ルータ : Cisco 3800 シリーズ サービス統合型ルータ

Cisco 3825 サービス統合型ルータでのエアー フィルタの取り付け

Cisco 3825 サービス統合型ルータでのエアー フィルタの取り付け
発行日;2012/01/21 | 英語版ドキュメント(2009/02/14 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

Cisco 3825 サービス統合型ルータでのエアー フィルタの取り付け

安全上の注意

電気機器の安全な取り扱い

静電破壊の防止

ステートメント 1071 -- 警告の定義

必要な工具および部品

概要

Cisco 3825 エアー フィルタの取り付け

ブラケットとエアー フィルタ ハウジングのルータへの取り付け

ルータのラックへの設置

マニュアルの入手方法およびテクニカル サポート

Cisco 3825 サービス統合型ルータでのエアー フィルタの取り付け

 

OL-17741-01-J

 

このマニュアルでは、Cisco 3825 Integrated Service Router(ISR; サービス統合型ルータ)の側面に、オプションのエアー フィルタ キットを取り付ける方法について説明します。

このマニュアルは、エアー フィルタの取り付け担当者を対象にしています。担当者は、電子回路および配線手順に関する知識を持ち、電子または電気機器の技術者としての経験が必要です。


) このマニュアルを使用する際には、Cisco 3800 シリーズ ISR ハードウェアのマニュアルと、お使いのルータに該当する『Regulatory Compliance and Safety Information』マニュアルも参照してください。ここに挙げたマニュアルは、次の URL にあります。

Cisco 3800 Series Hardware Installation Guide』:

http://www.cisco.com/en/US/docs/routers/access/3800/hardware/installation/guide/hw.html

Cisco 2800 Series and Cisco 3800 Series Integrated Services Routers Regulatory Compliance and Safety Information』:

http://www.cisco.com/en/US/docs/routers/access/2800/hardware/rcsi/2838rcsi.html


不明な点がある場合、またはサポートが必要な場合は、「マニュアルの入手方法およびテクニカル サポート」を参照してください。

このマニュアルの構成は、次のとおりです。

「安全上の注意」

「必要な工具および部品」

「概要」

「Cisco 3825 エアー フィルタの取り付け」

「マニュアルの入手方法およびテクニカル サポート」

安全上の注意

安全を確保するために、次の注意事項に従ってください。

取り付けの作業中および作業後は、シャーシ周辺を常に清潔にしておいてください。

誰かがつまずくことがないように、人が歩く場所に工具を置かないでください。

シャーシに引っ掛かるような衣服は着用しないでください。ネクタイやスカーフは固定し、袖はまくり上げてください。

眼を傷つける可能性がある場合は、作業時に保護眼鏡を着用してください。

人身事故や装置障害を引き起こす可能性のある作業は行わないでください。

電気機器の安全な取り扱い

電気機器を取り扱う際には、次の注意事項に従ってください。

作業部屋にある緊急電源遮断スイッチの場所を確認してください。電気事故が発生した場合、ただちに電源を切ることができます。

システムで作業を開始する前に、電源を切り、電源コードを抜いてください。

すべての電源を切断してください。

危険を伴う可能性のある作業は、一人では行わないでください。

床が濡れていないか、アースされていない電源延長コードがないか、保護アースの不備などがないかどうか、作業場所の安全を十分に確認してください。

回路の電源が切断されているとは思い込まないでください。必ず確認してください。

電気事故が発生した場合は、次の手順に従ってください。

負傷しないように注意してください。

システムにつながる電源をオフにしてください。

可能であれば、医療援助を求めるために誰か別の人を呼んでもらうようにしてください。あるいは、負傷の状況を確認して、救助を求めてください。

負傷者に人工呼吸または心臓マッサージが必要かどうかを判断し、適切な処置を施してください。

静電破壊の防止

Electrostatic Discharge(ESD; 静電気放電)により、装置や電子回路が損傷を受けることがあります(静電破壊)。これは、電子プリント回路カードの取り扱いが不適切な場合に発生し、故障または間欠的な障害をもたらします。カードの取り付けおよび取り外しを行うときは、静電破壊を防止するため、次の指示に従ってください。ルータのシャーシがアースに接続されていることを確認してください。静電気防止用リスト ストラップは、必ず肌に密着させて着用してください。シャーシ フレームの塗装されていない面にクリップを取り付けて、不要な静電気を安全にアースしてください。静電破壊や感電を確実に防止するには、リスト ストラップとコードを正しく取り付ける必要があります。リスト ストラップがない場合は、シャーシの金属部分に触れて、身体から電気を逃がしてください。


注意 安全のために、静電気防止用ストラップの抵抗値を定期的にチェックしてください。これは、1 ~ 10 メガオーム(Mohm)の間である必要があります。

ステートメント 1071 -- 警告の定義

 


Warning


IMPORTANT SAFETY INSTRUCTIONS

This warning symbol means danger. You are in a situation that could cause bodily injury. Before you work on any equipment, be aware of the hazards involved with electrical circuitry and be familiar with standard practices for preventing accidents. Use the statement number provided at the end of each warning to locate its translation in the translated safety warnings that accompanied this device. Statement 1071

SAVE THESE INSTRUCTIONS

 

 


 

必要な工具および部品

取り付け中には、ルータの標準付属品として提供されない工具と部品が必要になることがあります。一般的なルータに取り付ける場合、次の工具と部品が必要です。

No.2 プラス ドライバ

静電気防止用リスト ストラップ

静電気防止用マット

概要

図 1 は Cisco 3825 ISR を示しています。

図 1 Cisco 3825 サービス統合型ルータ(ISR)

 

図 2 は、Cisco 3825 ISR の前面でエアーフローをブロックするために使用されるホール カバーを示しています。

図 2 ホール カバー

 

図 3 は、Cisco 3825 エアー フィルタ用の 23 インチ ラック マウントとエアー フィルタを示しています。

図 3 Cisco 3825 ルータのエアー フィルタ用ラック マウントとエアー フィルタ

 

Cisco 3825 エアー フィルタの取り付け

この項で説明する内容は、次のとおりです。

「ブラケットとエアー フィルタ ハウジングのルータへの取り付け」

「ルータのラックへの設置」


警告 電源コードが接続されているときには、電源モジュールに触れないでください。電源スイッチのあるシステムでは、電源コードが接続されている場合、電源スイッチがオフになっていても電源モジュール内に入力電圧がかかっています。電源スイッチのないシステムでは、電源コードが接続されている場合、電源モジュール内に入力電圧がかかっています。



警告 雷が発生しているときには、システムに手を加えたり、ケーブルの接続や取り外しを行わないでください。



警告 BRI ケーブルには、危険なネットワーク間電圧がかかっています。BRI ケーブルを取り外す際には、感電の危険を避けるために、初めにルータからケーブル端子を取り外してください。電源がオフになっているときでも、BRI ポート(RJ-45 コネクタ)のシステム カードには危険なネットワーク間電圧がかかっています。



警告 電源に接続されている装置を扱う場合は、事前に指輪、ネックレス、腕時計などの装身具を外しておいてください。これらの金属が電源やアースに接触すると、金属が過熱して大やけどをしたり、金属類が端子に焼き付くことがあります。


図 4 は Cisco 3825 エアー フィルタのエアーフロー パターンを示しています。

図 4 エアー フィルタを取り付けた Cisco 3825 ルータのエアーフロー図

 

 

1

排気

5

HWIC を通るエアーフロー

2

CPU と AIM を通るエアーフロー

6

ルータの背面パネル

3

ルータの前面パネル

7

ルータ背面のフェースプレートを通る排気

4

空気取り入れ口

8

NME を通るエアーフロー

エアー フィルタを取り付けるには、次の手順を実行してください。


注意 ルータへの損傷を防ぐために、プラスチック ベゼルをこじ開けようとしないでください。


ステップ 1 ルータの電源を切り、ルータの前面から電源コードを取り外します。

ステップ 2 ルータの背面パネルからすべてのネットワーク インターフェイス ケーブルを取り外します。

ステップ 3 ラックからルータを取り外します。

ステップ 4 No.2 プラス ドライバを使用して、ルータからラック取り付けブラケットを取り外します。

ステップ 5 平らな場所にルータを置きます。


 

ブラケットとエアー フィルタ ハウジングのルータへの取り付け

No.2 プラス ドライバを使用して、ブラケットに付属するネジを締め、ルータに取り付けブラケットとエアー フィルタ ハウジングを取り付けます。


注意 ネジを締め付けすぎないようにしてください。Cisco 3825 ルータに対する推奨トルク範囲は、1.1 ~ 1.4 N-m(10 ~ 12 インチ ポンド)です。


注意 取り付け時には、ルータ冷却用の通気が妨げられないようにする必要があります。エアーフロー要件については、図 4 を参照してください。


ステップ 1 プラスチック ベゼルと金属シャーシの間に、ホール カバー(図 2)をスライドさせます。ベゼルの下、シャーシの前面にある空気穴に、ホール カバーの固い面が接するようにします。


) ホール カバーの馬鹿穴を、取り付け部の上側のネジ穴に合わせるようにします。



) ホール カバーの穴が、Cisco 3825 ISR 側面の上部にあるネジ穴の位置に来ていることを確認してください (図 5 を参照)。


図 5 ホール カバーの取り付け

 

ステップ 2 エアー フィルタ側で 6 つの付属ネジ、反対側で 4 つの付属ネジを使用して、エアー フィルタ ハウジングとラックマウントを取り付けます (図 6 を参照)。


) フィルタ ハウジング取り付けブラケットの右上にある取り付けネジが、図 2 に示したホール カバーの穴を通るようにします。


図 6 エアー フィルタ ハウジングとラックマウントの取り付け

 

ステップ 3 エアー フィルタを挿入します (図 7 を参照)。


注意 NEBS GR-63 で公表されている空気汚染レベルに基づいて、6 か月ごとにフィルタを交換することを推奨します。ただし、空気汚染レベルが NEBS GR-63 で公表された値よりも低い場合は、3 ~ 4 か月ごとにフィルタを検査し、必要に応じて交換することを推奨します。


) シスコは R4-68 に準拠していません(この要件では、取り扱い時の汚染を防ぐため、ファン フィルタの交換時に機器のファンが停止するかブロックされるようになっていなければなりません。設計上、取り外しの際にフィルタがエアーフローから外れるようになっていると(フィルタがドアに取り付けられている場合など)、この要件の目的を満たします)。このため、ファンが低速設定で動作するように、オフィスの気温が 40 ℃(最適な気温は 32 ℃)未満の場合にフィルタを交換することを推奨します。


図 7 エアー フィルタの挿入

 


 

ルータのラックへの設置

ルータをラックに設置するには、次の URL にある『 Cisco 3800 Series Hardware Installation Guide 』を参照してください。

http://www.cisco.com/en/US/docs/routers/access/3800/hardware/installation/guide/hw.html

マニュアルの入手方法およびテクニカル サポート

マニュアルの入手方法、テクニカル サポート、その他の有用な情報について、次の URL で、毎月更新される『 What's New in Cisco Product Documentation 』を参照してください。シスコの新規および改訂版の技術マニュアルの一覧も示されています。

http://www.cisco.com/en/US/docs/general/whatsnew/whatsnew.html