Cisco NX-OS Unicast Routing コマンド レファレンス Release 4.0
E コマンド
E コマンド
発行日;2012/01/11 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 5MB) | フィードバック

目次

E コマンド

eigrp graceful-restart

eigrp log-neighbor-changes

eigrp log-neighbor-warnings

eigrp router-id

eigrp stub

E コマンド

ここでは、[e] から始まる Cisco NX-OS ユニキャスト ルーティング コマンドについて説明します。

eigrp graceful-restart

Enhanced IGRP(EIGRP)のグレースフル リスタートをイネーブルにするには、 eigrp graceful-restart コマンドを使用します。デフォルトの設定にリセットするには、このコマンドの no 形式を使用します。

eigrp graceful-restart

no eigrp graceful restart

 
シンタックスの説明

このコマンドには、引数またはキーワードはありません。

 
デフォルト

イネーブル

 
コマンド モード

アドレス ファミリ コンフィギュレーション
ルータ コンフィギュレーション
ルータ VRF コンフィギュレーション

サポートされるユーザ ロール

ネットワーク管理者
VDC 管理者

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

4.0(1)

このコマンドが導入されました。

4.0(3)

graceful-restart コマンドに置き換えられました。

 
使用上のガイドライン

eigrp graceful-restart コマンドを使用し、EIGRP がプロセス再起動によりデータ フォワーディング パスに留まるようにします。このコマンドは nsf コマンドと同じです。

このコマンドでは Enterprise Services ライセンスが必要です。

次の例では、グレースフル リスタートをイネーブルにする方法を示します。

switch(config)# router eigrp 1
switch(config-router)# eigrp graceful-restart

 
関連コマンド

コマンド
説明

graceful-restart

グレースフル リスタートをイネーブルにします。

timers nsf

ノンストップ フォワーディングとグレースフル リスタートのタイマーを設定します。

eigrp log-neighbor-changes

Enhanced IGRP(EIGRP)ネイバールータとの隣接関係での変更のロギングをイネーブルにするには、 eigrp log-neighbor-changes コマンドを使用します。EIGRP ネイバールータとの隣接関係での変更のロギングをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

eigrp log-neighbor-changes

no eigrp log-neighbor-changes

 
シンタックスの説明

このコマンドには、引数またはキーワードはありません。

 
コマンドのデフォルト設定

隣接関係の変更がロギングされます。

 
コマンド モード

アドレス ファミリ コンフィギュレーション
ルータ コンフィギュレーション
ルータ VRF コンフィギュレーション

サポートされるユーザ ロール

ネットワーク管理者
VDC 管理者

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

4.0(1)

このコマンドが導入されました。

4.0(3)

log-neighbor-changes コマンドに置き換えられました。

 
使用上のガイドライン

eigrp log-neighbor-changes コマンドを使用してネイバールータとの隣接関係の変更をロギングし、ルーティング システムの安定性を監視し、問題を検出します。デフォルトでは、ロギングはイネーブルです。ネイバールータとの隣接関係での変更のロギングをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

このコマンドでは Enterprise Services ライセンスが必要です。

次に、EIGRP プロセス 209 のネイバー変更のロギングをイネーブルにする例を示します。

switch(config)# router eigrp 209
switch(config-router)# eigrp log-neighbor-changes

 
関連コマンド

コマンド
説明

log-neighbor-changes

EIGRP ネイバーの変更のロギングをイネーブルにします。

log-neighbor-warnings

EIGRP ネイバーの警告のロギングをイネーブルにします。

log-adjacency-changes

EIGRP 隣接状態の変更のロギングをイネーブルにします。

eigrp log-neighbor-warnings

Enhanced IGRP(EIGRP)ネイバーの警告メッセージのロギングをイネーブルにするには、 eigrp log-neighbor-warnings コマンドを使用します。EIGRP ネイバーの警告メッセージのロギングをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

eigrp log-neighbor-warnings [ seconds ]

no eigrp log-neighbor-warnings

 
シンタックスの説明

seconds

(任意)繰り返されるネイバー警告メッセージ間の時間間隔(秒)。範囲は 1 ~ 65535 秒です。

 
コマンドのデフォルト設定

ネイバーの警告メッセージがロギングされます。

 
コマンド モード

アドレス ファミリ コンフィギュレーション
ルータ コンフィギュレーション
ルータ VRF コンフィギュレーション

サポートされるユーザ ロール

ネットワーク管理者
VDC 管理者

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

4.0(1)

このコマンドが導入されました。

4.0(3)

log-neighbor-warnings コマンドに置き換えられました。

 
使用上のガイドライン

eigrp log-neighbor-warnings コマンドを使用してネイバーの警告メッセージをイネーブルにし、繰り返されるネイバー警告メッセージ間の間隔を設定します。

このコマンドでは Enterprise Services ライセンスが必要です。

次に、EIGRP プロセス 209 のネイバー警告メッセージをロギングし、5 分(300 秒)間隔で警告メッセージを繰り返す例を示します。

switch(config)# router eigrp 209
switch(config-router)# eigrp log-neighbor-warnings 30

 
関連コマンド

コマンド
説明

log-neighbor-changes

EIGRP ネイバーの変更のロギングをイネーブルにします。

log-neighbor-warnings

EIGRP ネイバーの警告のロギングをイネーブルにします。

log-adjacency-changes

EIGRP 隣接状態の変更のロギングをイネーブルにします。

eigrp router-id

Enhanced IGRP(EIGRP)がネイバーと通信する際に使用するルータ ID を設定するには、 eigrp router-id コマンドを使用します。設定されたルータ ID を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

eigrp router-id ip-address

no eigrp router-id ip-address

 
シンタックスの説明

ip-address

ルータ ID(ドット付き 10 進表記)

 
コマンドのデフォルト設定

EIGRP は、EIGRP プロセスが開始されたときにルータ ID として使用する IP アドレスを自動的に選択します。最も高いローカル IP アドレスが選択され、ループバック インターフェイスが優先されます。EIGRP プロセスが no router eigrp コマンドによって削除されないかぎり、またはルータ ID が eigrp router-id コマンドによって手動で設定された場合、ルータ ID は変更されません。

 
コマンド モード

アドレス ファミリ コンフィギュレーション
ルータ コンフィギュレーション
ルータ VRF コンフィギュレーション

サポートされるユーザ ロール

ネットワーク管理者
VDC 管理者

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

4.0(1)

このコマンドが導入されました。

4.0(3)

router-id コマンドに置き換えられました。

 
使用上のガイドライン

eigrp router-id コマンドを使用し、EIGRP にルータ ID を手動で設定します。ルータ ID は、外部ルートの発信元ルータを識別するために使用されます。外部ルートがローカル ルータ ID によって受信された場合、そのルートは破棄されます。ルータ ID は、2 つの例外を除く任意の IP アドレスによって設定できます。0.0.0.0 と 255,255,255,255 は有効な値ではなく、入力できません。各ルータに一意の値を設定する必要があります。

このコマンドでは Enterprise Services ライセンスが必要です。

次に、固定されたルータ ID として 172.16.1.3 を設定する例を示します。

switch(config)# router eigrp 209
switch(config-router)# eigrp router-id 172.16.1.3

 

eigrp stub

ルータを Enhanced IGRP(EIGRP)を使用するスタブとして設定するには、 eigrp stub コマンドを使用します。EIGRP スタブ ルーティング機能をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

eigrp stub [ direct | leak-map map-name | receive-only | redistributed ]

no eigrp stub [ direct | leak-map map-name | receive-only | redistributed ]]

 
シンタックスの説明

direct

(任意)直接接続されたルートをアドバタイズします。

leak-map map-name

(任意)リーク マップに基づいて、ダイナミック プレフィクスを許可します。

receive-only

(任意)ルータを受信専用ネイバーとして設定します。

redistributed

(任意)ほかのプロトコルおよび Autonomous System(AS; 自律システム)から再配布されたルートをアドバタイズします。

 
コマンドのデフォルト設定

ディセーブル

 
コマンド モード

アドレス ファミリ コンフィギュレーション
ルータ コンフィギュレーション
ルータ VRF コンフィギュレーション

サポートされるユーザ ロール

ネットワーク管理者
VDC 管理者

 
コマンド履歴

リリース
変更内容

4.0(1)

このコマンドが導入されました。

4.0(3)

stub コマンドに置き換えられました。

 
使用上のガイドライン

eigrp stub コマンドを使用し、ルータをルータがすべての IP トラフィックを配信ルータに導くスタブとして設定します。

direct キーワードを使用すると、EIGRP スタブ ルーティングは接続されたルートをアドバタイズできます。デフォルトでは、このオプションはディセーブルです。

receive-only キーワードを使用すると、ルータがその EIGRP AS 内のほかのルータとルートを共有するのを制限します。また、 receive-only キーワードは、あらゆるタイプのルートの送信を阻止するため、ほかのオプションが指定されるのを許可しません。

redistributed キーワードを使用すると、EIGRP スタブ ルーティング機能によって、ほかのルーティング プロトコルおよび AS を送信できます。このオプションが設定されていない場合、EIGRP は再配布されたルートをアドバタイズしません。

これらの 4 つのキーワード( direct leak-map receive-only redistributed )のいずれかを eigrp stub コマンドと同時に使用すると、特定のキーワードによって指定されたルート タイプのみがアドバタイズされます

このコマンドでは Enterprise Services ライセンスが必要です。

 
使用上のガイドライン

次に、ルータを受信専用ネイバーとして設定する例を示します。

switch(config)# router eigrp 1
switch(config-router)# eigrp stub receive-only