Cisco Nexus 7000 Series NX-OS Intelligent Traffic Director コンフィギュレーション ガイド、リリース 6.x
ITD の設定
ITD の設定

目次

ITD の設定

この章では、Cisco NX-OS デバイスで Intelligent Traffic Director(ITD)を設定する方法について説明します。

機能情報の確認

ご使用のソフトウェア リリースで、このモジュールで説明されるすべての機能がサポートされているとは限りません。 最新の警告および機能情報については、https:/​/​tools.cisco.com/​bugsearch/​ の Bug Search Tool およびご使用のソフトウェア リリースのリリース ノートを参照してください。 このモジュールに記載されている機能の詳細、および各機能がサポートされているリリースのリストについては、「新機能および変更された機能に関する情報」の章または以下の「機能の履歴」表を参照してください。

ITD の概要

Intelligent Traffic Director(ITD)は、テラビット規模のスイッチとギガビット規模のサーバやアプライアンスとの間のパフォーマンス ギャップに対処する、インテリジェントでスケーラブルなクラスタリングおよびロード バランシング エンジンです。 ITD アーキテクチャは、レイヤ 2 およびレイヤ 3 スイッチングに、レイヤ 4 からレイヤ 7 のアプライアンスを統合して規模と容量を拡大し、高帯域幅アプリケーションに対処します。

ITD では適応型ロード バランシングを行って、トラフィックをアプリケーション クラスタに分散します。 Cisco Nexus 7000 シリーズ スイッチに備わったこの機能により、ネットワークやトポロジをアップグレードすることなく、あらゆるベンダーのサーバおよびアプライアンスを配置できます。

ITD 機能の概要

ITD 機能には、次の利点があります。

  • 回線速度でトラフィックのロード バランシングを行うテラビット規模のソリューション

  • ASIC ベースのロード バランシング

  • ロード バランシングには、Cisco Nexus 7000 シリーズのすべてのポートを使用できます。

  • 多数のデバイス/サーバに負荷が分散されます。

  • サービス モジュールも外部 L3/L4 ロード バランサも必要ありません。

  • 設定が簡素化されていて、簡単に導入できます。

  • トラフィックを任意のデバイス(たとえば Web キャッシュ エンジンや Web アクセラレータ エンジン(WAE))にリダイレクトするために使用できます。

  • リダイレクトおよびロード バランシング機能と併せ、アクセス制御を提供します。

  • ファイアウォール、侵入防御システム(IPS)、Web アプリケーション ファイアウォール(WAF)、Videoscape Distribution Suite Transparent Caching(VDS-TC)などのデバイスのクラスタを作成する機能を備えています。

  • 仮想 IP アドレス(VIP)をサポートします。

  • IPv4 と IPv6 の両方をサポートします。

  • IP スティッキ性を維持します。

ITD の利点

Cisco NX-OS スイッチ上の ITD は、次の利点をもたらします。
  • 水平スケーリング(N サーバのグループ化により、線形スケーリングおよび容量拡大に対応)。

  • サーバ ヘルス モニタリング。

  • リンクやサーバの自動障害検出。

  • 障害時の自動トラフィック再配布。

  • M スタンバイを使用した N+1 冗長性 Hot standby のサポート。

  • エンド デバイスに対する完全な透過性。

  • リンクまたはサーバに障害が発生しても手動による設定や介入が不要。

  • 異機種混在のサーバとデバイスの使用。

  • 多数のサーバのサポート。

  • プロビジョニングの簡素化および容易な展開。

  • デバイスと Cisco NX-OS スイッチ間の認証/統合/認定が不要。

  • この機能によってスーパーバイザ CPU の負荷が増えない。

  • ITD は WCCP よりも大幅に少ないハードウェア TCAM リソースを使用する。

  • 無制限のフロー数を処理。

展開モード

ワンアーム展開モード

サーバをワンアーム展開モードで Cisco NX-OS デバイスに接続できます。 このトポロジでは、サーバはクライアント トラフィックまたはサーバ トラフィックの直接パスに存在しないため、既存のトポロジやネットワークを変更することなく、サーバをネットワークに接続できます。

図 1. ワンアーム展開モード



VPC でのワンアーム展開モード

ITD 機能は、仮想ポート チャネル(vPC)に接続されたアプライアンス クラスタをサポートします。 ITD サービスは各 Cisco NX-OS スイッチで実行されます。ITD は、フローがクラスタ ノードを通過する一貫したトラフィックを得られるように各スイッチをプログラムします。

図 2. VPC でのワンアーム展開モード



サンドイッチ展開モード

サンドイッチ展開モードでは、2 台の Cisco NX-OS 7000 シリーズ スイッチを使用してトラフィックをステートフルに処理します。

このモードの主な要件は、フローのフォワード トラフィックとリバース トラフィックの両方が同じアプライアンスを通過しなければならないことです。 サンドイッチ展開の例としては、クライアントとサーバ間のトラフィックが同じアプライアンスを通過する必要があるファイアウォールおよびロード バランサの展開があります。

主な機能は次のとおりです。

  • ネットワーク セグメントごとの ITD サービス(外部ネットワーク用に 1 つの ITD サービスおよび内部ネットワーク用にもう 1 つの ITD サービス)。

  • インターネットから外部ネットワークに入るトラフィックに対する、入力インターフェイス上での ITD サービスの SRC-IP ロード バランシング スキーム。

  • サーバからネットワーク内に入るトラフィックに対する、入力インターフェイス上での ITD サービスの DST-IP ロード バランシング スキーム。

図 3. サンドイッチ展開モード



サーバ ロード バランシング展開モード

ITD サービスは、Cisco NX-OS 7000 シリーズ スイッチ上の仮想 IP(VIP)をホストするように設定できます。 VIP を宛先とするインターネット トラフィックの負荷は、複数のノードに分散されます。


(注)  


各 Cisco NX-OS 7000 シリーズ スイッチで、ITD サービスを同じように設定する必要があります。 この ITD サービスの設定は、スイッチごとに手動で行う必要があります。


図 4. VIP を使用した ITD 負荷分散



デバイス グループ

ITD 機能は、デバイス グループをサポートしています。 デバイス グループを設定する際に、次を指定できます。

  • デバイス グループのクラスタ ノード

  • デバイス グループのプローブ


(注)  


1 つのデバイス グループは 1 つの ITD サービスにマッピングできます。


VRF のサポート

ITD サービスは、デフォルト VRF でもデフォルト以外の VRF でも設定できます。

ITD サービスでトラフィックをリダイレクトするには、入力インターフェイスおよびデバイス グループ ノードのすべてが同じ VRF に属している必要があります。 設定済み VRF で、関連するデバイス グループのすべての入力インターフェイスおよびノード メンバーが到達可能であることを確認する必要があります。

デバイス グループにプローブが設定されている場合、そのプローブが正しく機能するのはデフォルト VRF のみです。 ITD サービスをデフォルト以外の VRF で設定する場合、デバイス グループにプローブを設定しないことをお勧めします。

ロード バランシング

ITD 機能では、loadbalance コマンドを使用して特定のロード バランシング オプションを設定することができます。

loadbalance コマンドのオプションのキーワードは次のとおりです。

  • buckets:作成するバケットの数を指定します。 バケットは 2 のべき乗数で設定する必要があります。 1 つ以上のバケットが、クラスタ内の 1 つのノードにマッピングされます。 設定するバケットの数がノードの数より多い場合、バケットはすべてのノードにラウンド ロビン方式で適用されます。

  • mask-position:ロード バランシングのマスク位置を指定します。 このキーワードは、IP アドレスの特定のオクテットまたはビットに基づいてパケット分類を行わなければならない場合に役立ちます。 デフォルトでは、システムは最後のオクテットまたは最下位ビット(LSB)をバケットに使用します。 デフォルト以外のビット/オクテットを使用する場合、mask-position キーワードを使用して、トラフィック分類の開始点を指定できます。 たとえば、IP アドレスの第 2 オクテットの 8 番目のビットと第 3 オクテットの 16 番目のビットで開始することができます。

Hot Standby

ITD は、N+1 冗長性をサポートしています。N+1 冗長性では、M クラスタ ノードが N アクティブ クラスタ ノードのスタンバイ ノードとして機能できます。

アクティブ ノードに障害が発生すると、ITD は運用可能なスタンバイ ノードを検索し、最初に使用可能なスタンバイ ノードを選択して、障害が発生したノードに置き換えます。 ITD は、障害が発生したノードを当初宛先としていたトラフィック セグメントを、新しくアクティブになったノードにリダイレクトするようにスイッチを再設定します。 このサービスは、スタンバイ ノードとアクティブ ノードとの固定マッピングを強要しません。

障害が発生したノードが再び運用可能になると、そのノードはアクティブ ノードとして復帰します。この場合、アクティブ ノードとして機能していたスタンバイ ノードからのトラフィックは元のノードにリダイレクトされ、スタンバイ ノードはスタンバイ ノードのプールに戻されます。

複数のノードで障害が発生した場合、それらすべてのノードを宛先とするトラフィックは、最初に使用可能なスタンバイ ノードにリダイレクトされます。

ルータ アクセス コントロール リスト

Cisco Nexus 7000 シリーズ デバイスは、ITD によるルータ アクセス コントロール リスト(RACL)をサポートしています。

同じ入力インターフェイスに ITD 機能と RACL を同時に設定できます。 TCAM にダウンロードされる設定結果の RACL は、ITD によって生成された ACL とユーザ設定 RACL を合わせた成果物です。 RACL で設定された permit ステートメントと deny ステートメントは、ITD によって作成された ACL 許可およびリダイレクト エントリと結合されます。 これにより、選択したトラフィックのフィルタリングおよび負荷分散を行うことができます。

ITD による RACL を設定する方法の詳細については、ITD の設定例を参照してください。

複数の入力インターフェイス

複数の入力インターフェイスに対してトラフィック リダイレクト ポリシーを適用するように ITD サービスを設定できます。 この機能では、単一の ITD サービスを使用して、さまざまなインターフェイスに到着するトラフィックを一連のノードにリダイレクトできます。 ingress interface コマンドを使用して、複数の入力インターフェイスを設定できます。

システム ヘルス モニタリング

ITD は、次を目的としたヘルス モニタリング機能をサポートしています。
  • 設定済みプローブを使用して、クラスタ ノードの正常性を監視する。

  • 入力インターフェイスの状態を監視する。

ヘルス モニタリングにより、次の重大なエラーが検出および修正されます。
  • ITD サービスが shut/no shut または削除されている。

  • スイッチのリブート。

  • スーパーバイザ スイッチオーバー。

  • インサービス ソフトウェア アップグレード(ISSU)。

  • ITD サービス ノード障害。

  • 入力インターフェイスがダウン状態。

クラスタ ノードの監視

ITD ヘルス モニタリング モジュールは、障害の検出および障害シナリオの処理を目的に、定期的にクラスタ ノードを監視します。


(注)  


IPv6 プローブはサポートされません。


クラスタ ノードに接続されたインターフェイスの正常性

ITD は IP サービス レベル契約(IP SLA)機能を活用して、定期的に各クラスタ ノードをプローブで検査します。 プローブは 1 秒の頻度で送信されます。これは、すべてのクラスタ ノードに同時に送信されます。 クラスタ グループ設定の一部としてプローブを設定できます。 プローブは、3 回再試行した後に障害が発生したと宣言されます。 その場合、クラスタ ノードの状態は「Failed」になり、ステータスは「PROBE_FAILED」になります。

ノード障害の処理

クラスタ ノードがダウン状態としてマークされると、ITD はトラフィックの中断を最小限に抑えて、トラフィックを残りの運用可能なノードに再配布するために自動的に次のタスクを行います。

  • 障害が発生したノードを引き継ぐようにスタンバイ ノードが設定されているかどうかを判別します。

  • スタンバイ ノードが運用可能な場合、トラフィックを処理するノードの候補としてそのノードを識別します。

  • 運用可能なスタンバイ ノードを使用できる場合、トラフィックを処理するアクティブ ノードとしてそのスタンバイ ノードを再定義します。

  • 障害が発生したノードから新しくアクティブにされたスタンバイ ノードにトラフィックを再配布するように自動的にプログラムします。

Failaction 再割り当て

ITD の Failaction により、障害が発生したノード上のトラフィックを、最初に使用可能なアクティブ ノードに再割り当てできます。 障害が発生したノードが復旧すると、そのノードは自動的に接続の提供を再開します。 この機能をイネーブルにするには、failaction コマンドを使用します。

ノードがダウンすると、そのノードに関連付けられたトラフィックまたは ACL は、設定されている一連のノードで最初に検出されたアクティブ ノードに再割り当てされます。 新しく再割り当てされたノードでも障害が発生すると、トラフィックは次に使用可能なアクティブ ノードに再割り当てされます。 障害が発生したノードがアクティブ状態に戻ると、トラフィックはこの新しいノードに戻され、ノードによる接続の提供が再開されます。


(注)  


Failaction 機能をイネーブルにする前に、ITD デバイス グループにプローブを設定する必要があります。


スタンバイ ノードを使用しない Failaction 再割り当て

ノードがダウンすると、そのノードに関連付けられたトラフィックまたは ACL は、設定されている一連のノードで最初に検出されたアクティブ ノードに再割り当てされます。 新しく再割り当てされたノードでも障害が発生すると、トラフィックまたは ACL は次に使用可能なアクティブ ノードに再割り当てされます。 障害が発生したノードがアクティブ状態に戻ると、トラフィックはこの新しいノードに戻され、ノードによる接続の提供が開始されます。

すべてのノードがダウンした場合、パケットは自動的にルーティングされます。

  • ノードがダウンすると(プローブが失敗した場合)、トラフィックは最初に使用可能なアクティブ ノードに再割り当てされます。

  • ノードが障害状態から復旧すると(プローブが成功した場合)、接続の処理を開始します。

  • すべてのノードがダウンした場合、パケットは自動的にルーティングされます。

スタンバイ ノードを使用した Failaction 再割り当て

ノードがダウンした場合、スタンバイ ノードがアクティブであれば、トラフィックは接続に対応し、バケット割り当ての変更は行われません。 アクティブ ノードとスタンバイ ノードの両方がダウンした場合、ノードに関連付けられたトラフィックまたは ACL は、設定済みの一連のノードで最初に検出されたアクティブ ノードに再割り当てされます。 新しく再割り当てされたノードでも障害が発生すると、トラフィックまたは ACL は次に使用可能なアクティブ ノードに再割り当てされます。 障害が発生したノードがアクティブ状態に戻ると、トラフィックはこの新しいノードに戻され、ノードによる接続の提供が開始されます。

  • ノードがダウンし(プローブが失敗した場合)、有効なスタンバイ ノードがない場合、トラフィックは最初に使用可能なアクティブ ノードに送信されます。

  • スタンバイ ノードを含むすべてのノードがダウンした場合、トラフィックは最初に使用可能なアクティブ ノードに再割り当てされます。

  • ノードが障害状態から復旧すると(プローブが成功した場合)、接続の処理を開始します。

  • すべてのノードがダウンした場合、パケットは自動的にルーティングされます。

Failaction 再割り当てを使用しない場合

Failaction によるノードの再割り当てを設定しない場合は、次の 2 つのシナリオが考えられます。

  • シナリオ 1:プローブを設定する、かつ

    • スタンバイを設定する
    • スタンバイを設定しない
  • シナリオ 2:プローブを設定しない

プローブを設定して Failaction 再割り当てを使用しない場合

ITD プローブでは、ノードの障害やサービス到達可能性の消失を検出できます。

  • ノードに障害が発生した場合、スタンバイが設定されていれば、そのスタンバイ ノードが接続を引き継ぎます。

  • ノードに障害が発生し、スタンバイが設定されていない場合、Failaction が設定されていないと、トラフィックはルーティングされます。この場合、トラフィックの再割り当ては行われません。 ノードが回復すると、その回復したノードがトラフィックの処理を開始します。

プローブを設定せずに Failaction 再割り当てを使用しない場合

プローブが設定されていないと、ITD はノードの障害を検出できません。 ノードがダウンしても、ITD はアクティブ ノードへのトラフィックの再割り当てまたはリダイレクトを行いません。

ITD のライセンス要件

ITD には、拡張レイヤ 2 パッケージ ライセンスが必要です。 Cisco NX-OS ライセンス方式の詳細と、ライセンスの取得および適用の方法については、『Cisco NX-OS Licensing Guide』を参照してください。

ITD の前提条件

ITD には、次の前提条件があります。

  • feature itd コマンドを使用して、ITD 機能をイネーブルにする必要があります。

  • feature itd コマンドを入力する前に、次のコマンドを設定する必要があります。
    • feature pbr

    • feature sla sender

    • feature sla responder

    • ip sla responder

ITD の注意事項と制約事項

ITD 設定時の注意事項と制約事項は次のとおりです。
  • 仮想 IP タイプおよび ITD デバイス グループ ノード タイプは IPv4 または IPv6 のいずれか一方でなければなりません。両方を混在させることはできません。

  • 1 つのデバイス グループは 1 つの ITD サービスにマッピングできます。

  • プローブは、IPv6 ノードからなるデバイス グループではサポートされていません。

  • failaction コマンドは、IPv4 に対してのみサポートされています。

ITD の設定

サーバが物理的に接続された後、スイッチにインターフェイスを設定できます。 サーバは、ルーティングされたインターフェイスまたはポート チャネルを介してスイッチに接続できます。

ITD のイネーブル化

はじめる前に

ITD を設定するには、その前に ITD 機能をイネーブルにする必要があります。


(注)  


feature itd を設定する前に、feature pbr および feature ipsla コマンドを入力する必要があります。
手順の概要

    1.    switch# configure terminal

    2.    switch(config)# feature itd


手順の詳細
     コマンドまたはアクション目的
    ステップ 1switch# configure terminal 

    グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

     
    ステップ 2switch(config)# feature itd  

    ITD 機能をイネーブルにします。

     

    デバイス グループの設定

    はじめる前に

    ITD 機能をイネーブルにします。

    手順の概要

      1.    switch# configure terminal

      2.    switch(config)# itd device-group name

      3.    switch(config-device-group)# node ip ipv4-address [mode hot-standby]

      4.    switch(config-device-group)# probe {icmp | tcp port port-number | udp port port-number} [frequency seconds] [retry-count number] [timeout seconds]


    手順の詳細
       コマンドまたはアクション目的
      ステップ 1switch# configure terminal 

      グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

       
      ステップ 2switch(config)# itd device-group name 

      ITD デバイス グループを作成し、デバイス グループ コンフィギュレーション モードを開始します。

       
      ステップ 3 switch(config-device-group)# node ip ipv4-address [mode hot-standby] 

      ITD のクラスタ ノードを指定します。 この手順を繰り返して、すべてのクラスタ ノードを指定します。

      IPv6 クラスタ ノードを設定するには、node ipv6 ipv6-address [mode hot-standby] を使用します。

      (注)     

      ITD デバイス グループは、IPv4 または IPv6 ノードのいずれか一方で構成する必要があります。両方を混在させることはできません。

       
      ステップ 4 switch(config-device-group)# probe {icmp | tcp port port-number | udp port port-number} [frequency seconds] [retry-count number] [timeout seconds] 

      クラスタ グループのサービス プローブを設定します。

      ITD サービスのプローブとして、次のプロトコルを指定できます。

      • ICMP

      • TCP

      • UDP

      (注)     

      IPv6 プローブはサポートされません。

       

      ITD サービスの設定

      はじめる前に

      ITD 機能をイネーブルにします。

      手順の概要

        1.    switch# configure terminal

        2.    switch(config)# itd service-name

        3.    switch(config-itd)# device-group device-group-name

        4.    switch(config-itd)# ingress interface interface

        5.    switch(config-itd)# loadbalance [buckets bucket-number] [mask-position position] [method {src-ip | dst-ip}]

        6.    switch(config-itd)# virtual ip ipv4-address ipv4-network-mask [tcp | udp {port-number | any}] [advertise {enable | disable}]

        7.    switch(config-itd)# failaction node reassign

        8.    switch(config-itd)# no shutdown


      手順の詳細
         コマンドまたはアクション目的
        ステップ 1switch# configure terminal 

        グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

         
        ステップ 2switch(config)# itd service-name 

        ITD サービスを設定し、ITD コンフィギュレーション モードを開始します。

         
        ステップ 3switch(config-itd)# device-group device-group-name 

        ITD サービスに既存のデバイス グループを追加します。 device-group-name は、デバイス グループの名前を指定します。 最大 32 文字の英数字を入力できます。

         
        ステップ 4switch(config-itd)# ingress interface interface 
        ITD サービスに 1 つ以上のインターフェイスを追加します。
        • 複数のインターフェイスは、カンマを(「,」)を使用して区切ります。

        • インターフェイスの範囲は、ハイフン(「-」)を使用して指定します。

         
        ステップ 5switch(config-itd)# loadbalance [buckets bucket-number] [mask-position position] [method {src-ip | dst-ip}] 

        ITD サービスのロード バランシング オプションを設定します。 オプションのキーワードは次のとおりです。

        • buckets:作成するバケットの数を指定します。 バケットは 2 のべき乗数で設定する必要があります。

        • mask-position:ロード バランシングのマスク位置を指定します。

        • method:送信元 IP アドレスまたは宛先 IP アドレス ベースの負荷/トラフィック分散を指定します。

         
        ステップ 6switch(config-itd)# virtual ip ipv4-address ipv4-network-mask [tcp | udp {port-number | any}] [advertise {enable | disable}]  

        ITD サービスの仮想 IPv4 アドレスを設定します。

        (注)     

        仮想 IPv6 アドレスを設定するには、次のコマンドを使用します。virtual ipv6 ipv6-address ipv6-network-mask | ipv6-prefix/length} [ip | tcp {port-number | any} | udp {port-number | any}] [advertise {enable | disable}]

        advertise enable キーワードは、仮想 IP ルートをネイバー デバイスにアドバタイズすることを指定します。

        tcpudpip キーワードは、仮想 IP アドレスが指定のプロトコルによるフローを受け入れることを指定します。

         
        ステップ 7switch(config-itd)# failaction node reassign 

        ノードで障害が発生した後のトラフィック再割り当てを有効にします。 障害が発生したノードへのトラフィックは、最初に使用可能なアクティブ ノードに再割り当てされます。

         
        ステップ 8switch(config-itd)# no shutdown 

        ITD サービスをイネーブルにします。

         

        ITD 設定の確認

        ITD 設定を表示するには、次のいずれかの作業を行います。

        コマンド

        目的

        show itd [itd-name] [brief]

        すべてまたは特定の ITD インスタンスのステータスおよび設定を表示します。

        • 特定のインスタンスのステータスおよび設定を表示するには、itd-name 引数を使用します。

        • ステータスおよび設定の要約情報を表示するには、brief キーワードを使用します。

        show itd statistics [itd-name] [brief]

        ITD インスタンスの統計情報を表示します。

        • 特定のインスタンスの統計情報を表示するには、itd-name 引数を使用します。

        • 要約情報を表示するには、brief キーワードを使用します。

        (注)     

        show itd statistics コマンドを使用する前に、route-map name pbr-statistics コマンドを使用して統計情報を有効にする必要があります。

        以下に、ITD 設定を確認する例を示します。

        switch(config)# show itd
        
        Name       Probe LB Scheme  Status   Buckets
        ---------- ----- ---------- -------- -------
        WEB-SERVERS N/A   src-ip     ACTIVE   16
        
        Device Group
        --------------------------------------------------
        IPV6_SERVER_FARM
        
        Route Map                      Interface    Status Track_id
        ------------------------------ ------------ ------ ---------
        WEB-SERVERS_itd_routemap        Eth6/13      UP       9
        
          Node  IP                                      Config-State Status     Track_id  Sla_id
          --------------------------------------------- ------------ ---------- --------- ---------
          1     100:100::100:100                        Active       OK           None      None
        
                IP Access List
                ---------------------------------------------------------------------------
                WEB-SERVERS_itd_acl_0
                WEB-SERVERS_itd_acl_5
                WEB-SERVERS_itd_acl_10
                WEB-SERVERS_itd_acl_15
        
          Node  IP                                      Config-State Status     Track_id  Sla_id
          --------------------------------------------- ------------ ---------- --------- ---------
          2     200:200::200:200                        Active       OK           None      None
        
                IP Access List
                ---------------------------------------------------------------------------
                WEB-SERVERS_itd_acl_1
                WEB-SERVERS_itd_acl_6
                WEB-SERVERS_itd_acl_11
        
          Node  IP                                      Config-State Status     Track_id  Sla_id
          --------------------------------------------- ------------ ---------- --------- ---------
          3     300:300::300:300                        Active       OK           None      None
        
                IP Access List
                ---------------------------------------------------------------------------
                WEB-SERVERS_itd_acl_2
                WEB-SERVERS_itd_acl_7
                WEB-SERVERS_itd_acl_12
        
          Node  IP                                      Config-State Status     Track_id  Sla_id
          --------------------------------------------- ------------ ---------- --------- ---------
          4     500:500::500:500                        Active       OK           None      None
        
                IP Access List
                ---------------------------------------------------------------------------
                WEB-SERVERS_itd_acl_3
                WEB-SERVERS_itd_acl_8
                WEB-SERVERS_itd_acl_13
        
          Node  IP                                      Config-State Status     Track_id  Sla_id
          --------------------------------------------- ------------ ---------- --------- ---------
          5     600:600::600:600                        Active       OK           None      None
        
                IP Access List
                ---------------------------------------------------------------------------
                WEB-SERVERS_itd_acl_4
                WEB-SERVERS_itd_acl_9
                WEB-SERVERS_itd_acl_14
        
          Node  IP                                      Config-State Status     Track_id  Sla_id
          --------------------------------------------- ------------ ---------- --------- ---------
          6     700:700::700:700                        Standby      Standby      None      None
        
                IP Access List
                ---------------------------------------------------------------------------
        
        
          Node  IP                                      Config-State Status     Track_id  Sla_id
          --------------------------------------------- ------------ ---------- --------- ---------
          7     400:400::400:400                        Standby      Standby      None      None
        
                IP Access List
                ---------------------------------------------------------------------------
        
        
        switch(config)# show itd
        
        Name       Probe LB Scheme  Status   Buckets
        ---------- ----- ---------- -------- -------
        WEB-SERVERS ICMP  src-ip     ACTIVE   8
        
        Device Group
        --------------------------------------------------
        IPV4_SERVER_FARM
        
        Route Map                      Interface    Status Track_id
        ------------------------------ ------------ ------ ---------
        WEB-SERVERS_itd_routemap       Eth6/13      UP       17
        
          Node  IP                                      Config-State Status     Track_id  Sla_id
          --------------------------------------------- ------------ ---------- --------- ---------
          1     10.10.10.10                             Active       OK         9         10009
        
                IP Access List
                ---------------------------------------------------------------------------
                WEB-SERVERS_itd_acl_0
                WEB-SERVERS_itd_acl_5
        
        
          Node  IP                                      Config-State Status     Track_id  Sla_id
          --------------------------------------------- ------------ ---------- --------- ---------
          2     20.20.20.20                             Active       OK         10        10010
        
                IP Access List
                ---------------------------------------------------------------------------
                WEB-SERVERS_itd_acl_1
                WEB-SERVERS_itd_acl_6
        
        
          Node  IP                                      Config-State Status     Track_id  Sla_id
          --------------------------------------------- ------------ ---------- --------- ---------
          3     30.30.30.30                             Active       OK         11        10011
        
                IP Access List
                ---------------------------------------------------------------------------
                WEB-SERVERS_itd_acl_2
                WEB-SERVERS_itd_acl_7
        
        
          Node  IP                                      Config-State Status     Track_id  Sla_id
          --------------------------------------------- ------------ ---------- --------- ---------
          4     40.40.40.40                             Standby      Standby    12        10012
        
                IP Access List
                ---------------------------------------------------------------------------
        
        
        
          Node  IP                                      Config-State Status     Track_id  Sla_id
          --------------------------------------------- ------------ ---------- --------- ---------
          5     50.50.50.50                             Active       OK         13        10013
        
                IP Access List
                ---------------------------------------------------------------------------
                WEB-SERVERS_itd_acl_3
        
        
          Node  IP                                      Config-State Status     Track_id  Sla_id
          --------------------------------------------- ------------ ---------- --------- ---------
          6     60.60.60.60                             Active       OK         15        10015
        
                IP Access List
                ---------------------------------------------------------------------------
                WEB-SERVERS_itd_acl_4
        
        
          Node  IP                                      Config-State Status     Track_id  Sla_id
          --------------------------------------------- ------------ ---------- --------- ---------
          7     70.70.70.70                             Standby      Standby    16        10016
        
                IP Access List
                ---------------------------------------------------------------------------
        
        switch(config)# show itd brief
        
        Name       Probe LB Scheme  Interface  Status   Buckets
        ---------- ----- ---------- ---------- -------- --------
        WEB-SERVERS N/A   src-ip     Eth6/13    ACTIVE   16
        
        Device Group
        --------------------------------------------------
        IPV6_SERVER_FARM
        
          Node  IP                                   Config-State  Status    Track_id  Sla_id
          ------------------------------------------ ------------ ---------- --------- ---------
          1     100:100::100:100                      Active       OK           None      None
          2     200:200::200:200                      Active       OK           None      None
          3     300:300::300:300                      Active       OK           None      None
          4     500:500::500:500                      Active       OK           None      None
          5     600:600::600:600                      Active       OK           None      None
          6     700:700::700:700                      Standby      Standby      None      None
          7     400:400::400:400                      Standby      Standby      
        
        switch(config)# show itd brief
        
        Name       Probe LB Scheme  Interface  Status   Buckets
        ---------- ----- ---------- ---------- -------- --------
        WEB-SERVERS ICMP  src-ip     Eth6/13    ACTIVE   8
        
        Device Group
        --------------------------------------------------
        IPV4_SERVER_FARM
        
          Node  IP                                      Config-State Status     Track_id  Sla_id
          --------------------------------------------- ------------ ---------- --------- ---------
          1     10.10.10.10                             Active       OK         9         10009
          2     20.20.20.20                             Active       OK         10        10010
          3     30.30.30.30                             Active       OK         11        10011
          4     40.40.40.40                             Standby      Standby    12        10012
          5     50.50.50.50                             Active       OK         13        10013
          6     60.60.60.60                             Active       OK         15        10015
          7     70.70.70.70                             Standby      Standby    
        
        switch(config)# show itd statistics
        
        Service Name
        --------------------------------------------------------------------
        WEB-SERVERS
        
        Device Group
        --------------------------------------------------------------------
        IPV6_SERVER_FARM
        
          Node  IP                                              Packets
          ----------------------------------------------------- ------------
          1     100:100::100:100                                1563
        
                IP Access List                                  Packets
                ----------------------------------------------- ------------
                WEB-SERVERS_itd_acl_0                           432
                WEB-SERVERS_itd_acl_5                           432
                WEB-SERVERS_itd_acl_10                          391
                WEB-SERVERS_itd_acl_15                          308
        
          Node  IP                                              Packets
          ----------------------------------------------------- ------------
          2     200:200::200:200                                1200
        
                IP Access List                                  Packets
                ----------------------------------------------- ------------
                WEB-SERVERS_itd_acl_1                           432
                WEB-SERVERS_itd_acl_6                           432
                WEB-SERVERS_itd_acl_11                          336
        
          Node  IP                                              Packets
          ----------------------------------------------------- ------------
          3     300:300::300:300                                1200
        
                IP Access List                                  Packets
                ----------------------------------------------- ------------
                WEB-SERVERS_itd_acl_2                           432
                WEB-SERVERS_itd_acl_7                           432
                WEB-SERVERS_itd_acl_12                          336
        
          Node  IP                                              Packets
          ----------------------------------------------------- ------------
          4     500:500::500:500                                1200
        
                IP Access List                                  Packets
                ----------------------------------------------- ------------
                WEB-SERVERS_itd_acl_3                           432
                WEB-SERVERS_itd_acl_8                           432
                WEB-SERVERS_itd_acl_13                          336
        
          Node  IP                                              Packets
          ----------------------------------------------------- ------------
          5     600:600::600:600								1201
        
                IP Access List                                  Packets
                ----------------------------------------------- ------------
                WEB-SERVERS_itd_acl_4                           432
                WEB-SERVERS_itd_acl_9                           426
                WEB-SERVERS_itd_acl_14                          343
        
          Node  IP                                              Packets
          ----------------------------------------------------- ------------
          6     700:700::700:700                                0
        
                IP Access List                                  Packets
                ----------------------------------------------- ------------
        
          Node  IP                                              Packets
          ----------------------------------------------------- ------------
          7     400:400::400:400                                0
        
                IP Access List                                  Packets
                ----------------------------------------------- ------------
        
        
        switch(config)# show itd statistics
        
        Service Name
        --------------------------------------------------------------------
        WEB-SERVERS
        
        Device Group
        --------------------------------------------------------------------
        IPV4_SERVER_FARM
        
          Node  IP                                              Packets
          ----------------------------------------------------- ------------
          1     10.10.10.10                                     110
        
                IP Access List                                  Packets
                ----------------------------------------------- ------------
                WEB-SERVERS_itd_acl_0                           64
                WEB-SERVERS_itd_acl_5                           46
        
          Node  IP                                              Packets
          ----------------------------------------------------- ------------
          2     20.20.20.20                                     101
        
                IP Access List                                  Packets
                ----------------------------------------------- ------------
                WEB-SERVERS_itd_acl_1                           37
                WEB-SERVERS_itd_acl_6                           64
        
        
          Node  IP                                              Packets
          ----------------------------------------------------- ------------
          3     30.30.30.30                                     92
        
                IP Access List                                  Packets
                ----------------------------------------------- ------------
                WEB-SERVERS_itd_acl_2                           32
                WEB-SERVERS_itd_acl_7                           60
        
          Node  IP                                              Packets
          ----------------------------------------------------- ------------
          4     40.40.40.40                                     0
        
                IP Access List                                  Packets
                ----------------------------------------------- ------------
        
          Node  IP                                              Packets
          ----------------------------------------------------- ------------
          5     50.50.50.50                                     32
        
                IP Access List                                  Packets
                ----------------------------------------------- ------------
                WEB-SERVERS_itd_acl_3                           32
        
          Node  IP                                              Packets
          ----------------------------------------------------- ------------
          6     60.60.60.60                                     32
        
                IP Access List                                  Packets
                ----------------------------------------------- ------------
                WEB-SERVERS_itd_acl_4                           32
        
          Node  IP                                              Packets
          ----------------------------------------------------- ------------
          7     70.70.70.70                                     0
        
                IP Access List                                  Packets
                ----------------------------------------------- ------------
        

        ITD に関する警告およびエラー メッセージ

        ITD に関して次の警告およびエラー メッセージが表示されます。

        設定可能な最大ノード数に達すると、次のメッセージが表示されます。
        Already reached maximum nodes per service
        ITD サービスの一部として設定済みのノード IP と同じノード IP を設定しようとすると、次のメッセージが表示されます。
        This IP is already configured, please try another IP
        ITD サービスを有効にした後に デバイス グループ、プローブ、または入力インターフェイスを変更または削除しようとすると、次のメッセージのいずれかが表示されます。
        Probe configuration is not allowed, service is enabled
        Ingress interface configuration is not allowed, service is enabled
        Node configuration is not allowed, service is enabled
        ITD サービスがすでに有効または無効にされている場合、次のメッセージのいずれかが表示されます。
        In service already enabled case
        In service already disabled case
        ITD サービスを有効にした後に Failaction 設定を変更しようとすると、次のメッセージが表示されます。
        Failaction configuration is not allowed, service is enabled.

        ITD の設定例

        以下に、ITD デバイス グループを設定する例を示します。
        switch(config)# feature itd
        switch(config)# itd device-group dg
        switch(config-device-group)# node ip 20.20.20.3
        switch(config-device-group)# node ip 20.20.20.4
        switch(config-device-group)# node ip 20.20.20.5
        switch(config-device-group)# probe icmp
        以下に、仮想 IPv4 アドレスを設定する例を示します。
        switch(config)# feature itd
        switch(config)# itd test
        switch(config-itd)# device-group dg
        switch(config-itd)# ingress interface Ethernet 4/1-10
        switch(config-itd)# virtual ip 4.4.4.4 255.255.0.0 advertise enable tcp any
        以下に、仮想 IPv6 アドレスを設定する例を示します。
        switch(config)# feature itd
        switch(config)# itd test
        switch(config-itd)# device-group dg
        switch(config-itd)# ingress interface Ethernet 4/1-10
        switch(config-itd)# virtual ipv6 ffff:eeee::cccc:eeee dddd:efef::fefe:dddd tcp 10 advertise enable
        以下に、ITD で RACL を設定する例を示します。 ユーザ定義の RACL(テスト)が表示されます。
        switch(config-itd)# show ip access-lists test
        
        IP access list test
                10 permit ip 1.1.1.1/32 2.2.2.2/16
                20 permit ip 3.3.3.3/20 4.4.4.4/32
        
        
        以下に、Eth4/15 を入力インターフェイスとして使用する ITD 設定を示します。
        itd demo
          device-group dg
          virtual ip 11.22.33.44 255.255.255.255 tcp any
          virtual ip 11.22.33.55 255.255.0.0
          virtual ip 11.22.33.66 255.255.255.255 tcp any
          ingress interface Eth4/15
          no shut
        
        この設定では、ITD によって作成されたルート マップと RACL の両方が、同じ物理インターフェイス Eth4/15 の一部になっていることがわかります。
        interface Ethernet4/15
          ip access-group test in
          ip policy route-map demo_itd_routemap
          no shutdown
        

        ITD の関連資料

        関連項目

        マニュアル タイトル

        Intelligent Traffic Director コマンド

        『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS Intelligent Traffic Director Command Reference』

        ITD の標準規格

        この機能でサポートされる新規または改訂された標準規格はありません。また、この機能による既存の標準規格サポートの変更はありません。

        ITD の機能履歴

        この表には、機能が追加または変更されたリリースの更新のみが含まれています。

        機能名

        リリース

        機能情報

        Intelligent Traffic Director(ITD)

        6.2(8)

        この機能が導入されました。