Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS IP SLA コンフィギュレーション ガイド、リリース 6.x
IP SLA UDP ジッター動作の設定
IP SLA UDP ジッター動作の設定

IP SLA UDP ジッター動作の設定

この章では、IP サービス レベル契約(SLA)UDP ジッター動作を設定して、IPv4 ネットワークで UDP トラフィックを伝送するネットワークのラウンド トリップ遅延、一方向遅延、一方向ジッター、一方向パケット損失、および接続を分析する方法について説明します。 この章では、UDP ジッター動作を使用して収集されたデータを Cisco ソフトウェア コマンドを使用して表示および分析する方法についても説明します。

この章の内容は、次のとおりです。

IP SLA UDP ジッター動作に関する情報

IP SLA UDP ジッター動作では、Voice over IP(VoIP)、Video over IP、またはリアルタイム会議などのリアルタイム トラフィックのアプリケーションのネットワーク適合性を診断することができます。

ジッターとは、パケット間の遅延のばらつきを意味します。 複数のパケットが発信元から宛先に連続的に送信された場合(たとえば 10 ms 間隔で送信)、ネットワークが理想的に動作していれば、宛先は 10 ms 間隔でパケットを受信します。 しかし、ネットワーク内に遅延(キューイング、代替ルートを介した受信など)が存在する場合、パケット間の到着遅延は、10 ms より大きい場合も、10 ms より小さい場合もあります。 この例を使用すると、正のジッター値は、パケットの到着間隔が 10 ms を超えていることを示します。 パケットが 12 ms 間隔で到着する場合、正のジッターは 2 ms です。パケットが 8 ms 間隔で到着する場合、負のジッターは 2 ms です。 VoIP など遅延に影響されやすいネットワークでは、正のジッター値は望ましくありません。0 のジッター値が理想的です。

しかし、IP SLA UDP ジッター動作の機能は、ジッターのモニタリングだけではありません。 UDP ジッター動作には IP SLA UDP 動作によって返されたデータが含まれているため、UDP ジッター動作は多目的データ収集動作に使用できます。 IP SLA が生成するパケットは、シーケンス情報を送受信するパケット、および送信元および動作ターゲットからのタイム スタンプを送受信するパケットを搬送します。 UDP ジッター動作では、以下を測定できます。

  • 方向別ジッター(送信元から宛先へ、宛先から送信元へ)

  • 方向別パケット損失

  • 方向別遅延(一方向遅延)

  • ラウンドトリップ遅延(平均 RTT)

データの送信と受信でパスが異なる場合もあるので(非対称)、方向別データを使用すれば、ネットワークで発生している輻輳や他の問題が発生している場所を簡単に突き止めることができます。

UDP ジッター動作は、合成(シミュレーション)UDP トラフィックを生成して機能します。 UDP ジッター動作は、指定された頻度 F で、送信元スイッチからターゲット スイッチに、サイズ S の N 個の UDP パケットを T ミリ秒間隔で送信します。 デフォルトでは、ペイロード サイズが 10 バイト(S)のパケット フレーム 10 個(N)を 10 ミリ秒(T)ごとに生成し、60 秒(F)ごとに動作を繰り返します。 これらのパラメータはそれぞれ、次の表に示すように、ユーザが設定できます。

表 1 UDP ジッター動作パラメータ

UDP ジッター動作パラメータ

Default

コマンド

パケット数(n)

10 パケット

udp-jitter コマンド、numpackets オプション

パケットあたりのペイロード サイズ(S)

32 バイト

request-data-size コマンド

パケット間隔(ミリ秒単位)(T)

20 ms

udp-jitter コマンド、interval オプション

動作を繰り返すまでの経過時間(秒単位)(F)

60 秒

frequency(IP SLA)コマンド

IP SLA UDP ジッター動作を設定するための前提条件

IP SLA UDP ジッター動作を設定するための前提条件は次のとおりです。

  • 一方向遅延を正確に測定するには、NTP などによる送信元デバイスとターゲット デバイスとの間のクロック同期が必要です。 一方向ジッターおよびパケット損失を測定する場合は、クロック同期は不要です。 送信元デバイスとターゲット デバイスの間でクロックが同期していない場合、一方向ジッターとパケット損失のデータは返されますが、UDP ジッター動作による一方向遅延測定値として「0」が返されます。
  • IP SLA アプリケーションを設定する前に、show ip sla application コマンドを使用して、ご使用のソフトウェア イメージでサポートされている動作タイプを確認してください。

UDP ジッター動作に関する注意事項と制約事項

IP SLA パケットの CoPP の設定

IP SLA 動作を大規模なスケールで使用する場合、IP SLA パケットのパススルーを許可する特定の CoPP 設定が必要になる場合があります。 IP SLA ではユーザ定義の UDP ポートを使用するため、コントロール プレーンへのすべての IP SLA パケットを許可する手段がありません。 ただし、IP SLA が使用できる宛先/送信元ポートのそれぞれを指定することはできます。

IP SLA プローブ数の検証済みの拡張性に関する詳細については、『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS Verified Scalability Guide』を参照してください。

以下に、IP SLA パケットのパススルーを許可する CoPP 設定例を示します。 この例では、宛先ポートと送信元ポートが 6500 ~ 7000 の範囲であることを前提としています。

ip access-list copp-system-sla-allow
  10 remark ### ALLOW SLA control packets from 1.1.1.0/24
  20 permit udp 1.1.1.0/24 any eq 1967
  30 remark ### ALLOW SLA data packets from 1.1.1.0/24 using ports 6500-7000
  40 permit udp 1.1.1.0/24 any range 6500 7000
  statistics per-entry
ip access-list copp-system-sla-deny
  10 remark ### this is a catch-all to match any other traffic
  20 permit ip any any
  statistics  per-entry
class-map type control-plane match-any copp-system-class-management-allow
  match access-group name copp-system-sla-allow
class-map type control-plane match-any copp-system-class-management-deny
  match access-group name copp-system-sla-deny
policy-map type control-plane copp-system-policy
    class copp-system-class-management-allow
    set cos 7
    police cir 4500 kbps bc 250 ms conform transmit violate drop
    class copp-system-class-management-deny
    police cir 4500 kbps bc 250 ms conform drop violate drop
control-plane
  service-policy input copp-system-policy

送信元デバイスでの UDP ジッター動作の設定およびスケジューリング

ここでは、UDP ジッター動作を設定およびスケジュールする方法について説明します。

宛先デバイスでの IP SLA Responder の設定

ここでは、宛先デバイスで Responder を設定する方法について説明します。


(注)  


Responder では、同じ送信元に対して固定ポートを設定しないでください。 Responder が同じ送信元に対して固定ポートを設定すると、パケットが正常に(タイムアウトまたはパケット損失の問題が発生せずに)送信されたとしても、ジッター値はゼロになります。


手順
     コマンドまたはアクション目的
    ステップ 1enable


    例:
    switch> enable
     

    特権 EXEC モードをイネーブルにします。

    パスワードを入力します(要求された場合)。

     
    ステップ 2configure terminal


    例:
    switch# configure terminal
     

    グローバル コンフィギュレーション モードを開始します

     
    ステップ 3次のいずれかを実行します。
    • ip sla responder
      Example: switch(config)# ip sla responder
    • ip sla responder udp-echo ipaddress ip-address port port
      Example: switch(config)# ip sla responder udp-echo
      ipaddress 172.29.139.132 port 5000
     

    -

    • (任意)送信元からの制御メッセージに応じて、シスコ デバイスで Responder 機能を一時的にイネーブルにします。

    • (任意)送信元でプロトコル制御がディセーブルである場合にのみ必須です。 指定された IP アドレスおよびポートで Responder 機能を永続的にイネーブルにします。

      制御は、デフォルトでイネーブルになります。

     
    ステップ 4exit


    例:
    switch(config)# exit
     

    (任意)グローバル コンフィギュレーション モードを終了し、特権 EXEC モードに戻ります。

     

    送信元デバイスでの基本 UDP ジッター動作の設定およびスケジューリング

    ここでは、送信元デバイスでの基本 UDP ジッター動作を設定およびスケジュールする方法について説明します。


    ヒント


    • IP SLA 動作が実行中でなく、統計情報が生成されていない場合は、動作の設定に verify-data コマンドを追加して(IP SLA コンフィギュレーション モードで設定)、データ検証をイネーブルにします。 イネーブルにすると、各動作の応答で破損の有無がチェックされます。 通常の動作時に verify-data コマンドを使用すると、不要なオーバーヘッドがかかるので注意してください。

    • IP SLA 動作に関する問題をトラブルシューティングするには、debug ip sla sender trace コマンドと debug ip sla sender error コマンドを使用します。


    手順
       コマンドまたはアクション目的
      ステップ 1enable


      例:
      switch# enable
       

      特権 EXEC モードをイネーブルにします。

      パスワードを入力します(要求された場合)。

       
      ステップ 2configure terminal


      例:
      switch# configure terminal
       

      グローバル コンフィギュレーション モードを開始します

       
      ステップ 3ip sla operation-number


      例:
      switch(config)# ip sla 10
       

      IP SLA 動作の設定を開始し、IP SLA コンフィギュレーション モードに移行します。

       
      ステップ 4udp-jitter {destination-ip-address | destination-hostname} destination-port [source-ip {ip-address | hostname}] [sourceport port-number] [control { enable| disable}] [num-packets number-of-packets] [interval interpacket-interval]


      例:
      switch(config-ip-sla)# udp-jitter 172.29.139.134 5000
       

      IP SLA 動作を UDP ジッター動作として設定し、UDP ジッター コンフィギュレーション サブモードを開始します。

      送信元スイッチとターゲット スイッチの両方で IP SLA 制御プロトコルをディセーブルにする場合のみ control disable のキーワードの組み合わせを使用します。

       
      ステップ 5frequency seconds


      例:
      switch(config-ip-sla-jitter)# frequency 30
       

      (任意)指定した IP SLA 動作を繰り返す間隔を設定します。

       
      ステップ 6exit


      例:
      switch(config-ip-sla-jitter)# exit
       

      UDP ジッター コンフィギュレーション サブモードを終了し、グローバル コンフィギュレーション モードに戻ります。

       
      ステップ 7ip sla schedule operation-number [life {forever| seconds}] [start-time {hh:mm[:ss] [month day | day month] | pending | now | after hh:mm:ss}] [ageout seconds] [recurring]


      例:
      switch(config)# ip sla schedule 5 start-time now life forever 
       

      個々の IP SLA 動作のスケジューリング パラメータを設定します。

       
      ステップ 8exit


      例:
      switch(config)# exit
       

      (任意)グローバル コンフィギュレーション モードを終了し、特権 EXEC モードに戻ります。

       
      ステップ 9show ip sla configuration [operation-number]


      例:
      switch# show ip sla configuration 10
       

      (任意)すべての IP SLA 動作または指定した IP SLA 動作に関する設定値を、すべてのデフォルト値を含めて表示します。

       
      次の作業

      トラップを生成する目的、または別の動作を開始する目的で、予防的しきい値条件と反応トリガーを追加するには、「予防的しきい値モニタリングの設定」の項を参照してください。

      IP SLA 動作の結果を表示し、内容を確認するには、show ip sla statistics コマンドを使用します。 サービス レベル契約の基準に対応するフィールドの出力を確認すると、サービス メトリックが許容範囲内であるかどうかを判断するのに役立ちます。

      追加特性を指定した UDP ジッター動作の設定およびスケジューリング

      ここでは、追加特性を使用して UDP ジッター動作を設定およびスケジュールする方法について説明します。

      • UDP ジッター動作には大量のデータが伴うため、IP SLA UDP ジッター動作では IP SLA 履歴機能(統計情報の履歴バケット)をサポートしていません。したがって、次のコマンドは UDP ジッター動作にはサポートされません。history buckets-kepthistory filterhistorylives-keptsamples-of-history-kept、および show ip sla history
      • UDP ジッター動作の統計情報が保持される期間は、IP SLA で使用される MIB(CISCO-RTTMON-MIB)によって 2 時間に制限されます。 history hours-of-statisticshours グローバル コンフィギュレーションを使用して、これより大きな値に設定しても、保持される期間が 2 時間を超えることはありません。 ただし、Data Collection MIB を使用して動作の履歴データを収集することはできます。 詳細については、「CISCO-DATA-COLLECTION-MIB」(http://www.cisco.com/go/mibs)を参照してください。

      ヒント


      • IP SLA 動作が実行中でなく、統計情報が生成されていない場合は、動作の設定に verify-data コマンドを追加して(IP SLA コンフィギュレーション モードで設定)、データ検証をイネーブルにします。 イネーブルにすると、各動作の応答で破損の有無がチェックされます。 通常の動作時に verify-data コマンドを使用すると、不要なオーバーヘッドがかかるので注意してください。
      • IP SLA 動作に関する問題をトラブルシューティングするには、debug ip sla sender trace コマンドと debug ip sla sender error コマンドを使用します。

      はじめる前に

      送信元デバイスでの UDP ジッター動作を設定する前に、ターゲット デバイス(動作ターゲット)で IP SLA Responder をイネーブルにしておく必要があります。 IP SLA Responder を使用できるのは、Cisco NX-OS ソフトウェア ベースのデバイスだけです。 Responder をイネーブルにするために、「宛先デバイスの IP SLA Responder の設定」の項の作業を実行します。

      手順
         コマンドまたはアクション目的
        ステップ 1 enable


        例:
        Switch> enable
         

        特権 EXEC モードをイネーブルにします。

        • パスワードを入力します(要求された場合)。
         
        ステップ 2 configure terminal


        例:
        Switch# configure terminal
         

        グローバル コンフィギュレーション モードを開始します

         
        ステップ 3 ip sla operation-number


        例:
        Switch(config)# ip sla 10 
         

        IP SLA 動作の設定を開始し、IP SLA コンフィギュレーション モードに移行します。

         
        ステップ 4 udp-jitter {destination-ip-address | destination-hostname} destination-port [source-ip {ip-address | hostname}] [source-port port-number] [control {enable | disable}] [num-packetsnumber-of-packets] [interval interpacket-interval]


        例:
        Switch(config-ip-sla)# udp-jitter 172.29.139.134 5000
         

        IP SLA 動作を UDP ジッター動作として設定し、UDP ジッター コンフィギュレーション サブモードを開始します。

        • 送信元スイッチとターゲット スイッチの両方で IP SLA 制御プロトコルをディセーブルにする場合のみ control disable のキーワードの組み合わせを使用します。
         
        ステップ 5 history distributions-of-statistics-kept size


        例:
        Switch(config-ip-sla-jitter)# history distributions-of-statistics-kept 5
         

        (任意)IP SLA 動作中にホップ単位で保持する統計情報の配信数を設定します。

         
        ステップ 6 history enhanced [interval seconds] [buckets number-of-buckets]


        例:
        Switch(config-ip-sla-jitter)# history enhanced interval 900 buckets 100
         

        (任意)IP SLA 動作に対する拡張履歴収集をイネーブルにします。

         
        ステップ 7 frequency seconds


        例:
        Switch(config-ip-sla-jitter)# frequency 30
         

        (任意)指定した IP SLA 動作を繰り返す間隔を設定します。

         
        ステップ 8 history hours-of-statistics-kept hours


        例:
        Switch(config-ip-sla-jitter)# history hours-of-statistics-kept 4
         

        (任意)IP SLA 動作の統計情報を維持する時間数を設定します。

         
        ステップ 9 owner owner-id


        例:
        Switch(config-ip-sla-jitter)# owner admin 
         

        (任意)IP SLA 動作の簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP)所有者を設定します。

         
        ステップ 10 request-data-size bytes


        例:
        Switch(config-ip-sla-jitter)# request-data-size 64 
         

        (任意)IP SLA 動作の要求パケットのペイロード内でのプロトコル データ サイズを設定します。

         
        ステップ 11 history statistics-distribution-interval milliseconds


        例:
        Switch(config-ip-sla-jitter)# history statistics-distribution-interval 10
         

        (任意)IP SLA 動作に関して維持する各統計情報の配信間隔を設定します。

         
        ステップ 12 tag text


        例:
        Switch(config-ip-sla-jitter)# tag TelnetPollServer1 
         

        (任意)IP SLA 動作のユーザ指定 ID を作成します。

         
        ステップ 13 threshold milliseconds


        例:
        Switch(config-ip-sla-jitter)# threshold 10000
         

        (任意)IP SLA 動作によって作成されるネットワーク モニタリング統計情報を計算するための上限しきい値を設定します。

         
        ステップ 14 timeout milliseconds


        例:
        Switch(config-ip-sla-jitter)# timeout 10000
         

        (任意)IP SLA 動作がその要求パケットからの応答を待機する時間を設定します。

         
        ステップ 15 tos number


        例:
        Switch(config-ip-sla-jitter)# tos 160 
         

        (任意)IPv4 ネットワークに限り、IP SLA 動作の IPv4 ヘッダーの ToS バイトを定義します。

         
        ステップ 16 verify-data


        例:
        Switch(config-ip-sla-jitter)# verify-data
         

        (任意)IP SLA 動作に、各応答パケットでデータ破損の有無をチェックさせます。

         
        ステップ 17 vrf vrf-name


        例:
        Switch(config-ip-sla-jitter)# vrf vpn-A 
         

        (任意)IP SLA 動作を使用して、マルチプロトコル ラベル スイッチング(MPLS)バーチャル プライベート ネットワーク(VPN)内をモニタリングできるようにします。

         
        ステップ 18 exit


        例:
        Switch(config-ip-sla-jitter)# exit
         

        UDP ジッター コンフィギュレーション サブモードを終了し、グローバル コンフィギュレーション モードに戻ります。

         
        ステップ 19 ip sla schedule operation-number [life {forever| seconds}] [start-time {hh:mm[:ss] [monthday | daymonth] | pending | now | afterhh:mm:ss}] [ageoutseconds] [recurring]


        例:
        Switch(config)# ip sla schedule 5 start-time now life forever
         

        個々の IP SLA 動作のスケジューリング パラメータを設定します。

         
        ステップ 20 exit


        例:
        Switch(config)# exit
         

        (任意)グローバル コンフィギュレーション モードを終了し、特権 EXEC モードに戻ります。

         
        ステップ 21 show ip sla configuration [operation-number]


        例:
        Switch# show ip sla configuration 10
         

        (任意)すべての IP SLA 動作または指定した IP SLA 動作に関する設定値を、すべてのデフォルト値を含めて表示します。

         
        次の作業

        トラップを生成する目的、または別の動作を開始する目的で、予防的しきい値条件と反応トリガーを追加するには、「予防的しきい値モニタリングの設定」の項を参照してください。

        IP SLA 動作の結果を表示し、内容を確認するには、show ip sla statistics コマンドを使用します。 サービス レベル契約の基準に対応するフィールドの出力を確認すると、サービス メトリックが許容範囲内であるかどうかを判断するのに役立ちます。

        UDP ジッター動作の設定例

        以下に、動作 2 が最初の動作の 5 秒後に開始される UDP ジッター動作として設定されている、2 つの動作を示します。 どちらの動作も無期限に実行されます。

        ip sla 1
         udp-jitter 20.0.10.3 65051 num-packets 20
         request-data-size 160
         tos 128
         frequency 30
        ip sla schedule 1 start-time after 00:05:00
        ip sla 2
         udp-jitter 20.0.10.3 65052 num-packets 20 interval 10
         request-data-size 20
         tos 64
         frequency 30
        ip sla schedule 2 start-time after 00:05:05
         

        ターゲット(宛先)デバイスの設定は、次のとおりです。

        ip sla responder

        UDP ジッターの機能履歴

        この表には、機能が追加または変更されたリリースの更新のみが含まれています。

        表 2 UDP ジッターの機能履歴
        機能名 リリース 機能情報

        UDP ジッター

        6.1(1)

        この機能が導入されました。