Cisco NX-OS Fundamentals コンフィギュレーション ガイド Release 4.0
基本的なデバイス管理
基本的なデバイス管理
発行日;2012/02/04 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 1MB) | フィードバック

目次

基本的なデバイス管理

基本的なデバイス管理の概要

デバイス ホスト名

Message-of-The-Day(MoTD)バナー

デバイスのクロック

時間帯およびサマー タイム(Daylight Savings Time)

ユーザ セッション

仮想化サポート

基本的なデバイス管理のライセンス要件

デバイス ホスト名の変更

MoTD バナーの設定

時間帯の設定

サマー タイムの設定

デバイス クロックの手動設定

ユーザの管理

ユーザ セッションに関する情報の表示

ユーザへのメッセージの送信

デバイスの基本設定の確認

デフォルト設定

詳細な資料

関連資料

基本的なデバイス管理

この章では、Cisco NX-OS デバイスで基本的な管理作業を実行する方法について説明します。

この章で説明する内容は、次のとおりです。

「基本的なデバイス管理の概要」

「デバイス ホスト名の変更」

「MoTD バナーの設定」

「時間帯の設定」

「サマー タイムの設定」

「デバイス クロックの手動設定」

「ユーザの管理」

「デフォルト設定」

「デバイスの基本設定の確認」

「詳細な資料」

基本的なデバイス管理の概要

ここでは、次の内容について説明します。

「デバイス ホスト名」

「Message-of-The-Day(MoTD)バナー」

「デバイスのクロック」

「時間帯およびサマー タイム(Daylight Savings Time)」

「ユーザ セッション」

「仮想化サポート」

デバイス ホスト名

コマンド プロンプトに表示されるデバイス ホスト名をデフォルト名(switch)から別の文字ストリングに変更できます。デバイスに固有のホスト名を付けると、Command-Line Interface(CLI; コマンドライン インターフェイス)プロンプトでデバイスを簡単に識別できます。

Message-of-The-Day(MoTD)バナー

ユーザがデバイスのプロンプトにログインする前に、MoTD バナーが表示されます。このメッセージに、デバイスのユーザに表示する情報を含めることができます。

デバイスのクロック

デバイスを NTP クロック ソースなどの有効な外部の時刻メカニズムと同期していない場合は、デバイスの起動時に手動でクロック時間を設定できます。NTP の詳細については、『 Cisco NX-OS System Management Configuration Guide 』Release 4.0 を参照してください。

時間帯およびサマー タイム(Daylight Savings Time)

デバイスに時間帯およびサマー タイムを設定できます。これらの値を設定することで、UTC(協定世界時)からのオフセットでクロック時間が調整されます。UTC は、国際原子時(TAI)に周期的にうるう秒を挿入することによって地球自転の遅れを補正しています。以前はグリニッジ標準時(GMT)と呼ばれていました。

ユーザ セッション

デバイス上のアクティブ ユーザ セッションを表示できます。また、ユーザ セッションにメッセージを送信することも可能です。ユーザ セッションおよびアカウント管理についての詳細は、『 Cisco NX-OS Security Configuration Guide 』Release 4.0 を参照してください。

仮想化サポート

基本的なデバイス管理は、仮想デバイス コンテキスト(VDC)に対してローカルに行われます。詳細については、VDC を参照してください。VDC の詳細については、『 Cisco NX-OS Virtual Device Context Configuration Guide 』Release 4.0 を参照してください。

基本的なデバイス管理のライセンス要件

次の表に、この機能のライセンス要件を示します。

 

製品
ライセンス要件

NX-OS

基本的なデバイス管理にライセンスは必要ありません。ライセンス パッケージに含まれていない機能は Cisco NX-OS システム イメージにバンドルされており、無料で提供されます。NX-OS ライセンス スキームの完全な説明については、『 Cisco NX-OS Licensing Guide 』を参照してください。

デバイス ホスト名の変更

コマンド プロンプトに表示されるデバイス ホスト名をデフォルト名(switch)から別の文字ストリングに変更できます。

手順の要約

1. configure terminal

2. hostname name

switchname name

3. exit

4. copy running-config startup-config

詳細な手順

 

コマンド
目的

ステップ 1

configure terminal

 

switch# configure terminal

switch(config)#

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

hostname name

 

switch(config)# hostname Engineering2

Engineering2(config)#

デバイス ホスト名を変更します。デフォルトは switch です。

switchname name

 

switch# switchname Engineering2

Engineering2(config)#

デバイス ホスト名を変更します。デフォルトは switch です。

ステップ 3

exit

 

Engineering2(config)# exit

Engineering2#

グローバル コンフィギュレーション モードを終了します。

ステップ 4

copy running-config startup-config

 

Engineering2# copy running-config startup-config

(任意)実行コンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。

MoTD バナーの設定

ユーザがログインするときに、ターミナルのログイン プロンプトの前に表示される MoTD を設定できます。MoTD バナーには、次の特性があります。

行あたりの最大文字数:80

最大行数:40

手順の要約

1. configure terminal

2. banner motd delimiting-character message delimiting-character

3. exit

4. show banner motd

5. copy running-config startup-config

詳細な手順

 

コマンド
目的

ステップ 1

configure terminal

 

switch# configure terminal

switch(config)#

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

banner motd delimiting-character message delimiting-character

 
switch(config)# banner motd #Welcome to the Switch#
switch(config)#

MoTD バナーを設定します。 message テキストでは、 delimiting-character を使用しないでください。


) デリミタとして " and % は使用しないでください。


ステップ 3

exit

 

switch(config)# exit

switch#

グローバル コンフィギュレーション モードを終了します。

ステップ 4

show banner motd

 

switch# show banner motd

(任意)設定された MoTD バナーを表示します。

ステップ 5

copy running-config startup-config

 

switch# copy running-config startup-config

(任意)実行コンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。

時間帯の設定

時間帯を設定すれば、UTC からのオフセットでデバイスのクロック時間を調整できます。

手順の要約

1. configure terminal

2. clock timezone zone-name offset-hours offset-minutes

3. exit

4. show clock

5. copy running-config startup-config

詳細な手順

 

コマンド
目的

ステップ 1

configure terminal

 

switch# configure terminal

switch(config)#

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

clock timezone zone-name offset-hours offset-minutes

 
switch(config)# banner motd #Welcome to the Switch#
switch(config)#

時間帯を設定します。zone-name 引数は、時間帯を表す略語の 3 文字ストリングです(たとえば、PST や EST)。 offset-hours 引数は UTC からのオフセットであり、範囲は -23 ~ 23 時間です。 offset-minutes 引数の範囲は、0 ~ 59 分です。

ステップ 3

exit

 

switch(config)# exit

switch#

グローバル コンフィギュレーション モードを終了します。

ステップ 4

show banner clock

 

switch# show clock

(任意)時刻と時間帯を表示します。

ステップ 5

copy running-config startup-config

 

switch# copy running-config startup-config

(任意)実行コンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。

サマー タイムの設定

サマー タイムが有効な期間にデバイスを設定し、オフセットを分単位で指定できます。

手順の要約

1. configure terminal

2. clock summer-time zone-name start-week start-day start-month start-time end-week end-day end-month end-time offset-minutes

3. exit

4. show clock detail

5. copy running-config startup-config

詳細な手順

 

コマンド
目的

ステップ 1

configure terminal

 

switch# configure terminal

switch(config)#

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

clock summer-time zone-name start-week start-day start-month start-time end-week end-day end-month end-time offset-minutes

 
switch(config)# clock summer-time PDT 1 Sunday March 02:00 1 Sunday November 02:00 60

サマー タイムを設定します。

zone-name 引数は、時間帯を表す略語の 3 文字ストリングです(たとえば、PST や EST)。

start-day および end-day 引数の値の範囲は、1 ~ 31 です。

start-month および end-month 引数の値は、 January
February
March April May June July August September October November 、および December です。

start-time および end-time 引数の値のフォーマットは、 hh : mm です。

offset-minutes 引数の範囲は、0 ~ 1440 分です。

ステップ 3

exit

 

switch(config)# exit

switch#

グローバル コンフィギュレーション モードを終了します。

ステップ 4

show clock detail

 

switch(config)# show clock detail

(任意)設定された MoTD バナーを表示します。

ステップ 5

copy running-config startup-config

 

switch# copy running-config startup-config

(任意)実行コンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。

デバイス クロックの手動設定

デバイスがリモートのタイム ソースにアクセスできない場合は、手動でクロックを設定できます。

開始前の作業

時間帯を設定します(時間帯の設定を参照)。

手順の要約

1. clock time day month year

2. show clock

詳細な手順

 

コマンド
目的

ステップ 1

clock set time day month year

 

switch# clock set 15:00:00 30 May 2008

Fri May 30 15:14:00 PDT 2008

デバイス クロックを設定します。

time 引数のフォーマットは、 hh : mm : ss です。

day 引数の範囲は、1 ~ 31 です。

month 引数の値は、 January February March April May June July August September October November 、および December です。

year 引数の範囲は、2000 ~ 2030 です。

ステップ 2

show clock

 
switch(config)# show clock

(任意)現在のクロック値を表示します。

ユーザの管理

ここでは、次の内容について説明します。

「ユーザ セッションに関する情報の表示」

「ユーザへのメッセージの送信」

ユーザ セッションに関する情報の表示

デバイス上のユーザ セッションに関する情報を表示できます。

手順の要約

1. show users

詳細な手順

 

コマンド
目的

ステップ 1

show users

 

switch# show users

ユーザ セッションを表示します。

このコマンド出力のフィールドの詳細については、『 Cisco NX-OS Fundamentals Command Reference 』Release 4.0 を参照してください。

ユーザへのメッセージの送信

現在、デバイス CLI を使用しているアクティブなユーザにメッセージを送信できます。

手順の要約

1. show users

2. send [ session line ] message-text

詳細な手順

 

コマンド
目的

ステップ 1

show users

 

switch# show users

(任意)アクティブなユーザ セッションを表示します。

ステップ 2

send [ session line ] message-text

 

switch# send Reloading the device is 10 minutes!

メッセージをすべてのアクティブなユーザまたは特定のユーザに送信します。メッセージでは最大で 80 文字の英字を使用でき、大文字と小文字が区別されます。

デバイスの基本設定の確認

デバイスの基本設定を確認するには、次の作業のいずれかを行います。

 

コマンド
目的

show banner motd

MoTD バナーを表示します。

show clock

クロックと時間帯の設定を表示します。

show clock detail

サマー タイムの設定を表示します。

デフォルト設定

表5-1 に、基本的なデバイス パラメータのデフォルト設定を示します。

 

表5-1 基本的なデバイス パラメータのデフォルト

パラメータ
デフォルト

MoTD バナー テキスト

User Access Verification

クロックの時間帯

UTC

詳細な資料

基本的なデバイス管理に関連する詳細情報は、次のとおりです。

「関連資料」

関連資料

 

関連トピック
マニュアル タイトル

ライセンス

Cisco NX-OS Licensing Guide 』Release 4.0

コマンド リファレンス

Cisco NX-OS Fundamentals Command Reference 』Release 4.0