Catalyst 2940 スイッチ システム メッセージ ガイド Cisco IOS Release 12.1(22)EA5
システム メッセージの概要
システム メッセージの概要
発行日;2012/01/13 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 645KB) | フィードバック

目次

システム メッセージの概要

システム メッセージの読み方

エラー メッセージ トレースバック レポート

Output Interpreter

Bug Toolkit

TACへのお問い合せ

システム メッセージの概要

このマニュアルでは、Catalyst 2940固有のシステム メッセージについて説明します。これらのメッセージは稼働中、システム ソフトウェアからコンソールおよび任意で別のシステムのロギング サーバに送信されます。すべてのシステム メッセージがシステムの問題を意味するわけではありません。純粋に通知目的のメッセージもあれば、通信回線、内蔵ハードウェア、またはシステム ソフトウェアの問題を診断するうえで役立つメッセージもあります。このマニュアルでは、システムで障害が発生した場合に表示されるエラー メッセージについても説明します。

この章の内容は次のとおりです。

「システム メッセージの読み方」

「エラー メッセージ トレースバック レポート」

システム メッセージの読み方

システム メッセージはパーセント記号(%)から始まります。構造は次のとおりです。

%ファシリティ-重大度-ニーモニック:メッセージ テキスト

ファシリティは2つ以上の大文字から構成され、メッセージが関連するファシリティを示すコードです。ファシリティはハードウェア デバイス、プロトコル、またはシステム ソフトウェア モジュールになる可能性があります。 表1-1 に、システム ファシリティ コードを示します。

 

表1-1 ファシリティ コード

ファシリティ コード
説明
参照先

C2950_MONITOR

下位レベルの機能

「C2950_MONITORメッセージ」

CMP

Cluster Membership Protocol

「CMPメッセージ」

DOT1X

IEEE 802.1x

「DOT1Xメッセージ」

DTP

Dynamic Trunking Protocol(DTP)

「DTPメッセージ」

EC

EtherChannel

「ECメッセージ」

ENVIRONMENT

環境

「ENVIRONMENTメッセージ」

ETHCNTR

イーサネット コントローラ

「ETHCNTRメッセージ」

EXPRESS_SETUP

Express Setup

「EXPRESS_SETUPメッセージ」

GBIC

GBIC(ギガビット インターフェイス コンバータ)モジュールの識別および検証

「GBICメッセージ」

GBIC_SECURITY

GBICモジュールのセキュリティ

「GBIC_SECURITYメッセージ」

GBIC_SECURITY_CRYPT

GBICモジュールのセキュリティ

「GBIC_SECURITY_CRYPTメッセージ」

GBIC_SECURITY_UNIQUE

GBICモジュールのセキュリティ

「GBIC_SECURITY_UNIQUEメッセージ」

HWMATM_MOD

ハードウェアMAC(メディア アクセス制御)アドレス テーブル マネージャ

「HWMATM_MODメッセージ」

PHY

PHY

「PHYメッセージ」

PLATFORM_CAT2950

Catalyst 2950スイッチの
Application Specific Integrated
Circuit(ASIC;特定用途向けIC)

「PLATFORM_CAT2950メッセージ」

PLATFORM_CATALYST2940

下位レベルのプラットフォーム

「PLATFORM_CATALYST2940メッセージ」

PLATFORM_CATALYST2950

下位レベルのプラットフォーム メッセージ

「PLATFORM_CATALYST2950メッセージ」

PM

ポート マネージャ

「PMメッセージ」

PORT_SECURITY

ポート セキュリティ

「PORT_SECURITYメッセージ」

SPAN

Switched Port Analyzer(SPAN;スイッチド ポート アナライザ)

「SPANメッセージ」

SPANTREE

スパニングツリー

「SPANTREEメッセージ」

SPANTREE_FAST

スパニングツリー高速コンバージェンス

「SPANTREE_FASTメッセージ」

SPANTREE_VLAN_SWITCH

スパニングツリーVLAN(仮想LAN)スイッチ

「SPANTREE_VLAN_SWITCHメッセージ」

STORM_CONTROL

ストーム制御

「STORM_CONTROLメッセージ」

SW_VLAN

VLANマネージャ

「SW_VLANメッセージ」

UDLD

Unidirectional Link Detection
(UDLD;単一方向リンク検出)

「UDLDメッセージ」

UFAST_MCAST_SW

UplinkFastマルチキャスト ソフトウェア

「UFAST_MCAST_SWメッセージ」

重大度は0~7の1桁のコードで、状態の重大度を表します。数字が小さいほど深刻な状況です。 表1-2 に、メッセージの重大度を示します。

ニーモニックは、メッセージを一意のものとして特定するコードです。

 

表1-2 メッセージの重大度

重大度
説明

0 ― 緊急

システムは使用不能

1 ― 警報

即時処置が必要

2 ― クリティカル

クリティカル状態

3 ― エラー

エラー状態

4 ― 警告

警告状態

5 ― 通知

正常だが注意を要する状態

6 ― 通知

単なる通知メッセージ

7 ― デバッグ

デバッグ時に限り表示されるメッセージ

メッセージ テキストは状態を説明したテキスト文字列です。メッセージのこの部分には、端末ポート番号、ネットワーク アドレス、またはシステム メモリ アドレス スペースの位置に対応するアドレスなど、イベントの詳細情報が含まれることがあります。この可変フィールドの情報はメッセージごとに異なるので、ここでは角カッコ([ ])で囲んだ短い文字列で示します。たとえば10進数は[dec]で表します。 表1-3 に、メッセージの可変フィールドを示します。

 

表1-3 メッセージの可変フィールドの表記

表記
情報のタイプ

[dec]

10進整数

[char]

1文字

[chars]

文字列

[enet]

イーサネット アドレス(たとえば0000.FEED.00C0)

[hex]

16進整数

[inet]

インターネット アドレス

This is a sample system message:
 
%EC-5-UNBUNDLE:Interface Gi0/1 left the port-channel Po2
 

第2章「メッセージおよび回復手順」 では、アルファベット順ファシリティ コード別にメッセージを示します。各ファシリティでは、重大度の高い(数字が小さい)エラーが先です。

エラー メッセージ トレースバック レポート

メッセージの中には、内部エラーが記述され、トレースバック情報が含まれているものがあります。この情報は非常に重要です。テクニカル サポートの担当者に問題を報告するときに、必ず提出してください。

次のメッセージ例にはトレースバック情報が含まれています。

-Process= "Exec", level= 0, pid= 17
-Traceback= 1A82 1AB4 6378 A072 1054 1860
 

一部のシステム メッセージについては、エラー メッセージをコピーしたうえで対処する必要があります。次のオンライン ツールでもシステム エラー メッセージの内容が確認できます。

Output Interpreter

Output Interpreterでは、 show tech-support イネーブルEXECコマンドのようにCLI(コマンドライン インターフェイス)コマンドの出力に基づいた情報や推奨する対処方法を知ることができます。Output Interpreterには、次のURLからアクセスしてください。

https://www.cisco.com/cgi-bin/Support/OutputInterpreter/home.pl

Bug Toolkit

Bug Toolkitでは、警告に関する情報がわかります。警告は未解決のものと解決済みのものがありますが、特定のCisco IOS Releaseで既知のバグすべてを検索できます。Bug Toolkitには、次のURLからアクセスしてください。

http://www.cisco.com/cgi-bin/Support/Bugtool/home.pl

TACへのお問い合せ

エラーの性質が判断できない場合は、「テクニカル サポート」を参照してください。