Catalyst 2950 LRE デスクトップ スイッチ ソフトウェア コンフィギュレーション ガイド
CMSの基本
CMSの基本
発行日;2012/01/12 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

CMSの基本

機能

Front Panel View

クラスタ ツリー

前面パネル イメージ

冗長電源システムLED

ポート モードおよびLED

VLANメンバーシップ モード

Topology View

トポロジー アイコン

装置およびリンクのラベル

Topology Viewで使用される色

トポロジーの表示オプション

メニューおよびツールバー

メニューバー

ツールバー

Front Panel Viewのポップアップ メニュー

装置ポップアップ メニュー

ポート ポップアップ メニュー

Topology Viewのポップアップ メニュー

リンク ポップアップ メニュー

装置ポップアップ メニュー

対話モード

ガイド モード

エキスパート モード

ウィザード

ツールのヒント

オンライン ヘルプ

CMSウィンドウの構成要素

Host Nameリスト

タブ、リスト、およびテーブル

Filter Editor

ウィンドウで使用されるアイコン

ボタン

CMSのアクセス

CMSのアクセス モード

CMSへのHTTPアクセス

変更の確認

変更の通知

エラー チェック

設定の保存

設定情報の復元

CMSの環境設定

異なるCMSバージョンの使用

次の作業

CMSの基本

この章では、Cluster Management Suite(CMS)ソフトウェアについて次の内容を説明します。

「機能」

「Front Panel View」

「Topology View」

「メニューおよびツールバー」

「対話モード」

「ウィザード」

「オンライン ヘルプ」

「CMSウィンドウの構成要素」

「CMSのアクセス」

「変更の確認」

「設定の保存」

「設定情報の復元」

「CMSの環境設定」

「異なるCMSバージョンの使用」

「次の作業」


) • システム要件およびブラウザとJavaプラグインの設定手順については、リリース ノートを参照してください。

CMSの使用手順については、オンライン ヘルプを参照してください。


 


) この章では、Catalyst 2950およびCatalyst 2950 LREスイッチ上のCMSについて説明します。その他のCatalystスイッチで使用するWebベースの管理ソフトウェアについては、該当するスイッチのマニュアルを参照してください。



) Catalyst 2950ST-24 LRE 997スイッチおよびCisco 576 LRE 997 CPEは、Cisco IOS Release 12.1(11)YJ4のCMSではサポートされていません。


Cisco LRE Customer Premises Equipment(CPE;顧客宅内機器)装置は、一部のCatalyst 2950 LREスイッチではサポートされていません。 表 3-1 で、 Yes は、CPEがそのスイッチでサポートされていることを表し、 No は、CPEがそのスイッチでサポートされていないことを表します。

 

表 3-1 LREスイッチとCPEの適合対応表

LRE装置
Catalyst 2950ST-8 LREスイッチ
Catalyst 2950ST-24 LREスイッチ
Catalyst 2950ST-24 LRE 997スイッチ

Cisco 575 LRE CPE

Yes

Yes

No

Cisco 576 LRE 997 CPE

No

No

Yes

Cisco 585 LRE CPE

Yes

Yes

No

機能

CMSは、Netscape Communicator、Microsoft Internet ExplorerなどのWebブラウザからスイッチ クラスタおよび個々のスイッチを管理するため、以下の機能を提供しています(図 3-1を参照)。

ネットワークの2つのビューを同時に表示:

Front Panel Viewには、クラスタ内の特定のまたはすべてのスイッチの前面パネル イメージが表示されます。このビューを使用して、複数のポートまたはスイッチを選択し、同じ設定値を適用することができます。

コマンド スイッチからCMSを起動した場合、クラスタ内のすべてのスイッチの前面パネル イメージがFront Panel Viewに表示されます。非コマンド スイッチからCMSを起動した場合は、特定のスイッチの前面パネル イメージだけがFront Panel Viewに表示されます。


) スタンドアロン スイッチまたは非コマンド スイッチから起動したCMSを、デバイス マネージャ(別名スイッチ マネージャ)といいます。デバイス マネージャは、個々のスイッチを設定する場合に使用します。クラスタ内の特定のスイッチについてデバイス マネージャを選択すると、個別のCMSセッションが開始されます。デバイス マネージャ インターフェイスは、Catalystスイッチ プラットフォームによって異なる場合があります。


Topology Viewには、スイッチ クラスタ、クラスタ メンバー、クラスタ候補、クラスタへの加入には適格でない近接装置、およびリンク タイプを、それぞれ該当するアイコンで表したネットワーク マップが表示されます。このビューを使用して、複数のスイッチを選択し、同じ設定値で動作するように設定を行うことができます。また、リンク レポートおよびリンク グラフの形式でリンク情報を表示することもできます。

このビューを使用できるのは、コマンド スイッチからCMSを起動した場合に限られます。

設定および管理オプションにアクセスするためのメニューおよびツールバー:

メニューバーは、単一のスイッチおよびスイッチ クラスタを管理するためのあらゆるオプションを提供します。

ツールバーには、よく使用するスイッチおよびクラスタ設定オプションに対応するボタンと、凡例やオンライン ヘルプなどの情報ウィンドウがあります。

Front Panel Viewのポートのポップアップ メニューには、スイッチ ポートを設定およびモニタするためのオプションがあります。

Front Panel ViewまたはTopology Viewの装置のポップアップ メニューには、スイッチおよびクラスタを設定およびモニタするためのオプションがあります。

候補、メンバー、およびリンクのポップアップ メニューには、Topology Viewに表示されている装置およびリンクを設定およびモニタするためのオプションがあります。

ツールバーおよびポップアップ メニューから、頻繁に使用するメニューバー オプションにすばやくアクセスできます。

設定作業を簡略化するためのツール:

対話モード(ガイド モードおよびエキスパート モード)。いくつかの複雑な設定オプションの表示方法を制御します。

ウィザード。いくつかの複雑な機能を設定するために、最低限必要な情報だけをユーザに問い合わせます。

総合的なオンライン ヘルプ。ウィンドウでさまざまな作業を実行する際の全般的な概念および具体的な手順を説明します。

設定オプションには、2つのアクセス レベルがあります。読み書きアクセス(スイッチ設定を変更する権限を与えられたユーザ用)と、読み取り専用アクセス(スイッチ設定の表示だけを許可されているユーザ用)です。

一貫性のあるGUIコンポーネント(タブ、ボタン、ドロップダウン リスト、テーブルなど)によって、各種パラメータの設定を一定の方式で行えます(図 3-1を参照)。

図 3-1 CMSの機能

 

 

Front Panel View

CMSをコマンド スイッチから起動した場合、Front Panel Viewにはクラスタ内の全スイッチの前面パネル イメージが表示されます(2950 LREスイッチの図 3-2および2950非LREスイッチの図 3-3を参照)。このウィンドウに表示されるスイッチの順序は、カーソルを使用して並べ替えできます。

図 3-2 2950 LREコマンド スイッチから起動した場合のFront Panel View

 

図 3-3 2950コマンド スイッチから起動した場合のFront Panel View

 

スタンドアロン スイッチまたは非コマンド メンバー スイッチからCMSを起動した場合、Front Panel Viewには特定のスイッチの前面パネルだけが表示されます(2950スイッチの図 3-5および2950 LREスイッチの図 3-4を参照)。

図 3-4 スタンドアロン2950 LREスイッチから起動した場合のFront Panel View

 

図 3-5 2950非LREスタンドアロン スイッチから起動した場合のFront Panel View

 

クラスタ ツリー

クラスタ ツリー(LREスイッチの図 3-2および非LREスイッチの図 3-3を参照)は、Front Panel Viewの左側のフレームに表示され、クラスタ名およびメンバーの一覧を表示します。クラスタ ツリーのアイコンの順序(図 3-6を参照)は、前面パネル イメージと同じ配列になっています。アイコンの順序は、 View > Arrange Front Panel を選択すると変更できます。クラスタ ツリーに表示される装置の色は、該当する装置のステータスを示しています( 表 3-2 を参照)。

1台または複数のスイッチについて、スイッチまたはクラスタの設定を行うには、該当する前面パネル イメージを選択します。

前面パネル イメージを選択するには、クラスタ ツリー アイコンをクリックするか、または対応する前面パネル イメージをクリックします。前面パネル イメージがイエローの輪郭線でハイライト表示されます。

複数の前面パネル イメージを選択するには、Ctrlキーを押しながら、クラスタ ツリー アイコンまたは前面パネル イメージを左クリックします。アイコンまたはイメージの選択を解除するには、Ctrlキーを押しながら、アイコンまたはイメージを左クリックします。

クラスタに多数のスイッチがある場合は、ウィンドウを下にスクロールして、残りの前面パネル イメージを表示します。スクロールする代わりに、クラスタ ツリー内のアイコンをクリックすると、CMSが自動的にスクロールし、該当する前面パネル イメージが表示されます。

図 3-6 クラスタ ツリー アイコン

 

 

表 3-2 クラスタ ツリー アイコンの色

装置のステータス

グリーン

スイッチは正常に動作しています。

イエロー

スイッチの内蔵ファンが作動していないか、またはスイッチがRPSから電力を供給されています。

レッド

スイッチの電源がオンになっていないか電力が供給されていない、またはコマンド スイッチがメンバー スイッチと通信できなくなっています。

前面パネル イメージ

前面パネル イメージを使用して、リモート ステーションからスイッチを管理できます。前面パネル イメージは、 CMS > Preferences で設定するネットワーク ポーリング インターバルに基づいて更新されます。

ここでは、LEDイメージについて説明します。スイッチのLEDについては、スイッチのハードウェア インストレーション ガイドにも同様の説明が記載されています。


) Preferencesウィンドウは、ユーザのスイッチ アクセス レベルが読み取り専用の場合は、表示されません。読み取り専用アクセス モードの詳細については、「CMSのアクセス モード」を参照してください。


図 3-7に、前面パネルに表示される各種のポート アイコンを示します。ポートを選択するには、前面パネルでそのポートをクリックします。ポートがイエローの輪郭線でハイライト表示されます。複数のポートを選択するには、次のいずれかの操作を行います。

左のマウス ボタンを押しながら、選択するポートのグループにポインタをドラッグしたあと、マウス ボタンを放します。

Ctrlキーを押しながら、選択する各ポートをクリックします。

ポートを右クリックし、ポートのポップアップ メニューから Select All Ports を選択します。

図 3-7 ポート アイコン

 

表 3-3 に、CWDM GBICモジュールでの波長を表す色を示します。ポートのステータスLEDについては、「ポート モードおよびLED」を参照してください。

 

表 3-3 CWDM GBIC モジュール ポートのポート アイコンの色

波長

1470 nm(ナノメートル)

グレー

1490 nm

パープル

1510 nm

ブルー

1530 nm

グリーン

1550 nm

イエロー

1570 nm

オレンジ

1590 nm

レッド

1610 nm

ブラウン

冗長電源システムLED

Redundant Power System(RPS;冗長電源システム)LEDは、RPSのステータスを表します( 表 3-4 を参照)。スイッチ クラスタ内のスイッチには、固有のRPSモデルを使用しているものがあります。

Cisco RPS 300(モデルPWR300-AC-RPS-N1) ― Catalyst 2900 LRE XL、Catalyst 2950、Catalyst 3524-PWR XL、およびCatalyst 3550スイッチ

Cisco RPS 600(モデルPWR600-AC-RPS) ― Catalyst 2900 XLおよびCatalyst 3500 XLスイッチ(Catalyst 2900 LRE XLおよびCatalyst 3524-PWR XLスイッチを除く)

Cisco RPS 675(モデルPWR675-AC-RPS-N1=) ― Catalyst 2950、Catalyst 2950 LRE、および
Catalyst 3550スイッチ

特定のスイッチのRPSについての詳細は、該当するスイッチ ハードウェア マニュアルを参照してください。

 

表 3-4 RPS LED

RPSのステータス

ブラック(オフ)

RPSがオフになっているか、または搭載されていません。

グリーン

RPSが接続され、正常に動作しています。

グリーンで点滅

RPSはスタック内の別のスイッチに電力を供給しています。

オレンジ

RPSは接続されていますが、動作していません。

RPSがスタンバイ モードになっている可能性があります。RPSをアクティブ モードにするには、RPSのStandby/Activeボタンを押してLEDをグリーンにします。ならない場合は、次のいずれかの状況が考えられます。

RPSのいずれかの電源装置が故障している可能性があります。代理店に連絡してください。

RPSのファンが故障している可能性があります。代理店に連絡してください。

オレンジで点滅

スイッチの内部電源装置が故障しており、冗長性が失われています。スイッチはRPSで稼働しています。

ポート モードおよびLED

ポートLEDで表示される情報のタイプは、ポート モード( 表 3-5 を参照)によって決まります。ポート モードを変更すると、ポートLEDの色が表す意味( 表 3-6 を参照)も変わります。


) 前面パネル イメージには、帯域幅使用状況モード(UTIL LED)は表示されません。スイッチが現在使用している総帯域幅を表示するには、Reports > Bandwidth Graphsを選択します。UTIL LEDの使用方法については、スイッチのハードウェア インストレーション ガイドを参照してください。


モードを選択または変更するには、希望するモードLEDがグリーンになるまで、Modeボタンをクリックします。

表 3-5 ポート モード

モードLED
説明

STAT

ポートのリンク ステータスまたはリモートCPE装置のイーサネット リンク ステータスが表示されます。Catalyst 2900 LREスイッチを除いてこれがデフォルト モードです。

DUPLX

ポートのデュプレックス設定。10/100 ポートのデフォルト設定はautoです。10/100/1000ポートのデフォルト設定はfullです。

SPEED

ポートの速度設定。10/100および10/100/1000ポートのデフォルト設定はautoです。

 

表 3-6 ポートLED

ポート モード
ポートLEDの色
説明

STAT

シアン(オフ)

リンクが存在しません。

グリーン

リンクが存在します。

オレンジ

リンク障害。エラー フレームによって接続が損なわれる場合があります。過度のコリジョン、CRCエラー、アライメントおよびジャバー エラーなどのエラーをモニタすることによってリンク障害が報告されます。

ポートが転送動作を行っていません。ポートが管理上、アドレス違反、またはSpanning Tree Protocol(STP;スパニングツリー プロトコル)によってディセーブルになっています。


) STPによってスイッチのループ チェックが行われるので、ポートを再設定したあとも最長30秒間、ポートLEDがオレンジに点灯したままになる場合があります。


ブラウン

リンクが存在しません。ポートは管理上のシャットダウン状態です。

DUPLX

シアン(オフ)

ポートは半二重モードで動作しています。

グリーン

ポートは全二重モードで動作しています。

SPEED

シアン(オフ)

ポートは10 Mbpsで動作している(10/100ポートの場合)か、リンクがありません(10/100/1000ポートおよびGBICモジュール ポートの場合)。

グリーン

ポートは100 Mbps(10/100ポートの場合)または1000 Mbps(GBICモジュール ポートの場合)で動作しています。

グリーンに点滅

ポートは1000 Mbpsで動作しています(10/100/1000ポートの場合)。

VLANメンバーシップ モード

VLANウィンドウのConfigure VLANsタブ( VLAN > VLAN > Configure VLANs )で Highlight VLAN Port Membership Modes をクリックすると、Front Panel Viewのポートは、特定の色( 表 3-7 を参照)の輪郭線付きでハイライト表示されます。この色は、各ポートのVLANメンバーシップ モードを表します。VLANメンバーシップ モードによって、そのポートが伝送するトラフィックの種類と、所属できるVLAN数が決まります。これらのモードの詳細については、「VLANポート メンバーシップ モード」を参照してください。


) この機能は、Catalyst 1900およびCatalyst 2820スイッチではサポートされていません。


 

表 3-7 VLANメンバーシップ モード

モード

スタティック アクセス

ライトグリーン

ダイナミック アクセス

ピンク

802.1Qトランク

ピーチ

ネゴシエート トランク

ホワイト

Topology View

Topology Viewを使用すると、スイッチ クラスタ内の装置がどのように接続されているか、およびスイッチ クラスタが他のクラスタおよび装置とどのように接続されているかを表示できます。このビューを使用して、クラスタ メンバーの追加および削除を行うことができます。このビューでは、次の2つのレベルでネットワーク トポロジーを表示できます。

クラスタ アイコンを右クリックしてExpand Clusterを選択すると、Topology Viewにスイッチ クラスタの詳細が表示されます。このビューには、クラスタのコマンド スイッチおよびメンバー スイッチが表示されます。また、クラスタに加入する可能性のある候補スイッチも表示されます。このビューでは、近接するスイッチクラスタの詳細は表示されません(図 3-8を参照)。

コマンド スイッチ アイコンを右クリックしてCollapse Clusterを選択すると、クラスタは縮小され、1つのアイコンで表示されるようになります。このビューでは、クラスタが他のクラスタ、候補スイッチ、およびクラスタへの加入が適格でない装置(ルータ、アクセスポイント、IP Phoneなど)とどのように接続されているかが分かります(図 3-9を参照)。


) Topology Viewに表示されるのは、ユーザがアクセスしている特定のコマンド スイッチまたはメンバー スイッチのスイッチ クラスタとネットワーク ネイバだけです。別のスイッチ クラスタを表示するには、そのクラスタのコマンド スイッチまたはメンバー スイッチにアクセスする必要があります。


このビューで、装置アイコンを並べ替えることができます。装置アイコンを移動するには、アイコンをクリックしてドラッグします。複数の装置アイコンを選択するには、次のいずれかの操作を行います。

左のマウス ボタンを押しながら、選択する装置アイコンのグループにポインタをドラッグしたあと、マウス ボタンを放します。

Ctrlキーを押しながら、選択する各装置アイコンをクリックします。

アイコンを選択したあと、そのアイコンをビュー内の希望する位置までドラッグします。

図 3-8 クラスタ ビューの展開

 

図 3-9 クラスタ ビューの縮小

 

トポロジー アイコン

クラスタ、コマンド スイッチ、スタンバイ コマンド スイッチ、およびメンバー スイッチは、Topology Viewでもクラスタ ツリーでも、同じ装置アイコンで表示されます(図 3-10を参照)。Topology Viewでは、そのほかに以下の近接装置タイプを表すアイコンも使用されます。

Long-Reach Ethernet(LRE;長距離イーサネット)スイッチに接続されたCPE

Cisco IP Phone、シスコ アクセス ポイント、Cisco Discovery Protocol(CDP)対応のハブおよびルータなど、クラスタへの加入が適格でない装置


) Cisco Integrated Communications System (ICS) 7750のSystem Switch Processor(SSP)カードは、レイヤ2スイッチとして表示されます。SSPカードは、スイッチ クラスタへの加入不適格です。


シスコ製装置の一部やサードパーティ製装置など、 Unknown(未知) として識別される装置


ヒント 近接装置は、クラスタ メンバーに接続されている場合にだけ表示されます。Topology Viewで近接装置を表示するには、近接装置が接続されているスイッチをクラスタに追加するか、そのスイッチをコマンド スイッチとしてイネーブルにします。



) 候補スイッチは、装置ラベルの色によって区別されます。装置ラベルおよびその色については、「Topology Viewで使用される色」を参照してください。


装置を選択するには、対応するアイコンをクリックします。アイコンがハイライト表示されます。複数の装置を選択するには、次のいずれかの操作を行います。

左のマウス ボタンを押しながら、選択するアイコンのグループにポインタをドラッグしたあと、マウス ボタンを放します。

Ctrlキーを押しながら、選択する各アイコンをクリックします。

図 3-10 Topology Viewの装置アイコン

 

Topology Viewでは、2台の装置間のリンクのタイプおよびステータスを示すリンク アイコン(図 3-11を参照)も使用されます。リンクを選択するには、該当するリンクをクリックします。複数のリンクを選択するには、Ctrlキーを押しながら、各リンクをクリックします。

図 3-11 Topology Viewのリンク アイコン

 

装置およびリンクのラベル

Topology Viewでは、以下の ラベル を使用して、装置およびリンクの情報が表示されます。

クラスタ名およびスイッチ名

スイッチのMACアドレスおよびIPアドレス

装置間のリンク タイプ

リンクの両端でのリンク速度およびインターフェイスID

これらのラベルについては、次の点に注意してください。

IPアドレスは、コマンド スイッチおよびメンバー スイッチのラベルにしか表示されません。

近接クラスタ アイコンのラベルには、コマンド スイッチのIPアドレスだけが表示されます。

表示されるリンク速度は、LREリンク(管理のため割り当てられている設定速度が表示される)を除いて、実際のリンク速度です。

ラベルの設定は、Topology Optionsウィンドウで変更できます。このウィンドウを表示するには、 View > Topology Options を選択します。

Topology Viewで使用される色

Topology Viewのアイコンに使用される色は、装置およびリンクのステータスを示します( 表 3-8 表 3-9 、および 表 3-10 を参照)。

 

表 3-8 装置アイコンの色

アイコンの色
色の意味

グリーン

装置は動作しています。

イエロー1

スイッチの内蔵ファンが作動していないか、またはスイッチがRPSから電力を供給されています。

レッド1

装置は動作していません。

1.クラスタ メンバーにのみ当てはまります。

 

表 3-9 単一のリンク アイコンの色

リンクの色
色の意味

グリーン

アクティブ リンク

レッド

ダウンまたはブロック リンク

 

表 3-10 複数のリンク アイコンの色

リンクの色
色の意味

両方ともグリーン

すべてのリンクがアクティブです。

一方がグリーン、一方がレッド

1つまたは複数のリンクがアクティブですが、他の1つまたは複数のリンクがダウンまたはブロック状態です。

両方ともレッド

すべてのリンクがダウンまたはブロックされています。

装置ラベルの色は、その装置のクラスタ メンバーシップを表します( 表 3-11 を参照)。

 

表 3-11 装置ラベルの色

ラベルの色
色の意味

グリーン

クラスタ メンバー(メンバー スイッチまたはコマンド スイッチ)

シアン

クラスタへの加入が適格である候補スイッチ

イエロー

未知の装置、またはクラスタへの加入が適格でない装置

トポロジーの表示オプション

Topology Optionsウィンドウで設定を変更することによって、Topology Viewに表示される情報のタイプを指定できます。このウィンドウを表示するには、 View > Topology Options を選択します。このウィンドウでは、次のオプションを選択できます。

Topology Viewウィンドウに表示する装置アイコン、または表示されないようにフィルタリングする装置アイコン(IP Phone、CPE装置、近接装置、アクセス ポイントおよび候補を含む)

Linkウィンドウに表示するインターフェイスIDおよび実際の速度の値

Nodeウィンドウに表示するホスト名、IPアドレス、およびMACアドレスのラベル

メニューおよびツールバー

スイッチおよびスイッチ クラスタ設定用の設定およびモニタ オプションは、メニューおよびツールバーで利用できます。

メニューバー

メニューバーは、単一のスイッチおよびスイッチ クラスタを管理するためのあらゆるオプションを提供します。

メニューバーから表示できるオプションは、状況によって変化します。


) Catalyst 2950スイッチ上のメニューバー オプションは、スイッチ上で動作中のソフトウェア イメージがEI(拡張ソフトウェア イメージ)であるかSI(標準イメージ)であるかによって変わります。表 3-12の脚注に、スイッチがEIを実行している場合に使用できるオプションの一覧を示します。Catalyst 2950 LREで利用できるソフトウェア イメージは1つだけで、標準および拡張の両方の機能を搭載しています。


CMSの機能を利用できるかどうかは、アクセス モードによって左右されます。CMSのアクセス モードに応じた使用可能なオプションについては、 表 3-12 の脚注で示します。アクセス モードには、読み取り専用アクセス(アクセス レベル1~14)および読み書きアクセス(アクセス レベル15)があります。CMSに対するアクセス モードの影響の詳細については、「CMSのアクセス モード」を参照してください。

コマンド スイッチをイネーブルにするオプションは、コマンド対応スイッチから起動したCMSセッションでしか使用できません。

クラスタ管理作業(スイッチ グループのソフトウェア アップグレードなど)は、コマンド スイッチから起動したCMSセッションでしか使用できません。

特定のスイッチからCMSを起動した場合にメニューバーに表示されるのは、そのスイッチでサポートされる機能だけです。

コマンド スイッチからCMSを起動した場合、メニューバーには、クラスタ内のスイッチでサポートされる機能が表示されますが、次のような例外があります。

コマンド スイッチがCatalyst 3550スイッチなどのレイヤ3スイッチである場合、メニューバーには、クラスタ内のすべてのレイヤ3およびレイヤ2スイッチの機能が表示されます。

コマンド スイッチがCatalyst 2950、Catalyst 3500 XLスイッチなどのレイヤ2スイッチである場合、メニューバーには、クラスタ内のすべてのレイヤ2スイッチの機能が表示されます。クラスタにCatalyst 3550レイヤ3メンバー スイッチが含まれていても、メニューバーにはレイヤ3の機能は表示されません。


) • クラスタ内で最上位機種のコマンド対応スイッチを、コマンド スイッチとして使用することを強く推奨します。

スイッチ クラスタにCatalyst 3550スイッチがある場合は、そのスイッチをコマンド スイッチにしてください。

スイッチ クラスタにCatalyst 2900 XL、Catalyst 2950、およびCatalyst 3500 XLスイッチがある場合は、Catalyst 2950をコマンド スイッチにしてください。

スイッチ クラスタにCatalyst 1900、Catalyst 2820、Catalyst 2900 XL、およびCatalyst 3500 XLスイッチがある場合は、Catalyst 2900 XLまたはCatalyst 3500 XLをコマンド スイッチにしてください。

スタンバイ コマンド スイッチは、次の要件を満たしている必要があります。

コマンド スイッチがCatalyst 3550スイッチである場合は、すべてのスタンバイ コマンド スイッチは、Catalyst 3550スイッチであること。

コマンド スイッチがRelease 12.1(9)EA1以降で稼働するCatalyst 2950スイッチである場合、スタンバイ コマンド スイッチはいずれも、Release 12.1(9)EA1以降で稼働するCatalyst 2950スイッチであること。

コマンド スイッチがRelease 12.1(6)EA2以降で稼働するCatalyst 2950スイッチである場合、スタンバイ コマンド スイッチはいずれも、Release 12.1(6)EA2以降で稼働するCatalyst 2950スイッチであること。

コマンド スイッチがRelease 12.0(5)WC2以前のバージョンで稼働している場合は、スタンバイ コマンド スイッチにはCatalyst 2900 XL、Catalyst 2950、およびCatalyst 3500 XL スイッチが使用できます。

コマンド スイッチとスタンバイ コマンド スイッチは、同じスイッチ プラットフォームにし、両方で同じソフトウェア レベル(SIまたはEI)を稼働させることを強く推奨します。フェールオーバーの発生時に、スタンバイ コマンド スイッチはコマンド スイッチで実行しているのと同じコンフィギュレーションおよびサービスをサポートしなければなりません。

Catalyst 3550コマンド スイッチを使用している場合、スタンバイ コマンド スイッチは、Catalyst 3550スイッチである必要があります。

Catalyst 2950コマンド スイッチを使用している場合、スタンバイ コマンド スイッチは、Catalyst 2950スイッチである必要があります。

Catalyst 2900 XLまたはCatalyst 3500 XLコマンド スイッチを使用している場合、スタンバイ コマンド スイッチは、Catalyst 2900 XLおよびCatalyst 3500 XLスイッチである必要があります。

スイッチ クラスタに含めることができるCatalystスイッチについては、リリース ノートを参照してください。


 


表 3-12は、特に明記されていない限り、スイッチ クラスタにCatalyst 2950メンバースイッチしか含まれていない場合に、Catalyst 2950コマンド スイッチから使用できるメニューバー オプションの一覧です。コマンド スイッチのメニューバーには、他のクラスタ対応スイッチ プラットフォームのメンバー スイッチから実行できるオプションも含めて、クラスタで使用できるすべてのメニューバー オプションが表示されます。


 

表 3-12 メニューバー

メニューバー オプション
作業
CMS

Page Setup

CMSからの印刷時に使用する、文書プリンタのデフォルトのプロパティを設定します。

Print Preview

CMSウィンドウまたはヘルプ ファイルを印刷したときの状態を確認します。

Print

CMSウィンドウまたはヘルプ ファイルを印刷します。

Guide Mode/Expert Mode2

設定オプションを選択する場合の対話モードを選択します。

Preferences3

CMSの表示プロパティ(ポーリング インターバル、起動時にデフォルトで開くビュー、管理上のシャットダウン状態になっているポートの色など)を設定します。

Administration

IP Addresses2

スイッチのIP情報を設定します。

SNMP2

SNMP(簡易ネットワーク管理プロトコル)をイネーブルおよびディセーブルにします。コミュニティ ストリングの入力、およびトラップ マネージャとしてエンド ステーションの設定も行います。

 

System Time2

システム時刻またはNetwork Time Protocol(NTP)を設定します。

 

HTTP Port2

Hypertext Transfer Protocol(HTTP)ポート番号を設定します。

 

Users and Passwords

イネーブル レベル0~15に対応するユーザ名およびパスワードを設定します。

 

Console Baud Rate2

スイッチのコンソール ポートのボーレートを変更します。

 

MAC Addresses2

スイッチ アドレス テーブルにダイナミック、セキュア、およびスタティック アドレスを入力します。さらに、スタティック アドレスの転送動作も定義できます。

 

ARP2

装置のAddress Resolution Protocol(ARP)テーブルを表示し、ARPキャッシュ タイムアウトを設定します。

 

Save Configuration1

クラスタまたはスイッチの設定をフラッシュ メモリに保存します。

 

Restore Configuration

クラスタ内の1つまたは複数のスイッチで、コンフィギュレーション ファイルを復元します。

 

Software Upgrade1

クラスタまたはスイッチのソフトウェアをアップグレードします。

 

LRE Software Upgrade

スイッチ上のバイナリをアップグレードします。

 

System Reload1

新しくインストールしたソフトウェアを使用してスイッチを再起動します。

 

Event Notification

システム イベントの発生時に電子メールで通知する通知IDを作成します。

Cluster
 

Cluster Manager4

メンバー スイッチからCMSセッションを起動します。

 

Create Cluster1 5

コマンド スイッチを指定し、クラスタに名前を付けます。

 

Delete Cluster1 6

クラスタを削除します。

 

Add to Cluster1 5

クラスタに候補を追加します。

 

Remove from Cluster1 5

クラスタからメンバーを削除します。

 

Standby Command Switches2 5

Hot Standby Router Protocol(HSRP)スタンバイ グループを作成し、コマンド スイッチの冗長性を確保します。

 

Hop Count2 5

コマンド スイッチがメンバーおよび候補スイッチを検索する場合の範囲を、ホップ数で入力します。

Device

Device Manager5

特定のスイッチについてデバイス マネージャを起動します。

Host Name1

スイッチのホスト名を変更します。

STP2

スイッチのSTPパラメータを表示および設定します。

IGMP Snooping2

スイッチ上でInternet Group Management Protocol(IGMP)スヌーピングおよびIGMP即時脱退処理をイネーブルおよびディセーブルにします。マルチキャスト グループに加入または脱退し、マルチキャスト ルータを設定します。

802.1X1

ポイントツーポイント インフラストラクチャでLANポートに接続された装置に802.1x認証を設定します。

ACL2
(ガイド モードが使用可能1

Access Control List(ACL;アクセス制御リスト)を作成および維持し、特定のポートにACLを対応づけます。

Security Wizard1

特定のトラフィック(HTTPトラフィックなど)を、特定のネットワークまたは装置に対してフィルタします。サーバ、ネットワークまたは特定のネットワークまたは装置からのアプリケーション データに対するアクセスを制限します。

QoS2
(一部のオプションでガイド モードが使用可能1

Quality of Service(QoS;サービス品質)をイネーブルおよびディセーブルにし、次のパラメータを設定または変更するためのサブメニュー オプションを表示します。

トラスト設定 2

キュー2

マップ2

クラス2(ガイド モードが使用可能1

ポリシー2(ガイド モードが使用可能1

AVVID Wizards1

Voice Wizard1 ― 音声トラフィックを送受信するポートを設定します。

Video Wizard1 ― ビデオ トラフィック送信用の複数のビデオ サーバを最適化します。

Data Wizard1 ― 特定のアプリケーションに高いプライオリティを与えます。

LRE Profiles

スイッチのプロファイルを設定します。

LRE Rate Selection

自動プロファイル割り当て、Signal-to-Noise Ratio(SNR;信号対雑音比)マージンの設定、プロファイルのロック、リンクの限定用のレート選択パラメータを設定します。

Port

Port Settings2

スイッチのポート パラメータを表示および設定します。

Port Search

ポートの説明を利用して、ポートを検索します。

Port Security1

ポート上でポート セキュリティをイネーブルにします。

EtherChannels2

スイッチ間の高速リンクに対応する論理単位として、ポートをグループ化します。

SPAN2

Switched Port Analyzer(SPAN;スイッチド ポート アナライザ)ポート モニタ機能をイネーブルにします。

Protected Port2

同一スイッチ上の別のポートからブリッジド トラフィックを受信しないようにポートを設定します。

Flooding Control2

通常発生するユニキャストおよびマルチキャスト パケットのフラッディングを防止し、スイッチがパケット ストームをブロックできるようにします。

VLAN

VLAN2
(ガイド モードが使用可能1

VLANメンバーシップを表示し、VLANにポートを割り当て、802.1Qトランクを設定します。スイッチ間VLANメンバーシップについて、VLAN Trunking Protocol(VTP;VLANトランキング プロトコル)を表示および設定します。

Management VLAN2

スイッチで管理VLANを変更します。

VMPS2

VLAN Membership Policy Server(VMPS;VLANメンバーシップ ポリシー サーバ)を設定します。

Voice VLAN2

音声トラフィックに音声VLANを使用するようにポートを設定し、データ トラフィック用のVLANとは分離します。

Reports
 

Inventory

装置タイプ、ソフトウェア バージョン、IPアドレス、およびその他のスイッチに関する情報を表示します。

 

Port Statistics

ポートの統計情報を表示します。

 

Bandwidth Graphs

スイッチが使用している総帯域幅を示すグラフを表示します。

 

Link Graphs

選択したリンクが現在使用している帯域幅を示すグラフを表示します。

 

Link Reports

接続されている2つの装置について、リンク レポートを表示します。一方の装置が未知の装置または候補スイッチである場合には、リンクのクラスタ メンバー側だけが表示されます。

 

ACL Reports

ACL統計情報に関するレポートを表示します。

 

Multicast

マルチキャストまたはIGMP統計情報に関するレポートを表示します。

 

Resource Monitor

ACLおよびQoSポリシー マップ用のマスクを表示します。

 

System Messages

スイッチ ソフトウェアが送信した最新のシステム メッセージ(IOSメッセージおよびスイッチ固有のメッセージ)を表示します。

このオプションは、Catalyst 2950またはCatalyst 3550スイッチで使用可能です。Catalyst 2900 XLおよびCatalyst 3500 XLスイッチでは使用できません。コマンド スイッチがRelease 12.1(6)EA2以降で稼働しているCatalyst 2950スイッチ、またはRelease 12.1(8)EA1以降で稼働しているCatalyst 3550スイッチである場合は、そのクラスタ内にあるCatalyst 2900 XLおよびCatalyst 3500 XLスイッチのシステム メッセージを表示することができます。システム メッセージの詳細については、スイッチのシステム メッセージ ガイドを参照してください。

 
Tools

Ping and Trace

特定のアドレス上で、または特定のアドレスに向けてpingやレイヤ2 tracerouteまたはレイヤ3 tracerouteを実行します。


) レイヤ3 traceroute操作を実行した場合、パスのレイヤ2デバイス情報は表示されません。


 
View
 

Refresh

ビューを最新のステータスで更新します。

 

Front Panel

Front Panel Viewを表示します。

 

Arrange Front Panel1 5ppp

Front Panel Viewにスイッチが表示される順序を再編成します。

 

Topology5

Topology Viewを表示します。

 

Topology Options 5

Topology Viewに表示する情報を選択します。

 

Automatic Topology Layout5

CMSにトポロジー レイアウトの変更を要求します。

 

Save Topology Layout1 5

Topology Viewで配置を変更したあとのクラスタ アイコンの表示を、フラッシュ メモリに保存します。

Window

CMSセッションで開いているウィンドウの一覧を表示します。

Help

Overview

CMSインターフェイスの概要説明を表示します。

What’s New

CMSの新機能についての説明を表示します。

Help For Active Window

開いているアクティブ ウィンドウに関するヘルプを表示します。アクティブ ウィンドウで Help をクリックする場合と同じです。

Contents

利用できるオンライン ヘルプ トピックの一覧を表示します。

Legend

アイコン、ラベル、およびリンクの凡例を表示します。

About

CMSバージョン番号を表示します。

2.読み取り専用モードでは使用できません。読み取り専用および読み書きアクセス モードの詳細については、「CMSのアクセス モード」を参照してください。

3.読み取り専用モードでは、このメニュー オプションから呼び出す一部のオプションが使用できません。

4.クラスタ メンバー上のデバイス マネージャ セッションでしか使用できません。

5.クラスタ メンバーではないコマンド対応スイッチ上のデバイス マネージャ セッションでしか使用できません。

6.クラスタ管理セッションでしか使用できません。

ツールバー

ツールバー ボタンには、よく使用するスイッチおよびクラスタ設定オプションと、凡例やオンライン ヘルプなどの情報ウィンドウが表示されます。アイコンにカーソルを置くと、そのオプションの機能が表示されます。 表 3-13 に、一連のツールバー オプションを、ツールバーの左から右の順に記載します。

 

表 3-13 ツールバー ボタン

ツールバー オプション
キーボード ショートカット
作業

Print

Ctrl-P

CMSウィンドウまたはヘルプ ファイルを印刷します。

Preferences7

Ctrl-R

CMSの表示プロパティ(ポーリング インターバル、CMSの起動時に開くビュー、管理上のシャットダウン状態になっているポートの色など)を設定します。

Save Configuration8

Ctrl-S

クラスタまたはスイッチの設定をフラッシュ メモリに保存します。

Software Upgrade2

Ctrl-U

クラスタまたはスイッチのソフトウェアをアップグレードします。

Port Settings1

-

スイッチのポート パラメータを表示および設定します。

VLAN1

-

VLANメンバーシップを表示し、VLANにポートを割り当て、802.1Qトランクを設定します。

Inventory

-

スイッチについて、装置タイプ、ソフトウェア バージョン、IPアドレスなどの情報を表示します。

Refresh

-

ビューを最新のステータスで更新します。

Front Panel

-

Front Panel Viewを表示します。

Topology9

-

Topology Viewを表示します。

Topology Options3

-

Topology Viewに表示する情報を選択します。

Save Topology Layout2 3

-

Topology Viewで配置を変更したあとのクラスタ アイコンの表示を、フラッシュ メモリに保存します。

Legend

-

アイコン、ラベル、およびリンクの凡例を表示します。

Help For Active Window

F1キー

開いているアクティブ ウィンドウに関するヘルプを表示します。アクティブ ウィンドウで Help をクリックする場合と同じです。

7.読み取り専用モードでは使用できません。読み取り専用および読み書きアクセス モードの詳細については、「CMSのアクセス モード」を参照してください。

8.読み取り専用モードでは、このメニュー オプションから呼び出す一部のオプションが使用できません。

9.クラスタ管理セッションでしか使用できません。

Front Panel Viewのポップアップ メニュー

Front Panel Viewでは、以下のポップアップ メニューを使用できます。

装置ポップアップ メニュー

メニューバーから、スイッチおよびクラスタのあらゆるコンフィギュレーション ウィンドウを表示することができます。また、よく使用するコンフィギュレーション ウィンドウを、装置ポップアップ メニューから表示することもできます( 表 3-14 を参照)。装置ポップアップ メニューを表示するには、クラスタ ツリーまたは前面パネル イメージ自体からスイッチ アイコンをクリックし、次にマウスの右ボタンをクリックします。

 

表 3-14 装置ポップアップ メニュー

ポップアップ メニュー オプション
作業

Device Manager10

スイッチのデバイス マネージャを起動します。

Host Name11

スイッチ名を変更します。

Delete Cluster2 12 13

クラスタを削除します。

Remove from Cluster2 4

クラスタからメンバーを削除します。

Bandwidth Graphs

使用している総帯域幅を示すグラフを表示します。

Properties

リンクの両側の装置およびポートに関する情報と、リンクのステートを表示します。

10.クラスタのメンバー スイッチからは使用できますが、コマンド スイッチからは使用できません。

11.読み取り専用モードでは使用できません。読み取り専用モードの詳細については、「CMSのアクセス モード」を参照してください。

12.コマンド スイッチでしか使用できません。

13.クラスタ管理セッションでしか使用できません。

ポート ポップアップ メニュー

メニューバーの Port メニューから、あらゆるポート コンフィギュレーション ウィンドウを表示できます。また、よく使用するポート コンフィギュレーション ウィンドウを、ポート ポップアップ メニューから表示することもできます( 表 3-15 を参照)。ポート ポップアップ メニューを表示するには、特定のポート イメージをクリックし、次にマウスの右ボタンをクリックします。

 

表 3-15 ポート ポップアップ メニュー

ポップアップ メニュー オプション
作業

Port Settings14

ポートの設定値を表示して設定を行います。

VLAN1

1つまたは複数のポートのVLANモードを定義し、VLANにポートを追加します。Catalyst 1900およびCatalyst 2820スイッチでは使用できません。

Port Security1 15

ポート上でポート セキュリティをイネーブルにします。

Link Graphs16

選択したリンクが現在使用している帯域幅を示すグラフを表示します。

Select All Ports

グローバルな設定を行うため、スイッチ上のポートをすべて選択します。

14.読み取り専用モードでは、このメニュー オプションから呼び出す一部のオプションが使用できません。

15.ポート セキュリティ機能をサポートするスイッチで使用できます。

16.ポート上にアクティブ リンクが存在する場合(すなわち、ポート モードがSTATでポートLEDがグリーンに点灯している場合)にしか使用できません。

Topology Viewのポップアップ メニュー

Topology Viewでは、以下のポップアップ メニューを使用できます。

リンク ポップアップ メニュー

Topology Viewで表示される特定のリンクについて、レポートおよびグラフを表示できます( 表 3-16 を参照)。リンク ポップアップ メニューを表示するには、リンク アイコンをクリックし、次にマウスの右ボタンをクリックします。

 

表 3-16 リンク ポップアップ メニュー

ポップアップ メニュー オプション
作業

Link Report

接続されている2つの装置について、リンク レポートを表示します。一方の装置が未知の装置または候補スイッチである場合には、リンクのクラスタ メンバー側だけが表示されます。

Link Graph

選択したリンクが現在使用している帯域幅を示すグラフを表示します。グラフのポーリング間隔は、 CMS > Preferences を選択することによって変更できます。

Properties

リンクの両側の装置およびポートに関する情報と、リンクのステートを表示します。

リンクの両側が次の装置である場合には、Link ReportおよびLink Graphオプションは使用できません。

候補スイッチ

Catalyst 1900およびCatalyst 2820スイッチ

クラスタへの加入が適格でない装置

2台の装置間に複数のリンクが設定されている場合、アイコンをクリックして右クリックすると、Multilink Decomposerウィンドウが表示されます(図 3-12を参照)。このウィンドウでリンク アイコンをクリックし、次に右クリックすると、そのリンク固有のリンク ポップアップ メニューが表示されます。

図 3-12 Multilink Decomposerウィンドウ

 

装置ポップアップ メニュー

Topology Viewでは、装置固有のポップアップ メニューが表示されます。

クラスタ( 表 3-17 を参照)

コマンド スイッチ( 表 3-18 を参照)

メンバーまたはスタンバイ コマンド スイッチ( 表 3-19 を参照)

IPアドレスのある候補スイッチ( 表 3-20 を参照)

IPアドレスのない候補スイッチ( 表 3-21 を参照)

近接装置( 表 3-22 を参照)


) これらのポップアップ メニューのDevice Managerオプションは、Release 12.0(5)WC2以降で稼働しているCatalyst 2900 XLおよびCatalyst 3500 XLスイッチの読み取り専用モードで使用できます。また、Release 12.1(6)EA2以降で稼働しているCatalyst 2950スイッチ、およびRelease 12.1(8)EA1以降で稼働しているCatalyst 3550スイッチでも利用できます。Catalyst 1900およびCatalyst 2820スイッチでは、このオプションは使用できません。


装置ポップアップ メニューを表示するには、アイコンをクリックし、次にマウスの右ボタンをクリックします。

 

表 3-17 クラスタ アイコンの装置ポップアップ メニュー

ポップアップ メニュー オプション
作業

Expand cluster

クラスタ固有のTopology Viewを表示します。

Properties

装置情報を表示します。

 

表 3-18 コマンド スイッチ アイコンの装置ポップアップ メニュー

ポップアップ メニュー オプション
作業

Collapse cluster

特定のクラスタの外部にある近接装置を表示します。

Host Name17

スイッチのホスト名を変更します。

Bandwidth Graphs

スイッチが使用している総帯域幅を示すグラフを表示します。

Properties

装置情報を表示します。

17.読み取り専用モードでは使用できません。読み取り専用および読み書きアクセス モードの詳細については、「CMSのアクセス モード」を参照してください。

 

表 3-19 メンバーまたはスタンバイ コマンド スイッチ アイコンの装置ポップアップ メニュー

ポップアップ メニュー オプション
作業

Remove from Cluster18

クラスタからメンバーを削除します。

Host Name1

スイッチのホスト名を変更します。

Device Manager19

スイッチのデバイス マネージャを起動します。

Bandwidth Graphs

スイッチが使用している総帯域幅を示すグラフを表示します。

Properties

装置情報を表示します。

18.クラスタ管理セッションでしか使用できません。

19.クラスタのメンバー スイッチからは使用できますが、コマンド スイッチからは使用できません。

 

表 3-20 候補スイッチ アイコンの装置ポップアップ メニュー(候補スイッチにIPアドレスがある場合)

ポップアップ メニュー オプション
作業

Add to Cluster20

クラスタに候補を追加します。

Device Manager21

スイッチのデバイス マネージャを起動します。

Properties

装置情報を表示します。

20.読み取り専用モードでは使用できません。読み取り専用および読み書きアクセス モードの詳細については、「CMSのアクセス モード」を参照してください。

21.クラスタのメンバー スイッチからは使用できますが、コマンド スイッチからは使用できません。

 

表 3-21 候補スイッチ アイコンの装置ポップアップ メニュー(候補スイッチにIPアドレスがない場合)

ポップアップ メニュー オプション
作業

Add to Cluster22

クラスタに候補を追加します。

Properties

装置情報を表示します。

22.読み取り専用モードでは使用できません。読み取り専用および読み書きアクセス モードの詳細については、「CMSのアクセス モード」を参照してください。

 

表 3-22 近接装置アイコンの装置ポップアップ メニュー

ポップアップ メニュー オプション
作業

Device Manager23

装置のWeb管理インターフェイスにアクセスします。


) このオプションは、シスコ アクセス ポイントでは使用できますが、Cisco IP Phone、ハブ、ルータ、および一部のシスコ製装置やサードパーティ製装置などのunknown(未知の)装置では使用できません。


Disqualification Code

装置がクラスタに加入できなかった理由を表示します。

Properties

装置情報を表示します。

23.クラスタのメンバー スイッチからは使用できますが、コマンド スイッチからは使用できません。

対話モード

CMSとの対話モードは、ガイド モードまたはエキスパート モードのいずれかに変更できます。ガイド モードでは、各機能オプションの設定を1ステップずつ行うことができ、パラメータについての説明が表示されます。エキスパート モードでは、コンフィギュレーション ウィンドウが表示され、そこで機能オプションの設定を行います。

ガイド モード


) ユーザのスイッチ アクセス レベルが読み取り専用である場合、ガイド モードを使用することはできません。読み取り専用アクセス モードの詳細については、「CMSのアクセス モード」を参照してください。


ガイド モードは、設定作業を1ステップずつ行うためのモードです。このモードは、すべての機能に使用できるわけではありません。メニューバー オプションのうち、人の形のアイコンが付いているオプションは、ガイド モードが使用可能です。

Guide Mode をクリックし、ガイド モード対応のメニューバー オプションを選択すると、その機能に固有のパラメータが説明付きで表示されます。機能を設定するには、各ステップで要求された情報を入力し、最後のステップで Finish をクリックします。 Cancel をクリックすることにより、いつでも設定作業を終了できます。この場合、何の変更も適用されません。

Expert Mode を選択しているときにガイド モードに切り替えるには、 Guide Mode をクリックしてから、メニューバー、ツールバー、またはポップアップ メニューのオプションを選択する必要があります。1つの設定オプションを選択したあとで対話モードを変更しても、別の設定オプションを選択するまで、モード変更は有効になりません。

エキスパート モード

エキスパート モードは、機能を設定するためのパラメータ フィールドをすべて1つのCMSウィンドウに表示して、設定作業を行うモードです。 Helpボタン をクリックすると、使用できるパラメータ フィールドについて調べることができます。

ウィザード


) ユーザのスイッチ アクセス レベルが読み取り専用である場合、ウィザードを使用することはできません。読み取り専用アクセス モードの詳細については、「CMSのアクセス モード」を参照してください。


ウィザードを使用すると、スイッチのいくつかの設定作業を簡単に行うことができます。ウィザードでは、ガイド モードと同じように、特定の設定作業を1ステップずつ行います。ただし、ガイド モードとは異なり、ウィザードですべての機能オプションに関する情報を入力するように指示されるわけではなく、最低限の情報の入力だけが指示されます。残りのオプションについてはデフォルト値を使用して、デフォルト設定がなされます。

ウィザードは、すべての機能に使用できるわけではありません。メニューバー オプションのうち、 wizard が付いているオプションを選択すると、その機能のウィザードが開始されます。

ツールのヒント

CMSでは、次の装置アイコンにマウス カーソルを置くと、ポップアップ メッセージが表示されます。

クラスタ ツリーまたはTopology View内のイエローの装置アイコン ― エラー メッセージ(RPSが故障している、読み取り専用モードなのでスイッチを設定できない、など)がポップアップで表示されます。

クラスタ ツリーまたはTopology View内のレッドの装置アイコン ― スイッチがダウンしていることを示すメッセージがポップアップで表示されます。

テーブル カラムの見出しにマウス カーソルを置くと、完全な見出しがポップアップで表示されます。

オンライン ヘルプ

CMSでは、CMSウィンドウから行う設定作業およびモニタ作業の理解と実行を支援するため、総合的なオンライン ヘルプが提供されています(図 3-13および図 3-14を参照)。

機能に関するヘルプは、メニューバーから Help > Contents を選択して表示します。その機能に関する全般的な説明および概念を知ることができます。

ダイアログ固有のヘルプは、CMSウィンドウの Help を選択して表示します。特定の作業を行うための手順を調べることができます。

ヘルプ トピックの索引

オンライン ヘルプで使用されている用語を解説した用語集

図 3-13 ヘルプの目次および索引

 

図 3-14 ヘルプの目次および索引

 

CMSウィンドウの構成要素

CMSウィンドウでは、一貫性のある方式で設定情報が表示されます。図 3-15に、標準的なCMSウィンドウの構成要素を示します。

図 3-15 CMSウィンドウの構成要素

 

Host Nameリスト

クラスタ メンバーの設定を表示または変更するには、Host Nameドロップダウン リストから該当するスイッチを選択する必要があります。このリストは、各機能のコンフィギュレーション ウィンドウで表示されます。このリストで表示されるのは、その機能をサポートしているクラスタ メンバーだけです。たとえば、Catalyst 1900およびCatalyst 2820スイッチがクラスタに含まれている場合にも、VLANウィンドウのHost Nameリストには、これらのスイッチは表示されません。同様に、LRE ProfilesウィンドウのHost Nameリストには、クラスタ内のLREスイッチだけが表示されます。

タブ、リスト、およびテーブル

一部のCMSウィンドウでは、情報の種類別にタブが使用されています。タブは、見出し部分をそろえたフォルダのように、ウィンドウ上部に並んでいます。タブをクリックすると、その情報が表示されます。

リストから項目を選択すると、情報の表示内容が変化する場合が頻繁にあります。情報を変更するには、1つまたは複数の項目を選択し、Modifyをクリックします。複数の項目を選択して変更する場合は、少なくとも1つの選択に当てはまる項目しか変更できません。

一部のCMSウィンドウでは、テーブル形式で情報が表示されます。これらのテーブル内の情報は、編集可能です。


) カラム幅を変更してカラム見出しを表示することができます。また、見出しにカーソルを置くと、そのカラムの説明がポップアップで表示されます。


Filter Editor

テーブルが表示されているCMSウィンドウでFilterをクリックすると、Filter Editorウィンドウが表示されます。テーブルのカラム名がこのウィンドウ中のフィールド名になります。フィールド名に選択基準を入力し、表示したくないテーブル行をフィルタすることができます。Filter Editorの使用手順については、オンライン ヘルプを参照してください。

ウィンドウで使用されるアイコン

一部のウィンドウでは、テーブル内の情報をソートするためのアイコン、テーブル内で変更可能なセルを示すアイコン、およびCisco.comにある詳細情報を表示するためのアイコンが使用されています(図 3-16を参照)。

図 3-16 ウィンドウ アイコン

 

ボタン

CMSウィンドウで情報を変更するために使用する主なボタンは、次のとおりです。

OK ― 変更した内容を保存し、ウィンドウを閉じます。変更を行わなかった場合は、ウィンドウを閉じるだけです。入力した内容にエラーが検出されると、ウィンドウは開いたままになります。エラー検出の詳細については、「エラー チェック」を参照してください。

Apply ― ウィンドウで変更した内容を保存し、ウィンドウを開いたままにします。何も変更していない場合は、Applyボタンは使用できません。

Refresh ― 装置の最新のステータスでCMSウィンドウを更新します。まだ保存していない変更内容は、消去されます。

Cancel ― ウィンドウで変更した内容を保存せずに、ウィンドウを閉じます。

Help ― ウィンドウで行う作業手順の説明を表示します。

Modify ― 選択した項目の情報を変更するための2次ウィンドウを表示します。通常、リストまたはテーブルから1つの項目を選択してから、Modifyをクリックします。

CMSのアクセス

ここでは、次の条件を前提にして説明を進めます。

コマンド スイッチまたは特定のスイッチのIPアドレスおよびパスワードがわかっていること。この情報は、次のいずれかの方法で準備されているものとします。

セットアップ プログラム(リリース ノートを参照)を実行することにより、スイッチに割り当てられている。

「スイッチ情報の割り当て」および「スイッチへの不正アクセスの防止」に記載された説明に従って、スイッチ上で変更されている。コマンド スイッチおよびクラスタ メンバーにIPアドレスおよびパスワードを割り当てる際の注意事項については、「IPアドレス」および「パスワード」を参照してください。

スイッチに対するユーザ自身のアクセス権限レベルがわかっていること。

リリース ノートを参照してシステム要件を確認し、なおかつ必要なJavaプラグインのインストールおよびブラウザの設定が完了していること。


注意 表示したCMSページのコピーは、ブラウザ セッションを終了するまで、ブラウザのメモリ キャッシュに保存されています。これらのページ(Cisco Systems Accessページを含む)を再表示するには、パスワードは不要です。Cisco Systems Accessページのキャッシュ コピーからMonitor the router - HTML access to the command line interfaceをクリックすることによって、CLIにアクセスできます。CMSおよびCLIへの不正なアクセスを防止するため、ブラウザを閉じてブラウザ セッションを終了してください。


) スイッチ上でTerminal Access Controller Access Control System Plus(TACACS+)機能またはRemote Authentication Dial-In User Service(RADIUS)機能を設定している場合は、引き続きCMSを使用してスイッチにアクセスできます。スイッチ クラスタの認証設定が矛盾している場合に、CMSからのアクセスにどのような影響があるかについては、「TACACS+およびRADIUS」を参照してください。


CMSにアクセスする手順は、次のとおりです。


ステップ 1 ブラウザの Location フィールド(Netscape Communicator)またはAddressフィールド(Microsoft Internet Explorer)に、スイッチのIPアドレスおよびユーザの権限レベルを入力します。次に例を示します。

http://10.1.126.45:184/level/14/
 

ここで、 10.1.126.45 はスイッチのIPアドレスであり、 184 はHTTPポートであり、 level/14 は権限レベルです。スイッチがHTTPポート80(デフォルト)を使用している場合は、HTTPポートの入力は不要です。また、スイッチに対する読み書きアクセス権限(権限レベル15)がある場合は、権限レベルの入力は不要です。HTTPポートの詳細については、「CMSへのHTTPアクセス」を参照してください。権限レベルの詳細については、「CMSのアクセス モード」を参照してください。

ステップ 2 ユーザ名およびパスワードの入力を要求するプロンプトに対して、スイッチのイネーブル パスワードだけを入力します。ユーザ名およびパスワードを要求するプロンプトが、再度表示されます。再度、イネーブル パスワードだけを入力します。

ローカル ユーザ名およびパスワードを設定する場合は、 ip http authentication グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用して、ユーザ名およびパスワードをイネーブルにします。プロンプトに対して、ユーザ名およびパスワードを入力します。

ステップ 3 Web Console をクリックします。

スタンドアロン スイッチまたはメンバー スイッチからCMSにアクセスした場合は、デバイス マネージャが表示されます。コマンド スイッチからCMSにアクセスした場合は、Front Panel ViewおよびTopology Viewを表示することができます。


 

CMSのアクセス モード

CMSでは、設定オプションへのアクセス レベルを2つ提供します。読み書きアクセスおよび読み取り専用アクセスです。権限レベルは0~15までサポートされています。

権限レベルが15のユーザは、CMSに読み書き両方でアクセスできます。

スイッチの権限レベルが1~14のユーザは、CMSに読み取り専用でアクセスできます。読み取り専用モードでは、CMSウィンドウ、メニュー バー、ツールバー、およびポップアップ メニューの中で、スイッチまたはクラスタの設定を変更するオプションは表示されません。

権限レベルが0のユーザは、CMSへのアクセスを拒否されます。

CMSにアクセスするときに権限レベルを指定しないと、スイッチはユーザが権限レベル15であるかどうかを調べます。権限レベルが15でないユーザは、CMSへのアクセスを拒否されます。権限レベル15のユーザは、読み書きアクセスが許可されます。したがって、権限レベルが15である場合は、権限レベルを入力する必要はありません。0を入力すると、CMSへのアクセスが拒否されます。権限レベルの詳細については、「スイッチへの不正アクセスの防止」を参照してください。


) • クラスタに、以下のような旧ソフトウェア リリースが稼働しているメンバー スイッチが含まれており、それらのメンバー スイッチに読み取り専用でアクセスする場合、スイッチの一部のコンフィギュレーション ウィンドウで表示される情報が不完全になります。

Release 12.0(5)WC2か、それより前が稼働しているCatalyst 2900 XLまたはCatalyst 3500 XLメンバー スイッチ

Release 12.0(5)WC2か、それより前が稼働しているCatalyst 2950メンバー スイッチ

Release 12.1(6)EA1か、それより前が稼働しているCatalyst 3550メンバー スイッチ

この制限事項についての詳細は、リリース ノートを参照してください。

次のスイッチは、CMS読み取り専用モードをサポートしていません。

Catalyst 1900およびCatalyst 2820

4 MBのCPU DRAMを搭載したCatalyst 2900 XLスイッチ

読み取り専用モードでは、これらのスイッチは使用不可能な装置として表示され、CMSから設定することはできません。


 

CMSへのHTTPアクセス

CMSではHTTPを使用します。HTTPは、いずれかのイーサネット ポートを通じてスイッチとアクセスするインバンド形式の通信で、これにより一般のWebブラウザからスイッチの管理を行うことができます。デフォルトのHTTPポートは80です。

HTTPポートを変更する場合は、ブラウザの Location または Address フィールドにIPアドレスを入力するとき、新しいポート番号を含める必要があります(たとえば、 http://10.1.126.45:184と入力した場合 、184が新しいHTTPポート番号です)。

管理ステーションとスイッチとの通信に使用するポートを、ディセーブルにしたり、誤った設定をしないように注意してください。接続したポート番号を書き留めておいてください。スイッチIP情報の変更は、慎重に行ってください。

スイッチ ポートへの接続については、スイッチのハードウェア インストレーション ガイドを参照してください。

変更の確認

CMSでは、ユーザが変更した内容をあとから確認できるように、通知機能が提供されています。

変更の通知

フィールドまたはテーブル セルがグリーンの境界線で囲まれている場合、そのフィールドまたはテーブル セルに対して行った変更は、まだ保存されていないことを意味します。フィールドまたはテーブル セルの以前の内容は、ウィンドウのステータス バーに表示されます。変更を保存するか、または変更をキャンセルすると、グリーンの境界線が消えます。

エラー チェック

フィールドがレッドの境界線で囲まれている場合、そのフィールドに入力したデータは無効であることを意味します。この場合、ウィンドウのステータス バーに、エラー メッセージが表示されます。フィールドに有効なデータを入力すると、境界線はレッドからグリーンに変わり、その変更を保存またはキャンセルするまでグリーンのままになります。

スイッチとの通信にエラーが発生した場合、または操作手順にエラーがあった場合には、エラーを伝えるメッセージが送られます。

設定の保存


) ユーザのスイッチ アクセス レベルが読み取り専用である場合、Save Configurationオプションは使用できません。読み取り専用アクセス モードの詳細については、「CMSのアクセス モード」を参照してください。



ヒント クラスタ設定を変更する場合は(Topology ViewおよびPreferencesウィンドウでの変更を除いて)、コマンド スイッチから定期的に設定を保存してください。設定はコマンド スイッチおよびメンバー スイッチに保存されます。


前面パネル イメージおよびCMSウィンドウには、常にスイッチの 実行コンフィギュレーション が表示されます。スイッチまたはスイッチ クラスタの設定を変更すると、その変更は実行コンフィギュレーションに反映されます。変更内容は、フラッシュ メモリ内のコンフィギュレーション ファイル(スイッチが再起動されるたびに使用される スタートアップ コンフィギュレーション )に、自動的には 反映されません 。フラッシュ メモリに設定変更を保存しないと、スイッチを再起動した時点で失われます。


) Catalyst 1900およびCatalyst 2820スイッチでは、設定変更が行われた時点で、自動的にフラッシュ メモリに変更が保存されます。


設定変更をすべて保存するには、Administration > Save Configurationを選択します。CMSでスイッチの設定情報を保存する手順については、オンライン ヘルプを参照してください。

設定情報の復元

スイッチの設定情報が保存されている場合、次の状況で、1台または複数のスイッチに設定情報を復元することができます。

現在の実行コンフィギュレーションを誤って変更したので、保存されているコンフィギュレーションをリロードする必要がある。

スイッチ障害または電源障害の発生後、スイッチをリロードする必要がある。

スイッチの設定情報を他のスイッチにコピーする必要がある。

CMSでスイッチの設定情報を復元する手順については、オンライン ヘルプを参照してください。

CMSの環境設定

CMSを終了すると、PCの.cms_propertiesというファイルに、CMSの環境設定が保存されます。このファイルは、他のPCにコピーできます。このファイルは、C:\Documents and Settings\usernameのようなデフォルトのコンフィギュレーション ディレクトリに保存されています。CMSの環境設定が見つからない場合は、 Start > Search > For Files or Folders... を選択し、.cms_propertiesを検索してください。


) 旧バージョンのCMSでは、CMSの終了時にフラッシュ メモリに環境設定が保存されていました。


異なるCMSバージョンの使用

CMSを使用してスイッチ クラスタを管理する場合、クラスタには異なるIOSリリースを使用しているスイッチ モデルが混在している可能性がある点に注意してください。旧IOSリリース、および異なるスイッチ プラットフォームのCMSは、このIOSリリースのCMSとは表示形式および機能が異なる場合があります。

特定のクラスタ メンバーについて Device > Device Manager を選択すると、新しいブラウザ セッションが開始され、そのスイッチのCMSバージョンが表示されます。

以下に、IOSリリースおよびスイッチ プラットフォーム間におけるCMSの相違点の例を示します。

Release 12.0(5)WC2か、それより前、またはRelease 12.1(6)EA1か、それより前で稼働しているCatalystスイッチでは、それらのソフトウェア リリースのCMSバージョンは、このリリースと表示形式は似ていますが、まったく同じではありません。たとえば、このリリースのTopology Viewは、旧ソフトウェア リリースのTopology Viewまたはクラスタ ビューとは異なります。

Catalyst 1900およびCatalyst 2820スイッチ上のCMSは、 スイッチ マネージャ と呼ばれます。これらのスイッチでは、クラスタ管理オプションは使用できません。これがCMSの最も古いバージョンです。

使用するCMSバージョンの詳細については、該当するスイッチおよびIOSリリースのマニュアルを参照してください。

次の作業

スイッチを設定する前に、スタートアップ情報について次の資料を参照してください。

スイッチのリリース ノート(Cisco.comで入手可能)

CMSのソフトウェア要件

setupプログラムの実行手順

ブラウザの設定手順

CMSのアクセス手順

第4章「スイッチのIPアドレスおよびデフォルト ゲートウェイの割り当て」

第7章「スイッチの管理」

このマニュアルでは以降、このリリースでサポートされるソフトウェア機能について説明し、CLI手順を紹介します。CMSでの手順およびウィンドウの説明は、オンライン ヘルプを参照してください。