Cisco Nexus 7710 スイッチの設置場所の準備およびハードウェア設置ガイド
ネットワークへの接続
ネットワークへの接続

ネットワークへの接続

この章の内容は、次のとおりです。

ポート接続の注意事項

CPAK、Quad Small Form-Factor Pluggable Plus(QSFP+)、Small Form-Factor Pluggable Plus(SFP+)、および Small Form-Factor Pluggable(SFP)のトランシーバまたは を使用して、他のスイッチやファブリック エクステンダ(FEX)を含む他のネットワーク デバイスに I/O モジュールのポートを接続できます。 SFP+ トランシーバには、FEX と I/O モジュールを接続するためのファブリック エクステンダ トランシーバ(FET)が含まれます。

銅ケーブルによって使用されるトランシーバはすでにシャーシに組み込まれています。 光ファイバ ケーブルで使用するトランシーバは、ケーブルから切り離して提供されます。 光ファイバ ケーブルやトランシーバの破損を防止するため、トランシーバを I/O モジュールに取り付ける際にトランシーバを光ファイバ ケーブルから切り離しておくことを推奨します。 光ファイバ ケーブルのトランシーバを取り外す前に、トランシーバからケーブルを取り外します。

トランシーバと光ケーブルの有効性と耐用年数を最大化するには、次の手順に従ってください。

  • トランシーバを扱うときは、アース線に接続された静電気防止用リスト ストラップを着用してください。 通常、スイッチを設置するときはアースされており、リスト ストラップを接続できる静電気防止用のポートがあります。

  • トランシーバの取り外しおよび取り付けは、必要以上に行わないでください。 取り付けおよび取り外しを頻繁に行うと、耐用年数が短くなります。

  • 高精度の信号を維持し、コネクタの損傷を防ぐために、トランシーバおよび光ファイバ ケーブルを常に埃のない清潔な状態に保ってください。 減衰(光損失)は汚れによって増加します。減衰量は 0.35 dB 未満に保つ必要があります。

    • 埃によって光ファイバ ケーブルの先端が傷つかないように、取り付ける前にこれらの部品を清掃してください。

    • コネクタを定期的に清掃してください。必要な清掃の頻度は、設置環境によって異なります。 また、埃が付着したり、誤って手を触れた場合には、コネクタを清掃してください。 ウェット クリーニングとドライ クリーニングのいずれもが効果的です。設置場所の光ファイバ接続清掃手順を参照してください。

    • コネクタの端に触れないように注意してください。 端に触れると指紋が残り、その他の汚染の原因となることがあります。

  • 埃が付着していないこと、および損傷していないことを定期的に確認してください。 損傷している可能性がある場合には、清掃後に顕微鏡を使用してファイバの先端を調べ、損傷しているかどうかを確認してください。

スイッチへのコンソール接続

スイッチをネットワーク管理接続するか、スイッチをネットワークに接続する前に、コンソール端末でローカルの管理接続を確立して、スイッチの IP アドレスを設定する必要があります。 コンソールを使用し、次の機能を実行することもできます。それぞれの機能は、その接続を完了したあとで管理インターフェイスによって実行できます。

  • コマンドライン インターフェイス(CLI)を使用してスイッチを設定する。

  • ネットワークの統計データおよびエラーを監視する。

  • 簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP)エージェント パラメータを設定する。

  • ソフトウェア アップデートをダウンロードする。

スーパーバイザ モジュールの非同期シリアル ポートと非同期伝送に対応したコンソール デバイス間で、このローカル管理接続を行います。 通常、コンピュータ端末をコンソール デバイスとして使用できます。 スーパーバイザ モジュールでは、次の非同期シリアル ポートのうちいずれかを使用します。

  • CONSOLE シリアル ポート

    このポートは、コンソールへの直接接続に使用します。


(注)  


コンソール ポートをコンピュータ端末に接続する前に、コンピュータ端末で VT100 端末エミュレーションがサポートされていることを確認してください。 端末エミュレーション ソフトウェアにより、セットアップ中および設定中にスイッチとコンピュータ間の通信が可能になります。


はじめる前に
  • スイッチは完全にラックに装着され、電源に接続され、アースされている必要があります。

  • コンソール、管理、およびネットワーク接続に必要なケーブルが利用可能である必要があります。

    • RJ-45 ロール オーバー ケーブルおよび DB9F/RJ-45 アダプタはスイッチ アクセサリ キットに含まれています。

    • ネットワーク ケーブルは、設置したスイッチの場所にすでにルートしてあります。


    ステップ 1   次のデフォルトのポート特性と一致するように、コンソール デバイスを設定します。
    • 9600 ボー

    • 8 データ ビット

    • 1 ストップ ビット

    • パリティなし

    ステップ 2   CONSOLE シリアル ポートに RJ-45 ロールオーバー ケーブルを接続します。

    このケーブルはアクセサリ キットに含まれています。

    ステップ 3   ケーブル管理システムの中央のスロットに RJ-45 ロールオーバー ケーブルを通してから、コンソールかモデムまで送ります。
    ステップ 4   コンソールまたはモデムに RJ-45 ロールオーバー ケーブルの反対側を接続します。

    コンソールまたはモデムで RJ-45 接続を使用できない場合は、スイッチのアクセサリ キットに含まれている DB-9F/RJ-45F PC 端末アダプタを使用します。 また、RJ-45/DSUB F/F または RJ-45/DSUB R/P アダプタを使用します。ただし、これらのアダプタを用意する必要があります。


    次の作業

    スイッチの初期設定を作成する準備が整いました(初期スイッチ設定の作成を参照)。

    管理インターフェイスの接続

    スーパーバイザ管理ポート(MGMT ETH)によって帯域外管理が提供されるので、コマンドライン インターフェイス(CLI)または Cisco Data Center Network Manager(DCNM)インターフェイスを使用して、IP アドレスでスイッチを管理できます。 このポートでは、RJ-45 インターフェイスで 10/100/1000 イーサネット接続が使用されます。


    (注)  


    デュアル スーパーバイザ スイッチでは、両方のスーパーバイザ モジュールの管理インターフェイスをネットワークに接続することで(つまり、スーパーバイザ モジュールごとにこのタスクを実行できます)、アクティブなスーパーバイザ モジュールが常にネットワークに接続されていることを確認できます。 このようにすることで、どのスーパーバイザ モジュールがアクティブであっても、ネットワークから実行され、アクセス可能な管理インターフェイスをスイッチで自動的に使用できるようになります。



    注意    


    IP アドレスの重複を防ぐために、初期設定が完了するまでは、MGMT 10/100/1000 イーサネット ポートを接続しないでください。 詳細については、初期スイッチ設定の作成を参照してください。


    はじめる前に

    初期スイッチ設定を完了しておく必要があります(初期スイッチ設定の作成を参照)。


      ステップ 1   モジュラ型 RJ-45 UTP ケーブルをスーパーバイザ モジュールの MGMT ETH ポートに接続します。
      ステップ 2   ケーブル管理システムの中央スロットにケーブルを通します。
      ステップ 3   ケーブルの反対側をネットワーク デバイスの 10/100/1000 イーサネット ポートに接続します。

      次の作業

      各 I/O モジュールのインターフェイス ポートをネットワークに接続することができます。

      初期スイッチ設定の作成

      スイッチ管理インターフェイスに IP アドレスを割り当て、スイッチをネットワークに接続できるようにします。

      最初にスイッチの電源を入れるとブートが始まり、スイッチを設定するための一連の質問が表示されます。 スイッチをネットワークに接続できるようにするために、ユーザが指定する必要がある IP アドレス以外の各設定にはデフォルトを使用できるようになっています。 『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS Fundamentals Configuration Guide』で説明したとおり、他の設定は後で実行できます。


      (注)  


      ネットワーク内のデバイス間でスイッチを識別するために必要な、一意の名前も知っておいてください。


      はじめる前に
      • コンソール デバイスをスイッチに接続する必要があります。

      • スイッチを電源に接続する必要があります。

      • 次のインターフェイスに必要な IP アドレスとネットマスクを設定します。

        • 管理(Mgmt0)インターフェイス


        ステップ 1   スイッチ シャーシに取り付けた各電源モジュールで、電源スイッチをスタンバイ(0)からオン(1)に切り替えてスイッチの電源を入れます。

        電源モジュール ユニットがスイッチに電力を送信すると、各電源モジュールの Input LED と Output LED がグリーンに点灯し、スイッチで使用するパスワードを指定するように求められます。

        ステップ 2   このスイッチに使用する新しいパスワードを入力します。

        パスワードのセキュリティ強度が確認され、強力なパスワードであると見なされない場合、そのパスワードは拒否されます。 パスワードのセキュリティ強度を上げるには、次のガイドラインにパスワードが従っていることを確認します。

        • 最低 8 文字

        • 連続した文字(「abcd」など)の使用を最低限にするか使用しない

        • 文字の繰り返し(「aaabbb」など)を最低限にするか使用しない

        • 辞書で確認できる単語が含まれない

        • 正しい名前を含んでいない

        • 大文字および小文字の両方が含まれている

        • 数字と文字が含まれる

        強力なパスワードの例を次に示します。

        • If2CoM18

        • 2004AsdfLkj30

        • Cb1955S21

        (注)     

        平文のパスワードには、特殊文字のドル記号($)を含めることはできません。

        ヒント   

        パスワードが弱い場合(短くて解読しやすいパスワードである場合)、そのパスワード設定は拒否されます。 この手順で説明したように、強力なパスワードを設定してください。 パスワードは大文字と小文字が区別されます。

        強力なパスワードを入力すると、パスワードを確認するように求められます。

        ステップ 3   同じパスワードを再入力します。

        同じパスワードを入力すると、パスワードが承認され、設定に関する一連の質問が開始されます。

        ステップ 4   IP アドレスを要求されるまで、質問ごとにデフォルト設定を入力できます。

        Mgmt0 IPv4 アドレスを要求されるまで、質問ごとにこの手順を繰り返します。

        ステップ 5   管理インターフェイスの IP アドレスを入力します。

        Mgmt0 IPv4 ネットマスクの入力を求められます。

        ステップ 6   管理インターフェイスのネットワーク マスクを入力します。

        設定を編集する必要があるかどうかを尋ねられます。

        ステップ 7   設定を変更しない場合は、no と入力します。

        設定を保存する必要があるかどうかを尋ねられます。

        ステップ 8   設定を保存する場合は、yes と入力します。

        次の作業

        これで、スイッチのスーパーバイザ モジュールごとに管理インターフェイスを設定できるようになりました。

        インターフェイス ポートのネットワークへの接続

        I/O モジュール上の光インターフェイス ポートをネットワーク接続のその他のデバイスと接続できます。

        トランシーバへの光ファイバ ケーブルの接続

        光ファイバ ケーブルの損傷を防ぐために、ケーブルに公称制限値を超える張力をかけないでください。また、ケーブルに張力がかかっていない場合でも、ケーブルを半径 1 インチ(2.54 cm)未満に曲げないでください。ケーブルに張力がかかっている場合は、半径 2 インチ(5.08 cm)未満に曲げないでください。

        ケーブルやトランシーバの破損を防止するため、トランシーバへのケーブルの取り付けは、トランシーバをポートに設置してから行ってください。


          ステップ 1   静電気防止用リスト ストラップを着用して、使用法に従います。
          ステップ 2   ケーブルのポート コネクタからダスト カバーを外します。
          ステップ 3   トランシーバのケーブル側のダスト カバーを外します。
          ステップ 4   ケーブル コネクタをトランシーバに合わせ、しっかりはまるまでコネクタをトランシーバに差し込みます(SFP または SFP+ トランシーバについては、次の図を参照してください)。
          図 1. トランシーバへの LC 光ケーブル プラグの接続

          ケーブルが取り付けにくい場合、ケーブルの向きを確認してください。


          ネットワークからの光ポートの接続解除

          光ファイバ トランシーバを取り外す場合は、まずトランシーバから光ファイバ ケーブルを取り外し、その後でポートからトランシーバを取り外します。

          トランシーバおよび光ケーブルのメンテナンス

          高精度の信号を維持し、コネクタの損傷を防ぐためには、トランシーバおよび光ファイバ ケーブルを常に埃のない清潔な状態に保つ必要があります。 減衰(光損失)は汚れによって増加します。減衰量は 0.35 dB 未満でなければなりません。

          メンテナンスの際には、次の注意事項に従ってください。

          • トランシーバは静電気に敏感です。 静電破壊を防止するために、アースしたシャーシに接続している静電気防止用リスト ストラップを着用してください。

          • トランシーバの取り外しおよび取り付けは、必要以上に行わないでください。 取り付けおよび取り外しを頻繁に行うと、耐用年数が短くなります。

          • 未使用の光接続端子には、必ずカバーを取り付けてください。 埃によって光ファイバ ケーブルの先端が傷つかないように、使用前に清掃してください。

          • コネクタの端に触れないように注意してください。 端に触れると指紋が残り、その他の汚染の原因となることがあります。

          • コネクタを定期的に清掃してください。必要な清掃の頻度は、設置環境によって異なります。 また、埃が付着したり、誤って手を触れた場合には、コネクタを清掃してください。 ウェット クリーニングとドライ クリーニングのいずれもが効果的です。設置場所の光ファイバ接続清掃手順を参照してください。

          • 埃が付着していないこと、および損傷していないことを定期的に確認してください。 損傷している可能性がある場合には、清掃後に顕微鏡を使用してファイバの先端を調べ、損傷しているかどうかを確認してください。