Cisco Nexus 6000 シリーズ ハードウェア インストレーション ガイド Cisco Nexus 6004 スイッチ用
Cisco Nexus 6000 シリーズ スイッチの設置
Cisco Nexus 6000 シリーズ スイッチの設置
発行日;2013/06/13 | 英語版ドキュメント(2013/03/15 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 3MB) | フィードバック

目次

Cisco Nexus 6000 シリーズ スイッチの設置

設置の準備

ラックおよびキャビネットの設置オプション

エアーフローの方向

シャーシの重量

設置に関するガイドライン

必要な工具

スイッチの開梱および確認

スイッチの設置

Cisco Nexus 6004 スイッチの設置

スイッチの接地

適切なアース接続の実施

静電破壊の防止

システム アースの確立

必要な工具と部品

Cisco Nexus 6000 シリーズ シャーシのアース接続

スイッチの起動

Cisco Nexus 6000 シリーズ スイッチの設置

この章では、Cisco Nexus 6004 スイッチの設置方法について説明します。この章は、次の項で構成されています。

「設置の準備」

「スイッチの設置」

「スイッチの接地」

「スイッチの起動」


) システムの設置、操作、または保守を行う前に、『Regulatory, Compliance, and Safety Information for the Cisco Nexus 6000 Series, Cisco Nexus 5000 Series, Cisco Nexus 3000 Series, and Cisco Nexus 2000 Series』を参照して重要な安全情報を確認してください。



警告 安全上の重要事項

「危険」の意味です。人身事故を予防するための注意事項が記述されています。機器の取り扱い作業を行うときは、電気回路の危険性に注意し、一般的な事故防止対策に留意してください。警告の各国語版については、各警告文の末尾に提示されている番号をもとに、この機器に付属している各国語で記述された安全上の警告を参照してください。
ステートメント 1071


これらの注意事項を保存しておいてください。


警告 この装置は、立ち入りが制限された場所への設置が想定されています。立ち入りが制限された場所とは、特殊な工具、錠と鍵、またはその他のセキュリティ手段を使用しないと入れない場所を意味します。
ステートメント 1017



警告 この装置の設置、交換、または保守は、訓練を受けた相応の資格のある人が行ってください。ステートメント 1030



) 新しい各スイッチにはライセンスが必要です。ライセンスについては、Cisco NX-OS Licensing Guide』を参照してください。


設置の準備

この項では、Cisco Nexus 6004 スイッチを設置するための準備作業について説明します。この項では、次のトピックについて取り上げます。

「ラックおよびキャビネットの設置オプション」

「エアーフローの方向」

「シャーシの重量」

「設置に関するガイドライン」

「必要な工具」

「スイッチの開梱および確認」

ラックおよびキャビネットの設置オプション

Cisco Nexus 6004 スイッチでは、スイッチに付属のラックマウント キットを使用して、次のタイプのラックに設置できます。

開放型 EIA ラック

穴あき型 EIA キャビネット

スイッチを適格なラックに容易に設置できるように、ラックマウント ブラケットを取り付けて奥行の異なるラックに対応することができます。ラックマウント キットの使用方法については、「スイッチの設置」を参照してください。

エアーフローの方向

Cisco Nexus 6004 スイッチのファン トレイと電源モジュールを通るエアーフローは、モジュールがどのように発注されたかに応じて、前面から背面または背面から前面に向かいます。適切なエアーフローを確保するために、スイッチの設置時には、空気取り入れ口がデータセンターのコールド アイルに配置され、排気口がホット アイルに配置されるようにする必要があります。

シャーシの重量

スイッチのシャーシを持ち上げる際には、次の注意事項に従ってください。

スイッチを持ち上げる前に、電源コードと外部ケーブルをすべて外してください。

スイッチを 2 人で持ち上げてください。3 つの 1100 W 電源モジュール、4 つの拡張モジュール、4 つのファン モジュールを搭載した Cisco Nexus 6004 の重量は 122 ポンドあります。3 つの 1100 W 電源モジュール、4 つのファン モジュールを搭載した Cisco Nexus 6004 の重量は 100 ポンドあります。

足元を安定させ、スイッチの重量が両足に等しく分散されるようにしてください。

スイッチは、背筋を伸ばしてゆっくりと持ち上げてください。背中ではなく足を伸ばして持ち上げます。腰ではなくひざを曲げるようにしてください。

設置に関するガイドライン

Cisco Nexus 6004 スイッチを設置するときは、次の注意事項に従ってください。

スイッチの設置と設定を行う際には、 付録 G「設置場所の準備およびメンテナンス記録」 に挙げられている情報を記録してください。

スイッチの作業に支障がないように、また適切なエアーフローが確保されるように、スイッチ周辺に十分なスペースを確保できることを確認してください(保守およびエアーフローの要件については、 付録 B「技術仕様」 を参照してください)。

空調が、 付録 B「技術仕様」 に記載されている熱放散の要件に適合していることを確認してください。

キャビネットまたはラックが、 付録 A「キャビネットおよびラックへの設置」 に記載されている要件に適合していることを確認してください。


) キャビネットでジャンパ電源コードが使用できます。「ジャンパ電源コード」を参照してください。


シャーシが適切にアースできることを確認してください。スイッチを設置するラックがアースされていない場合は、シャーシのシステム アースと電源アースの両方を直接アースに接続することを推奨します。

設置場所の電力が 付録 B「技術仕様」 に記載されている電力要件を満たしていることを確認します。電力障害から保護するために、無停電電源装置(UPS)を使用できます。


注意 鉄共振テクノロジーを使用する UPS タイプは使用しないでください。このタイプの UPS は、Cisco Nexus 6004 スイッチなどのシステムに使用すると、データ トラフィック パターンの変化によって入力電流が大きく変動し、動作が不安定になることがあります。

回路の容量が、各国および地域の規格に準拠していることを確認します。北米の場合、電源には 15 A 回路または 20 A 回路が必要です。


注意 入力電力の損失を防ぐには、スイッチに電力を供給する回路上の合計最大負荷が、配線とブレーカーの定格電流の範囲内となるようにしてください。

すべてのファン トレイと電源モジュールが、同じエアーフローの方向になっていることを確認してください。

スイッチを取り付ける場合、締め付けトルクを次のように調整してください。

非脱落型ネジ:4 インチポンド(0.45 Nm)

M3 ネジ:4 インチポンド(0.45 Nm)

M4 ネジ:12 インチポンド(1.36 Nm)

10-32 ネジ:20 インチポンド(2.26 Nm)

12-24 ネジ:30 インチポンド(3.39 Nm)

必要な工具

設置を開始する前に、次の工具を用意してください。

4 本の 12-24 または 10-32 ネジ(スライダ レールのラックへの取り付け用)

トルク調整可能な #1 および #2 プラス ネジ用ドライバ

3/16 インチ マイナス ドライバ

メジャーおよび水準器

静電気防止用リスト ストラップなどの静電気防止用器具

静電気防止用マットまたは静電気防止材

また、シャーシをアースするために、次のものが必要です(アクセサリ キットには含まれていません)。

アース線(6 AWG を推奨します)。地域および各国の規定に適合するサイズを使用してください。アース線の長さは、スイッチから適切なアース場所までの距離に応じて異なります。

ラグ端子の寸法に適した圧着工具

ワイヤ ストリッパ

スイッチの開梱および確認


注意 スイッチのコンポーネントを取り扱うときは、静電気防止用ストラップを着用し、モジュールはハンドルとフレームの端だけを持つようにしてください。ESD ソケットはシャーシ上に付いています。ESD ソケットを有効にするには、電源コードまたはシャーシのアースを使用してシャーシをアース接続するか、またはアースされたラックとシャーシの金属部分を接触させてください。


ヒント シャーシの輸送が必要となる場合に備えて、輸送用の箱は保管しておいてください。


) スイッチは、厳密に検査した上で出荷されています。輸送中の破損や内容品の不足がある場合には、ただちにカスタマー サービス担当者に連絡してください。


梱包内容を確認する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 カスタマーサービス担当者から提供された機器リストと、梱包品の内容を照合します。次の品目を含め、すべての品目が揃っていることを確認してください。

アース ラグ キット

ラックマウント キット

静電気防止用リスト ストラップ

コネクタ付きケーブル

発注したオプションの品目

ステップ 2 破損の有無を調べ、内容品の間違いや破損がある場合には、カスタマー サービス担当者に連絡してください。次の情報を用意しておきます。

発送元の請求書番号(梱包明細を参照してください)

破損している装置のモデルとシリアル番号

破損状態の説明

破損による設置への影響


 

スイッチの設置

この項では、次のトピックについて取り上げます。

「Cisco Nexus 6004 スイッチの設置」

Cisco Nexus 6004 スイッチの設置

この項では、装置に付属のラックマウント キットを使用して、 付録 A「キャビネットおよびラックへの設置」 に記載されている要件に適合するキャビネットまたはラックに Cisco Nexus 6004 スイッチを設置する手順について説明します。


注意 ラックにキャスタが付いている場合、ブレーキがかかっているか、または別の方法でラックが固定されていることを確認してください。

表 2-1 に、スイッチに付属のラックマウント キットの内容を示します。

 

表 2-1 Cisco Nexus 6004 スイッチのラックマウント キット

数量
部品

4

ラックマウント ブラケット

24

M4 x 0.7 x 8 mm フラットヘッド ネジ

4

ラックマウント ガイド

4

スライダ レール
(最短 22 インチ、最長 36 インチ)


) ラック ブラケットおよびスライダ レールをラックに取り付けるために必要となる 24 本のネジを用意する必要があります。ラックマウント キットでは、これらのネジは提供されません。


スイッチに付属のラックマウント キットを使用してラックまたはキャビネットにスイッチを設置する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 次の手順に従って、シャーシに前面ラックマウント ブラケットを取り付けます。

a. シャーシの側面に前面ラックマウント ブラケットを当て、4 個のネジ穴を、シャーシ前面の 6 個のネジ穴のうちの 4 個に合わせてから、4 本の M4 ネジを使用してブラケットをシャーシに取り付けます。


) 前面ラックマウント ブラケットの任意のネジ穴 4 個を、シャーシの 6 個のネジ穴のうちの 4 個に揃えることができます。使用するネジ穴は、ラックの要件によって異なります。


 

b. ステップ 1a を繰り返して、スイッチの反対側にもう一方の前面ラックマウント ブラケットを取り付けます。

ステップ 2 次の手順に従って、シャーシに背面ラックマウント ガイドを取り付けます。

a. シャーシの側面に背面ラックマウント ブラケットを当て、4 個のネジ穴を、シャーシ側面の 6 個のネジ穴のうちの 4 個に合わせてから、4 本の M4 ネジを使用してブラケットをシャーシに取り付けます。 図 2-1 のコールアウト 4 を参照してください。

b. ステップ 2a を繰り返して、スイッチの反対側にもう一方の背面ラックマウント ブラケットを取り付けます。

 

ステップ 3 スライダ レールを次のようにラックに取り付けます。

a. スライダ レールをラック後方の目的のレベルに合わせ、ラックのねじ山タイプに応じて、2 本の 12-24 ネジまたは 2 本の 10-32 ネジを使用して、ラックにレールを取り付けます。


) 角穴のラックの場合は、12-24 ネジを使用する前に、スライダ レールの各取り付け穴の後ろに 12-24 ケージ ナットを配置する必要がある場合があります。


b. 同様に、ラックの反対側にもスライダ レールを取り付けます。

c. メジャーおよび水準器を使用して、レールが同じ高さで水平になっているか確認します。

ステップ 4 次の手順に従って、スイッチをラックに差し込んで取り付けます。

a. 両手でスイッチを持ち、ラック前面の支柱の間に後ろ向きでスイッチを入れます。

b. ラックに取り付けたスライダ レールにスイッチの両側の 2 つの背面ラックマウント ガイドを合わせます。ラックマウント ガイドをスライダ レールに滑り込ませ、スイッチをラックの奥までゆっくりスライドさせます。図 2-1 に、Cisco Nexus 6004 シャーシのスライダ レールを示します。


) スイッチをスムーズにスライドできないときは、ラックマウント ガイドとスライダ レールの位置を合わせ直します。


図 2-1 スライダ レール

 

 

c. シャーシを水平に保ち、ケージ ナット、前面ラックマウント ブラケットの穴、ラック取り付けレールのネジ穴を通るように 2 本のネジ(ラックのタイプに応じて 12-24 または 10-32)を差し込みます。

d. 同様に、スイッチの反対側にもう一方の前面ラックマウント ガイドを取り付けます。

スイッチの接地

この項では、すべての Cisco Nexus 6004 スイッチに関するシステムのアース接続の必要性と、静電放電による損傷を防ぐ方法について説明します。

この項では、次のトピックについて取り上げます。

「適切なアース接続の実施」

「静電破壊の防止」

「システム アースの確立」

「必要な工具と部品」

「Cisco Nexus 6000 シリーズ シャーシのアース接続」

適切なアース接続の実施

アース接続は、装置を設置する際の最も重要な部分の 1 つです。適切にアースすることで、建物とその中に設置された装置を低インピーダンスで接続し、シャーシ間の電圧差を低くすることができます。設置時にシステムを適切にアースすれば、感電、過渡電流による装置の損傷、データの破損などの危険を削減または防止できます。 表 2-2 に、一般的なアース方法の注意事項を示します。

 

表 2-2 適切なアース接続のための注意事項

環境
電磁ノイズの重大度レベル
推奨されるアース方法

商業用ビルが、落雷の危険性にさらされている。

たとえば、フロリダなどの米国内の一部の地域は、他の地域に比べ落雷の危険性が高い。

製造業者の推奨事項に厳密に従い、すべての避雷装置を取り付ける必要があります。雷電流を流す導体は、適用可能な推奨事項と規範に従い、電力線およびデータ回線から離しておく必要があります。推奨される最も良いアース方法に厳密に従う必要があります。

商業用ビルが、頻繁に雷雨は発生するが、落雷の危険性の低いエリアにある。

推奨される最も良いアース方法に厳密に従う必要があります。

商業用ビルに、情報テクノロジー機器と溶接などの工業設備が混在している。

中 ~ 高

推奨される最も良いアース方法に厳密に従う必要があります。

既存の商業用ビルは、自然環境によるノイズにも、人工の工業ノイズにもさらされていない。このビル内は、標準的なオフィス環境である。過去に電磁ノイズが原因で設備が故障したことがある。

可能な場合はノイズの発生源と原因を特定し、できる限りノイズの発生源を減らすか、またはノイズ発生源から影響を受ける装置への連結を削減します。推奨される最も良いアース方法に厳密に従う必要があります。

新しい商業用ビルは、自然環境によるノイズにも、人工の工業ノイズにもさらされていない。このビル内は、標準的なオフィス環境である。

電磁ノイズ問題が発生する可能性はほとんどありませんが、将来的な計画を立てる場合、通常は、新しいビルにアース システムを設置することが、最も安価で最適な方法となります。推奨される最適なアース方法に可能な限り厳密に従う必要があります。

既存の商業用ビルは、自然環境によるノイズにも、人工の工業ノイズにもさらされていない。このビル内は、標準的なオフィス環境である。

電磁ノイズ問題が発生する可能性はほとんどありませんが、常に、アース システムを設置することが推奨されます。推奨される最適なアース方法に可能な限り厳密に従う必要があります。


) どの場合も、アース方法は、National Electric Code(NEC)の要件または各地域の法および規制に準ずる必要があります。



) すべてのモジュールが完全に取り付けられ、非脱落型ネジが完全に締められていることを必ず確認してください。さらに、すべての I/O ケーブルと電源コードが適切に接続されていることを確認してください。これらの方法は、すべての設置時に従う必要がある標準的な設置方法です。


静電破壊の防止

静電放電(ESD)により、装置や電子回路が損傷を受けることがあります(静電破壊)。静電破壊はモジュールやその他の現場交換可能ユニット(FRU)の取り扱いが不適切な場合に発生し、故障または間欠的な障害をもたらします。モジュールには、金属製フレームに固定されたプリント基板があります。電磁干渉(EMI)シールドおよびコネクタは、フレームを構成する部品です。金属フレームは、ESD からプリント基板を保護しますが、モジュールを扱うときには必ず、静電気防止用アース ストラップを着用してください。

静電破壊を防ぐために、次の注意事項に従ってください。

静電気防止用リスト ストラップを肌に密着させて着用してください。

静電気防止アース ストラップにはバナナ プラグ、金属製バネ クリップ、またはワニ口クリップ付きのものがあります。Cisco Nexus 6000 シリーズのすべてのシャーシでは、前面パネルにバナナ プラグ コネクタが装備されています(コネクタの横にあるアース記号で識別)。取り扱うときには、バナナ プラグ付きの静電気防止アース ストラップを使用することを推奨します。

ほとんどの FRU に付属している使い捨ての静電気防止用リスト ストラップまたはワニ口クリップ付きの静電気防止用リスト ストラップを使用する場合は、静電気防止用リスト ストラップに適切なアース ポイントを確保するためにシステムのアース ラグをシャーシに取り付ける必要があります。


) このシステム アースは、NEBS アースとも呼ばれます。


シャーシにシステム アースが取り付けられていない場合には、システム アース ラグを取り付ける必要があります。シャーシ システムのアース パッドの取り付け手順および取り付け場所については、「システム アースの確立」を参照してください。


) 付属のシステム アース線をシステムのアース ラグに接続する必要はありません。このアース ラグは、シャーシの塗装されていない金属部への直通路を提供します。


システムのアース ラグを取り付けたら、次の手順で、静電気防止用リスト ストラップを適切に取り付けます。


ステップ 1 次のように静電気防止用リスト ストラップを肌に密着させて着用します。

a. FRU に付属の静電気防止用リスト ストラップを使用する場合は、リスト ストラップのパッケージを開き、静電気防止用リスト ストラップの包装を開けます。手首に黒の導体ループを巻き、肌にしっかりと密着するように、ストラップを締めます。

b. ワニ口クリップ付きの静電気防止用リスト ストラップを使用する場合は、パッケージを開いて、静電気防止用リスト ストラップを取り出します。リスト ストラップを巻く位置を決めて、肌にしっかりと密着させてください。

ステップ 2 静電気防止用リスト ストラップのバネ クリップまたはワニ口クリップをつかんで、ラックの塗装されていない金属部分に一瞬クリップを接触させます。蓄積された静電気をラック全体に安全に散逸させるために、クリップを塗装されていないラック レールに接触させることを推奨します。

ステップ 3 次のように、バネ クリップまたはワニ口クリップをアース ラグのネジに取り付けます。

a. FRU に付属の静電気防止用リスト ストラップを使用する場合は、バネ クリップを強くつかんであごを開き、システムのアース ラグのネジ頭の側面に取り付け、バネ クリップのあごがラグのネジ頭の後ろで閉じるように、バネ クリップをラグのネジ頭上でスライドさせます。


) バネ クリップのあごは、直接ラグのネジ頭またはラグのバレルをはさみ込めるほど広くは開きません。


b. ワニ口クリップ付きの静電気防止用リスト ストラップを使用している場合は、システムのアース ラグのネジ頭、またはシステムのアース ラグ バレルに直接ワニ口クリップを取り付けます。

Cisco Nexus 6004 スイッチのシステム アース ラグ ネジに静電気防止用リスト ストラップを取り付けるには、アース ラグをスイッチ シャーシに取り付けているネジに、アース線を留めます。

さらに、モジュールを取り扱う際には、次の注意事項に従ってください。

フレームを取り扱うときは、ハンドルまたは端の部分だけを持ち、プリント基板またはコネクタには手を触れないでください。

取り外したコンポーネントは、基板側を上向きにして、静電気防止用シートに置くか、静電気防止用容器に入れます。コンポーネントを工場に返却する場合は、ただちに静電気防止用容器に入れてください。

金属製フレームからプリント基板を取り外さないでください。


注意 安全のために、静電気防止用ストラップの抵抗値を定期的にチェックしてください。抵抗値は 1~10 MΩ でなければなりません。


 

システム アースの確立

ここでは、システム アースを Cisco Nexus 6000 シリーズ スイッチに接続する方法を説明します。

この装置を米国または欧州のセントラル オフィス(CO)に設置する場合は、AC 電源システムでシステムのアース接続を行う必要があります。

このシステム アースは、EMI シールド要件に対する追加のアース、およびモジュール上の低電圧装置(DC-DC コンバータ)に対するアースを提供し、補助的な結合およびアース接続に関する Telcordia Technologies 要件を満たすことを目的としています。シャーシのシステム アースについては、次の注意事項に従う必要があります。

システム アースは、すでに電力アース接続が確立されているその他のラックまたはシステムに接続する必要があります。この装置を、米国または欧州に設置している場合は、システム アース接続が必須となります。システム(NEBS)のアース接続を行う必要があります。

システム アース接続と電源アース接続の両方をアースにつなぐ必要があります。この装置を、米国または欧州に設置している場合は、システム アース接続が必須となります。システム(NEBS)のアース接続を行う必要があります。

Cisco Nexus 6000 シリーズ スイッチには AC 入力の電源モジュールが装備されているため、シャーシの電源を切る必要はありません。

必要な工具と部品

システム アースを接続するには、次の工具と部品が必要です。

アース ラグ:2 つのネジ穴がある標準のバレル ラグ。このラグは最大 6 AWG 線をサポートします。アクセサリ キットに同梱されています。

アース用ネジ:M4 X 8 mm(メトリック)なべネジ X 2。これらのネジはアクセサリ キットに同梱されています。

アース線:アクセサリ キットには同梱されていません。アース線のサイズは、地域および国内の設置要件に従ってください。米国で設置する場合は、電源とシステムに応じて、6 ~ 12 AWG の銅の導体が必要です。6 ~ 12 AWG の銅の導体が必要です。一般に入手可能な 6 AWG 線を推奨します。アース線の長さは、スイッチとアース設備の間の距離によって決まります。

No.1 プラス ドライバ。

アース線をアース ラグに取り付ける圧着工具。

アース線の絶縁体をはがすワイヤ ストリッパ。

Cisco Nexus 6000 シリーズ シャーシのアース接続

シャーシには、アース ラグを接続するための、M4 ネジ穴が 2 つあるアース パッドが付いています。Cisco Nexus 6004 スイッチのシステム アースの場所は、Cisco Nexus 5500 プラットフォーム スイッチのシステム アースの場所と似ています。


) Cisco Nexus 6000 シリーズ スイッチのシャーシにシステム アースを接続する手順については、「Cisco Nexus 6000 シリーズ シャーシのアース接続」を参照してください。



警告 装置を設置または交換する際は、必ずアースを最初に接続し、最後に取り外します。ステートメント 1046



注意 ラックがすでにアースされている場合でも、シャーシをアースすることを推奨します。


注意 電源はすべて、アースする必要があります。シャーシに電力を供給する AC 電源コードのレセプタクルには必ずアース タイプを使用し、アース線はサービス機器の保護アースに接続する必要があります。


警告 装置を設置または交換する際は、必ずアースを最初に接続し、最後に取り外します。
ステートメント 1046



注意 ラックがすでにアースされている場合でも、DC 電源を使用するのであれば、シャーシのアース接続が必要です。シャーシには、アース ラグを接続するための、M4 ネジ穴が 2 つあるアース パッドが付いています。アース ラグは、NRTL 認証済みである必要があります。また、銅の導体(線)を使用する必要があり、この導体は許容電流の NEC 規定に適合していなければなりません。

アース ラグとアース線をシャーシに接続する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 ワイヤ ストリッパを使用して、アース線の端から 0.75 インチ(19 mm)ほど、被膜をはがします。

ステップ 2 むき出しになったアース線の端を、アース ラグの開放端に差し込みます。

ステップ 3 圧着工具を使用して、アース ラグにアース線を固定します。

ステップ 4 シャーシのアース パッドに貼られているラベルをはがします。

ステップ 5 金属どうしがぴったり接触するように、アース ラグをアース パッド上に重ね、アース ラグとアース パッドの穴に、ワッシャ付きの 2 本の M4 ネジを差し込みます。

ステップ 6 アース ラグおよびアース線が他の機器の妨げにならないことを確認します。

ステップ 7 アース線の反対側の端を処理し、設置場所の適切なアースに接続して、シャーシに十分なアースが確保されるようにします。


 

 

スイッチの起動

ここでは、Cisco Nexus 6004 スイッチの電源を投入し、コンポーネントの設置を確認する手順を示します。


) スイッチの初期設定が完了するまでは、イーサネット ポートを LAN に接続しないでください。スイッチの設定手順については、『Cisco Nexus 6000 Series CLI Configuration Guide』を参照してください。 コンソール ポートの接続手順については、「コンソール ポートとの接続」を参照してください。



警告 装置を設置または交換する際は、必ずアースを最初に接続し、最後に取り外します。
ステートメント 1046


スイッチの電源を投入し、ハードウェアの動作状態を確認する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 空の電源スロットにフィラー パネルが取り付けられ、すべてのモジュールの前面プレートがシャーシ前面と一直線になるように取り付けられていて、電源モジュール、ファン モジュール、およびすべての拡張モジュールの非脱落型ネジが固く締まっていることを確認します。

ステップ 2 電源モジュールおよびファン モジュールが取り付けられていることを確認します。


) 配電ユニットのコンセントの種類によっては、スイッチをコンセントに接続するために、オプションのジャンパ電源コードが必要となる場合もあります。「ジャンパ電源コード」を参照してください。


ステップ 3 「スイッチの接地」に説明されているようにスイッチが適切にアースされていること、および電源コードが AC 電圧の要件に適合するコンセントに接続されていることを確認します(「電力仕様」を参照)。

ステップ 4 スイッチの場合は、電源コネクタの両端にあるタブの穴に(アクセサリ キットの)電源クリップの両端を差し込みます( を参照)。

ステップ 5 各電源コードを、シャーシおよび AC 電源の電源コネクタに接続します。電源コードを電源クリップに押し込み、ぶつかっても電源コードがシャーシに接続されたままになるようにします。電源コードを接続すると同時にスイッチの電源が投入されます。

ステップ 6 ファンの動作音を確認します。電源コードを差し込むと、ファンが動作を開始します。

ステップ 7 スイッチが起動したら、LED が次の状態になっているかどうかを確認します。

ファン モジュール:ステータス LED がグリーンに点灯。

電源モジュール:ステータス LED がグリーンに点灯。

初期化後、システム ステータス LED がグリーンに点灯していれば、シャーシのすべての環境モニタでシステムが動作可能であることが検出されています。システム LED がオレンジまたはレッドに点灯している場合、1 つまたは複数の環境モニタが問題を検出しています。

イーサネット コネクタのリンク LED は、ケーブルが接続されていなければ点灯しません。


) ファイバ チャネル ポートのリンク LED は、ポートがイネーブルになるまでイエローのままです。また、イーサネット コネクタ ポートの LED は、ポートが接続されるまで消灯しています。


ステップ 8 正常に動作しないコンポーネントは、いったん取り外し、再び取り付けてください。それでも正常に動作しない場合は、カスタマーサービス担当者に連絡し、製品を交換してください。


) 製品をシスコのリセラーから購入された場合、テクニカル サポートについては、直接リセラーにお問い合わせください。この製品をシスコから直接ご購入された場合は、次の URL にある Technical Assistance Center(TAC)にご連絡ください。http://www.cisco.com/en/US/support/tsd_cisco_worldwide_contacts.html


ステップ 9 システム ソフトウェアが起動し、スイッチが初期化され、エラー メッセージが生成されていないことを確認します。

問題を解決できない場合は、カスタマーサービス担当者に連絡してください。

ステップ 10 将来の参照用として、 付録 G「設置場所の準備およびメンテナンス記録」 のワークシートに必要事項を記入します。


) スイッチの初回アクセス時は、基本的な設定ができるように、セットアップ ユーティリティが自動的に起動します。スイッチの設定手順、およびモジュール接続の確認手順については、該当する Cisco Nexus 6000 シリーズ CLI コンフィギュレーション ガイドを参照してください。