Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS Quality of Service コンフィギュレーション ガイド
ネットワーク QoS の設定
ネットワーク QoS の設定

ネットワーク QoS の設定

この章では、データセンター ブリッジング(DCB)ネットワークにおける Cisco NX-OS デバイスに対するネットワーク qos ポリシーを設定する方法について説明します。


(注)  


この章は、F シリーズ I/O モジュールにのみに適用されます。


機能情報の確認

ご使用のソフトウェア リリースで、このモジュールで説明されるすべての機能がサポートされているとは限りません。 最新の警告および機能情報については、https:/​/​tools.cisco.com/​bugsearch/​ の Bug Search Tool およびご使用のソフトウェア リリースのリリース ノートを参照してください。 このモジュールに記載されている機能の詳細、および各機能がサポートされているリリースのリストについては、「新規および変更された情報(New and Changed Information)」の章または以下の「機能の履歴」表を参照してください。

ネットワーク QoS に関する情報

データセンター ブリッジング(DCB)ネットワーク(DCB クラウドとも称される)は、I/O の統合を実現するネットワークです。 このネットワークは、サービス クラス(CoS)ベースのトラフィックの差別化をサポートするスイッチで構成されます。 DCB ネットワークは、さまざまなタイプのトラフィックを伝送します。たとえば、ストレージ エリア ネットワーク(SAN)、ローカル エリア ネットワーク(LAN)、およびプロセス間通信(IPC)トラフィックなどがあります。 SAN トラフィックは、パケット ドロップの影響を受けやすく、順序どおりの配信に依存します。これは、トラフィック(フレームおよびパケット)が送信時と同じ順序で配信されることを意味します。 LAN トラフィックでは、パケットの廃棄が可能で、ベストエフォート方式で配信されます。 LAN トラフィックでは、異なるプライオリティ レベルを指定できるため、輻輳中にタイムリーな形で配信できる可能性があります。 IPC ネットワークの場合は、超低遅延が必要です。 したがって、DCB ネットワークはトラフィックの差別化をサポートし、Quality Of Service(QoS)を提供する必要があります。

DCB ネットワークでは、トラフィック クラスを差別化するために仮想リンク(VL)が使用されます。 CoS の拡張である VL は、トラフィックの差別化を可能にし、802.1Q または S-Tag のプライオリティ ビットで伝送されます。CoS により、CoS でのトラフィックが他の CoS でのトラフィックに影響を与えないように、複数の論理リンク内に物理リンクを形成することができます。

DCB ネットワークには 8 つの CoS 値があります。 DCB クラウドに入るすべてのトラフィックは、これら 8 つの CoS 値の 1 つにマッピングされる必要があります。 DCB ネットワークの各フレームは CoS に属します。 Cos に特定の動作を与えるパラメータのセットによって Cos を定義できます。

ネットワーク qos ポリシーは、仮想デバイス コンテキスト(VDC)およびスイッチ間のネットワーク規模で該当する各 CoS 値の特性を定義します。 ネットワーク qos ポリシーを使用して、次を設定できます。

  • 一時停止動作:CoS がロスレス動作を必要とするかどうかを決定できます(ロスレス動作は、輻輳時のパケット損失を防ぐプライオリティ フロー制御(PFC)メカニズムを使用して提供されます)。 drop(ドロップできるこの CoS 値を持つフレーム)および no drop(ドロップできないこの CoS 値を持つフレーム)を設定できます。 また、ドロップおよび非ドロップ設定では、ポート単位で PFC をイネーブルにする必要があります。 PFC の詳細については、「プライオリティ フロー制御の設定」を参照してください。

  • 輻輳制御メカニズム:ドロップ CoS に対してのみ、テール ドロップ(TD:VL 単位の占有に基づいて差別化なしでフレームをドロップします)または重み付けランダム早期検出(WRED:VL 単位の占有および確率因子に基づいて差別化なしでフレームをドロップします)を選択できます。 デフォルトでは、TD がデフォルト ポリシーのドロップ Cos でイネーブルになっています。 TD および WRED に対するバースト最適化またはメッシュ最適化されたしきい値のいずれかが、CoS に予想されるトラフィック パターンに基づいてパケット廃棄アルゴリズムに選択できます。 輻輳制御アルゴリズムが選択されておらず、輻輳が発生した場合は、単一のしきい値に基づく厳格なテールドロップがドロップ CoS に対し発生します。

  • MTU:Cos に対する最大伝送単位(MTU)または最大ペイロード長を設定できます。 MTU の範囲は 1500 ~ 9216 です。 MTU は、すべての VDC のシステム ジャンボ MTU より小さい必要があります。 MTU は同じ入力キューにマッピングされた CoS に対し同じである必要があります。 入力キューの詳細については、「F シリーズ I/O モジュールのキューイングおよびスケジューリングの設定」を参照してください。

  • プロトコル:CoS 値に対するプロトコルとして、Fibre Channel over Ethernet(FCoE)、iSCSI、または TCP を選択できます。 プロトコルの値は DCB 交換で使用されます。

ドロップ CoS 値と no-drop CoS 値の違い

以下の表に、異なるポリシー テンプレートの drop と no-drop の CoS 値を示します。

表 1 ドロップ CoS 値と no-drop CoS 値の違い

Templates

default-4q-8e-policy

0 ~ 7

default-4q-7e-policy

0 ~ 2、4 ~ 7

3

default-4q-6e-policy

0 ~ 2、5 ~ 7

3、4

default-4q-4e-policy

0、5、6、7

1 ~ 4

default-8e-4q4q-policy

0 ~ 7

default-8e-4q8q-policy(Cisco Nexus 7706/7710/7718 スイッチでのみ)

0 ~ 7

default-7e-4q8q-policy(Cisco Nexus 7706/7710/7718 スイッチでのみ)

0 ~ 2、4 ~ 7

3

default-6e-4q8q-policy(Cisco Nexus 7706/7710/7718 スイッチでのみ)

0 ~ 2、5 ~ 7

3、4

default-4e-4q8q-policy(Cisco Nexus 7706/7710/7718 スイッチでのみ)

0、5、6、7

1 ~ 4

出力/入力キューに対する CoS 値のキュー名とデフォルト マッピング

以下の表に、出力および入力キューに対する CoS 値のキュー名とデフォルト マッピングを示します。

表 2 出力/入力キューに対する CoS 値のキュー名とデフォルト マッピング

Templates

入力キューのキュー名

入力 CoS 値

出力キューのキュー名

出力 CoS 値

プライオリティ CoS 値

default-4q-8e-policy

2q4t-8e-in-q1

2q4t-8e-in-q- default

5 ~ 7

0 ~ 4

1p3q1t-8e-out-pq1

1p3q1t-8e-out-q2

1p3q1t-8e-out-q3

1p3q1t-8e-out-q- default

5 ~ 7

3 ~ 4

2

0 ~ 1

5 ~ 7

default-4q-7e-policy

4q4t-7e-in-q1

4q4t-7e-in-q-default

4q4t-7e-in-q3

4q4t-7e-in-q4

5 ~ 7

0 ~ 1

2、4

3

1p3q1t-7e-out-pq1

1p3q1t-7e-out-q2

1p3q1t-7e-out-q3

1p3q1t-7e-out-q- default

5 ~ 7

3

2、4

0、1

5 ~ 7

default-4q-6e-policy

4q4t-6e-in-q1

4q4t-6e-in-q-default

4q4t-6e-in-q3

4q4t-6e-in-q4

5 ~ 7

0 ~ 2

4

3

3p1q1t-6e-out-pq1

3p1q1t-6e-out-pq2

3p1q1t-6e-out-pq3

3p1q1t-6e-out-q- default

5 ~ 7

4

3

0 ~ 2

5 ~ 7

4

3

default-4q-4e-policy

4q4t-4e-in-q1

4q4t-4e-in-q-default

4q4t-4e-in-q3

4q4t-4e-in-q4

5 ~ 7

0

4

1 ~ 3

2p2q1t-4e-out-pq1

2p2q1t-4e-out-pq2

2p2q1t-4e-out-q3

2p2q1t-4e-out-q- default

5 ~ 7

4

1 ~ 3

0

5 ~ 7

4

default-8e-4q4q-policy

4q1t-8e-4q4q-in-q1

4q1t-8e-4q4q-in-qdefault

4q1t-8e-4q4q-in-q3

4q1t-8e-4q4q-in-q4

5 ~ 7

0、1

3、4

2

1p3q1t-8e-4q4q- out-pq1

1p3q1t-8e-4q4q- out-q2

1p3q1t-8e-4q4q- out-q3

1p3q1t-8e-4q4qout-

q-default

5 ~ 7

0、1

3、4

2

5 ~ 7

default-8e-4q8q-policy(Cisco Nexus 7710/7718 スイッチのみ)

8e-4q8q-in-q1

8e-4q8q-in-q-default

8e-4q8q-in-q3

8e-4q8q-in-q4

5 ~ 7

0 ~ 4

8e-4q8q-out-q1(プライオリティ

キュー)

8e-4q8q-out-q2

8e-4q8q-out-q3

8e-4q8q-out-q4

8e-4q8q-out-q5

8e-4q8q-out-q6

8e-4q8q-out-q7

8e-4q8q-out-q- default

5

7

6

4

3

2

1

0

5

(ドロップ カテゴリ)

default-7e-4q8q-policy(Cisco Nexus 7710/7718 スイッチのみ)

default-7e-4q8qdrop- in-policy:

7e-4q8q-in-q1

7e-4q8q-in-q-default

7e-4q8q-in-q3

5 ~ 7

0 ~ 1

2~4

default-7e-4q8qdrop- out-policy:

7e-4q8q-out-q1

(プライオリティ キュー)

7e-4q8q-out-q2

7e-4q8q-out-q3

7e-4q8q-out-q4

7e-4q8q-out-q6

7e-4q8q-out-q7

7e-4q8q-out-q- default

5

7

6

4

2

1

0

5(ドロップ カテゴリ)

default-7e-4q8qndrop- in-policy:

7e-4q8q-in-q4

3

default-7e-4q8qndrop- out-policy:

7e-4q8q-out-q5

3

default-6e-4q8q-policy(Cisco Nexus 7710/7718 スイッチのみ)

default-6e-4q8qdrop- in-policy:

6e-4q8q-in-q1

6e-4q8q-in-q-default

5 ~ 7

0 ~ 2

default-6e-4q8qdrop- out-policy:

6e-4q8q-out-q1(プライオリティ キュー)

6e-4q8q-out-q2

6e-4q8q-out-q3

6e-4q8q-out-q6

6e-4q8q-out-q7

6e-4q8q-out-q- default

5

7

6

2

1

0

5(ドロップ カテゴリ)

default-6e-4q8qndrop- in-policy:

6e-4q8q-in-q3

6e-4q8q-in-q4

4

3

default-6e-4q8qndrop- out-policy:

6e-4q8q-out-q4(プライオリティ キュー)

6e-4q8q-out-q5(プライオリティ キュー)

4

3

4(no drop カテゴリ、最高優先度)

3(2 番めの最高優先度)

default-4e-4q8q-policy(Cisco Nexus 7710/7718 スイッチのみ)

default-4e-4q8qdrop- in-policy:

4e-4q8q-in-q1

4e-4q8q-in-q-default

5 ~ 7

0

default-4e-4q8qdrop- out-policy:

5(ドロップ カテゴリ)

4e-4q8q-out-q1(プライオリティ キュー)

4e-4q8q-out-q2

4e-4q8q-out-q3

4e-4q8q-out-q- default

5

7

6

0

default-4e-4q8qndrop-out-policy:

4e-4q8q-in-q3

4e-4q8q-in-q4

4

1 ~ 3

default-4e-4q8q-ndropout- policy:

4(no drop カテゴリ)

4e-4q8q-out-q4(プライオリティ キュー)

4e-4q8q-out-q5

4e-4q8q-out-q6

4e-4q8q-out-q7

4

3

2

1

デフォルトの DSCP マッピング

以下の表に、Cisco Nexus 7710/7718 スイッチの入力キューへのデフォルトの DSCP 値を示します。

表 3 Cisco Nexus 7710/7718 スイッチのデフォルト DSCP マッピング

テンプレート

入力キュー

デフォルトの DSCP マッピング

default-8e-4q8q-policy

8e-4q8q-in-q-default

8e-4q8q-in-q1

8e-4q8q-in-q4

8e-4q8q-in-q3

0 ~ 39

40 ~ 63

0 ~ 39

0 ~ 39

default-7e-4q8q-policy

7e-4q8q-in-q-default

7e-4q8q-in-q1

7e-4q8q-in-q4

7e-4q8q-in-q3

0 ~ 15

40 ~ 63

16 ~ 39

default-6e-4q8q-policy

6e-4q8q-in-q-default

6e-4q8q-in-q1

6e-4q8q-in-q4

6e-4q8q-in-q3

0 ~ 39

40 ~ 63

default-4e-4q8q-policy

4e-4q8q-in-q-default

4e-4q8q-in-q1

4e-4q8q-in-q4

4e-4q8q-in-q3

0 ~ 39

40 ~ 63

デフォルトのネットワーク ポリシー テンプレート名では、数字 4、6、7、および 8 は、ポリシーで定義されるドロップ CoS の番号を意味し、e はイーサネットを意味します。


(注)  


4q8q ポリシー テンプレートは、Cisco Nexus 7710 スイッチおよび Cisco Nexus 7718 スイッチでのみサポートされ、デフォルトでイネーブルになっています。



(注)  


default-8e-4q8q-in-policy の場合は、入力バッファは、2 つのキュー(8e-4q8q-in-q1 と 8e-4q8q-in-q-default)に制限されているので、CoS2q / dscp-to-queue マッピングの変更が 8e-4q8q-in-q3 および 8e-4q8q-in-q4 に行われる前に、queue limit コマンドを使用してキュー制限を変更する必要があります。


ネットワーク qos ポリシー テンプレートは、最初の F シリーズ モジュールが動作可能になるか、またはテンプレートがスタートアップ コンフィギュレーションで保存されたときに作成されます。


(注)  


システム定義のポリシー テンプレートに準拠しないポリシーは現在サポートされていません。


ライセンスの要件

QoS 機能にライセンスは必要ありません。 ライセンス パッケージに含まれていない機能はすべて Cisco NX-OS システム イメージにバンドルされており、追加費用は一切発生しません。

仮想デバイス コンテキスト(VDC)の使用には Advanced Services ライセンスが必要です。

NX-OS ライセンス方式の詳細については、『Cisco NX-OS Licensing Guide』を参照してください。

ネットワーク QoS の前提条件

ネットワークの QoS ポリシーには、次の前提条件があります。

  • 「モジュラ QoS コマンドライン インターフェイスの使用」に精通している。

  • スイッチにログインしている。

  • デフォルトの VDC にいる。 VDC は、一連のシステム リソースを論理的に表現する用語です。 switchto vdc コマンドでは VDC 番号を指定できます。

注意事項と制約事項

ネットワーク qos ポリシーの設定時の注意事項および制約事項は、次のとおりです。


(注)  


これらの注意事項と制約事項は、すべての F シリーズのエッジ ポートおよび FabricPath モード ポートに適用されます。


  • ネットワーク qos ポリシーは、デフォルトの VDC のみに設定および適用する必要があります。

  • no-drop CoS 値を持つテンプレートを選択すると、no-drop 動作が自動的に与えられません。 no-drop 動作は、プライオリティ フロー制御(PFC)が正常にネゴシエーションされるまたは作動するポート上でのみこれらの CoS 値に対してイネーブルになります。

  • ポート MTU がインターフェイスで設定されている場合、ネットワーク qos MTU をオーバーライドします。

  • ファブリック エクステンダ(FEX)インターフェイスは、qos ポリシー テンプレートに行われる MTU の変更をサポートしていません。

  • FEX ポート チャネルには、CoS 5 ~ CoS 7 のトラフィックに 1058 の最小 MTU 設定が必要です。 FEX は、MTU が 1058 よりも小さいと失敗し、スイッチに登録されません。

  • ネットワーク qos ポリシーの変更は中断を伴う操作ですが、VDC 間の一部またはすべてのポートでトラフィック ドロップが発生する可能性があります。

  • DCB ネットワーク qos ポリシーは、F シリーズ モジュールに関係します。 DCE ネットワーク qos ポリシーは、DCE ネットワーク対応のラインカードがシャーシに挿入された場合にのみ作成されます。

PFC および F1 シリーズ モジュール ポート

  • PFC がポートでイネーブルの場合、高精度時間プロトコル(PTP)はポートでサポートされません。

  • PFC が同じ VDC 内のポートのいずれかでイネーブルにされている場合は、pong ユーティリティは VDC でサポートされません。

  • PTP が同じポートでイネーブルになっているか、または pong ユーティリティが同じ VDC でイネーブルになっている場合は、PFC はサポートされません。

iSCSI の設定

  • ベスト プラクティスとして、iSCSI と FCoE の両方が default-nq-7e-policy および default-nq-6e-policy テンプレートに対するネットワーク qos ポリシーの同じ CoS(vl)で設定される必要があります。

    • default-nq-6e-policy テンプレートで iSCSI に対し Cos 4 を使用することは避けてください。

      (Cos 4 は、no-drop 制御トラフィック用に予約されています。)

    • default-nq-4e-policy テンプレートで iSCSI に対し Cos 4 を使用することは避けてください。

      (Cos 4 は、no-drop 制御トラフィック用に予約されています。)

    • iSCSI が FCoE と Cos(vl)を共有する場合は、ネットワーク qos ポリシーを MTU = 2112 で設定します。

ネットワーク QoS ポリシーの設定

これらの方法の 1 つに従ってネットワーク qos ポリシーを設定できます。

  • 定義済みポリシー:要件に合わせて事前定義されたネットワーク qos ポリシー テンプレートを適用できます。 定義済みポリシーの詳細については、表 1 を参照してください。 デフォルトでは、default-nq-8e-policy が設定されます。 番号は、ドロップ(イーサネット)CoS 値の数を意味します。 テンプレートの CoS 値は、標準規則および使用パターンに基づいて選択されます。

  • 定義済みテンプレートのコピー:ネットワーク qos ポリシー テンプレートをコピーし、必要に応じて変更できます。 ネットワーク qos ポリシーをコピーすると、default と policy のサブストリングが排除されるため、デフォルト ポリシー名が短くなります。

  • ユーザ定義のポリシー:システム定義のポリシー テンプレートの 1 つに準拠するネットワーク qos ポリシーを作成できます。


  • (注)  


    デフォルト以外の仮想デバイス コンテキスト(VDC)にあるポートは、デフォルトの VDC からネットワーク qos ポリシーを継承します。

    ネットワーク qos ポリシー テンプレートをコピーおよび変更して、デフォルト VDC からのみネットワーク qos ポリシー コマンドを使用できます。


定義済みネットワーク qos ポリシー テンプレートをコピーします。

手順
     コマンドまたはアクション目的
    ステップ 1switch# configure terminal  

    グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

     
    ステップ 2switch(config)# qos copy policy-map type network-qos default-nq-7e-policy {prefix prefix | suffix suffix}  

    定義済みネットワークの qos ポリシーをコピーし、名前にサフィックスまたはプレフィックスを追加します。 プレフィックスまたはサフィックスの名には、アルファベット、ハイフン、またはアンダースコア文字を含めることができます。クラス マップ名は大文字と小文字が区別され、最大 40 文字まで設定できます。

     
    ステップ 3switch(config)# show policy-map type network-qos  

    タイプ ネットワーク qos ポリシー マップを表示します。

     

    ユーザ定義ネットワークの設定

    手順

       コマンドまたはアクション目的
      ステップ 1switch# configure terminal  

      グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

       
      ステップ 2switch(config)# class-map type network-qos match-any {class-map-name}  

      タイプ ネットワーク qos のクラス マップを設定し、クラス マップ名を eth に指定し、クラスマップ モードを開始します。

       
      ステップ 3switch(config-cmap-nqos)# match cos [0-7]  

      照合する CoS 値を指定します。 範囲は 0 ~ 7 です。

       
      ステップ 4switch(config-cmap-nqos)# class-map type network-qos match-any {class-map-name}  

      タイプ ネットワーク qos のクラス名を指定します。

       
      ステップ 5switch(config-cmap-nqos)# match protocol [fcoe | iscsi | tcp]  

      照合する CoS 値を指定し、どのプロトコルを特定の CoS 値にマッピングしなければならないかを指定します。

       
      ステップ 6switch(config-cmap-nqos)# match cos [0-7]  

      照合する CoS 値を指定します。 範囲は 0 ~ 7 です。

       
      ステップ 7switch(config-cmap-nqos)# class-map type network-qos match-any {class-map-name}  

      タイプ ネットワーク qos のクラス名を指定します。

       
      ステップ 8switch(config-cmap-nqos)# match cos [0-7]  

      照合する CoS 値を指定します。 範囲は 0 ~ 7 です。

       
      ステップ 9switch(config-cmap-nqos)# policy-map type network-qos [my_template]  

      ポリシー マップを作成するか、アクセスします。 ポリシー マップ名には、アルファベット、ハイフン、またはアンダースコア文字を含めることができます。ポリシー マップ名は大文字と小文字が区別され、最大 40 文字まで設定できます。

       
      ステップ 10switch(config-pmap-nqos-c)# class type network-qos eth  

      ステップ 2 で設定したタイプ ネットワーク qos のクラス マップを参照します。

       
      ステップ 11switch(config-pmap-nqos-c)# no pause  

      CoS のドロップを指定します。

       
      ステップ 12switch(config-pmap-nqos-c)# mtu [mtu_size]  

      MTU またはペイロード長を指定します。 範囲は 1500 ~ 9216 です。 この例の MTU サイズは 1600 に設定されています。

       
      ステップ 13switch(config-pmap-nqos-c)# congestion-control [random-detect {threshold [burst-optimized | mesh-optimized]} | tail-drop{threshold [burst-optimized | mesh-optimized]}]  

      バースト トラフィックまたはメッシュ トラフィックに最適化された WRED または TD の輻輳制御プロトコルおよびしきい値を指定します。

       
      ステップ 14switch(config-pmap-nqos-c)# class type network-qos  

      タイプ ネットワーク qos のクラス マップを設定し、クラス マップ名を指定します。

       
      ステップ 15switch(config-pmap-nqos-c)# pause  

      no-drop を指定します。 デフォルトは no pause です。

       
      ステップ 16switch(config-pmap-nqos-c)# class type network-qos  

      タイプ ネットワーク qos のクラス マップを設定し、クラス マップ名を指定します。

       
      ステップ 17switch(config-pmap-nqos-c)# pause  

      no-drop を指定します。 デフォルトは no pause です。

       
      ステップ 18switch(config-pmap-nqos-c)# mtu [mtu_size]  

      MTU 値を指定します。 範囲は 1500 ~ 9216 です。

       
      ステップ 19switch(config-pmap-nqos-c)# exit  

      ポリシーマップ ネットワーク qos モードを終了し、グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

       

      ターゲットに対するネットワーク QoS ポリシーの適用

      ネットワーク qos ポリシーは、VDC 間のシステム上でグローバルにのみ適用します。 ネットワーク qos ポリシーを適用すると、対応するキューイング ポリシーが自動的に適用されます。

      ターゲットにネットワーク qos ポリシーを適用するには、service-policy コマンドを使用します。

      手順
         コマンドまたはアクション目的
        ステップ 1switch# configure terminal  

        グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

         
        ステップ 2switch(config)# system qos  

        システム qos モードを開始します。

         
        ステップ 3switch(config-sys-qos)# service-policy type network-qos {my_template}  

        ポリシー マップをシステムの入力パケットまたは出力パケットに追加します。

         
        ステップ 4switch(config-sys-qos)#exit  

        config-sys-qos モードを終了し、コンフィギュレーション モードを開始します。

         

        ネットワーク QoS の確認

        ネットワーク qos ポリシー設定を表示するには、次の作業のいずれかを行います。

        コマンド

        目的

        show class-map type network-qos

        タイプ ネットワーク qos クラス マップを表示します。

        show policy-map type network-qos

        ネットワーク QoS タイプのポリシー マップを表示します。

        show policy-map system type network-qos

        アクティブなネットワーク qos タイプのクラス マップを表示します。

        これらのコマンド出力のフィールドの詳細については、『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS Quality of Service Command Reference』を参照してください。

        ネットワーク QoS の設定例

        次に、ネットワーク QoS ポリシーを設定する例を示します。

        policy-map type network-qos default-nq-6e-policy
          class type network-qos c-nq-6e-drop
           match cos 0-2,5-7
           congestion-control tail-drop
           mtu 1500
          class type network-qos c-nq-6e-ndrop-fcoe
           match cos 3
           match protocol fcoe
           pause
           mtu 2112
          class type network-qos c-nq-6e-ndrop
           match cos 4
           pause
           mtu 1500

        ネットワーク QoS の機能履歴

        以下の表に、このマニュアルで取り上げる新機能および変更された機能を要約し、各機能がサポートされているリリースを示します。 ご使用のソフトウェア リリースで、本書で説明されるすべての機能がサポートされているとは限りません。 最新の警告および機能情報については、https:/​/​tools.cisco.com/​bugsearch/​ の Bug Search Tool およびご使用のソフトウェア リリースのリリース ノートを参照してください。

        表 4 ネットワーク QoS の機能履歴

        機能名

        リリース

        機能情報

        4q8q ポリシー テンプレートのサポート

        6.2(2)

        Cisco Nexus 7710 スイッチおよび Cisco Nexus 7718 スイッチのみで 8 個の出力キューを提供する 4 つの 4q8q テンプレートのサポート。

        4 つの入力バッファのサポート

        6.1(3)

        4 つの入力バッファをサポートする default-8e-4q4q-policy テンプレートのサポート。

        ネットワーク qos ポリシー

        5.1(1)

        この機能が導入されました。