Cisco NX-OS System Management コンフィギュレーション ガイド Release 4.0
OBFL の設定
OBFL の設定
発行日;2012/01/10 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 2MB) | フィードバック

目次

OBFL の設定

OBFL 情報

OBFL の概要

仮想化サポート

OBFL のライセンス要件

OBFL の前提条件

設定時の注意事項および制約事項

OBFL の設定

OBFL の設定確認

OBFL の設定例

デフォルト設定

その他の関連資料

関連資料

規格

OBFL の設定

この章では、Cisco NX-OS で OBFL(Onboard Failure Logging)機能を設定する方法について説明します。

ここでは、次の内容を説明します。

「OBFL 情報」

「OBFL のライセンス要件」

「OBFL の前提条件」

「設定時の注意事項および制約事項」

「OBFL の設定」

「OBFL の設定確認」

「OBFL の設定例」

「デフォルト設定」

「その他の関連資料」

OBFL 情報

ここでは、次の内容について説明します。

「OBFL の概要」

「仮想化サポート」

OBFL の概要

Cisco NX-OS には永続ストレージに障害データを記録する機能があるので、あとから記録されたデータを取得して表示し、分析できます。この OBFL 機能は、障害および環境情報をモジュールの不揮発性メモリに保管します。この情報は、障害モジュールの分析に役立ちます。

OBFL が保管するデータは、次のとおりです。

最初の電源投入時刻

モジュールのシャーシ スロット番号

モジュールの初期温度

ファームウェア、BIOS、FPGA、および ASIC のバージョン

モジュールのシリアル番号

クラッシュのスタック トレース

CPU hog 情報

メモリ リーク情報

ソフトウェア エラー メッセージ

ハードウェア例外ログ

環境履歴

OBFL 固有の履歴情報

ASIC 割り込みおよびエラー統計の履歴

ASIC レジスタ ダンプ

OBFL は Cisco NX-OS クラッシュが発生した場合に、カーネル トレースを保管します。

仮想化サポート

OBFL 情報を設定したり表示したりするには、デフォルトの VDC(Virtual Device Context; 仮想デバイス コンテキスト)を使用する必要があります。VDC の詳細については、『 Cisco NX-OS Virtual Device Context Configuration Guide, Release 4.0 』を参照してください。

OBFL のライセンス要件

次の表に、この機能のライセンス要件を示します。

 

製品
ライセンス要件

NX-OS

OBFL にはライセンスは不要です。ライセンス パッケージに含まれていない機能は、Cisco NX-OS システム イメージにバンドルされて提供されます。追加料金は発生しません。NX-OS ライセンス方式の詳細については、『 Cisco NX-OS Licensing Guide, Release 4.0 』を参照してください。

OBFL の前提条件

VDC を設定する場合は、Advanced Services ライセンスをインストールし、所定の VDC を開始する必要があります(『 Cisco NX-OS Virtual Device Context Configuration Guide, Release 4.0 』を参照)。

network-admin ユーザ権限で、デフォルト VDC にログインする必要があります。

設定時の注意事項および制約事項

OBFL に関する注意事項および制約事項は、次のとおりです。

OBFL はデフォルトでイネーブルです。

OBFL フラッシュがサポートする書き込みおよび消去の回数には制限があります。イネーブルにするロギング数が多いほど、この書き込みおよび消去回数に早く達してしまいます。


) Cisco IOS CLI の詳しい知識がある場合は、この機能で使用する Cisco NX-OS コマンドが、よく使用される Cisco IOS コマンドとは異なる可能性があることに注意してください。


OBFL の設定

OBFL を設定するには、グローバル コンフィギュレーション モードで次のコマンドを使用します。

 

コマンド
目的

hw-module logging onboard

すべての OBFL 機能をイネーブルにします。

hw-module logging onboard environmental-history

OBFL 環境履歴をイネーブルにします。

hw-module logging onboard error-stats

OBFL エラー統計をイネーブルにします。

hw-module logging onboard interrupt-stats

OBFL 割り込み統計をイネーブルにします。

hw-module logging onboard module slot

モジュールの OBFL 情報をイネーブルにします。

hw-module logging onboard obfl-log

ブート時間、デバイス バージョン、および OBFL 履歴をイネーブルにします。

no hw-module logging onboard

すべての OBFL 機能をディセーブルにします。

OBFL の設定確認

OBFL の設定状況を表示するには、 show logging onboard status コマンドを使用します。

switch# show logging onboard status
----------------------------
OBFL Status
----------------------------
Switch OBFL Log: Enabled
 
Module: 2 OBFL Log: Enabled
cpu-hog Enabled
environmental-history Enabled
error-stats Enabled
exception-log Enabled
interrupt-stats Enabled
mem-leak Enabled
miscellaneous-error Enabled
obfl-log (boot-uptime/device-version/obfl-history) Enabled
register-log Enabled
stack-trace Enabled
system-health Enabled
 
Module: 6 OBFL Log: Enabled
cpu-hog Enabled
environmental-history Enabled
error-stats Enabled
exception-log Enabled
interrupt-stats Enabled
mem-leak Enabled
miscellaneous-error Enabled
obfl-log (boot-uptime/device-version/obfl-history) Enabled
register-log Enabled
stack-trace Enabled
system-health Enabled
temp Error Enabled
 

モジュールのフラッシュに保管されている OBFL 情報を表示するには、次のコマンドを使用します。

 

コマンド
目的

show logging onboard boot-uptime

ブートおよび動作時間の情報を表示します。

show logging onboard counter-stats

すべての ASIC カウンタについて、統計情報を表示します。

show logging onboard device-version

デバイス バージョン情報を表示します。

show logging onboard endtime

指定した終了時刻までの OBFL ログを表示します。

show logging onboard environmental-history

環境履歴を表示します。

show logging onboard error-stats

エラー統計情報を表示します。

show logging onboard exception-log

例外ログ情報を表示します。

show logging onboard interrupt-stats

割り込み統計情報を表示します。

show logging onboard kernel-trace

カーネル トレース情報を表示します。

show logging onboard module slot

指定したモジュールの OBFL 情報を表示します。

show logging onboard obfl-history

履歴情報を表示します。

show logging onboard obfl-logs

ログ情報を表示します。

show logging onboard stack-trace

カーネル スタック トレース情報を表示します。

show logging onboard starttime

指定した開始時刻からの OBFL ログを表示します。

show logging onboard status

OBFL ステータス情報を表示します。

 


) 上記の各 show コマンド オプションの OBFL 情報を消去するには、clear logging onboard コマンドを使用します。


OBFL の設定例

モジュール 2 で環境情報について OBFL をイネーブルにする例を示します。

conf t

hw-module logging onboard module 2 environmental-history

デフォルト設定

表11-1 に、OBFL パラメータのデフォルト設定を示します。

 

表11-1 デフォルトのOBFL パラメータ

パラメータ
デフォルト

OBFL

すべての機能がイネーブル

その他の関連資料

OBFL の実装に関連する詳細情報については、次の項を参照してください。

「関連資料」

「規格」

関連資料

 

関連項目
マニュアル名

OBFL CLI コマンド

Cisco NX-OS System Management Configuration Guide, Release 4.0

コンフィギュレーション ファイル

Cisco NX-OS Fundamentals Configuration Guide, Release 4.0

VDC

Cisco NX-OS Virtual Device Context Configuration Guide, Release 4.0

規格

 

規格
タイトル

この機能がサポートする新しい規格または変更された規格はありません。また、この機能で変更された既存規格のサポートはありません。

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