Cisco NX-OS Unicast Routing コマンド レファレンス Release 4.0
G コマンド
G コマンド
発行日;2012/01/11 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 5MB) | フィードバック

目次

G コマンド

glbp

graceful-restart(BGP)

graceful-restart(EIGRP)

graceful-restart(IS-IS)

graceful-restart(OSPF)

graceful-restart(OSPFv3)

G コマンド

ここでは、[g] から始まる Cisco NX-OS ユニキャスト ルーティング コマンドについて説明します。

glbp

Gateway Load Balancing Protocol(GLBP; ゲートウェイ ロード バランシング プロトコル)コンフィギュレーション モードを開始し、GLBP グループを作成するには、 glbp コマンドを使用します。GLBP グループを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

glbp group

no glbp group

 
シンタックスの説明

group

GLBP グループ番号。範囲は 0 ~ 1023 です。

 
デフォルト

なし

 
コマンド モード

インターフェイス コンフィギュレーション

サポートされるユーザ ロール

ネットワーク管理者
VDC 管理者

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

4.0(1)

このコマンドが導入されました。

 
使用上のガイドライン

glbp コマンドを使用して、GLBP コンフィギュレーション モードを開始し、GLBP グループを作成します(グループが存在しない場合)。


ip コマンドを使用して仮想 IP アドレスを割り当て、GLBP グループをアクティベートする前に、すべての GLBP オプションを設定する必要があります。


このコマンドではライセンスは不要です。

次に、インターフェイス Ethernet 1/1 に GLBP グループ 10 を作成する例を示します。

switch(config)# interface ethernet 1/1
switch(config-if)# glbp 10

 
関連コマンド

コマンド
説明

ip(GLBP)

仮想 IP アドレスを設定し、GLBP グループをアクティベートします。

show glbp

GLBP 情報を表示します。

graceful-restart(BGP)

グレースフル リスタートとグレースフル リスタート ヘルパー機能をイネーブルにするには、graceful-restart または graceful-restart-helper ルータ Border Gateway Protocol(BGP; ボーダー ゲートウェイ プロトコル)コンフィギュレーション モード コマンドを使用します。グレースフル リスタートとグレースフル リスタート ヘルパー機能をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

graceful-restart [ restart-time restart-time | stalepath-time stalepath-time ]

graceful-restart-helper

no graceful-restart { restart-time restart-time | stalepath-time stalepath-time } | graceful-restart-helper

 
シンタックスの説明

restart-time restart-time

(任意)再起動イベント発生後にグレースフル リスタート対応ネイバーが正常な動作に戻るのをローカル ルータが待つ最大時間を設定します。範囲:1 ~ 3600。デフォルト: 120.

stalepath-time stalepath-time

(任意)ローカル ルータが再起動するピアの古くなったパスを保持する最大時間を設定します。すべての古いパスは、このタイマーが期限切れになったあとに削除されます。範囲:1 ~ 3600。デフォルト: 300

graceful-restart-helper

グレースフル リスタート ヘルパー機能をイネーブルにします。

 
コマンドのデフォルト設定

デフォルトでは、グレースフル リスタートとグレースフル リスタート ヘルパーはイネーブルです。 graceful-restart コマンドがキーワードまたは引数なしで入力された場合、次のデフォルト値が使用されます。

start-time :120 秒

stalepath-time :360 秒


) BGP グレースフル リスタート機能をイネーブルにするために、restart と stalepath のタイマー値を変更する必要はありません。デフォルト値はほとんどのネットワーク構成にとって最適な値であり、これらの値は経験豊富なネットワーク オペレータのみが調整すべきです。


 
コマンド モード

ネイバー アドレス ファミリ コンフィギュレーション
ルータ BGP コンフィギュレーション
VRF コンフィギュレーション

サポートされるユーザ ロール

ネットワーク管理者
VDC 管理者

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

4.0(1)

このコマンドが導入されました。

 
使用上のガイドライン

graceful-restart コマンドは、BGP ネットワーク内にあるルータで、グレースフル リスタート機能を設定するかディセーブルにするために使用されます。BGP セッションが確立されたあとにグレースフル リスタート機能がイネーブルになった場合、ソフト リセットまたはハード リセットによってセッションを再起動する必要があります。

この機能のデフォルトのタイマー値は、ほとんどのネットワーク構成にとって最適です。これらの値は、経験豊富なネットワーク オペレータのみが調整することを推奨します。タイマー値を調整する場合、再起動タイマーは、OPEN メッセージ内にある保持時間を超える値に設定してはなりません。連続した再起動動作が発生する場合、以前に古くなったとしてマークされたルート(再起動するルータからのルート)が削除されます。

graceful-restart-helper コマンドは、ローカル BGP ルータがリモート BGP ピアのグレースフル リスタートをサポートするように設定するために使用されます。

次に、BGP グレースフル リスタート機能をイネーブルにする例を示します。

switch(config-router)# graceful-restart
switch(config-router)#
 

次に、再起動タイマーを 240 秒に設定する例を示します。

switch(config-router)# graceful-restart restart-timer 240
switch(config-router)#

graceful-restart(EIGRP)

Enhanced IGRP(EIGRP)のグレースフル リスタートをイネーブルにするには、 graceful-restart コマンドを使用します。デフォルトの設定にリセットするには、このコマンドの no 形式を使用します。

graceful-restart

no graceful restart

 
シンタックスの説明

このコマンドには、引数またはキーワードはありません。

 
デフォルト

イネーブル

 
コマンド モード

アドレス ファミリ コンフィギュレーション
ルータ コンフィギュレーション
ルータ VRF コンフィギュレーション

サポートされるユーザ ロール

ネットワーク管理者
VDC 管理者

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

4.0(3)

このコマンドが導入されました。

 
使用上のガイドライン

graceful-restart コマンドを使用し、EIGRP がプロセス再起動によりデータ フォワーディング パスに留まるようにします。

このコマンドでは Enterprise Services ライセンスが必要です。

次の例では、グレースフル リスタートをイネーブルにする方法を示します。

switch(config)# router eigrp 1
switch(config-router)# graceful-restart

 
関連コマンド

コマンド
説明

timers nsf

ノンストップ フォワーディングとグレースフル リスタートのタイマーを設定します。

graceful-restart(IS-IS)

Intermediate System-to-Intermediate System(IS-IS)プロセスのグレースフル リスタートをイネーブルにするには、graceful-restart コンフィギュレーション モード コマンドを使用します。グレースフル リスタートをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

graceful-restart

no graceful-restart

 
シンタックスの説明

このコマンドには、引数またはキーワードはありません。

 
コマンドのデフォルト設定

デフォルトでは、グレースフル リスタートはイネーブルです。

 
コマンド モード

アドレス ファミリ コンフィギュレーション
ルータ コンフィギュレーション
VRF コンフィギュレーション

サポートされるユーザ ロール

ネットワーク管理者
VDC 管理者

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

4.0(1)

このコマンドが導入されました。

 
使用上のガイドライン

graceful-restart コマンドは、IS-IS ネットワーク内にあるルータで、グレースフル リスタート機能を設定するかディセーブルにするために使用されます。IS-IS セッションが確立されたあとにグレースフル リスタート機能がイネーブルになった場合、ソフト リセットまたはハード リセットによってセッションを再起動する必要があります。

このコマンドでは Enterprise Services ライセンスが必要です。

次に、グレースフル リスタート機能をイネーブルにする例を示します。

switch(config-router)# graceful-restart
switch(config-router)#

 
関連コマンド

コマンド
説明

feature isis

ルータでの IS-IS をイネーブルにします。

router isis

IS-IS インスタンスを作成します。

 

graceful-restart(OSPF)

OSPF(Open Shortest Path First)にノンストップ フォワーディングを設定するには、 graceful-restart コマンドを使用します。この機能をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

graceful-restart [ grace-period seconds | helper-disable | planned-only ]

no graceful-restart [ grace-period seconds | helper-disable | planned-only ]

 
シンタックスの説明

grace-period seconds

(任意)ほかのルータがこのルータのグレースフル リスタートを待つ最大間隔(秒)を設定します。範囲は 5 ~ 1800 です。

helper-disable

(任意)ヘルパー モードをディセーブルにします。ルータはネイバー ルータのグレースフル リスタートに参加しません。

planned-only

(任意)制御された再起動でのみグレースフル リスタートをイネーブルにします。

 
デフォルト

デフォルトではイネーブルです。猶予期間:60 秒

 
コマンド モード

ルータ コンフィギュレーション

サポートされるユーザ ロール

ネットワーク管理者
VDC 管理者

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

4.0(1)

このコマンドが導入されました。

 
使用上のガイドライン

graceful-restart コマンドを使用し、OSPF がプロセス再起動によりデータ フォワーディング パスに留まるようにします。Cisco NX-OS の一般的なリブート サイクルが可能になる十分に長い猶予期間を設定します。長すぎる猶予期間を設定しないでください。ネットワークが古いルート情報に依存するようになります。

このコマンドでは Enterprise Services ライセンスが必要です。

次に、グレースフル リスタートが予定された再起動でのみ発生するように設定する例を示します。

switch(config)# router ospf 202
switch(config-router)# graceful-restart grace-period 300 planned-only

 
関連コマンド

コマンド
説明

flush-routes

ノングレースフルな制御された再起動でルートをフラッシュします。

graceful-restart(OSPFv3)

OSPFv3(Open Shortest Path First バージョン 3)にノンストップ フォワーディングを設定するには、 graceful-restart コマンドを使用します。この機能をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

graceful-restart [ grace-period seconds | helper-disable | planned-only ]

no graceful-restart [ grace-period seconds | helper-disable | planned-only ]

 
シンタックスの説明

grace-period seconds

(任意)ほかのルータがこのルータのグレースフル リスタートを待つ最大間隔(秒)を設定します。範囲は 5 ~ 1800 です。

helper-disable

(任意)ヘルパー モードをディセーブルにします。ルータはネイバー ルータのグレースフル リスタートに参加しません。

planned-only

(任意)制御された再起動でのみグレースフル リスタートをイネーブルにします。

 
デフォルト

デフォルトではイネーブルです。猶予期間:60 秒

 
コマンド モード

ルータ コンフィギュレーション

サポートされるユーザ ロール

ネットワーク管理者
VDC 管理者

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

4.0(1)

このコマンドが導入されました。

 
使用上のガイドライン

graceful-restart コマンドを使用し、OSPFv3 がプロセス再起動によりデータ フォワーディング パスに留まるようにします。Cisco NX-OS の一般的なリブート サイクルが可能になる十分に長い猶予期間を設定します。長すぎる猶予期間を設定しないでください。ネットワークが古いルート情報に依存するようになります。

このコマンドでは Enterprise Services ライセンスが必要です。

次に、グレースフル リスタートが予定された再起動でのみ発生するように設定する例を示します。

switch(config)# router ospfv3 202
switch(config-router)# graceful-restart grace-period 300 planned-only

 
関連コマンド

コマンド
説明

flush-routes

ノングレースフルな制御された再起動でルートをフラッシュします。