Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS ユニキャスト ルーティング コマンド リファレンス リリース 5.x
W コマンド
W コマンド
発行日;2012/01/11 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 4MB) | フィードバック

目次

W コマンド

weighting

weighting track

wide-metric-only

W コマンド

この章では、W で始まる Cisco NX-OS ユニキャスト ルーティング コマンドについて説明します。

weighting

Gateway Load Balancing Protocol(GLBP)ゲートウェイの初期重み値を指定するには、 weighting コマンドを使用します。デフォルト値に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

weighting maximum [ lower lower ] [ upper upper ]

no weighting maximum [ lower lower ] [ upper upper ]

 
シンタックスの説明

maximum

最大重み値。範囲は 1 ~ 254 です。デフォルト値は 100 です。

lower lower

(任意)下限重み値を指定します。範囲は 1 ~指定された最大重み値の間です。デフォルト値は 1 です。

upper upper

(任意)上限重み値を指定します。範囲は下限重み値から最大重み値までの間です。デフォルト値は指定された最大重み値です。

 
デフォルト

デフォルトのゲートウェイ重み値は 100 で、デフォルトの下限重み値は 1 です。

 
コマンド モード

GLBP コンフィギュレーション

サポートされるユーザ ロール

ネットワーク管理者
VDC 管理者

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

4.0(1)

このコマンドが追加されました。

 
使用上のガイドライン

仮想ゲートウェイの重み値は、ゲートウェイの転送能力の指標です。ルータ上の追跡対象インターフェイスに障害が発生し、そのルータの重み値が最大値から下限しきい値を下回るまで減ると、ゲートウェイは仮想フォワーダとしての役割を放棄します。ゲートウェイの重み値が上限しきい値を上回るまで増えると、ゲートウェイは仮想フォワーダのアクティブな役割を再開できます。

インターフェイスを追跡するには、 glbp weighting track コマンドおよび track コマンドを使用します。インターフェイスがダウンすると、GLBP はそのゲートウェイの重みを指定された値だけ減らします。

このコマンドにはライセンスは必要ありません。

次に、GLBP グループ 10 のゲートウェイの重みを設定する例を示します。

switch(config)# interface ethernet 1/1
switch(config-if)# glbp 10
switch(config-glbp)# weighting 110 lower 95 upper 105

 
関連コマンド

コマンド
説明

glbp

GLBP コンフィギュレーション モードに入って、GLBP グループを作成します。

glbp weighting track

GLBP ゲートウェイの重みに影響する追跡対象オブジェクトを指定します。

track

追跡対象インターフェイスを設定します。

weighting track

追跡対象オブジェクトのアベイラビリティに基づいて Gateway Load Balancing Protocol(GLBP)の重みが増減するように追跡対象オブジェクトを指定するには、 weighting track コマンドを指定します。トラッキングを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

weighting track object-number [ decrement value ]

no weighting track object-number [ decrement value ]

 
シンタックスの説明

object-number

追跡対象オブジェクトを表すオブジェクト番号を指定します。追跡対象オブジェクトを設定するには、 track コマンドを使用します。範囲は 1 ~ 500 です。

decrement value

(任意)インターフェイスがダウン(または復旧)したときにルータの GLBP の重みを減らす(または増やす)量を指定します。範囲は 1 ~ 255 です。デフォルトは 10 です。

 
デフォルト

デフォルトの減少値は 10 です。

 
コマンド モード

GLBP コンフィギュレーション

サポートされるユーザ ロール

ネットワーク管理者
VDC 管理者

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

4.0(1)

このコマンドが追加されました。

 
使用上のガイドライン

weighting track コマンドを使用して、GLBP ゲートウェイの重みとゲートウェイ インターフェイスのアベイラビリティを関連付けます。このコマンドは、GLBP 用に設定されていないインターフェイスを追跡するのに有効です。たとえば、ゲートウェイと IP ネットワークを接続しているインターフェイスをトラッキングできます。

追跡対象インターフェイスがダウンすると、GLBP ゲートウェイの重みは設定された減分値だけ減ります。GLBP グループごとに個別に一連のインターフェイスを追跡できます。

追跡対象インターフェイスが復旧すると、GLBP は重みを同量だけ増やします。

複数の追跡対象インターフェイスがダウンすると、それぞれに設定されている重みの減分値が累計されます。

追跡したいインターフェイスを設定するには、それぞれに track コマンドを使用します。

このコマンドにはライセンスは必要ありません。

この例では、イーサネット インターフェイス 1/1 で、番号の 1 と 2 で表される 2 つのインターフェイスを追跡することを示します。インターフェイス 1 がダウンすると、GLBP ゲートウェイ重み付けがデフォルト値の 10 だけ減算されます。インターフェイス 2 がダウンすると、GLBP ゲートウェイ重み付けが 5 だけ減算されます。

switch(config)# interface fastethernet 0/0
switch(config-if)# glbp 10
switch(config-glbp)# weighting track 1
switch(config-glbp)# weighting track 2 decrement 5

 
関連コマンド

コマンド
説明

glbp

GLBP コンフィギュレーション モードに入って、GLBP グループを作成します。

weighting

GLBP ゲートウェイの初期重み値を指定します。

track

追跡対象インターフェイスを設定します。

wide-metric-only

ワイド メトリック リンクのみをアドバタイズするには、 wide-metric-only コンフィギュレーション モード コマンドを使用します。制限を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

wide-metric-only

no wide-metric-only

 
シンタックスの説明

このコマンドには、引数またはキーワードはありません。

 
コマンドのデフォルト

なし

 
コマンド モード

ルータ コンフィギュレーション
VRF コンフィギュレーション

サポートされるユーザ ロール

ネットワーク管理者
VDC 管理者

 
コマンドの履歴

リリース
変更内容

4.0(1)

このコマンドが追加されました。

 
使用上のガイドライン

メトリック値はリンクに割り当てられ、リンクと宛先ポイントの間のパス コストの計算に使用されます。メトリックの形式は次のとおりです。

ワイド メトリック:1 ~ 16777214 のメトリック値の範囲

ナロー メトリック:1 ~ 63 のメトリック値の範囲

wide-metric-only コマンドは、ワイド メトリック値が割り当てられているリンクのみをアドバタイズします。

次に、ワイド メトリック リンクのみをアドバタイズする例を示します。

switch(config)# router isis 100
switch(config-router)# vrf management
switch(config-router-vrf)# wide-metric-only
 

次に、ワイド メトリック リンクのみの制限を削除する例を示します。

switch(config)# router isis 100
switch(config-router)# vrf management
switch(config-router-vrf)# no wide-metric-only

 
関連コマンド

コマンド
説明

exit

現在のコンフィギュレーション モードを終了します。

feature isis

ルータ上の IS-IS をイネーブルにします。

no

コマンドを無効にするか、またはデフォルト設定にします。

router isis

IS-IS をイネーブルにします。

vrf

VPN Routing and Forwarding instance(VRF)を作成するか、または VRF コンフィギュレーション モードに入ります。