Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS SAN スイッチング設定ガイド
DPVM
DPVM
発行日;2012/10/12   |   ドキュメントご利用ガイド   |   ダウンロード ;   この章 pdf   ,   ドキュメント全体 pdf    |   フィードバック

DPVM

DPVM に関する情報

デバイス WWN に基づいて VSAN を割り当てることによって、ダイナミック ポート VSAN メンバーシップ(DPVM)を使用して、ポートに動的に VSAN メンバーシップを割り当てることができます。 DPVM により、ホストまたはストレージ デバイスの接続が 2 つの Cisco SAN スイッチ間またはスイッチ内の 2 つのポート間で移動される場合に、ファブリック トポロジを維持するためにポート VSAN メンバーシップを再設定する必要がなくなります。 デバイスが接続されるか、移動されるかに関係なく、設定済みの VSAN が保持されます。

DPVM の割り当ては、Port World Wide Name(pWWN)および Node World Wide Name(nWWN)に基づきます。 DPVM データベースには、各デバイスの pWWN または nWWN 割り当ておよび対応する VSAN のマッピング情報が含まれます。 Cisco NX-OS は、デバイス FLOGI 中にデータベースをチェックし、必要な VSAN の詳細を取得します。

pWWN はホストまたはデバイスを識別し、nWWN は複数のデバイスで構成されるノードを識別します。 これらの ID のいずれかを割り当てるか、またはこれらの ID の組み合わせを割り当てて、DPVM をマッピングを設定できます。 組み合わせて割り当てると、pWWN が優先されます。

DPVM は、Cisco Fabric Services(CFS)インフラストラクチャを使用して、データベースを効率的に管理および配信できるようにします。

DPVM データベース

DPVM データベースは、一連のデバイス マッピング エントリで構成されます。 各エントリは、デバイス pWWN または nWWN 割り当て、および割り当てられるダイナミック VSAN で構成されます。 最大 16,000 の DPVM エントリを DPVM データベース内で設定できます。 このデータベースは、スイッチ全体(およびファブリック)に対してグローバルであり、VSAN ごとには保持されません。

DPVM では次の 3 つのデータベースが使用されます。

コンフィギュレーション(config)データベース

CFS 配信がディセーブルの場合、すべての設定変更を保存します。 DPVM コンフィギュレーション データベースをアクティブ化すると、このデータベースへの変更は、アクティブ DPVM データベースで反映されます。

アクティブ データベース

ファブリックで現在アクティブになっている DPVM 設定を表します。

保留データベース

CFS 配信がイネーブルの場合、すべての設定変更を保存します。 DPVM 保留データベースをコミットすると、このデータベースへの変更は、コンフィギュレーションまたはアクティブ DPVM データベースに反映されます。

関連資料

DPVM データベース配信

DPVM は、デバイスが任意の場所に移動しても、同じ VSAN メンバーシップを維持できるように、CFS を使用して、ファブリック内のすべてのスイッチにデータベースを配信できます。


(注)  


ファブリック内のすべてのスイッチで CFS 配信をイネーブルにする必要があります。

CFS インフラストラクチャを使用して、各 DPVM サーバは、ISL 起動プロセス中に隣接スイッチのそれぞれから DPVM データベースについて学習します。 ローカルでデータベースを変更すると、DPVM サーバは隣接スイッチに通知し、そのデータベースはファブリック内のすべてのスイッチによって更新されます。

DPVM の CFS 配信をイネーブルにすると、DPVM コンフィギュレーション データベースは、DPVM 保留データベースにコピーされます。 DPVM 設定の変更はすべて、DPVM 保留データベースに保存され、機能はロックされます(つまり、変更をコミットするか、変更を廃棄して、CFS ロックを解除するまで、他のスイッチは DPVM データベースに変更を行うことはできません)。

DPVM 保留データベースでは、次の変更が行われました。

  • データベース エントリの追加、削除、または変更。
  • コンフィギュレーション データベースのアクティブ化、非アクティブ化、または削除。
  • 自動学習のイネーブル化またはディセーブル化。

変更をコミットすると、CFS は、ファブリック内のすべてのスイッチにこれらの変更を配信します。 この時点で変更を廃棄(abort)することもできます。

データベースの結合

1 個のファブリックに 2 個の独立したファブリックを結合すると、DPVM は DPVM データベースを結合しようとします(コンフィギュレーション データベースと、アクティブ DPVM データベースのスタティック(学習されていない)エントリ)。 データベースの結合を正常に行うには、次の注意事項に従ってください。

  • 両方のファブリックのアクティブ化および自動学習が同じステータスであることを確認してください。
  • それぞれのデータベース内のデバイス エントリの総数が、16000 エントリを超えていないことを確認してください。

(注)  


この 2 つの条件に従わない場合は、結合に失敗します。 次の CFS 配信がデータベースとファブリック内のアクティベーション ステートを強制的に同期化します。

デフォルト設定値

表 1 DPVM パラメータのデフォルト設定

パラメータ

デフォルト

DPVM 機能

ディセーブル

DPVM CFS の配信

イネーブル

自動学習

ディセーブル

ライセンス要件

製品 ライセンス
Cisco Nexus 7000 シリーズ DPVM では、F シリーズ モジュールごとに Fibre Channel over Ethernet(FCoE)ライセンスが必要です。 ストレージの仮想デバイス コンテキスト(VDC)でイネーブルにされた FCoE では、Advanced Services ライセンスは不要です。 Cisco NX-OS ライセンス方式の詳細と、ライセンスの取得および適用の方法については、『Cisco NX-OS Licensing Guide』を参照してください。

DPVM に関する注意事項および制約事項

DPVM には、次の注意事項と制約事項があります。

  • ファブリック内のすべてのスイッチで DPVM CFS 配信をイネーブルにする必要があります。
  • スイッチの F ポートにダイナミック デバイスを接続します。
  • F ポートのスタティック ポート VSAN が有効になっている(分離されたり一時停止されたりしておらず、存在している)ことを確認します。
  • DPVM データベースのデバイスに対して設定されているダイナミック VSAN が有効になっている(分離されたり一時停止されたりしておらず、存在している)ことを確認します。
  • DPVM では、FCoE デバイスに対する MAC ベースのデバイス マッピングがサポートされます。 DPVM では、FCoE デバイスに対する pWWN のマッピングはサポートされません。

(注)  


DPVM は、既存のスタティック ポート VSAN メンバーシップ設定を上書きします。 ダイナミック ポートに対応する VSAN が削除または一時停止されると、ポートはシャットダウンされます。

DPVM の設定

DPVM 機能のイネーブル化

DPVM を設定するには、その前に DPVM 機能をイネーブルにする必要があります。

手順の概要

    1.    config t

    2.    feature dpvm

    3.    (任意) show feature

    4.    (任意) copy running-config startup-config


手順の詳細
     コマンドまたはアクション目的
    ステップ 1config t


    例:
    switch# config t
    switch(config)#
     

    コンフィギュレーション モードを開始します。

     
    ステップ 2feature dpvm


    例:
    switch(config)# feature dpvm
     

    DPVM 機能をイネーブルにします。

     
    ステップ 3show feature


    例:
    switch(config)# show feature
     
    (任意)

    各機能のイネーブルまたはディセーブル ステートを表示します。

     
    ステップ 4copy running-config startup-config


    例:
    switch(config)# copy running-config startup-config
     
    (任意)

    実行コンフィギュレーションを、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。

     

    DPVM データベースへのエントリの追加

    DPVM コンフィギュレーション データベースおよび保留データベースにエントリを手動で追加できます。


    (注)  


    DPVM 保留データベースは揮発性メモリに保存されます。 スイッチをリブートすると、変更は失われます。 変更は、できるだけ早くコミットする必要があります。


    はじめる前に
    • DPVM 機能がイネーブルになっていることを確認します。
    • DPVM データベースのデバイス エイリアスを設定するには、拡張モードでデバイス エイリアスを設定したことを確認します。
    手順の概要

      1.    config t

      2.    dpvm database

      3.    pwwn pwwn vsan vsan-id

      4.    nwwn nwwn vsan vsan-id

      5.    device-alias alias vsan vsan-id

      6.    exit

      7.    (任意)show dpvm pending-diff

      8.    dpvm commit


    手順の詳細
       コマンドまたはアクション目的
      ステップ 1 config t


      例:
      switch# config t
      switch(config)#
       

      コンフィギュレーション モードを開始します。

       
      ステップ 2 dpvm database


      例:
      switch(config)# dpvm database
      switch(config-dpvm-db)#
       

      DPVM コンフィギュレーション データベースを作成し、データベース コンフィギュレーション モードを開始します。

       
      ステップ 3 pwwn pwwn vsan vsan-id


      例:
      switch(config-dpvm-db)# pwwn 12:33:56:78:90:12:34:56 vsan 100
       

      設定された pWWN を VSAN にマップします。 pwwn は pWWN のドット付き表記になります。 vsan-id の範囲は 1 ~ 4093 です。

       
      ステップ 4 nwwn nwwn vsan vsan-id


      例:
      switch(config-dpvm-db)# nwwn 14:21:30:12:63:39:72:81 vsan 101
       

      設定された nWWN を VSAN にマップします。 nwwn は nWWN のドット付き表記になります。 vsan-id の範囲は 1 ~ 4093 です。

       
      ステップ 5 device-alias alias vsan vsan-id


      例:
      switch(config-dpvm-db)# device-alias device1 vsan 102
       

      設定されたデバイス エイリアスを VSAN にマップします。 alias には最大 64 文字の英数字文字列を指定します。大文字と小文字は区別されます。 vsan-id の範囲は 1 ~ 4093 です。

       
      ステップ 6 exit


      例:
      switch(config-dpvm-db)# exit
       

      DPVM データベース コンフィギュレーション モードを終了します。

       
      ステップ 7(任意)show dpvm pending-diff

      例:
      switch(config)# show dpvm pending
       

      (任意)保留データベースとコンフィギュレーション データベースの差異を表示します。 任意で、dpvm abort コマンドを使用してこれらの変更を廃棄できます。

       
      ステップ 8 dpvm commit


      例:
      switch(config)# dpvm commit
       

      コンフィギュレーション データベースに DPVM 保留データベースをコミットします。 この手順は、DPVM 設定の CFS ロックを解除し、ファブリック全体でこの変更を配信するために必要です。 任意で、これらの変更を廃棄し、CFS ロックを解除するには、dpvm abort コマンドを使用できます。

       
      次の作業

      DPVM コンフィギュレーション データベースをアクティブ データベースと比較し、これらの変更をアクティブにする必要があります。

      DPVM コンフィギュレーション データベースのアクティブ化

      DPVM コンフィギュレーション データベースをアクティブにして、アクティブ データベースにできます。 DPVM コンフィギュレーション データベースと現在アクティブな DPVM データベースの間で矛盾するエントリが見つかった場合、アクティブ化は失敗することがあります。 ただし、アクティブ化を強制的に実行して、矛盾するエントリを上書きできます。

      DPVM をディセーブルにするには、no dpvm activate コマンドを入力して、現在アクティブな DPVM データベースを明示的に非アクティブにする必要があります。

      はじめる前に

      • DPVM 機能がイネーブルになっていることを確認します。
      手順の概要

        1.    config t

        2.    (任意) dpvm database diff config

        3.    dpvm activate


      手順の詳細
         コマンドまたはアクション目的
        ステップ 1 config t


        例:
        switch# config t
        switch(config)#
         

        コンフィギュレーション モードを開始します。

         
        ステップ 2 dpvm database diff config


        例:
        switch(config)# dpvm database diff config
         
        (任意)

        DPVM コンフィギュレーション データベースと現在の DPVM アクティブ データベースを比較します。 これらをアクティブにする前に、コンフィギュレーション データベースの変更を確認するには、この出力を使用します。 任意で、コンフィギュレーション データベースにアクティブ データベースをコピーして、古いコンフィギュレーション データベースを廃棄するには、dpvm database copy active コマンドを使用できます。

         
        ステップ 3 dpvm activate


        例:
        switch(config)# dpvm activate
         

        DPVM アクティブ データベースに DPVM コンフィギュレーション データベースをコピーします。

         
        関連コンセプト
        関連資料

        DPVM CFS セッション ロックのクリア

        DPVM タスクを実行してから、変更のコミットまたは廃棄のいずれかを行ってロックを解除していない場合、管理者はファブリックのスイッチからロックを解除できます。 管理者がこのタスクを実行した場合、DPVM 保留データベースへの変更は廃棄され、ファブリックのロックが解除されます。

        はじめる前に
        手順の概要

          1.    clear dpvm session


        手順の詳細
           コマンドまたはアクション目的
          ステップ 1 clear dpvm session


          例:
          switch# clear dpvm session
           

          DPVM 保留データベースを廃棄して、CFS ロックを解除します。

           

          自動学習のイネーブル化

          DPVM データベースは、各 VSAN 内の新規デバイスについて自動的に学習(自動学習)するように設定できます。 自動学習は 2 段階のプロセスです。 自動学習をイネーブルにすると、DPVM は、アクティブ DPVM データベースのデバイス pWWN および VSAN を入力して、学習済みエントリを作成します。 DPVM は、自動学習がイネーブルの場合に、現在ログインしているデバイスおよびログインする新規デバイスを学習します。 これらの学習済みエントリは、自動学習をディセーブルにすると、アクティブ DPVM データベース内で固定になります。

          自動学習には、次の条件が適用されます。

          • 自動学習がイネーブルになっているときにデバイスがログアウトした場合、そのエントリはアクティブ DPVM データベースから自動的に削除されます。
          • 同じデバイスが異なるポートを通じてスイッチに複数回ログインした場合、最後のログインに対応する VSAN が認識されます
          • 学習済みエントリは、以前に設定されてアクティブにされたエントリを上書きしません。
          はじめる前に

          • アクティブ DPVM データベースがすでに使用可能であることを確認します。
          手順の概要

            1.    configure terminal

            2.    dpvm auto-learn

            3.    (任意) show dpvm ports [vsan vsan-id]

            4.    no dpvm auto-learn


          手順の詳細
             コマンドまたはアクション目的
            ステップ 1 configure terminal


            例:
            switch# configure terminal
            switch(config)#
            
             

            グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

             
            ステップ 2 dpvm auto-learn


            例:
            switch(config)# dpvm auto-learn
            
             

            自動学習をイネーブルにします。 学習済みエントリをアクティブ DPVM データベース内で固定にするには、一定時間後に自動学習をディセーブルにします。

             
            ステップ 3 show dpvm ports [vsan vsan-id]


            例:
            switch(config)# show dpvm ports vsan 3
            
             
            (任意)

            ダイナミック(自動学習)エントリが表示されます。

             
            ステップ 4 no dpvm auto-learn


            例:
            switch(config)# no dpvm auto-learn
            
             

            自動学習をディセーブルにします。 学習済みエントリはアクティブ DPVM データベースで固定になります。

             

            自動学習エントリのクリア

            DPVM 自動学習がイネーブルの場合、すべての学習済みエントリをアクティブ DPVM データベースから削除できます。


            (注)  


            自動学習されたエントリをクリアしても、CFS セッションは開始されず、ローカル スイッチのみで設定できます。


            はじめる前に

            • DPVM 自動学習がイネーブルになっていることを確認します。
            手順の概要

              1.    clear dpvm auto-learn pwwn pwwn

              2.    clear dpvm auto-learn


            手順の詳細
               コマンドまたはアクション目的
              ステップ 1 clear dpvm auto-learn pwwn pwwn


              例:
              switch# clear dpvm auto-learn pwwn 55:22:33:44:55:66:77:88
               

              個々の自動学習エントリをクリアします。

               
              ステップ 2 clear dpvm auto-learn


              例:
              switch# clear dpvm auto-learn 8
               

              すべての自動学習エントリをクリアします。

               

              DPVM データベースの結合結果の表示

              2 個の独立したファブリックを結合すると、DPVM は関連する DPVM データベースを結合しようとします。 成功したか失敗したかどうかを確認するには、このデータベースの結合結果を確認できます。

              手順の概要

                1.    show dpvm merge status

                2.    show dpvm merge statistics


              手順の詳細
                 コマンドまたはアクション目的
                ステップ 1 show dpvm merge status


                例:
                switch(config)# show dpvm merge status
                 

                最後の DPVM データベースの結合イベントに関する情報を表示します。

                 
                ステップ 2 show dpvm merge statistics


                例:
                switch(config)# show dpvm merge statistics
                 

                最後の DPVM データベースの結合に関する統計情報を表示します。

                 

                次に、DPVM データベースの結合の矛盾の例を示します。

                switch# show dpvm merge status
                Last Merge Time Stamp     : Fri March 25 15:46:36 2011
                Last Merge State          : Fail
                Last Merge Result         : Fail
                Last Merge Failure Reason : DPVM DB conflict found during merge [cfs_status: 76]
                               Last Merge Failure Details: DPVM merge failed due to database conflict
                Local Switch WWN          : 20:00:00:0d:ec:24:e5:00
                Remote Switch WWN         : 20:00:00:0d:ec:09:d5:c0
                 
                --------------------------------------------------------------------------
                        Conflicting DPVM member(s)                    Loc VSAN   Rem VSAN
                --------------------------------------------------------------------------
                dev-alias dpvm_dev_alias_1 [21:00:00:04:cf:cf:45:ba]    1313       1414
                dev-alias dpvm_dev_alias_2 [21:00:00:04:cf:cf:45:bb]    1313       1414
                dev-alias dpvm_dev_alias_3 [21:00:00:04:cf:cf:45:bc]    1313       1414
                [Total 3 conflict(s)]
                switch#
                
                

                関連コンセプト

                DPVM 設定の確認

                DPVM の設定を表示するには、次のいずれかの作業を行います。

                コマンド

                目的

                show dpvm status

                DPVM 設定のステータスを表示します。

                show dpvm database [active]

                DPVM データベースに関する情報を表示します。

                show dpvm merge {status | statistics}

                最後の DPVM 結合イベントに関する情報を表示します。

                show dpvm pending [activation]

                DPVM 保留データベースに関する情報を表示します。

                show dpvm pending-diff

                保留データベースとコンフィギュレーション データベースの差異を表示します。

                show dpvm ports [vsan vsan-id]

                VSAN に関連付けられたダイナミック ポートに関する情報を表示します。

                show dpvm session status

                DPVM CFS セッションに関する情報を表示します。

                関連コンセプト

                DPVM 設定の例

                次に、基本的な DPVM を設定する例を示します。

                手順の概要

                  1.    DPVM および DPVM CFS 配信をイネーブルにします。

                  2.    DPVM データベースをアクティブにします。

                  3.    自動学習をイネーブルにします。

                  4.    DPVM の設定を確認するには、ファブリック内の他のスイッチにアクセスします。

                  5.    自動学習をディセーブルにします。

                  6.    DPVM の設定を確認するには、ファブリック内の他のスイッチにアクセスします。


                手順の詳細
                  ステップ 1   DPVM および DPVM CFS 配信をイネーブルにします。

                  例:
                  switch1# config t
                  Enter configuration commands, one per line.  End with CNTL/Z. 
                  switch1(config)# feature dpvm
                  switch1(config)# show dpvm status
                  No active DB, auto-learn is off, distribution is enabled,
                  Duplicated pwwn will be  Rejected.
                  
                  

                  DPVM はイネーブルですが、アクティブ データベースは空です。

                  ステップ 2   DPVM データベースをアクティブにします。

                  例:
                   switch1(config)# dpvm activate 
                  switch1(config)# dpvm commit 
                  switch1(config)# show dpvm database active 
                  switch1(config)#
                  
                  

                  DPVM はイネーブルですが、アクティブ データベースは空です。

                  ステップ 3   自動学習をイネーブルにします。

                  例:
                   switch1(config)# dpvm auto-learn 
                  switch1(config)# dpvm commit 
                  switch1(config)# show dpvm database active 
                  pwwn 21:00:00:e0:8b:0e:74:8a vsan 4(*) 
                  pwwn 21:01:00:e0:8b:2e:87:8a vsan 5(*) 
                  [Total 2 entries] 
                  * is auto-learnt entry 
                  
                  switch1# show dpvm ports 
                  -------------------------------------------------------------- 
                  Interface   Vsan        Device pWWN       Device nWWN 
                  -------------------------------------------------------------- 
                  fc1/24       4   21:00:00:e0:8b:0e:74:8a  20:00:00:e0:8b:0e:74:8a 
                  fc1/27       5   21:01:00:e0:8b:2e:87:8a  20:01:00:e0:8b:2e:87:8a 
                  switch1# show flogi database 
                  --------------------------------------------------------------------------- 
                  INTERFACE  VSAN    FCID            PORT NAME               NODE NAME      
                  --------------------------------------------------------------------------- 
                  fc1/24     4     0xe70100  21:00:00:e0:8b:0e:74:8a  20:00:00:e0:8b:0e:74:8a 
                  fc1/27     5     0xe80100  21:01:00:e0:8b:2e:87:8a  20:01:00:e0:8b:2e:87:8a 
                  
                  Total number of flogi = 2. 
                  
                  switch1# show dpvm status 
                  DB is activated successfully, auto-learn is on 
                   
                  
                  

                  現在ログインしているデバイス(および現在の VSAN 割り当て)が、アクティブ DPVM データベースに入力されます。 ただし、これらの自動学習されたエントリは、アクティブ DPVM データベースで永続的なものではありません。

                  show dpvm ports および show flogi database コマンドの出力には、ログインしている 2 台の他のデバイスが表示されます(この設定例では、switch9 および switch3)。

                  ステップ 4   DPVM の設定を確認するには、ファブリック内の他のスイッチにアクセスします。

                  例:
                   switch9# show dpvm database active 
                  pwwn 21:00:00:e0:8b:0e:87:8a vsan 1(*) 
                  pwwn 21:01:00:e0:8b:2e:74:8a vsan 1(*) 
                  [Total 2 entries] 
                  * is auto-learnt entry
                   
                  switch9# show dpvm status 
                  DB is activated successfully, auto-learn is on 
                   
                  
                  switch3# show dpvm database active 
                  pwwn 21:00:00:e0:8b:0e:76:8a vsan 1(*) 
                  pwwn 21:01:00:e0:8b:2e:76:8a vsan 1(*) 
                  [Total 2 entries] 
                  * is auto-learnt entry 
                  
                  switch3# show dpvm status 
                  DB is activated successfully, auto-learn is on 
                  
                   
                  
                  

                  自動学習されたエントリは、ファブリック内の他のスイッチのアクティブ データベースに表示されます。

                  ステップ 5   自動学習をディセーブルにします。

                  例:
                   switch1(config)# no dpvm auto-learn 
                  switch1(config)# dpvm commit 
                  
                  switch1# show dpvm status 
                  DB is activated successfully, auto-learn is off 
                  switch1# show dpvm database active 
                  pwwn 21:00:00:e0:8b:0e:74:8a vsan 4 
                  pwwn 21:01:00:e0:8b:2e:87:8a vsan 5 
                  pwwn 21:00:00:e0:8b:0e:87:8a vsan 1 
                  pwwn 21:01:00:e0:8b:2e:74:8a vsan 1 
                  pwwn 21:00:00:e0:8b:0e:76:8a vsan 1 
                  pwwn 21:01:00:e0:8b:2e:76:8a vsan 1 
                  [Total 6 entries] 
                  * is auto-learnt entry
                   
                  switch1# show dpvm status 
                  DB is activated successfully, auto-learn is off 
                  
                   
                  
                  

                  自動学習されたエントリは、アクティブ DPVM データベースで永続的なエントリになりました。

                  ステップ 6   DPVM の設定を確認するには、ファブリック内の他のスイッチにアクセスします。

                  例:
                   switch9# show dpvm database active 
                  pwwn 21:00:00:e0:8b:0e:87:8a vsan 1 
                  pwwn 21:01:00:e0:8b:2e:74:8a vsan 1 
                  pwwn 21:00:00:e0:8b:0e:76:8a vsan 1 
                  pwwn 21:01:00:e0:8b:2e:76:8a vsan 1 
                  pwwn 21:00:00:e0:8b:0e:74:8a vsan 4 
                  pwwn 21:01:00:e0:8b:2e:87:8a vsan 5 
                  [Total 6 entries] 
                  * is auto-learnt entry 
                  
                  switch9# show dpvm status 
                  DB is activated successfully, auto-learn is off 
                  
                  switch3# show dpvm database active 
                  pwwn 21:00:00:e0:8b:0e:76:8a vsan 1 
                  pwwn 21:01:00:e0:8b:2e:76:8a vsan 1 
                  pwwn 21:00:00:e0:8b:0e:87:8a vsan 1 
                  pwwn 21:01:00:e0:8b:2e:74:8a vsan 1 
                  pwwn 21:00:00:e0:8b:0e:74:8a vsan 4 
                  pwwn 21:01:00:e0:8b:2e:87:8a vsan 5 
                  [Total 6 entries] 
                  * is auto-learnt entry 
                  
                  switch3# show dpvm status 
                  DB is activated successfully, auto-learn is off 
                  
                   
                  
                  

                  自動学習されたエントリは、ファブリック内の他のスイッチのアクティブ データベースに表示されます。


                  機能の履歴

                  表 2  DPVM の機能の履歴

                  機能名

                  リリース

                  機能情報

                  DPVM

                  5.2(1)

                  この機能が導入されました。