Cisco Nexus 9000 シリーズ NX-OS 検証済みスケーラビリティ ガイド リリース 6.1(2)I1(1)
検証済みスケーラビリティの制限値
検証済みスケーラビリティの制限値
発行日;2014/01/13   |   ドキュメントご利用ガイド   |   ダウンロード ;   この章 pdf   ,   ドキュメント全体 pdf    |   フィードバック

検証済みスケーラビリティの制限値

この章では、Cisco Nexus 9000 シリーズ スイッチの Cisco NX-OS 設定の制限値について説明します。

概要

このマニュアルに記載されている値は Cisco Nexus 9000 シリーズのハードウェアまたは Cisco NX-OS ソフトウェアの理論上のシステム制限値とは解釈されません。 これらの制限値は、シスコによって検証された値を示します。 これらの値は、さらにテストや検証を実施することで増やせます。

検証済みスケーラビリティの制限値(一次元)

次の表に、Cisco NX-OS Release 6.1(2)I1(1) の一次元で検証済みスケーラビリティの制限値を示します。 この表に指定された値は、1 度に 1 つの特定の機能のスケーラビリティに重点を置いています。

この数値は、対応する機能に対してその Cisco NX-OS リリースのソフトウェアが現在サポートしている絶対最大値です。 ハードウェアがより大きなスケーリングに対応している場合、今後のソフトウェア リリースでは、この検証された最大制限値が増大する可能性があります。 複数の機能をイネーブルにして最大のスケーラビリティを実現しようとした時は、ここに示されている値と結果が異なる場合があります。

表 1 検証済みスケーラビリティの制限値(一次元)

機能

検証済み制限値

IPv4 ユニキャスト ルート(LPM)*

128,000

IPv6 ユニキャスト ルート(LPM)*

20,000

IPv4 ホスト ルート**

88,000

IPv6 ホスト ルート**

20,000

IPv4 マルチキャスト ルート**

32,000

BGP ネイバー

1000

EIGRP IPv4 ネイバー

500

OSPFv2 ネイバー

1000

OSPFv3 ネイバー

300

IPv4 入力 ACL

3072(ネットワーク転送エンジンあたり)

IPv4 出力 ACL

768(ネットワーク転送エンジンあたり)

IPv6 入力 ACL

1536(ネットワーク転送エンジンあたり)

IPv6 出力 ACL

256(ネットワーク転送エンジンあたり)

VRF

100

SPAN セッション

32 つのローカル セッション。4 つのシステム セッション

*IPv4 および IPv6 ルートは同じハードウェア テーブルを共有します。

**IPv4/IPv6 ホスト ルートと IPv4 マルチキャスト ルートは同じハードウェア テーブルを共有します。


(注)  


ハイ アベイラビリティ(グレースフル リスタートおよびステートフル スイッチオーバー)は、ユニキャストまたはマルチキャスト アグレッシブ タイマーが任意のスケールで設定されている場合はサポートされません。

OSPF によって検証されたスケールの制限値に関する注意事項と制限事項

  • 最も高いスケールを達成するため、複数インスタンスではなく単一の OSPF インスタンスを使用することを推奨します。
  • 各 OSPFv2 および OSPFv3 スケール値は他のパラメータと組み合わせると異なる場合があります。
  • グレースフル リスタートのタイムアウト値は多次元シナリオで増やす必要がある場合があります。

BGP 中心のレイヤ 3 トポロジにおける Cisco Nexus 9508 スパインの検証済みスケーラビリティの制限値

BGP 中心のレイヤ 3 トポロジは Cisco Nexus 9508 スイッチで eBGP シングル ホップ セッションをスパインとして使用します。 このトポロジは、240 個の物理的に動作しているポートと 2 個のブレークアウト ラインカードをフル装備したシャーシを特徴としています。 これは、すべてのリンクで IPv4/IPv6 を実行するスケーラブル リーフ スパイン トポロジです。 800 個の IPv4/IPv6 eBGP ピアは、BGP と BFD のデフォルトのタイマーでテストされ、576 個の eBGP IPv4/IPv6 ピアは 3 秒のキープアライブ インターバルと 10 秒の holdtime BGP タイマーと BFD のデフォルト タイマーでテストされました。

次の表では、リストされた機能すべてを同時にイネーブルにした状態での検証済みスケーリング能力を「検証済み制限値」列に示します。 ここに示したスケール値は、ほとんどの顧客のトポロジで使用される数値を上回っています。 ここに示した数値は、各機能を単独で見た場合の検証済みの最大値ではありません。

表 2 BGP 中心のレイヤ 3 トポロジにおける Cisco Nexus 9508 スパインの検証済みスケーラビリティの制限値

機能

検証済み制限値

運用上の物理ポート

240

IPv4 ユニキャスト ルート(LPM)

28,000

IPv6 ユニキャスト ルート(LPM)

12,000

IPv4 ホスト ルート

6000

IPv6 ホスト ルート

1200

IPv4 マルチキャスト ルート

10,500

BGP(IPv4 および IPv6)ネイバー

800

PIM ネイバー

220

BFD セッション

240

ECMP

64

IPv4 入力 RACL(すべてのインターフェイス)

1900

IPv4 出力 RACL(すべてのインターフェイス)

620

IPv6 出力 RACL(すべてのインターフェイス)

100

VRF (IPv4)

10

スタティック ルート(IPv4 および IPv6)

500 + 500

SPAN セッション

2

OSPF と iBGP 中心のレイヤ 3 トポロジにおける Cisco Nexus 9508 スパインの検証済みスケーラビリティの制限値

OSPF と iBGP 中心のレイヤ 3 リーフのスパイン トポロジは Cisco Nexus 9508 スイッチで OSPFv4/OSPFv6 および iBGP をスパインとして使用します。 このトポロジは、すべてリンクで IPv4 および IPv6 アドレスのエンドポイントで実行される 281 のレイヤ 3 ポート チャネルの一部として使用される 606 個の物理ポートと、4x10G ブレークアウト モードを備えた、3 個の N9636PQ ラインカード、および 36x40G ラインレート ポートを持つ 5 個の N9636PQ ラインカードを特徴としています。 導入では、ユニキャストと、マルチキャストのスケールを使用します。

次の表では、リストされた機能すべてを同時にイネーブルにした状態での検証済みスケーリング能力を「検証済み制限値」列に示します。 ここに示したスケール値は、ほとんどの顧客のトポロジで使用される数値を上回っています。 ここに示した数値は、各機能を単独で見た場合の検証済みの最大値ではありません。

表 3  OSPF と iBGP 中心のレイヤ 3 トポロジにおける Cisco Nexus 9508 スパインの検証済みスケーラビリティの制限値

機能

検証済み制限値

フル装備されたシャーシ

8 枚のラインカード + 6 個のファブリック モジュール + 2 個のシステム コントローラ + 2 個のスーパーバイザ モジュール

10G ポートの数

432(4x10G ブレークアウト モードの N9636PQ あたり 144 個)

イネーブルにする物理インターフェイス

606

レイヤ 3 ポート チャネル(LACP のデフォルト タイマー)

281

最大ポート チャネル メンバー

32

OSPF ネイバー(IPv4 では 1 秒の hello 間隔と 8 秒の dead-interval タイマー)

280 IPv4 + 280 IPv6

iBGP ネイバー(RR)(デフォルト タイマー)

280

PIM ネイバー(デフォルト タイマー)

280

BFD セッション(デフォルト タイマー)

280

OSPF ユニキャスト ルート(IPv4 + IPv6)

35,000 + 5200

BGP ユニキャスト ルート(IPv4)

42,000

ホスト ルート(IPv4 + IPv6)

3000 + 1000

IPv4 マルチキャスト ルート

10,000

ECMP

64

RACL(すべてのレイヤ 3 ポート チャネルに適用)

1700 ACE(入力); 750 ACE(出力)

VRF

10

SPAN セッション

2 回のローカル セッション。2 回のリモート セッション