Cisco NX-OS Interfaces コンフィギュレーション Release 4.0
ポート チャネルの設定
ポート チャネルの設定
発行日;2012/01/13 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 2MB) | フィードバック

目次

ポート チャネルの設定

ポート チャネルについて

ポート チャネル

ポートチャネル インターフェイス

基本設定

互換性の要件

ポート チャネルを使ったロード バランシング

LACP

LCAP の概要

ポートチャネル モード

LACP ID パラメータ

LACP Marker Responder

LACP がイネーブルのポート チャネルとスタティック ポート チャネルの相違点

バーチャライゼーション サポート

ハイ アベイラビリティ

ポート チャネリングのライセンス要件

ポート チャネリングの前提条件

注意事項と制限

ポート チャネルの設定

ポート チャネルの作成

レイヤ 2 ポートをポート チャネルに追加

レイヤ 3 ポートをポート チャネルに追加

帯域幅と遅延の割り当て(情報目的)

ポートチャネル インターフェイスのシャットダウンと再起動

ポートチャネルの説明の設定

ポートチャネル インターフェイスへの速度とデュプレックスの設定

フロー制御の設定

ポート チャネルを使ったロード バランシングの設定

LACP のイネーブル化

LACP ポートチャネル ポート モードの設定

LACP システム プライオリティの設定

LACP ポート プライオリティの設定

ポートチャネル設定の確認

統計情報の表示

ポート チャネルの設定例

デフォルト設定

その他の参考資料

関連資料

標準

MIB

ポート チャネルの設定

この章では、ポート チャネルを設定し、ソフトウェアでポート チャネルをより有効に利用するために Link Aggregation Control Protocol(LACP)を適用して設定する手順を説明します。

ここでは、次の内容を説明します。

「ポート チャネルについて」

「ポート チャネリングのライセンス要件」

「ポート チャネリングの前提条件」

「注意事項と制限」

「ポート チャネルの設定」

「ポートチャネル設定の確認」

「統計情報の表示」

「ポート チャネルの設定例」

「デフォルト設定」

「その他の参考資料」

ポート チャネルについて

ポート チャネルは複数の物理インターフェイスの集合体で、論理インターフェイスを作成します。1 つのポート チャネルに最大 8 つの個別アクティブ リンクをバンドルして、帯域幅と冗長性を向上させることができます。ポート チャネルは、これらの物理インターフェイスのトラフィックのロード バランスも行います。ポート チャネルの物理インターフェイスが少なくとも 1 つ動作していれば、そのポート チャネルは動作しています。

レイヤ 2 ポート チャネルに適合するレイヤ 2 インターフェイスをバンドルすれば、レイヤ 2 ポート チャネルを作成できます。レイヤ 3 ポート チャネルに適合するレイヤ 3 インターフェイスをバンドルすれば、レイヤ 3 ポート チャネルを作成できます。レイヤ 3 ポート チャネルを作成したら、ポートチャネル インターフェイスに IP アドレスを追加してレイヤ 3 ポート チャネルにサブインターフェイスを作成できます。レイヤ 2 インターフェイスとレイヤ 3 インターフェイスを同一のポート チャネルで組み合わせることはできません。

ポート チャネルのすべてのポートが同じ Virtual Device Context(VDC)であることが必要です。複数の VDC にポート チャネルを設定することはできません。

ポート チャネルをレイヤ 3 からレイヤ 2 に変更することもできます。レイヤ 2 インターフェイスの作成手順については 第 3 章「レイヤ 2 インターフェイスの設定」 を参照してください。

変更した設定をポート チャネルに適用すると、そのポート チャネルのメンバ インターフェイスにもそれぞれ変更が適用されます。たとえば、Spanning Tree Protocol(STP; スパニング ツリー プロトコル)パラメータをポート チャネルに設定すると、ソフトウェアはこれらのパラメータをポート チャネルのそれぞれのインターフェイスに適用します。

サブインターフェイスが論理ポートチャネル インターフェイスの一部であっても、レイヤ 3 ポート チャネルにサブインターフェイスを作成できます。ポートチャネル サブインターフェイスの詳細については、「サブインターフェイス」を参照してください。

集約プロトコルが関連付けられていない場合でもスタティック ポート チャネルを使用して設定を簡略化できます。

柔軟性を高めたい場合は LACP を使用できます。LACP は IEEE 802.3ad で定義されています。LACP を使用する場合、リンクはプロトコル パケットを渡します。

LACP については「LCAP の概要」を参照してください。

ここでは、次の内容について説明します。

「ポート チャネル」

「ポートチャネル インターフェイス」

「基本設定」

「互換性の要件」

「ポート チャネルを使ったロード バランシング」

「LACP」

「バーチャライゼーション サポート」

「ハイ アベイラビリティ」

ポート チャネル

ポート チャネルは物理リンクをチャネル グループにバンドルして単一の論理リンクを作成し、最大 8 つの物理リンクからなる集約帯域幅を実現します。ポート チャネルのメンバ ポートが故障すると、それまでに故障したリンクで伝送されたトラフィックはポート チャネルに残っている他のメンバ ポートに切り替えます。

最大 8 つのポートをスタティック ポート チャネルにバンドルできます。集約プロトコルは使用しません。ただし、LACP をイネーブルにすればポート チャネルをより柔軟に使用できます。LACP を使ってポート チャネルを設定する場合とスタティック ポート チャネルを使って設定する場合では、手順が多少異なります(ポート チャネルの設定を参照)。


) デバイスのポート チャネルは Port Aggregation Protocol(PAgP)をサポートしません。


各ポートにはポート チャネルが 1 つだけあります。ポート チャネルのすべてのポートには互換性があり、同じ速度とデュプレックス モードを使用します(互換性の要件を参照)。集約プロトコルを使わずにスタティック ポート チャネルを実行する場合、物理リンクはすべて on チャネルモードです。このモードは、LACP をイネーブルにしないかぎり変更できません(ポートチャネル モードを参照)。

ポートチャネル インターフェイスを作成すると、ポート チャネルを直接作成できます。またはチャネル グループを作成して個別ポートをバンドルに集約させることができます。インターフェイスをチャネル グループに関連付けると、ポート チャネルがない場合は対応するポート チャネルが自動的に作成されます。この場合、ポート チャネルは最初のインターフェイスのレイヤ 2 またはレイヤ 3 設定を行います。最初にポート チャネルを作成することもできます。この場合は、ソフトウェアがポート チャネルと同じチャネル番号の空のチャネル グループを作成してデフォルト レイヤ 2 またはレイヤ 3 設定を行い、互換性も設定します(互換性の要件を参照)。ポートチャネル サブインターフェイスの作成と削除の詳細については、 第 4 章「レイヤ 3 インターフェイスの設定」 を参照してください。


) 少なくともメンバ ポートの 1 つがアップしており、そのポートのチャネルが有効であれば、ポート チャネルはアップしています。メンバ ポートがすべてダウンしていれば、ポート チャネルはダウンしています。


ポートチャネル インターフェイス

図5-1 に、ポートチャネル インターフェイスを示します。

図5-1 ポートチャネル インターフェイス

 

ポートチャネル インターフェイスは、レイヤ 2 またはレイヤ 3 インターフェイスとして分類できます。さらに、レイヤ 2 ポート チャネルはアクセス モードまたはトランク モードに設定できます。レイヤ 3 ポートチャネル インターフェイスのチャネル メンバにはルーテッド ポートがあり、場合によってはサブインターフェイスもあります。

レイヤ 2 ポートにアクセスまたはトランク モードを設定する手順については、 第 3 章「レイヤ 2 インターフェイスの設定」 を参照してください。レイヤ 3 インターフェイスとサブインターフェイスを設定する手順については、 第 4 章「レイヤ 3 インターフェイスの設定」 を参照してください。

基本設定

ポートチャネル インターフェイスには次の基本設定ができます。

帯域幅 ― 情報目的で設定します。上位レベルプロトコルで使用されます。

遅延 ― 情報目的で設定します。上位レベルプロトコルで使用されます。

説明

デュプレックス

フロー制御

IP アドレス ― IPv4 と IPv6 です。

最大伝送ユニット(Maximum Transmission Unit; MTU)(MTU の設定については 第 2 章「基本インターフェイス パラメータの設定」 を参照)

シャットダウン

速度

互換性の要件

チャネル グループにインターフェイスを追加する場合、ソフトウェアは特定のインターフェイス アトリビュートをチェックし、インターフェイスがチャネル グループと互換性があることを確認します。たとえば、レイヤ 2 チャネル グループにレイヤ 3 インターフェイスを追加することはできません。また、ソフトウェアはインターフェイスの多数の動作アトリビュートをチェックしてから、そのインターフェイスがポートチャネル集約に参加することを許容します。

互換性チェックには次の動作アトリビュートが含まれます。

ネットワーク レイヤ

(リンク)速度性能

速度設定

デュプレックス性能

デュプレックス設定

ポート モード

アクセス VLAN

トランク ネイティブ VLAN

タグ付きまたは非タグ付き

許容 VLAN リスト

MTU サイズ

SPAN ― SPAN の始点または宛先ポートは不可

レイヤ 3 ポートにサブインターフェイスは不可

ストーム制御

フロー制御性能

フロー制御設定

ソフトウェアが使用する互換性チェックの全リストを確認するには、 show port-channel compatibility-parameters コマンドを使用します。

チャネル モード セットを on に設定したインターフェイスだけをスタティック ポート チャネルに追加できます。また、チャネル モードを active または passive に設定したインターフェイスだけを、LACP を実行するポート チャネルに追加できます(ポートチャネル モードについては、LACP Marker Responderを参照してください)。これらのアトリビュートは個別のメンバ ポートに設定できます。設定するメンバ ポートのアトリビュートに互換性がない場合、ソフトウェアはこのポートをポート チャネルで一時停止させます。

または、次のパラメータが同じ場合、パラメータに互換性がないポートを強制的にポート チャネルに参加させることもできます。

(リンク)速度性能

速度設定

デュプレックス性能

デュプレックス設定

フロー制御性能

フロー制御設定

インターフェイスがポート チャネルに参加すると、一部のパラメータが削除され、ポート チャネルの値が次のように置き換わります。

帯域幅

遅延

UDP の拡張認証プロトコル

VRF

IP アドレス(v4 および v6)

MAC アドレス

STP

NAC

サービス ポリシー

QoS(Quality Of Service)

Access Control List(ACL; アクセス コントロール リスト)

インターフェイスがポート チャネルに参加または脱退しても、次に示す多くのインターフェイス パラメータは影響を受けません。

ビーコン

説明

CDP

LCAP ポート プライオリティ

デバウンス

UDLD(単一方向リンク検出)

MDIX

レート モード

シャットダウン

SNMP トラップ

ポートチャネル インターフェイスにサブインターフェイスを設定し、ポート チャネルのメンバ ポートを削除すると、ポートチャネル サブインターフェイスの設定はメンバ ポートに伝わりません。


) ポート チャネルを削除すると、すべてのインターフェイスはポート チャネルから削除されたかのように設定されます。


ポート チャネルを使ったロード バランシング

ソフトウェアは、フレームのアドレスを数値にハッシュしてチャネルのリンクを 1 つ選択することで、ポート チャネルのすべての動作インターフェイス間のトラフィックを負荷分散します。ポート チャネルはデフォルトでロード バランシングを備えています。ポートチャネル ロードバランシングは、MAC アドレス、IP アドレス、またはレイヤ 4 ポート番号を使用してリンクを選択します。ポートチャネル ロードバランシングは、送信元または宛先アドレスおよびポートの両方またはどちらか一方を使用します。

ロードバランシング モードを設定して、デバイス全体または指定したモジュールに設定したすべてのポート チャネルに適用することができます。モジュールごとの設定はデバイス全体のロードバランシング設定に優先されます。デバイス全体に 1 つのロードバランシング モードを、指定したモジュールに別のモードを、さらに別の指定したモジュールに別のモードを設定できます。ポート チャネルごとにロードバランシング方式を設定することはできません。

使用するロードバランシング アルゴリズムのタイプを設定できます。ロードバランシング アルゴリズムを指定し、フレームのフィールドを見て出力トラフィックに選択するメンバ ポートを決定します。


) レイヤ 3 インターフェイスのデフォルト ロードバランシング モードは、発信元および宛先 IP アドレスです。非 IP インターフェイスのデフォルト ロード バランシング モードは、送信元および宛先 MAC アドレスです。


次のいずれかの方式を使用するデバイスを設定し、ポート チャネル全体を負荷分散できます。

宛先 MAC アドレス

送信元 MAC アドレス

送信元および宛先 MAC アドレス

宛先 IP アドレス

送信元 IP アドレス

送信元および宛先 IP アドレス

送信元 TCP/UDP ポート番号

宛先 TCP/UDP ポート番号

送信元および宛先 TCP/UDP ポート番号

非 IP およびレイヤ 3 ポート チャネルはどちらも設定したロードバランシング方式に従い、発信元、宛先、または発信元および宛先パラメータを使用します。たとえば、発信元 IP アドレスを使用するロード バランシングを設定すると、すべての非 IP トラフィックは発信元 MAC アドレスを使用してトラフィックを負荷分散しますが、レイヤ 3 トラフィックは発信元 IP アドレスを使用してトラフィックを負荷分散します。同様に、宛先 MAC アドレスをロードバランシング方式として設定すると、すべてのレイヤ 3 トラフィックは宛先 IP アドレスを使用しますが、非 IP トラフィックは宛先 MAC アドレスを使用して負荷分散します。


) VDC ごとにポート チャネルを使用してロード バランシングを設定することはできません。この機能を設定する場合はデフォルト VDC であることが必要です。別の VDC からこの機能を設定しようとすると、システムからエラーが戻ります。


ロード バランシングは、VDC とは無関係に、システム全体または特定のモジュールによって設定できます。

入トラフィックが Multiprotocol Label Switching(MPLS; マルチプロトコル ラベル スイッチング)の場合、ソフトウェアはパケットの IP アドレスのラベルの下位部分を参照します。

ポート チャネルを使用するロードバランシング アルゴリズムは、マルチキャスト トラフィックには適用されません。設定したロードバランシング アルゴリズムにかかわらず、マルチキャスト トラフィックは次の方式を使用してポート チャネルのロード バランシングを行います。

レイヤ 4 情報を持つマルチキャスト トラフィック ― 送信元 IP アドレス、送信元ポート、宛先 IP アドレス、宛先ポート

レイヤ 4 情報を持たないマルチキャスト トラフィック ― 発信元 IP アドレス、宛先 IP アドレス

非 IP マルチキャスト トラフィック ― 発信元 MAC アドレス、宛先 MAC アドレス

LACP

LACP では、最大 16 のインターフェイスを 1 つのポート チャネルに設定できます。最大 8 つのインターフェイスをアクティブに、最大 8 つのインターフェイスをスタンバイ ステートにできます。

ここでは、次の内容について説明します。

「LCAP の概要」

「ポートチャネル モード」

「LACP ID パラメータ」

「LACP Marker Responder」

「LACP がイネーブルのポート チャネルとスタティック ポート チャネルの相違点」

LCAP の概要


) LCAP は、使用する前に イネーブルにする必要があります。デフォルトでは、LACP はイネーブルです。


LACP をイネーブルにする手順については「LACP のイネーブル化」を参照してください。

図5-2 に、個別リンクを LACP ポート チャネルおよびチャネル グループに組み込み、個別リンクとして機能させる方法を示します。

図5-2 個別リンクをポート チャネルに組み込む

 

LACP では、最大 16 のインターフェイスを 1 つのチャネル グループにバンドルできます。チャネル グループのインターフェイスが 8 つよりも多い場合、残りのインターフェイスは、このチャネル グループに関連付けられたポート チャネルのホットスタンバイとなります。


) ポート チャネルを削除すると、ソフトウェアは関連付けられたチャネル グループを自動的に削除します。すべてのメンバ インターフェイスはオリジナルの設定に戻ります。


LACP 設定が有効な場合は LACP をディセーブルにできません。

ポートチャネル モード

ポート チャネルの個別インターフェイスは、チャネル モードで設定します。スタティック ポート チャネルを集約プロトコルを使用せずに実行すると、チャネル モードは常に on に設定されます。

デバイスの LACP をグローバルにイネーブルにして各チャネルの LACP をイネーブルにするには、各インターフェイスのチャネル モードに active または passive を設定します。チャネル グループにリンクを追加すると、LACP チャネル グループの個別リンクにいずれかのチャネル モードを設定できます。


) インターフェイスに active または passive チャネル モードを設定する前に、LACP をグローバルにイネーブルにする必要があります。


表5-1 に、チャネル モードの説明を記します。

 

表5-1 ポート チャネルの個別リンクのチャネル モード

チャネル モード
説明

passive

LACP モード。ポートをパッシブ ネゴシエーション ステートにします。ポートは受信した LACP パケットには応答しますが、LACP ネゴシエーションは開始しません。

active

LACP モード。ポートをアクティブ ネゴシエーション ステートにします。ポートは LACP パケットを送信して、他のポートとのネゴシエーションを開始します。

on

すべてのスタティック ポート チャネル(LACP を実行していない)がこのモードです。チャネル モードをアクティブまたはパッシブに変更して LACP をイネーブルにすると、デバイスからエラー メッセージが戻ります。
各チャネルの LACP をイネーブルにするには、そのチャネルのインターフェイスのチャネル モードを active または passive に設定します。on ステートの LACP がインターフェイスとネゴシエートしても LACP パケットは受信せず、そのインターフェイスとの個別リンクになります。LACP チャネル グループには参加しません。

デフォルト ポートチャネル モードは on です。

LACP は、パッシブおよびアクティブ モードの両方でポート間をネゴシエートして、ポート速度やトランキング ステートなどを基準にしてポート チャネルを形成できるかどうかを決定します。パッシブ モードは、リモート システムやパートナーが LACP をサポートするかどうか不明の場合に役に立ちます。

次の例のようにモードに互換性がある場合、ポートの LACP モードが異なれば、ポートは LACP ポート チャネルを形成できます。

active モードのポートは、 active モードの別のポートとともにポート チャネルを正しく形成できます。

active モードのポートは、 passive モードの別のポートとともにポート チャネルを形成できます。

passive モードのポートは、どちらのポートもネゴシエーションを開始しないので、 passive モードの別のポートとともにポート チャネルを形成できません。

on モードのポートは LACP を実行しておらず、 active または passive モードの別のポートとともにポート チャネルを形成できません。

LACP ID パラメータ

ここでは、LACP パラメータについて次の内容を説明します。

「LACP システム プライオリティ」

「LCAP ポート プライオリティ」

「LACP 管理キー」

LACP システム プライオリティ

LACP を実行するどのシステムにも LACP システム プライオリティ値があります。このパラメータのデフォルト値である 32768 を適用することも、1 ~ 65535 の値を設定することもできます。LACP はシステム プライオリティに MAC アドレスを使用してシステム ID を作成します。また、他のデバイスとのネゴシエーション中にシステム プライオリティを使用します。システム プライオリティの値が大きいとプライオリティは低くなります。

システム ID は VDC ごとに異なります。


) LACP のシステム ID は、LACP システム プライオリティ値と MAC アドレスを組み合わせたものです。


LCAP ポート プライオリティ

LACP を使用するように設定されたポートにはそれぞれ LACP ポート プライオリティがあります。デフォルトの LACP ポート プライオリティ値である 32768 を適用することも、1 ~ 65535 の値を設定することもできます。LACP はポート プライオリティにポート番号を使用してポート ID を作成します。

互換性のあるすべてのポートを集約できない制限がある場合、LACP はポート プライオリティを使用して、スタンバイ モードにする必要があるポートを決定し、アクティブ モードにすべきポートを指定します。ポート プライオリティの値が大きいと LACP のプライオリティは低くなります。ポート プライオリティを設定して指定したポートの LACP プライオリティを低くして、ホットスタンバイ リンクではなくアクティブ リンクとして選択されるようにすることができます。

LACP 管理キー

LACP は、LACP を使用するように設定されたポートごとに、チャネルグループ番号と同じ管理キー値を自動的に設定します。管理キーは、他のポートと集約されるポートの機能を定義します。他のポートと集約されるポート機能は、次の要因によって決まります。

ポートの物理特性。データ レートやデュプレックス性能などです。

ユーザが作成した設定に関する制限事項

LACP Marker Responder

ポート チャネルを使用すればデータ トラフィックを動的に再配布できます。この再配布により、リンクが削除または追加されたり、ロードバランシング スキームが変更されることもあります。トラフィック フローの途中でトラフィックが再配布されると、フレームの秩序が乱れる可能性があります。

LACP は Marker Protocol を使って、再配布によってフレームが重複したり順番が入れ替わらないようにします。Marker Protocol は、所定のトラフィック フローのすべてのフレームがリモート エンドで正しく受信すると検出します。LACP は ポートチャネル リンクごとに Marker PDUS を送信します。リモート システムは、Marker PDU よりも先にこのリンクで受信されたすべてのフレームを受信すると、Marker PDU に応答します。リモート システムは次に Marker Responder を送信します。ポート チャネルのすべてのメンバ リンクの Marker Responder を受信したローカル システムは、トラフィック フローのフレームを正しい順序で再配分します。ソフトウェアは Marker Responder だけをサポートします。

LACP がイネーブルのポート チャネルとスタティック ポート チャネルの相違点

表5-2 に、LACP がイネーブルのポート チャネルとスタティック ポート チャネルの主な相違点を示します。

 

表5-2 LACP がイネーブルのポート チャネルとスタティック ポート チャネル

設定
LACP がイネーブルの
ポート チャネル
スタティック ポート チャネル

プロトコルを適用

グローバルにイネーブル

適用不可

リンクのチャネル モード

次のいずれかです。

Active

Passive

On のみ

チャネルの最大リンク数

16

8

バーチャライゼーション サポート

メンバ ポートと他のポート チャネルに関連する設定は、ポート チャネルとメンバ ポートを持つ VDC で設定します。すべての VDC 間に最大 192 のポート チャネルを設定できます。各 VDC で 1 ~ 4096 の番号を使ってポート チャネルに番号を設定できます。異なる VDC に同じポート チャネル番号を使用できます。たとえば、VDC 1 にポート チャネル 100 を設定し、VDC2 の別のポート チャネルにも 100 を設定できます。

ただし、LACP システム ID は VDC ごとに異なります。LACP の詳細については、「LCAP の概要」を参照してください。


) VDC およびリソースの割り当ての詳細については、『Cisco NX-OS Virtual Device Context Configuration Guide』を参照してください。


1 つのポート チャネルのすべてのポートと VLAN は同じ VDC であることが必要です。LACP を使用する場合、最大限 8 つのアクティブ ポートと最大限 8 つのスタンバイ ポートは同じ VDC であることが必要です。ポート チャネルはグローバルに作成されるので、ポート チャネルにメンバ ポートを設定する前に、それぞれの VDC に割り当てるメンバ ポートを確認する必要があります。ポート チャネルは 1 つの VDC から始まり(そのチャネルのすべてのポートが同じ VDC)、別の VDC のポート チャネルに対応します(この場合もそのチャネルのすべてのポートは同じ VDC)。


) ポートチャネリング ロードバランシング モードは、単一のモジュールまたはモジュール全体で動作します。デフォルト VDC のポート チャネルを使用するロード バランシングを設定する必要があります。指定した VDC のポート チャネルを使用してロード バランシングを設定することはできません。ロード バランシングの詳細については、「ポート チャネルを使ったロード バランシング」を参照してください。


ハイ アベイラビリティ

ポート チャネルは、複数のポートのトラフィックを負荷分散することでハイ アベイラビリティを実現します。物理ポートが故障した場合、ポート チャネルのメンバがアクティブであればポート チャネルは引き続き動作します。モジュール間の設定が共通していれば、異なるモジュールのポートをバンドルして、モジュール故障時にも動作するポート チャネルを作成できます。

ポート チャネルは、ステートフル再起動とステートレス再起動をサポートします。ステートフル再起動はスーパーバイザ切り替え時に発生します。切り替え後、ソフトウェアは実行時の設定を適用します。


) ハイアベイラビリティ機能の詳細については、『Cisco NX-OS High Availability and Redundancy Configuration Guide』を参照してください。


ポート チャネリングのライセンス要件

次の表に、この機能のライセンス要件を示します。

 

製品
ライセンス要件

NX-OS

ポート チャネリングにライセンスは必要ありません。ライセンス パッケージに含まれていない機能は Cisco NX-OS システム イメージに組み込まれており、無料で提供されます。NX-OS ライセンス スキームの詳細については、『 Cisco NX-OS Licensing Guide 』を参照してください。

ただし、VDC を使用する場合は Advanced Services ライセンスが必要です。

ポート チャネリングの前提条件

ポート チャネリングには次の前提条件があります。

デバイスにログオンしていること。

必要に応じて Advanced Services ライセンスをインストールし、必要な VDC を開始すること。

チャネル グループのすべてのポートが同じ VDC であること。

シングル ポート チャネルのすべてのポートは、レイヤ 2 またはレイヤ 3 ポートであること。

シングル ポート チャネルのすべてのポートが、互換性の要件を満たしていること。互換性の要件の詳細については、「互換性の要件」を参照してください。

デフォルト VDC のロード バランシングを設定すること。

注意事項と制限

ポート チャネリングには次の注意事項と制限があります。

すべての VDC 間に最大 192 のポート チャネルを設定できます。

この機能を使用する前に LACP をイネーブルにする必要があります。

デバイスに複数のポート チャネルを設定できます。

冗長スーパーバイザ エンジン上のポートも含め、すべてのモジュール上のすべてのイーサネット ポートは、ポート チャネル(最大 8 つのアクティブ ポートを持つ)をサポートします。これらのポートは、物理的に隣接しているポートでなくても、また同じモジュール上のポートでなくてもかまいません。

共有および専用ポートは同じポート チャネルに設定できません(共有および専用ポートについては 第 2 章「基本インターフェイス パラメータの設定」 を参照)。

レイヤ 2 ポート チャネルでは、ポートに互換性が設定されていれば、STP ポート パス コストが異なる場合でもポート チャネルを形成できます。

STP では、ポートチャネル バンドルはシングル ポートと見なされます。この場合のポート コストは、そのチャネルに割り当てられているすべての設定されたポート コストの合計です。

ポート チャネルを設定した場合、ポートチャネル インターフェイスに適用した設定はポートチャネル メンバ ポートに影響を与えます。メンバ ポートに適用した設定は、設定を適用したメンバ ポートにだけ影響します。

LACP は半二重モードをサポートしません。LACP ポートの半二重ポートは中断ステートになります。

ポート チャネルにポートを追加する前に、ポートセキュリティ情報をそのポートから削除しておく必要があります。同様に、チャネル グループのメンバであるポートにポートセキュリティ情報を追加することはできません。

ポート チャネル グループに属するポートはプライベート VLAN ポートとして設定しないでください。ポートがプライベート VLAN の設定に含まれている間は、そのポート チャネルの設定は非アクティブになります。

チャネル メンバ ポートを発信元または宛先 SPAN ポートにすることはできません。

ポート チャネルの設定

ここでは、次の内容について説明します。

「ポート チャネルの作成」

「レイヤ 2 ポートをポート チャネルに追加」

「レイヤ 3 ポートをポート チャネルに追加」

「帯域幅と遅延の割り当て(情報目的)」

「ポートチャネル インターフェイスのシャットダウンと再起動」

「ポートチャネルの説明の設定」

「ポートチャネル インターフェイスへの速度とデュプレックスの設定」

「フロー制御の設定」

「ポート チャネルを使ったロード バランシングの設定」

「LACP のイネーブル化」

「LACP ポートチャネル ポート モードの設定」

「LACP システム プライオリティの設定」

「LACP ポート プライオリティの設定」


) ポートチャネル インターフェイスに MTU を設定する手順については、第 2 章「基本インターフェイス パラメータの設定」を参照してください。ポートチャネル インターフェイスに IPv4 および IPv6 アドレスを設定する手順については、第 4 章「レイヤ 3 インターフェイスの設定」を参照してください。



) Cisco IOS CLI を熟知している場合は、この機能の Cisco NX-OS コマンドと使用する Cisco IOS コマンドが異なる場合もある点に注意してください。


ポート チャネルの作成

チャネル グループを作成する前に、ポート チャネルを作成します。関連するチャネル グループは自動的に作成されます。

作業の前に

LACP ベースのポート チャネルにする場合は LACP をイネーブルにします。

正しい VDC を開始していることを確認します(または switchto vdc コマンドを使用します)。

ステップの概要

1. config t

2. interface port-channel channel-number

3. show port-channel summary

4. copy running-config startup-config

ステップの詳細

 

コマンド
目的

ステップ 1

config t

 

switch# config t

switch(config)#

コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

interface port-channel channel-number

 

switch(config)# interface port-channel 1

switch(config-if)

設定するポートチャネル インターフェイスを指定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。有効範囲は 1 ~ 4096 です。チャネル グループがない場合は、ソフトウェアによって自動的に作成されます。

ステップ 3

show port-channel summary

 

switch(config-router)# show port-channel summary

(任意)ポート チャネルに関する情報を表示します。

ステップ 4

copy running-config startup-config

 

switch(config)# copy running-config startup-config

(任意)実行コンフィギュレーションを、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。

ポート チャネルを削除して関連するチャネル グループを削除するには、次の手順を実行します。

 

コマンド
目的

no interface port-channel channel-number

 

switch(config)# no interface port-channel 1

ポート チャネルを削除し、関連するチャネル グループを削除します。

次に、ポート チャネルを作成する例を示します。

switch# config t
switch (config)# interface port-channel 1
 

ポート チャネルを削除したときのインターフェイス コンフィギュレーションの変化について詳しくは、「互換性の要件」を参照してください。

レイヤ 2 ポートをポート チャネルに追加

新しいチャネル グループまたはすでにレイヤ 2 ポートを含むチャネル グループにレイヤ 2 ポートを追加できます。ポート チャネルがない場合は、このチャネル グループに関連付けられたポート チャネルが作成されます。

作業の前に

作業の前に次の点を確認します。

LACP ベースのポート チャネルにする場合は LACP をイネーブルにします。

正しい VDC を開始していることを確認します(または switchto vdc コマンドを使用します)。

すべてのレイヤ 2 メンバ ポートは、全二重モードで同じ速度で実行されている必要があります。

ステップの概要

1. config t

2. interface type slot/port

3. switchport

4. switchport mode trunk

5. switchport trunk { allowed vlan vlan-id | native vlan-id }

6. channel-group channel- number [ force ] [ mode { on | active | passive }]

7. show interface type slot/port

8. copy running-config startup-config

ステップの詳細

 

コマンド
目的

ステップ 1

config t

 

switch# config t

switch(config)#

コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

interface type slot/port

 

switch(config)# interface ethernet 1/4

switch(config-if)

チャネル グループに追加するインターフェイスを指定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

switchport

 

switch(config-if)# switchport

インターフェイスをレイヤ 2 アクセス ポートとして設定します。

ステップ 4

switchport mode trunk

 

switch(config-if)# switchport mode trunk

(任意)インターフェイスをレイヤ 2 トランク ポートとして設定します。

ステップ 5

switchport trunk { allowed vlan vlan-id | native vlan-id }

 

switch(config-if)# switchport trunk native 3

(任意)レイヤ 2 トランク ポートに必要なパラメータを設定します。

ステップ 6

channel-group channel-number [ force] [ mode { on | active | passive }]

 

switch(config-if)# channel-group 5

チャネル グループのポートを変更し、モードを設定します。チャネル番号の範囲は 1 ~ 4096 です。ポート チャネルがない場合、このチャネル グループに関連付けられたポート チャネルが作成されます。すべてのスタティック ポート チャネル インターフェイスのモードは on に設定されます。LACP をイネーブルにしたポート チャネル インターフェイスは active または passive に設定します。デフォルト モードは、 on です。

 

switch(config-if)# channel-group 5 force

(任意)一部の設定に互換性がないインターフェイスをチャネルに追加します。追加したインターフェイスは、チャネル グループと同じ速度、デュプレックス、フロー制御設定にする必要があります。

ステップ 7

show interface type slot/port

 

switch(config-router)# show interface port channel 5

(任意)インターフェイスの内容を表示します。

ステップ 8

copy running-config startup-config

 

switch(config)# copy running-config startup-config

(任意)実行コンフィギュレーションを、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。

チャネル グループからポートを削除するには、次の手順を実行します。ポートはオリジナルの設定に戻ります。

 

コマンド
目的

no channel-group

 

switch(config)# no channel-group

チャネル グループからポートを削除します。

次に、レイヤ 2 イーサネット インターフェイス 1/4 をチャネル グループ 5 に追加する例を示します。

switch# config t
switch (config)# interface ethernet 1/4
switch(config-if)# switchport
switch(config-if)# channel-group 5

レイヤ 3 ポートをポート チャネルに追加

新しいチャネル グループまたはすでにレイヤ 3 ポートが設定されているチャネル グループにレイヤ 3 ポートを追加できます。ポート チャネルがない場合は、このチャネル グループに関連付けられたポート チャネルが作成されます。

追加するレイヤ 3 ポートに IP アドレスが設定されている場合、ポートがポート チャネルに追加される前にその IP アドレスは削除されます。レイヤ 3 ポート チャネルを作成したら、ポートチャネル インターフェイスに IP アドレスを割り当てることができます。また、既存のレイヤ 3 ポート チャネルにサブインターフェイスを追加できます。

作業の前に

作業の前に次の点を確認します。

LACP ベースのポート チャネルにする場合は LACP をイネーブルにします。

正しい VDC を開始していることを確認します(または switchto vdc コマンドを使用します)。

レイヤ 3 インターフェイスに設定した IP アドレスがあれば、この IP アドレスを削除します。

ステップの概要

1. config t

2. interface type slot/port

3. no switchport

4. channel-group channel- number [ force ] [ mode { on | active | passive }]

5. show interface type slot/port

6. copy running-config startup-config

ステップの詳細

 

コマンド
目的

ステップ 1

config t

 

switch# config t

switch(config)#

コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

interface type slot/port

 

switch(config)# interface ethernet 1/4

switch(config-if)

チャネル グループに追加するインターフェイスを指定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

no switchport

 

switch(config-if)# no switchport

インターフェイスをレイヤ 3 ポートとして設定します。

ステップ 4

channel-group channel-number [ force] [ mode { on | active | passive }]

 

switch(config-if)# channel-group 5

チャネル グループのポートを変更し、モードを設定します。チャネル番号の範囲は 1 ~ 4096 です。ポート チャネルがない場合、ソフトウェアにより、このチャネル グループに関連付けられたポート チャネルが作成されます。

 

switch(config-if)# channel-group 5 force

(任意)一部の設定に互換性がないインターフェイスをチャネルに追加します。追加したインターフェイスは、チャネル グループと同じ速度、デュプレックス、フロー制御設定にする必要があります。

ステップ 5

show interface type slot/port

 

switch(config-router)# show interface ethernet 1/4

(任意)インターフェイスの内容を表示します。

ステップ 6

copy running-config startup-config

 

switch(config)# copy running-config startup-config

(任意)実行コンフィギュレーションを、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。

チャネル グループからポートを削除するには、次の手順を実行します。ポートはオリジナルの設定に戻ります。このポートの IP アドレスを再設定する必要があります。

 

コマンド
目的

no channel-group

 

switch(config)# no channel-group

チャネル グループからポートを削除します。

次に、レイヤ 3 イーサネット インターフェイス 1/5 をチャネル グループ 6 に追加する例を示します。

switch# config t
switch (config)# interface ethernet 1/5
switch(config-if)# no switchport
switch(config-if)# channel-group 6
 

次に、レイヤ 3 ポートチャネル インターフェイスを作成して IP アドレスを割り当てる例を示します。

switch# config t
switch(config)# interface port-channel 4
switch(config-if)# ip address 192.0.2.1/8
 

帯域幅と遅延の割り当て(情報目的)

ポート チャネルの帯域幅は、そのチャネルのアクティブ リンク数の合計で決まります。

ポートチャネル インターフェイスの帯域幅と遅延を情報目的で設定します。

ステップの概要

1. config t

2. interface port-channel channel-number

3. bandwidth value

4. delay value

5. exit

6. show interface port-channel channel-number

7. copy running-config startup-config

ステップの詳細

 

コマンド
目的

ステップ 1

config t

 

switch# config t

switch(config)#

コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

interface port-channel channel-number

 

switch(config)# interface port-channel 2

switch(config-if)

設定するポートチャネル インターフェイスを指定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

bandwidth value

 

switch(config-if)# bandwidth 60000000

switch(config-if)#

帯域幅を指定します。これは情報目的で使用します。有効値の範囲は 1 ~ 80,000,000 Kbpsです。デフォルト値はチャネル グループのアクティブ インターフェイスの合計によって異なります。

ステップ 4

delay value

 

switch(config-if)# delay 10000

switch(config-if)#

スループット遅延を指定します。これは情報目的で使用します。有効値の範囲は 1 ~ 16,777,215 で、単位は 10 マイクロ秒です。デフォルト値は 1 です。

ステップ 5

exit

 

switch(config-if)# exit

switch(config)#

インターフェイス モードを終了し、コンフィギュレーションモードに戻ります。

ステップ 6

show interface port-channel channel-number

 

switch(config-router)# show interface port-channel 2

(任意)指定したポート チャネルのインターフェイス情報を表示します。

ステップ 7

copy running-config startup-config

 

switch(config)# copy running-config startup-config

(任意)実行コンフィギュレーションを、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。

次に、情報用にポート チャネル 5 の帯域幅および遅延パラメータを設定する例を示します。

switch# config t
switch (config)# interface port-channel 5
switch(config-if)# bandwidth 60000000
switch(config-if)# delay 10000
switch(config-if)#

ポートチャネル インターフェイスのシャットダウンと再起動

ポートチャネル インターフェイスをシャットダウンして再起動できます。ポートチャネル インターフェイスをシャットダウンすると、トラフィックは通過しなくなりインターフェイスは管理上ダウンします。

ステップの概要

1. config t

2. interface port-channel channel-number

3. shutdown | no shutdown

4. exit

5. show interface port-channel channel-number

6. copy running-config startup-config

ステップの詳細

 

コマンド
目的

ステップ 1

config t

 

switch# config t

switch(config)#

コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

interface port-channel channel-number

 

switch(config)# interface port-channel 2

switch(config-if)

設定するポートチャネル インターフェイスを指定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

shutdown

 

switch(config-if)# shutdown

switch(config-if)#

インターフェイスをシャットダウンします。トラフィックは通過せず、インターフェイスは管理ダウン状態になります。デフォルトはシャットダウンなしです。

no shutdown

 

switch(config-if)# no shutdown

switch(config-if)#

インターフェイスを開きます。インターフェイスは管理的にアップとなります。操作上の問題がなければ、トラフィックが通過します。デフォルトはシャットダウンなしです。

ステップ 4

exit

 

switch(config-if)# exit

switch(config)#

インターフェイス モードを終了し、コンフィギュレーションモードに戻ります。

ステップ 5

show interface port-channel channel-number

 

switch(config-router)# show interface port-channel 2

(任意)指定したポート チャネルのインターフェイス情報を表示します。

ステップ 6

copy running-config startup-config

 

switch(config)# copy running-config startup-config

(任意)実行コンフィギュレーションを、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。

次に、ポート チャネル 2 のインターフェイスをアップする例を示します。

switch# config t
switch (config)# interface port-channel 2
switch(config-if)# no shutdown

ポートチャネルの説明の設定

ポート チャネルの説明を設定できます。

ステップの概要

1. config t

2. interface port-channel channel-number

3. description

4. exit

5. show interface port-channel channel-number

6. copy running-config startup-config

ステップの詳細

 

コマンド
目的

ステップ 1

config t

 

switch# config t

switch(config)#

コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

interface port-channel channel-number

 

switch(config)# interface port-channel 2

switch(config-if)

設定するポートチャネル インターフェイスを指定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

description

 

switch(config-if)# description engineering

switch(config-if)#

ポートチャネル インターフェイスに説明を追加できます。説明は 80 字以内で行います。デフォルトでは、説明は表示されません。説明を表示する場合はあらかじめこのパラメータを設定する必要があります。

ステップ 4

exit

 

switch(config-if)# exit

switch(config)#

インターフェイス モードを終了し、コンフィギュレーションモードに戻ります。

ステップ 5

show interface port-channel channel-number

 

switch(config-router)# show interface port-channel 2

(任意)指定したポート チャネルのインターフェイス情報を表示します。

ステップ 6

copy running-config startup-config

 

switch(config)# copy running-config startup-config

(任意)実行コンフィギュレーションを、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。

次に、ポート チャネル 2 に説明を追加する例を示します。

switch# config t
switch (config)# interface port-channel 2
switch(config-if)# description engineering
 

ポートチャネル インターフェイスへの速度とデュプレックスの設定

ポートチャネル インターフェイスに速度とデュプレックスを設定できます。

ステップの概要

1. config t

2. interface port-channel channel-number

3. speed { 10 | 100 | 1000 | auto }

4. duplex { auto | full | half }

5. exit

6. show interface port-channel channel-number

7. copy running-config startup-config

ステップの詳細

 

コマンド
目的

ステップ 1

config t

 

switch# config t

switch(config)#

コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

interface port-channel channel-number

 

switch(config)# interface port-channel 2

switch(config-if)

設定するポートチャネル インターフェイスを指定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

speed { 10 | 100 | 1000 | auto }

 

switch(config-if)# speed auto

switch(config-if)#

ポートチャネル インターフェイスの速度を設定します。デフォルトの自動ネゴシエーションは自動です。

ステップ 4

duplex { auto | full | half }

 

switch(config-if)# speed auto

switch(config-if)#

ポートチャネル インターフェイスのデュプレックスを設定します。デフォルトの自動ネゴシエーションは自動です。

ステップ 5

exit

 

switch(config-if)# exit

switch(config)#

インターフェイス モードを終了し、コンフィギュレーションモードに戻ります。

ステップ 6

show interface port-channel channel-number

 

switch(config-router)# show interface port-channel 2

(任意)指定したポート チャネルのインターフェイス情報を表示します。

ステップ 7

copy running-config startup-config

 

switch(config)# copy running-config startup-config

(任意)実行コンフィギュレーションを、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。

次に、ポート チャネル 2 に 100 Mbps を設定する例を示します。

switch# config t
switch (config)# interface port channel 2
switch(config-if)# speed 100

フロー制御の設定

1 GB 以上で動作するポートチャネル インターフェイスのフロー制御ポーズ パケット送信および受信機能をイネーブルまたはディセーブルにできます。1 GB よりも低速で動作するポートチャネル インターフェイスでは、ポートチャネル インターフェイスのポーズ パケット受信機能だけをイネーブルまたはディセーブルにできます。


) この設定が正しく動作するには、フロー制御リンクのローカルおよびリモート エンドの両方で一致する必要があります。


ステップの概要

1. config t

2. interface port-channel channel-number

3. flowcontrol { receive | send } { desired | off | on }

4. exit

5. show interface port-channel channel-number

6. copy running-config startup-config

ステップの詳細

 

コマンド
目的

ステップ 1

config t

 

switch# config t

switch(config)#

コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

interface port-channel channel-number

 

switch(config)# interface port-channel 2

switch(config-if)

設定するポートチャネル インターフェイスを指定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

flowcontrol { receive | send } { desired | off | on }

 

switch(config-if)# flowcontrol send desired

switch(config-if)#

フロー制御パラメータを設定して、ポートチャネル インターフェイスのポーズ パケットを送信および受信します。デフォルトは、ディセーブルです。

ステップ 4

exit

 

switch(config-if)# exit

switch(config)#

インターフェイス モードを終了し、コンフィギュレーションモードに戻ります。

ステップ 5

show interface port-channel channel-number

 

switch(config-router)# show interface port-channel 2

(任意)指定したポート チャネルのインターフェイス情報を表示します。

ステップ 6

copy running-config startup-config

 

switch(config)# copy running-config startup-config

(任意)実行コンフィギュレーションを、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。

次に、ポート チャネル グループ 2 にポートチャネル インターフェイスを設定してポーズ パケットを送信および受信する例を示します。

switch# config t
switch (config)# interface port channel 2
switch(config-if)# flowcontrol receive on
switch(config-if)# flowcontrol send on

ポート チャネルを使ったロード バランシングの設定

ポート チャネルのロードバランシング アルゴリズムを設定し、デバイス全体または VDC との関連付けにかかわらず 1 のモジュールだけに適用します。モジュールベースのロード バランシングは、デバイスベースのロード バランシングに優先します。

作業の前に

作業の前に次の点を確認します。

LACP ベースのポート チャネルにする場合は LACP をイネーブルにします。

正しい VDC を開始していることを確認します(または switchto vdc コマンドを使用します)。

ステップの概要

1. config t

2. port-channel load-balance ethernet { destination-ip | destination-mac | destination-port | source-destination-ip | source-destination-mac | source-destination-port | source-ip | source-mac | source-port } [ module - number ]

3. show port-channel load-balance

4. copy running-config startup-config

ステップの詳細

 

コマンド
目的

ステップ 1

config t

 

switch# config t

switch(config)#

コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

port-channel load-balance ethernet { destination-ip | destination-mac | destination-port | source-destination-ip | source-destination-mac | source-destination-port | source-ip | source-mac | source-port } [module - number ]

 

switch(config)# port-channel load-balance ethernet source-destination-mac

switch(config)#

デバイスまたはモジュールのロードバランシング アルゴリズムを指定します。有効範囲はデバイスによって異なります。レイヤ 3 のデフォルトは IPv4 および IPv6 の
source-destination-ip
、非 IP のデフォルトは
source-destination-mac
です。

ステップ 3

show port-channel load-balance

 

switch(config-router)# show port-channel load-balance

(任意)ポートチャネル ロードバランシング アルゴリズムを表示します。

ステップ 4

copy running-config startup-config

 

switch(config)# copy running-config startup-config

(任意)実行コンフィギュレーションを、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。

非 IP トラフィックの source-destination-mac のデフォルトのロードバランシング アルゴリズムと IP トラフィックの source-destination-ip のデフォルトのロード バランシング アルゴリズムを元に戻すには、次の手順を実行します。

 

コマンド
目的

no port-channel load-balance ethernet

 

switch(config)# no port-channel load-balance ethernet

デフォルト ロードバランシング アルゴリズムを元に戻します。

次に、モジュール 5 のポート チャネルに発信元 IP ロード バランシングを設定する例を示します。

switch# config t
switch (config)# port-channel load-balance ethernet source-ip module 5

LACP のイネーブル化

LACP はデフォルトでディセーブルです。LACP 設定を開始する前に LACP をイネーブルにする必要があります。LACP 設定が有効な場合は LACP をディセーブルにできません。

LACP は、LAN ポート グループの機能をダイナミックに学習し、他の LAN ポートに通知します。LACP は、正確に一致しているイーサネット リンクを識別すると、リンクを 1 つのポート チャネルとしてまとめます。次に、ポート チャネルは単一ブリッジ ポートとしてスパニングツリーに追加されます。

LACP を設定する手順は次のとおりです。

LACP をグローバルにイネーブルにするには、 feature lacp コマンドを使用します。

LACP をイネーブルにした同一ポート チャネルでは、異なるインターフェイスに異なるモードを使用できます。 指定したチャネル グループに割り当てたインターフェイスであれば、モードを active と passive で切り替えることができます。

作業の前に

正しい VDC を開始していることを確認します(または switchto vdc コマンドを使用します)。

ステップの概要

1. config t

2. feature lacp

3. copy running-config startup-config

ステップの詳細

 

コマンド
目的

ステップ 1

config t

 

switch# config t

switch(config)#

コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

feature lacp

 

switch(config)# feature lacp

デバイスの LACP をイネーブルにします。

ステップ 3

copy running-config startup-config

 

switch(config)# copy running-config startup-config

(任意)実行コンフィギュレーションを、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。

次に、LACP をイネーブルにする例を示します。

switch# configure terminal
switch (config)# feature lacp
 

LACP ポートチャネル ポート モードの設定

LACP をイネーブルにしたら、LACP ポート チャネルのそれぞれのリンクのチャネル モードを active または passive に設定できます。このチャネル設定モードを使えば、LACP でリンクを許容できます。

関連する集約プロトコルを使用せずにポート チャネルを設定すると、リンク両端のすべてのインターフェイスは on チャネル モードを維持します。

作業の前に

正しい VDC を開始していることを確認します(または switchto vdc コマンドを使用します)。

ステップの概要

1. config t

2. interface type slot/port

3. channel-group number mode { active | on | passive }

4. show port-channel summary

5. copy running-config startup-config

ステップの詳細

 

コマンド
目的

ステップ 1

config t

 

switch# config t

switch(config)#

コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

interface type slot/port

 

switch(config)# interface ethernet 1/4

switch(config-if)

設定するインターフェイスを指定します。インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

channel-group number mode {active | on | passive}

 

switch(config-if)# channel-group 5 mode active

ポート チャネルのリンクのポート モードを指定します。LACP をイネーブルにしたら、リンクごとまたはチャネル全体を active または passive に設定します。

関連する集約プロトコルを使用せずにポート チャネルを実行する場合、ポートチャネル モードは常に on です。

デフォルト ポートチャネル モードは on です。

ステップ 4

show port-channel summary

 

switch(config-if)# show port-channel summary

(任意)ポート チャネルの概要を表示します。

ステップ 5

copy running-config startup-config

 

switch(config-if)# copy running-config startup-config

(任意)実行コンフィギュレーションを、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。

次に、チャネル グループ 5 のイーサネット インターフェイスのアクティブ ポートチャネル モードに LACP をイネーブルにしたインターフェイスを設定する例を示します。

switch# config t
switch (config)# interface ethernet 1/4
switch(config-if)# channel-group 5 mode active
 

LACP システム プライオリティの設定

LACP のシステム ID は、LACP システム プライオリティ値と MAC アドレスを組み合わせたものです。

複数の VDC のシステム プライオリティ値を同じ設定にすることができます。

作業の前に

LACP をイネーブルにします。

正しい VDC を開始していることを確認します(または switch tovdc コマンドを使用します)。

ステップの概要

1. config t

2. lacp system-priority priority

3. show lacp system-identifier

4. copy running-config startup-confi g

ステップの詳細

 

コマンド
目的

ステップ 1

config t

 

switch# config t

switch(config)#

コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

lacp system-priority priority

 

switch(config)# lacp system-priority 40000

LACP を使用するシステム プライオリティに変更します。有効な値は 1 ~ 65535 で、数字が大きいほどプライオリティは低くなります。デフォルト値は 32768 です。


) VDC ごとに LACP システム ID が異なります。これは、この設定値に MAC アドレスが追加されるためです。


ステップ 3

show lacp system-identifier

 

switch(config-if)# show lacp system-identifier

LACP システム ID を表示します。

ステップ 4

copy running-config startup-config

 

switch(config)# copy running-config startup-config

(任意)実行コンフィギュレーションを、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。

次に、LACP のシステム プライオリティを 2500 に設定する例を示します。

switch# configure terminal
switch(config)# lacp system-priority 2500
 

LACP ポート プライオリティの設定

LACP をイネーブルにしたら、ポート プライオリティの LACP ポート チャネルにそれぞれのリンクを設定できます。

作業の前に

LACP をイネーブルにします。

正しい VDC を開始していることを確認します(または switchto vdc コマンドを使用します)。

ステップの概要

1. config t

2. interface type slot/port

3. lacp port-priority priority

4. copy running-config startup-config

ステップの詳細

 

コマンド
目的

ステップ 1

config t

 

switch# config t

switch(config)#

コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

interface type slot/port

 

switch(config)# interface ethernet 1/4

switch(config-if)

設定するインターフェイスを指定します。インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

lacp port-priority priority

 

switch(config-if)# lacp port-priority 40000.

LACP を使用するポート プライオリティに変更します。有効な値は 1 ~ 65535 で、数字が大きいほどプライオリティは低くなります。デフォルト値は 32768 です。

ステップ 4

copy running-config startup-config

 

switch(config-if)# copy running-config startup-config

(任意)実行コンフィギュレーションを、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。

次に、イーサネット インターフェイス 1/4 の LACP ポート プライオリティを 40000 に設定する例を示します。

switch# config t
switch (config)# interface ethernet 1/4
switch(config-if)# lacp port priority 40000
 

ポートチャネル設定の確認

ポートチャネル設定情報を表示するには、次の作業のいずれかを行います。

 

コマンド
目的

show interface port-channel channel-number

ポートチャネル インターフェイスのステータスを表示します。

show port-channel compatibility-parameters

ポート チャネルに追加するためにメンバ ポート間で同じにするパラメータを表示します。

show port-channel database [ interface port-channel channel-number]

1 つまたは複数のポートチャネル インターフェイスの集約状態を表示します。

show port-channel load-balance

ポート チャネルで使用するロード バランシングのタイプを表示します。

show port-channel summary

ポートチャネル インターフェイスの概要を表示します。

show port-channel traffic

ポート チャネルのトラフィック統計情報を表示します。

show port-channel usage

使用チャネル数および未使用チャネル数の範囲を表示します。

show lacp { counters [interface port-channel channel-number] | [interface type/slot] | neighbor [interface port-channel channel-number] | port-channel [interface port-channel channel-number] | system-identifier ]}

LACP の情報を表示します。

show running-config interface port-channel channel-number

ポートチャネルの実行コンフィギュレーション情報を表示します。

これらのコマンドの出力フィールドに関する詳細については、『 Cisco NX-OS Layer 2 Switching Command Reference 』を参照してください。

統計情報の表示

ポートチャネル インターフェイス設定情報を表示するには、次の作業のいずれかを行います。

 

コマンド
目的

clear counters interface port-channel channel-number

カウンタをクリアします。

clear lacp counters [ interface port-channel channel-number ]

LACP カウンタをクリアします。

show interface counters [module module ]

入力および出力オクテット ユニキャスト パケット、マルチキャスト パケット、ブロードキャスト パケットを表示します。

show interface counters detailed [all]

入力パケット、バイト、マルチキャストおよび出力パケット、バイトを表示します。

show interface counters errors [module module ]

エラー パケットの数を表示します。

show lacp counters

LACP の統計情報を表示します。

ポート チャネルの設定例

次に、LACP ポート チャネルを作成し、そのポート チャネルに 2 つのレイヤ 2 インターフェイスを追加する例を示します。

switch# config t
switch (config)# feature lacp
switch (config)# interface port-channel 5
switch (config-if)# interface ethernet 1/4
switch(config-if)# switchport
switch(config-if)# channel-group 5 mode active
switch(config-if)# lacp port priority 40000
switch(config-if)# interface ethernet 1/7
switch(config-if)# switchport
switch(config-if)# channel-group 5 mode
 

次に、チャネル グループに 2 つのレイヤ 3 インターフェイスを追加する例を示します。ソフトウェアによって、ポート チャネルは自動的に作成されます。

switch# config t
switch (config)# interface ethernet 1/5
switch(config-if)# no switchport
switch(config-if)# no ip address
switch(config-if)# channel-group 6 mode active
switch (config)# interface ethernet 2/5
switch(config-if)# no switchport
switch(config-if)# no ip address
switch(config-if)# channel-group 6 mode active
switch (config)# interface port-channel 6
switch(config-if)# ip address 192.0.2.1/8
 

デフォルト設定

表5-3 に、ポートチャネル パラメータのデフォルト設定を示します。

 

表5-3 デフォルト ポートチャネル パラメータ

パラメータ
デフォルト

ポート チャネル

管理アップ

レイヤ 3 インターフェイスのロード バランシング方式

送信元および宛先 IP アドレス

レイヤ 2 インターフェイスのロード バランシング方式

送信元および宛先 MAC アドレス

モジュールごとのロード バランシング

ディセーブル

LACP

ディセーブル

チャネル モード

on

LACP システム プライオリティ

32768

LCAP ポート プライオリティ

32768

その他の参考資料

ポート チャネルの実装に関する追加情報については、次のセクションを参照してください。

「関連資料」

「MIB」

関連資料

 

関連項目
マニュアル タイトル

レイヤ 2 インターフェイスの設定

第 3 章「レイヤ 2 インターフェイスの設定」

レイヤ 3 インターフェイスの設定

第 4 章「レイヤ 3 インターフェイスの設定」

共有および専用ポート

第 2 章「基本インターフェイス パラメータの設定」

コマンド リファレンス

Cisco NX-OS Interfaces Command Reference

インターフェイス

Cisco DCNM Interfaces Configuration Guide

システム管理

Cisco NX-OS System Management Configuration Guide

ハイ アベイラビリティ

Cisco NX-OS High Availability and Redundancy Guide

VDC

Cisco NX-OS Virtual Device Context Configuration Guide

ライセンス

Cisco NX-OS Licensing Guide

リリース ノート

Cisco NX-OS Release Notes, Release 4.0

標準

 

標準
タイトル

IEEE 802.3ad

--

MIB

 

MIB
MIB リンク

IEEE8023-LAG-CAPABILITY

CISCO-LAG-MIB

次の URL で MIB にアクセスしてダウンロードします。

http://www.cisco.com/public/sw-center/netmgmt/cmtk/mibs.shtml