Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS Virtual Device Context コンフィギュレーション ガイド リリース 5.x
仮想デバイス コンテキスト(VDC)の作成
仮想デバイス コンテキスト(VDC)の作成
発行日;2012/01/31 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 1MB) | フィードバック

目次

仮想デバイス コンテキスト(VDC)の作成

VDC の作成についての情報

VDC リソース テンプレート

ハイ アベイラビリティ(HA)ポリシー

インターフェイスの割り当て

VDC の管理接続

新規 VDC の初期化

VDC のライセンス要件

VDC の作成に関する前提条件

VDC の作成に関する注意事項および制約事項

VDC 作成のデフォルト設定

VDC の作成プロセス

VDC の作成

VDC の初期化

VDC 設定の確認

VDC の作成および初期化のコンフィギュレーションの例

デフォルトおよびデフォルト以外の VDC のコンフィギュレーションの例

デフォルト VDC からの実行コンフィギュレーションの例

デフォルト以外の VDC からの実行コンフィギュレーションの例

VDC の作成に関する追加情報

VDC の作成の関連資料

仮想デバイス コンテキスト(VDC)の作成

この章では、Cisco NX-OS デバイス上で Virtual Device Context(VDC; 仮想デバイス コンテキスト)を作成する方法について説明します。

ここでは、次の内容を説明します。

「VDC の作成についての情報」

「VDC のライセンス要件」

「VDC の作成に関する前提条件」

「VDC の作成に関する注意事項および制約事項」

「VDC 作成のデフォルト設定」

「VDC の作成プロセス」

「VDC の作成」

「VDC の初期化」

「VDC 設定の確認」

「VDC の作成および初期化のコンフィギュレーションの例」

「デフォルトおよびデフォルト以外の VDC のコンフィギュレーションの例」

「VDC の作成に関する追加情報」

VDC の作成についての情報

Cisco NX-OS では、network-admin ロールを持つユーザだけが VDC を作成できます。最大 3 つの VDC を作成できます。

ここでは、次の内容について説明します。

「VDC リソース テンプレート」

「ハイ アベイラビリティ(HA)ポリシー」

「インターフェイスの割り当て」

「VDC の管理接続」

「新規 VDC の初期化」

VDC リソース テンプレート

VDC リソース テンプレートは、VDC で使用可能な最小および最大リソースを指定します。VDC の作成時に VDC リソース テンプレートを指定しない場合は、Cisco NX-OS ソフトウェアはデフォルトのテンプレートである vdc-default を使用します。 表 3-1 は、デフォルト以外の VDC に対するデフォルト VDC テンプレートのリソース制限を示します。

 

表 3-1 デフォルト以外の VDC に対するデフォルト VDC テンプレートのリソース制限

リソース
最小
最大

ポート チャネル

0

768

SPAN セッション

0

2

IPv4 マルチキャスト ルート メモリ1

8

8

IPv6 マルチキャスト ルート メモリ 1

2

2

IPv4 ユニキャスト ルート メモリ 1

8

8

IPv6 ユニキャスト ルート メモリ 1

4

4

VLAN

16

4096

VRF2

16

8192

1.ルート メモリの単位はメガバイトです。

2.VRF = Virtual Routing and Forwarding(VRF; 仮想ルーティング/転送)インスタンス。

表 3-2 は、デフォルトの VDC に対するグローバル VDC テンプレートのリソース制限を示します。


) グローバル VDC リソース テンプレートについて記載されていないリソースはすべて、デフォルトで表 3-1 に記載されているデフォルト VDC テンプレートの制限になります。


 

表 3-2 デフォルト VDC に対するグローバル VDC テンプレートのリソース制限

リソース
最小
最大

IPv4 マルチキャスト ルート メモリ3

48

48

IPv6 マルチキャスト ルート メモリ 1

8

8

IPv4 ユニキャスト ルート メモリ 1

16

16

IPv6 ユニキャスト ルート メモリ 1

32

32

3.ルート メモリの単位はメガバイトです。


) 物理デバイス上で、最大 2 つの SPAN モニタリング セッションを保有できます。


VDC リソース テンプレートの設定については、 第 2 章「VDC リソース テンプレートの設定」 を参照してください。

VDC の作成後は、個々のリソース制限を次のように変更できます。

単一の VDC に対する個別のリソース制限を変更。

デフォルト以外の VDC リソース テンプレートのリソース制限を変更し、このテンプレートを VDC に適用。

VDC 作成後の VDC リソース制限の管理については、 第 4 章「仮想デバイス コンテキスト(VDC)の管理」 を参照してください。

ハイ アベイラビリティ(HA)ポリシー

VDC の High Availability(HA; ハイ アベイラビリティ)ポリシーは、回復不可能な VDC 障害が発生した場合に Cisco NX-OS ソフトウェアによって実行される処理を定義します。

HA ポリシーは、VDC の作成時に、シングル スーパーバイザ モジュールおよびデュアル スーパーバイザ モジュール構成に対して指定できます。HA ポリシーのオプションは次のとおりです。

シングル スーパーバイザ モジュール構成:

停止(Bringdown):VDC を障害状態に移行します。障害状態から復旧するには、物理デバイスをリロードする必要があります。

リロード(Reload):スーパーバイザ モジュールをリロードします。

再起動(Restart):VDC プロセスとインターフェイスをいったん削除し、スタートアップ コンフィギュレーションを使用して再起動します。

デュアル スーパーバイザ モジュール構成:

停止(Bringdown):VDC を障害状態に移行します。障害状態から復旧するには、物理デバイスをリロードする必要があります。

再起動(Restart):VDC プロセスとインターフェイスをいったん削除し、スタートアップ コンフィギュレーションを使用して再起動します。

スイッチオーバー(Switchover):スーパーバイザ モジュールのスイッチオーバーを開始します。

作成した、デフォルト以外の VDC に対するデフォルトの HA ポリシーは、シングル スーパーバイザ モジュール構成の場合は再起動、デュアル スーパーバイザ モジュール構成の場合はスイッチオーバーです。デフォルト VDC に対するデフォルトの HA ポリシーは、シングル スーパーバイザ モジュール構成の場合はリロード、デュアル スーパーバイザ モジュール構成の場合はスイッチオーバーです。

VDC 作成後の HA ポリシーの変更については、 第 4 章「仮想デバイス コンテキスト(VDC)の管理」 を参照してください。

インターフェイスの割り当て

VDC に割り当てることができる物理リソースは、物理インターフェイスだけです。1 つの VDC には 1 つのインターフェイスだけを割り当てることができます。ある VDC から別の VDC にインターフェイスを移動すると、このインターフェイスの設定はすべて失われます。

VDC を最初に作成する際、この VDC にインターフェイスを明示的に割り当てることができます。初期状態では、すべてのインターフェイスはデフォルト VDC(VDC 1)内に配置されています。VDC に割り当てたインターフェイスは、この特定の VDC だけから表示および設定を行えます。VDC のインターフェイスを削除するには、このインターフェイスをデフォルト VDC に戻します。


注意 インターフェイスを移動すると、このインターフェイスのすべての設定は失われ、インターフェイスは停止状態となります。

インターフェイスを VDC に割り当てる際は、使用するプラットフォームのハードウェア アーキテクチャにも注意する必要があります。たとえば、Cisco Nexus 7000 シリーズ 32 ポート 10 Gbps イーサネット モジュール(N7K-M132XP-12)では、1 つのポート グループに含まれる 4 つのインターフェイスすべてを同一の VDC に割り当てる必要があります。

Cisco Nexus 7000 シリーズ 32 ポート 10 Gbps イーサネット モジュール(N7K-M132XP-12)のインターフェイスを除き、物理デバイスに任意の組み合わせでインターフェイスを割り当てることができます。このモジュールには 8 つのポート グループがあり、各ポートは 4 つのインターフェイスから構成されます。1 つのポート グループに含まれる 4 つのインターフェイスすべてを同一の VDC に割り当てる必要があります。 表 3-3 は、ポート グループのポート番号割り当てを示します。

 

表 3-3 Cisco Nexus 7000 シリーズ 32 ポート 10 Gbps イーサネット モジュールのポート グループにおけるポート番号割り当て

ポート グループ
ポート番号

グループ 1

1、3、5、7

グループ 2

2、4、6、8

グループ 3

9、11、13、15

グループ 4

10、12、14、16

グループ 5

17、19、21、23

グループ 6

18、20、22、24

グループ 7

25、27、29、31

グループ 8

26、28、30、32

Cisco Nexus 7000 シリーズ 32 ポート 10 Gbps イーサネット モジュールのポート グループに関する詳細については、『 Cisco Nexus 7000 Series Hardware Installation and Reference Guide 』を参照してください。

VDC 作成後のインターフェイス割り当ての変更については、 第 4 章「仮想デバイス コンテキスト(VDC)の管理」 を参照してください。

VDC の管理接続

Cisco NX-OS ソフトウェアは、各 VDC の帯域外管理用に、仮想管理(mgmt 0)インターフェイスを備えています。このインターフェイスは、物理 mgmt 0 インターフェイスからアクセスする個別の IP アドレスを使用して設定できます。また、物理デバイス上のいずれかのイーサネット インターフェイスを使用して、帯域内管理を行うこともできます。管理接続の詳細については、「VDC の管理接続」を参照してください。

新規 VDC の初期化

新規の VDC は、新規の物理デバイスと似ています。VDC 管理者のユーザ アカウント パスワードを設定し、VDC との接続を確立するための基本設定を行う必要があります。

VDC のライセンス要件

次の表に、この機能のライセンス要件を示します。

 

製品
ライセンス要件

Cisco NX-OS

デフォルト以外の VDC を作成するには、Advanced Services ライセンスが必要です。Cisco NX-OS ライセンス方式について、およびライセンスの取得方法と適用方法についての詳細は、 Cisco NX-OS Licensing Guide を参照してください。

(注) Cisco NX-OS ソフトウェアでは、Advanced Services ライセンスがなくてもデフォルト以外の VDC を作成および使用できる猶予期間を設けています。ライセンスを取得する前に猶予期間が失効すると、物理デバイスからすべての VDC 設定が削除されます。

VDC の作成に関する前提条件

VDC を作成するには、次の前提条件があります。

network-admin ユーザ ロールを持つユーザ名で、デフォルト VDC にログオンすること。

Advanced Services ライセンスがインストールされていること。

VDC 名を用意していること。

VDC に割り当てるためのリソースを物理デバイス上に確保していること。

VDC との接続の設定に使用する IPv4 または IPv6 アドレスを持っていること。

VDC の作成に関する注意事項および制約事項

VDC に関する注意事項および制約事項は次のとおりです。

VDC 間ではインターフェイス、VLAN、VRF、またはポート チャネルを共有できません。

1 つの物理デバイスには、最大 3 つの VDC を作成できます。

network-admin ロールを持つユーザだけが VDC を作成できます。

VDC の作成は、デフォルト VDC だけから行えます。

VDC 作成のデフォルト設定

表 3-4 は、各 VDC パラメータに対するデフォルト設定を示します。

 

表 3-4 VDC パラメータのデフォルト設定

パラメータ
デフォルト

デフォルトの VDC HA ポリシー

reload (シングル スーパーバイザ モジュール構成の場合)

switchover (デュアル スーパーバイザ モジュール構成の場合)

デフォルト以外の VDC HA ポリシー

restart (シングル スーパーバイザ モジュール構成の場合)

switchover (デュアル スーパーバイザ モジュール構成の場合)

VDC ID

使用可能な最初の番号

インターフェイスの割り当て

なし

VDC の作成プロセス

VDC を作成するには、次の作業を行います。


ステップ 1 必要に応じて、VDC リソース テンプレートを作成します( 第 2 章「VDC リソース テンプレートの設定」 を参照)。

ステップ 2 VDC を作成し、インターフェイスを割り当てます(「VDC の作成」を参照)。


) VDC へのインターフェイスの割り当ては省略可能です。VDC 設定を確認してからインターフェイスを割り当てることもできます。インターフェイスの割り当てについては、「VDC へのインターフェイスの割り当て」を参照してください。


ステップ 3 VDC を初期化します(「VDC の初期化」を参照)。


 

VDC の作成

VDC を使用する前に、VDC を作成する必要があります。物理デバイス上に、最大 3 つの VDC を作成できます。


) VDC の作成には、完了まで数分かかることがあります。作成要求の完了を確認するには、show vdc コマンドを使用します。


作業を開始する前に

ネットワーク管理者としてデフォルト VDC にログオンします。

デフォルトの VDC リソース テンプレートで指定されたもの以外のリソース制限を使用するには、必要な VDC リソース テンプレートを選択します。必要とする制限に見合うリソース テンプレートが存在しない場合については、 第 2 章「VDC リソース テンプレートの設定」 を参照してください。

手順の概要

1. config t

2. vdc vdc-name [ ha-policy { dual-sup { bringdown | restart | switchover } [ single-sup { bringdown | reload | restart }]} | single-sup { bringdown | reload | restart } [ dual-sup { bringdown | restart | switchover }]}] [ id vdc-number ] [ template template-name ]

3. show vdc membership

4. allocate interface ethernet slot / port

allocate interface ethernet slot / port - last-port

allocate interface ethernet slot / port , ethernet slot / port , ...

5. exit

6. show vdc

7. copy running-config startup-config

手順の詳細

 

 
コマンド
目的

ステップ 1

config t

 

例:

switch# config t

switch(config)#

コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 2

vdc vdc-name
[ ha-policy { dual-sup { bringdown | restart | switchover } [ single-sup { bringdown | reload | restart }]} | single-sup { bringdown | reload | restart } [ dual-sup { bringdown | restart | switchover }]}]
[ id vdc-number ] [ template template-name ]

 

例:

switch(config)# vdc admin-vdc

VDC を作成し、VDC コンフィギュレーション モードを開始します。VDC 名には最大 32 文字を使用できます。大文字小文字は区別されません。VDC 名の先頭は数字にできません。

有効な VDC 番号は 1 ~ 4 です。デフォルト VDC の番号は、使用可能な最初の番号です。

(注) VDC 番号 1 は、デフォルト VDC 用に予約されています。

特に指定しない場合は、デフォルトのリソース テンプレートが使用されます。

ha-policy の各オプション キーワードは次のとおりです。

dual-sup

bringdown :VDC を障害状態に移行します。障害状態から復旧するには、物理デバイスをリロードする必要があります。

restart :VDC プロセスとインターフェイスをいったん削除し、スタートアップ コンフィギュレーションを使用して再起動します。

switchover :スーパーバイザ モジュールのスイッチオーバーを開始します。

single-sup

bringdown :VDC を障害状態に移行します。障害状態から復旧するには、物理デバイスをリロードする必要があります。

reload :スーパーバイザ モジュールをリロードします。

restart :VDC プロセスとインターフェイスをいったん削除し、スタートアップ コンフィギュレーションを使用して再起動します。

HA ポリシーのデフォルトは、 single-sup キーワードに対しては restart dual-sup キーワードに対しては switchover です。

コマンドは、予約が必要なリソースの量によっては、完了まで数分かかることがあります。

ステップ 3

show vdc membership

 

例:

switch(config-vdc) show vdc membership

(任意)VDC のインターフェイス メンバーシップを表示します。

ステップ 4

allocate interface ethernet slot / port

 

例:

switch(config-vdc)# allocate interface ethernet 2/1

Moving ports will cause all config associated to them in source vdc to be removed. Are you sure you want to move the ports? [yes] yes

(任意)1 つのインターフェイスを VDC に割り当てます。

allocate interface ethernet slot / port - last-port

 

例:

switch(config-vdc)# allocate interface ethernet 2/1 - 4

Moving ports will cause all config associated to them in source vdc to be removed. Are you sure you want to move the ports? [yes] yes

(任意)同一モジュール上の一連のインターフェイスを VDC に割り当てます。

allocate interface ethernet slot / port , ethernet slot / port , ...

 

例:

switch(config-vdc)# allocate interface ethernet 2/1, ethernet 2/3, ethernet 2/5

Moving ports will cause all config associated to them in source vdc to be removed. Are you sure you want to move the ports? [yes] yes

(任意)リストしたインターフェイスを VDC に割り当てます。

ステップ 5

exit

 

例:

switch(config-vdc)# exit

switch(config)#

VDC コンフィギュレーション モードを終了します。

ステップ 6

show vdc

 

例:

switch(config)# show vdc

(任意)VDC 状態の情報を表示します。

ステップ 7

copy running-config startup-config

 

例:

switch(config)# copy running-config startup-config

実行コンフィギュレーションを、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。

(注) VDC の作成後は、デフォルト VDC の実行コンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーションにコピーする必要があります。これは、VDC ユーザが新規 VDC の実行コンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーションにコピーできるようにするためです。

VDC の初期化

新規作成した VDC は、新規の物理デバイスと似ています。VDC にアクセスするには、最初に初期化する必要があります。初期化プロセスでは、VDC 管理者ユーザ アカウント パスワードを設定し、オプションとしてセットアップ スクリプトを実行します(「VDC の作成および初期化のコンフィギュレーションの例」を参照)。セットアップ スクリプトを使用すると、ユーザ アカウントの追加作成や、管理インターフェイスの設定など、基本的な設定作業を実行しやすくなります。


) デフォルト以外の VDC における VDC 管理者ユーザ アカウントは、デフォルト VDC のネットワーク管理者ユーザ アカウントとは異なります。VDC 管理者ユーザ アカウントは、独自のパスワードおよびユーザ ロールを保持します。


作業を開始する前に

ネットワーク管理者としてデフォルト VDC にログオンします。

VDC の帯域外管理を使用するには、管理インターフェイス(mgmt 0)用に IPv4 または IPv6 アドレスを取得します。

手順の概要

1. switchto vdc vdc-name

2. show vdc current-vdc

手順の詳細

 

 
コマンド
目的

ステップ 1

switchto vdc vdc-name

 

例:

switch# switchto vdc NewVDC

switch-NewVDC#

VDC に切り替えます。

ステップ 2

show vdc current-vdc

 

例:

switch-NewVDC# show vdc current-vdc

(任意)現在の VDC 番号を表示します。

VDC 設定の確認

VDC 設定情報を表示するには、次の作業のいずれかを行います。

 

コマンド
目的

show running-config { vdc | vdc-all }

実行コンフィギュレーションの VDC 情報を表示します。デフォルト VDC でこのコマンドを使用すると、物理デバイス上のすべての VDC に対する設定情報を表示できます。

show vdc [ vdc-name ] [ detail ]

VDC 状態の情報を表示します。デフォルト VDC でこのコマンドを使用すると、すべての VDC に対する状態情報を表示できます。

show vdc current-vdc

現在の VDC 番号を表示します。

show vdc membership [status ]

VDC のインターフェイス メンバーシップ情報を表示します。このコマンドは、適切なインターフェイスが VDC に移動されたかどうかを確認するために使用します。

show vdc resource template

VDC テンプレートの設定内容を表示します。このコマンドは、VDC リソース テンプレートを使用して VDC を作成する前に、このテンプレートの設定内容を確認するために使用します。

これらのコマンドの出力結果として表示される各フィールドの詳細については、 Cisco Nexus 7000 Series NX-OS Virtual Device Context Command Reference, Release 5.x を参照してください。

VDC の作成および初期化のコンフィギュレーションの例

次の例は、VDC を作成および初期化する方法を示します。

switch# config t
switch(config)# vdc test
switch(config-vdc)# allocate interface ethernet 2/46
Moving ports will cause all config associated to them in source vdc to be removed.Are you sure you want to move the ports?[yes] yes
switch(config-vdc)# exit
switch(config)# switchto vdc test
 
 
---- System Admin Account Setup ----
 
Do you want to enforce secure password standard (yes/no) [y]: y
 
Enter the password for "admin":<password>
Confirm the password for "admin":<password>
 
---- Basic System Configuration Dialog ----
 
This setup utility will guide you through the basic configuration of
the system.Setup configures only enough connectivity for management
of the system.
 
Please register Cisco Nexus7000 Family devices promptly with your
supplier.Failure to register may affect response times for initial
service calls.Nexus7000 devices must be registered to receive
entitled support services.
 
Press Enter at anytime to skip a dialog.Use ctrl-c at anytime
to skip the remaining dialogs.
 
Would you like to enter the basic configuration dialog (yes/no): yes
 
 
Create another login account (yes/no) [n]: n
 
Configure read-only SNMP community string (yes/no) [n]: n
 
Configure read-write SNMP community string (yes/no) [n]: n
 
Enter the switch name : Test
 
Continue with Out-of-band (mgmt0) management configuration?(yes/no) [y]:
 
Mgmt0 IPv4 address : 10.10.5.5
 
Mgmt0 IPv4 netmask : 255.255.254.0
 
Configure the default gateway?(yes/no) [y]: y
 
IPv4 address of the default gateway : 10.10.5.1
 
Configure advanced IP options?(yes/no) [n]:
 
Enable the telnet service?(yes/no) [y]:
 
Enable the ssh service?(yes/no) [n]: y
 
Type of ssh key you would like to generate (dsa/rsa/rsa1) : rsa
 
Number of key bits <768-2048> : 768
 
Configure the ntp server?(yes/no) [n]:
 
Configure default switchport interface state (shut/noshut) [shut]:
 
Configure default switchport trunk mode (on/off/auto) [on]:
 
The following configuration will be applied:
switchname Test
interface mgmt0
ip address 10.10.5.5 255.255.254.0
no shutdown
exit
vrf context management
ip route 0.0.0.0/0 10.10.5.1
exit
telnet server enable
ssh key rsa 768 force
ssh server enable
system default switchport shutdown
system default switchport trunk mode on
 
Would you like to edit the configuration?(yes/no) [n]:
 
Use this configuration and save it?(yes/no) [y]:
 
[########################################] 100%
 
Cisco Data Center Operating System (NX-OS) Software
TAC support: http://www.cisco.com/tac
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License or the GNU Lesser General Public License.A copy of
each such license is available at
http://www.gnu.org/licenses/gpl.html and
http://www.gnu.org/licenses/lgpl.html
switch-test# exit
switch#

 

次の例は、VDC の名前を変更する方法を示します。

n7k-ts-2# show vdc
 
vdc_id vdc_name state mac
------ -------- ----- ----------
1 n7k-ts-2 active 00:22:55:7a:72:c1
2 c2 active 00:22:55:7a:72:c2
3 d2 active 00:22:55:7a:72:c3 <----! current name is 'd2'
4 dcn-sv active 00:22:55:7a:72:c4
 
n7k-ts-2# switchto vdc d2
 
n7k-ts-2-d2(config)# hostname d2-new
 
n7k-ts-2-d2-new# 2010 Mar 16 18:40:40 n7k-ts-2-d2-new %$ VDC-3 %$
%VSHD-5-VSHD_SYSLOG_CONFIG_I: Configured from vty by on console0
 
n7k-ts-2-d2-new# exit
 
n7k-ts-2# show vdc
 
vdc_id vdc_name state mac
------ -------- ----- ----------
1 n7k-ts-2 active 00:22:55:7a:72:c1
2 c2 active 00:22:55:7a:72:c2
3 d2-new active 00:22:55:7a:72:c3 <-----!!! VDC name changed
4 dcn-sv active 00:22:55:7a:72:c4
 
n7k-ts-2# show running-config vdc
 
!Command: show running-config vdc
 
vdc d2-new id 3 <------------------ VDC name changed!!!!
allocate interface
Ethernet1/1-9,Ethernet1/11,Ethernet1/13,Ethernet1/15,Ethern
et1/25,Ethernet1/27,Ethernet1/29,Ethernet1/31
allocate interface Ethernet2/2-12
boot-order 1
limit-resource vlan minimum 16 maximum 4094
limit-resource monitor-session minimum 0 maximum 2
limit-resource vrf minimum 16 maximum 200
limit-resource port-channel minimum 0 maximum 768
limit-resource u4route-mem minimum 8 maximum 8

デフォルトおよびデフォルト以外の VDC のコンフィギュレーションの例

ここでは、次の内容について説明します。

「デフォルト VDC からの実行コンフィギュレーションの例」

「デフォルト以外の VDC からの実行コンフィギュレーションの例」

デフォルト VDC からの実行コンフィギュレーションの例

次の例は、デフォルト VDC の実行コンフィギュレーションから、デフォルト以外の VDC を設定する例を示します。

vdc payroll id 2
limit-resource vlan minimum 16 maximum 4094
limit-resource monitor-session minimum 0 maximum 2
limit-resource vrf minimum 16 maximum 1000
limit-resource port-channel minimum 0 maximum 192
limit-resource u4route-mem minimum 8 maximum 80
limit-resource u6route-mem minimum 4 maximum 48

デフォルト以外の VDC からの実行コンフィギュレーションの例

次の例は、デフォルト以外の VDC から初期実行コンフィギュレーションを設定する例を示します。

version 4.0(1)
username admin password 5 $1$/CsUmTw5$/.3SZpb8LRsk9HdWAsQ501 role vdc-admin
telnet server enable
ssh key rsa 768 force
aaa group server radius aaa-private-sg
use-vrf management
snmp-server user admin vdc-admin auth md5 0x061d8e733d8261dfb2713a713a95e87c priv 0x061d8e733d8261dfb2713a713a95e87c localizedkey
vrf context management
ip route 0.0.0.0/0 10.10.5.1
 
interface Ethernet2/46
 
interface mgmt0
ip address 10.10.5.5/23

VDC の作成に関する追加情報

VDC の作成に関する追加情報については、次のセクションを参照してください。

「VDC の作成の関連資料」

VDC の作成の関連資料

関連トピック
参照先

Cisco NX-OS ライセンス設定

Cisco NX-OS Licensing Guide

Cisco Nexus 7000 シリーズ 32 ポート 10 Gbps イーサネット モジュール

Cisco Nexus 7000 Series Hardware Installation and Reference Guide

コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 Series NX-OS Virtual Device Context Command Reference, Release 5.x