Catalyst 2950/2955 スイッチ コマンド リファレンス Cisco IOS Release 12.1(22)EA7
Catalyst 2950 および Catalyst 2955 スイッチ ブート ローダ コマンド
Catalyst 2950 および Catalyst 2955 スイッチ ブート ローダ コマンド
発行日;2012/01/10 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 3MB) | フィードバック

目次

Catalyst 2950 および Catalyst 2955 スイッチ ブート ローダ コマンド

boot

cat

copy

delete

dir

flash_init

format

fsck

help

load_helper

memory

mkdir

more

rename

reset

rmdir

set

type

unset

version

Catalyst 2950 および Catalyst 2955 スイッチ ブート ローダ コマンド


) ブート ローダ コマンドは、Catalyst 2950 Long-Reach Ethernet(LRE)スイッチでのみ使用できます。


通常のブート ローダ動作中は、ブート ローダ コマンドライン プロンプトは表示されません。スイッチが手動で起動するように設定され、Power-on Self-Test(POST; 電源投入時セルフテスト)の DRAM テスト中にエラーが発生した場合、またはオペレーティング システムをロード中にエラーが発生した(ソフトウェア イメージが破損した)場合、ブート ローダ コマンドにアクセスできます。スイッチのパスワードを忘れた場合もブート ローダ コマンドにアクセスできます。


) Catalyst 2950 LRE スイッチのデフォルト設定では、スイッチに物理アクセスするエンド ユーザはスイッチが起動している間にブート プロセスを中断し、新しいパスワードを入力することによって失ったパスワードを回復できます。Catalyst 2950 LRE スイッチのパスワード回復ディセーブル機能の場合、システム管理者はこの機能の一部をディセーブルにすることによってスイッチ パスワードへのアクセスを保護できます。ユーザは、システムをデフォルト コンフィギュレーションに戻すことに同意した場合のみ、ブート プロセスを中断することができます。パスワード回復がディセーブルのときでも、ユーザはブート プロセスを中断しパスワードを変更できますが、コンフィギュレーション ファイル(config.text)および VLAN データベース ファイル(vlan.dat)は削除されます。詳細については、このリリースに対応するソフトウェア コンフィギュレーション ガイドを参照してください。


ブート ローダへのアクセスは、9600 bps でスイッチ コンソール ポートに接続することによって可能になります。スイッチの電源コードを抜いて、電源コードを再度接続している間に、スイッチ Mode ボタンを押してください。ポート 1 上の LED が消えてから 1 ~ 2 秒経過したら、 Mode ボタンを離します。すると、ブート ローダ Switch: プロンプトが表示されます。ブート ローダは低レベルで CPU を初期化し、POST を実行し、デフォルト オペレーティング システム イメージをメモリにロードします。

boot

実行可能なイメージをロードおよび起動し、CLI(コマンドライン インターフェイス)を開始するには、 boot ブート ローダ コマンドを使用します。

boot [ -post ] filesystem :/ file-url ...

 
シンタックスの説明

-post

(任意)拡張または包括的な Power-on Self-Test(POST;電源投入時セルフテスト)でロードされたイメージを実行します。このキーワードを使用すると、POST が完了するのに時間がかかります。

filesystem :

フラッシュ ファイル システムのエイリアスです。システム ボード フラッシュ デバイスには flash: を使用します。

/ file-url

(任意)ブート イメージのパス(ディレクトリ)および名前です。イメージ名ごとにセミコロンで区切ります。

 
デフォルト

スイッチは、BOOT 環境変数の情報を使用することにより、自動的にシステムを起動しようとします。この環境変数が設定されていない場合、スイッチは、フラッシュ ファイル システム全体に再帰的な縦型検索を行って、最初の実行可能イメージをロードして実行しようとします。ディレクトリの縦型検索では、検出した各サブディレクトリを完全に検索してから元のディレクトリでの検索を続けます。

 
コマンド モード

ブート ローダ

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

12.1(11)YJ

このコマンドが追加されました。

 
使用上のガイドライン

引数のない boot コマンドを入力すると、スイッチは BOOT 環境変数の情報を使用することにより、自動的にシステムを起動しようとします。 file-url 変数にイメージ名を付ける場合、 boot コマンドは、指定されたイメージを起動しようとします。

ブート ローダ boot コマンド オプションを設定すると、ただちにオプションが実行され、現在のブート ローダ セッションにのみ適用されます。この設定は、次回の起動動作に保存されません。

ファイル名およびディレクトリ名では、大文字と小文字が区別されます。

次の例では、 new-image.bin イメージを使用してスイッチを起動する方法を示します。

switch: boot flash:/new-images/new-image.bin
 

このコマンドを入力すると、セットアップ プログラム開始を要求するプロンプトが表示されます。

 
関連コマンド

コマンド
説明

set

BOOT キーワードをこのコマンドに追加したときに、BOOT 環境変数が特定のイメージを起動するよう設定します。

cat

1 つまたは複数のファイルの内容を表示するには、 cat ブート ローダ コマンドを使用します。

cat filesystem :/ file-url ...

 
シンタックスの説明

filesystem :

フラッシュ ファイル システムのエイリアスです。システム ボード フラッシュ デバイスには flash: を使用します。

/ file-url

表示するファイルのパス(ディレクトリ)および名前です。各ファイル名はスペースで区切ります。

 
コマンド モード

ブート ローダ

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

12.1(11)YJ

このコマンドが追加されました。

 
使用上のガイドライン

ファイル名およびディレクトリ名では、大文字と小文字が区別されます。

ファイルのリストを指定すると、各ファイルの内容が順次に表示されます。

次の例では、フラッシュ メモリの config.text の内容を表示する方法を示します。

Switch: cat flash:/config.text
!
version 12.1
no service pad
service timestamps debug uptime
service timestamps log uptime
no service password-encryption
service internal
!
hostname corp-bigboy
!
!
username admin privilege 15 password 0 cisco
!
(テキスト出力は省略)
 

 
関連コマンド

コマンド
説明

more

1 つまたは複数のファイルの内容を表示します。

type

1 つまたは複数のファイルの内容を表示します。

copy

送信元から宛先へファイルをコピーするには、 copy ブート ローダ コマンドを使用します。

copy [ -b block-size ] filesystem :/ source-file-url filesystem :/ destination-file-url

 
シンタックスの説明

-b block-size

(任意)このオプションは内部開発およびテストにのみ使用します。

filesystem :

フラッシュ ファイル システムのエイリアスです。システム ボード フラッシュ デバイスには flash: を使用します。

/ source-file-url

コピーするパス(ディレクトリ)およびファイル名(送信元)を指定します。

/ destination-file-url

宛先のパス(ディレクトリ)およびファイル名を指定します。

 
デフォルト

デフォルトのブロック サイズは 4 KB です。

 
コマンド モード

ブート ローダ

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

12.1(11)YJ

このコマンドが追加されました。

 
使用上のガイドライン

ファイル名およびディレクトリ名では、大文字と小文字が区別されます。

スラッシュ(/)で区切られたディレクトリ名は 45 文字までです。また、名前には、制御文字、スペース、デリート、スラッシュ、引用符、セミコロンまたはコロンが含まれないようにしてください。

ファイル名は 45 文字までです。また、名前には、制御文字、スペース、デリート、スラッシュ、引用符、セミコロンまたはコロンが含まれないようにしてください。

ファイルを新しいディレクトリにコピーする場合、ディレクトリは事前に存在している必要があります。

次の例では、ルート ディレクトリでファイルをコピーする方法を示します。

switch: copy flash:test1.text flash:test4.text
.
File "flash:test1.text" successfully copied to "flash:test4.text"
 

ファイルがコピーされたかどうかを確認するには、 dir filesystem : ブート ローダ コマンドを入力します。

 
関連コマンド

コマンド
説明

delete

指定したファイル システムから 1 つまたは複数のファイルを削除します。

delete

指定したファイル システムから 1 つまたは複数のファイルを削除するには、 delete ブート ローダ コマンドを使用します。

delete filesystem :/ file-url ...

 
シンタックスの説明

filesystem :

フラッシュ ファイル システムのエイリアスです。システム ボード フラッシュ デバイスには flash: を使用します。

/ file-url

削除するパス(ディレクトリ)およびファイル名。各ファイル名はスペースで区切ります。

 
コマンド モード

ブート ローダ

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

12.1(11)YJ

このコマンドが追加されました。

 
使用上のガイドライン

ファイル名およびディレクトリ名では、大文字と小文字が区別されます。

スイッチは、各ファイルを削除する前の確認をプロンプトで要求します。

次の例では、2 つのファイルを削除する方法を示します。

switch: delete flash:test2.text flash:test5.text
Are you sure you want to delete "flash:test2.text" (y/n)?y
File "flash:test2.text" deleted
Are you sure you want to delete "flash:test5.text" (y/n)?y
File "flash:test2.text" deleted
 

ファイルが削除されたかどうかを確認するには、 dir flash: ブート ローダ コマンドを入力します。

 
関連コマンド

コマンド
説明

copy

送信元から宛先にファイルをコピーします。

dir

指定したファイル システムのファイルおよびディレクトリのリストを表示するには、 dir ブート ローダ コマンドを使用します。

dir filesystem :/ file-url ...

 
シンタックスの説明

filesystem :

フラッシュ ファイル システムのエイリアスです。システム ボード フラッシュ デバイスには flash: を使用します。

/ file-url

(任意)表示する内容のパス(ディレクトリ)およびディレクトリ名。各ディレクトリ名はスペースで区切ります。

 
コマンド モード

ブート ローダ

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

12.1(11)YJ

このコマンドが追加されました。

 
使用上のガイドライン

ディレクトリ名では、大文字と小文字が区別されます。

次の例では、フラッシュ メモリのファイルを表示する方法を示します。

switch: dir flash:
 
Directory of flash:/
 
3 -rwx 1839 Mar 01 1993 00:48:15 config.text
11 -rwx 1140 Mar 01 1993 04:18:48 vlan.dat
21 -rwx 26 Mar 01 1993 00:01:39 env_vars
9 drwx 768 Mar 01 1993 23:11:42 html
16 -rwx 1037 Mar 01 1993 00:01:11 config.text
14 -rwx 1099 Mar 01 1993 01:14:05 homepage.htm
22 -rwx 96 Mar 01 1993 00:01:39 system_env_vars
 
15998976 bytes total (6397440 bytes free)
 

表B-1 では、コマンド出力のフィールドを説明します。

 

表B-1 dir フィールドの説明

フィールド
説明

2

ファイルのインデックス番号

-rwx

ファイル権限は次のいずれか、またはすべてとなります。

d ― ディレクトリ

r ― 読み込み可能

w ― 書き込み可能

x ― 実行可能

1644045

ファイルの大きさ

<date>

最後に行った変更の日付

env_vars

ファイル名

 
関連コマンド

コマンド
説明

mkdir

1 つまたは複数のディレクトリを作成します。

rmdir

1 つまたは複数のディレクトリを削除します。

flash_init

フラッシュ ファイル システムを初期化するには、 flash_init ブート ローダ コマンドを使用します。

flash_init

 
シンタックスの説明

このコマンドには引数またはキーワードはありません。

 
デフォルト

フラッシュ ファイル システムは、通常のシステム動作中に自動的に初期化されます。

 
コマンド モード

ブート ローダ

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

12.1(11)YJ

このコマンドが追加されました。

 
使用上のガイドライン

通常のシステム動作中に、フラッシュ ファイル システムは自動的に初期化されます。

フラッシュ ファイル システムを手動で初期化するには、このコマンドを使用します。たとえば、スイッチのパスワードを忘れたときの回復手順中も、このコマンドを使用できます。

format

指定したファイル システムをフォーマットし、そのファイル システムのデータすべてを破棄するには、 format ブート ローダ コマンドを使用します。

format filesystem :

 
シンタックスの説明

filesystem :

フラッシュ ファイル システムのエイリアスです。システム ボード フラッシュ デバイスには flash: を使用します。

 
コマンド モード

ブート ローダ

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

12.1(11)YJ

このコマンドが追加されました。

 
使用上のガイドライン


注意 このコマンドを使用する際は注意してください。このコマンドは、ファイル システムのデータをすべて破棄し、システムを使用不能にします。

fsck

ファイル システムの一貫性を検査するには、 fsck ブート ローダ コマンドを使用します。

fsck [ -test | -f ] filesystem :

 
シンタックスの説明

-test

(任意)ファイル システム コードを初期化し、フラッシュ メモリ上で POST を再度実行します。ファイル システムを構成するバイトごとに、拡張メモリの非破壊試験が実施されます。

-f

(任意)ファイル システム コードを初期化し、ファイルに関して迅速な一貫性検査を実施します。フラッシュ セクタでは、Cyclic Redundancy Check(CRC; 巡回冗長検査)は実施されません。

filesystem :

フラッシュ ファイル システムのエイリアスです。システム ボード フラッシュ デバイスには flash: を使用します。

 
デフォルト

ファイル システム検査は実施されません。

 
コマンド モード

ブート ローダ

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

12.1(11)YJ

このコマンドが追加されました。

 
使用上のガイドライン

使用可能なファイル システムの一貫性検査を停止するには、スイッチの電源を切ってから電源を再度接続します。

次の例では、フラッシュ メモリで拡張ファイル システム検査を実施する方法を示します。

switch: fsck -test flash:
 

help

使用可能なコマンドを表示するには、 help ブート ローダ コマンドを使用します。

help

 
シンタックスの説明

このコマンドには引数またはキーワードはありません。

 
コマンド モード

ブート ローダ

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

12.1(11)YJ

このコマンドが追加されました。

 
使用上のガイドライン

使用可能なブート ローダ コマンドのリストを表示するには、疑問符(?)を入力します。

load_helper

ブート ローダの機能を拡張したりパッチを当てたりするヘルパー イメージを 1 つまたは複数ロードしたり、初期化したりするには、 load_helper ブート ローダ コマンドを使用します。

load_helper filesystem :/ file-url ...

 
シンタックスの説明

filesystem :

フラッシュ ファイル システムのエイリアスです。システム ボード フラッシュ デバイスには flash: を使用します。

/ file-url

ローダの初期化中に動的にロードされるロード可能なヘルパー ファイルのパス(ディレクトリ)およびリストです。イメージ名ごとにセミコロンで区切ります。

 
デフォルト

ヘルパー ファイルはロードされていません。

 
コマンド モード

ブート ローダ

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

12.1(11)YJ

このコマンドが追加されました。

 
使用上のガイドライン

HELPER 環境変数が設定されている場合にだけ、 load_helper コマンドはロード可能なファイルを検索します。

ファイル名およびディレクトリ名では、大文字と小文字が区別されます。

memory

メモリ ヒープの利用情報を表示するには、 memory ブート ローダ コマンドを使用します。

memory

 
シンタックスの説明

このコマンドには引数またはキーワードはありません。

 
コマンド モード

ブート ローダ

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

12.1(11)YJ

このコマンドが追加されました。

次の例では、メモリ ヒープの利用情報を表示する方法を示します。

switch: memory
Text: 0x00700000 - 0x0071cf24 (0x0001cf24 bytes)
Rotext: 0x00000000 - 0x00000000 (0x00000000 bytes)
Data: 0x0071cf24 - 0x00723a0c (0x00006ae8 bytes)
Bss: 0x0072529c - 0x00746f94 (0x00021cf8 bytes)
Stack: 0x00746f94 - 0x00756f94 (0x00010000 bytes)
Heap: 0x00756f98 - 0x00800000 (0x000a9068 bytes)
 
Bottom heap utilization is 22 percent.
Top heap utilization is 0 percent.
Total heap utilization is 22 percent.
Total bytes: 0xa9068 (692328)
Bytes used: 0x26888 (157832)
Bytes available: 0x827e0 (534496)
 
Alternate heap utilization is 0 percent.
Total alternate heap bytes: 0x6fd000 (7327744)
Alternate heap bytes used: 0x0 (0)
Alternate heap bytes available: 0x6fd000 (7327744)
 

表B-2 では、出力内のフィールドを説明します。

 

表B-2 メモリ フィールドの説明

フィールド
説明

Text

テキスト記憶領域の開始および終了アドレス

Rotext

読み取り専用のテキスト記憶領域の開始および終了アドレス。データ セグメントのこの部分は、Text エントリに分類されます。

Data

データ セグメント記憶領域の開始および終了アドレス

Bss

記憶領域内で(Bss)記号で始まるブロックの開始および終了アドレス。このアドレスはゼロに初期設定されます。

Stack

自動変数を保存し、アドレスを戻したりするソフトウェアに割り当てられた、メモリ領域の開始および終了アドレス

Heap

メモリ領域内で動的に割り当てられ、解放されたメモリ領域の開始および終了アドレス

mkdir

指定したファイル システム上で 1 つまたは複数の新しいディレクトリを作成するには、 mkdir ブート ローダ コマンドを使用します。

mkdir filesystem :/ directory-url ...

 
シンタックスの説明

filesystem :

フラッシュ ファイル システムのエイリアスです。システム ボード フラッシュ デバイスには flash: を使用します。

/ directory-url

作成するディレクトリ名です。各ディレクトリ名はスペースで区切ります。

 
コマンド モード

ブート ローダ

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

12.1(11)YJ

このコマンドが追加されました。

 
使用上のガイドライン

ディレクトリ名では、大文字と小文字が区別されます。

スラッシュ(/)で区切られたディレクトリ名は 45 文字までです。また、名前には、制御文字、スペース、デリート、スラッシュ、引用符、セミコロンまたはコロンが含まれないようにしてください。

次の例では、Saved_Configs: という名前ディレクトリを作成する方法を示します。

switch: mkdir flash:Saved_Configs
Directory "flash:Saved_Configs" created
 

次の例では、2 つのディレクトリを作成する方法を示します。

switch: mkdir flash:Saved_Configs1 flash:Test
Directory "flash:Saved_Configs1" created
Directory "flash:Test" created
 

ディレクトリが作成されたかどうかを確認するには、 dir filesystem : ブート ローダ コマンドを入力します。

 
関連コマンド

コマンド
説明

dir

指定したファイル システムのファイルおよびディレクトリのリストを表示します。

rmdir

指定したファイル システムから 1 つまたは複数のファイルを削除します。

more

1 つまたは複数のファイルの内容を表示するには、 more ブート ローダ コマンドを使用します。

more filesystem :/ file-url ...

 
シンタックスの説明

filesystem :

フラッシュ ファイル システムのエイリアスです。システム ボード フラッシュ デバイスには flash: を使用します。

/ file-url

表示するファイルのパス(ディレクトリ)および名前です。各ファイル名はスペースで区切ります。

 
コマンド モード

ブート ローダ

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

12.1(11)YJ

このコマンドが追加されました。

 
使用上のガイドライン

ファイル名およびディレクトリ名では、大文字と小文字が区別されます。

ファイルのリストを指定すると、各ファイルの内容が順次に表示されます。

次の例では、ファイル 2 つの内容を表示する方法を示します。

switch: more flash:/new-images/info flash:env_vars

 
関連コマンド

コマンド
説明

cat

1 つまたは複数のファイルの内容を表示します。

type

1 つまたは複数のファイルの内容を表示します。

rename

ファイル名を変更するには、 rename ブート ローダ コマンドを使用します。

rename filesystem :/ source-file-url filesystem :/ destination-file-url

 
シンタックスの説明

filesystem :

フラッシュ ファイル システムのエイリアスです。システム ボード フラッシュ デバイスには flash: を使用します。

/ source-file-url

元のパス(ディレクトリ)およびファイル名

/ destination-file-url

新しいパス(ディレクトリ)およびファイル名

 
コマンド モード

ブート ローダ

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

12.1(11)YJ

このコマンドが追加されました。

 
使用上のガイドライン

ファイル名およびディレクトリ名では、大文字と小文字が区別されます。

スラッシュ(/)で区切られたディレクトリ名は 45 文字までです。また、名前には、制御文字、スペース、デリート、スラッシュ、引用符、セミコロンまたはコロンが含まれないようにしてください。

ファイル名は 45 文字までです。また、名前には、制御文字、スペース、デリート、スラッシュ、引用符、セミコロンまたはコロンが含まれないようにしてください。

次の例では、 config.text というファイル名を config1.text : に変更する方法を示します。

switch: rename flash:config.text flash:config1.text
 

ファイル名が変更されたかどうかを確認するには、 dir filesystem : ブート ローダ コマンドを入力します。

 
関連コマンド

コマンド
説明

copy

送信元から宛先にファイルをコピーします。

reset

システム上のハードウェアをリセットするには、 reset ブート ローダ コマンドを使用します。ハードウェア リセットは、スイッチのパワーサイクルに似ており、プロセッサ、レジスタ、メモリを初期化します。

reset

 
シンタックスの説明

このコマンドには引数またはキーワードはありません。

 
コマンド モード

ブート ローダ

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

12.1(11)YJ

このコマンドが追加されました。

次の例では、システムをリセットする方法を示します。

switch: reset
Are you sure you want to reset the system (y/n)?y
System resetting...
 

 
関連コマンド

コマンド
説明

boot

実行可能なイメージをロードおよび起動し、CLI(コマンドライン インターフェイス)を開始します。

rmdir

指定したファイル システムから 1 つまたは複数の空のディレクトリを削除するには、 rmdir ブート ローダ コマンドを使用します。

rmdir filesystem :/ directory-url ...

 
シンタックスの説明

filesystem :

フラッシュ ファイル システムのエイリアスです。システム ボード フラッシュ デバイスには flash: を使用します。

/ directory-url

削除する空のディレクトリのパス(ディレクトリ)および名前です。各ディレクトリ名はスペースで区切ります。

 
コマンド モード

ブート ローダ

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

12.1(11)YJ

このコマンドが追加されました。

 
使用上のガイドライン

ディレクトリ名では大文字と小文字が区別されます。また、スラッシュ(/)で区切られたディレクトリ名は 45 文字までです。名前には、制御文字、スペース、デリート、スラッシュ、引用符、セミコロンまたはコロンが含まれないようにしてください。

ディレクトリを削除する前に、最初にディレクトリ内のすべてのファイルを削除する必要があります。

スイッチは、各ディレクトリを削除する前の確認をプロンプトで要求します。

次の例では、ディレクトリを削除する方法を示します。

switch: rmdir flash:Test
 

ディレクトリが削除されたかどうかを確認するには、 dir filesystem : ブート ローダ コマンドを入力します。

 
関連コマンド

コマンド
説明

dir

指定したファイル システムのファイルおよびディレクトリのリストを表示します。

mkdir

指定したファイル システム上で 1 つまたは複数の新しいディレクトリを作成します。

set

ブート ローダまたはスイッチで動作する他のソフトウェアを制御するための環境変数を設定または表示するには、 set ブート ローダ コマンドを使用します。

set variable value


) 通常の状況では、環境変数の設定を変更する必要はありません。


 
シンタックスの説明

variable value

variable および value には、次のキーワードの 1 つを使用します。

MANUAL_BOOT ― スイッチが自動または手動で起動するかを判断します。

有効な値は 1、yes、0 および no です。値が no または 0 に設定されている場合、ブート ローダは自動的にシステムを起動しようとします。それ以外に設定されているときは、ブート ローダ モードから手動でスイッチを起動する必要があります。

BOOT filesystem :/ file-url ― 自動起動のときにロードおよび実行される実行可能ファイルのセミコロン区切りリスト

BOOT 環境変数が設定されていない場合、システムは、フラッシュ ファイル システム全体に再帰的な縦型検索を行って、最初の実行可能イメージをロードして実行しようとします。BOOT 環境変数が設定されていても指定されたイメージをロードできないときは、システムはフラッシュ ファイル システムで見つかった最初のブート ファイルを起動しようとします。

ENABLE_BREAK ― サービス ポートの Break キーを押すことにより、自動起動プロセスを中断できるかどうかを判断します。

有効な値は 1、yes、on、0、no および off です。1、yes または on に設定されている場合は、フラッシュ ファイル システムの初期化後にサービス ポート上で Break キーを押して、自動起動プロセスを中断することができます。

HELPER filesystem :/ file-url ― ブート ローダの初期化中に動的にロードされるロード可能ファイルのセミコロン区切りリスト。ヘルパー ファイルは、ブート ローダの機能を拡張したり、パッチを当てたりします。

PS1 prompt ― ブート ローダ モードでコマンドライン プロンプトとして使用されるストリング

CONFIG_FILE flash:/ file-url ― システム コンフィギュレーションの不揮発性コピーの読み書きにソフトウェアが使用するファイル名

CONFIG_BUFSIZE size ― メモリにコンフィギュレーション ファイルのコピーを保持するためにソフトウェアが使用するバッファのサイズ。コンフィギュレーション ファイルは、バッファ サイズの割り当てを超えてはなりません。指定できるバイト数は 4096 ~ 524288 です。

BAUD rate ― サービス ポートに使用するビット/秒(bps)。コンフィギュレーション ファイルが別の設定を指定しないかぎり、ソフトウェアはブート ローダ コマンドからボー レートの設定を引き継ぎ、この値を使用し続けます。範囲は 0 ~ 44294967295 bpsです。有効な値は 50、75、110、150、300、600、1200、1800、2000、2400、3600、4800、7200、9600、14400、19200、28800、38400、56000、57600、115200 および 128000 です。

最も利用される値は 300、1200、2400、9600、19200、57600 および 115200 です。

BOOTHLPR filesystem :/ file-url ― 2 番めの Cisco IOS イメージをメモリにロードして開始できるように、メモリにロードする最初の Cisco IOS ヘルパー イメージ名。この変数は内部開発およびテストにのみ使用します。

HELPER_CONFIG_FILE filesystem :/ file-url ― Cisco IOS ヘルパー イメージで使用するコンフィギュレーション ファイル名。設定を行わない場合、CONFIG_FILE 環境変数によって指定されたファイルは、ヘルパー イメージを含む、ロードされたすべてのソフトウェア バージョンで使用されます。この変数は内部開発およびテストにのみ使用します。

PASSWD_RECOVERY ― パスワード回復オプションをイネーブルまたはディセーブルにします。指定できる値は yes、1、no または 2 です。デフォルトは yes です。

REBOOT_AFTER_CRASH ― 異常終了後に、スイッチを再起動するよう設定します。指定できる値は yes、1、no または 2 です。デフォルトは yes です。

 
デフォルト

環境変数には、次のデフォルト値があります。

MANUAL_BOOT:No(0)

BOOT:Null 文字列

ENABLE_BREAK:No(Off または 0)(サービス ポート上の Break キーを押しても、自動起動プロセスは中断されない)。

HELPER:デフォルト値はありません(ヘルパー ファイルは自動的にロードされない)。

PS1:switch:

CONFIG_FILE:config.text

CONFIG_BUFSIZE:32 KB

BAUD:9600 bps

BOOTHLPR:デフォルト値はありません(ヘルパー イメージは指定されない)。

HELPER_CONFIG_FILE:デフォルト値はありません(ヘルパー コンフィギュレーション ファイルは指定されない)。


) 値を持つ環境変数は、さまざまなファイルのフラッシュ ファイル システムに保存されます。このファイルのフォーマットでは、各行に環境変数名、等号、そのあとに変数値が続きます。変数がこのファイルの中でリストされていない場合、変数には値がありません。値が Null 文字列でもファイルにリストされている場合、変数には値があります。Null 文字列に設定されている(たとえば、" ")変数は値を持つことができます。多くの環境変数が事前に定義され、デフォルト値を持っています。


 
コマンド モード

ブート ローダ

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

12.1(11)YJ

このコマンドが追加されました。

 
使用上のガイドライン

環境変数では大文字と小文字が区別され、記述されたものを入力する必要があります。

環境変数は 表B-3 のファイルに保存されます。

 

表B-3 環境変数の保存場所

環境変数
保存場所(ファイル システム:ファイル名)

BAUD、ENABLE_BREAK、CONFIG_BUFSIZE、CONFIG_FILE、MANUAL_BOOT、PS1

flash:env_vars

BOOT、BOOTHLPR、HELPER、HELPER_CONFIG_FILE

flash:system_env_vars

boot manual グローバル コンフィギュレーション コマンドを入力することによって、MANUAL_BOOT 環境変数も設定することができます。

boot system filesystem :/ file-url グローバル コンフィギュレーション コマンドを入力することによって、BOOT 環境変数も設定することができます。

boot enable-break グローバル コンフィギュレーション コマンドを入力することによって、ENABLE_BREAK 環境変数も設定することができます。

boot helper filesystem :/ file-url グローバル コンフィギュレーション コマンドを入力することによって、HELPER 環境変数も設定することができます。

boot config-file flash:/ file-url グローバル コンフィギュレーション コマンドを入力することによって、CONFIG_FILE 環境変数も設定することができます。

boot buffersize size グローバル コンフィギュレーション コマンドを入力することによって、CONFIG_BUFSIZE 環境変数も設定することができます。

boot boothlpr filesystem :/ file-url グローバル コンフィギュレーション コマンドを入力することによって、BOOTHLPR 環境変数も設定することができます。

boot helper-config-file filesystem :/ file-url グローバル コンフィギュレーション コマンドを入力することによって、HELPER_CONFIG_FILE 環境変数も設定することができます。

コンフィギュレーション CLI service password-recovery コマンドを入力することによって、PASSWD_RECOVERY 環境変数も設定またはリセットすることができます。

ブート ローダ プロンプト ストリング(PS1)は等号(=)を除く印刷可能文字で、最大 120 文字まで入力できます。

次の例では、ブート ローダ プロンプトを変更する方法を示します。

switch: set PS1 loader:
loader:
 

設定を確認するには、 set ブート ローダ コマンドを入力します。

 
関連コマンド

コマンド
説明

unset

1 つまたは複数の環境変数をもとの設定にリセットします。

type

1 つまたは複数のファイルの内容を表示するには、 type ブート ローダ コマンドを使用します。

type filesystem :/ file-url ...

 
シンタックスの説明

filesystem :

フラッシュ ファイル システムのエイリアスです。システム ボード フラッシュ デバイスには flash: を使用します。

/ file-url

表示するファイルのパス(ディレクトリ)および名前です。各ファイル名はスペースで区切ります。

 
コマンド モード

ブート ローダ

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

12.1(11)YJ

このコマンドが追加されました。

 
使用上のガイドライン

ファイル名およびディレクトリ名では、大文字と小文字が区別されます。

ファイルのリストを指定すると、各ファイルの内容が順次に表示されます。

次の例では、ファイル 2 つの内容を表示する方法を示します。

switch: type flash:/new-images/info flash:env_vars

 
関連コマンド

コマンド
説明

cat

1 つまたは複数のファイルの内容を表示します。

more

1 つまたは複数のファイルの内容を表示します。

unset

1 つまたは複数の環境変数をリセットするには、 unset ブート ローダ コマンドを使用します。

unset variable ...


) 通常の状況では、環境変数の設定を変更する必要はありません。


 
シンタックスの説明

variable

variable には、次のキーワードの 1 つを使用します。

MANUAL_BOOT ― スイッチが自動または手動で起動するかを判断します。

BOOT ― 自動起動のときにロードおよび実行される実行可能ファイルのリストをリセットします。BOOT 環境変数が設定されていない場合、システムは、フラッシュ ファイル システム全体に再帰的な縦型検索を行って、最初の実行可能イメージをロードして実行しようとします。BOOT 環境変数が設定されていても指定されたイメージをロードできないときは、システムはフラッシュ ファイル システムで見つかった最初のブート ファイルを起動しようとします。

ENABLE_BREAK ― フラッシュ ファイル システムが初期化されたあとでサービス ポートの Break キーを押すことにより、自動起動プロセスを中断できるかどうかを判断します。

HELPER ― ブート ローダの初期化中に動的にロードされるロード可能ファイルのセミコロン区切りリスト。ヘルパー ファイルは、ブート ローダの機能を拡張したり、パッチを当てたりします。

PS1 ― ブート ローダ モードでコマンドライン プロンプトとして使用されるストリング

CONFIG_FILE ― システム コンフィギュレーションの不揮発性コピーの読み書きにソフトウェアが使用するファイル名をリセットします。

CONFIG_BUFSIZE ― メモリにコンフィギュレーション ファイルのコピーを保持するためにソフトウェアが使用するバッファのサイズをリセットします。

BAUD ― サービス ポートに使用するビット/秒(bps)をリセットします。コンフィギュレーション ファイルが別の設定を指定しないかぎり、ソフトウェアはブート ローダ コマンドからボー レートの設定を引き継ぎ、この値を使用し続けます。

BOOTHLPR ― 2 番めの Cisco IOS イメージをメモリにロードして開始できるように、メモリにロードする最初の Cisco IOS ヘルパー イメージ名をリセットします。この変数は内部開発およびテストにのみ使用します。

HELPER_CONFIG_FILE ― Cisco IOS ヘルパー イメージで使用するコンフィギュレーション ファイル名をリセットします。設定を行わない場合、CONFIG_FILE 環境変数によって指定されたファイルは、ヘルパー イメージを含む、ロードされたすべてのソフトウェア バージョンで使用されます。この変数は内部開発およびテストにのみ使用します。

PASSWD_RECOVERY ― パスワード回復オプションをリセットします。

 
コマンド モード

ブート ローダ

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

12.1(11)YJ

このコマンドが追加されました。

 
使用上のガイドライン

no boot manual グローバル コンフィギュレーション コマンドを入力することによって、MANUAL_BOOT 環境変数もリセットすることができます。

no boot system グローバル コンフィギュレーション コマンドを入力することによって、BOOT 環境変数もリセットすることができます。

no boot enable-break グローバル コンフィギュレーション コマンドを入力することによって、ENABLE_BREAK 環境変数もリセットすることができます。

no boot helper グローバル コンフィギュレーション コマンドを入力することによって、HELPER 環境変数もリセットすることができます。

no boot config-file グローバル コンフィギュレーション コマンドを入力することによって、CONFIG_FILE 環境変数もリセットすることができます。

no boot buffersize グローバル コンフィギュレーション コマンドを入力することによって、CONFIG_FILE_BUFSIZE 環境変数もリセットすることができます。

no boot boothlpr グローバル コンフィギュレーション コマンドを入力することによって、BOOTHLPR 環境変数もリセットすることができます。

no boot helper-config-file グローバル コンフィギュレーション コマンドを入力することによって、HELPER_CONFIG_FILE 環境変数もリセットすることができます。

次の例では、プロンプト ストリングを元の設定にリセットする方法を示します。

switch: unset PS1
switch:
 

 
関連コマンド

コマンド
説明

set

環境変数を設定または表示します。

version

ブート ローダのバージョンを表示するには、 version ブート ローダ コマンドを使用します。

version

 
シンタックスの説明

このコマンドには引数またはキーワードはありません。

 
コマンド モード

ブート ローダ

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

12.1(11)YJ

このコマンドが追加されました。

次の例では、ブート ローダのバージョンを表示する方法を示します。

switch: version
C2950 Boot Loader (C2950-HBOOT-M) Version 12.1(14)EA1
Compiled Wed 21-Feb-01 14:58 by devgoyal
switch: