Cisco Nexus 9000 シリーズ NX-OS 基本設定ガイド、リリース 6.x
端末設定とセッションの設定
端末設定とセッションの設定

端末設定とセッションの設定

この章の内容は、次のとおりです。

端末設定とセッションについて

ここでは、端末設定とセッションの概要について説明します。

ターミナル セッションの設定

Cisco NX-OS ソフトウェア機能では、端末の次の特性を管理できます。

端末タイプ
リモート ホストと通信する際に Telnet で使用される名前
長さ
一時停止する前に表示されるコマンド出力の行数
行を折り返す前に表示される文字数
非アクティブ セッションのタイムアウト
デバイスによって停止される前にセッションが非アクティブの状態でいられる分数

コンソール ポート

コンソール ポートは非同期のシリアル ポートで、初期設定用に、RJ-45 コネクタを使用して標準 RS-232 ポート経由でデバイスに接続できます。 このポートに接続されるデバイスには、非同期伝送の機能が必要です。 コンソール ポートには、次のパラメータを設定できます。

データ ビット
データに使用するビット数を 8 ビットのバイト単位で指定します。
非アクティブ セッションのタイムアウト
セッションが終了になるまでの非アクティブ時間を分単位で指定します。
パリティ
エラー検出用の奇数パリティまたは偶数パリティを指定します。
速度
接続の送信速度を指定します。
ストップ ビット
非同期回線に対するストップ ビットを指定します。

ターミナル エミュレータは、9600 ボー、8 データ ビット、1 ストップ ビット、パリティなしに設定してください。

仮想端末

仮想端末回線を使用してデバイスに接続できます。 セキュア シェル(SSH)および Telnet は、仮想ターミナル セッションを作成します。 仮想端末の非アクティブ セッション タイムアウトおよびセッション数の上限を設定できます。

端末設定とセッションのライセンス要件

次の表に、この機能のライセンス要件を示します。

製品

ライセンス要件

Cisco NX-OS

端末設定の設定にライセンスは必要ありません。 ライセンス パッケージに含まれていない機能は nx-os イメージにバンドルされており、無料で提供されます。 Cisco NX-OS ライセンス方式の詳細については、『Cisco NX-OS Licensing Guide』を参照してください。

ファイル システム パラメータのデフォルト設定

次の表に、ファイル システム パラメータのデフォルト設定を示します。

表 1 デフォルトのファイル システム設定

パラメータ

デフォルト

デフォルト ファイルシステム

bootflash:

コンソール ポートの設定

コンソール ポートに対して次の特性を設定できます。

  • データ ビット

  • 非アクティブ セッションのタイムアウト

  • パリティ

  • 速度

  • ストップ ビット

はじめる前に

コンソール ポートにログインします。

手順
     コマンドまたはアクション目的
    ステップ 1 configure terminal


    例:
    switch# configure terminal
    switch(config)#
     

    グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

     
    ステップ 2 line console


    例:
    switch# line console
    switch(config-console)#
     

    コンソール コンフィギュレーション モードを開始します。

     
    ステップ 3 databits bits


    例:
    switch(config-console)# databits 7
     

    1 バイトあたりのデータ ビット数を設定します。 指定できる範囲は 5 ~ 8 です。 デフォルトは 8 です。

     
    ステップ 4 exec-timeout minutes


    例:
    switch(config-console)# exec-timeout 30
     

    非アクティブ セッションのタイムアウトを設定します。 有効値は 0 ~ 525600 分(8760 時間)です。 0 分の値を設定すると、セッション タイムアウトはディセーブルになります。 デフォルトは 30 分です。

     
    ステップ 5 parity {even | none | odd}


    例:
    switch(config-console)# parity even
     

    パリティを設定します。 デフォルトは none です。

     
    ステップ 6 speed {300 | 1200 | 2400 | 4800 | 9600 | 38400 | 57600 | 115200}


    例:
    switch(config-console)# speed 115200
     

    送信および受信速度を設定します。 デフォルトは、9600 です。

     
    ステップ 7 stopbits {1 | 2}


    例:
    switch(config-console)# stopbits 2
     

    ストップ ビットを設定します。 デフォルトは 1 です。

     
    ステップ 8 exit


    例:
    switch(config-console)# exit
    switch(config)#
     

    コンソール コンフィギュレーション モードを終了します。

     
    ステップ 9 show line console


    例:
    switch(config)# show line console
     
    (任意)

    コンソールの設定値を表示します。

     
    ステップ 10 copy running-config startup-config


    例:
    switch(config)# copy running-config startup-config
     
    (任意)

    実行コンフィギュレーションを、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。

     

    仮想端末の設定

    ここでは、Cisco NX-OS デバイスで仮想端末を設定する方法について説明します。

    非アクティブ セッション タイムアウトの設定

    デバイス上の非アクティブな仮想ターミナル セッションのタイムアウトを設定できます。

    手順
       コマンドまたはアクション目的
      ステップ 1 configure terminal


      例:
      switch# configure terminal
      switch(config)#
       

      グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

       
      ステップ 2 line vty


      例:
      switch# line vty
      switch(config-line)#
       

      ライン コンフィギュレーション モードを開始します。

       
      ステップ 3 exec-timeout minutes


      例:
      switch(config-line)# exec-timeout 30
       

      VDC に対する 有効値は 0 ~ 525600 分(8760 時間)です。 0 分の値を設定すると、タイムアウトはディセーブルになります。 デフォルト値は 30 です。

       
      ステップ 4 exit


      例:
      switch(config-line)# exit
      switch(config)#
       

      ライン コンフィギュレーション モードを終了します。

       
      ステップ 5 show running-config all | begin vty


      例:
      switch(config)# show running-config all | begin vty
       
      (任意)

      仮想端末の設定を表示します。

       
      ステップ 6 copy running-config startup-config


      例:
      switch(config)# copy running-config startup-config
       
      (任意)

      実行コンフィギュレーションを、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。

       

      セッション制限の設定

      デバイス上の仮想ターミナル セッションの数を制限できます。

      手順
         コマンドまたはアクション目的
        ステップ 1 configure terminal


        例:
        switch# configure terminal
        switch(config)#
         

        グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

         
        ステップ 2 line vty


        例:
        switch# line vty
        switch(config-line)#
         

        ライン コンフィギュレーション モードを開始します。

         
        ステップ 3 session-limit sessions


        例:
        switch(config-line)# session-limit 10
         

        デバイスの仮想セッションの最大数を設定します。 範囲は 1 ~ 64 です。 デフォルトは、32 です。

         
        ステップ 4 exit


        例:
        switch(config-line)# exit
        switch(config)#
         

        ライン コンフィギュレーション モードを終了します。

         
        ステップ 5 show running-config all | being vty


        例:
        switch(config)# show running-config all | begin vty
         
        (任意)

        仮想端末の設定を表示します。

         
        ステップ 6 copy running-config startup-config


        例:
        switch(config)# copy running-config startup-config
         
        (任意)

        実行コンフィギュレーションを、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。

         

        ターミナル セッションのクリア

        デバイス上のターミナル セッションをクリアすることができます。

        手順
           コマンドまたはアクション目的
          ステップ 1 show users


          例:
          switch# show users
           
          (任意)

          デバイスのユーザ セッションを表示します。

           
          ステップ 2 clear line name


          例:
          switch# clear line pts/0
           

          特定の回線のターミナル セッションをクリアします。 回線名では大文字と小文字が区別されます。

           

          端末およびセッション情報の表示

          端末およびセッション情報を表示するには、次のいずれかの作業を行います。

          コマンド

          目的

          show terminal

          端末設定を表示します。

          show line

          COM1 およびコンソール ポートの設定を表示します。

          show users

          仮想ターミナル セッションを表示します。

          show running-config [all]

          実行コンフィギュレーションのユーザ アカウント設定を表示します。 all キーワードを指定すると、ユーザ アカウントのデフォルト値が表示されます。

          端末設定とセッションに関する追加情報

          この項には、Cisco NX-OS デバイスでの端末設定とセッションに関する追加情報が含まれます。

          端末設定とセッションの関連資料

          関連項目

          マニュアル タイトル

          ライセンス

          『Cisco NX-OS Licensing Guide』