Cisco NX-OS Virtual Device Context コンフィギュレーション ガイド Release 4.0
VDC の管理
VDC の管理
発行日;2012/02/02 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 697KB) | フィードバック

目次

VDC の管理

VDC の管理についての情報

インターフェイスの割り当て

VDC リソース制限

HA ポリシー

すべての VDC 設定をスタートアップ コンフィギュレーションに保存

VDC 管理のライセンス要件

VDC の管理に関する前提条件

注意事項および制約事項

VDC の管理

VDC へのインターフェイスの割り当て

VDC リソース テンプレートの適用

VDC リソース制限の変更

HA ポリシーの変更

VDC 設定の保存

VDC の削除

VDC 設定の確認

VDC の管理設定例

追加情報

関連資料

VDC の管理

この章では、NX-OS デバイス上で Virtual Device Context(VDC; 仮想デバイス コンテキスト)を管理する方法について説明します。

ここでは、次の内容を説明します。

「VDC の管理についての情報」

「VDC 管理のライセンス要件」

「VDC の管理に関する前提条件」

「注意事項および制約事項」

「VDC の管理」

「VDC 設定の確認」

「VDC の管理設定例」

「追加情報」

VDC の管理についての情報

VDC の作成後は、インターフェイスの割り当てや VDC リソース制限のほか、シングル スーパーバイザおよびデュアル スーパーバイザの High Availability(HA; ハイ アベイラビリティ)ポリシーを変更できます。物理デバイス上のすべての VDC の実行コンフィギュレーションを、スタートアップ コンフィギュレーションに保存することもできます。

ここでは、次の内容について説明します。

「インターフェイスの割り当て」

「VDC リソース制限」

「HA ポリシー」

「すべての VDC 設定をスタートアップ コンフィギュレーションに保存」

インターフェイスの割り当て

作成した VDC には、インターフェイスを割り当てることができます。あとから物理デバイスの配置を変更した場合には、必要に応じてインターフェイスを再割り当てすることもできます。

インターフェイスを VDC に割り当てる際は、使用するプラットフォームのハードウェア アーキテクチャにも注意する必要があります。たとえば、Cisco Nexus 7000 シリーズ 32 ポート 10 Gbps イーサネット モジュール(N7K-M132XP-12)では、専用のレート モードを使用する場合、またはインターフェイスをポート チャネルに追加する場合に、1 つのポート グループに含まれる 4 つのインターフェイスすべてを同一の VDC に割り当てる必要があります(図4-1 を参照)。

図4-1 Cisco 7000 シリーズ 10 Gbps イーサネット モジュールのポート グループでのインターフェイス割り当て例

 

表4-1 は、ポート グループのポート番号割り当てを示します。

 

表4-1 Cisco Nexus 7000 シリーズ 32 ポート 10 Gbps イーサネット モジュールのポート グループにおけるポート番号割り当て

ポート グループ
ポート番号

グループ 1

1、3、5、7

グループ 2

2、4、6、8

グループ 3

9、11、13、15

グループ 4

10、12、14、16

グループ 5

17、19、21、23

グループ 6

18、20、22、24

グループ 7

25、27、29、31

グループ 8

26、28、30、32

Cisco Nexus 7000 シリーズ 32 ポート 10 Gbps イーサネット モジュールのポート グループに関する詳細については、『 Cisco Nexus 7000 Series Hardware Installation and Reference Guide 』を参照してください。レート モードおよびポート チャネルの詳細については、『 Cisco NX-OS Interfaces Configuration Guide 』Release 4.0 を参照してください。


) インターフェイスを追加または削除すると、NX-OS ソフトウェアはその設定を削除し、インターフェイスを無効にします。


VDC リソース制限

ニーズの変更に応じ、VDC のリソース制限を個別に変更することも、VDC リソース テンプレートを適用して変更することもできます。制限を変更できるリソースは、以下のとおりです。

IPv4 ルート マップ メモリ

IPv6 ルート マップ メモリ

ポート チャネル

Switched Port Analyzer(SPAN; スイッチド ポート アナライザ)モニタ セッション

VLAN

Virtual Routing and Forwarding(VRF; 仮想ルーティング/転送)インスタンス

HA ポリシー

HA ポリシーは、VDC が回復不可能なフィールドを検出した場合に、物理デバイスによって実行される処理を指定します。VDC の作成時に指定した HA ポリシーは、あとから変更できます。


) デフォルト VDC の HA ポリシーは変更できません。


すべての VDC 設定をスタートアップ コンフィギュレーションに保存

vdc-admin または network-admin ロールを持つユーザは、VDC の設定を VDC からスタートアップ コンフィギュレーションに保存できます。また、デフォルト VDC からは、すべての VDC の設定をスタートアップ コンフィギュレーションに保存できます。

VDC 管理のライセンス要件

次の表は、この機能のライセンス要件を示します。

 

製品
ライセンス要件

NX-OS

デフォルト以外の VDC を管理するには、Advanced Services ライセンスが必要です。デフォルト VDC の管理には、ライセンスは必要ありません。NX-OS ライセンス方式について、およびライセンスの取得方法と適用方法についての詳細説明は、『 Cisco NX-OS Licensing Guide 』Release 4.0 を参照してください。


) NX-OS ソフトウェアでは、Advanced Services ライセンスがなくても VDC を使用できる猶予期間を 120 日間設けています。ライセンスを取得する前に猶予期間が失効すると、デフォルト以外のすべての VDC の設定が物理デバイスから削除されます。


VDC の管理に関する前提条件

VDC を管理するには、以下の前提条件があります。

network-admin ユーザ ロールを持っていること。

デフォルト VDC にログインしていること。

注意事項および制約事項

VDC の管理に関する注意事項および制約事項は次のとおりです。

network-admin ロールを持つユーザのみが VDC を管理できます。

VDC の変更は、デフォルト VDC のみから行えます。

VDC の管理

ここでは、次の内容について説明します。

「VDC へのインターフェイスの割り当て」

「VDC リソース テンプレートの適用」

「VDC リソース制限の変更」

「HA ポリシーの変更」

「VDC 設定の保存」

「VDC の削除」

VDC へのインターフェイスの割り当て

1 つまたは複数のインターフェイスを VDC に割り当てることができます。インターフェイスを割り当てるには、1 つの VDC から別の VDC にインターフェイスを移動します。移動後、インターフェイスは停止状態となります。


) インターフェイスを割り当てると、このインターフェイスのすべての設定は失われます。


作業を開始する前に

network-admin ユーザ ロールを持つユーザ名で、デフォルト VDC にログインします。

手順の概要

1. config t

2. vdc vdc-name

3. show vdc membership

4. allocate interface ethernet slot / port

allocate interface ethernet slot / port - last-port

allocate interface ethernet slot / port , ethernet slot / port , ...

5. exit

6. show vdc membership [status]

7. copy running-config startup-config

詳細手順

 

コマンド
目的

ステップ 1

config t

 

switch# config t

switch(config)#

設定モードを開始します。

ステップ 2

vdc vdc-name

 

switch(config)# vdc Engineering

switch(config-vdc)#

VDC を指定し、VDC 設定モードを開始します。

ステップ 3

show vdc membership

 

switch(config-vdc)# show vdc membership

(任意)VDC インターフェイスのメンバーシップ情報を表示します。

ステップ 4

allocate interface ethernet slot / port

 

switch(config-vdc)# allocate interface ethernet 2/1

Moving ports will cause all config associated to them in source vdc to be removed. Are you sure you want to move the ports? [yes] yes

1 つのインターフェイスを VDC に割り当てます。

allocate interface ethernet slot / port - last-port

 

switch(config-vdc)# allocate interface ethernet 2/1 - 4

Moving ports will cause all config associated to them in source vdc to be removed. Are you sure you want to move the ports? [yes] yes

同一モジュール上の一連のインターフェイスを VDC に割り当てます。

allocate interface ethernet slot / port , ethernet slot / port , ...

 

switch(config-vdc)# allocate interface ethernet 2/1, ethernet 2/3, ethernet 2/5

Moving ports will cause all config associated to them in source vdc to be removed. Are you sure you want to move the ports? [yes] yes

リストしたインターフェイスを VDC に割り当てます。

ステップ 5

exit

 

switch(config-vdc)# exit

switch(config)#

VDC 設定モードを終了します。

ステップ 6

show vdc membership

 

switch(config)# show vdc membership

(任意)VDC インターフェイスのメンバーシップ情報を表示します。

ステップ 7

copy running-config startup-config

 

switch(config)# copy running-config startup-config

実行コンフィギュレーションを、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。


) VDC にインターフェイスを追加したあとは、デフォルト VDC の実行コンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーションにコピーする必要があります。これは、変更された VDC 実行コンフィギュレーションをユーザがスタートアップ コンフィギュレーションにコピーできるようにするためです。


VDC リソース テンプレートの適用

新規の VDC リソース テンプレートを適用することで、VDC リソース制限を変更できます。リソース制限への変更はすぐに適用されますが、IPv4 および IPv6 ルート マップ メモリの制限は例外です。この変更は、次回 VDC をリセットしたとき、物理デバイスをリロードしたとき、または物理デバイスのステートフル スイッチオーバーが実行されたときに適用されます。

作業を開始する前に

network-admin ユーザ ロールを持つユーザ名で、デフォルト VDC にログインします。

手順の概要

1. config t

2. vdc vdc-name

3. show vdc resource detail

4. template template-name

5. exit

6. show vdc vdc-name resource

7. copy running-config startup-config

詳細手順

 

コマンド
目的

ステップ 1

config t

 

switch# config t

switch(config)#

設定モードを開始します。

ステップ 2

show vdc resource detail

 

switch(config)# show vdc resource detail

(任意)全 VDC のリソース情報を表示します。

ステップ 3

vdc vdc-name

 

switch(config)# vdc Engineering

switch(config-vdc)#

VDC を指定し、VDC 設定モードを開始します。

ステップ 4

template vdc-template-name

 

switch(config-vdc)# template MyTemplate

新規のリソース テンプレートを VDC に適用します。

ステップ 5

exit

 

switch(config-vdc)# exit

switch(config)#

VDC 設定モードを終了します。

ステップ 6

show vdc vdc-name resource

 

switch(config)# show vdc MyVDC resource

(任意)特定の VDC のリソース情報を表示します。

ステップ 7

copy running-config startup-config

 

switch(config)# copy running-config startup-config

(任意)実行コンフィギュレーションを、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。

VDC リソース制限の変更

VDC リソースに対する制限を変更できます。リソース制限への変更はすぐに適用されますが、IPv4 および IPv6 ルーティング テーブル メモリの制限は例外です。この変更は、次回 VDC をリセットしたとき、物理デバイスをリロードしたとき、または物理デバイスのステートフル スイッチオーバーが実行されたときに適用されます。

作業を開始する前に

network-admin ユーザ ロールを持つユーザ名で、デフォルト VDC にログインします。

手順の概要

1. config t

2. vdc vdc-name

3. limit-resource monitor-session minimum min-value maximum { max-value | equal-to-min }

limit-resource port-channel minimum min-value maximum { max-value | equal-to-min }

limit-resource u4route-mem minimum min-value maximum { max-value | equal-to-min }

limit-resource u6route-mem minimum min-value maximum { max-value | equal-to-min }

limit-resource vlan minimum min-value maximum { max-value | equal-to-min }

limit-resource vrf minimum min-value maximum { max-value | equal-to-min }

4. exit

5. show vdc vdc-name resource

6. copy running-config startup-config

詳細手順

 

コマンド
目的

ステップ 1

config t

 

switch# config t

switch(config)#

設定モードを開始します。

ステップ 2

show vdc resource detail

 

switch(config)# show vdc resource detail

(任意)全 VDC のリソース情報を表示します。

ステップ 3

vdc vdc-name

 

switch(config)# vdc Engineering

switch(config-vdc)#

VDC を指定し、VDC 設定モードを開始します。

ステップ 4

limit-resource monitor-session minimum min-value maximum { max-value | equal-to-min }

 

switch(config-vdc)# limit-resource monitor-session minimum 0 maximum 1

SPAN モニタ セッションのリソース制限を設定します。有効な範囲は 0 ~ 2 です。 equal-to-min キーワードを指定すると、最大値が最小値と同じ値に自動的に設定されます。

limit-resource port-channel minimum min-value maximum { max-value | equal-to-min }

 

switch(config-vdc)# limit-resource port-channel minimum 0 maximum 128

ポート チャネルのリソース制限を設定します。有効な範囲は 0 ~ 256 です。 equal-to-min キーワードを指定すると、最大値が最小値と同じ値に自動的に設定されます。

limit-resource u4route-mem minimum min-value maximum { max-value | equal-to-min }

 

switch(config-vdc)# limit-resource u4route-mem minimum 16 maximum 128

IPv4 ルート メモリのリソース制限をメガバイト単位で設定します。有効な範囲は 1 ~ 256 です。 equal-to-min キーワードを指定すると、最大値が最小値と同じ値に自動的に設定されます。

limit-resource u6route-mem minimum min-value maximum { max-value | equal-to-min }

 

switch(config-vdc)# limit-resource u6route-mem minimum 16 maximum 128

IPv6 ルート メモリのリソース制限をメガバイト単位で設定します。有効な範囲は 1 ~ 256 です。 equal-to-min キーワードを指定すると、最大値が最小値と同じ値に自動的に設定されます。

limit-resource vlan minimum min-value maximum { max-value | equal-to-min }

 

switch(config-vdc)# limit-resource vlan minimum 24 maximum 2056

VLAN のリソース制限を設定します。有効な範囲は 16 ~ 4094 です。 equal-to-min キーワードを指定すると、最大値が最小値と同じ値に自動的に設定されます。

limit-resource vrf minimum min-value maximum { max-value | equal-to-min }

 

switch(config-vdc)# limit-resource vrf minimum 32 maximum 4196

VRF のリソース制限を設定します。デフォルトの最大値は 8192 です。有効な範囲は 16 ~ 8192 です。 equal-to-min キーワードを指定すると、最大値が最小値と同じ値に自動的に設定されます。

ステップ 5

exit

 

switch(config-vdc)# exit

switch(config)#

VDC 設定モードを終了します。

ステップ 6

show vdc vdc-name resource

 

switch(config)# show vdc MyVDC resource

(任意)VDC のリソース情報を表示します。

ステップ 7

copy running-config startup-config

 

switch(config)# copy running-config startup-config

(任意)実行コンフィギュレーションを、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。

HA ポリシーの変更

VDC の HA ポリシーを変更できます。VDC HA ポリシーの種類は以下のとおりです。

デュアル スーパーバイザ モジュール:

停止(Bringdown) -- VDC を障害状態に移行します。障害状態から復旧するには、物理デバイスをリロードする必要があります。

再起動(Restart) -- VDC を再起動します。このプロセスでは、VDC 内のすべてのインターフェイスをシャットダウンし、すべての仮想化サービス プロセスを終了します。NX-OS ソフトウェアは、スタートアップ コンフィギュレーションに保存されたすべての仮想化サービスを再起動し、スタートアップ コンフィギュレーションに保存された設定内容でインターフェイスを再稼働します。再起動前にスタートアップ コンフィギュレーションに保存されなかった設定は、すべて失われます。

スイッチオーバー(Switchover) -- スーパーバイザ モジュールのスイッチオーバーを開始します。

シングル スーパーバイザ モジュール:

停止(Bringdown) -- VDC を障害状態に移行します。障害状態から復旧するには、物理デバイスをリロードする必要があります。

リロード(Reload) -- スーパーバイザ モジュールをリロードします。


注意 リロードが実行されると、リロード前にスタートアップ コンフィギュレーションに保存されなかった設定は、すべて失われます。

) リロード処理は、物理デバイス上のすべてのインターフェイスおよびすべての VDC に影響します。


再起動(Restart) -- VDC を再起動します。このプロセスでは、VDC 内のすべてのインターフェイスをシャットダウンし、すべての仮想化サービス プロセスを終了します。NX-OS ソフトウェアは、スタートアップ コンフィギュレーションに保存されたすべての仮想化サービスを再起動し、スタートアップ コンフィギュレーションに保存された設定内容でインターフェイスを再稼働します。再起動前にスタートアップ コンフィギュレーションに保存されなかった設定は、すべて失われます。


注意 リロードが実行されると、リロード前にスタートアップ コンフィギュレーションに保存されなかった設定は、すべて失われます。

) デフォルト VDC の HA ポリシーは変更できません。


作業を開始する前に

network-admin ユーザ ロールを持つユーザ名で、デフォルト VDC にログインします。

手順の概要

1. config t

2. vdc vdc-name

3. ha-policy { dual-sup { bringdown | restart | switchover } | single-sup { bringdown | reload | restart }}

4. exit

5. show vdc detail

6. copy running-config startup-config

詳細手順

 

コマンド
目的

ステップ 1

config t

 

switch# config t

switch(config)#

 

設定モードを開始します。

ステップ 2

vdc vdc-name

 

switch(config)# vdc Engineering

switch(config-vdc)#

VDC を指定し、VDC 設定モードを開始します。

ステップ 3

ha-policy { dual-sup { bringdown | restart | switchover } | single-sup { bringdown | reload | restart }}

VDC の HA ポリシーを設定します。 dual-sup および single-sup オプション キーワードの値は次のとおりです。

Bringdown -- VDC を障害状態に移行します。障害状態から復旧するには、物理デバイスをリロードする必要があります。

reload -- 2 つのスーパーバイザ モジュールを搭載した物理デバイスに対しては、スーパーバイザ モジュールのスイッチオーバーを開始し、スーパーバイザ モジュールが 1 つだけの物理デバイスの場合はリロードを実行します。

restart -- VDC をいったん削除し、スタートアップ コンフィギュレーションを使用して再作成します。

switchover -- スーパーバイザ モジュールのスイッチオーバーを開始します。


) デフォルト VDC の HA ポリシーは変更できません。


ステップ 4

exit

 

switch(config-vdc)# exit

switch(config)#

VDC 設定モードを終了します。

ステップ 5

show vdc detail

 

switch(config)# show vdc detail

(任意)VDC 状態の情報を表示します。

ステップ 6

copy running-config startup-config

 

switch(config)# copy running-config startup-config

(任意)実行コンフィギュレーションを、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。

VDC 設定の保存

物理デバイス上のすべての VDC の設定を、スタートアップ コンフィギュレーションに保存できます。

作業を開始する前に

network-admin ユーザ ロールを持つユーザ名で、デフォルト VDC にログインします。

手順の概要

1. switchto vdc vdc

2. copy running-config startup-config

3. switchback

4. copy running-config startup-config vdc-all

 

コマンド
目的

ステップ 1

switchto vdc vdc

VDC に切り替えます。

ステップ 2

copy running-config startup-config

VDC の実行コンフィギュレーションを、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。

ステップ 3

switchback

デフォルト VDC にスイッチバックします。

ステップ 4

copy running-config startup-config vdc-all

 

switch(config)# copy running-config startup-config vdc-all

すべての VDC の実行コンフィギュレーションを、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。

VDC の削除

VDC を削除すると、NX-OS ソフトウェアはこの VDC に割り当てられたすべてのインターフェイスの設定を削除し、これらのインターフェイスをデフォルト VDC に戻します。VDC を削除することで、すべての仮想化サービスは停止され、この VDC 内のすべての設定は削除されます。


) デフォルト VDC(VDC 1)は削除できません。



注意 VDC を削除すると、この VDC 上のすべてのトラフィックが中断されます。

作業を開始する前に

network-admin ユーザ ロールを持つユーザ名で、デフォルト VDC にログインします。

手順の概要

1. config t

2. no vdc vdc-name

3. exit

4. show vdc

5. copy running-config startup-config

詳細手順

 

コマンド
目的

ステップ 1

config t

 

switch# config t

switch(config)#

設定モードを開始します。

ステップ 2

no vdc vdc-name

 

switch(config)# no vdc NewVDC

Deleting this vdc will remove its config. Continue deleting this vdc? [yes] yes

VDC を削除します。


注意 VDC を削除すると、この VDC 上のすべてのトラフィックが中断され、VDC に割り当てられたすべてのインターフェイスのすべての設定が削除されます。

ステップ 3

exit

 

switch(config)# exit

switch#

VDC 設定モードを終了します。

ステップ 4

show vdc

 

switch# show vdc

(任意)実行コンフィギュレーションを、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。

ステップ 5

copy running-config startup-config

 

switch(config)# copy running-config startup-config

実行コンフィギュレーションを、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。

VDC 設定の確認

VDC 設定情報を表示するには、次の作業のいずれかを行います。

 

コマンド
目的

show running-config { vdc | vdc-all }

実行コンフィギュレーションの VDC 情報を表示します。

show vdc [ vdc-name ]

VDC 設定情報を表示します。

show vdc current-vdc

現在の VDC 番号を表示します。

show vdc membership [ status ]

VDC のインターフェイス メンバーシップ情報を表示します。

show vdc resource template

VDC テンプレートの設定内容を表示します。

show resource

現在の VDC に対する VDC リソース設定を表示します。

show vdc [ vdc-name ] resource [ resource-name ]

すべての VDC に対する VDC リソース設定を表示します。

これらのコマンドの出力結果として表示される各フィールドの詳細については、『 Cisco NX-OS Virtual Device Context Command Reference 』Release 4.0 を参照してください。

VDC の管理設定例

次の例は、Cisco Nexus 7000 32 ポート 10 Gbps イーサネット モジュールのポート グループにおいて、VDC 間でインターフェイスを割り当てる方法を示します。図4-1 に、割り当てを示します。


) VDC-A はデフォルトの VDC です。


config t
hostname VDC-A
vdc VDC-B
! Port group 2
allocate interfaces ethernet 2/2, ethernet 2/4, ethernet 2/6, ethernet 2/8
! Port group 3
allocate interfaces ethernet 2/9, ethernet 2/11, ethernet 2/13, ethernet 2/15
vdc VDC-C
! Port group 4
allocate interfaces ethernet 2/10, ethernet 2/12, ethernet 2/14, ethernet 2/16
! Port group 5
allocate interfaces ethernet 2/17, ethernet 2/19, ethernet 2/21, ethernet 2/23
vdc VDC-D
! Port group 6
allocate interfaces ethernet 2/18, ethernet 2/20, ethernet 2/22, ethernet 2/24
! Port group 7
allocate interfaces ethernet 2/25, ethernet 2/27, ethernet 2/29, ethernet 2/30
 

追加情報

VDC に関する追加情報については、以下のセクションを参照してください。

「関連資料」

関連資料

 

関連トピック
マニュアルのタイトル

DCNM ライセンス設定

Cisco NX-OS Licensing Guide 』Release 4.0

Cisco Nexus 7000 シリーズ 32 ポート 10 Gbps イーサネット モジュール

Cisco Nexus 7000 Series Hardware Installation and Reference Guide

コマンド リファレンス

Cisco NX-OS Virtual Device Context Command Reference 』Release 4.0