Cisco NX-OS Interfaces コンフィギュレーション Release 4.0
概要
概要
発行日;2012/01/13 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 2MB) | フィードバック

目次

概要

インターフェイスについて

イーサネット インターフェイス

アクセス ポート

トランク ポート

PVLAN ホストと混合モード ポート

ルーテッド ポート

管理インターフェイス

ポート チャネル インターフェイス

サブインターフェイス

SVI インターエイス

ループバック インターフェイス

トンネル インターフェイス

バーチャライゼーション インターフェイス

インターフェイスのハイ アベイラビリティ

インターフェイスのライセンス要件

概要

この章では、 NX-OS でサポートするインターフェイス タイプの概要を説明します。

ここでは、次の内容を説明します。

「インターフェイスについて」

「バーチャライゼーション インターフェイス」

「インターフェイスのハイ アベイラビリティ」

「インターフェイスのライセンス要件」

インターフェイスについて

NX-OS は、サポート対象の各インターフェイス タイプの複数の設定パラメータをサポートします。ほとんどのパラメータはこのマニュアルで説明しますが、一部は他のマニュアルで説明します。

表1-1 に、インターフェイスに設定できるパラメータの情報の入手先を示します。

 

表1-1 インターフェイスのパラメータ

機能
パラメータ
解説場所

基本パラメータ

説明、デュプレクス、エラー ディセーブル、フロー制御、MTU、ビーコン

このマニュアルの 第 2 章「基本インターフェイス パラメータの設定」

レイヤ 2

レイヤ 2 アクセスおよびトランク ポート設定

このマニュアルの 第 3 章「レイヤ 2 インターフェイスの設定」

レイヤ 2 MAC、VLAN、PVLAN、Rapid PVST+、Multiple Spanning Tree、スパニング ツリー拡張

Cisco NX-OS Layer 2 Switching Configuration Guide, Release 4.0

ポート セキュリティ

Cisco NX-OS Security Configuration Guide, Release 4.0

レイヤ 3

メディア、IPv4 および IPv6 アドレス

このマニュアルの 第 4 章「レイヤ 3 インターフェイスの設定」

帯域幅、遅延、IP ルーティング、VRF

Cisco NX-OS Unicast Routing Configuration Guide, Release 4.0

Cisco NX-OS Multicast Routing Configuration Guide, Release 4.0

ポート チャネル

チャネル グループ、LACP

このマニュアルの 第 5 章「ポート チャネルの設定」

セキュリティ

Dot1X、NAC、EOU、ポート セキュリティ

Cisco NX-OS Security Configuration Guide, Release 4.0

ここでは、次の内容について説明します。

「イーサネット インターフェイス」

「管理インターフェイス」

「ポート チャネル インターフェイス」

「サブインターフェイス」

「SVI インターエイス」

「ループバック インターフェイス」

「トンネル インターフェイス」

イーサネット インターフェイス

イーサネット インターフェイスには、アクセス ポート、トランク ポート、Private VLAN(PVLAN; プライベート VLAN)ホスト ポートと混合モード ポート、ルーテッド ポートがあります。

ここでは、次の内容について説明します。

「アクセス ポート」

「トランク ポート」

「PVLAN ホストと混合モード ポート」

「ルーテッド ポート」

アクセス ポート

アクセス ポートは 1 つの VLAN のトラフィックを送受信します。このポートのタイプはレイヤ 2 インターフェイスだけです。アクセスポート インターフェイスの詳細については、 第 3 章「レイヤ 2 インターフェイスの設定」 を参照してください。

トランク ポート

トランク ポートは複数の VLAN のトラフィックを送受信します。このポートのタイプはレイヤ 2 インターフェイスだけです。トランクポート インターフェイスの詳細については、 第 3 章「レイヤ 2 インターフェイスの設定」 を参照してください。

PVLAN ホストと混合モード ポート

PVLAN は、レイヤ 2 レベルでのトラフィック分離とセキュリティを実現します。PVLAN は 1 のプライマリ VLAN と 1 つのセカンダリ VLAN を 1 つまたは複数組み合わせたもので、プライマリ VLAN はすべて同じです。セカンダリ VLAN には 2 種類あり、独立 VLAN とコミュニティ VLAN と呼ばれます。

独立 VLAN では、PVLAN ホストはプライマリ VLAN のホストとだけ通信します。コミュニティ VLAN では、PVLAN ホストは同じコミュニティ内の PVLAN ホスト同士およびプライマリ VLAN のホストとだけ通信し、独立 VLAN や他のコミュニティの VLAN のホストとは通信しません。コミュニティ VLAN は混合モード ポートを使って PVLAN の外部と通信します。独立およびコミュニティ セカンダリ VLAN が組み合わされているにもかかわらず、プライマリ VLAN 内のすべてのインターフェイスはレイヤ 2 ドメイン 1 つだけで構成されており、必要な IP サブネットは 1 つです。

PVLAN 混合モード ポートにレイヤ 3 VLAN インターフェイスや Switched Virtual Interface(SVI; スイッチ仮想インターフェイス)を設定し、プライマリ PVLAN にルーティング機能を持たせることもできます。

PVLAN ホストおよび PVLAN 混合モード ポートの設定や他の PVLAN の設定の詳細については、『 Cisco NX-OS Layer 2 Switching Configuration Guide, Release 4.0 』を参照してください。

ルーテッド ポート

ルーテッド ポートは、IP トラフィックを他のデバイスにルーティングできる物理ポートです。ルーテッド ポートはレイヤ 3 インターフェイスだけで、Spanning Tree Protocol(STP; スパニング ツリー プロトコル)などのレイヤ 2 プロトコルはサポートしません。ルーテッド ポートの詳細については、「ルーテッド インターフェイス」を参照してください。

管理インターフェイス

管理イーサネット インターフェイスを使用して、Telnet クライアント、SNMP(簡易ネットワーク管理プロトコル)、その他の管理エージェントを使用するリモート管理用ネットワークにデバイスを接続できます。管理インターフェイスの詳細については、『 Cisco NX-OS Fundamentals Configuration Guide, Release 4.0 』を参照してください。

ポート チャネル インターフェイス

ポート チャネルは、複数の物理インターフェイスを集約した論理インターフェイスです。最大 8 つの物理ポートへの個別リンクを 1 つのポート チャネルにバンドルして、帯域幅と冗長性を向上させることができます。ポート チャネリングにより、これらの物理インターフェイス チャネルのトラフィックをロード バランスさせることもできます。ポートチャネル インターフェイスの詳細については、 第 5 章「ポート チャネルの設定」 を参照してください。

サブインターフェイス

レイヤ 3 インターフェイスとして設定した親インターフェイスに仮想サブインターフェイスを作成できます。親インターフェイスは物理ポートでもポート チャネルでもかまいません。親インターフェイスはサブインターフェイスによって複数の仮想インターフェイスに分割されます。これらの仮想インターフェイスに IP アドレスやダイナミック ルーティング プロトコルなど固有のレイヤ 3 パラメータを割り当てることができます。サブインターフェイスの詳細については、「サブインターフェイス」を参照してください。

SVI インターエイス

SVI は仮想のルーテッドインターフェイスで、デバイスの VLAN を同じデバイスのレイヤ 3 ルータ エンジンに接続します。レイヤ 3 内部 VLAN ルーティングが実現できるように SVI 間をルーティングできます。SVI の詳細については、「VLAN インターフェイス」を参照してください。

ループバック インターフェイス

仮想ループバック インターフェイスは、常にアップ状態にあるシングル エンドポイントを持つ仮想インターエイスです。パケットが仮想ループバック インターフェイスを通じて送信されると、仮想ループバック インターフェイスですぐに受信されます。ループバック インターフェイスは物理インターフェイスをエミュレートします。サブインターフェイスの詳細については、「ループバック インターフェイス」を参照してください。

トンネル インターフェイス

トランスポート プロトコル内部の任意のパケットは、トンネリングによってカプセル化されます。この機能は、簡単なインターフェイスを設定する仮想インターフェイスとして実装されています。トンネル インターフェイスにより、任意の標準的な point-to-point(p2p; ポイントツーポイント)カプセル化スキームの実装に必要なサービスが提供されます。リンクごとに個別のトンネルを設定できます。詳細については、 第 6 章「IP トンネルの設定」 を参照してください。

バーチャライゼーション インターフェイス

複数の Virtual Device Context(VDC)が作成できます。各 VDC は独立した論理デバイスで、インターフェイスを割り当てることができます。VDC にインターフェイスを割り当てると、正しい VDC であればそのインターフェイスだけが設定できます。VDC の詳細については、『 Cisco NX-OS Virtual Device Context Configuration Guide, Release 4.0 』を参照してください。

インターフェイスのハイ アベイラビリティ

インターフェイスは、ステートフル再起動とステートレス再起動をサポートします。ステートフル再起動はスーパーバイザ切り替え時に発生します。切り替え後、NX-OS は切り替え後の実行時設定を適用します。

インターフェイスのライセンス要件

IP トンネルには Enterprise Services ライセンスが必要です。このライセンスは IP トンネルをイネーブルにするDCNMシステムごとにインストールする必要があります。他のインターフェイスにはライセンスが必要ありません。DCNM ライセンスの詳細については、『Cisco DCNM Licensing Guide』を参照してください。