Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS CLI 管理ベスト プラクティス ガイド
Cisco TAC に送信するデータの収集
Cisco TAC に送信するデータの収集
発行日;2012/02/02 | 英語版ドキュメント(2011/08/18 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 898KB) | フィードバック

目次

Cisco TAC に送信するデータの収集

Show Tech-Support 情報の収集

TAC-PAC の生成

複数のファイルのアーカイブまたは圧縮

コア ファイルの確認と収集

Cisco TAC に送信するデータの収集

問題を迅速に解決するためには、TAC ケースのオープン時にトラブルシューティング情報とログを前もって添付しておくことが重要です。この章では、TAC ケースに添付するトラブルシューティング情報を収集するときの推奨手順について説明します。Cisco TAC エンジニアは、追加のデータの提出を依頼することがあります。次の作業を行っておけば、エンジニアにデータが提供されるのでエンジニアはすぐに調査を開始できます。これにより、問題解決にかかる時間を短縮できる可能性があります。

この章で説明する内容は、次のとおりです。

Show Tech-Support 情報の収集

コア ファイルの確認と収集

Show Tech-Support 情報の収集

導入:Cisco NX-OS Release 4.0(1)

show tech-support コマンドは、問題の可能性がある事象を診断したり、Cisco TAC ケースに添付する情報を収集するときに役立ちます。show tech-support の内容は、通常、非常にサイズが大きく、サイズはシステムを起動していた時間によって異なります。show tech-support コマンドでは、hsrp、ospf などの機能オプションをサポートしています。これは、トラブルシューティングするときに特定の機能に関する情報だけを収集する場合に便利です。

特定の機能に対して show tech-support を実行すると、デフォルトでは詳細情報が収集されます。brief オプションを指定して、機能に関して収集するデータを少なくすることができます。ただし、このオプションの使用は、通常は推奨しません。すべての機能に対して show tech-support を実行するときに、追加のデータを収集する必要がある場合は、details オプションを指定する必要があります。

最初の例では、space-optimized オプションを使用してすべての機能に関する詳細情報を取得します。2 番目の例では、ospf に関する詳細情報を取得し、その情報をフラッシュ(bootflash:)内のファイルにリダイレクトします。

n7000# show tech-support details space-optimized
 
n7000# show tech-support ospf > show-tech-ospf

TAC-PAC の生成

導入:Cisco NX-OS Release 4.0(1)

TAC ケースのオープン時には必ず、tac-pac を生成してそのファイルを添付します。こうすることで、Cisco TAC エンジニアは、show tech-support の出力を依頼しなくても、問題に関する情報を入手できます。tac-pac では、役立つ情報が収集され、その情報は圧縮ファイルに保存されます。このため、圧縮ファイルにリダイレクトする show tech-support よりも簡単に転送できます。次の例では、圧縮ファイルをフラッシュ(Slot0:)に保存します。

n7000# tac-pac slot0:tac-pac-for-tac

複数のファイルのアーカイブまたは圧縮

導入:Cisco NX-OS Release 4.0(1)

リモートの宛先にデータを保存するときに複数のファイルをアーカイブおよび圧縮して、転送処理を簡単にすることができます。

n7000# show tech hsrp > hsrp-detail.txt
n7000# show tech ospf > ospf-detail.txt
 
n7000# dir bootflash: | grep detail
9855855 Nov 02 21:07:40 2010 hsrp-detail.txt
2703 Nov 02 21:08:11 2010 ospf-detail.txt
 
n7000# tar create bootflash:tac-info gz-compress bootflash:hsrp-detail.txt bootflash:ospf-detail.txt
 
n7000# dir bootflash:tac-info.tar.gz
860311 Nov 02 21:12:51 2010 tac-info.tar.gz

コア ファイルの確認と収集

導入:Cisco NX-OS Release 4.0(1)

プロセスで予期しない再起動またはエラーが発生した場合、Cisco NX-OS によって、イベントに関する詳細情報を含んだコア ファイルが保存されます。コア ファイルの内容は、Cisco TAC エンジニアとソフトウェア開発者がプロセスのエラーを診断するときに役立ちます。コア ファイルはコピーして、TAC ケースに添付する必要があります。次のコマンドでは、コア ファイルがあるかどうかを確認し、リモートの宛先にコピーします。この例では SCP を使用していますが、SFTP、FTP、TFTP などの他のトランスポート プロトコルも使用できます。

n7000# show cores
 
VDC No Module-num Process-name PID Core-create-time
 
------ ---------- ------------ --- ----------------
1 8 acltcam 285 Oct 27 09:32
 
 
n7000# copy core://8/285 scp://username@x.x.x.x/acltcam-core