Cisco NX-OS System Management コマンド レファレンス Release 4.0
E コマンド
E コマンド
発行日;2012/02/07 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 2MB) | フィードバック

目次

E コマンド

ethanalyzer local interface

ethanalyzer local read

event cli

event counter

event fanabsent

event fanbad

event gold

event manager applet

event manager clear counter

event manager clear history events

event manager environment

event manager policy

event manager run

event module-failure

event oir

event policy-default

event snmp

event storm-control

event temperature

event track

E コマンド

この章では、コマンド名が E で始まる Cisco NX-OS システム管理コマンドについて説明します。

ethanalyzer local interface

スーパーバイザまたは管理インターフェイスからの(への)パケットを取り込むには、 ethanalyzer local interface コマンドを使用します。パケットのキャプチャを停止するには、このコマンドの no 形式を使用します。

ethanalyzer local interface { inband | mgmt } [[ capture-filter capt-expression ] [ display-filter disp-expression ] [ limit-captured-frames limit ] [ limit-frame-size bytes ] [ write location ]] [ brief ]

no ethanalyzer local interface { inband | mgmt }[[ display-filter disp-expression ] [ capture-filter capt-expression ] [ limit-captured-frames limit ] [ limit-frame-size bytes ] [ write location ]] [ brief ]

 
シンタックスの説明

inband

スーパーバイザ モジュールとインターフェイス モジュール間でやり取りされるパケットをキャプチャします。

mgmt

mgmt0 ポートへの(からの)パケットをキャプチャします。

capture-filter capt-expression

(任意)式に基づいて出力の表示をフィルタリングします。式は引用符で囲まれたストリングです。

display-filter disp-expression

(任意)式に基づいて出力の表示をフィルタリングします。式は引用符で囲まれたストリングです。

limit-captured-frames limit

(任意)キャプチャする最大フレームワーク数を設定します。範囲は 0 ~ 2147483647 で、デフォルトは 100 です。

limit-frame-size bytes

(任意)フレームから設定したバイト数をキャプチャします。範囲は 64 ~ 65535 です。

write location

(任意)キャプチャした情報を設定した場所に保存します。保存場所は、64 文字以内の英数字のストリング(大文字と小文字を区別)で指定します。

brief

(任意)キャプチャしたパケットのプロトコル サマリーを表示します。

 
コマンドのデフォルト設定

パケットをキャプチャしません。

 
コマンド モード

Any

サポートされるユーザ ロール

ネットワーク管理者
VDC 管理者

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

4.0(1)

このコマンドが導入されました。

 
使用上のガイドライン

Cisco Ethanalyzer は Wireshark オープン ソース コードに基づいています。

このコマンドにライセンスは不要です。

次に、mgmt 0 ポート上のすべてのパケットをキャプチャする設定例を示します。

switch# ethanalyzer local interface mgmt
#

 
関連コマンド

コマンド
説明

ethanalyzer local read

キャプチャしたパケット データを Ethanalyzer キャプチャから読み取ります。

ethanalyzer local read

Ethanalyzer によってキャプチャされたパケットを読み取るには、 ethanalyzer local read コマンドを使用します。キャプチャしたパケットの読み取りを停止するには、このコマンドの no 形式を使用します。

ethanalyzer local read location

no ethanalyzer local read location

 
シンタックスの説明

location

キャプチャしたパケットが読み出される場所。64 文字以内の英数字のストリング(大文字と小文字を区別)で指定します。

 
コマンドのデフォルト設定

なし

 
コマンド モード

Any

サポートされるユーザ ロール

ネットワーク管理者
VDC 管理者

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

4.0(1)

このコマンドが導入されました。

 
使用上のガイドライン

Cisco Ethanalyzer は Wireshark オープン ソース コードに基づいています。

このコマンドにライセンスは不要です。

次に、mgmt 0 ポート上のすべてのパケットをキャプチャする設定例を示します。

switch# ethanalyzer local read bootflash:test-mgmt0
#

 
関連コマンド

コマンド
説明

ethanalyzer local interface

スーパーバイザまたは mgmt0 ポートへの(からの)パケットをキャプチャします。

event cli

Cisco NX-OS Command Line Interface(CLI; コマンドライン インターフェイス)コマンドとのパターンマッチによって起動される Embedded Event Manager(EEM; 組み込み型イベント マネージャ)アプレットのイベント条件を指定するには、 event cli コマンドを使用します。

CLI コマンドのイベント条件を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

event cli match regex [count countnum ] [time interval ]

no event cli match regex [count countnum ] [time interval ]

 
シンタックスの説明

match regex

CLI コマンドとのパターン マッチに使用する正規表現( regex )を指定します。CLI コマンドの構文解析に成功するとパターンマッチが行われます。パターンマッチでは、完全に展開された CLI コマンド ストリングと比較します。正規表現に空白が含まれる場合は二重引用符で囲みます。

count countnum

(任意)EEM イベントがトリガーされるために必要なマッチ回数を指定します。マッチ回数を省略すると、最初のマッチで EEM イベントがトリガーされます。 countnum 引数は 1 以上の整数でなければなりません。

time interval

(任意)1 回以上のマッチを行う必要がある場合の実行間隔を指定します。このキーワードを省略すると、実行間隔はチェックされません。

interval 引数は、0 ~ 4294967295 の整数(秒数)です。

 
デフォルト

なし

 
コマンド モード

Embedded Event Manager

サポートされるユーザ ロール

スーパーユーザ
VDC 管理者
VDC ユーザ

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

4.0(1)

このコマンドが導入されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドにライセンスは不要です。

次に、EEM アプレットによるマッチの対象となる CLI コマンドを指定する例を示します。

switch# configure terminal
switch(config)# event manager applet eventcli-applet
switch(config-applet)# event cli match "write memory.*" time 13
switch(config-applet)#
 

event counter

名前付きカウンタがしきい値を超えた場合に起動される Embedded Event Manager(EEM; 組み込み型イベント マネージャ)アプレットのイベント条件を指定するには、 event counter コマンドを使用します。

カウンタ イベント条件を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

event counter name name entry-val value entry-op {gt | ge | eq | ne | lt | le} [exit-val value exit-op {gt | ge | eq | ne | lt | le}]

no event counter name name

 
シンタックスの説明

name name

監視するカウンタの名前を指定します。 name 識別子には任意のストリングを指定できます。

entry-val value

カウンタ イベントを発生させるかどうかを決定するために、現在のカウンタ値と比較する値を指定します。 value は -2147483648 ~ 2147483647(境界値も含む)の数値です。

entry-op op

現在のカウンタ値を入口値と比較する際に使用する演算子を指定します。

gt -- より大きい

ge -- 以上

eq -- 等しい

ne -- 等しくない

lt -- より小さい

le -- 以下

マッチが見つかると、イベントがトリガーされ、終了条件が満たされるまでイベント監視がディセーブルになります。

exit-val value

(任意)終了条件が満たされているかどうかを決定するために、現在のカウンタ値と比較する値を指定します。 value は -2147483648 ~ 2147483647(境界値も含む)の数値です。

exit-op op

(任意)現在のカウンタ値を出口値と比較する際に使用する演算子を指定します。

gt -- より大きい

ge -- 以上

eq -- 等しい

ne -- 等しくない

lt -- より小さい

le -- 以下

マッチが見つかるとイベントが起動され、イベント監視が再イネーブルされます。

 
デフォルト

なし

 
コマンド モード

Embedded Event Manager

サポートされるユーザ ロール

スーパーユーザ
VDC 管理者
VDC ユーザ

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

4.0(1)

このコマンドが導入されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドにライセンスは不要です。

次に、定義済みの critical_errors カウンタが入口値を超えると起動される EEM アプレットのイベント条件を指定する例を示します。

switch# configure terminal
switch(config)# event manager applet eventcntr-applet
switch(config-applet)# event counter name critical_errors entry-val 3 entry-op gt
switch(config-applet)#
 

event fanabsent

ファン欠損イベントに基づいて起動される Embedded Event Manager(EEM; 組み込み型イベント マネージャ)アプレットのイベント条件を指定するには、 event fanabsent コマンドを使用します。

ファン欠損イベント条件を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

event fanabsent [fan number ] time interval

no event fanabsent [fan number ] time interval

 
シンタックスの説明

fan number

(任意)ファン欠損イベントの監視対象となるファン番号を指定します。 number の範囲は 1 ~ 4 です。

time interval

ファンが欠損したまま放置できる時間間隔(秒)を指定します。 interval の範囲は 0 ~ 4294967295 秒です。

 
デフォルト

なし

 
コマンド モード

Embedded Event Manager

サポートされるユーザ ロール

スーパーユーザ
VDC 管理者
VDC ユーザ

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

4.0(1)

このコマンドが導入されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドにライセンスは不要です。

次に、ファン欠損イベントが発生したときに EEM アプレットが起動されるように指定する例を示します。

switch# configure terminal
switch(config)# event manager applet absent-applet
switch(config-applet)# event fanabsent time 42
switch(config-applet)#
 

event fanbad

ファン不良イベントに基づいて起動される Embedded Event Manager(EEM; 組み込み型イベント マネージャ)アプレットのイベント条件を指定するには、 event fanbad コマンドを使用します。

ファン不良イベント条件を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

event fanbad [fan number ] time interval

no event fanbad [fan number ] time interval

 
シンタックスの説明

fan number

(任意)ファン不良イベントの監視対象となるファン番号を指定します。 number の範囲は 1 ~ 4 です。

time interval

ファンが不良のまま放置できる時間間隔(秒)を指定します。 interval の範囲は 0 ~ 4294967295 秒です。

 
デフォルト

なし

 
コマンド モード

Embedded Event Manager

サポートされるユーザ ロール

スーパーユーザ
VDC 管理者
VDC ユーザ

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

4.0(1)

このコマンドが導入されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドにライセンスは不要です。

次に、ファン不良イベントが発生したときに EEM アプレットが起動されるように指定する例を示します。

switch# configure terminal
switch(config)# event manager applet bad-applet
switch(config-applet)# event fanbad time 42
switch(config-applet)#
 

event gold

1 つまたは複数のモジュールを監視しているときの Generic Online Diagnostic(GOLD)障害イベントに基づいて起動される Embedded Event Manager(EEM; 組み込み型イベント マネージャ)アプレットのイベント条件を指定するには、 event gold コマンドを使用します。

GOLD 障害イベント条件を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

event gold module { module | all} test name [severity {minor | moderate | major}] testing-type {bootup | ondemand | scheduled | monitoring} consecutive-failure cnt

no event gold module { module | all} test name

 
シンタックスの説明

module { module | all }

1 つのモジュールまたはすべてのモジュールを監視する必要があることを指定します。

module -- 監視する個々のモジュールの番号

all -- すべてのモジュールを監視対象とします。


event gold コマンドを実行する場合、module キーワードは必須です。


test name

イベント条件のテスト名を指定します。

severity

(任意)診断結果のイベント条件にマッチする GOLD 診断エラーを指定します。

minor -- マイナー GOLD 診断エラー

moderate -- 中程度の GOLD 診断エラー

major -- メジャー GOLD 診断エラー

testing-type

GOLD の診断テスト タイプに基づいてイベント条件を指定します。

bootup -- システム起動時に実行する診断テストを指定します。

ondemand -- モジュールがオンラインになったあと、CLI から起動される診断テストを指定します。

schedule -- スケジューリングされた診断テストを指定します。

monitoring -- システムのヘルス状態を監視するためにバックグラウンドで定期的に実行される診断テストを指定します。

consecutive-failure cnt

GOLD の連続テスト障害情報に基づいてイベント条件を指定します。

 
デフォルト

なし

 
コマンド モード

Embedded Event Manager

サポートされるユーザ ロール

スーパーユーザ
VDC 管理者
VDC ユーザ

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

4.0(1)

このコマンドが導入されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドにライセンスは不要です。

次に、任意のモジュールで新規の GOLD 障害イベントが発生したときに EEM アプレットが起動されるように指定する例を示します。

switch# configure terminal
switch(config)# event manager applet gold-match
switch(config-applet)# event gold module all test atBoot testing-type bootup
switch(config-applet)#
 

event manager applet

Embedded Event Manager(EEM; 組み込み型イベント マネージャ)にアプレットを登録してアプレット コンフィギュレーション モードに入るには、 event manager applet コマンドを使用します。

設定からアプレット コマンドを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

event manager applet applet-name [override name ]

no event manager applet applet-name

 
シンタックスの説明

applet-name

アプレット の一意な識別子。この識別子には任意のストリングを指定できます。

override name

(任意)システム ポリシーを上書きするポリシーを指定します。 name は上書きされるシステム ポリシーの名前です。ポリシー名は、2 つの連続するアンダースコアで始まっていなければなりません。

 
デフォルト

なし

 
コマンド モード

Embedded Event Manager

サポートされるユーザ ロール

スーパーユーザ
VDC 管理者
VDC ユーザ

 
コマンド履歴

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変更内容

4.0(1)

このコマンドが導入されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドにライセンスは不要です。

次に、EEM にアプレットを登録して、アプレット コンフィギュレーション モードを開始する例を示します。

switch# configure terminal
switch(config)# event manager applet eem-applet
switch(config-applet)#
 

event manager clear counter

Embedded Event Manager(EEM; 組み込み型イベント マネージャ)カウンタをクリアするには、 event manager clear counter コマンドを使用します。

event manager clear counter counter-name

 
シンタックスの説明

counter-name

クリアするカウンタの名前を指定します。

 
デフォルト

なし

 
コマンド モード

Embedded Event Manager

サポートされるユーザ ロール

スーパーユーザ
VDC 管理者
VDC ユーザ

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

4.0(1)

このコマンドが導入されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドにライセンスは不要です。

次に、EEM カウンタをクリアする例を示します。

switch# configure terminal
switch(config)# event manager clear counter eem-counter
switch(config)#
 

event manager clear history events

すべての Embedded Event Manager(EEM; 組み込み型イベント マネージャ)イベント履歴を消去するには、 event manager clear history events コマンドを使用します。

event manager clear history events

 
シンタックスの説明

このコマンドには、引数またはキーワードはありません。

 
デフォルト

なし

 
コマンド モード

Embedded Event Manager

サポートされるユーザ ロール

スーパーユーザ
VDC 管理者
VDC ユーザ

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

4.0(1)

このコマンドが導入されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドにライセンスは不要です。

次に、すべての EEM イベント履歴を消去する例を示します。

switch# configure terminal
switch(config)# event manager clear history events
switch(config)#
 

event manager environment

Embedded Event Manager(EEM; 組み込み型イベント マネージャ)環境変数を設定するには、 event manager environment コマンドを使用します。

EEM 環境変数をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

event manager environment varname varvalue

no event manager environment varname

 
シンタックスの説明

varname

EEM 環境変数の名前を指定します。

varvalue

環境変数 varname 内に格納するストリング(空白文字を含む)

 
デフォルト

なし

 
コマンド モード

Embedded Event Manager

サポートされるユーザ ロール

スーパーユーザ
VDC 管理者
VDC ユーザ

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

4.0(1)

このコマンドが導入されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドにライセンスは不要です。

次に、EEM 環境変数を設定する例を示します。

switch# configure terminal
switch(config)# event manager environment _cron_entry 0-59/2 0-23/1 * * 0-7
switch(config)#
 

event manager policy

Embedded Event Manager(EEM; 組み込み型イベント マネージャ)ポリシーを EEM に登録するには、 event manager policy コマンドを使用します。

設定ファイルから event manager policy コマンドを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

event manager policy VSHscriptfilename

no event manager policy VSHscriptfilename

 
シンタックスの説明

VSHscriptfilename

EEM に登録する VSH スクリプト ファイルの名前を指定します。この名前が EEM ポリシー名になります。


) システム ポリシー名は 2 つの連続するアンダースコア(__)で始まります。


 
デフォルト

なし

 
コマンド モード

Embedded Event Manager

サポートされるユーザ ロール

スーパーユーザ
VDC 管理者
VDC ユーザ

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

4.0(1)

このコマンドが導入されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドにライセンスは不要です。

EEM は、ポリシーに含まれているイベント指定に基づいてポリシーをスケジューリングおよび実行します。 event manager policy コマンドを実行すると、EEM によってポリシーが検査され、指定したイベントの発生時に起動されるよう登録されます。

次に、ポリシーを登録する例を示します。

switch# configure terminal
switch(config)# event manager policy fanpolicy.vsh
switch(config)#
 

event manager run

登録済みの Embedded Event Manager(EEM; 組み込み型イベント マネージャ)ポリシーを手動で実行するには、 event manager run コマンドを使用します。

event manager run policy-name

 
シンタックスの説明

policy-name

実行する登録済み EEM ポリシーの名前を指定します。


) システム ポリシー名は 2 つの連続するアンダースコア(__)で始まります。


 
デフォルト

なし

 
コマンド モード

Embedded Event Manager

サポートされるユーザ ロール

スーパーユーザ
VDC 管理者
VDC ユーザ

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

4.0(1)

このコマンドが導入されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドにライセンスは不要です。

次に、登録済みの EEM ポリシーを手動で実行する例を示します。

switch# configure terminal
switch(config)# event manager run fanpolicy.vsh
switch(config)#
 

event module-failure

モジュール障害イベントに基づいて起動される Embedded Event Manager(EEM; 組み込み型イベント マネージャ)アプレットのイベント条件を指定するには、 event module-failure コマンドを使用します。

モジュール障害イベント条件を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

event module-failure type err-name module {all | module } count count [time interval ]

no event module-failure type err-name module {all | module } count count

 
シンタックスの説明

type err-name

障害条件のタイプを指定します。次のいずれかの err-name 条件を選択します。

any -- 任意の障害

addon-sequence-failure -- アドオン シーケンス障害

hitless-upgrade-diag-failure -- 中断のないアップグレード後のランタイム診断障害

hitless-upgrade-failure -- 中断のないアップグレード障害

hitless-upgrade-procmgr-notif -- 中断のないアップグレード後の LC ソフトウェア障害

hitless-upgrade-reg-failure -- 中断のないアップグレード後の登録障害

hitless-upgrade-seq-timeout -- 中断のないアップグレード シーケンス タイムアウト

image-download-failed -- イメージ ダウンロード障害

image-upgrade-failed -- イメージ アップグレード エラー

insertion-seq-failure -- 挿入シーケンス エラー

lc-failed -- LC エラー

lc-not-responding -- LC 未応答

lc-ready-timeout -- LC レディ タイムアウト

lc-sw-failure -- LC ソフトウェア エラー

registration-failure -- 登録エラー

registration-timeout -- 登録タイムアウト

runtime-diag-failure -- ランタイム診断エラー

runtime-diag-timeout -- ランタイム診断タイムアウト

sequence-timeout -- シーケンス タイムアウト

srg-info-resp-timeout -- SRG 情報応答タイムアウト

unexpected-registration -- 予定外の登録を受信

upgrade-srg-not-compatible -- SRG アップグレードが非互換

module { module | all }

1 つのモジュールまたはすべてのモジュールを監視する必要があることを指定します。

module -- 監視する個々のモジュールの番号

all -- すべてのモジュールを監視対象とします。

count count

(任意)モジュール障害イベントがトリガーされるために必要なマッチ回数を指定します。 count は、0 ~ 4294967295 の範囲で指定します。

time interval

(任意)イベント発生までの規定待ち時間(秒)を指定します。 interval の範囲は 0 ~ 4294967295 秒です。

 
デフォルト

なし

 
コマンド モード

Embedded Event Manager

サポートされるユーザ ロール

スーパーユーザ
VDC 管理者
VDC ユーザ

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

4.0(1)

このコマンドが導入されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドにライセンスは不要です。

次に、モジュール障害イベントが発生したときに EEM アプレットが起動されるように指定する例を示します。

switch# configure terminal
switch(config)# event manager applet modfail-applet
switch(config-applet)# event module-failure type unexpected-registration module 6 count 2
switch(config-applet)#
 

event oir

ハードウェアの活性挿抜(online insertion and removal; OIR)時に発生するイベントに基づいて Embedded Event Manager(EEM; 組み込み型イベント マネージャ)アプレットが起動されるように指定するには、 event oir コマンドを使用します。このコマンドには、 fan module powersupply の 3 つの形式があります。

設定から活性挿抜の指定を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

event oir {fan | module | powersupply} {insert | remove | anyoir} [ number ]

no event oir {fan | module | powersupply} {insert | remove | anyoir} [ number ]

 
シンタックスの説明

fan

システム ファンを指定します。個々のファンを個別に指定することもできます。

module

システム モジュールを指定します。個々のモジュールを個別に指定することもできます。

powersupply

システム電源装置を指定します。個々の電源装置を個別に指定することもできます。

insert | remove | anyoir

EEM アプレットを起動する活性挿抜イベントを指定します。

insert -- 活性挿抜を装着

remove -- 活性挿抜を取り外し

anyoir -- 活性挿抜を装着または活性挿抜を取り外し

number

(任意) fan を選択した場合は、活性挿抜イベントの監視対象となるファンの番号を入力します。 number の範囲は 1 ~ 4 です。 module を選択した場合は、活性挿抜イベントの監視対象となるモジュールの番号を指定します。 number の範囲は 1 ~ 10 です。 powersupply を選択した場合は、活性挿抜イベントの監視対象となる電源装置の番号を指定します。 number の範囲は 1 ~ 3 です。

 
デフォルト

なし

 
コマンド モード

Embedded Event Manager

サポートされるユーザ ロール

スーパーユーザ
VDC 管理者
VDC ユーザ

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

4.0(1)

このコマンドが導入されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドにライセンスは不要です。

次に、モジュール活性挿抜が行われたときに発生するイベントに基づいて EEM アプレットが起動されるように指定する例を示します。

switch# configure terminal
switch(config)# event manager applet oir-applet
switch(config-applet)# event oir module anyoir
switch(config-applet)#

event policy-default

システム ポリシーが上書きされるときにイベントを使用するには、 event policy-default コマンドを使用します。

上書きされたポリシーを使用するには、コマンドの no 形式を使用します。

event policy-default count count [time interval ]

no event policy-default count count

 
シンタックスの説明

count count

デフォルトのイベントがトリガーされるために必要なマッチ回数を指定します。 count の範囲は、0 ~ 4294967295 です。

time interval

(任意)イベント発生までの規定待ち時間(秒)を指定します。 interval の範囲は 0 ~ 4294967295 秒です。

 
デフォルト

なし

 
コマンド モード

Embedded Event Manager

サポートされるユーザ ロール

スーパーユーザ
VDC 管理者
VDC ユーザ

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

4.0(1)

このコマンドが導入されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドにライセンスは不要です。

次に、システム ポリシーが上書きされるときにイベントを使用する例を示します。

switch# configure terminal
switch(config)# event policy-default count 6
switch(config)#
 

event snmp

Simple Network Management Protocol(SNMP; 簡易ネットワーク管理プロトコル)オブジェクト識別子の値をサンプリングすることによって起動される Embedded Event Manager(EEM; 組み込み型イベント マネージャ)アプレットのイベント条件を指定するには、 event snmp コマンドを使用します。

SNMP イベント条件を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

event snmp oid value get-type {exact | next} entry-op {gt | ge | eq | ne | lt | le} entry-val value [{exit-comb {or | and} exit-op {gt | ge | eq | ne | lt | le} exit-val value exit-time time } | {exit-op {gt | ge | eq | ne | lt | le} exit-val value }] poll-interval value

no event snmp oid value get-type {exact | next} entry-op {gt | ge | eq | ne | lt | le} entry-val value [{exit-comb {or | and} exit-op {gt | ge | eq | ne | lt | le} exit-val value exit-time time } | {exit-op {gt | ge | eq | ne | lt | le} exit-val value }] poll-interval value

 
シンタックスの説明

oid value

value 引数に SNMP オブジェクト識別子(オブジェクト ID)をイベント条件として指定します。 value のデータ要素は、SNMP ドット付き表記で指定する必要があります。OID は MIB に関連付けられた型として定義され、各型がオブジェクト値を持ちます。一部の OID 型のモニタリングが可能です。 oid キーワードを使用すると、OID が次のいずれでもない場合にエラー メッセージが返されます。

INTEGER_TYPE

COUNTER_TYPE

GAUGE_TYPE

TIME_TICKS_TYPE

COUNTER_64_TYPE

OCTET_PRIM_TYPE

OPAQUE_PRIM_TYPE

get-type

oid value 引数で指定したオブジェクト ID に適用する SNMP get 操作のタイプを指定します。

exact

oid value 引数で指定したオブジェクト ID を検索します。

next

oid value 引数で指定したオブジェクト ID の英数字順で取得します。

entry-op op

現在のオブジェクト ID 値を入口値と比較する際に使用する演算子を指定します。

gt -- より大きい

ge -- 以上

eq -- 等しい

ne -- 等しくない

lt -- より小さい

le -- 以下

マッチが見つかると、イベントがトリガーされ、終了条件が満たされるまでイベント監視がディセーブルになります。

entry-val value

SNMP イベントを発生させるかどうかを決定するために、現在のオブジェクト ID 値と比較する値( value )を指定します。

exit-comb

(任意)イベント監視を再イネーブルするために満たす必要のある終了条件の組み合わせを示します。

and

(任意)終了比較演算子、終了オブジェクト ID 値、および終了時間値を指定する必要があります。

or

(任意)終了比較演算子、終了オブジェクト ID 値、または終了時間値を指定する必要があります。

exit-op op

(任意)現在のオブジェクト ID 値を出口値と比較する際に使用する演算子を指定します。

gt -- より大きい

ge -- 以上

eq -- 等しい

ne -- 等しくない

lt -- より小さい

le -- 以下

マッチが見つかるとイベントが起動され、イベント監視が再イネーブルされます。


exit-comb キーワードを定義した場合、このキーワードと引数は必須になります。


exit-val value

(任意)終了条件が満たされているかどうかを決定するために、現在のオブジェクト ID と比較する値を指定します。


exit-comb キーワードを定義した場合、このキーワードと引数は必須になります。


poll-interval value

連続するポーリング操作間の時間間隔を指定します。 value 引数は、1 ~ 4294967295 の整数(秒数)です。最小のポーリング間隔は 1 秒です。

 
デフォルト

なし

 
コマンド モード

Embedded Event Manager

サポートされるユーザ ロール

スーパーユーザ
VDC 管理者
VDC ユーザ

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

4.0(1)

このコマンドが導入されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドにライセンスは不要です。

次に、SNMP オブジェクト識別子値をサンプリングすることによって起動される EEM アプレットのイベント条件を指定する例を示します。

switch# configure terminal
switch(config)# event manager applet snmp-applet
switch(config-applet)# event snmp oid 4.2.1.6 get-type next entry-op eq entry-val 42 poll-interval 2
switch(config-applet)#

event storm-control

ストーム制御イベントに基づいて起動される Embedded Event Manager(EEM; 組み込み型イベント マネージャ)アプレットのイベント条件を指定するには、 event storm-control コマンドを使用します。

ストーム制御イベント条件を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

event storm-control

no event storm-control

 
シンタックスの説明

このコマンドには、引数またはキーワードはありません。

 
デフォルト

なし

 
コマンド モード

Embedded Event Manager

サポートされるユーザ ロール

スーパーユーザ
VDC 管理者
VDC ユーザ

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

4.0(1)

このコマンドが導入されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドにライセンスは不要です。

次に、ストーム制御イベントが発生したときに EEM アプレットが起動されるように指定する例を示します。

switch# configure terminal
switch(config)# event manager applet storm-applet
switch(config-applet)# event storm control
switch(config-applet)#
 

event temperature

温度イベントに基づいて起動される Embedded Event Manager(EEM; 組み込み型イベント マネージャ)アプレットのイベント条件を指定するには、 event temperature コマンドを使用します。

温度イベント条件を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

event temperature [module module ] [sensor number ] threshold {major | minor | any}

no event temperature threshold {major | minor | any}

 
シンタックスの説明

module module

(任意)監視する特定のモジュール( module )を指定します。モジュール 1 ~ 10 のいずれかを選択します。

sensor number

(任意)監視する特定のセンサー( sensor )を指定します。 number の有効範囲は 1 ~ 18 です。

threshold { major | minor | any }

EEM アプレットを起動する しきい値 イベントを指定します。 major minor any (major または minor)のいずれかを選択します。

 
デフォルト

なし

 
コマンド モード

Embedded Event Manager

サポートされるユーザ ロール

スーパーユーザ
VDC 管理者
VDC ユーザ

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

4.0(1)

このコマンドが導入されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドにライセンスは不要です。

次に、温度イベントが発生したときに EEM アプレットが起動されるように指定する例を示します。

switch# configure terminal
switch(config)# event manager applet temp-applet
switch(config-applet)# event temperature threshold major
switch(config-applet)#
 

event track

指定したオブジェクト番号の Object Tracking サブシステム レポートに基づいて起動される Embedded Event Manager(EEM; 組み込み型イベント マネージャ)アプレットのイベント条件を指定するには、 event track コマンドを使用します。

レポート イベント条件を削除するには、このコマンドの no形式を使用します。

event track object-id state {any | up | down}

no event track object-id

 
シンタックスの説明

object-id

追跡するオブジェクト番号を指定します。有効なオブジェクト番号は 1 ~ 500(境界値も含む)です。

state { any | up | down }

イベントを発生させる、追跡対象オブジェクトの状態移行を指定します。

up -- 追跡対象オブジェクトがダウン状態からアップ状態に移行したときにイベントが発生

down -- 追跡対象オブジェクトがアップ状態からダウン状態に移行したときにイベントが発生

any -- 追跡対象オブジェクトが任意の状態から任意の状態に移行したときにイベントが発生

 
デフォルト

なし

 
コマンド モード

Embedded Event Manager

サポートされるユーザ ロール

スーパーユーザ
VDC 管理者
VDC ユーザ

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

4.0(1)

このコマンドが導入されました。

 
使用上のガイドライン

このコマンドにライセンスは不要です。

次に、追跡対象オブジェクトの状態が変化したときに EEM アプレットが起動されるように指定する例を示します。

switch# configure terminal
switch(config)# event manager applet tracking-applet
switch(config-applet)# event track 42 state down
switch(config-applet)#