブルを取り付けます(図 2-25図 2-26、および図 2-27を参照)。スイッチまたはリピータに接続する場合は、ツイストペア クロス ケーブルを使用します(ケーブルのピン割り当てについては、 ケーブルおよびアダプタの仕様を参照してください)。


) 1000BASE-T対応装置に接続する場合は、必ずカテゴリ5の4心ツイストペア ケーブルを使用してください。


図 2-25 Catalyst 2950-12、2950-24、2950C-24、2950T-24スイッチのポート接続

 

図 2-26 Catalyst 2950G-12-EI、2950G-24-EI、2950G-24-EI-DCスイッチのポート接続

 

図 2-27 Catalyst 2950G-48-EIスイッチのポート接続

 

ステップ 2 ケーブルの反対側を接続先装置のRJ-45コネクタに接続します。

ステップ 3 ポート ステータスLEDの変化を観察します。

スイッチと接続先装置の間にリンクが確立されると、このLEDがグリーンに点灯します。

STP(スパニング ツリー プロトコル)がネットワーク トポロジを検出し、ループの有無を確認している間、このLEDはオレンジに点灯します。このプロセスに30秒ほどかかり、その後LEDはグリーンに点灯します。

このLEDが消えている場合は、接続先装置の電源がオンになっていないか、ケーブルまたは接続先装置に取り付けられているアダプタに問題があると考えられます。ケーブル問題の解決方法については、 第3章「トラブルシューティング」 を参照してください。

ステップ 4 必要な場合は、接続先装置を再設定してから再起動します。

ステップ 5 接続する各ポートに対してステップ1~4を行います。


 

100BASE-FXポートの接続

100BASE-FXポートの動作モードは、100 Mbps全二重のみです。

表 2-1 に記載されているMT-RJ光ファイバ パッチ ケーブルのいずれかを使用することにより、スイッチの100BASE-FXポートと、100BASE-FX対応装置のSCポートまたはSTポートを接続できます。 表 2-1 のシスコ部品番号を指定して、必要なパッチ ケーブルをご注文ください。

スイッチを100BASE-FX装置に接続する手順は、次のとおりです。


注意 光ファイバ ポートのゴム製プラグや光ファイバ ケーブルのゴム製キャップは、ケーブルを接続する準備が整うまで外さないでください。これらのプラグおよびキャップは、埃や周囲の光から光ファイバ ポートとケーブルを守ります。


ステップ 1 100BASE-FXポートからゴム製プラグを外し、MT-RJパッチ ケーブルからゴム製キャップを外します。再使用できるように、これらを保管しておきます。

ステップ 2 100BASE-FXポートにケーブルを取り付けます( 図 2-28 を参照)。

図 2-28 100BASE-FXポートの接続

 

ステップ 3 ケーブルの反対側を接続先装置のSCポートまたはSTポートに接続します。

ステップ 4 ポート ステータスLEDの変化を観察します。

スイッチと接続先装置の間にリンクが確立されると、このLEDがグリーンに変わります。

STPがネットワーク トポロジーを検出し、ループの有無を確認している間、このLEDはオレンジに点灯します。このプロセスに30秒ほどかかり、その後ポートLEDはグリーンに点灯します。

このLEDが消えている場合は、接続先装置の電源がオンになっていないか、ケーブルまたは接続先装置に取り付けられているアダプタに問題があると考えられます。ケーブル問題の解決方法については、 第3章「トラブルシューティング」 を参照してください。

ステップ 5 必要な場合は、接続先装置を再設定してから再起動します。

ステップ 6 接続する各ポートに対してステップ1~5を行います。


 

GBICモジュール ポートの接続

GBICモジュール ポートに装置を接続する手順は、次のとおりです。GBIC(1000BASE-X モジュールまたはGigaStackモジュール)の取り付け、取り外し、ケーブル接続に関する詳細は、ご使用のGBICのマニュアルを参照してください。

1000BASE-X GBICモジュール ポートの接続


注意 GBICモジュール ポートのゴム製プラグや光ファイバ ケーブルのゴム製キャップは、ケーブルを接続する準備が整うまで外さないでください。これらのプラグおよびキャップは、埃や周囲の光からGBICモジュール ポートとケーブルを守ります。

GBICモジュール スロットに1000BASE-X GBICを取り付けた後、次の手順で接続します。


ステップ 1 GBICモジュール ポートからゴム製プラグを取り外し、再使用できるように保管しておきます。

ステップ 2 光ファイバ レセプタクルにSCコネクタを差し込みます(図 2-29を参照)。

図 2-29 1000BASE-Xポートの接続

 

ステップ 3 ケーブルの反対側を接続先装置の光ファイバ レセプタクルに差し込みます。

ステップ 4 ポート ステータスLEDの変化を観察します。

スイッチと接続先装置の間にリンクが確立されると、このLEDがグリーンに点灯します。

STPがネットワーク トポロジを検出し、ループの有無を確認している間、このLEDはオレンジに点灯します。このプロセスに30秒ほどかかり、その後ポートLEDはグリーンに点灯します。

このLEDが消灯している場合は、接続先装置の電源がオンになっていないか、ケーブルまたは接続先装置に取り付けられているアダプタに問題があると考えられます。ケーブル問題の解決方法については、 第3章「トラブルシューティング」 を参照してください。

ステップ 5 必要な場合は、スイッチまたは接続先装置を再設定してから再起動します。


 

GigaStack GBICモジュール ポートの接続

GBICモジュール スロットにGigaStack GBICを取り付けた後、次の手順で接続します。


ステップ 1 GBICにGigaStackケーブル コネクタを差し込みます(図 2-30を参照)。

図 2-30 GigaStackポートの接続

 

ステップ 2 ケーブルの反対側を接続先装置のポートに差し込みます。

ステップ 3 ポート ステータスLEDの変化を観察します。

スイッチと接続先装置の間にリンクが確立されると、このLEDがグリーンに点灯します。

STPがネットワーク トポロジを検出し、ループの有無を確認している間、このLEDはオレンジに点灯します。このプロセスに30秒ほどかかり、その後ポートLEDはグリーンに点灯します。

このLEDが消灯している場合は、接続先装置の電源がオンになっていないか、ケーブルまたは接続先装置に取り付けられているアダプタに問題があると考えられます。ケーブル問題の解決方法については、 第3章「トラブルシューティング」 を参照してください。

ステップ 4 必要な場合は、スイッチまたは接続先装置を再設定してから再起動します。


 

PCまたは端末をコンソール ポートに接続する手順

コンソール ポートにPCを接続する場合は、付属品のロールオーバー ケーブルとRJ-45/DB-9アダプタを使用します。コンソール ポートに端末を接続する場合は、RJ-45/DB-25メスDTEアダプタが必要です。このアダプタが入ったキット(部品番号ACS-DSBUASYN=)をご注文ください。コンソール ポートおよびアダプタのピン割り当てについては、「ケーブルおよびアダプタの仕様」を参照してください。

使用するPCまたは端末がVT100端末エミュレーションをサポートしている必要があります。端末エミュレーション ソフトウェア(通常、HyperTerminalまたはProcomm PlusなどのPCアプリケーション)は、セットアップ プログラム稼働中に、使用可能なPCまたは端末とスイッチの間の通信を確立します。

コンソール ポートにPCまたは端末を接続する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 端末エミュレーション ソフトウェアがハードウェア制御を使用してスイッチと通信できるように設定されていることを確認します。

ステップ 2 PCまたは端末のボーレートおよびキャラクタ フォーマットを、以下に示すコンソール ポートのデフォルト特性に合わせて設定します。

9600ボー

8データ ビット

1ストップ ビット

パリティなし

スイッチにアクセスした後、ポートのボーレートを変更できます。手順については、『 Catalyst 2950 Desktop Switch Software Configuration Guide 』を参照してください。

ステップ 3 図 2-31 図 2-32図 2-33のように、コンソール ポートにロールオーバー ケーブルを取り付けます(ピン割り当てについては、 ロールオーバー ケーブルの識別方法を参照してください)。

図 2-31 コンソール ポートの接続

 

図 2-32 コンソール ポートの接続(Catalyst 2950G-24-EI-DCスイッチの場合)

 

図 2-33 コンソール ポートの接続(Catalyst 2950G-48-EIスイッチの場合)

 

ステップ 4 PCにDB-9アダプタを取り付けるか、または端末に適切なアダプタを取り付けます。

ステップ 5 取り付けたアダプタにケーブルの反対側を接続します。

ステップ 6 端末エミュレーション ソフトウェアを起動します。


 

次の作業

スイッチの起動についての詳細は、『 Release Notes for the Catalyst 2950 Switch 』を参照してください。

スイッチの設定についての詳細は、『 Catalyst 2950 Desktop Switch Software Configuration Guide 』を参照してください。