Cisco Nexus 7702 ハードウェア インストレーション ガイド
モジュール、ファン トレイ、および電源モジュールの取り付けまたは交換
モジュール、ファン トレイ、および電源モジュールの取り付けまたは交換

モジュール、ファン トレイ、および電源モジュールの取り付けまたは交換

この章では、次の事項について説明します。

静電破壊を防ぐための静電気防止用リスト ストラップの使用

スイッチ モジュールに触れる前に、静電放電(ESD)からモジュールを保護するために自分自身をアース接続する必要があります。 自分自身をアース接続するには、アースされたシャーシまたはアースされたラックに接続された静電気防止用リスト ストラップを着用します。


注意    


モジュールを扱うときは、必ずキャリアの端(通常はモジュールのカバーされた下部、側面、および前面)を持ち、モジュールの回路部分には絶対に触れないでください。


はじめる前に

シャーシ内のコンポーネントを取り付ける場所の近くにアース接続を行う必要があります。


    ステップ 1   静電気防止用リスト ストラップを腕に取り付けるか、または巻き付けます。

    ステップ 2   次のいずれかの方法で、ストラップのもう一方の端をアースされたシャーシに取り付けます。
    • リスト ストラップのもう一方の端にバナナ プラグが付いている場合は、プラグをシャーシの ESD ポートを差し込みます(シャーシの前面ポートの位置については、次の図を参照)。

      1

      シャーシ前面の ESD ポート

         
    • リスト ストラップのもう一方の端にワニ口クリップが付いている場合は、アース ラグをシャーシに固定している 2 本のネジの 1 つに留めます。


    次の作業

    自分自身をアースしたら、シャーシのモジュールを交換することができます。

    スーパーバイザ モジュールの取り付けまたは交換

    はじめる前に

    注意    


    Cisco Nexus 7702 シャーシで単一のスーパーバイザ モジュールを取り外すと、システムがシャットダウンします。


    • 次の内容を含む静電気防止手順に従ってください。

      • アースされたシャーシ外の電子モジュールを扱うときは、必ず ESD リストバンド(またはその他の個人用アース デバイス)を着用する必要があります。

      • 電子モジュールを運搬するときは、カバーされた端部またはハンドルのみ使用する必要があります。 電子部品に手を触れないでください。

      • モジュールをアースされたシャーシ外で扱うときは、必ず静電気防止用シートの上、または静電気防止用袋に入れて平らに置きます。 モジュールを何かにもたれさせたり、モジュールの上に他の何かを置いたり、モジュールに何かをもたれさせたりしてはなりません。

    • シャーシがアースされていることを確認します(スイッチ シャーシのアースを参照)。

    • 次の工具と部品があることを確認します。

      • 静電気防止用リスト ストラップ(またはその他の個人用アース デバイス)

      • No.1 プラス トルク ドライバ

        手動式トルク ドライバを推奨します。 作業するネジの推奨トルク設定値を超えないようにしてください。

      • 交換用スーパーバイザ モジュール


      ステップ 1   スーパーバイザ モジュールを取り外して、新しいモジュール用のスロットを開く必要がある場合は、次のステップに従います(空きスロットがすでにある場合は、次のステップに進みます)。
      (注)     

      開く必要があるスロットにブランク フィラー プレートが取り付けられている場合は、非脱落型ネジを緩め、プレートに取り付けられてハンドルを引っ張ってプレートを取り外し、ステップ 3 に進みます。

      1. モジュールの前面に接続されているネットワーク ケーブルをすべて取り外します。
      2. シャーシへの接続が外れるまでモジュールの左側の非脱落型ネジを緩めます(次の図の 1 を参照)。
        図 1. Half-Width スーパーバイザ モジュールの取り外し



        1

        シャーシへの接続が外れるまで非脱落型ネジを緩めます。

        3

        ハンドルが飛び出し、開きます。

        2

        イジェクト ボタンを押します。

        4

        ハンドルを引いてスロットの途中までモジュールを取り外します。 もう片方の手をモジュールの底面に置き、スロットから完全に取り外します。

      3. モジュールの左側のイジェクト ボタンを押します(前の図のステップ 2 を参照)。

        イジェクタがモジュールの前面から途中まで飛び出します。

      4. ハンドルをモジュールの前面から完全に回し、ハンドルを引いてスロットの途中までモジュールを移動します。
      5. もう片方の手でモジュールの下からモジュールの重量を支え、スロットからモジュールを完全に引き出します。
      6. 静電気防止材の上または中にモジュールを配置します。
      ステップ 2   次の手順に従って、新規または交換用スーパーバイザ モジュールを取り付けます。
      1. 新しいスーパーバイザ モジュールを開梱し、損傷していないこと確認します。

        損傷または欠落しているものがある場合は、カスタマー サービス担当者にすぐに連絡してください。

        注意       

        モジュールの電気部品やコネクタに手を触れないでください。 常にカバーされた前面および底面だけを使ってモジュールを持ちます。

      2. モジュールの前面からハンドルを解除するには、ハンドルの横にあるイジェクト ボタンを押します(次の図の 1 を参照)。
        図 2. スロットへの Half-Width スーパーバイザ モジュールの配置



        1

        ハンドルをモジュールの前面から離れるように完全に回します。

        3

        モジュールを(前面がシャーシ前面の約 1/4 インチになり、停止するまで)完全にスロットに押し込みます。

        2

        モジュールの底面をスロット内のモジュール ガイドに合わせます。

           
      3. ハンドルの端部を停止するまでモジュールの前面から離れるように回します(前の図の 1 を参照)。
      4. 片方の手をスーパーバイザ モジュールの下に当て、もう一方の手でモジュールの前面を保持して、モジュールの背面を空きスーパーバイザ スロットに合わせます。
      5. モジュールをスロット内部のガイドに差し込み、モジュールをそれ以上押し込めなくなるまで完全にスロットに押し込みます。

        モジュールの前面がシャーシ前面の約 1/4 インチ(0.6 cm)の位置になっている必要があります。

      6. モジュールの前面に到達したときにカチッと音がするまで、モジュールの前面にハンドルを回します(次の図の 1 を参照)。

        モジュールが完全にスロットに挿入され、モジュールの前面が設置済みの別のモジュールの前面と均等になっている必要があります。 モジュールのイジェクト ボタンによって非脱落型ネジをシャーシのネジ穴に合わせる必要があります。

        図 3. スロットへのスーパーバイザ モジュールの固定



        1

        ハンドルをモジュールの前面に完全に回します。

        2

        非脱落型ネジを 8 インチポンド(0.9 Nm)のトルクで締めます。

      7. 非脱落型ネジを締めてモジュールをシャーシに固定します(前の図の 2 を参照)。 8 インチポンド(0.9 Nm)のトルクでネジを締めます。
      8. スーパーバイザ モジュールの LED が点灯し、次のように表示されることを確認します。
        • STATUS LED はグリーンです。

        • SYSTEM LED はグリーンです。

        • ACTIVE LED はオレンジまたはグリーンです。

        このモジュールの LED の状態の詳細については、スーパーバイザ モジュールの LEDを参照してください。

      9. MGMT ETH ポートに管理ケーブルを接続します。

        MGMT ETH LED はグリーンに点灯するはずです。 そうでない場合、LED の状態の詳細について、スーパーバイザ モジュールの LEDを参照してください。


      I/O モジュールの取り付けまたは交換

      少なくとももう 1 つの I/O モジュールがスイッチに取り付けられ、動作している限り、動作中に I/O モジュールの取り付けまたは交換を行うことができます。 I/O モジュールを交換せずに取り外すだけの場合は、シャーシの設計どおりの通気を確保するためにブランク フィラー プレートを使ってスロットを埋める必要があります。

      はじめる前に
      • 次の内容を含む静電気防止手順に従ってください。

        • アースされたシャーシ外の電子モジュールを扱うときは、必ず ESD リストバンド(またはその他の個人用アース デバイス)を着用する必要があります。

        • 電子モジュールを運搬するときは、カバーされた端部またはハンドルのみ使用する必要があります。 電子部品に手を触れないでください。

        • モジュールをアースされたシャーシ外で扱うときは、必ず静電気防止用シートの上、または静電気防止用袋に入れて平らに置きます。 モジュールを何かにもたれさせたり、モジュールの上に他の何かを置いたり、モジュールに何かをもたれさせたりしてはなりません。

      • シャーシがアースされていることを確認します(スイッチ シャーシのアースを参照)。

      • 次の工具と部品があることを確認します。

        • No.1 プラス トルク ドライバ


          (注)  


          手動式トルク ドライバを推奨します。 作業するネジの推奨トルク設定値を超えないようにしてください。


        • 交換用または新しい I/O モジュール


        ステップ 1   次の手順に従って、新しい I/O モジュール用にシャーシのスロットを開きます。
        (注)     

        スロットからブランク フィラー プレートを取り外す必要がある場合は、モジュールの両側の非脱落型ネジを緩め、プレートのハンドルを引いてスロットから取り外します。 ステップ 2 に進みます。

        1. 取り外す I/O モジュールの前面に接続されているネットワーク ケーブルをすべて取り外します。
        2. シャーシへの接続が外れるまでモジュールの両側の非脱落型ネジを緩めます(次の図の 1 を参照)。
          図 4. I/O モジュールの取り外し



          1

          2 本の非脱落型ネジを緩めます

          3

          2 個のハンドルがモジュールの前面から途中まで飛び出します

          2

          2 個のイジェクタ ボタンを押します

             
        3. モジュールの両側の 2 個のイジェクタ ボタンを押します(上図の 2 を参照)。

          2 個のハンドルがモジュールの前面から途中まで飛び出します。

        4. 2 個のハンドルをモジュールの前面から離れるように完全に回し、それを引いてモジュールをスロットの途中まで移動します。
        5. 片方の手をモジュールの下に置いてその重量を支え、他方の手でモジュールの前面をつかみ、モジュールをスロットから完全に引き抜いて、モジュールを静電気防止用シートの上に設置します。
          注意       

          取り外した I/O モジュールの電気回路に手を触れないでください。 モジュールがシャーシ内部にない場合は、カバーされた面(モジュール前面および底面)のみを使って取り扱い、常に静電気防止用シートの上にモジュールを設置します。

        ステップ 2   次の手順に従って、新しい I/O モジュールを空きスロットに取り付けます。
        1. 新しい I/O モジュールを開梱し、静電気防止用シートに(モジュールの上から電気部品を確認できるように)右側を上にして設置し、モジュールが損傷していないこと確認します。

          損傷しているものがある場合は、カスタマー サービス担当者にすぐに連絡してください。

        2. 2 個のイジェクト ボタン(モジュール前面の両側に 1 つずつあります)を押して、モジュールの前面から離れるようにハンドルを回します。
        3. 電子回路に手を触れないようにして、片手で I/O モジュールの前面をつかみ、もう片方の手でモジュールの下からモジュールの重量を支え、スロットにモジュールを持ち上げます。
        4. モジュールの背面をスロット内のガイドに合わせ、モジュールの前面を押し込んで、スロットにモジュールを完全に差し込みます。

          スロットにモジュールを完全に押し込むと、スロット内のコネクタに装着され、ハンドルがモジュールの前面の方向に途中まで移動します。 モジュールの前面がスロットから 1/4 インチ(0.6 cm)となっている必要があります。

        5. 2 個のハンドルのそれぞれを、カチッと音がするまでモジュールの前面に同時に回します。

          ハンドルをモジュールの前面に向かって回すと、モジュールが完全にスロット内に移動します。

        6. モジュールの前面が設置済みの別の I/O モジュールの前面と均等になっていることを確認します。 そうでない場合は、両方のイジェクト ボタンを押し、ハンドルを引いてモジュールを少し移動させ、ステップ 2d および 2e を繰り返してモジュールをスロットに再装着してください。
        7. 2 個の非脱落型ネジ(モジュールの両側に 1 つずつあります)を締めて、モジュールをシャーシに固定します。 8 インチポンド(0.9 N·m)のトルクでネジを締めます。

          モジュールのステータス LED がグリーンに点灯します。 そうでない場合、LED の状態の詳細について、I/​O モジュールの LEDを参照してください。

        8. ネットワーク ケーブルを I/O ポートに接続す。

          各ポートの LED がグリーンに点灯するはずです。 そうでない場合、LED の状態の詳細について、I/​O モジュールの LEDを参照してください。


        ファン トレイの交換


        (注)  


        このスイッチは、交換するファン トレイが取り付けられていない状態でも最大 2 分間動作できます。


        はじめる前に
        • 次の内容を含む静電気防止手順に従ってください。

          • アースされたシャーシ外の電子モジュールを扱うときは、必ず ESD リストバンド(またはその他の個人用アース デバイス)を着用する必要があります。

          • 電子モジュールを運搬するときは、カバーされた端部またはハンドルのみ使用する必要があります。 電子部品に手を触れないでください。

          • モジュールをアースされたシャーシ外で扱うときは、必ず静電気防止用シートの上、または静電気防止用袋に入れて平らに置きます。 モジュールを何かにもたれさせたり、モジュールの上に他の何かを置いたり、モジュールに何かをもたれさせたりしてはなりません。

        • シャーシがアースされていることを確認します(スイッチ シャーシのアースを参照)。

        • 次の工具と部品があることを確認します。

          • 静電気防止用リスト ストラップ(またはその他の個人用アース デバイス)

          • No.1 プラス トルク ドライバ

            手動式トルク ドライバを推奨します。 作業するネジの推奨トルク設定値を超えないようにしてください。

          • 交換用ファン トレイ

            • N77-C7702-FAN=


          ステップ 1   次のようにファン トレイを取り外します。
          1. プラスのトルク ドライバを使用して、ファン トレイ上の 4 つの非脱落型ネジを緩めてシャーシから外します。
          2. 両手を使用してファン トレイ ハンドルの両方を持ちます。
          3. ファン トレイを静電気防止用シートの上に置くか、静電気防止袋に収納します。
            注意       

            背面の電気コネクタに手を触れたり、背面のコネクタを何かの上に置いたりしないでください。ファン トレイは、コネクタを保護するためにカバーされた側を常に下にして置いてください。

          ステップ 2   新規ファン トレイを空きスロットに次のように取り付けます。
          1. 新しいファン トレイを開梱し、損傷していないこと確認します。

            損傷または欠落しているものがある場合は、カスタマー サービス担当者にすぐに連絡してください。

          2. 両手で両方のファン トレイのハンドルを持ち、空きファン トレイ スロットにファン トレイの背面を合わせます。

            左側にあるガイド ピンと右側にあるガイド ピンがファン トレイ スロットの左側と右側にある穴に揃っている必要があります。

            図 5. ファン トレイの取り付け



            1

            両手で両方のハンドルを持ちます。 ファン トレイの左側と右側のガイドピンをシャーシのガイド穴に合わせ、スロットにファン トレイを押し込みます。

          3. ファン トレイをシャーシに固定する 2 本の非脱落型ネジを取り付けて、8 インチポンド(0.9 N·m)で締めます。

          スイッチ シャーシへの電源モジュールの取り付けまたは交換

          次のタイプの電源モジュールを最大 2 台まで搭載できます。

          • 3 kW AC 電源モジュール(N77-AC-3KW)

          • 3 kW DC 電源モジュール(N77-DC-3KW)

          電源モジュールのスロットを空のままにする場合は、設計どおりの通気を確保するために、そのスロットにブランク フィラー プレート( N77-3KPS-BLANK-H=)を取り付ける必要があります。

          AC 電源モジュールと DC 電源モジュールをスイッチに取り付ける手順は同じですが、アースに接続する手順は異なります。 AC 電源モジュールの場合、電源モジュールと電源を電源コードに接続すると、自動的にアースに接続されます。 3 kW DC 電源モジュールの場合、電源モジュールは直接アースに接続しません。

          はじめる前に
          • スイッチ シャーシは、データセンターに固定されたキャビネットまたはラックに設置する必要があります。

          次の工具と機器を別途用意する必要があります。

          • トルク機能付きの No.1 プラス ドライバまたはラチェット レンチ用のナット ドライバ アタッチメント(DC 電源モジュールのみに使用)

          • 圧着工具

          • アース線:このアース線を地域および各国の設置要件を満たすようにサイズ調整します。 米国で設置する場合は、6 AWG 銅線を使用する必要があります。 米国以外で設置する場合は、地域および国の電気規格を参照してください。 アース線の長さは、スイッチとアース設備の間の距離によって決まります。


            ステップ 1   別の電源モジュール用の電源モジュール スロットを開く必要がある場合は、次の手順を実行します。
            (注)     

            ブランク フィラー プレートを取り外す必要がある場合は、非脱落型ネジを緩めてシャーシから引き出します。 ステップ 2 に進みます。

            1. 次の手順に従って、取り外す電源モジュールの電源をオフにします。
              1. 電源モジュール前面の電源スイッチがスタンバイに設定されていることを確認します( 0 と表示されます)。 Output LED が消灯します。

              2. Output LED が消灯していることを確認します。 LED が点灯している場合は、ステップ 1 に戻ります。

              3. DC 電源モジュールを取り外したら、その回路の電源をオフにして、電源が電源モジュールでオフになっていることを確認し、Input LED が消灯していることを確認します。

            2. 電源モジュールを取り外したら、次の手順に従って電源およびアース ケーブルを外します。
              • 3 kW AC 電源モジュールの場合、電源モジュールと電源に接続されている電源コードを引き抜きます。

              • 3 kW DC 電源モジュールの場合、端子ボックスを開き、プラス ドライバを使用して端末から電源コードを取り外します。 端子ボックスのカバーを元に戻します。 電源から電源ケーブルを取り外します。

            3. 次の手順に従って、電源モジュールまたはブランク フィラー プレートを電源スロットから取り外します。
              (注)     

              ブランク フィラー プレートを取り外すには、非脱落型ネジを緩め、ハンドルを引いてスロットからプレートを取り外します。 ステップに進みます。

              • 3 kW 電源モジュールの場合、イジェクタ ラッチを左側に押し、ハンドルを使ってスロットから電源モジュールを途中まで引き出し、片方の手をモジュールの下に置いてその重量を支えてスロットから完全に引き出します。

            ステップ 2   次の手順に従って、新しい電源モジュールを空きスロットに取り付けます。
            1. 新しい電源モジュールの前面の電源スイッチがスタンバイに設定されていることを確認します(0 と表示されます)。
            2. 電源装置のハンドルを片手で持ち、もう片方の手で電源装置の重量を下から支えながら、空いている電源装置ベイに電源装置の後端を合わせます。
            3. 次のいずれかの状況になるまで、ユニットを電源モジュール ベイに完全に押し込みます。
              • 3 kW 電源装置の場合、電源装置の前面にあるリリース ラッチをカチッと音がするまで押して、電源モジュールがシャーシ内外に移動しないようにします。 この操作により、このシャーシへの電源モジュールの取り付けは完了です。


            次の作業

            • AC 電源モジュールの場合、AC 電源に接続する必要があります(「Connecting an AC Power Supply to AC Power Sources」トピックを参照)。 電源モジュールは、電源コードを通じて自動的にアースされます。

            • 3 kW DC 電源モジュールの場合、DC 電源に接続する必要があります(「Connecting a DC Power Supply to DC Power Sources」トピックを参照)。

            AC 電源への 3 kW AC 電源モジュールの接続

            1 本の電源コードを使用して、3 kW 電源モジュールを AC 電源に接続し、電源モジュールを適切にアースします。 スイッチに使用する電源モードに応じて、すべての電源モジュールを 1 つの AC 電源に接続するか、電源モジュールの半分を 1 つの AC 電源に接続し、残りの半分を別の AC 電源に接続します。

            • 複合電源モード(電源冗長性なし)の場合、スイッチのすべての動作に電力を供給するのに十分な電源モジュールを設置し、すべての電源モジュールを同じ AC 電源に接続する必要があります。 シャーシの空いている電源モジュール スロットに電源モジュールを設置できます。

            • 電源の冗長性モード(n +1 冗長性モード)の場合、スイッチのすべての動作に電力を供給するのに十分な電源モジュールを設置し、故障した電源モジュールに置き換えることができる 1 個の追加電源モジュールが必要です。 同じ AC 電源にすべての電源モジュールを接続します。 シャーシの空いている電源モジュール スロットに電源モジュールを設置できます。

            • 入力電源の冗長性(グリッドの冗長性)モードまたは完全な冗長性モードの場合、スイッチの動作に電力を供給するために必要な電源モジュールの数の 2 倍が必要になります。 電源モジュールの半分をアクティブな電源の 1 つの電源に接続し、残りの半分を冗長電源に接続します。 シャーシの左側にある電源モジュールを 1 つのグリッドに接続し、シャーシの右側の電源モジュールをもう一方のグリッドに接続してください。

            はじめる前に

            1 つまたは 2 つの電源に接続する前に、次のすべての項目を確認します。

            • 電源コードの範囲内に 1 つまたは 2 つの AC 電源コンセントがあること。 電源の数は、スイッチに使用される電源モードによって異なります。

              • 複合電源(電源冗長性なし):1 つの AC 電源

              • 電源モジュールの冗長構成(n +1 冗長性):1 つの AC 電源

              • 入力電源の冗長構成(電力グリッドの冗長性):2 つの AC 電源

              • 完全な冗長構成:2 つの AC 電源

            • AC 電源の定格は次のとおりです。

              • 北米での設置の場合:110V または 220V 回路による 20A。

              • 北米以外での設置の場合:地域および国内規格による回路のサイズ指定。

            • シャーシに電源モジュールに設置済みであること。

            • シャーシがアースに接続されていること。


              ステップ 1   電源装置前面のスイッチがスタンバイ(0 の位置)に設定されていることを確認します。
              ステップ 2   1 本の AC 電源コードを電源モジュールに接続し、電源コードのプラグの上にある固定クリップを引き下げます。
              ステップ 3   電源コードのもう一方の端を、データセンターに付属の AC 電源に接続します。
              (注)     

              複合電源モードまたは電源モジュールの冗長性モードを使用する場合は、同じ 20 A 回路に電源コードを接続します。 入力電源の冗長性モードまたは完全な冗長性モードを使用する場合は、電源コードの半分を 1 つの AC 電源に接続し、残りの半分を別の AC 電源に接続します。

              警告   

              装置を電気回路に接続するときに、配線が過負荷にならないように注意してください。

              警告   

              この製品は設置する建物に回路短絡(過電流)保護機構が備わっていることを前提に設計されています。 保護対象の装置は次の定格を超えないようにします。

              250V、20 A

              ステップ 4   電源モジュールのスイッチをスタンバイからオンに切り替えます(電源スイッチを 0 から 1 の位置に切り替えます)。
              ステップ 5   INPUT と OUTPUT の電源 LED が点灯し、FAULT LED が点灯も点滅もしていないことを確認し、電源モジュールが AC 電力を受電し、DC 電力を出力していることを確認します。 電源モジュールのすべての LED、および LED が示す状態については、表 D-5 を参照してください。
              (注)     

              初めて電源を入れたときは、それぞれの LED が数秒間オンになるので、LED の機能を確認できます。

              Fault LED が赤色に点滅している場合は、電源スイッチをスタンバイ(0 の位置)に切り替え、電源装置および AC 電源に AC 電力が接続されていることを確認した後、電源スイッチをオン(1 の位置)に戻します。 接続した電源装置の Input および Output の LED がグリーンに点灯し、Fault LED はオフになります。


              DC 電源モジュールと電源の接続

              次の手順に従って、取り付けられている各 DC 電源モジュールと DC 電源回路を接続します。


              (注)  


              複合電源モード(電源冗長性なし)または電源モジュール(n+1)電源モードを使用する場合は、すべての電源モジュールを同じ電源回路(グリッド)に接続します。


              はじめる前に
              • 電源モジュールはシャーシに取り付けられています。

              • 電源モジュールに接続される電源ケーブルの届く範囲に DC 電源があります。

              • 電源ケーブルを使用して各 DC 電源モジュールを DC 電源に接続できます。


                ステップ 1   電源スイッチをスタンバイ(電源スイッチの 0 の位置)に切り替えます。
                ステップ 2   接続している DC グリッド電源の回路ブレーカーで電源をオフにし、電源装置上のすべての LED が消灯していることを確認します。
                警告   

                次の手順を実行する前に、DC 回路に電気が流れていないことを確認してください。

                ステップ 3   電源装置と DC 電源グリッドの間の距離に合わせて電源ケーブルの長さを調整します。 ケーブルを切断する必要がある場合は、DC 電源グリッドに接続する側を切断し、被覆を切断部から 0.75 インチ(19 mm)はがし、DC 電源システムに接続します。 必ずマイナス側のケーブルをマイナス側の回線に接続し、プラス側のケーブルをプラス側の回路に接続してください。
                (注)     

                すべての電源接続において 2 色に分かれたケーブルを使用する場合、すべてのプラス側回路に同一色のケーブルを使用し、すべてのマイナス側回路にもう一方のカラーを使用します。

                (注)     

                DC 電源端子には、危険な電圧またはエネルギーが存在している可能性があります。 端子が使用されていない場合は必ずカバーを取り付けてください。 カバーを取り付けるときに絶縁されていない伝導体に触れないことを確認してください。

                ステップ 4   DC 電源モジュール前面の端子ボックスの保護カバーを留めている 3 本のネジを外し、カバーを取り外します(次の図を参照)。
                (注)     

                端子ボックスには、4 つの電源端子に対応する 4 つのスロットがあります(マイナス(-)、プラス(+)、プラス(+)、マイナス(-)の順に並んでいます)。 各端子には 2 つのナットがあり、これらを使用して電源ケーブルを端子に固定します。

                図 6. 3 kW DC 電源モジュールの端子ボックス用保護カバーの取り外し

                1

                防護カバーから 3 本のネジを取り外します。

                2

                カバーを取り外します。

                ステップ 5   次のように、4 つの端子スロットに 4 本のケーブル(2 本のプラス側ケーブルと 2 本のマイナス側ケーブル)を取り付けます。
                1. 4 つの端末スロットのそれぞれにある 2 つのナットを緩めます。
                2. 各電源ケーブル端部のそれぞれにラグを取り付け、圧着します。
                3. 各スロットの 2 つの端子に各ケーブル ラグを接続し、2 つのナットで固定し、40 インチ ポンド(4.5 N·m)まで締め付けます。
                  (注)     

                  すべての電源接続において 2 色に分かれたケーブルを使用する場合、すべてのプラス側回路に同一色のケーブルを使用し、すべてのマイナス側回路にもう一方のカラーを使用します。

                4. 保護カバーを端子ボックスに戻し、3 本のネジで固定します。
                ステップ 6   次のように、DC 電源モジュールから 4 本のケーブルを DC 電源に接続します。
                1. 各電源ケーブルの未接続端の被覆が端から 0.75 インチ(19 mm)の長さではがされていない場合は、ワイヤ ストリッパを使用して被覆をこの寸法だけはがします。
                2. マイナス側のケーブルを DC 電源のマイナス端子に接続し、プラス側の ケーブルを同じ電源のプラス端子に接続します。
                  (注)     

                  複合電源モードまたは電源装置の冗長モードを使用する場合は、シャーシ内のすべての電源装置を同じ電源に接続します。 入力電源の冗長モードまたは完全冗長モードを使用する場合は、それそれの DC 電源装置を別々の DC 電源に接続します。

                ステップ 7   電源装置に接続された回路の電源がオフになっている場合、回路ブレーカーで電源を入れます。 接続された各電源装置の Input 1(IN1)の LED および Input 2(IN2)の LED が点灯します。
                ステップ 8   電源スイッチを 1 に設定して電源モジュールの電源をオンにします。 LED が点滅し、Input LED のほかに、Output LED もオンになります。

                FAULT LED が点灯または点滅する場合、Cisco TAC に連絡してください。


                次の作業

                これでスイッチをネットワークに接続できます。